JP6448470B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器を有する熱交換換気装置に関する。
例えば住宅の計画換気のために、熱交換器を有する熱交換換気装置が使用される。熱交換換気装置は、室外から室内に供給される室外空気と室内から室外に排出される室内空気との熱交換を行いながら換気を行う。室外空気との熱交換により室内空気が冷却された場合、冷却された室内空気からドレン水が生成される可能性がある。生成されたドレン水は、熱交換換気装置に設けられているドレン配管を介して排出される。
例えば、熱交換換気装置の排気用送風機により生じる吸引圧力によってドレン水が十分に排出されず、ドレン配管に滞留する可能性がある。ドレン配管にドレン水が滞留すると、滞留したドレン水が弾けてポコポコと太鼓のような異常音が発生する可能性がある。異常音の発生は、使用者に不快感を与える。
排気用送風機を停止させ又は排気用送風機の風量を小さくして運転させることによりドレン配管内の吸引圧力を小さくして、ドレン水の滞留を抑制する技術が特許文献1に開示されている。
特開2014−095498号公報
冬季など外気温度が低い状況では、熱交換器が結氷する可能性がある。溶けた氷がドレン配管に滞留すると、異常音が発生する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異常音の発生を抑制できる熱交換換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、室外吸込口、室内吹出口、室内吸込口、及び室外吹出口が形成された本体と、本体の内部に設けられる熱交換器と、室外吸込口から熱交換器を介して室内吹出口に通じる給気風路に設けられる給気用送風機と、室内吸込口から熱交換器を介して室外吹出口に通じる排気風路に設けられる排気用送風機と、室外の温度である外気温度を検出する外気温度センサと、外気温度センサで検出された外気温度データに基づいて、給気用送風機及び排気用送風機を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、外気温度センサから外気温度データを取得するデータ取得部と、外気温度データが第1閾値以下か否かを判定する判定部と、判定部において外気温度データが第1閾値以下であると判定されたとき、第1の風量で運転している給気用送風機を第1の時間だけ停止させ、第1の時間が経過したときに、給気用送風機を第1の風量で運転させ、第2の風量で運転している排気用送風機を第2の時間だけ停止又は第2の風量よりも小さい第3の風量で運転させる運転制御部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、異常音の発生を抑制できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る熱交換換気装置の平面図 実施の形態1に係る熱交換換気装置のハードウエア構成を示す模式図 実施の形態1に係る熱交換換気装置の機能ブロック図 実施の形態1に係る熱交換換気装置の動作を示すフローチャート 実施の形態2に係る熱交換換気装置の機能ブロック図 実施の形態3に係る熱交換換気装置のシステム構成図 実施の形態3に係る遠隔操作装置の画面を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる熱交換換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100を示す平面図である。図1に示すように、熱交換換気装置100は、室外空気を吸い込む室外吸込口1A、室外吸込口1Aからの室外空気を室内に吹き出す室内吹出口1B、室内空気を吸い込む室内吸込口1C、及び室内吸込口1Cからの室内空気を室外に吹き出す室外吹出口1Dが形成された本体1と、本体1の内部に設けられ、室内空気と室外空気との熱交換を行う熱交換器2と、室外吸込口1Aから熱交換器2を介して室内吹出口1Bに通じる給気風路8に設けられる給気用送風機3と、室内吸込口1Cから熱交換器2を介して室外吹出口1Dに通じる排気風路9に設けられる排気用送風機4と、ドレン水を排出するためのドレン配管が接続されるドレン配管接続口5と、室外の温度である外気温度を検出する外気温度センサ6と、外気温度センサ6で検出された外気温度を示す外気温度データに基づいて、給気用送風機3及び排気用送風機4を制御する制御装置7とを備える。
