JP6446721B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

車両用ドア開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6446721B2
JP6446721B2 JP2014141631A JP2014141631A JP6446721B2 JP 6446721 B2 JP6446721 B2 JP 6446721B2 JP 2014141631 A JP2014141631 A JP 2014141631A JP 2014141631 A JP2014141631 A JP 2014141631A JP 6446721 B2 JP6446721 B2 JP 6446721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
lock
sub
knob
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014141631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016017347A (ja
Inventor
茂憲 平本
茂憲 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Kinzoku ACT Corp filed Critical Mitsui Kinzoku ACT Corp
Priority to JP2014141631A priority Critical patent/JP6446721B2/ja
Publication of JP2016017347A publication Critical patent/JP2016017347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446721B2 publication Critical patent/JP6446721B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両用ドア開閉装置に関するもので、特にドアハンドルの操作をラッチユニットに伝達するリモコンユニットの改良に関するものである。
この種のリモコンユニットとしては、ドアに設けられたアウトサイドドアハンドルやインサイドドアハンドルが開扉操作された場合に回転する入力レバーと、回転した場合にラッチユニットをリリース動作させる出力レバーと、アンロック位置及びロック位置に移動するロックノブとを備えて構成されたものが一般的である。
ロックノブは、車両の室内において操作可能となるように設けられたものである。ロックノブがアンロック位置に配置された場合には、入力レバーの回転を出力レバーに伝達することが可能である。従って、ドアハンドルを開扉操作すれば、ラッチユニットがリリース動作されることになり、車両本体に対してドアを開くことができる。一方、ロックノブがロック位置に配置された場合には、入力レバーの回転が出力レバーに伝達されない状態となる。従って、ラッチユニットがストライカとの噛み合い状態を維持することになり、ドアハンドルを操作した場合にも、ドアが閉じた状態を維持する(例えば、特許文献1参照)。
特許第4759443号公報
ところで、スライドドアを適用する車両には、通常、ドアを閉じた状態に維持するラッチユニットの他にドアを開いた状態に維持するラッチユニットが設けられている。このため、この種の車両に搭載されるリモコンユニットには、出力レバーとしてそれぞれのラッチユニットに対応したものを用意する必要がある。また、入力レバーとしても、アウトサイドドアハンドルに対応したものと、インサイドドアハンドルに対応したものとを用意する必要がある。このため、この種のリモコンユニットでは、これらのレバーを避ける位置にロックノブを配設しなければならず、外形寸法の大型化が招来されることになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、外形寸法の大型化を防止することのできる車両用ドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用ドア開閉装置は、ドアハンドルが開扉操作された場合に回転する入力レバーと、ベースプレートに回転可能に配設し、回転した場合にラッチユニットをリリース動作させる出力レバーと、アンロック位置及びロック位置に切り替え可能に配設したロックノブと、前記ロックノブの切り替え動作に連動するロックレバーと、前記ロックノブがアンロック位置に配置された場合に前記ロックレバーを介してアンロック状態となり、前記入力レバーが回転した場合に前記入力レバーの回転を前記出力レバーに伝達する一方、前記ロックノブがロック位置に配置された場合に前記ロックレバーを介してロック状態となり、前記入力レバーが回転した場合に前記入力レバーから前記出力レバーへの動力伝達状態を断つようにしたロック機構とを備える車両用ドア開閉装置であって、前記ベースプレートを覆う位置にノブプレートを配設し、前記ノブプレートに前記ロックノブを配設し、前記入力レバーを覆う状態で前記ベースプレートにサブプレートを配設し、前記サブプレートにインサイドドアハンドルを支持するための入力支持軸を取り付けるとともに、前記入力支持軸の回転を前記入力レバーに伝達する伝達部材を配設したことを特徴とする。
