JP6449658B2 - バルクフィーダ - Google Patents

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本発明は、バラバラの状態で収納されている複数の電子部品を1列に整列された状態で供給位置まで送り出し、供給位置において電子部品を供給するバルクフィーダに関するものである。
バルクフィーダは、複数の電子部品をバラバラの状態で収納する収納部と、その収納部に収納された電子部品を1列に整列させた状態で電子部品の供給位置まで導く供給通路とを備え、供給位置において電子部品を供給するように構成されている。下記特許文献に記載のバルクフィーダは、そのように構成されたフィーダの一例である。
国際公開第2011/070939号公報 国際公開第2014/045377号公報
上記構造のバルクフィーダでは、比較的多くの量の電子部品を、順次、供給することが可能となっている。しかしながら、更に多くの量の電子部品の供給が望まれている。また、1種類の電子部品だけでなく、複数種類の電子部品の供給も望まれている。さらに言えば、複数種類の電子部品を供給するためには、電子部品の種類毎に収納部が必要となるが、それら複数の収納部から電子部品を送り出すための機構も、複数配設されると、バルクフィーダの構造の複雑化,高コスト化,大型化,消費電力の増大等が生じる虞がある。このように、バルクフィーダには、改良の余地が多分に残されており、種々の改良を施すことで、バルクフィーダの実用性は向上すると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、実用性の高いバルクフィーダを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のバルクフィーダは、複数の電子部品をバラバラの状態で収納する収納部と、その収納部に収納された電子部品を1列に整列させた状態で電子部品の供給位置まで導くとともに、その供給位置が開口した状態で密閉された供給通路とを備え、電子部品を保持する保持具を有する作業ヘッドに着脱可能に装着されるバルクフィーダであって、当該バルクフィーダが、ハウジングと、前記ハウジング内に収容され、互いに向かい合う状態で配設された2つの前記収納部と、前記2つの収納部に対応して設けられた2つの前記供給通路と、前記2つの収納部の間に回転可能に配設された状態で前記ハウジング内に収容されるとともに、自身の回転軸線を中心とする周方向に沿って配設された複数の磁石の磁力によって、前記2つの収納部の各々に収納された電子部品を、その各々に対応する前記供給通路に移動させる回転体と、前記2つの供給通路内のエアを吸引することで、前記2つの供給通路内の電子部品を2つの前記供給位置まで移動させるエア吸引装置と、前記2つの供給位置の両方の開口を閉鎖した状態と、一方の開口のみを閉鎖した状態と、他方の開口のみを閉鎖した状態との何れかに切替可能なシャッタとを備え、前記作業ヘッドに装着されている際に、前記作業ヘッドに配設されている駆動源の作動により、前記回転体が回転することを特徴とする。
本発明のバルクフィーダでは、ハウジング内に、互いに向かい合う状態で2つの収納部が配設されており、それら2つの収納部に対応して、2つの供給通路が配設されている。これにより、1つのバルクフィーダにより2種類の電子部品を供給することが可能となり、利便性が向上する。また、2つの収納部に同じ種類の電子部品が収容された場合には、バルクフィーダにより供給可能な電子部品の数が2倍となる。これにより、収納部への電子部品の補給回数を減らすことが可能となり、生産性が向上する。また、本発明のバルクフィーダでは、2つの収納部の間に、回転体が回転可能に収容されている。回転体には、自身の回転軸線を中心とする周方向に沿って、複数の磁石が配設されており、それら複数の磁石の磁力によって、2つの収納部の各々に収納された電子部品が、その各々に対応する供給通路に移動される。つまり、本発明のバルクフィーダでは、2つの収納部の各々から、その各々の供給位置まで電子部品を移動させる機構が共通化されている。これにより、バルクフィーダの構造の簡素化,低コスト化,コンパクト化,省電力化等が図られる。さらに、本発明のバルクフィーダでは、駆動源がバルクフィーダではなく、バルクフィーダが装着される装置に配設されている。これにより、バルクフィーダの構造の簡素化を図ることが可能となる。
本発明の実施例であるバルクフィーダが装着された電子部品装着装置を示す斜視図である。 装着ヘッドを示す斜視図である。 バルクフィーダを示す斜視図である。 バルクフィーダを示す側面図である。 図4に示すAA線における断面図である。 図4に示すBB線における断面図である。 バルクフィーダのアーム部材を示す平面図である。 エア通路を示す概略図である。 2つの供給位置がシャッタにより塞がれた状態を示す概略図である。 2つの供給位置の一方がシャッタにより塞がれ、他方が開放された状態を示す概略図である。 2つの供給位置の他方がシャッタにより塞がれ、一方が開放された状態を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着装置の構成>
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に並んで配設された2つの装着機16とを有している。なお、以下の説明では、装着機16の並ぶ方向をX軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