室外吸込口1Aは、室外の空気である室外空気を取り込む。室外空気は、室外吸込口1Aを介して、本体1の内部に設けられている給気風路8に流入する。室内吸込口1Cは、室内の空気である室内空気を取り込む。室内空気は、室内吸込口1Cを介して、本体1の内部に設けられている排気風路9に流入する。
熱交換器2は、給気風路8と排気風路9との間に設けられ、室外吸込口1Aから吸い込まれた室外空気と室内吸込口1Cから吸い込まれた室内空気との熱交換を行う。熱交換器2において熱交換された室外空気は、給気風路8を流れた後、室内吹出口1Bから室内に供給される。熱交換器2において熱交換された室内空気は、排気風路9を流れた後、室外吹出口1Dから室外に排出される。
熱交換器2は、本体1の内部に設けられ、風路を確保する複数の波形板と、伝熱性を有する複数の平板とを有する。波形板と平板とは交互に積層される。波形板は、波形形成方向が90[°]で交互に変えて積層され、角柱状に形成されている。熱交換器2において、室内空気が通る一次側風路と、室外空気が通る二次側風路とは交差する。
給気用送風機3は、本体1の内部に設けられ、室外空気を室内に供給するために作動する。給気用送風機3の作動により、室外空気が室外吸込口1Aを介して給気風路8に流入する。給気用送風機3は、室外吸込口1Aから熱交換器2を介して室内吹出口1Bに至る室外空気の流れである給気流Faを給気風路8に生成する。給気用送風機3は、給気風路8において、熱交換器2よりも下流側に設けられる。
排気用送風機4は、本体1の内部に設けられ、室内空気を室外に排出するために作動する。排気用送風機4の作動により、室内空気が室内吸込口1Cを介して排気風路9に流入する。排気用送風機4は、室内吸込口1Cから熱交換器2を介して室外吹出口1Dに至る室内空気の流れである排気流Fbを排気風路9に生成する。排気用送風機4は、排気風路9において、熱交換器2よりも下流側に設けられる。
外気温度センサ6は、室外吸込口1Aに取込まれる室外空気の温度を示す外気温度を検出する。外気温度センサ6は、給気風路8に配置される。外気温度センサ6で検出された外気温度を示す外気検出データは、制御装置7に出力される。
制御装置7は、外気温度センサ6の検出データに基づいて、給気用送風機3及び排気用送風機4の運転を制御する。
図2は、熱交換換気装置100のハードウエア構成を示す模式図である。制御装置7は、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサを含む演算処理装置71と、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリを含む記憶装置72と、入出力インターフェース装置73とを有する。外気温度センサ6は、外気温度データを入出力インターフェース装置73に出力する。演算処理装置71は、入出力インターフェース装置73が取得した外気温度データに基づいて、給気用送風機3及び排気用送風機4を制御するための制御信号を生成する。
また、熱交換換気装置100は、使用者に操作される操作装置10を有する。操作装置10は、制御装置7と接続される。操作装置10は、ディップスイッチ、スライドスイッチ、プッシュロックスイッチ、スライドスイッチ、及びタッチパネルの少なくとも一つを含み、操作されることにより操作信号を生成する。操作装置10は、操作信号を入出力インターフェース装置73に出力する。演算処理装置71は、入出力インターフェース装置73が取得した操作信号に基づいて、給気用送風機3及び排気用送風機4を制御するための制御信号を生成する。
演算処理装置71で生成された制御信号は、入出力インターフェース装置73を介して、給気用送風機3及び排気用送風機4に出力される。給気用送風機3及び排気用送風機4は、演算処理装置7から出力された制御信号に基づいて制御される。
図3は、熱交換換気装置100を示す機能ブロック図である。制御装置7は、外気温度センサ6から外気温度データを取得するデータ取得部11と、外気温度データが閾値以下か否かを判定する判定部12と、判定部12の判定結果に基づいて給気用送風機3及び排気用送風機4を制御する制御信号を出力する運転制御部13と、時間を計測するタイマー14と、データを記憶する記憶部15とを有する。
入出力インターフェース装置73は、データ取得部11を含む。演算処理装置71は、判定部12、運転制御部13、及びタイマー14を含む。記憶装置72は、記憶部15を含む。
閾値は、外気温度についての閾値であり、予め決められた値である。閾値は、記憶部15に記憶されている。閾値は、第1閾値である閾値Saと、閾値Saよりも大きい第2閾値である閾値Sbとを含む。
