JP6444686B2 - ピロー包装体の保持具、搬送装置、吸着保持方法 - Google Patents

ピロー包装体の保持具、搬送装置、吸着保持方法 Download PDF

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Description

本発明は、ピロー包装体を吸着保持する保持具、及び該保持具を利用したピロー包装体の搬送手法等に関する。
物品を生産する量産ラインでは、完成した物品をピロー包装することが行われる。ピロー包装の工程では、帯状フィルムを製袋器に供給し、センターシールすることで筒状フィルムにする。製袋器の上流側に物品供給装置を配置しておき、帯状フィルムと共に物品を製袋器に供給することで、筒状フィルム内に物品を所定間隔で収容する。製袋器の下流側にトップシール装置を配置し、物品が収容された筒状フィルムを幅方向にトップシール及び裁断することで、ピロー袋に物品が収容されたピロー包装体を形成する。なお、トップシールは、これをエンドシールと呼ぶ場合もある。
更に量産ラインでは、複数のピロー包装体を、まとめて一つの袋や箱に収容してから出荷する場合がある。この場合、バケットコンベア等によって、トップシールが上端及び下端となる起立状態でピロー包装体を搬送し、ハンドリング装置によって、この複数のピロー包装体のトップシール部に対して吸着具を下降させてまとめて押し付けて、複数のピロー包装体の端面を吸着し、バケットから上方に引き上げる。その後、吸着具によって保持されている複数のピロー包装体を、両側からピンチ装置によって把持することで、複数のピロー包装体の姿勢を安定させる。更に、吸着具を移動させて複数のピロー包装体を搬送して、所定の箱内にまとめて挿入する(特許文献1参照)。
特許第5457749号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているハンドリング装置では、トップシール部が邪魔になって、ピロー包装体の端面を安定して吸着することが難しいという問題があった。特にガゼットの無いピロー包装体は、トップシール部近傍が、上方に向かって鋭角に突出することから、ピロー包装体の端面を吸着することが難しいという問題があった。
更にこのハンドリング装置では、トップシール部がハンドリング装置の吸着面に対して垂直となり、高い強度を有する。とりわけ、複数のピロー包装体をまとめて吸着しようとする場合、複数のトップシール部が同時に邪魔するので、吸着ミスが生じやすいという問題があった。
これらの問題を解消するためには、吸着面をトップシール部に強く押し当てることで、トップシール部を傾倒させたり、複数のピロー包装体を配列方向に膨満させたりして、ピロー包装体の上面を強制的に平坦にしなければならず、トップシール部に折り癖がついて美観を損ねたり、内容物を変形させたりするという問題があった。
また更に、このハンドリング装置では、複数のピロー包装体を吸着してバケットから上方に引き上げる際に、内容物のみがピロー包装体内で下側に移動することにより、ピロー包装体の形状が崩れてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ピロー包装体を安定して吸着保持して搬送可能な保持具及び搬送装置等を提供することを目的とする。
(1)本発明は、前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、吸着保持する保持具であって、前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方に押し当てる当接面を備え、前記当接面は、前記一対のトップシール部が前記前後方向の中央側に倒れ込むことを抑制するように該中央側から該前後方向の外側に向かって、前記ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜する傾斜部を有し、前記当接面の前記前後方向の寸法は、前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さく設定され、前記当接面を前記ピロー包装体の前記側面に押し込むと共に該当接面に負圧を印加して、前記側面を吸着保持することを特徴とする、ピロー包装体の保持具である。
)本発明はまた、前記傾斜部は、前記当接面の前記前後方向の両側に一対形成されることを特徴とする、上記()に記載のピロー包装体の保持具である。
)本発明はまた、前記当接面は、前記側面の厚さ方向に配列される複数の前記ピロー包装体の該側面に跨ることを特徴とする、上記(1)または)に記載のピロー包装体の保持具である。