また本発明は、上述した車両用ドア開閉装置において、前記ノブプレートは、前記サブプレートを介して前記ベースプレートに取り付けたことを特徴とする。


また本発明は、上述した車両用ドア開閉装置において、ロック用のアクチュエータが駆動した場合に切り替え動作するロック駆動部材を前記ロックレバーに連係させるとともに、前記ロックレバーと前記ロック機構との間に副ロックレバーを介在させ、前記ロックレバーには、アンロック位置からロック位置に移動した場合にのみ前記副ロックレバーに当接して前記副ロックレバーを連動させる選択当接部を設け、さらに、前記ロックレバーと前記副ロックレバーとの間には前記副ロックレバーを前記選択当接部に常時当接する方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上述した車両用ドア開閉装置において、車両本体に対してドアが全開となった場合に前記ドアの閉方向への移動を阻止する全開ラッチユニットを備え、前記サブプレートには、回転した場合に前記全開ラッチユニットをリリース動作させる全開ラッチリリースレバーを配設したことを特徴とする。
また本発明は、上述した車両用ドア開閉装置において、前記ベースプレートに前記出力レバーを回転可能に支持する出力支持軸を、前記サブプレートに設けた前記入力支持軸の軸心からずれた位置に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ベースプレートを覆う位置にノブプレートを配設し、このノブプレートにロックノブを配設しているため、外形寸法が大型化する事態を防止することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態であるドア開閉装置を適用した車両の側面図である。 図2は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置の分解斜視図である。 図3は、図2に示したドア開閉装置の要部構成を車両室内側から見た図である。 図4は、図2に示したドア開閉装置に適用するロック機構を車両室外側から見たもので、(a)はロックノブがロック位置に配置された状態で開扉操作された場合の側面図、(b)は開扉操作された状態でロックノブがアンロック位置に移動された場合の側面図、(c)は(b)に示す状態から開扉操作をやめた状態の側面図である。 図5は、図2に示したドア開閉装置を室内側から見た斜視図である。 図6は、図5に示したドア開閉装置からノブプレートを取り外した状態の斜視図である。 図7は、図6に示したドア開閉装置からサブプレートを取り外した状態の斜視図である。 図8は、図2に示したドア開閉装置のベースプレート、サブプレート及びノブプレートのみを分解して示す斜視図である。 図9は、図8に示したベースプレート、サブプレート及びノブプレートを組み立て状態の斜視図である。 図10は、図2に示したドア開閉装置の断面平面図である。 図11は、図2に示したドア開閉装置のロック機構を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る車両用ドア開閉装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるドア開閉装置を適用した車両を概念的に示したものである。ここで例示する車両は、車両本体BDの右側側方に後部座席への乗車口EPを備えるとともに、この乗車口EPを開閉するように前後にスライドするスライドドアSDを備えた四輪自動車である。
車両本体BDに対してスライドドアSDの開閉制御を行うドア開閉装置は、フロント全閉ラッチユニットFL、リヤ全閉ラッチユニットRL、全開ラッチユニットOL及びコントロールユニット1を備えている。フロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLは、それぞれ車両本体BDに対してスライドドアSDが閉じた状態を維持するためのものである。フロント全閉ラッチユニットFLは、スライドドアSDの前方部と車両本体BDとの間に設けてあり、リヤ全閉ラッチユニットRLは、スライドドアSDの後方部と車両本体BDとの間に設けてある。全開ラッチユニットOLは、車両本体BDに対してスライドドアSDが開いた状態に維持するためのものである。これらフロント全閉ラッチユニットFL、リヤ全閉ラッチユニットRL及び全開ラッチユニットOLは、いずれも従前のものと同様の構成を有したものであり、例えば車両本体BDに設けたストライカに歯合するラッチと、ラッチの移動を制御するラチェットとを備えて構成することが可能である。
コントロールユニット1は、スライドドアSDのアウトサイドドアハンドルOHが操作された場合、あるいはスライドドアSDのインサイドドアハンドルIHが操作された場合にそれぞれ動作し、フロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLや全開ラッチユニットOLをリリース動作させるためのものである。
