JP5287435B2 - 車両用バックドア開閉操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドル本体の操作により車両用のバックドアを開閉可能にする車両用バックドア開閉操作装置に関し、特にバックドアの開閉操作性を向上させるものである。
従来、この種のバックドア開閉操作装置として特許文献1には、車両のバックドアに配設されたベース部材と、ベース部材に回転自在に支持されると共にバックドアの開閉動作を可能とするダンパに連係されたレバー部材とを備えている。このバックドア開閉操作装置のハンドル本体を回転させることによりハンドル本体に連係されたダンパが動作されるように構成されている。このようなバックドア開閉操作装置では、ハンドル本体を把持して回転操作させた状態に保持しておかないとダンパを動作させることができない。これにより、バックドアの開閉動作をさせたい時にはハンドル本体を把持し続けないといけないため、バックドアの開閉操作性が良いものであるとは言えない。
このような問題に対し、特許文献2には、ハンドル本体を所定位置にて保持可能なロック機構が開示されている。
以上により、ハンドル本体を把持して回転操作した後にハンドル本体の操作をやめても、ハンドル本体は回転操作された状態が保持されるため、ハンドル本体を回転操作し続けなくてもバックドアの開閉動作をすることができるようになっている。
特開平10−287274号公報 特開2007−146972号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2とを組み合わせたバックドア開閉操作装置であると、バックドアを開閉操作可能な待機状態において、バックドアの開閉操作の際にハンドル本体を操作してしまうと意図せずロック機構によりバックドアの開閉位置が保持されてしまい、これではバックドアの開閉操作性が良いものであるとは言えない。
そこで本発明は、従来の問題点を鑑みてなされたものであり、簡単な構成によりバックドアの開閉操作性を向上する車両用バックドア開閉操作装置を提供することをその技術的課題とする。
上述した技術的課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、前記軸部材は、前記ハンドル本体に対して一体回転するように且つ軸方向に移動自在に支持されたシャフト部と、該シャフト部に連動すると共に前記ベース部材に対して前記軸方向に移動可能な係止部とを備え、該係止部は前記軸部材の前記移動によって前記ベース部材に対して相対回転可能または一体保持とすることである。
好ましくは、前記ハンドル本体は、前記シャフト部が挿通される第1穴部と、該第1穴部の外周部の一部が切り欠かれると共に前記係止部が係脱可能な第1切欠部とを備えており、前記シャフト部は前記第1切欠部に係止されて前記軸部材を前記ハンドル本体に対して一体回転するように且つ前記軸方向に移動自在に支持される保持部を備えると良い。
更に好ましくは、前記ベース部材は、前記ハンドル本体の前記第1穴部と同径で且つ同軸上に配置された第2穴部と、前記第1切欠部と前記軸方向において一致するように配置された第2切欠部とを備えており、前記係止部は、前記保持部に形成されていると良い。
更に好ましくは、前記軸部材は、その一端に摘み部が形成され、前記ハンドル本体は、前記摘み部が配置される開口部が形成されていると良い。
本発明によれば、軸部材をその軸方向に移動させることにより、任意に係止部をベース部材に対して相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができる。つまり、係止部に連動するシャフト部と一体回転するハンドル本体をベース部材に対して相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができるので、例えばバックドアを開閉操作可能な待機状態において、ハンドル本体をベース部材に対して一体保持可能にすればハンドル本体が回転操作されることがない。そのため、バックドアの開閉操作中にバックドアが意図せず保持されてしまいバックドアの開閉操作性が悪化してしまうことが未然に防止される。したがって、バックドアの開閉操作性を向上させたバックドア開閉操作装置を提供することができる。
更に、ベース部材は、ハンドル本体の第1穴部と同径で且つ同軸上に配置された第2穴部と、第1切欠部と軸方向において一致するように配置された第2切欠部とを備えており、係止部は、保持部に形成するように構成すれば、簡単な構成でベース部材に対してハンドル本体を相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができるバックドア開閉操作装置を提供することができる。
更に、軸部材は、その一端に摘み部が形成され、ハンドル本体は、摘み部が配置される開口部が形成されるように構成すれば、ハンドル本体の内側から摘み部を操作することができる。よって、操作性を向上させたバックドア開閉操作装置を提供することができる。