閾値Saは、熱交換器2において結氷が発生する可能性がある温度に定められる。閾値Saは、室内の温度よりも低く且つ零[℃]以下の温度に定められる。閾値Sbは、熱交換器2において結露が発生する可能性がある温度に定められる。閾値Sbは、室内の温度よりも低く且つ零[℃]よりも高い温度に定められる。閾値Saは、例えば、−5[℃]に定められる。閾値Sbは、例えば、+4[℃]に定められる。
判定部12は、外気温度データが閾値Sa以下か否かを判定する。また、判定部12は、外気温度データが閾値Saよりも大きいか否かを判定し、閾値Sb以下であるか否かを判定する。
運転制御部13は、判定部12において外気温度データが閾値Sa以下であると判定されたとき、第1の風量である通常風量で運転している給気用送風機3を第1の時間である時間Taだけ停止させ、時間Taが経過したときに、給気用送風機3を通常風量で運転させ、第2の風量である通常風量で運転している排気用送風機4を第2の時間である時間Tbだけ停止又は通常風量よりも小さい第3の風量である弱風量で運転させる。
また、運転制御部13は、判定部12において外気温度データが閾値Saよりも大きく閾値Sb以下であると判定されたとき、第2の風量である通常風量で運転している排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は第2の風量である通常風量よりも小さい第3の風量である弱風量で運転させる。また、運転制御部13は、排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は第2の風量である通常風量よりも小さい第3の風量である弱風量で運転させているとき、給気用送風機3の第1の風量である通常風量での運転を継続させる。
時間Taは、熱交換器2において発生した結氷が室内空気により溶ける時間に定められる。時間Tbは、熱交換器2において発生したドレン水がドレン配管接続口5及びドレン配管を介して排出される時間に定められる。時間Taは、例えば、4[分]に定められる。時間Tbは、例えば、1[分]に定められる。
また、データ取得部11は、操作装置10から操作信号を取得する。操作装置10は、給気用送風機3及び排気用送風機4の運転及び運転停止(オン及びオフ)を要求する操作信号を生成する第1操作部101を有する。
運転制御部13は、第1操作部101の操作により生成された操作信号に基づいて、給気用送風機3及び排気用送風機4の運転及び運転停止を切り替える。
次に、給気用送風機3及び排気用送風機4の運転モードについて説明する。給気用送風機3の運転モードは、通常風量で運転する給気通常運転モード、通常風量よりも小さい弱風量で運転する給気弱運転モード、及び運転を停止する給気停止モードを含む。排気用送風機4の運転モードは、通常風量で運転する排気通常運転モード、通常風量よりも小さい弱風量で運転する排気弱運転モード、及び運転を停止する排気停止モードを含む。
給気用送風機3の風量とは、給気用送風機3の作動により給気風路8を流れる単位時間当たりの空気の流量である。単位時間当たりの給気用送風機3のファンの回転数が増加すると給気風路8の風量は増加し、ファンの回転数が低下すると給気風路8の風量は低下する。排気用送風機4の風量とは、排気用送風機4の作動により排気風路9を流れる単位時間当たりの空気の流量である。単位時間当たりの排気用送風機4のファンの回転数が増加すると排気風路9の風量は増加し、ファンの回転数が低下すると排気風路9の風量は低下する。
運転制御部13は、制御信号を出力して、給気用送風機3を、給気通常運転モード、給気弱運転モード、及び給気停止モードのいずれか一つのモードにする。また、運転制御部13は、制御信号を出力して、排気用送風機4を、排気通常運転モード、排気弱運転モード、及び排気停止モードのいずれか一つのモードにする。
第1操作部101は、熱交換換気装置100の通常運転及び通常運転停止を切り替える。熱交換換気装置100の通常運転とは、給気用送風機3が給気通常運転モードで運転し、排気用送風機4が排気通常運転モードで運転することをいう。熱交換換気装置100の通常運転停止とは、給気用送風機3が給気停止モードとなり、排気用送風機4が排気停止モードとなることをいう。
熱交換換気装置100の通常運転について説明する。第1操作部101が操作されることにより、熱交換換気装置100の通常運転を要求する操作信号が生成される。運転制御部13は、第1操作部101の操作により生成された操作信号に基づいて、給気用送風機3を給気通常運転モードで運転させ、排気用送風機4を排気通常運転モードで運転させるための制御信号を出力する。給気用送風機3及び排気用送風機4は、運転制御部13から出力された制御信号に基づいて、通常運転を開始する。給気用送風機3及び排気用送風機4が通常風量で運転することにより、通常風量の気流Fa及び気流Fbが生成される。給気流Faの室外空気と排気流Fbの室内空気とは、熱交換器2で熱交換される。熱交換器2において室内空気と熱交換された室外空気は、室内に供給される。熱交換器2において室外空気と熱交換された室内空気は、室外に排出される。