図2、図3、図5は、本実施の形態で適用するコントロールユニット1の構成例を示したものである。ここで例示するコントロールユニット1は、基準となるベースプレート10を備え、このベースプレート10を介してスライドドアSDのインナパネル(図示せず)において車両室内側の表面に取り付けるもので、ベースプレート10に全閉リリース軸(出力支持軸)11を備えている。全閉リリース軸11は、ベースプレート10から車両の左右方向に沿って車両室内側に突出するものである。この全閉リリース軸11には、車両室内側に向けてリリースレバー(出力レバー)20、コネクトレバー30、インサイドオープンレバー40、アウトサイドハンドルレバー(入力レバー)50が回転可能に支持してある。
リリースレバー20は、全閉リリース軸11に対してほぼ上下に延びるように配設したものである。このリリースレバー20には、全閉リリース軸11よりも上方に位置する端部に第1リンク部材L1及び第2リンク部材L2が接続され、かつ全閉リリース軸11よりも下方に位置する端部にロック制御孔21が設けてある。第1リンク部材L1は、フロント全閉ラッチユニットFLとの間を接続するものであり、第2リンク部材L2は、リヤ全閉ラッチユニットRLとの間を接続するものである。本実施の形態では、リリースレバー20が図3において反時計回りに回転した場合にフロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLの双方がリリース動作されるように第1リンク部材L1及び第2リンク部材L2がそれぞれの全閉ラッチユニットFL,RLに接続してある。ロック制御孔21は、図4の(a)に示すように、全閉リリース軸11に対してほぼ径方向に延在するアンロック部分21aと、アンロック部分21aの下端から車両後方に向けてほぼ周方向に延在するロック部分21bとが連続した略L字状を成すものである。
コネクトレバー30は、図2及び図3に示すように、全閉リリース軸11に対してほぼ上下に延びるように配設したものである。このコネクトレバー30には、全閉リリース軸11よりも下方となる部位にロック用ピン摺動孔31が設けてあり、かつ上端部に係合段部32が設けてある。ロック用ピン摺動孔31は、全閉リリース軸11に対してほぼ径方向に延在するもので、ロック用フローティングピンP1を摺動可能に支持している。ロック用フローティングピンP1は、コネクトレバー30からベースプレート10に向けて突出したもので、その先端部がリリースレバー20のロック制御孔21に配置してある。係合段部32は、コネクトレバー30の上端部において車両後方側に位置する部分を切り欠くことによって形成したものである。
インサイドオープンレバー40は、全閉リリース軸11からほぼ上方に延びたものである。このインサイドオープンレバー40には、レバー当接部41及びプルーフ用ピン摺動孔42が設けてある。レバー当接部41は、全閉リリース軸11から前方に向けて突出した部分である。プルーフ用ピン摺動孔42は、全閉リリース軸11に対してほぼ径方向に延在するもので、プルーフ用フローティングピンP2を摺動可能に支持している。プルーフ用フローティングピンP2は、コネクトレバー30からベースプレート10に向けて突出したもので、その先端部がコネクトレバー30を超えてチャイルドプルーフレバー60のプルーフ制御孔に配置してある。
チャイルドプルーフレバー60は、車両の前後方向に沿って延在するもので、その中心部に設けた軸部61を介してベースプレート10に回転可能に支持してある。チャイルドプルーフレバー60の軸部61は、全閉リリース軸11よりも車両前方側で上方となる位置において全閉リリース軸11と平行となるように配設してある。
チャイルドプルーフレバー60において軸部61よりも車両後方側に配置した制御部分62には、上述のインサイドオープンレバー40のプルーフ用フローティングピンP2が配置されるプルーフ制御孔63が設けてある。チャイルドプルーフレバー60において軸部61よりも車両前方側に配置した操作部64は、スライドドアSDの前端部から外部に露出してあり、スライドドアSDが開いている場合にのみ操作することが可能である。
操作部64を介してチャイルドプルーフレバー60を回転させた場合には、制御部分62が上下に移動することになり、プルーフ制御孔63に配置されたプルーフ用フローティングピンP2がインサイドオープンレバー40のプルーフ用ピン摺動孔42を上下に移動することになる。プルーフ用フローティングピンP2がプルーフ用ピン摺動孔42の下端部に配置された場合には、その軸部がコネクトレバー30の係合段部32に配置されることになる。従って、この状態からインサイドオープンレバー40が反時計回りに回転した場合には、プルーフ用フローティングピンP2が係合段部32に当接することにより、コネクトレバー30が連動して反時計回りに回転する。一方、プルーフ用フローティングピンP2がプルーフ用ピン摺動孔42の上端部に配置された場合には、プルーフ用フローティングピンP2がコネクトレバー30の係合段部32よりも外周に位置することになる。従って、この状態からインサイドオープンレバー40が反時計回りに回転した場合にも、プルーフ用フローティングピンP2が係合段部32に当接することはなく、コネクトレバー30が連動することもない。
アウトサイドハンドルレバー50は、全閉リリース軸11に対してほぼ上下に延び、かつ全閉リリース軸11よりも下方となる部位が車両前方に向けて屈曲した形状を成している。アウトサイドハンドルレバー50において全閉リリース軸11よりも下方となる部位には、それぞれ車両の前後方向に沿って形成した長孔51,52を介して第3リンク部材L3及び第4リンク部材L4が接続してある。第3リンク部材L3は、アウトサイドドアハンドルOHとの間を接続するものである。アウトサイドドアハンドルOHが開扉操作された場合には、第3リンク部材L3を介してアウトサイドハンドルレバー50が図3において反時計回りに回転することになる。第4リンク部材L4は、キャンセル機構CYを介してリリースアクチュエータRAとの間を接続するものである。リリースアクチュエータRAが開扉駆動した場合には、第4リンク部材L4を介してアウトサイドハンドルレバー50が図3において反時計回りに回転することになる。
