JP6447088B2 - ファンカバーの取付構造 - Google Patents

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本発明は、ファンカバーの取付構造に関し、特に、ラジエータに固定されたファンシュラウドと、エンジンに固定されたファンリングとの隙間を覆うファンカバーの取付構造に関する。
従来、この種のファンカバー取付構造として、例えば、特許文献1には、ファンラバーのエンジン側端部をファンリングの凹部に嵌合させると共に、ファンカバーのラジエータ側端部をファンシュラウドにクリップ等で固定した構造が開示されている。
実公平6−45623号公報
ところで、特許文献1記載の構造では、ファンカバーのエンジン側端部をファンリングの凹部に嵌合させているのみである。このため、ファンリングを介してファンカバーに伝達されるエンジンの荷重や振動に対して、これらファンカバーとファンリングとの嵌合力が耐え切れなくなると、ファンカバーがファンリングから外れて浮き上がるか、或いはファンカバーが脱落する可能性がある。
開示の取付構造は、ファンカバーをファンリングに確実に保持させることで、ファンカバーの浮き上がりや脱落を効果的に防止することを目的とする。
開示の取付構造は、一端側がラジエータに固定されたファンシュラウドに取り付けられると共に、他端側がエンジンに固定されてファンを囲むファンリングに取り付けられて、前記ファンシュラウドと前記ファンリングとの間の隙間を覆うファンカバーの取付構造であって、前記ファンカバーに形成された貫通孔と、前記ファンリングから前記エンジン側に突出して設けられると共に、前記貫通孔に挿通されて、当該貫通孔よりも突出された少なくとも一部で前記ファンカバーを前記ファンシュラウド側に押圧するピン部材ピン部材と、を備える。
開示の取付構造によれば、ファンカバーをファンリングに確実に保持させることで、ファンカバーの浮き上がりや脱落を効果的に防止することができる。
(A)は本実施形態に係るファンカバーの取付構造が適用されたファンシュラウド構造を示す模式的な背面図であり、(B)は(A)のA−A線断面図である。 (A)は本実施形態に係るファンカバーの取付構造を示す模式的な斜視図であり、(B)は本実施形態に係るファンカバーの取付構造を示す模式的な部分断面図である。 他の実施形態に係るファンカバーの取付構造を示す模式的な背面図である。 他の実施形態に係るファンカバーの取付構造を示す模式的な部分断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るファンカバーの取付構造を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るファンカバーの取付構造が適用されファンシュラウド構造10を示している。ファンシュラウド構造10は、ファンシュラウド11と、ファンシュラウド11とエンジンE(図1(B)にのみ示す)との間に配置されたファン12と、エンジンEに固定されてファン12を囲むファンリング13と、これらファンシュラウド11とファンリング13との間を覆うファンカバー14とを備えている。
ファンシュラウド11は、略平板状に形成されており、エンジンEと対向する図示しないラジエータの背面にボルト等で固定されている。また、ファンシュラウド11には、ファン12の外径よりも内径の大きい開口部11Aが形成されている。開口部11Aは、略円形状に形成されており、気体をファン12に導くための通気空間15(図1(B)にのみ示す)を区画形成する。
ファン12は、その回転軸心がファンリング13の中心軸(軸心)と一致するように配置されて、ファンリング13の内部に収容されている。ファン12は、例えば、エンジンEの動力によって回転駆動される。
ファンリング13は、略円筒状に形成されており、エンジンEに図示しないボルト等で固定されている。また、ファンリング13の外周面には、ファンシュラウド11側に位置する第1環状フランジ部13A、エンジンE側に位置する第2環状フランジ部13B、これら第1及び第2環状フランジ部13A,Bの間に位置する中間環状フランジ部13Cがそれぞれ形成されている(何れも図1(B)にのみ示す)。さらに、ファンリング13には、詳細を後述するファンカバーの取付構造20の一部を構成する左右一対のピン部材21(図1(A)にのみ示す)が設けられている。
ファンカバー14は、例えば樹脂材料等の弾性部材で略円筒状に形成されており、ファンシュラウド11とファンリング13との隙間を覆う。このため、ファンカバー14は、一端側の周縁部をファンシュラウド11の環状凹部に嵌合固定されると共に、他端側の周縁部をファンリング13の環状凹部に嵌合固定されている(以下、説明の便宜のため、ファンリング13とファンカバー14との嵌合部分を第1取付部17と称する)。
次に、図2(A),(B)に基づいて、本実施形態に係るファンカバーの取付構造20の詳細について説明する。
一対のピン部材21は、例えば、金属材料等で略円柱状に形成されると共に、その基端部をファン12(図1参照)よりも下方に位置するファンリング13の第1環状フランジ部13A裏面に溶接等によって固定されている。また、ピン部材21は、中間環状フランジ部13Cの図示しない切欠に挿通されると共に、その先端側を第2環状フランジ部13Bよりも外側(エンジンE側)に向けて斜め下方に突出して設けられている。さらに、ピン部材21は、その先端側をファンカバー14に形成された一対の長孔楕円状の貫通孔22にそれぞれ挿通されると共に、その突出側の少なくとも一部でファンカバー14の側面(又は、貫通孔22の開口縁周囲)をファンシュラウド11側に押圧して、ファンカバー14を弾性変形させることで、ファンカバー14をファンリング13に保持している。
すなわち、ファンカバー14をファンリング13に対して、第1取付部17のみならずピン部材21を介して保持することで、第1取付部17の嵌合力がファンリング13を介して伝達されるエンジンEの荷重や振動に耐えきれなくなった場合においても、ピン部材21によってファンカバー14をファンリング13に確実に保持できるようになっている。これにより、ファンカバー14の浮き上がりや脱落を確実に防止することが可能になる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、一対のピン部材21は、ファン12よりも下方のファンリング13に設けられるものとして説明したが、図3に示すように、一対のピン部材21をファン12よりも上方のファンリング13にさらに設けて構成してもよい。この場合は、ファンカバー14の脱落をより確実に防止することが可能になる。また、図4に示すように、ファンカバー14がピン部材21から抜け落ちることを防止するために、ピン部材21の突出端側に貫通孔22の内径よりも大径に形成された拡径部21Aを設けてもよい。
10 ファンシュラウド構造
11 ファンシュラウド
12 ファン
13 ファンリング
14 ファンカバー
20 ファンカバーの取付構造
21 ピン部材
22 貫通孔

