JP6447254B2 - 電子写真感光体及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、感光体に優れたクリーニング性及び転写性を付与させるために、感光体表面の低表面エネルギー化技術が提案されている。低表面エネルギー化技術としては、感光体の表面保護層に潤滑剤を添加する技術が提案されており、この潤滑剤として、種々のフッ素樹脂やシリコーン化合物を添加する技術が開示されている。例えば、特許文献1では、フッ素原子含有化合物として、フッ化アルキル基(CF3(CF2)n−)を有する界面活性剤(−COOH基)によって処理された導電性微粒子が開示されている。
感光体の高耐久化において、摩耗性を向上させることは不可欠であり、さらに、より優れたクリーニング性及び転写性を持続させるために、摩耗しても感光体表面の低表面エネルギー性が低下しないことが求められている。
また、上記特許文献1に記載のフッ化アルキル基(CF3(CF2)n−)を有する界面活性剤(−COOH基)、すなわち、フッ化アルキルカルボン酸類(CF3(CF2)n等の類似体)は、生体蓄積性が高く、自然界ではほとんど分解しないため、世界中で削減の方向へ進んでいる。
すなわち、本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
1.導電性支持体上に感光層及び表面保護層を順次積層した電子写真感光体であって、
当該表面保護層が、バインダー樹脂と下記一般式(1)で表される構造を有するフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子を含有していることを特徴とする電子写真感光体。
一般式(1):Rf1−O−Rf2−T
(一般式(1)中、Tは、−CF2−COOH、−CF2CF2−COOH、又は、−CF(CF3)−COOHを表す。Rf1は、CF3(CF2)x−、又は(CF3)2CF−を表す。xは、0〜3の整数を表す。Rf2は、−CFyO−、−(CF2)zO−、−CF(CF3)CF2O−、又は、−CF2CF(CF3)O−を表す。yは、F又はCF3表す。zは、2〜4の整数を表す。)
一般式(2):Rf−(L(X)m)n
(一般式(2)中、Rfは、直線状、分岐状又は環状のn価のフッ化炭化水素基を表す。Lは、(m+1)価のフッ素原子を含まない連結基を表す。Xは、アクリロイル基又はメタクリロイル基を表す。nは、2又は3を表し、mは、1〜3の整数を表す。Xの総数(n×m)は、3以上である。)
前記電子写真感光体が、第1項から第3項までのいずれか一項に記載の電子写真感光体であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
本発明の効果の発現機構ないし作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
金属酸化物微粒子に反応基がカルボニル(−COOH)基であるフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾を行うことによって、表面保護層中にフッ素原子を導入して表面保護層の表面エネルギーを下げ、表面保護層の離型性を向上させることでクリーニング性を良好にすることができる。本発明で使用するフッ素原子含有表面修飾剤は、エーテル結合を有するフッ素原子含有(CF3CF2CF2O−CF2CF2O−等)のカルボン酸である。フッ化アルキル(CF3(CF2)n−)基を有する表面修飾剤に比べて、エーテル結合を有することで、表面保護層のバインダー樹脂や溶媒との相溶性が向上するために、より均一に表面保護層中へ存在し、減耗しても離型性及びクリーニング性を維持することができる。
また、金属酸化物微粒子によるフィラー効果(摩耗抵抗性の向上)も期待され、高い表面硬度を有し、耐摩耗性及び耐傷性に優れた電子写真感光体が得られる。
さらに、前記フッ素原子含有表面修飾剤は、エーテル結合を有するフッ素原子含有のカルボン酸であるので、フッ化アルキルカルボン酸類に比べて、生体蓄積性が低い有機フッ素化合物とされている点でも好ましい。
本発明の実施態様としては、本発明の効果発現の観点から、前記バインダー樹脂が、重合性化合物を重合して得られた樹脂を含有することが、表面保護層の耐摩耗性が向上する点で好ましい。
また、前記表面保護層が、さらに上記一般式(2)で表される構造を有する含フッ素多官能モノマーを反応させて得られる架橋樹脂を含有することが好ましい。これによって、表面保護層用の塗布液への相溶性が増し、分散性が良好で、均一な表面保護層を形成することができる。さらに、より表面エネルギーを低減することができ、高いクリーニング性及び転写性の維持につながる。