)本発明はまた、前記当接面には、複数の前記ピロー包装体の前記側面に跨る長孔が形成され、前記長孔に負圧を印加して、複数の前記ピロー包装体をまとめて吸着保持することを特徴とする、上記()に記載のピロー包装体の保持具である。
)本発明は、上記(1)乃至()のいずれかに記載の前記保持具と、前記保持具を移動させる移動装置と、を備えることを特徴とする、ピロー包装体の搬送装置である。
)本発明はまた、前記ピロー包装体における、前記前後方向かつ前記幅方向に広がる正面又は背面を支持する支持ガイドを備え、前記支持ガイドには、前記ピロー包装体の前記正面又は背面の一部を露出させる切欠きが設けられ、前記保持具は、前記切欠きを介して前記ピロー包装体の前記正面又は背面に当接される規制部材を有することを特徴とする、上記()に記載のピロー包装体の搬送装置である。
)本発明はまた、前記移動装置は、前記保持具によって、前記当接面による前記ピロー包装体の前記側面の吸着と、前記規制部材による前記正面又は背面の規制が完了してから、該保持具を移動させて前記ピロー包装体を前記支持ガイドから取り出すことを特徴とする、上記()に記載のピロー包装体の搬送装置である。
)本発明は、前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、保持具によって吸着保持する保持方法であって、前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方に、前記保持具の当接面を押し当てるようにし、前記当接面は、前記一対のトップシール部が前記前後方向の中央側に倒れ込むことを抑制するように該中央側から該前後方向の外側に向かって、前記ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜する傾斜部を有し、前記当接面の前記前後方向の寸法は、前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さく設定し、前記当接面を前記ピロー包装体の前記側面に押し込むと共に該当接面に負圧を印加して、前記側面を吸着保持することを特徴とする、ピロー包装体の吸着保持方法である。
)本発明は、前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、保持具によって吸着保持する保持方法であって、前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方であって前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さい領域に前記保持具の当接面を押し当てて、該当接面の前記前後方向の中央側から外側に向かって該ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜するように設けた傾斜部によって前記一対のトップシール部が前記中央側に倒れ込むことを抑制しつつ該当接面に負圧を印加して前記ピロー包装体を吸着保持し、吸着前の前記ピロー包装体は、前記前後方向かつ前記幅方向に広がる正面又は背面が、支持ガイドによって支持されており、前記支持ガイドには、前記ピロー包装体の前記正面又は背面の一部を露出させる切欠きが設けられ、前記保持具は、前記切欠きを介して、前記ピロー包装体の前記正面又は背面に規制部材を当接させ、前記保持具は、前記当接面による前記ピロー包装体の前記側面の吸着と、前記規制部材による前記正面又は背面の規制が完了してから、前記ピロー包装体を前記支持ガイドから取り出すことを特徴とする、ピロー包装体の吸着保持方法である。



本発明によれば、ピロー包装体を安定して吸着保持して搬送することができる。
本発明の実施形態に係る搬送装置の上面図である。 同搬送装置の側面図である。 (A)は同搬送装置の保持具を拡大して示す正面図であり(B)は正面部分断面図である。 (A)は同保持具を拡大して示す側面図であり(B)は側面部分断面図である。 (A)は同保持具の当接面のみを拡大して示す底面図であり、(B)は同当接面によってピロー包装体を吸着保持する態様を示す側面図であり、(C)は吸着保持された複数のピロー包装体の搬送状態を示す斜視図である。 (A)乃至(D)は同搬送装置による吸着保持方法を説明するための遷移図である。 (A)乃至(C)は本発明の実施形態の他の例に係る搬送装置の保持具の要部を説明する断面図である。 (A)乃至(D)は本発明の実施形態の他の例に係る搬送装置の保持具の要部を説明する底面図である。 本発明の実施形態の他の例に係る搬送装置を説明する側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る搬送装置1について詳細に説明する。