各装着機16は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、供給装置26、装着ヘッド28を備えている。装着機本体20は、フレーム部30と、そのフレーム部30に上架されたビーム部32とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部30に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図示省略)によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図示省略)によって固定的に保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド28が取り付けられており、その装着ヘッド28は、2つの電磁モータの作動によって、フレーム部30上の任意の位置に移動する。
供給装置26は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部30の前方側の端部に配設されている。供給装置26は、テープフィーダ70を有している。テープフィーダ70は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ70は、送出装置(図示省略)によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置26は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
装着ヘッド28は、搬送装置22によって保持された回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド28は、図2に示すように、棒状の装着ユニット78を複数備えており、それら複数の装着ユニット78の先端部の各々に、吸着ノズル80が装着されている。複数の棒状の装着ユニット78は、ユニット保持体86の外周部に、等角度ピッチで、軸方向が垂直となる状態に保持されており、各装着ユニット78の先端部に装着された吸着ノズル80が、ユニット保持体86の下面から下方に向かって延び出している。各吸着ノズル80は、正負圧供給装置(図示省略)に接続されており、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
ユニット保持体86は、装着ヘッド28のヘッド本体88によって回転可能に保持されており、保持体回転装置90によって、任意の角度に回転可能とされている。これにより、複数の装着ユニット78を、ユニット保持体86の回転軸心を中心に、任意の角度に回転させることが可能となっている。
また、各装着ユニット78は、自身の軸心周りに回転可能にユニット保持体86によって保持されており、装着ヘッド28は、各装着ユニット78を軸心回りに自転させるユニット自転装置92を有している。ユニット自転装置92は、複数の装着ユニット78の上端に設けられた複数の歯車(図示省略)と、それら複数の歯車と噛合する1つの歯車(図示省略)とから構成されており、その1つの歯車の回転により、複数の歯車が回転することで、各装着ユニット78が、各々の軸心回りに同時に回転する。これにより、各装着ユニット78によって吸着保持された電子部品の保持姿勢を変更することが可能とされている。
さらに、各装着ユニット78の上端部には、カムフォロアとして機能するローラ96が設けられており、各ローラ96は、ヘッド本体88に固定されたカム97のカム面に係合している。このカム面は、周方向における高さが変化する構造とされている。また、各装着ユニット78は、ユニット保持体86に上下方向に移動可能に保持されている。これにより、ユニット保持体86の回転に伴って、装着ユニット78が上下方向に移動する。
また、装着ヘッド28は、最も下方に位置する装着ユニット78を上下方向に移動させる第1昇降装置(図示省略)と、その装着ユニット78と異なる位置の隣り合う2本の装着ユニット78の各々を上下方向に移動させる第2昇降装置98とを備えている。これにより、電子部品の装着時,吸着時等に装着ユニット78、つまり、吸着ノズル80が、上下方向に移動させられる。なお、第1昇降装置により昇降される装着ユニット78の吸着ノズル80によって、電子部品が回路基板に装着され、テープフィーダから供給される電子部品が吸着保持される。また、第2昇降装置98により昇降される2本の装着ユニット78の各々の吸着ノズル80によって、後に詳しく説明するバルクフィーダ100から供給される電子部品が吸着保持される。
そのバルクフィーダ100は、装着ヘッド28のヘッド本体88に装着されており、移動装置24によって、装着ヘッド28とともに、フレーム部30上の任意の位置に移動可能とされている。バルクフィーダ100は、図2ないし図4に示すように、ハウジング110とアーム部材112とによって構成されている。
アーム部材112は、第1アーム部114と第2アーム部116と第3アーム部118とに区分けされる。第1アーム部114は、バルクフィーダ100から電子部品を吸着保持する装着ユニット78の吸着ノズル80の下方に向かって延び出している。また、第2アーム部116は、第1アーム部114と同一平面内で直交しており、第3アーム部118は、第1アーム部114と同一平面内で直交し、第2アーム部116と反対の方向へ延び出している。そして、アーム部材112は、第2アーム部116において、ハウジング110の下面に固定されている。