本発明の電子写真感光体(以下、単に「感光体」ともいう。)は、導電性支持体上に感光層及び表面保護層を順次積層した電子写真感光体であって、当該表面保護層が、バインダー樹脂と上記一般式(1)で表される構造を有するフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子を含有していることを特徴とする。
(1)導電性支持体上に、電荷発生層と電荷輸送層及び表面保護層を順次積層した層構成
(2)導電性支持体上に、電荷輸送物質と電荷発生物質とを含有する単層の感光層及び表面保護層を順次積層した層構成
(3)導電性支持体上に、中間層、電荷発生層、電荷輸送層及び表面保護層を順次積層した層構成
(4)導電性支持体上に、中間層、電荷輸送物質と電荷発生物質とを含有する単層の感光層、及び表面保護層を順次積層した層構成
本発明の感光体は、上記(1)〜(4)いずれの層構成のものでもよく、これらの中でも、導電性支持体上に、中間層、電荷発生層、電荷輸送層、及び表面保護層を順次設けて作製された層構成のものが特に好ましい。
本発明に係る表面保護層は、バインダー樹脂と、下記一般式(1)で表される構造を有するフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子を含有する。
一般式(1):Rf1−O−Rf2−T
(一般式(1)中、Tは、−CF2−COOH、−CF2CF2−COOH、又は、−CF(CF3)−COOHを表す。Rf1は、CF3(CF2)x−、又は(CF3)2CF−を表す。xは、0〜3の整数を表す。Rf2は、−CFyO−、−(CF2)zO−、−CF(CF3)CF2O−、又は、−CF2CF(CF3)O−を表す。yは、F又はCF3表す。zは、2〜4の整数を表す。)
本発明のフッ素原子含有表面修飾剤のフッ化アルキル鎖の長さは、C(炭素原子)が4〜16の範囲内が十分な潤滑性を得られ、生体蓄積性が低い点で好ましく、Cが6〜12の範囲内がより好ましい。
金属酸化物微粒子は、例えば、シリカ(二酸化ケイ素)、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化インジウム、酸化ビスマス、酸化イットリウム、酸化コバルト、酸化銅、酸化マンガン、酸化セレン、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化ゲルマニウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化ニオブ、酸化モリブデン及び酸化バナジウム等の金属酸化物微粒子が例示されるが、中でも、酸化スズ微粒子、酸化チタン微粒子、酸化亜鉛微粒子及びアルミナ微粒子が好ましい。
上記金属酸化物微粒子の個数平均一次粒径は、走査型電子顕微鏡(日本電子製)により10000倍の拡大写真を撮影し、ランダムに300個の粒子をスキャナーにより取り込んだ写真画像(凝集粒子は除いた)を自動画像処理解析装置「ルーゼックス AP(LUZEX(登録商標)AP)」((株)ニレコ製)ソフトウエアVer.1.32を使用して、2値化処理し、それぞれ水平方向フェレ径を算出し、その平均値を個数平均一次粒径として算出する。ここで水平方向フェレ径とは、金属酸化物微粒子の画像を2値化処理したときの外接長方形の、x軸に平行な辺の長さをいう。
本発明に係るフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子(以下、単に「表面修飾金属酸化物微粒子」ともいう。)は、上記表面修飾剤に加えて、さらに重合性反応基を有するシランカップリング剤で表面修飾してもよい。重合性反応基を有するシランカップリング剤で金属酸化物微粒子の表面を修飾すると、さらに強度の高い表面保護層とすることができるので、耐摩耗性を向上させることができる。
本発明に係る金属酸化物微粒子に用いられる重合性反応基を有するカップリング剤としては、金属酸化物微粒子の表面に存在するヒドロキシ基等と反応するカップリング剤が好ましい。さらに表面保護層の硬度をさらに高くする目的で、重合性反応基を有するシランカップリング剤が好ましい。
重合性反応基を有するシランカップリング剤としては、ラジカル重合性反応基を有するシランカップリング剤が好ましい。これらのラジカル重合性反応基は、本発明に係る架橋性の重合性化合物とも反応して強固な保護膜を形成することができる。ラジカル重合性反応基を有するシランカップリング剤としては、ビニル基、アクリロイル基又はメタクリロイル基などのラジカル重合性反応基を有するシランカップリング剤が好ましく、このようなラジカル重合性反応基を有するシランカップリング剤としては、下記に示すような公知の化合物が例示される。
S−2:CH2=CHSi(OCH3)3
S−3:CH2=CHSiCl3
S−4:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−5:CH2=CHCOO(CH2)2Si(OCH3)3