図1及び図2に示される搬送装置1は、飲食料品や日用品等の様々な物品を収容するピロー包装体)を箱詰めするラインで使用される。この搬送装置1は、複数のピロー包装体XA1を、トップシール部が鉛直方向に延びる起立状態で搬送し、そのまま集積して集積品ZA1を形成し、当該集積品ZA1をカートン62に箱詰めする。
具体的に、搬送装置1は、サーボループ装置10と、プッシャーユニット20と、ガイドユニット30と、保持具50を有する移動ロボット40、箱詰めコンベア60と、制御ユニット(図示省略)などを備えている。
搬送装置1の各部は、制御ユニットによって統括的に制御される。制御ユニットは、CPU、RAM、及びROM等から構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。このような制御ユニットは、例えば、詳しくは後述するように、サーボループ装置10及びプッシャーユニット20、移動ロボット40、箱詰めコンベア60などを制御する。
サーボループ装置10は、ピロー包装体XA1の流れのタイミングを調整するバッファー装置として使用されるバケットコンベアである。このサーボループ装置10では、搬入位置PO1の各バケット11に対して、前工程装置から1個ずつピロー包装体XA1が供給される。サーボループ装置10は、間欠的に動作することで、これらのピロー包装体XA1を搬出位置PO2まで搬送する。
サーボループ装置10によって搬出位置PO2まで搬送されたピロー包装体XA1は、プッシャーユニット20によって、所定数(本実施形態では、8個)ずつまとめてガイドユニット30側に搬出される。
図2に示すように、プッシャーユニット20は、サーボループ装置10上の複数のピロー包装体XA1を、所定数(本実施形態では、8個)ずつ、ガイドユニット30にまとめて押送し、更にこのガイドユニット30の最下流まで移動させる。具体的に、プッシャーユニット20は、複数のピロー包装体XA1をまとめて押送する複数(本実施形態では5個)のプッシャー21と、同ピロー包装体XA1の上部前方をガイドする複数(本実施形態では5個)の上部前方製品ガイド26と、プッシャー21及び上部前方製品ガイド26を連結する連結部材22と、連結部材22を上下動させるシリンダー23と、このシリンダー23が固定されたヘッド24と、このヘッド24を搬送方向に往復動させるレール25と、ヘッド24の動力源(図示省略)と、を備えている。
なお、複数のプッシャー21は、ガイドユニット30の搬送方向に沿って等間隔となるように配置される。最上流側のプッシャー21は、サーボループ装置10の搬出位置PO2において、各バケット11から上方に突出させられた複数のピロー包装体XA1を、上部前方製品ガイド26と共に前後を規制しながらガイドユニット30側に搬送する。残りの4個のプッシャー21は、ガイドユニット30上の複数のピロー包装体XA1を、上部前方製品ガイド26と共に前後を規制しながら、4回に分けて順次下流側に搬送する。なお、上部前方製品ガイド26は、シリンダー(図示省略)で水平軸回りに回動するようになっており、下降すると、ピロー包装体XA1の上部前方をガイドする一方、上昇するとピロー包装体XA1の上部前方から退避する。これにより、プッシャー21と上部前方製品ガイド26でピロー包装体XA1の前後が規制された状態で確実に搬送できることから、ピロー包装体XA1が前方に転倒することはない。なお、本実施形態では、強度を有するトップシール部Pが前後端において垂直方向に起立した状態で、ピロー包装体XA1が搬送されるため、搬送中の姿勢が安定するという利点もある。
このようなプッシャーユニット20は、周知のボックスモーションにより連結部材22を公転移動させることで、サーボループ装置10の所定数(本実施形態では、8個)のピロー包装体XA1及びガイドユニット30上のピロー包装体XA1を、まとめて押送する。
図1に戻って、ガイドユニット30における複数のガイドプレート32は、プッシャーユニット20に押送させられる所定数(本実施形態では、8個)のピロー包装体XA1を両側からガイドしながら、当該ピロー包装体XA1間の幅寄せを行う。このガイドユニット30は、上流端にサーボループ装置10の搬出位置PO2が連続するように配置されている。
具体的に、ガイドユニット30は、上流から下流に向かって案内する搬送面31と、この搬送面31上に、上流から下流に向けて互いに間隔を空けて配置される複数のガイドプレート32と、を備えている。複数のガイドプレート32は、上流側から下流側に向けて徐々にお互いの間隔が狭くなるように配置され、最下流の搬出エリア36の手前で終了する。なお、ここではガイドユニット30によって、8個のピロー包装体XA1に対応する8本の搬送路が独立形成されるが、下流側に向かって8本の搬送路が4本ずつお互い接近して、複数(ここでは2つ)の搬出エリア36で合流する。