また、ハウジング110は、第1ケース部材120と、第2ケース部材122と、第3ケース部材124とによって構成されている。それら3つのケース部材120,122,124は、板厚の平板状とされており、互いの面を合わせた状態で積層されている。詳しくは、第1ケース部材120は、図4でのAA線における断面図である図5に示すように、第1板部材125と第2板部材126とを含む。第1板部材125と第2板部材126とは、概して平板状とされており、第1板部材125が第2板部材126より板厚である。その第1板部材125の一方の面には、凹部128が形成されており、その凹部128の内部に、回転盤130が配設されている。また、第2板部材126は、凹部128を塞ぐように、第1板部材125の一方の面に固定されている。これにより、回転盤130は、第1板部材125と第2板部材126とによって挟まれた状態で凹部128内に収容されている。なお、回転盤130の外周部には、複数の歯131が等間隔で形成されている。また、回転盤130が収容される凹部128は、第1ケース部材120の上端において開口しており、その開口から回転盤130の歯131が見える。
また、回転盤130は、円盤形状とされており、第1板部材125と第2板部材126とに固定された軸132により回転可能に軸支されている。なお、図4での回転盤130の反時計回りの回転方向を、回転盤130の正回転方向と記載する場合がある。回転盤130には、図4でのBB線における断面図である図6に示すように、貫通穴136が形成されており、その貫通穴136には、永久磁石140が埋め込まれている。永久磁石140は、図4に示すように、回転盤130の外縁部に近い箇所に10個、埋め込まれており、10個の永久磁石140は10等配に位置している。
また、第1板部材125の凹部128が形成された面と反対側の面には、溝142が形成されている。溝142は、図4に示すように、回転盤130の回転軸線を中心とする部分円環状の円環状溝部144と、その円環状溝部144に連続し概して上下方向に延びる上下方向溝部146とに区分けされる。
円環状溝部144は、回転盤130の回転に伴う10個の永久磁石140の旋回軌跡に沿った位置に形成されている。詳しくは、円環状溝部144は、永久磁石140の旋回軌跡の最下端から回転盤130の正回転方向に延び出し、永久磁石140の旋回軌跡の最上端を経由して、最前端(アーム部材112側の端)に至っている。一方、上下方向溝部146は、円環状溝部144の下方に延び出した最前端から連続し、下方に延び出している。そして、前方(アーム部材112に向かう方向)に向かって湾曲し、概して水平な状態で第1ケース部材120の第1板部材125の前方の側面に開口している。
また、図5及び図6に示すように、第2板部材126の凹部128と対向する面と反対側の面、つまり、第1板部材125に固定されている面と反対側の面にも、溝148が形成されている。溝148は、第1板部材125に形成されている溝142と同形状であるため、詳しい説明は省略する。なお、溝148の上下方向溝部の下端部は、第1ケース部材120の第2板部材126の前方の側面に開口している。なお、溝142,148の深さ及び幅は、図6に示すように、電子部品150の寸法より僅かに大きくされている。これにより、電子部品150が、溝142,148の内部に収容され、溝142,148の内部において移動可能となっている。
また、ハウジング110の第2ケース部材122は、図5に示すように、第1ケース部材120の第1板部材125に積層された状態で固定されている。つまり、第2ケース部材122は、第1板部材125の溝142が形成された面に固定されている。そして、第2ケース部材122の第1板部材125に固定された面152には、凹部154が形成されている。詳しくは、凹部154は、図3及び図4に示すように、概して半円形状とされており、回転盤130の回転軸線および円環状溝部144の一部、具体的には、円環状溝部144の最下端から後方に延び出し、最上端に至る部分を覆う状態で形成されている。これにより、図5に示すように、第2ケース部材122の凹部154が第1板部材125によって塞がれることで、電子部品の第1収納部155が形成されている。つまり、第2ケース部材122の凹部154と第1ケース部材120の第1板部材125とによって、第1収納部155が区画されている。
なお、電子部品が収納される第1収納部155は、第2ケース部材122の上面および下面に開口しており、それぞれの開口には、シャッタ157,158が設けられている。各シャッタ157,158は開閉可能とされており、シャッタ157を開けることで、第1収納部155内に電子部品を補充し、シャッタ158を開けることで、第1収納部155から電子部品をバルクフィーダ100の外部に排出することが可能となっている。