このアウトサイドハンドルレバー50とコネクトレバー30との間には、アウトサイドハンドルレバー50が図3において反時計回りに回転した場合にのみコネクトレバー30が連動するように互いに当接するように53,33突起が設けてある。
また、コントロールユニット1には、図2、図6、図8〜図10に示すように、ベースプレート10の前方側上部を覆う位置にサブプレート70が設けてある。サブプレート70は、ベースプレート10の一部を覆うサブカバー部71と、サブカバー部71からベースプレート10に向けて延在するサブ脚部72,73,74とを有したもので、サブカバー部71がベースプレート10の前方側上部及び全閉リリース軸11を覆う状態でサブ脚部72,73,74を介してベースプレート10に取り付けてある。図には明示していないが、サブカバー部71の上方に設けたサブ脚部72は、ベースプレート10と共にスライドドアSDのインナパネルに取り付けてある。このサブプレート70には、全開ラッチリリースレバー80、入力支持軸90及びノブプレート100が取り付けてある。
全開ラッチリリースレバー80は、サブプレート70に設けた全開リリース軸75からほぼ上方に向けて延在したもので、全開リリース軸75の軸心回りに回転することが可能である。この全開ラッチリリースレバー80には、第5リンク部材L5が接続してある。第5リンク部材L5は、全開ラッチリリースレバー80が図3において反時計回りに回転した場合に全開ラッチユニットOLがリリース動作するように全開ラッチユニットOLとの間を接続するものである。
入力支持軸90は、先端部にスプラインが形成された軸状部材であり、先端部が車両室内側に突出した状態で基端部を介してサブプレート70に回転可能に支持させてある。入力支持軸90のスプラインは、インサイドドアハンドルIHを取り付けるためのものである。すなわち、入力支持軸90は、インサイドドアハンドルIHの操作により、サブプレート70に対して自身の軸心回りに時計回り及び反時計回りの双方向に回転することが可能である。この入力支持軸90には、サブプレート70を貫通してベースプレート10との間に突出した部分に軸連動部材(伝達部材)91が設けてあるとともに、サブプレート70よりも車両室内側となる部分においてインサイドドアハンドルIHとの間に位置する部位にインサイドハンドルレバー(入力レバー)110が設けてある。
軸連動部材91は、図2及び図7に示すように、中心部に矩形の孔91aを有したもので、この矩形孔91aに入力支持軸90の角柱部分90aを嵌合させることにより、入力支持軸90と一体に回転するように入力支持軸90に取り付けてある。この軸連動部材91には、レバー連係突起91b及びバネ用突起91cが設けてある。
レバー連係突起91bは、軸連動部材91において入力支持軸90から車両前方に向けて突出した部分から車両室内側に向けて屈曲したもので、サブプレート70に形成した挿通孔71aを介して車両室内側に突出している。バネ用突起91cは、入力支持軸90から下方に向けて突出した部分から車両室内側に向けて屈曲したものである。このバネ用突起91cには、サブプレート70との間に中立復帰バネ92が介在してある。中立復帰バネ92は、コイル状に巻回した巻線の両端部が交差して外周に突出したもので、これらの巻線の両端部間にバネ用突起91c及びサブプレート70のバネ用突起71bを介在させた状態でコイル状に巻回した部分を介して入力支持軸90の外周部に装着してある。この中立復帰バネ92は、入力支持軸90が時計回り及び反時計回りのいずれの方向に回転した場合にも、バネ用突起91cを介して撓められた状態となる。すなわち、中立復帰バネ92は、インサイドドアハンドルIHに操作力が加えられていない場合、軸連動部材91及び入力支持軸90を介してインサイドドアハンドルIHを中立位置に復帰させるように機能する。
インサイドハンドルレバー110は、入力支持軸90に対して入力支持軸90の軸心回りに回転可能となるように配設したものである。このインサイドハンドルレバー110には、連係レバー部111、開扉出力レバー部112、閉扉出力レバー部113が設けてある。
連係レバー部111は、入力支持軸90から車両前方に向けて突出した部分であり、突出端部に形成した連係孔111aに軸連動部材91のレバー連係突起91bが貫通している。開扉出力レバー部112は、入力支持軸90から車両後方に向けて突出した部分である。この開扉出力レバー部112は、インサイドドアハンドルIHが中立位置に配置されている場合、インサイドオープンレバー40のレバー当接部41に対して上方に位置し、インサイドドアハンドルIHが時計方向に回転操作された場合にレバー当接部41に当接することが可能である。閉扉出力レバー部113は、入力支持軸90から上方に向けて突出した扇形状部分である。この閉扉出力レバー部113には、入力支持軸90を中心として円弧状となる円弧長孔113aが形成してあり、この円弧長孔113aを介して第6リンク部材L6が接続してある。第6リンク部材L6は、全開ラッチリリースレバー80との間を接続するものである。本実施の形態では、インサイドハンドルレバー110が図3において反時計回りに回転した場合に、直ちに全開ラッチリリースレバー80が連動するように全開ラッチリリースレバー80との間が第6リンク部材L6によって接続してある。