これにより、ガイドユニット30は、プッシャーユニット20に押送させられる所定数(本実施形態では、8個)のピロー包装体XA1を側方でガイドしながら、当該ピロー包装体XA1間の幅寄せを行い、搬出エリア36において、4個のピロー包装体XA1がセットとなった2組の集積品ZA1を形成する。各搬出エリア36の両脇には、一対の支持ガイド38が配置される。この支持ガイド38は、集積品ZA1が倒れることを防止する。ガイドユニット30によって形成された集積品ZA1は、移動ロボット40によって搬出されて、箱詰めコンベア60まで搬送される。
図2を参照して、移動ロボット40は、集積品ZA1をまとめて吸着保持する保持具50と、この保持具50を一体として上下動させるシリンダー43と、このシリンダー43が固定されたヘッド44と、このヘッド44を搬送方向に往復動させるレール45と、ヘッド44の動力源(図示省略)と、を備えている。従って、移動ロボット40は、保持具50を下降させて、搬出エリア36の集積品ZA1を吸着し、上昇してから箱詰めコンベア60のカートン62上まで移動し、更に保持具50を下降させて、カートン62内に集積品ZA1をまとめて収容する。箱詰めコンベア60は、複数のカートン62を連続搬送する。
次に移動ロボット40の保持具50について説明する。まず、本実施形態の説明で用いる各種方向等について定義する。図5(C)に示すように、ガイドユニット30によって搬出エリア36に位置する各ピロー包装体XA1を基準として、ガイドユニット30の案内方向を「ピロー包装体XA1の前後方向A」と定義し、垂直方向を「ピロー包装体XA1の幅方向B」と定義し、複数のピロー包装体XA1が並列配置される方向を、「ピロー包装体XA1の厚さ方向C」と定義する。従って、ピロー包装体XA1は、前後方向Aの両端に一対のトップシール部Pを有し、このトップシール部Pは幅方向Bに延びている。また、ピロー包装体XA1において、前後方向A及び幅方向Bに広がる一対の面を「正面S又は背面U」と定義し、前後方向A及び厚さ方向Cに広がる一対の面を「側面R」と定義し、幅方向B及び厚さ方向Cに広がる一対の面を「端面T」と定義する。
図3及び図4に示すように、保持具50は、シリンダー43と連結される基台102と、基台102から下方に延びる支柱104と、支柱104の下方に連結されて支柱104よりも水平方向に拡張する長方形のチャンバ106と、チャンバ106の下面に配置される押し当て部材110と、チャンバ106の両側に配置される一対の規制機構150を有する。
支柱104の内部空間104A及びその下方に連続するチャンバ106の内部空間106Aは互いに連通されており、全体として、正圧又は負圧のエアが供給されるエア流路108として機能する。支柱104の側面には、特に図示しないエア配管が接続されるエア配管接続口104Bが形成され、このエア配管接続口104Bを介して、エア流路108に正圧又は負圧のエアが供給される。
押し当て部材110は、チャンバ106の下面を覆うように接続される長方形の接続部112と、接続部112を基準に、集積品ZA1への押し当て方向に突出する突出部114を有する。接続部112は、チャンバ106の下側を覆うように配置されて、チャンバ106の内部空間106Aの下面を構成する。
突出部114の突端には、ピロー包装体XA1の側面Rに押し当てられる当接面120が形成される。当接面120には、少なくともエアによる負圧が印加される負圧孔130が形成される。この負圧孔130は、エア流路108に連続している。図5(A)に示すように、負圧孔130は、集積品ZA1となる複数のピロー包装体XA1の側面Rに跨る長孔となっている。この負圧孔130の厚さ方向Cの寸法130cは、集積品ZA1の全側面Rの中心点を結んだ最大距離W1より大きく設定される。
図5(B)に示すように、押し当て部材110の当接面120は、幅方向Bが鉛直方向となる起立状態で搬送されるピロー包装体XA1の側面Rに対して、幅方向Bの内側(上方から下方)に向かって押し当てられる。なお、本実施形態でいう当接面120とは、ピロー包装体XA1の側面Rにおいて、前後方向A両側に存在するトップシール部Pの角部P1よりも、幅方向Bの内側に入り込む(押し込まれる)領域のことを言う。従って、本実施形態の構成では、突出部114におけるピロー包装体XA1に対向する面の一部によって当接面120が形成されることになる。