また、ハウジング110の第3ケース部材124は、図5に示すように、第1ケース部材120の第2板部材126に積層された状態で固定されている。つまり、第3ケース部材124は、第2板部材126の溝148が形成された面に固定されている。そして、第3ケース部材124の第2板部材126に固定された面159には、凹部160が形成されている。なお、凹部160は、第2ケース部材122の凹部154と同形状であるため、詳しい説明は省略するが、第2ケース部材122の凹部154と同様に、第3ケース部材124の凹部160が第2板部材126によって塞がれることで、電子部品の第2収納部162が形成されている。つまり、第3ケース部材124の凹部160と第1ケース部材120の第2板部材126とによって、第2収納部162が区画されている。
なお、電子部品が収納される第2収納部162は、第3ケース部材124の上面および下面に開口しており、上面の開口に、第1収納部155のシャッタ157と同形状のシャッタ(図5参照)164が設けられ、下面の開口に、第1収納部155のシャッタ158と同形状のシャッタ(図5参照)166が設けられている。これにより、第2収納部162においても、第1収納部155と同様に、電子部品の補充および、排出が可能となっている。
また、アーム部材112には、図7に示すように、2本の溝170,172が形成されている。溝170は、アーム部材112の上面に開口するとともに、第1ケース部材120の第1板部材125の前方の側面に開口している溝142に連続している。溝170は、溝142に連続する部分から概ね90度湾曲し、アーム部材112の第1アーム部114の先端部付近に至っている。また、溝172は、アーム部材112の上面に開口するとともに、第1ケース部材120の第2板部材126の前方の側面に開口している溝148に連続している。溝172は、溝148に連続する部分から概ね90度湾曲し、溝170と交差することなく、アーム部材112の第1アーム部114の先端部付近に至っている。なお、溝170,172の深さ及び幅は、電子部品の寸法より僅かに大きくされている。これにより、電子部品が、溝170,172の内部において移動可能となっている。
また、溝170,172の先端部の内部には、薄板状のストッパ174,176が立設されている。これにより、溝170,172の内部を移動してきた電子部品がストッパ174,176により停止され、その電子部品の停止位置が、バルクフィーダ100の電子部品の供給位置となる。なお、ストッパ174,176は、可撓性のある素材により成形されており、後に詳しく説明するシャッタ(図9参照)252の作動に連動して撓む。
さらに、溝170,172の底面には、溝170の先端部側の端面とストッパ174,176との間に、吸引口178,180が形成されており、溝170,172内のエアが、吸引口178,180から吸引される。詳しくは、アーム部材112の内部には、図8に示す形状のエア通路200が形成されている。エア通路200は、メイン通路202と第1分岐通路204と第2分岐通路206とピストン通路208と第1吸引通路210と第2吸引通路212とに区分けされる。メイン通路202の一端部は、エア吸引装置214に接続されている。そして、メイン通路202の他端部が、第1分岐通路204の一端部と第2分岐通路206の一端部とに接続されている。つまり、メイン通路202の他端部から、第1分岐通路204と第2分岐通路206とに分岐している。
また、ピストン通路208は、第1分岐通路204の他端部と第2分岐通路206の他端部とに、交差した状態で接続されている。そのピストン通路208の第1分岐通路204に接続されている側の端部に、第1吸引通路210が接続されている。一方、ピストン通路208の第2分岐通路206に接続されている側の端部には、第2分岐通路206と向かい合うように、第2吸引通路212が接続されている。そして、第1吸引通路210は、溝170の吸引口178に接続され、第2吸引通路212は、溝172の吸引口180に接続されている。
また、ピストン通路208は、直線状とされており、ピストン通路208の第2分岐通路206に接続されている側の端部に、ピストン216が配設されている。ピストン216は、ピストン通路208の内寸より僅かに小さくされており、ピストン通路208の内部に摺接した状態で挿入することが可能とされている。ピストン216の外周部には、ストッパ218が形成されており、ストッパ218が、ピストン通路208の第2分岐通路206に接続されている側の端部に当接することで、ピストン216のピストン通路208内への挿入が規制される。
ピストン216のピストン通路208内への挿入が規制された状態において、ピストン216の先端部は、ピストン通路208の第1分岐通路204に接続されている側の端部に至り、第1分岐通路204のピストン通路208への開口が、ピストン216によって塞がれる。なお、第1分岐通路204のピストン通路208への開口が、ピストン216によって塞がれた状態のピストン216の位置を、第1ピストン位置と記載する場合がある。そして、ピストン216が第1ピストン位置までピストン通路208に挿入されると、第2分岐通路206のピストン通路208への開口も、ピストン216によって塞がれる。ただし、ピストン216の先端部とストッパ218との間の外周面には、第2分岐通路206の幅と略同寸法の切欠部220が形成されている。その切欠部220は、ピストン216が第1ピストン位置までピストン通路208に挿入された際に、第2分岐通路206と向かい合う。このため、ピストン216が第1ピストン位置までピストン通路208に挿入された際であっても、第2分岐通路206と第2吸引通路212とは、切欠部220を介して、連通する。つまり、ピストン216が第1ピストン位置までピストン通路208に挿入された際には、溝172の吸引口180からエアが吸引されるが、溝170の吸引口178からエアは吸引されない。