S−6:CH2=CHCOO(CH2)2Si(OC2H5)(OCH3)2
S−7:CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3
S−8:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−9:CH2=CHCOO(CH2)2SiCl3
S−10:CH2=CHCOO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−11:CH2=CHCOO(CH2)3SiCl3
S−12:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−13:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(OCH3)3
S−14:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2
S−15:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3
S−16:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−17:CH2=C(CH3)COO(CH2)2SiCl3
S−18:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−19:CH2=C(CH3)COO(CH2)3SiCl3
S−20:CH2=CHSi(C2H5)(OCH3)2
S−21:CH2=C(CH3)Si(OCH3)3
S−22:CH2=C(CH3)Si(OC2H5)3
S−23:CH2=CHSi(OCH3)3
S−24:CH2=C(CH3)Si(CH3)(OCH3)2
S−25:CH2=CHSi(CH3)Cl2
S−26:CH2=CHCOOSi(OCH3)3
S−27:CH2=CHCOOSi(OC2H5)3
S−28:CH2=C(CH3)COOSi(OCH3)3
S−29:CH2=C(CH3)COOSi(OC2H5)3
S−30:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H5)3
S−31:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)2(OCH3)
S−32:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCOCH3)2
S−33:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(ONHCH3)2
S−34:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OC6H5)2
S−35:CH2=CHCOO(CH2)2Si(C10H21)(OCH3)2
S−36:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH2C6H5)(OCH3)2
金属酸化物微粒子の表面修飾においては、湿式メディア分散型装置を用いて、金属酸化物微粒子100質量部に対して、前記フッ素原子含有表面修飾剤0.1〜100質量部を添加し分散処理することが好ましい。この範囲内であると表面保護層を設けることによる電気特性の低下がなく、また画像メモリー改善の効果が得られる。また、金属酸化物微粒子100質量部に対して、溶媒50〜5000質量部を用いて処理することが好ましい。
表面保護層のバインダー樹脂は、ポリカーボネートやポリアリレート等の硬度の高いポリマーを用いてもよいが、より好ましくは、架橋性の重合性化合物を用いて硬化形成された樹脂が好ましい。
架橋性の重合性化合物は、紫外線や電子線等の活性線照射により重合(硬化)して、ポリスチレン、ポリアクリレート等、一般に感光体のバインダー樹脂として用いられる樹脂となるモノマーが好適であり、特に、スチレン系モノマー、アクリル系モノマー、メタアクリル系モノマー、ビニルトルエン系モノマー、酢酸ビニル系モノマー、N−ビニルピロリドン系モノマーが好ましい。これらの中でも、少ない光量又は短い時間での硬化が可能であることからアクリロイル基(CH2=CHCO−)又はメタクリロイル基(CH2=CCH3CO−)を有するラジカル重合性化合物が特に好ましい。
本発明に係る表面保護層には、下記一般式(2)で表される構造を有する含フッ素多官能モノマーを反応させて得られる架橋樹脂を含有させることが好ましい。
一般式(2):Rf−(L(X)m)n