また、第1操作部101が操作されることにより、熱交換換気装置100の通常運転の停止を要求する操作信号が生成される。運転制御部13は、第1操作部101の操作により生成された操作信号に基づいて、給気用送風機3を給気停止モードにし、排気用送風機4を排気停止モードにするための制御信号を出力する。給気用送風機3及び排気用送風機4は、運転制御部13から出力された制御信号に基づいて、通常運転を停止する。
次に、熱交換換気装置100の動作について説明する。図4は、熱交換換気装置100の動作を示すフローチャートである。フローチャートを実施するためのコンピュータプログラムは、記憶装置72に記憶されている。演算処理装置71は、記憶装置72に記憶されているコンピュータプログラムに従って、給気用送風機3及び排気用送風機4を制御するための制御信号を出力する。
使用者により第1操作部101が操作され、熱交換換気装置100の通常運転を要求する操作信号が生成されると、運転制御部13は、給気用送風機3及び排気用送風機4を通常風量で運転させるための制御信号を出力する。熱交換換気装置100は、通常運転を開始する(ステップSP1)。給気用送風機3は給気通常運転モードで運転し、排気用送風機4は排気通常運転モードで運転する。
外気温度センサ6は、外気温度データを制御装置7に出力する。データ取得部11は、外気温度センサ6から外気温度データを取得する。判定部12は、外気温度データを監視する。タイマー14は、給気用送風機3及び排気用送風機4が通常風量で運転を開始してからの時間を計測する。給気用送風機3及び排気用送風機4が通常風量で運転を開始した時点は、運転制御部13が給気用送風機3及び排気用送風機4を通常風量で運転させるための制御信号を出力した時点である。
判定部12は、給気用送風機3及び排気用送風機4が通常風量で運転を開始してから第3の時間である時間Tcが経過したか否かを判定する(ステップSP2)。時間Tcは、例えば、55[分]である。
ステップSP2において、時間Tcが経過していないと判定されたとき(ステップSP2:No)、ステップSP2の処理に戻る。ステップSP2において、時間Tcが経過したと判定されたとき(ステップSP2:Yes)、判定部12は、外気温度データが閾値Sb以下か否かを判定する(ステップSP3)。閾値Sbは、例えば、+4[℃]である。
ステップSP3において、外気温度データが閾値Sbよりも大きいと判定されたとき(ステップSP3:No)、ステップSP2の処理に戻る。ステップSP3において、外気温度データが閾値Sb以下であると判定されたとき(ステップSP3:Yes)、判定部12は、外気温度データが閾値Sa以下か否かを判定する(ステップSP4)。閾値Saは、例えば、−5[℃]である。
ステップSP4において、外気温度データが閾値Saよりも大きいと判定されたとき(ステップSP4:No)、運転制御部13は、通常風量で運転している排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は弱風量で運転させる(ステップSP5)。すなわち、運転制御部13は、判定部12において外気温度データが閾値Saよりも大きく閾値Sb以下であると判定されたとき、通常風量で運転している排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は通常風量よりも小さい弱風量で運転させる。時間Tbは、例えば、1[分]である。
また、運転制御部13は、排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は通常風量よりも小さい弱風量で運転させているとき、給気用送風機3の通常風量での運転を継続させる。
ステップSP5の処理が実行されてから時間Tbが経過後、ステップSP2の処理に戻る。すなわち、排気用送風機4が時間Tbだけ停止又は弱風量で運転した後、運転制御部13は、給気用送風機3及び排気用送風機4の両方を通常風量で運転させる。
ステップSP4において、外気温度データが閾値Sa以下であると判定されたとき(ステップSP4:Yes)、運転制御部13は、通常風量で運転している給気用送風機3を時間Taだけ停止させる(ステップSP6)。時間Taは、例えば、4[分]である。