本実施例のバックドア開閉操作装置100がバックドア200に取付けられ一部が切り欠かれた態様を示す斜視図である。 本実施例のバックドア開閉操作装置100の分解図である。 本実施例のバックドア開閉操作装置100の主要断面図である。 本実施例のバックドア開閉操作装置100の側面図である。 本実施例のバックドア開閉操作装置100の待機状態を示す斜視図である。 本実施例のロック機構60の初期状態を示す正面図である。 本実施例のロック機構60の待機状態を示す正面図である。 本実施例のバックドア開閉操作装置の作動図である。
本実施例にかかるバックドア開閉操作装置100について図面を用いて説明する。
本実施例のバックドア開閉操作装置100は、図1または図2に示されるようにバックドア200の車室内側に配置されたドアロック(不図示)に連係されたドアハンドル300を有し車両後部の開口を閉鎖可能とするバックドア開閉操作装置100において、バックドア200内にボルト等で固定されたベース部材10と、ベース部材10に軸部材26を介して回転自在に支持されたハンドル20(ハンドル本体)と、ベース部材10に回転自在に支持されハンドル20に連係されると共にバックドア200の開閉動作を可能とすべくバックドア200の両端部に設けられたガスダンパ40,41(ダンパ)にケーブル50,51を介して連係されたレバー部材30とをそれぞれ備えている。
ベース部材10は、図2に示されるようにバックドア200に固定するための取付穴111が形成された取付板11と、取付板11の両端から車室外方に向かって立設され且つ互いに対向するように形成された第1側板12及び第2側板13と、第1側板12及び第2側板13の上端間に架設された上側板15と、第2側板13に対して第1側板12と反対側に対向すると共に第2側板13と一体形成された第3側板14とを備えて形成されている。
第2側板13は軸部材26が相対回転可能に挿通される第2穴部131が設けられている。第2穴部131はその外周部の一部が切り欠かれ軸部材26が係合可能な第2切欠部131aを有している。なお、第1側板12及び第2側板13の上方は一部が切り欠かれており、切り欠かれた部位の一部にケーブル50,51が保持されている。また、上側壁15はその下端面の中間部から下方に突出された突出部151が形成されている。
ハンドル20は、図2及び図3に示されるように第1側板12と第2側板13間に回転自在に支持された把手部21と、把手部21と一体的に形成され第2側板13と第3側板14間に軸部材26を介して回転自在に支持された連結部24とを備えている。
把手部21は、筒部211と、筒部211の下端面から下方に突出した操作部212と、筒部211の下端面から車両前後方向に突出形成された円弧形状の笠部213と、筒部211の外周面から径方向外方に突出形成された矩形状の第1作用部214及び第2作用部215を備えている。
筒部211は、図3に示されるようにベース部材10の第2側板13の第2穴部131と対向すると共に第2穴部131と同径で且つ同軸上に形成された第1穴部211aと、第2穴部131の第2切欠部131aと同形状で且つ第1穴部211aの外周部の一部が切り欠かれると共に第2切欠部131aと軸方向において一致して形成された第1切欠部211a1を備えている。
操作部212は、図2及び図4に示されるようにバックドア200の底部221に形成されたハンドル20の回転可能範囲分だけ切り欠かれた切欠部221aから露出しており、車室外側から回転操作可能となっている。
笠部213は、把手部21の回転に伴い切欠部221aに形成される隙間を覆うように形成されている。これにより、故障の原因となり得る塵埃等がバックドア200内へ入ってしまうことを未然に防止することができる。
連結部24は、図2に示されるように把手部21と一体的に形成された円弧形状の基部241と、基部241から第2側板13に沿って上方に延設されると共に把手部21と一体形成された第1揺動腕242と、基部241から第3側板14に沿って上方に延設されると共に第1揺動腕242と対向するように形成された第2揺動腕243とを備えている。なお、第1揺動腕242及び第2揺動腕243には、第1穴部211aと同軸且つ略同形状の切欠部を有する略同径の穴部が形成されている。
第1揺動腕242と第2揺動腕243の間には、第2側板13及び第3側板14に係止されると共にその中央部に軸部材26が挿通されたトーションスプリング25が配設されており、ハンドル20を図4の矢印A方向に回転させた時は矢印B方向への付勢力が発生し、ハンドル20を矢印B方向に回転させた時は矢印A方向への付勢力が発生するように構成されている。つまり、ハンドル20は図6に示される中立位置となるように付勢されている。