ノブプレート100は、図2、図5、図8〜図10に示すように、サブプレート70において入力支持軸90よりも車両後方側を覆う位置に設けたもので、全開ラッチリリースレバー80及びインサイドハンドルレバー110の回転範囲を確保した状態でノブ脚部101,102を介してサブプレート70に取り付けてある。このノブプレート100には、ロックノブ120が配設してある。ロックノブ120は、車両室内において上下方向に沿ってスライド操作可能となるように配設されたものである。
さらに、コントロールユニット1には、図4及び図11に示すように、ロック機構130が設けてある。ロック機構130は、コネクトレバー30のロック用ピン摺動孔31に対するロック用フローティングピンP1の位置を規定するもので、ロックレバー131、副ロックレバー132及びロック連係バネ(付勢部材)133を備えている。
ロックレバー131は、全閉リリース軸11よりも下方、かつ車両前方側に軸部131aを介してベースプレート10に回転可能に支持させたものである。ロックレバー131には、ノブ連係部131b及びアクチュエータ連係部131cが設けてある。ノブ連係部131bは、軸部131aよりも車両後方側に位置する部分においてロックノブ120の下端部に連係したものである。ロックノブ120が上方に向けてスライドした場合にはロックレバー131が図3において反時計回りに回転し、ロックノブ120が下方に向けてスライドした場合にはロックレバー131が図3において時計回りに回転することになる。アクチュエータ連係部131cは、軸部131aから下方に向けて延在した部分である。このアクチュエータ連係部131cには、ロックアクチュエータLAのロック駆動レバー(ロック駆動部材)LAOが連係してある。ロック駆動レバーLAOは、ロックアクチュエータLAの駆動によって先端部が車両の前後に移動するように動作するものである。
副ロックレバー132は、ロックレバー131とベースプレート10との間に配設したもので、軸挿通孔132aにロックレバー131の軸部131aを貫通させることにより、ロックレバー131の軸部131aを中心として回転することが可能である。この副ロックレバー132には、ロックレバー連係部132b及びピン制御レバー部132cが設けてある。ロックレバー連係部132bは、ロックレバー131の軸部131aからアクチュエータ連係部131cに沿って下方に延在した部分であり、ロックレバー131の選択当接部131dに当接している。選択当接部131dは、ロックレバー131が図3において時計回りに回転した場合にロックレバー連係部132bに当接することにより副ロックレバー132を連動させるものである。ロックレバー131が図3において反時計回りに回転した場合には、選択当接部131dからロックレバー連係部132bから離隔することになる。ピン制御レバー部132cは、ロックレバー131の軸部131aから車両後方に向けて延在した部分であり、切り替え制御孔132dを有している。切り替え制御孔132dは、車両の前後方向に沿って延在する長孔である。この切り替え制御孔132dには、リリースレバー20のロック制御孔21を通過したロック用フローティングピンP1の先端部が配置してある。
ロック連係バネ133は、ロックレバー131と副ロックレバー132との間に介在したもので、副ロックレバー132のロックレバー連係部132bが常時ロックレバー131の選択当接部131dに当接するように付勢している。
本実施の形態では、ノブプレート100に対してロックノブ120を下方にスライドさせた場合、図4の(a)に示すように、副ロックレバー132のピン制御レバー部132cが車両後方に反って下方に傾斜した状態となり、ロック用フローティングピンP1がリリースレバー20に形成したロック制御孔21のロック部分21bに配置される(ロック状態)。ノブプレート100に対してロックノブ120を上方にスライドさせた場合には、図4の(c)に示すように、副ロックレバー132のピン制御レバー部132cが車両後方に反ってほぼ水平の状態となり、ロック用フローティングピンP1がロック制御孔21のアンロック部分21aに配置されることになる(アンロック状態)。
上記のように構成したコントロールユニット1では、初期状態にある場合、インサイドドアハンドルIHが中立位置に配置され、インサイドハンドルレバー110の開扉出力レバー部112がインサイドオープンレバー40のレバー当接部41に対して上方に離隔して位置している。また、サブプレート70との間に介在させたリターンスプリング81によって全開ラッチリリースレバー80が時計回りに回転した状態に配置されている。
いま、ノブプレート100に対してロックノブ120を上方にスライドさせることにより(アンロック位置)、ロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のアンロック部分21aに配置するとともに、チャイルドプルーフレバー60によってプルーフ用フローティングピンP2をプルーフ用ピン摺動孔42の下端部に配置した場合には、インサイドドアハンドルIHを開扉操作すると、入力支持軸90及び軸連動部材91を介してインサイドハンドルレバー110が図3において時計回りに回転する。