運転制御部13は、時間Taが経過したときに、給気用送風機3を通常風量で運転させ、給気用送風機3を給気停止モードから給気通常運転モードに切り替えた時点と同じ時点で、通常風量で運転している排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は弱風量で運転させる(ステップSP7)。
ステップSP7の処理が実行されてから時間Tbが経過後、ステップSP2の処理に戻る。
なお、時間Tcは、外気温度に基づいて設定されてもよい。例えば、外気温度が閾値Saよりも大きい場合、時間Tcが第1の値(例えば55[分])に設定され、外気温度が閾値Sa以下である場合、時間Tcが第1の値よりも小さい第2の値(例えば24[分])に設定されてもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、外気温度が閾値Sa以下であって熱交換器2が結氷する可能性がある場合、給気用送風機3の運転が時間Taだけ停止され、給気用送風機3の運転が停止しているとき、排気用送風機4の通常風量での運転は継続される。熱交換器2が結氷した可能性が高い状況において、排気用送風機4により暖かい室内空気が熱交換器2に送られ、冷たい室外空気は熱交換器2に送られないので、熱交換器2に生成された氷は溶ける。時間Taは、熱交換器2の氷を溶かすことができる時間に定められる。時間Taが経過した後、給気用送風機3が通常風量で運転を開始し、通常風量で運転している排気用送風機4は時間Tbだけ停止又は弱風量で運転することにより、ドレン配管内の吸引圧力が低下して、ドレン水はドレン配管に滞留することなく排出される。時間Tbは、ドレン水を排出することができる時間に定められる。そのため、ドレン水の滞留に起因する異常音の発生が抑制される。
また、外気温度が閾値Saよりも高く閾値Sb以下であり熱交換器2が結露する可能性がある場合、通常風量で運転している排気用送風機4が時間Tbだけ停止又は弱風量で運転することにより、ドレン配管内の吸引圧力が低下して、ドレン水はドレン配管に滞留することなく排出される。したがって、ドレン水の滞留に起因する異常音の発生が抑制される。
また、外気温度が閾値Sbよりも高いときはドレン水が発生する可能性は低い。外気温度が閾値Sbよりも高くドレン水が発生する可能性が低い状況においては、給気用送風機3及び排気用送風機4の両方が通常風量で運転する。給気用送風機3及び排気用送風機4の両方が通常風量で運転することにより、第1種換気が実行される。第1種換気とは、給気及び排気の両方が機械で行われる換気をいう。ドレン水が発生する可能性が低い状況においては第1種換気が実行されることにより、室内の換気は十分に行われる。
また、排気用送風機2を時間Tbだけ停止又は弱風量で運転させるとき、給気用送風機3の通常風量での運転は継続される。給気用送風機3が通常風量で運転し排気用送風機4が停止又は弱風量で運転することにより、第2種換気が実行される。第2種換気とは、給気が機械で行われ排気が自然に行われる換気をいう。ステップSP4において、外気温度が閾値Saよりも高く閾値Sb以下であると判定されたときには、第1種換気から第2種換気に切り替えられることにより、室内の換気は継続される。
また、給気用送風機3及び排気用送風機4の通常運転が開始されてから時間Tcが経過した後、判定部12による外気温度データと閾値Sb及び閾値Saとの比較が実行される。時間Tcにおいては第1種換気が実行されるので、室内の換気は十分に行われる。
また、熱交換換気装置100の施工時に、ドレン配管径を小さくしたりドレン配管長を長くしたりする必要が無くなり、最短距離でドレン配管を設置することができる。そのため、施工時のコストが抑制される。
また、熱交換換気装置100の使用時に、排気用送風機4は制御装置7に制御されるため、排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させた後、通常運転への復帰を使用者が考慮する必要はない。
また、制御装置7は、外気温度に基づいて排気用送風機4を制御する。そのため、ドレン水が発生する可能性が低い夏季において、第1種換気から第2種換気に不必要に移行することが抑制され、換気が十分に行われる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る熱交換換気装置100Aを示す機能ブロック図である。熱交換換気装置100Aは、実施の形態1の熱交換換気装置100に、第2操作部102を設けた構成を有する。第2操作部102は、操作装置10Aに設けられる。