また、図2に示されるようにハンドル20はベース部材10の第1側板12を介して相対回転自在に挿通されたピン27と、第1揺動腕242、第2揺動腕243及び第2側板13の第2穴部131を通って筒部211の第1穴部211aに一体保持可能に挿通された軸部材26とによりベース10に対して回転可能に取付けられている。なお、ピン27は、その一端が公知のスナップフィット構造とされることにより、ベース部材10及びハンドル20から抜け止め防止されるように構成されている。
レバー部材30は、プレス加工等により十字状に形成された金属製の部材であり、その中央部にはベース部材10の上側板15の突起部151が挿通可能な穴部31を有しており、穴部31よりも図2示奥行方向における奥側で且つ上側板15と略平行に延設されると共にハンドル20の第1作用部214が車室外側から当接可能な第1アーム部32と、穴部31よりも手前側で且つ穴部31に対して第1アーム部32が延設する方向と逆方向に延設されると共に第2作用部215が車室内側から当接可能な第2アーム部33とを備えている。また、第1アーム部32及び第2アーム33が延設された方向に対して直交する方向にはガスダンパ40,41に一端が連結されたケーブル50,51の他端が取付けられている。なお、ガスダンパ40,41は、ケーブル50,51が引かれた待機状態の時にはバックドア200を開閉操作可能とし、図5に示されるようにケーブル50,51が引かれていない初期状態の時にはバックドア200の開閉操作不可としてバックドア200の開角度を保持できるように構成されている。更に、レバー部材30は、図7に示されるような待機状態に保持可能なロック機構60に連係されている。
図6に示されるようにロック機構60は、レバー部材30を図6に示される初期状態にするように付勢するトーションスプリング61と、ベース部材10の上側板15に形成され、レバー部材30を図7に示される待機状態に保持可能にするようにトーションスプリング61が係止される係止手段152とを備えている。
トーションスプリング61は、円形状に巻回された巻回部63と巻回部63においてレバー部材30の第1アーム部32側に延設され第1アーム部32を挟持するようにコの字状に曲げ加工された第1固定部64と、巻回部63においてレバー部材30の第2アーム部33側に延設されその端部がベース部材10の上側板15の上側に曲げ加工された第2固定部65とを備えている。なお、第1固定部64の端部には係止手段152に係止可能な被案内部62が形成されている。
被案内部62は、ハンドル20の操作により係止手段152に係止されると共にその係止を保持され、再度ハンドル20を操作することにより係止手段152との係止が解除されるように構成されている。
続いて、本発明に係る特徴部分である軸部材26及びその周辺についての詳細な構成を以下に説明する。
図8に示されるように軸部材26のシャフト部261は、ベース部材10の第2側板13の第2穴部131やハンドル20に形成された第1穴部211aと略同径に形成されている。また、シャフト部261はその外周部の一部から径方向に突出されると共に長手方向に離間されて形成された矩形状の第1突起部262(保持部)及び第2突起部263とを備えている。なお、ベース部材10の第3側板14側の先端部264は前述したピン27と同様のスナップフィット構造となっており軸部材26の第3側板14から第2側板13の方向への移動を制限するように構成されている。
第1突起部262は、軸部材26の軸方向に所定の幅を持っており、その一部で、ハンドル20に形成された第1穴部211aの第1切欠部211a1に係止される第1支持部262bを形成している。また、第1突起部262は、その他部で、第1支持部262bと軸方向に並んで、実線で示されるロック状態の時にベース部材10の第2側板13に形成された第2穴部131の第2切欠部131aに係止され、点線で示されるフリー状態の時に第2穴部131の第2切欠部131aとの係止が解除される第1係止部262a(係止部)を形成している。なお、第2突起部263は、第1突起部262と同等の構成で、ベース部材10とロック状態またはフリー状態に応じて係脱される第2係止部263aとハンドル20に係止される第2支持部263bとを備えている。ここでフリー状態とはハンドル20がベース部材10に対して相対回転可能な状態のことであり、ロック状態とはハンドル20がベース部材10に対して一体保持された相対回転不能な状態のことを示す。