Claims (4)

  1. 一端側がラジエータに固定されたファンシュラウドに取り付けられると共に、他端側がエンジンに固定されてファンを囲むファンリングに取り付けられて、前記ファンシュラウドと前記ファンリングとの間の隙間を覆う筒状のファンカバーの取付構造であって、
    前記ファンカバーに形成された貫通孔と、
    その軸心を前記ファンリングの中心軸に対して傾斜させて前記ファンリングから前記エンジン側に向かって外側に斜めに突出して設けられると共に、前記貫通孔に挿通されて、当該貫通孔よりも突出された少なくとも一部で前記ファンカバーを前記ファンシュラウド側に押圧することにより、前記ファンカバーを前記ファンリングに保持するピン部材と、を備える
    ファンカバーの取付構造。
  2. 前記ピン部材を前記ファンよりも上方に位置する前記ファンリング及び、前記ファンよりも下方に位置する前記ファンリングの少なくとも一方に設けた
    請求項1に記載のファンカバーの取付構造。
  3. 前記ファンカバーが弾性部材で形成されており、前記ピン部材は、前記ファンカバーを弾性変形させることにより、前記ファンカバーを前記ファンリングに保持する
    請求項1又は2に記載のファンカバーの取付構造。
  4. 前記ピン部材の突出側端に前記貫通孔の内径よりも大径の拡径部を設けた
    請求項1から3の何れか一項に記載のファンカバーの取付構造。
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