(式中、Rfは、直線状、分岐状又は環状のn価のフッ化炭化水素基を表す。Lは、(m+1)価のフッ素原子を含まない連結基を表す、Xは、アクリロイル基又はメタクリロイル基を表す。nは、2又は3を表し、mは1〜3の整数を表し、かつ、Xの総数(n×m)は、3以上である。)
本発明に係る表面保護層には、さらに各種の電荷輸送物質や酸化防止剤を含有させることもできる。また、各種の滑剤粒子を加えることができる。
滑剤粒子としては、例えば、フッ素原子含有樹脂粒子を加えることができる。フッ素原子含有樹脂粒子としては、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、二フッ化二塩化エチレン樹脂、及びこれらの共重合体の中から1種又は2種以上を適宜選択するのが好ましいが、特に四フッ化エチレン樹脂及びフッ化ビニリデン樹脂が好ましい。表面保護層中の滑剤粒子の割合は、バインダー樹脂100質量部に対して、好ましくは5〜70質量部、より好ましくは10〜60質量%である。滑剤粒子の粒径は、個数平均一次粒径が0.01〜1μmのものが好ましい。特に好ましくは、0.05〜0.5μmのものである。樹脂の分子量は適宜選択することができ、特に制限されるものではない。
表面保護層は、架橋性の重合性化合物、フッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子、必要に応じて、その他のバインダー樹脂、重合開始剤、滑剤粒子等を添加して調製した塗布液を、公知の方法により感光層表面に塗布し、自然乾燥又は熱乾燥を行い、硬化処理して作製することができる。表面保護層の層厚は、0.2〜10μmの範囲内が好ましく、0.5〜6μmの範囲内がより好ましい。
表面保護層の形成に使用される溶媒としては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、2−メチル−2−プロパノール、ベンジルアルコール、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、メチレンクロライド、酢酸エチル、酢酸ブチル、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、テトラヒドロフラン、1−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、ピリジン及びジエチルアミン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明に係る表面保護層に使用可能な架橋性の重合性化合物を重合反応させる方法としては、電子線開裂反応を利用する方法やラジカル重合開始剤の存在下で光や熱を利用する方法等により重合反応を行うことができる。ラジカル重合開始剤を用いて重合反応を行う場合、重合開始剤として光重合開始剤、熱重合開始剤のいずれも使用することができる。また、光、熱の両方の開始剤を併用することもできる。
本発明では、表面保護層の重合反応は、塗布膜に活性線を照射してラジカルを発生して重合し、かつ分子間及び分子内で架橋反応による架橋結合を形成して硬化し、硬化樹脂を生成することが好ましい。活性線としては、紫外線、可視光などの光や電子線が好ましく、使いやすさ等の見地から紫外線が特に好ましい。
<導電性支持体>
本発明で用いる支持体は導電性を有するものであればいずれのものでもよく、例えば、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛及びステンレスなどの金属をドラム又はシート状に成形したもの、アルミニウムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム及び酸化スズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独又はバインダー樹脂とともに塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィルム及び紙などが挙げられる。
本発明においては、導電性支持体と感光層の中間にバリアー機能と接着機能をもつ中間層を設けることもできる。
本発明の感光体に用いられる電荷発生層は、電荷発生物質とバインダー樹脂を含有し、電荷発生物質をバインダー樹脂溶液中に分散、塗布して形成したものが好ましい。
本発明の感光体に用いられる電荷輸送層は、電荷輸送物質(CTM)とバインダー樹脂を含有し、電荷輸送物質をバインダー樹脂溶液中に溶解、塗布して形成される。
本発明の感光体を構成する中間層、電荷発生層、電荷輸送層及び表面保護層等の各層は公知の塗布方法により形成することができる。具体的には、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティング法、ビードコーティング法、ブレードコーティング法、ビームコーティング法及び円形量規制型塗布法(円形スライドホッパー塗布方法)等が挙げられる。なお、円形量規制型塗布方法については、例えば、特開昭58−189061号公報及び特開2005−275373号公報に記載されている。