ハンドル20の筒部211は車室内側へ開口された開口部211bが形成されており、この開口部211bには、軸部材26の先端部264と反対側の端部に形成された切換操作部265が配置される。切換操作部265は、外部から手動操作可能な摘み部265aと、筒部211の第1内壁部211cに形成された第1凹部211c1または第2凹部211c2に係合する突起部265bと、ハンドル20をフリー状態からロック状態とすべく軸部材26を移動させた時にハンドル20の第2内壁部211dに当接することによりベース部材10の第2側板13から第3側板14の方向への移動を制限するためのストッパ部265cとを備えている。なお、突起部265bが第1凹部211c1に係合された時がフリー状態であり、第2凹部211c2に係合された時がロック状態である。また、切換操作部265は、例えば第1凹部211c1に係合された突起部265bが軸部材26の移動によりその係合が解除される時に軸部材26の中心の方向に作動可能となるように切り欠かれた逃げ部265dを有することにより操作時の節度感が付与されるように構成されている。
続いて、本実施例に係るバックドア開閉操作装置100の作動について図面に基づいて以下に説明する。
点線で示されるフリー状態における開閉途中のバックドア200において、ハンドル20の把手部21の操作部212を図4において矢印A方向あるいは矢印B方向の所望の方向に操作する。矢印A方向に回転させた時は第1作用部214が第1アーム部32を車室外から車室内の方向に押圧し、矢印B方向に回転させた時は第2作用部215が第2アーム部33を車室内から車室外の方向に押圧することによりレバー部材30は図6の初期状態から図7の待機状態となる。レバー部材30が回転させられることによりケーブル50,51は図5のように引かれた状態となる。このケーブル50,51の作動によりガスダンパ40,41が駆動されバックドア200はその開閉動作が許容される。この状態でハンドル20の上記操作をやめるとハンドル20は、トーションスプリング25による付勢力により図4に示す中立位置に復帰する。一方で、レバー部材30は図7に示されるようにロック機構60のトーションスプリング61の被案内部62が係止手段152に係止された待機状態が保持される。そこで再度ハンドル20を操作することにより被案内部62は係止手段152との係止が解除されて図6に示される初期状態に復帰する。
ここで、フリー状態をロック状態にすべく軸部材26を移動させる作動について以下に説明する。
図8において点線で示されるフリー状態の軸部材26の切換操作部265に形成された摘み部265aを掴んで矢印D方向に移動させる。すると、第1突起部262の第1係止部262aがベース部材10の第2側板13の第2切欠部131aに係止され、第1支持部262bがハンドル20の第1穴部211aに形成された第1切欠部211a1に係止される。また、第2突起部263の第2係止部263aがベース部材10の第3側板14に係止され、第2支持部263bがハンドル20の第2揺動腕243の係止部に係止される。以上により、ハンドル20はベース部材10と一体保持された状態、つまりハンドル20は中立位置に固定された状態となる。このロック状態において、レバー部材30はロック機構60により開閉操作可能な待機状態が保持されていれば、ハンドル20を把持してバックドア200を開閉操作することができる。また、フリー状態においては、ハンドル20が中立位置に保持されず図4におけるA方向またはB方向に操作可能な状態であるため、ハンドル20以外の部位を把持してバックドア200の開閉操作を行う。
以上説明したように、本実施の形態のバックドア開閉操作装置100によれば、軸部材26を軸方向(図8におけるD方向またはE方向)に移動させることにより、任意に第1係止部262aをベース部材10に対して相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができる。つまり、第1係止部262aに連動するシャフト部261と一体回転するハンドル20をベース部材10に対して相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができるので、バックドア200を開閉操作可能な待機状態において、ハンドル20をベース部材10に対して一体保持可能にすればハンドル20が回転操作されることがない。そのため、バックドア200の開閉操作中にバックドア200が意図せず保持されてしまいバックドア200の開閉操作性が悪化してしまうことが未然に防止される。したがって、バックドア200の開閉操作性を向上させたバックドア開閉操作装置100を提供することができる。
更に、ベース部材10は、ハンドル20の第1穴部211aと同径で且つ同軸上に配置された第2穴部131と、第1切欠部211a1と軸方向において一致するように配置された第2切欠部131aとを備えており、第1係止部262aは、第1突起部262に一体形成するように構成すれば、簡単な構成でベース部材10に対してハンドル20を相対回転可能または一体保持可能に切り換えることができるバックドア開閉操作装置100を提供することができる。
更に、軸部材26は、その一端に摘み部265aが形成され、ハンドル20は、摘み部265aが配置される開口部211bが形成されるように構成すれば、ハンドル20の内側から摘み部265aを操作することができる。よって、操作性を向上させたバックドア開閉操作装置100を提供することができる。
