JP6447295B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
前記グラップルの傾斜角度を検出する角度検出部と、
前記フロントシリンダに対する作動油の給排方向を切り換えることで前記グラップルを操作する操作レバーと、
前記操作レバーによる前記グラップルの操作が行われている操作状態であるか、又は該操作レバーによる該グラップルの操作が行われていない非操作状態であるかを判定する操作判定部と、
前記操作判定部によって前記非操作状態であると判定された場合に、前記角度検出部で検出された傾斜角度に基づいて、前記グラップルが前記把持爪の先端部を下方に向けた吊下姿勢となるように前記シリンダロッドを伸縮させる姿勢制御を行う一方、前記操作状態であると判定された場合に該グラップルの姿勢制御を解除する油圧制御部と、
前記グラップルの位置を検出して、該グラップルが予め設定された所定の干渉域に達したときに、前記油圧制御部に対して干渉回避信号を出力する位置検出部とを備え、
前記油圧制御部は、前記位置検出部から前記干渉回避信号が出力された場合に、前記グラップルが前記干渉域よりも前記上部旋回体側に移動しないように前記アタッチメントの動作を制御するように構成され、
前記位置検出部は、前記操作判定部によって前記操作状態であると判定された場合に、前記グラップルが第1の干渉域に達したときに前記干渉回避信号を出力する一方、前記非操作状態であると判定された場合に、該グラップルが該第1の干渉域と前記上部旋回体との間に設定された第2の干渉域に達したときに該干渉回避信号を出力するように構成されていることを特徴とするものである。
前記操作レバーは、前記フロントシリンダに作動油を給排させない中立位置と、該フロントシリンダに作動油を給排させる操作位置とに切り換え可能に構成され、
前記操作判定部は、前記操作レバーが前記中立位置にあるときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とするものである。
前記操作判定部は、前記操作レバーが前記操作位置から前記中立位置に切り換えられてから所定時間が経過したときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とするものである。
前記グラップルの把持爪を開閉させる開閉シリンダと、
前記開閉シリンダのヘッド側の油圧を検出する油圧検出部とを備え、
前記操作判定部は、前記把持爪を閉じて前記開閉シリンダ内の油圧が所定圧力よりも大きくなったことが前記油圧検出部によって検出されたときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とするものである。
前記操作判定部は、前記把持爪を閉じて前記開閉シリンダ内の油圧が所定圧力よりも大きくなったことが前記油圧検出部によって検出されてから所定時間が経過したときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とするものである。
前記油圧制御部は、前記第1の干渉域と前記第2の干渉域との間に位置している前記非操作状態の前記グラップルが、前記操作レバーによる操作が行われて前記操作状態となった場合に、該グラップルの姿勢制御を解除するとともに、該グラップルが該第1の干渉域よりも車両前方に移動するまでの間、該グラップルが前記上部旋回体側に揺動しないように該フロントシリンダの動作を制御することを特徴とするものである。
前記油圧制御部は、前記第1の干渉域と前記第2の干渉域との間に位置している前記非操作状態の前記グラップルが、前記操作レバーによる操作が行われて前記操作状態となった場合に、該グラップルが該第1の干渉域よりも車両前方に移動するまでの間、前記グラップルの姿勢制御を継続することを特徴とするものである。
前記グラップルの姿勢制御を行うか、又は姿勢制御を解除するかを選択的に切り換える切換スイッチを備えたことを特徴とするものである。
前記グラップルを前記アタッチメントのアームに対して揺動可能に支持するアームトップピンの中心位置と、該グラップルの重心位置とが、垂直方向に並ぶように配設され、
前記油圧制御部は、前記角度検出部によって前記グラップルが所定角度よりも傾斜していることが検出された場合に、前記フロントシリンダのヘッド側及びロッド側のシリンダ室をタンクに連通させ、該グラップルの自重による前記シリンダロッドの伸縮動作を許容して該グラップルを揺動させることで前記姿勢制御を行うことを特徴とするものである。
図1は、本実施形態1に係る作業機械の構成を示す側面図である。図1に示すように、作業機械10は、クローラ式の下部走行体11と、下部走行体11上に旋回可能に搭載された上部旋回体12とを備えている。上部旋回体12の左側前方には、キャブ15が配設されている。上部旋回体12の中央前方には、アタッチメント20が起伏可能に搭載されている。
このように、(1)式を満たすようにフロントシリンダ35の伸縮動作を自動的に制御すると、作業者が手動でグラップル30の姿勢調整を行うことなく、グラップル30を自動的に吊下姿勢に維持することができる。
図7は、本実施形態2に係るグラップルの姿勢制御を行うタイミングを示すタイミングチャート図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図8は、本実施形態3に係るグラップルの姿勢制御を行うタイミングを示すタイミングチャート図である。図8に示すように、操作レバー43が中立位置にあるときには、フロントシリンダ35のパイロットラインにパイロット圧が検出されない。このとき、操作判定部52は、グラップル30が非操作状態であると判定する。非操作状態のときには、グラップル30の姿勢制御が開始され、非操作状態が継続している間は、姿勢制御も継続される。
図9は、本実施形態4に係るグラップルの姿勢制御を行うタイミングを示すタイミングチャート図である。図9に示すように、操作レバー43が中立位置にあるときには、フロントシリンダ35のパイロットラインにパイロット圧が検出されない。このとき、操作判定部52は、グラップル30が非操作状態であると判定する。非操作状態のときには、グラップル30の姿勢制御が開始され、非操作状態が継続している間は、姿勢制御も継続される。