本発明の電子写真感光体は、電子写真感光体を帯電する帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を少なくとも有する、一般的な電子写真方式の画像形成装置に備えることができる。また、本発明の電子写真感光体は、当該画像形成装置を用いた画像形成方法に好適に用いることができる。
以下に、画像形成装置とともに画像形成方法について説明する。
図2は、本発明の実施形態の一例を示すフルカラーの電子写真画像形成装置の断面構成図である。
本発明の電子写真画像形成装置としては、本発明の感光体と、帯電手段(帯電器)、露光手段(露光器)又は現像手段(現像器)の少なくとも一つとを一体として有したプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)として構成し、この画像形成ユニットを電子写真画像形成装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。また、帯電手段、露光手段、現像手段の他、転写手段(転写器)、分離手段(分離器)又はクリーニング手段(クリーニング器)の少なくとも一つを感光体とともに一体として有したプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)を形成し、装置本体に着脱自在の単一画像形成ユニットとし、装置本体のレールなどの案内手段を用いて着脱自在の構成としても良い。
金属酸化物微粒子として数平均一次粒径25nmの「SnO2」100質量部、表面修飾剤として「パーフルオロ−3,6−ジオキサデカン酸(和光純薬社製)(例示化合物ST−10)」7質量部とメタノール750質量部を湿式サンドミル(径0.5mmのアルミナビーズ)に入れ、30℃にて4時間混合、その後、メタノールとアルミナビーズを濾別し、120℃にて乾燥し、フッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した表面修飾金属酸化物微粒子〔1〕を作製した。
金属酸化物微粒子として、個数平均一次粒径25nmの「SnO2」100質量部、フッ素原子含有表面修飾剤として「ノナフルオロヘキシルトリメトキシシラン(例示化合物ST−1)」3質量部、メタノール500質量部とトルエン500部を湿式サンドミル(径0.5mmのアルミナビーズ)に入れ、30℃にて4時間混合、その後、メタノール、トルエンとアルミナビーズを濾別し、120℃にて乾燥した。
次に、重合性反応基を有するシランカップリング剤として「3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン「KBM−503:信越化学工業(株)製」(例示化合物:S−15)5質量部、メチルエチルケトン1000質量部を湿式サンドミル(径0.5mmのアルミナビーズ)に入れ、30℃にて6時間混合、その後、メチルエチルケトンとアルミナビーズを濾別し、60℃にて乾燥し、金属酸化物微粒子「SnO2」を前記フッ素原子含有表面修飾剤と重合性反応基を有するシランカップリング剤(S−15)で表面修飾した表面修飾金属酸化物微粒子〔3〕を作製した。
表面修飾金属酸化物微粒子〔1〕又は〔3〕の作製において、金属酸化物微粒子、フッ素原子含有表面修飾剤、重合性反応基を有するシランカップリング剤の種類及び添加量を表1に示すとおりに変更した以外は、同様にして表面修飾金属酸化物微粒子〔2〕、〔4〕〜〔22〕を作製した。なお、上記シランカップリング剤を使用しない場合には、表面修飾金属酸化物微粒子〔1〕の作製と同様に行い、上記シランカップリング剤を使用する場合には、表面修飾金属酸化物微粒子〔3〕の作製と同様に行った。また、表面修飾金属酸化物微粒子〔21〕は、フッ素原子含有表面修飾剤を使用せず、表面修飾金属酸化物微粒子〔22〕は、フッ素原子含有表面修飾剤として、下記の構造を有するPFNAを使用した。
まず、円筒形アルミニウム支持体の表面を切削加工した導電性支持体を用意した。
<中間層>
下記組成の中間層塗布液を作製した。
バインダー樹脂:ポリアミド樹脂「X1010」(ダイセルデグサ株式会社製)
1.0質量部
金属酸化物微粒子:二酸化チタン「SMT500SAS」(テイカ社製)
1.1質量部
溶媒:エタノール 20質量部
分散機としてサンドミルを用いて、バッチ式で10時間の分散を行った。
上記中間層塗布液を用いて前記導電性支持体上に、110℃で20分乾燥後の層厚2μmとなるようにして浸漬塗布法で塗布した。