なお、本実施例ではハンドル20は図4におけるA方向またはB方向のいずれの方向にも操作可能であると説明したが、本発明はこれに限らず例えば例えば第2揺動腕243を削除してハンドル20の操作方向をA方向またはB方向のうちいずれか一方向に操作可能としても良い。この場合、シャフト部261に形成される第2突起部263も削除しても差し障りないことは言うまでもない。
また、本実施例では第1係止部262aと第1支持部262b、第2係止部263aと第2支持部263bとを一体形成した例を説明したが、本発明はこれに限らず例えばそれぞれ別体にシャフト部261に形成しても良い。
更に、本実施例ではハンドル20の第1穴部211aとベース部材10の第2穴部131とを同径としているが、軸部材26を移動を許容できれば必ずしも同径である必要はない。
なお、本実施例ではバックドア開閉操作装置100のベース部材10はインナーパネルに取付け、ハンドル20がバックドア200の底面221から露出した例の説明をしたが本発明はこれに限らず例えばアウターパネルの車室外側に取付けても良い。
また、本実施例ではバックドア200の開角度を保持可能とするためにガスダンパ40,41を用いたが本発明はこれに限らず例えばバックドア200の開閉動作に連動する歯車等を設け、ハンドル20の回転によりケーブル50の一端が引っ張られることにより歯車等に係止してその回転を阻止する噛合部材を設けることによりバックドア200の開角度を保持可能としても良い。また、ガスダンパ40,41のかわりに油圧式ダンパ或いはスプリングを用いる等、反力を発生させることができれば良く特に限定されない。
また、本実施例のドア開閉操作装置100は、ケーブル50,51を介してバックドア200の開角度を保持可能とするガスダンパ40,41に連係する例の説明をしたが、例えばドアロックに連係させることによりバックドアのアンラッチ操作を行うためのドアハンドルとして利用することも可能である。また、これらはスライドドア及びスイングドアにも対応可能であることはいうまでもない。さらに、例えばレバー部材に連係するスイッチを設ければ電気駆動でドアをアンラッチする電気駆動式ドアロックとしても適用可能である。
10 ベース部材
20 ハンドル(ハンドル本体)
26 軸部材
30 レバー部材
40,41 ガスダンパ(ダンパ)
60 ロック機構
100 バックドア開閉操作装置(車両用バックドア開閉操作装置)
131 第2穴部
131a 第2切欠部
200 バックドア
211a 第1穴部
211b 開口部
211a1 第1切欠部
261 シャフト部
262 第1突起部(保持部)
262a 第1係止部(係止部)
262b 第1支持部(保持部)
265a 摘み部

Claims (4)

  1. 車両のバックドアに配設されたベース部材と、該ベース部材に軸部材を介して回転可能に支持されたハンドル本体と、該ハンドル本体に連動して前記バックドアの開閉動作を可能とするダンパに連係され初期状態から前記ダンパを作動させる待機状態に回転可能なレバー部材と、該レバー部材を前記ハンドル本体の操作により前記待機状態から前記初期状態または該初期状態から前記待機状態に切換保持可能なロック機構と、を備えた車両用バックドア開閉操作装置において、前記軸部材は、前記ハンドル本体に対して一体回転するように且つ軸方向に移動自在に支持されたシャフト部と、該シャフト部に設けられ前記ベース部材に対して前記軸方向に移動可能な係止部とを備え、該係止部は前記軸部材の前記移動によって前記ベース部材に対して相対回転可能または一体保持可能であることを特徴とする車両用バックドア開閉操作装置。
  2. 前記ハンドル本体は、前記シャフト部が挿通される第1穴部と、該第1穴部の外周部の一部が切り欠かれると共に前記係止部が係脱可能な第1切欠部とを備えており、前記シャフト部は前記第1切欠部に係止されて前記軸部材を前記ハンドル本体に対して一体回転するように且つ前記軸方向に移動自在に支持される保持部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用バックドア開閉操作装置。
  3. 前記ベース部材は、前記ハンドル本体の前記第1穴部と同径で且つ同軸上に配置された第2穴部と、前記第1切欠部と前記軸方向において一致するように配置された第2切欠部とを備えており、前記係止部は、前記保持部に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両用バックドア開閉操作装置。
  4. 前記軸部材は、その一端に摘み部が形成され、前記ハンドル本体は、前記摘み部が配置される開口部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の車両用バックドア開閉操作装置。
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