また、ピストン216がピストン通路208内に挿入され、ピストン216の切欠部220が第2分岐通路206と向かい合うまで、第2分岐通路206のピストン通路208への開口は、ピストン216によって塞がれる。この際、ピストン216の先端部は、第1分岐通路204のピストン通路208への開口まで至っておらず、第1分岐通路204のピストン通路208への開口は、ピストン216によって塞がれない。このため、このような状態、つまり、第2分岐通路206のピストン通路208への開口が、ピストン216によって塞がれているが、第1分岐通路204のピストン通路208への開口が、ピストン216によって塞がれていない状態のピストン216の位置(以下、「第2ピストン位置」と記載する場合がある)までピストン216が挿入された際には、溝170の吸引口178からエアが吸引されるが、溝172の吸引口180からエアは吸引されない。
また、ピストン通路208の内部にピストン216が挿入されていない状態では、第1分岐通路204のピストン通路208への開口および、第2分岐通路206のピストン通路208への開口は、ピストン216によって塞がれていない。このため、このような状態では、溝170の吸引口178及び、溝172の吸引口180からエアが吸引される。なお、ピストン通路208の内部にピストン216が挿入されていない状態でのピストン216の位置を、第3ピストン位置と記載する場合がある。
なお、ピストン216は、圧縮スプリング(図示省略)の弾性力により、ピストン通路208から離脱する方向に付勢されている。これにより、ピストン216は、通常、第3ピストン位置に移動している。ただし、ピストン216には、移動装置(図示省略)が設けられており、その移動装置の作動により、第1ピストン位置と第2ピストン位置との何れかの位置に移動する。
また、アーム部材112の上面は、カバー(図9参照)230によって覆われており、溝170,172はトンネル状とされている。ただし、溝170,172の各々の先端部を覆うカバー230の一部には、開口(図9参照)232,234が形成されており、その開口232,234を介して、電子部品の供給が行われる。なお、2つの開口232,234の間の距離は、第2昇降装置98により昇降する2本の装着ユニット78の吸着ノズル80の間の距離と同じである。
なお、カバー230に形成された開口232,234は、図9に示す開閉装置250によって、解放された状態と塞がれた状態とで切り替えられる。詳しくは、開閉装置250は、シャッタ252とピストン254とによって構成されている。シャッタ252は、概して平板状とされており、開口232,234を覆うように、カバー230の上面にスライド可能に配設されている。シャッタ252には、2個の貫通穴256,258が形成されている。貫通穴256,258は、開口232,234と略同寸法とされおり、貫通穴256は、シャッタ252のスライド方向において開口232と一致し、貫通穴258は、シャッタ252のスライド方向において開口234と一致するように、シャッタ252に形成されている。また、シャッタ252のスライド方向における貫通穴256と貫通穴258との間の距離は、シャッタ252のスライド方向における開口232と開口234との間の距離と、シャッタ252のスライド方向における開口234の寸法とを加えた距離に相当する。
これにより、シャッタ252のスライドに伴って、貫通穴256を介して開口232が開放される状態と、貫通穴258を介して開口234が開放される状態と、何れの開口232,234を介しても両方の開口232,234が開放されない状態とで切り替えられる。具体的には、ピストン254がアーム部材112の側方に上下方向に移動可能に配設されている。ピストン254の下端面は、アーム部材112から離れるほど下方に向かうテーパ面260とされており、シャッタ252は、そのテーパ面260に接近・離間可能にカバー230の上面に配設されている。そして、シャッタ252は、テーパ面260に接近する方向に圧縮スプリング(図示省略)の弾性力により付勢されており、シャッタ252の縁部が、テーパ面260に接触することで、シャッタ252のスライドが規制されている。なお、この際、シャッタ252の貫通穴256は、カバー230の開口232と開口234との間に位置し、貫通穴258は、開口234からズレた位置に位置している。つまり、両方の開口232,234は、何れの開口232,234を介して開放されておらず、シャッタ252によって塞がれている。なお、両方の開口232,234がシャッタ252によって塞がれた状態のシャッタ252の縁部にテーパ面260が接触しているピストン254の位置を、第4ピストン位置と記載する場合がある。また、ピストン254は、第4ピストン位置において上方への移動が規制されている。つまり、ピストン254が最も上方に移動した場合のピストン254の位置が、第4ピストン位置となっている。