電荷発生物質:チタニルフタロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線回折スペクトル測定で、少なくとも27.3°の位置に最大回折ピークを有するチタニルフタロシアニン顔料) 20質量部
バインダー樹脂:ポリビニルブチラール樹脂「#6000−C」(電気化学工業社製) 10質量部
溶媒:酢酸t−ブチル 700質量部
4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノン 300質量部
上記成分を混合し、サンドミルを用いて10時間分散し、電荷発生層塗布液を調製した。この塗布液を前記中間層の上に浸漬塗布法で塗布し、乾燥後の層厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
電荷輸送物質:CTM「下記化合物A」 150質量部
バインダー樹脂:ポリカーボネート「Z300」(三菱ガス化学社製)
300質量部
酸化防止剤:「Irganox(登録商標)1010」(BASFジャパン社製)
6質量部
溶媒:トルエン/テトラヒドロフラン=1/9体積% 2000質量部
添加剤:シリコンオイル「KF−54」(信越化学社製)
1質量部
上記成分を混合し、溶解して電荷輸送層塗布液を調製した。この塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法を用いて、110℃で60分乾燥後層厚20μmの電荷輸送層を形成した。
重合性化合物:例示化合物「Mc−1」 100質量部
溶媒1:2−ブタノール 320質量部
溶媒2:テトラヒドロフラン 80質量部
上記成分をサンドミルにて10時間分散した後、重合開始剤〔1〕(ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド:「イルガキュア819」(BASFジャパン社製))8質量部を加え、遮光下で混合撹拌して溶解し表面保護層塗布液を作製した(保存中は遮光)。該塗布液を先に電荷輸送層まで作製した感光体上に円形スライドホッパー塗布機を用いて、表面保護層を塗布した。塗布後、室温で20分乾燥後(溶媒乾燥工程)、メタルハライドランプ(500W)を用いて100mmの位置で感光体を回転させながら1分間照射して(紫外線硬化工程(重合開始条件:光))、層厚3μmの表面保護層を得た。
重合開始剤〔1〕:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシド
重合開始剤〔2〕:1−(4−モルホリノフェニル)−2−(ジメチルアミノ)−2−(4−メチルベンジル)−1−ブタノン
重合開始剤〔3〕:2−エチルペルオキシヘキサン酸tert−ブチル
感光体1の作製において、表面修飾金属酸化物微粒子〔1〕を表面修飾金属酸化物微粒子〔2〕を用い、さらに、表面保護層塗布液のバインダー樹脂として、例示化合物「Mc−1」に加えて、含フッ素多官能モノマー(例示化合物「FMc−3」)を、表2に示す添加量で添加した以外は、同様にして感光体2を作製した。
感光体1の作製において、表面保護層の形成で、紫外線硬化工程を下記に示すとおりに熱硬化工程に変更した以外は、同様にして感光体4を作製した。
<表面保護層>
表面金属酸化物微粒子:表面修飾金属酸化物微粒子〔4〕 100質量部
バインダー樹脂:例示化合物「Ac−31」 100質量部
溶媒1:2−ブタノール 320質量部
溶媒2:テトラヒドロフラン 80質量部
上記成分をサンドミルにて10時間分散した後、重合開始剤〔2〕10質量部を加え、遮光下で混合撹拌して溶解し表面保護層塗布液を作製した(保存中は遮光)。該塗布液を先に電荷輸送層まで作製した感光体上に円形スライドホッパー塗布機を用いて、表面保護層を塗布した。塗布後、室温で20分乾燥後(溶媒乾燥工程)、内温120℃の恒温槽に70分入れて熱硬化させ(熱硬化工程(重合開始条件:熱))、層厚3μmの表面保護層を得た。
感光体1、2又は4の作製において、表面修飾金属酸化物微粒子、バインダー樹脂、重合開始剤の種類と添加量、及び重合条件を表2に示すとおりに変更した以外は、感光体1、2又は4のいずれかと同様にして感光体3、5〜23を作製した。
感光体1の作製において、金属酸化物微粒子として、表面修飾を行っていない個数平均一次粒径20nmの酸化スズ100質量部を使用し、重合開始剤の種類と添加量を表2に示すように変更した以外は、同様にして感光体24を作製した。
感光体1の作製において、金属酸化物微粒子を用いずに、かつ、バインダー樹脂、重合開始剤の種類と添加量を表2に示すように変更した以外は、同様にして感光体25を作製した。
以上のようにして作製した感光体を、図2に示す画像形成装置の構成と同様の評価機であるデジタルフルカラー複合機「bizhub PRO C6501」(コニカミノルタ(株)製)に搭載した。光源としては、780nmの半導体レーザーの露光光を使用した。