当接面120の前後方向Aの寸法120aは、ピロー包装体XA1の一対のトップシール部Pの内側間隔Vよりも小さく設定される。好ましくは、内側間隔Vの80%未満に設定して、後述する干渉低減空間Nを広く確保する。図5(A)に示すように、当接面120は、集積品ZA1となる複数のピロー包装体XA1の側面Rに跨るように配置される。具体的に、当接面120の厚さ方向Cの寸法120cは、集積品ZA1の全側面Rの中心点を結んだ最大距離W1より大きく設定され、集積品ZA1の厚さ方向Cの外寸W2より小さく設定される。
結果、図5(B)に示すように、押し当て部材110を下降させて、当接面120を、複数のピロー包装体XA1の側面Rに押し当てると、図5(C)のように、側面Rの中央側が変形して幅方向Cに広がり、当接面120と面接触するための被吸着面R1が形成される。従って、当接面120の負圧孔130に負圧を印加することで、集積品ZA1をまとめて吸着保持することができる。また図5(B)に示すように、押し込まれた当接面120の前後方向Aの両外側には、当接面120とトップシール部Pの角部P1との干渉を低減する干渉低減空間Nが形成される。これにより、トップシール部Pが屈曲して、ピロー包装体XA1の全体形状が崩れたり、内容物が変形したりする事象を抑制する。
更に図5(B)に示すように、当接面120は、前後方向Aの両端近傍において、前後方向Aの中央側から外側に向かって、ピロー包装体XA1の側面Rから次第に離れる方向(即ち、幅方向Bの外側)に傾斜する傾斜部122を有している。この傾斜部122は、当接面120をピロー包装体XA1内に押し込んで側面Rを変形させる際、傾斜部122が側面Rに押し付けられる結果、側面Rの前後方向Aの両脇に三角形となる傾斜面R2が形成される(図5(C)参照)。結果、この傾斜部122はピロー包装体XA1の側面Rの美観を高める役割を有する。なお、傾斜部122が、ピロー包装体XA1の傾斜面R2と当接することで、ピロー包装体XA1の前後方向Aの両端に起立している一対のトップシール部Pが、前後方向Aの内側に倒れ込もうとする変形動作(矢印G参照)を抑制することができる。
図3及び図4に戻って、規制機構150は、エアによって駆動されるロータリーシリンダ(駆動部材)152と、ロータリーシリンダ152をチャンバ106に固定するブラケット154と、ロータリーシリンダ152によって揺動されるアーム156と、アーム156の下端に配置される規制部材158を有する。アーム156は、ロータリーシリンダ152によって、ピロー包装体XA1の厚さ方向Cに揺動する。アーム156の下端に配置される規制部材158は、押し当て部材110の当接面120よりも、ピロー包装体XA1側(即ち、幅方向Bの内側)に向かって突出している。アーム156を揺動させると、規制部材158が、集積品ZA1の最も外側に位置するピロー包装体XA1の正面S又は背面Uに当接する「規制位置(図3の実践参照)」と、同正面S又は背面Uから厚さ方向Cに離れた「開放位置(図3の点線参照)」との間を往復移動する。従って、この一対の規制部材158によって、集積品ZA1を厚さ方向Cの両外側から挟み込むことが可能となる。ここでは集積品ZA1を保持する場合を例示しているが、仮に1個のピロー包装体XA1が搬出エリア36に案内される場合は、一対の規制部材158が、1個のピロー包装体XA1の正面Sと背面Uに当接して把持することになる。
なお、ガイドユニット30の搬出エリア36に設置される支持ガイド38は、搬出エリア36に待機する集積品ZA1のピロー包装体XA1の正面S又は背面Uを支持して、倒れないようにする。この支持ガイド38には、ピロー包装体XA1の全長よりも短い切欠き38Aが形成され、集積品ZA1が倒れない状態のまま、ピロー包装体XA1の正面S又は背面Uの一部を露出させる。保持具150の規制部材158は、この切欠き38Aを介して厚さ方向Cに移動し、ピロー包装体XA1の正面S又は背面Uに当接する。
次に図6を参照して、移動ロボット60による吸着保持動作について説明する。この動作は制御ユニットによる制御で実現される。
図6(A)に示すように、まず、ガイドユニット30の搬出エリア36の上方に保持具50を移動させる。この際に、規制機構150の規制部材158は「開放位置」にしておく。その後、図6(B)に示すように、保持具50を下降させて、当接面120を集積品ZA1の側面Rに当接させて、更に下方側に押し込む。結果、側面Rが厚さ方向Cに拡張するように変形して、当接面120と側面Rが密着する。この状態で、チャンバ106内のエア流路108に負圧のエアを供給し、当接面120の負圧孔130によって、集積品ZA1を吸着する。