また、ピストン254が下方に移動することで、シャッタ252がテーパ面260に押されて、スライドする。この際、図10に示すように、シャッタ252の貫通穴256は、カバー230の開口232の上方に移動し、貫通穴258は、開口234からズレている。つまり、開口232は、貫通穴256を介して開放され、開口234は、シャッタ252によって塞がれている。なお、開口232が開放され、開口234がシャッタ252によって塞がれた状態のシャッタ252の縁部にテーパ面260が接触しているピストン254の位置を、第5ピストン位置と記載する場合がある。
ピストン254が、さらに下方に移動すると、シャッタ252もテーパ面260に押されて、さらにスライドする。この際、図11に示すように、シャッタ252の貫通穴256は、カバー230の開口232からズレた位置に移動し、貫通穴258は、開口234の上方に移動する。つまり、開口232は、シャッタ252によって塞がれ、開口234は、貫通穴258を介して開放される。なお、開口232がシャッタ252によって塞がれ、開口234が開放された状態のシャッタ252の縁部にテーパ面260が接触しているピストン254の位置を、第6ピストン位置と記載する場合がある。
なお、ピストン254は、圧縮スプリング(図示省略)の弾性力により、上方に付勢されている。これにより、ピストン254は、通常、第4ピストン位置に移動している。ただし、ピストン254には、移動装置(図示省略)が設けられており、その移動装置の作動により、第5ピストン位置と第6ピストン位置との何れかの位置に移動する。
また、上記構造のバルクフィーダ100が装着される装着ヘッド28のヘッド本体88には、図2に示すように、バルクフィーダ100を装着するための装着部270が形成されており、装着部270にバルクフィーダ100が装着されることで、ヘッド本体88に設けられた駆動源により、バルクフィーダ100が作動する。詳しくは、バルクフィーダ100のハウジング110の外寸より僅かに大きな内寸の収容凹部(図示省略)が、下方に開口する状態でヘッド本体88に形成されている。また、ヘッド本体88には、歯車272が、概して水平方向に平行な軸心周りに回転可能に保持されており、その歯車272の下端部が、収容凹部の内部に延び出している。さらに、ヘッド本体88には、電磁モータ274が配設されており、電磁モータ274の駆動に伴って、歯車272が回転する。
上記構造の装着部270の収容凹部にバルクフィーダ100のハウジング110が収容されると、バルクフィーダ100が、ヘッド本体88に配設されている第1ロック機構276および第2ロック機構278によりロックされる。詳しくは、ハウジング110が収容凹部に収容された状態のバルクフィーダ100のアーム部材112と対向する位置に、第1ロック機構276が配設されており、その状態において、アーム部材112の第3アーム部118をロックする。また、ハウジング110が収容凹部に収容された状態のバルクフィーダ100のハウジング110の後端部と対向する位置に、第2ロック機構278が配設されており、その状態において、ハウジング110の後端部をロックする。これにより、バルクフィーダ100は、ハウジング110が収容凹部に収容された状態で装着部270に装着される。この際、収容凹部内に収容されたハウジング110の第1ケース部材120の上方の開口から、歯車272の下端部が第1ケース部材120の凹部(図5参照)128の内部に入り込む。これにより、歯車272と、第1ケース部材120の凹部128内の回転盤130の歯131とが噛合し、電磁モータ274の駆動力が、歯車272を介して、回転盤130に伝達される。なお、第1ロック機構276および第2ロック機構278によるロックが解除されることで、バルクフィーダ100は装着部270から取り外される。
上述したように、装着部270に装着されたバルクフィーダ100では、第1収納部155および第2収納部162内にバラバラの状態で収容された電子部品が、収納部の各々に応じた溝において1列に整列され、収納部の各々に応じた供給位置まで送り出される。具体的には、第1ケース部材120の第1板部材125に形成された溝142では、その溝142の円環状溝部144の一部が、第2ケース部材122の凹部154によって覆われている。このため、円環状溝部144の凹部154によって覆われている一部は、凹部154の内部、つまり、第1収納部155に開口している。また、円環状溝部144は、上述したように、永久磁石140の旋回軌跡に沿って形成されている。このため、第1収納部155内に収容されている電子部品は、永久磁石140の磁力によって、円環状溝部144の内部に収容される。そして、回転盤130が正方向に回転することで、円環状溝部144内に収容された電子部品が回転盤130の回転方向に移動する。この際、円環状溝部144の内部で、複数の電子部品が1列に整列された状態となる。
一方、第1ケース部材120の第2板部材126に形成された溝148では、その溝148の円環状溝部の一部が、第3ケース部材124の凹部160によって覆われている。このため、溝148の円環状溝部の凹部160によって覆われている一部は、凹部160の内部、つまり、第2収納部162に開口している。また、溝148の円環状溝部も、溝142の円環状溝部144と同様に、永久磁石140の旋回軌跡に沿って形成されている。このため、第2収納部162内に収容されている電子部品は、永久磁石140の磁力によって、溝148の円環状溝部の内部に収容される。そして、回転盤130が正方向に回転することで、円環状溝部内に収容された電子部品が回転盤130の回転方向に移動する。この際、溝148においても、円環状溝部の内部で、複数の電子部品が1列に整列された状態となる。つまり、回転盤130の回転に伴って、第1収納部155内の電子部品が、溝142の円環状溝部144内で1列に整列され、第2収納部162内の電子部品が、溝148の円環状溝部内で1列に整列される。