第2操作部102は、操作されることにより、排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させるための操作信号を生成する。第2操作部102により生成された操作信号は、データ取得部11に出力される。運転制御部13は、第2操作部102の操作により生成された操作信号に基づいて、排気用送風機4を時間Tbだけ停止又は弱風量で運転させる。
また、第2操作部102は、時間Tbを変更するための操作信号を生成可能である。運転制御部13は、第2操作部102の操作により生成された操作信号に基づいて、時間Tbを変更する。
以上のように、実施の形態2によれば、第2操作部102を操作することにより、排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させることができる。例えば、使用者は、ドレン配管から発生した異常音に気付いたとき、第2操作部102を操作することができる。第2操作部102が操作されることにより、排気用送風機4が時間Tbだけ停止又は弱風量で運転するので、ドレン配管内の吸引圧力が低下し、ドレン水はドレン配管から排出される。したがって、ドレン水の滞留に起因する異常音が解消される。すなわち、外気温度センサ6の外気温度データによらずに、第2操作部102の操作により排気用送風機4が停止又は弱風量で運転されるので、予期せずに異常音が発生したとき、使用者は、第2操作部102を操作して、異常音を解消することができる。
また、第2操作部102を操作することにより、時間Tbを変更することができる。排気用送風機4を停止又は弱風量で運転しても異常音が解消されない場合、使用者は、第2操作部102を操作して、異常音が解消されるまで、時間Tbを延長することができる。
また、ドレン配管の長さが住戸によって異なる可能性がある。そのため、ドレン配管からドレン水が排出される時間が住戸によって異なる可能性がある。ドレン配管からドレン水が排出されるまでに時間を要する場合でも、第2操作部102を操作して時間Tbを変更することにより、ドレン配管からドレン水を確実に排出することができ、異常音の発生を抑制又は解消することができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る熱交換換気装置100Bを示すシステム構成図である。熱交換換気装置100Bは、実施の形態2の熱交換換気装置100Aに、無線信号を取得する情報収集装置20を設けた構成を有する。
制御装置7と情報収集装置20とは、通信装置21を介して接続される。情報収集装置20は、室内の機器と接続され、機器を制御する。通信装置21は、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)を含む。情報収集装置20が取得されたデータは、通信装置21を介して、制御装置7に送信される。通信装置21は、有線LANでもよいし無線LANでもよい。
操作装置10Bは、無線で操作信号を送信する遠隔操作装置である。熱交換換気装置100Bは、操作装置10Bによって遠隔操作される。操作装置10Bが操作されることにより、操作信号が生成される。情報収集装置20は、操作装置10Bから無線で送信された操作信号を取得する。情報収集装置20で取得された操作信号は、通信装置21を介して、制御装置7に送信される。制御装置7の運転制御部13は、情報収集装置20で取得された操作信号に基づいて、排気用送風機4を制御する。
図7は、操作装置10Bを示す図である。操作装置10Bは、文字又は画像を表示する画面22を有する。操作装置10Bは、タッチパネルを含み、画面22が操作されることにより、操作信号を生成する。
画面22には、排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させるための操作信号を生成可能であり、時間Tbを変更するための操作信号を生成可能な第2操作部102Bが表示される。第2操作部102Bは、操作されることにより排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させるための操作信号を生成する第1表示部23と、操作されることにより時間Tbを変更するための操作信号を生成する第2表示部24とを含む。
第1表示部23が操作され、「ON」表示されることにより、通常風量で運転していた排気用送風機4は、時間Tbだけ停止又は弱風量で運転する。時間Tbが経過後、停止又は弱風量で運転していた排気用送風機4は、通常風量で運転する。また、第2表示部24が操作され、数値が変更されることにより、時間Tbが変更される。