その後、図6(C)に示すように、規制機構150の規制部材158を「規制位置」に移動させることで、集積品ZA1の両外側の正面S又は背面Uに規制部材158を当接させて、集積品ZA1が厚さ方向Cに揺れない状態、及び集積品ZA1の下方が内容物の自重によって広がらない状態を確保してから、図6(D)に示すように、保持具50を上昇させて、支持ガイド38から集積品ZA1を引き上げる。その後は、特に図示しないが、保持具50を箱詰めコンベア60のカートン62上まで移動させ、更に下降することでカートン62内に集積品ZA1をまとめて収容する。収容時には、当接面120の負圧孔130に正圧のエアを印加して、集積品ZA1をカートン62側に放出することも可能である。なお、ここでは図6(B)において集積品ZA1を吸着してから、図6(C)のように集積品ZA1を規制部材58で規制する場合を例示したが、この順番は逆であってもよい。集積品ZA1の両外側の正面S又は背面Uに規制部材158を当接させ、更に当接面120と側面Rを密着させてから、当接面120によって集積品ZA1を吸着しても良い。またこの順番は同時であっても良く、被包装物、又は包装体内部の気体量等の条件によって順番を適宜変更すると良い。
本実施形態の搬送装置1によれば、ピロー包装体ZA1の幅方向Bの両端に形成される側面Rの一方に対して、保持具50の当接面120を押し当てる。その際、側面Rに押し込む当接面120の前後方向Aの寸法を、一対のトップシール部Pの間隔よりも小さく設定することで、当接面120の前後方向Aの両外側に干渉低減空間Nを形成する。結果、保持具50とトップシール部Pとの干渉が低減して、側面Rを厚さ方向Cに確実に拡張させることが可能となり、当接面120によって、当該側面Rを確実に吸着することができる。さらに干渉低減空間Nにより、トップシール部Pが屈曲してピロー包装体XA1の全体形状が崩れたり、内容物が変形したりする事象を抑制できる。更に、従来のようにトップシール部Pに折り癖が付かないので、ピロー包装体XA1の美観を維持することができる。
更に本実施形態では、当接面120に一対の傾斜部122を有するので、いわゆるガゼットのように、ピロー包装体XA1の側面Rを美しく押し広げることが可能となる。また、傾斜部122によって、トップシール部Pが内側に倒れ込むことを抑制できるので、ピロー包装体XA1の内部空間を広く維持することができる。
特に本実施形態では、ガイドユニット30の搬出エリア36で待機している吸着前のピロー包装体XA1は、側面Rの厚さ方向Cに複数配列された集積品ZA1となっているが、保持具50の当接面120が、複数のピロー包装体XA1の側面Rに跨るように構成されるので、これらを同時に吸着保持することが可能となっている。とりわけ、当接面120の負圧孔130は、複数の側面Rに跨る長孔となっているので、集積品ZA1における側面Rの位置が厚さ方向Cに変動しても、常に安定して吸着することができる。これは、集積品ZA1の集積数が変動した場合も同様である。
更に本実施形態では、搬出エリア36において待機中のピロー包装体XA1を支持する支持ガイド38に切欠き38Aが設けられている。従って、ピロー包装体XA1を持ち上げる前に、切欠き38Aを介して、ピロー包装体XA1の正面S又は背面Uを規制部材158で規制できる。集積品ZA1を引き上げる瞬間又は上昇途中において、ピロー包装体XA1が保持具50から落下したりする事象を低減できる。更に、ピロー包装体XA1の内容物が、規制部材158によってまとめて把持される。その結果、ピロー包装体XA1を持ち上げる際に、ピロー包装体XA1内において内容物が下方に移動しないことから、ピロー包装体XA1の形状が崩れてしまう等の事象を低減できる。
また、移動ロボット40で集積品ZA1を搬送する場合において、保持具50における傾斜面122と、ピロー包装体XA1の傾斜面R2が当接しているため、移動中のピロー包装体XA1の揺れが低減し、安定して集積品ZA1を搬送できる。
また更に本実施形態では、当接面120の負圧孔130が、複数のピロー包装体XA1の側面Rに跨る長孔となっているため、ピロー包装体XA1の厚みが異なる場合や、集積品ZA1を形成するピロー包装体XA1の個数が異なる場合であっても、集積品ZA1の厚さ方向Cの寸法が同等であれば、保持具50を兼用できる。ピロー包装体XA1の内部の気体量等の条件によっては、当接面120を押し込んでもピロー包装体XA1の上部に密着できずに、谷状の間隙が形成されることあるが、当接面120の押し込み動作により、当該間隙は縮小して当接面120に作用する負圧(吸引力)が増加するので、ピロー包装体XA1の吸着が解除されてしまう問題を軽減できる。