図10は、本実施形態5に係るグラップルの傾斜角度を調整するための油圧制御回路図である。図10に示すように、コントロールバルブ40は、メインポンプ41から吐出される作動油の給排方向を切り換えることで、フロントシリンダ35を伸縮させる。ここで、コントロールバルブ40は、非作業時においては、中立位置に切り換えられており、フロントシリンダ35の伸縮動作は行われない。
11 下部走行体
12 上部旋回体
20 アタッチメント
28 アームトップピン
30 グラップル
32 把持爪
33 開閉シリンダ
33a 圧力センサ(油圧検出部)
35 フロントシリンダ
36 シリンダロッド
43 操作レバー
49 タンク
51 油圧制御部
52 操作判定部
53 位置検出部
55 角度検出部
56 切換スイッチ
A1 第1の干渉域
A2 第2の干渉域
G 重心位置
S 把持対象物
Claims (9)
- 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、複数の把持爪を有するグラップルが設けられて該上部旋回体の前側に起伏可能に搭載されたアタッチメントとを備えた作業機械であって、
シリンダロッドの伸縮動作に伴って前記グラップルを揺動させることで、該グラップルの傾斜角度を調整するフロントシリンダと、
前記グラップルの傾斜角度を検出する角度検出部と、
前記フロントシリンダに対する作動油の給排方向を切り換えることで前記グラップルを操作する操作レバーと、
前記操作レバーによる前記グラップルの操作が行われている操作状態であるか、又は該操作レバーによる該グラップルの操作が行われていない非操作状態であるかを判定する操作判定部と、
前記操作判定部によって前記非操作状態であると判定された場合に、前記角度検出部で検出された傾斜角度に基づいて、前記グラップルが前記把持爪の先端部を下方に向けた吊下姿勢となるように前記シリンダロッドを伸縮させる姿勢制御を行う一方、前記操作状態であると判定された場合に該グラップルの姿勢制御を解除する油圧制御部と、
前記グラップルの位置を検出して、該グラップルが予め設定された所定の干渉域に達したときに、前記油圧制御部に対して干渉回避信号を出力する位置検出部とを備え、
前記油圧制御部は、前記位置検出部から前記干渉回避信号が出力された場合に、前記グラップルが前記干渉域よりも前記上部旋回体側に移動しないように前記アタッチメントの動作を制御するように構成され、
前記位置検出部は、前記操作判定部によって前記操作状態であると判定された場合に、前記グラップルが第1の干渉域に達したときに前記干渉回避信号を出力する一方、前記非操作状態であると判定された場合に、該グラップルが該第1の干渉域と前記上部旋回体との間に設定された第2の干渉域に達したときに該干渉回避信号を出力するように構成されていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1において、
前記操作レバーは、前記フロントシリンダに作動油を給排させない中立位置と、該フロントシリンダに作動油を給排させる操作位置とに切り換え可能に構成され、
前記操作判定部は、前記操作レバーが前記中立位置にあるときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とする作業機械。 - 請求項2において、
前記操作判定部は、前記操作レバーが前記操作位置から前記中立位置に切り換えられてから所定時間が経過したときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とする作業機械。 - 請求項1において、
前記グラップルの把持爪を開閉させる開閉シリンダと、
前記開閉シリンダのヘッド側の油圧を検出する油圧検出部とを備え、
前記操作判定部は、前記把持爪を閉じて前記開閉シリンダ内の油圧が所定圧力よりも大きくなったことが前記油圧検出部によって検出されたときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とする作業機械。 - 請求項4において、
前記操作判定部は、前記把持爪を閉じて前記開閉シリンダ内の油圧が所定圧力よりも大きくなったことが前記油圧検出部によって検出されてから所定時間が経過したときに、前記非操作状態であると判定することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至5のうち何れか1つにおいて、
前記油圧制御部は、前記第1の干渉域と前記第2の干渉域との間に位置している前記非操作状態の前記グラップルが、前記操作レバーによる操作が行われて前記操作状態となった場合に、該グラップルの姿勢制御を解除するとともに、該グラップルが該第1の干渉域よりも車両前方に移動するまでの間、該グラップルが前記上部旋回体側に揺動しないように該フロントシリンダの動作を制御することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至5のうち何れか1つにおいて、
前記油圧制御部は、前記第1の干渉域と前記第2の干渉域との間に位置している前記非操作状態の前記グラップルが、前記操作レバーによる操作が行われて前記操作状態となった場合に、該グラップルが該第1の干渉域よりも車両前方に移動するまでの間、前記グラップルの姿勢制御を継続することを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至7のうち何れか1つにおいて、
前記グラップルの姿勢制御を行うか、又は姿勢制御を解除するかを選択的に切り換える切換スイッチを備えたことを特徴とする作業機械。 - 請求項1乃至8のうち何れか1つにおいて、
前記グラップルを前記アタッチメントのアームに対して揺動可能に支持するアームトップピンの中心位置と、該グラップルの重心位置とが、垂直方向に並ぶように配設され、
前記油圧制御部は、前記角度検出部によって前記グラップルが所定角度よりも傾斜していることが検出された場合に、前記フロントシリンダのヘッド側及びロッド側のシリンダ室をタンクに連通させ、該グラップルの自重による前記シリンダロッドの伸縮動作を許容して該グラップルを揺動させることで前記姿勢制御を行うことを特徴とする作業機械。
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