この結果、インサイドハンドルレバー110の開扉出力レバー部112がインサイドオープンレバー40のレバー当接部41に当接することにより、インサイドオープンレバー40が図3において反時計回りに回転し、プルーフ用フローティングピンP2を介してコネクトレバー30が同方向に回転する。コネクトレバー30の回転は、ロック用フローティングピンP1を介してリリースレバー20に伝達されることになり、リリースレバー20が反時計回りに回転することによってフロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLがそれぞれリリース動作される。従って、スライドドアSDが全閉状態にあった場合にも、インサイドドアハンドルIHの開扉操作によってスライドドアSDを開けることが可能となる。
チャイルドプルーフレバー60によってプルーフ用フローティングピンP2をプルーフ用ピン摺動孔42の上端部に配置した状態では、インサイドドアハンドルIHを開扉操作した場合にも、インサイドオープンレバー40の回転がコネクトレバー30に伝達されないため、フロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLをリリース動作することができず、スライドドアSDを開けることもできない。
また、ノブプレート100に対してロックノブ120を上方にスライドさせてロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のアンロック部分21aに配置している状態においては、アウトサイドドアハンドルOHを開扉操作すると、あるいはリリースアクチュエータRAを開扉駆動させると、アウトサイドハンドルレバー50が図3において反時計回りに回転し、これに伴ってコネクトレバー30が同方向に回転する。従って、スライドドアSDが全閉状態にあった場合にも、アウトサイドドアハンドルOHを開扉操作したり、リリースアクチュエータRAを開扉駆動すれば、プルーフ用フローティングピンP2の位置に関わらず、スライドドアSDを開けることが可能となる。
一方、ノブプレート100に対してロックノブ120を下方にスライドさせることにより(ロック位置)、ロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のロック部分21bに配置した状態においては、インサイドドアハンドルIHを開扉操作した場合にも、コネクトレバー30の回転がリリースレバー20に伝達されないため、フロント全閉ラッチユニットFL及びリヤ全閉ラッチユニットRLをリリース動作することができず、スライドドアSDを開けることもできない。
同様に、ノブプレート100に対してロックノブ120を下方にスライドさせることにより、ロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のロック部分21bに配置した状態においては、アウトサイドドアハンドルOHを開扉操作したり、リリースアクチュエータRAを開扉駆動しても、コネクトレバー30の回転がリリースレバー20に伝達されないため、スライドドアSDを開けることができない。
上述した状態は、ロックノブ120を上方にスライドさせたり、ロックアクチュエータLAを駆動してロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のアンロック部分21aに移動させればリリースされ、再びインサイドドアハンドルIHやアウトサイドドアハンドルOHの開扉操作によってスライドドアSDを開けることが可能となる。
図4の(a)に示すように、ロックノブ120がロック位置に配置されている状態でインサイドドアハンドルIHやアウトサイドドアハンドルOHを開扉操作させた場合には、コネクトレバー30の回転によってロック用フローティングピンP1がロック制御孔21のロック部分21bにおいて車両後方側に配置されるため、そのままロックノブ120をアンロック位置にスライドさせてもロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のアンロック部分21aに移動させることができない。
しかしながら、上述のコントロールユニット1においては、ロック用フローティングピンP1が配置される副ロックレバー132とロックノブ120によって直接操作されるロックレバー131とを別体の構成としているため、図4の(b)に示すように、ロック用フローティングピンP1がロック制御孔21のロック部分21bに配置された状態でロックノブ120を上方にスライドさせることができ、その後、インサイドドアハンドルIHやアウトサイドドアハンドルOHの開扉操作をやめた時点でロック連係バネ133のバネ力により、図4の(c)に示すように、ロック用フローティングピンP1をロック制御孔21のアンロック部分21aに配置することが可能となる。
インサイドドアハンドルIHを閉扉操作し、入力支持軸90及び軸連動部材91を介してインサイドハンドルレバー110を図3において反時計回りに回転した場合には、常に第5リンク部材L5を介して全開ラッチリリースレバー80が図3において反時計回りに回転する。従って、例えばスライドドアSDが全開状態にある場合にインサイドドアハンドルIHを閉扉操作すれば、全開ラッチユニットOLがリリース動作され、スライドドアSDを閉じることができる。