そして、回転盤130が更に正方向に回転すると、溝142,148の円環状溝部144内で電子部品が、上下方向溝部146に向かって送り出される。ただし、溝142の円環状溝部144の凹部154によって覆われていない部分は、第2ケース部材122の面152によって塞がれており、断面形状が矩形のトンネル状となっている。また、溝148の円環状溝部の凹部160によって覆われていない部分も、第3ケース部材124の面159によって塞がれており、断面形状が矩形のトンネル状となっている。このため、回転盤130の回転に伴って、溝142,148の円環状溝部144の内部に収容されている電子部品が、トンネル状の円環状溝部144に達すると、円環状溝部144からはみ出している電子部品は、凹部154,160の側壁(図4参照)280によって、トンネル状の円環状溝部144内への侵入を阻止される。そして、溝142,148において、トンネル状の円環状溝部144内に送り出された電子部品が、回転盤130の回転に伴って、上下方向溝部146の内部に移動する。
溝142,148の上下方向溝部146に送り出された電子部品は、重力によって下方に落下し、溝142の上下方向溝部146を落下した電子部品は、アーム部材112に形成された溝170に送り出され、溝148の上下方向溝部を落下した電子部品は、アーム部材112に形成された溝172に送り出される。溝170,172は、カバー230によって覆われており、トンネル状とされている。また、溝170,172の内部から、吸引口178,180を介して、エア吸引装置214によってエアが吸引されている。このため、溝170,172内の電子部品は、エアの吸引により、溝170,172の先端部に向かって送り出され、溝170,172内に配設されたストッパ174,176に当接する。これにより、バルクフィーダ100では、バラバラの状態で第1収納部155に収容されていた複数の電子部品が、1列に整列された状態で溝170の先端部における供給位置まで送り出され、バラバラの状態で第2収納部162に収容されていた複数の電子部品が、1列に整列された状態で溝172の先端部における供給位置まで送り出される。
なお、2本の溝170,172内の両方の電子部品が、供給位置まで送り出される際には、2本の溝170,172の両方からエアを吸引する必要があるため、エア通路200に配設されているピストン216は第3ピストン位置に維持されている。また、2本の溝170,172の両方からエアを好適に吸引するべく、カバー230の開口232,234は両方ともシャッタ252によって塞がれている。つまり、2本の溝170,172内の両方の電子部品が、供給位置まで送り出される際には、シャッタ252をスライドさせるピストン254は、図9に示すように、第4ピストン位置に維持されている。
2本の溝170,172内の両方の電子部品が、供給位置まで送り出されると、装着ヘッド28に保持されている複数の装着ユニット78のうちの、第2昇降装置98により昇降する2本の装着ユニット78の吸着ノズル80によって、交互に電子部品が吸着保持される。詳しくは、装着ヘッド28に保持されている複数の装着ユニット78の配設間隔は、カバー230の開口232,234の間隔と同じであるため、第2昇降装置98により昇降する2本の装着ユニット78の一方が、開口232の上方に位置している場合には、第2昇降装置98により昇降する2本の装着ユニット78の他方が、開口234の上方に位置している。
そして、開口232を介して電子部品が吸着保持される際、つまり、溝170内の供給位置の電子部品が吸着保持される際には、図10に示すように、ピストン254が第5ピストン位置に移動され、シャッタ252のスライドにより、開口232が、シャッタ252の貫通穴256を介して開放される。これにより、溝170内の電子部品が、開口232を介して、その開口の上方に位置している吸着ノズル80によって吸着保持される。なお、ピストン254が第5ピストン位置に移動し、シャッタ252がスライドした際に、溝170内のストッパ174が僅かに撓む。このため、供給位置の電子部品が、その電子部品の後続の電子部品と僅かに離間する。これにより、溝170内の電子部品が、吸着ノズル80により適切に吸着保持される。
なお、溝170内の電子部品が吸着ノズル80により吸着保持される際には、溝170内のエアの吸引が停止される。一方、溝172では、電子部品を供給位置まで導くべく、エアが吸引される。このため、エア通路200に配設されているピストン216は、第1ピストン位置に移動される。これにより、溝170内のエアの吸引が停止され、溝172内のエアが吸引される。なお、エアの吸引が行われている溝172では、図10に示すように、開口234は、シャッタ252によって塞がれている。これにより、溝172内の電子部品が適切に供給位置まで送り出される。