以上のように、実施の形態3によれば、操作装置10Bを用いて、熱交換換気装置100Bを遠隔操作することができる。また、使用者は、異常音に気付いたとき、操作装置10Bを操作して、排気用送風機4を停止又は弱風量で運転させることにより、異常音を解消することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 本体、1A 室外吸込口、1B 室内吹出口、1C 室内吸込口、1D 室外吹出口、2 熱交換器、3 給気用送風機、4 排気用送風機、5 ドレン配管接続口、6 外気温度センサ、7 制御装置、8 給気風路、9 排気風路、10,10A,10B 操作装置、11 データ取得部、12 判定部、13 運転制御部、14 タイマー、15 記憶部、20 情報収集装置、21 通信装置、22 画面、23 第1表示部、24 第2表示部、71 演算処理装置、72 記憶装置、73 入出力インターフェース装置、100,100A,100B 熱交換換気装置、101 第1操作部、102,102B 第2操作部。

Claims (6)

  1. 室外吸込口、室内吹出口、室内吸込口、及び室外吹出口が形成された本体と、
    前記本体の内部に設けられる熱交換器と、
    前記室外吸込口から前記熱交換器を介して前記室内吹出口に通じる給気風路に設けられる給気用送風機と、
    前記室内吸込口から前記熱交換器を介して前記室外吹出口に通じる排気風路に設けられる排気用送風機と、
    室外の温度である外気温度を検出する外気温度センサと、
    前記外気温度センサで検出された外気温度データに基づいて、前記給気用送風機及び前記排気用送風機を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記外気温度センサから前記外気温度データを取得するデータ取得部と、
    前記外気温度データが室内の温度よりも低く且つ零[℃]以下の温度である第1閾値以下か否か、及び前記外気温度データが前記室内の温度よりも低く且つ零[℃]よりも高い温度である第2閾値以下かを判定する判定部と、
    前記判定部において前記外気温度データが前記第1閾値以下であると判定されたとき、第1の風量で運転している前記給気用送風機を第1の時間だけ停止させ、前記第1の時間が経過したときに、前記給気用送風機を前記第1の風量で運転させ、第2の風量で運転している前記排気用送風機を第2の時間だけ停止又は前記第2の風量よりも小さい第3の風量で運転させ、前記外気温度データが前記第1閾値よりも大きく前記第2閾値以下であると判定されたとき、前記第2の風量で運転している前記排気用送風機を第2の時間だけ停止又は前記第2の風量よりも小さい前記第3の風量で運転させる運転制御部と、を有する、
    ことを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 前記運転制御部は、前記排気用送風機を第2の時間だけ停止又は前記第2の風量よりも小さい前記第3の風量で運転させているとき、前記給気用送風機の前記第1の風量での運転を継続させる、
    ことを特徴とする請求項に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記判定部は、前記給気用送風機が前記第1の風量で運転を開始し前記排気用送風機が前記第2の風量で運転を開始してから第3の時間経過したとき、前記外気温度データを判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記排気用送風機を停止又は前記第3の風量で運転させるための操作信号を生成する操作部を有する操作装置を備え、
    前記運転制御部は、前記操作信号に基づいて、第2の時間だけ停止又は前記第3の風量で運転させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の熱交換換気装置。
  5. 前記操作部は、前記第2の時間を変更するための操作信号を生成可能であり、
    前記運転制御部は、前記操作信号に基づいて、前記第2の時間を変更する、
    ことを特徴とする請求項に記載の熱交換換気装置。
  6. 前記操作装置は、無線で前記操作信号を送信し、
    前記操作装置から無線で送信された前記操作信号を取得する情報収集装置を備え、
    前記運転制御部は、前記情報収集装置で取得された前記操作信号に基づいて、前記排気用送風機を制御する、
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の熱交換換気装置。
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