ここで、このコントロールユニット1では、上述したように、サブプレート70を介してベースプレート10に入力支持軸90を取り付けるようにしている。従って、車両室内への突出量を十分に確保しつつ、入力支持軸90の全長を短くすることができる。これにより、ベースプレート10の板厚を増大させなくとも、インサイドドアハンドルIHが操作された場合に入力支持軸90が傾く事態を防止することができるため、ベースプレート10やサブプレート70の重量が増大したり、成形性が悪くなる等の問題を来すおそれがない。しかも、サブプレート70としては、ベースプレート10の一部を覆う大きさを有していれば十分であり、重量の増大が招来されるおそれもない。
さらに、サブプレート70を介してベースプレート10にノブプレート100を配設するようにしているため、インサイドハンドルレバー110やリリースレバー20、コネクトレバー30、インサイドオープンレバー40、アウトサイドハンドルレバー50に重合する位置にロックノブ120を設けることが可能であり、設計の自由度が増すばかりでなく、コントロールユニット1の小型化を図ることが可能である。
尚、上述した実施の形態では、サブプレート70を介してベースプレート10にノブプレート100を配設しているが、直接ベースプレート10にノブプレート100を配設するようにしても構わない。
10 ベースプレート
11 全閉リリース軸
20 リリースレバー
50 アウトサイドハンドルレバー
70 サブプレート
80 全開ラッチリリースレバー
90 入力支持軸
91 軸連動部材
91a 矩形孔
91b レバー連係突起
100 ノブプレート
110 インサイドハンドルレバー
111 連係レバー部
112 開扉出力レバー部
113 閉扉出力レバー部
120 ロックノブ
130 ロック機構
131 ロックレバー
131d 選択当接部
132 副ロックレバー
133 ロック連係バネ
BD 車両本体
FL フロント全閉ラッチユニット
IH インサイドドアハンドル
LA ロックアクチュエータ
LAO ロック駆動レバー
OH アウトサイドドアハンドル
OL 全開ラッチユニット
RL リヤ全閉ラッチユニット
SD スライドドア

Claims (4)

  1. ドアハンドルが開扉操作された場合に回転する入力レバーと、ベースプレートに回転可能に配設し、回転した場合にラッチユニットをリリース動作させる出力レバーと、アンロック位置及びロック位置に切り替え可能に配設したロックノブと、前記ロックノブの切り替え動作に連動するロックレバーと、前記ロックノブがアンロック位置に配置された場合に前記ロックレバーを介してアンロック状態となり、前記入力レバーが回転した場合に前記入力レバーの回転を前記出力レバーに伝達する一方、前記ロックノブがロック位置に配置された場合に前記ロックレバーを介してロック状態となり、前記入力レバーが回転した場合に前記入力レバーから前記出力レバーへの動力伝達状態を断つようにしたロック機構とを備える車両用ドア開閉装置であって、
    前記ベースプレートを覆う位置にノブプレートを配設し、前記ノブプレートに前記ロックノブを配設し、
    前記入力レバーを覆う状態で前記ベースプレートにサブプレートを配設し、前記サブプレートにインサイドドアハンドルを支持するための入力支持軸を取り付けるとともに、前記入力支持軸の回転を前記入力レバーに伝達する伝達部材を配設し、
    前記ノブプレートは、前記サブプレートを介して前記ベースプレートに取り付けたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
  2. ロック用のアクチュエータが駆動した場合に切り替え動作するロック駆動部材を前記ロックレバーに連係させるとともに、前記ロックレバーと前記ロック機構との間に副ロックレバーを介在させ、
    前記ロックレバーには、アンロック位置からロック位置に移動した場合にのみ前記副ロックレバーに当接して前記副ロックレバーを連動させる選択当接部を設け、
    さらに、前記ロックレバーと前記副ロックレバーとの間には前記副ロックレバーを前記選択当接部に常時当接する方向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア開閉装置。
  3. 車両本体に対してドアが全開となった場合に前記ドアの閉方向への移動を阻止する全開ラッチユニットを備え、
    前記サブプレートには、回転した場合に前記全開ラッチユニットをリリース動作させる全開ラッチリリースレバーを配設したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア開閉装置。
  4. 前記ベースプレートに前記出力レバーを回転可能に支持する出力支持軸を、前記サブプレートに設けた前記入力支持軸の軸心からずれた位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア開閉装置。