また、開口234を介して電子部品が吸着保持される際、つまり、溝172内の供給位置の電子部品が吸着保持される際には、図11に示すように、ピストン254が第6ピストン位置に移動され、シャッタ252のスライドにより、開口234が、シャッタ252の貫通穴258を介して開放される。これにより、溝172内の電子部品が、開口234を介して、その開口の上方に位置している吸着ノズル80によって吸着保持される。なお、ピストン254が第6ピストン位置に移動し、シャッタ252がスライドした際に、溝172内のストッパ176が僅かに撓む。このため、供給位置の電子部品が、その電子部品の後続の電子部品と僅かに離間する。これにより、溝172内の電子部品が、吸着ノズル80により適切に吸着保持される。
なお、溝172内の電子部品が吸着ノズル80により吸着保持される際には、溝172内のエアの吸引が停止される。一方、溝170では、電子部品を供給位置まで導くべく、エアが吸引される。このため、エア通路200に配設されているピストン216は、第2ピストン位置に移動される。これにより、溝170内のエアが吸引され、溝172内のエアの吸引が停止される。なお、エアの吸引が行われている溝170では、図11に示すように、開口232は、シャッタ252によって塞がれている。これにより、溝170内の電子部品が適切に供給位置まで送り出される。
このように、バルクフィーダ100では、1つのハウジング110の内部に、2つの収納部155,162が配設されており、それら2つの収納部155,162内の電子部品が、収納部155,162に応じた供給位置において供給される。これにより、1つのバルクフィーダ100により2種類の電子部品を供給することが可能となり、利便性が向上する。また、2つの収納部155,162に同じ種類の電子部品が収容された場合には、バルクフィーダ100により供給可能な電子部品の数が2倍となる。これにより、収納部155,162への電子部品の補給回数を減らすことが可能となり、生産性が向上する。
また、2つの収納部155,162内の電子部品は、回転盤130とエア吸引装置214の作動により、収納部155,162に応じた供給位置において供給される。つまり、バルクフィーダ100では、2つの収納部155,162の各々から、その各々の供給位置まで電子部品を移動させるための機構が共通化されている。これにより、バルクフィーダ100の構造の簡素化,低コスト化,コンパクト化,省電力化等が図られる。さらに、回転盤130を回転させる電磁モータ274が、バルクフィーダ100に設けられず、装着ヘッド28のヘッド本体88に設けられている。これにより、バルクフィーダ100の構造の簡素化等が図られる。
また、バルクフィーダ100では、2つの供給位置の間の距離が、それら2つの供給位置から電子部品を吸着保持する2つの吸着ノズル80の間の距離と同じとされている。これにより、ユニット保持体86を回転させることなく、2つの吸着ノズル80によって、2つの供給位置から電子部品を保持することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、1つのハウジング110内に2つの収納部155,162が配設されているが、2以上の収納部を配設することが可能である。
また、上記実施例では、溝の内部からエアを吸引することで、溝内の電子部品を供給位置まで送り出しているが、溝の内部にエアを吹き出すことで、溝内の電子部品を供給位置まで送り出すことが可能である。
28:装着ヘッド(作業ヘッド) 80:吸着ノズル(保持具) 100:バルクフィーダ 110:ハウジング 130:回転盤(回転体) 140:永久磁石(磁石) 142:溝(供給通路) 148:溝(供給通路) 155:第1収納部(収納部) 170:溝(供給通路) 172:溝(供給通路) 214:エア吸引装置 252:シャッタ 274:電磁モータ(駆動源)

Claims (2)

  1. 複数の電子部品をバラバラの状態で収納する収納部と、
    その収納部に収納された電子部品を1列に整列させた状態で電子部品の供給位置まで導くとともに、その供給位置が開口した状態で密閉された供給通路と
    を備え、電子部品を保持する保持具を有する作業ヘッドに着脱可能に装着されるバルクフィーダであって、
    当該バルクフィーダが、
    ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容され、互いに向かい合う状態で配設された2つの前記収納部と、
    前記2つの収納部に対応して設けられた2つの前記供給通路と、
    前記2つの収納部の間に回転可能に配設された状態で前記ハウジング内に収容されるとともに、自身の回転軸線を中心とする周方向に沿って配設された複数の磁石の磁力によって、前記2つの収納部の各々に収納された電子部品を、その各々に対応する前記供給通路に移動させる回転体と
    前記2つの供給通路内のエアを吸引することで、前記2つの供給通路内の電子部品を2つの前記供給位置まで移動させるエア吸引装置と、
    前記2つの供給位置の両方の開口を閉鎖した状態と、一方の開口のみを閉鎖した状態と、他方の開口のみを閉鎖した状態との何れかに切替可能なシャッタと
    を備え、前記作業ヘッドに装着されている際に、前記作業ヘッドに配設されている駆動源の作動により、前記回転体が回転することを特徴とするバルクフィーダ。
  2. 前記作業ヘッドが、少なくとも2つの前記保持具を有しており、
    前記2つの供給位置の間隔が、前記少なくとも2つの保持具の間隔と同じであることを特徴とする請求項1に記載のバルクフィーダ。
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