なお、上記実施形態では、当接面120が傾斜部122を有する場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば図7(A)に示すように、当接面120の両脇が、当接面120に対して垂直となっていてもよい。この場合においても、当接面120の前後方向Aの寸法120aを、トップシール部Pの間隔Vよりも小さく設定しておけば、干渉低減空間Nを確保することが可能となり、確実な吸着保持を実現できる。なお、特に図示しないが、当接面120の一方のみに傾斜部を形成することも可能である。更に上記実施形態では、押し当て部材110の接続部112や突出部114の最大サイズは、トップシール部Pの間隔Vよりも大きくなる場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば図7(B)に示すように、押し当て部材110の全体寸法、延いてはチャンバ106や保持具50の全体寸法を、トップシール部Pの間隔Vよりも小さく設定しても良いことは言うまでもない。また、本実施形態では、当接面120の負圧孔130の周囲が平面となる場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7(C)に示すように、当接面120を曲面によって構成することも可能である。
また、上記実施形態では、当接面120に形成される負圧孔130が、複数の側面Rに跨る長孔となる場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば図8(A)に示すように、当接面120において、各側面Rに対応するように独立した負圧孔130が、複数形成されるようにしてもよい。この場合、特に図示しないが、チャンバ106内の内部空間106Aに仕切り等を形成して、各負圧孔130に対応した複数の独立空間を形成して、各負圧孔130に対応した複数のエア流路を形成することが好ましい。このようにすると、搬送途中に、一つのピロー包装体XA1が落下して、対応する負圧孔130から外気が吸引されたとしても、隣接する他の負圧孔130の負圧低下を抑制することが可能となる。
更に上記実施形態では、保持具50が、複数のピロー包装体XA1をまとめて吸着する場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、図8(B)のように、保持具50が一つのピロー包装体XA1を保持するようにしても良い。この際、図8(C)のように、当接面120における傾斜部122を、前後方向Aの外側に行くほど幅が狭くなるような台形又は三角形に構成することもできる。このようにすると、図8(D)に示すように、前後方向Aに複数列となる千鳥格子状にピロー包装体XA1が配置される集積品ZA1であっても、互いの列の傾斜部122が干渉しないで済む。
また更に、上記実施形態では、ピロー包装体XA1を上下方向に吸着し、水平方向に移送する場合を例示したが本発明はこれに限定されない。例えば図9に示すように、搬出エリア36において、上下両端にトップシール部Pが配置されて起立状態となるピロー包装体XA1に対して、ピロー包装体XA1の側面Rを、保持具50によって水平方向から吸着して、移動ロボット40によって上下方向や水平方向に移送してもよい。この際、移動ロボット40において保持具50を90度回転させて、箱60等に収容することもできる。また、移動ロボット40は、ピッキングヘッドを三次元移動させることができる産業用ロボット(例えば直角座標形式、水平多関節形式、パラレルリンク形式)を用いることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、各変形例は、可能な範囲で他の変形例に適用してもよい。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。
また上記実施形態において、搬送装置1は、箱詰めコンベア60に集積品ZA1を供給する場合を例に説明したが、本発明に係る搬送装置はこれに限定されず、例えば、他の搬送装置に供給するものであっても良い。
1 供給装置
10 サーボループ装置(バケットコンベア)
11 バケット
20 プッシャーユニット
30 ガイドユニット
36 搬出エリア
38 支持ガイド
40 搬送ロボット
50 保持具
110 押し当て部材
120 当接面
122 傾斜部
130 負圧孔
150 規制機構
158 規制部材
XA1 ピロー包装体
ZA1 集積品

Claims (9)

  1. 前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、吸着保持する保持具であって、
    前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方に押し当てる当接面を備え、
    前記当接面は、前記一対のトップシール部が前記前後方向の中央側に倒れ込むことを抑制するように該中央側から該前後方向の外側に向かって、前記ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜する傾斜部を有し、