高温高湿環境下(30℃・85%RH)で、Y、M、C、Bk各色印字率2.5%のA4画像をA4サイズの中性紙に70万枚の画像出し耐刷試験を行い、その後、下記の個別の環境条件下で評価し、その結果を下記表3に示した。
前記耐刷試験の前後の膜厚差で評価した。感光体の膜厚は、均一膜厚部分(感光体の両端は膜厚が不均一になりやすいので、少なくとも両端3cmは除く)をランダムに10か所測定し、その平均値を感光層の膜厚とする。膜厚測定器は渦電流方式の膜厚測定器「EDDY560C」(HELMUT FISCHER GMBH CO社製)を用いて行い、耐刷試験前後の感光体膜厚の差を膜厚減耗量とする。
(評価基準)
◎:減耗量が、0.7μm以下(極めて良好)
○:減耗量が、0.7μmより大きく、1.6μm以下(良好)
△:減耗量が、1.6μmより大きく、2.0μm以下(実用上問題なし)
×:減耗量が、2.0μmより大きい(実用上問題あり)
前記耐刷試験後に、電子写真感光体の表面と出力画像の目視観察により下記評価を行った。
(評価基準)
◎:70万枚までトナーすり抜けがなく、全く問題ないレベル
○:70万枚までの時点で感光体上にトナーのすり抜けが一部見られるが、出力画像は良好であり、実用上問題ないレベル
△:70万枚以前にトナーすり抜けにより、出力画像上にスジ状の軽微な画像不良が発生したが、実用上問題ないレベル
×:70万枚以前にトナーすり抜けにより、出力画像上にスジ状の明らかな画像不良の発生が認められる(実用上問題あり)
前記耐刷試験後、A3紙全面にハーフトーン画像の画出しを行い、感光体の表面状態を観察し傷の状態を評価した。
(評価基準)
◎:感光体表面に目視で見られる目立った傷の発生はなく、ハーフトーン画像にも感光体傷に対応する画像不良の発生は見あたらない(良好)
○:感光体表面に目視で軽微な傷の発生があるが、ハーフトーン画像には感光体傷に対応する画像不良の発生は見あたらない(実用上問題なし)
△:70万枚印字後に表面傷4〜5か所発生(実用上問題なし)
×:感光体表面に目視で明確に傷の発生があり、ハーフトーン画像にも該傷に対応する画像不良の発生が認められる(実用上問題あり)
2 感光層
3 中間層
4 電荷発生層
5 電荷輸送層
6 保護層
7 表面修飾金属酸化物微粒子
1Y、1M、1C、1Bk 感光体
2Y、2M、2C、2Bk 帯電手段
3Y、3M、3C、3Bk 露光手段
4Y、4M、4C、4Bk 現像手段
6Y、6M、6C、6Bk クリーニング手段
10Y、10M、10C、10Bk 画像形成部(画像形成ユニット)
Claims (4)
- 導電性支持体上に感光層及び表面保護層を順次積層した電子写真感光体であって、
当該表面保護層が、バインダー樹脂と下記一般式(1)で表される構造を有するフッ素原子含有表面修飾剤で表面修飾した金属酸化物微粒子を含有していることを特徴とする電子写真感光体。
一般式(1):Rf1−O−Rf2−T
(一般式(1)中、Tは、−CF2−COOH、−CF2CF2−COOH、又は、−CF(CF3)−COOHを表す。Rf1は、CF3(CF2)x−、又は(CF3)2CF−を表す。xは、0〜3の整数を表す。Rf2は、−CFyO−、−(CF2)zO−、−CF(CF3)CF2O−、又は、−CF2CF(CF3)O−を表す。yは、F又はCF3表す。zは、2〜4の整数を表す。) - 前記バインダー樹脂が、重合性化合物を重合して得られた樹脂を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記表面保護層が、さらに下記一般式(2)で表される構造を有する含フッ素多官能モノマーを反応させて得られる架橋樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真感光体。
一般式(2):Rf−(L(X)m)n
(一般式(2)中、Rfは、直線状、分岐状又は環状のn価のフッ化炭化水素基を表す。Lは、(m+1)価のフッ素原子を含まない連結基を表す。Xは、アクリロイル基又はメタクリロイル基を表す。nは、2又は3を表し、mは、1〜3の整数を表す。Xの総数(n×m)は、3以上である。) - 電子写真感光体を帯電する帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を少なくとも有する電子写真画像形成装置であって、
前記電子写真感光体が、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の電子写真感光体であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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