JP2014141631A 2014-07-09 2014-07-09 車両用ドア開閉装置 Active JP6446721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141631A JP6446721B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 車両用ドア開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141631A JP6446721B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 車両用ドア開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016017347A JP2016017347A (ja) 2016-02-01
JP6446721B2 true JP6446721B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=55232775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141631A Active JP6446721B2 (ja) 2014-07-09 2014-07-09 車両用ドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6446721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6613506B2 (ja) 2016-03-16 2019-12-04 三井金属アクト株式会社 車両用ドア開閉装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023400Y2 (ja) * 1980-12-26 1985-07-12 株式会社本田ロック 自動車用ドアロツクノブの取付構造
US6019402A (en) * 1998-07-21 2000-02-01 General Motors Corporation Vehicle door latch with double lock
JP4094888B2 (ja) * 2002-05-10 2008-06-04 株式会社大井製作所 車両用ロックのリモートコントロール装置
JP4759443B2 (ja) * 2006-05-31 2011-08-31 三井金属アクト株式会社 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
JP2011132771A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Aisin Seiki Co Ltd 車両用ドア開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016017347A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755528B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
EP2028334B1 (en) Door Lock Apparatus for vehicle
US7926857B2 (en) Door lock device for vehicle
US9109382B2 (en) Door locking device
JP6507409B2 (ja) 車両ドアラッチ装置
US20150247347A1 (en) Vehicle door lock apparatus
EP2460960B1 (en) Door lock device for vehicle
GB2477612A (en) Vehicle latch with double locking
JP4759443B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
JP2005138696A (ja) ドア開閉装置
US8573659B2 (en) Child lock mechanism
JP2018028185A (ja) 車両開閉体操作装置
JP5603190B2 (ja) 車両ドア操作機構
JP6413144B2 (ja) 車両用ドア開閉装置
JP6446721B2 (ja) 車両用ドア開閉装置
JP5298613B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2007321348A (ja) 車両用ドアロック装置
JP4700561B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
JP6162946B2 (ja) ドアロック装置
JP5925630B2 (ja) ドアロック装置
JP7348085B2 (ja) 車両スライドドア用開閉装置
JP4802341B2 (ja) ドアロック装置
JP5022503B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
JP5287435B2 (ja) 車両用バックドア開閉操作装置
JP6318422B2 (ja) 車両用ドア開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20170601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6446721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250