    前記当接面の前記前後方向の寸法は、前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さく設定され、
    前記当接面を前記ピロー包装体の前記側面に押し込むと共に該当接面に負圧を印加して、前記側面を吸着保持することを特徴とする、
    ピロー包装体の保持具。
  2. 前記傾斜部は、前記当接面の前記前後方向の両側に一対形成されることを特徴とする、
    請求項1に記載のピロー包装体の保持具。
  3. 前記当接面は、前記側面の厚さ方向に配列される複数の前記ピロー包装体の該側面に跨ることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載のピロー包装体の保持具。
  4. 前記当接面は、複数の前記ピロー包装体の前記側面に跨る長孔が形成され、
    前記長孔に負圧を印加して、複数の前記ピロー包装体をまとめて吸着保持することを特徴とする、
    請求項3に記載のピロー包装体の保持具。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の前記保持具と、
    前記保持具を移動させる移動装置と
    を備えることを特徴とする、ピロー包装体の搬送装置。
  6. 前記ピロー包装体における、前記前後方向かつ前記幅方向に広がる正面又は背面を支持する支持ガイドを備え、
    前記支持ガイドには、前記ピロー包装体の前記正面又は背面の一部を露出させる切欠きが設けられ、
    前記保持具は、前記切欠きを介して前記ピロー包装体の前記正面又は背面に当接される規制部材を有することを特徴とする、
    請求項5に記載のピロー包装体の搬送装置。
  7. 前記移動装置は、
    前記保持具によって、前記当接面による前記ピロー包装体の前記側面の吸着と、前記規制部材による前記正面又は背面の規制が完了してから、該保持具を移動させて前記ピロー包装体を前記支持ガイドから取り出すことを特徴とする、
    請求項6に記載のピロー包装体の搬送装置。
  8. 前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、保持具によって吸着保持する保持方法であって、
    前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方に、前記保持具の当接面を押し当てるようにし、
    前記当接面は、前記一対のトップシール部が前記前後方向の中央側に倒れ込むことを抑制するように該中央側から該前後方向の外側に向かって、前記ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜する傾斜部を有し、
    前記当接面の前記前後方向の寸法は、前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さく設定し、
    前記当接面を前記ピロー包装体の前記側面に押し込むと共に該当接面に負圧を印加して、前記側面を吸着保持することを特徴とする、
    ピロー包装体の吸着保持方法。
  9. 前後方向の両端において、幅方向に延びる一対のトップシール部を有するピロー袋に物品を収容したピロー包装体を、保持具によって吸着保持する保持方法であって、
    前記ピロー包装体の前記幅方向の両端に形成される側面の一方であって前記一対のトップシール部の内側間隔よりも小さい領域に前記保持具の当接面を押し当てて、該当接面の前記前後方向の中央側から外側に向かって該ピロー包装体の前記側面から離れる方向に傾斜するように設けた傾斜部によって前記一対のトップシール部が前記中央側に倒れ込むことを抑制しつつ該当接面に負圧を印加して前記ピロー包装体を吸着保持し、
    吸着前の前記ピロー包装体は、前記前後方向かつ前記幅方向に広がる正面又は背面が、支持ガイドによって支持されており、
    前記支持ガイドには、前記ピロー包装体の前記正面又は背面の一部を露出させる切欠きが設けられ、
    前記保持具は、前記切欠きを介して、前記ピロー包装体の前記正面又は背面に規制部材を当接させ、
    前記保持具は、前記当接面による前記ピロー包装体の前記側面の吸着と、前記規制部材による前記正面又は背面の規制が完了してから、前記ピロー包装体を前記支持ガイドから取り出すことを特徴とする、
    ピロー包装体の吸着保持方法。
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