JP6442027B2 - 活性成分の送達のための製剤 - Google Patents
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Description
本出願は、2012年5月10日提出の米国特許仮出願第61/645,475号に対する優先権の恩典を主張し、この仮出願の内容はすべての目的のためにその全体が参照により本明細書に組み入れられる。
本発明は、概して活性成分製剤のインビボ送達に関する。より詳細には、本発明は、インビボ安定化量の作用物質をさらに含む、活性成分の製剤、そのような製剤の作成法、およびその使用法に関する。
ペプチド、タンパク質、核酸、または有機小分子を含む薬物などの活性成分は、哺乳動物(例えば、ヒト)などへのインビボ投与後に望まれない作用を引き起こすことがある。そのような作用は、活性成分自体によって提供される治療的利益を著しく損ないうる。したがって、インビボ投与の望まれない作用を最小限にする、活性成分の製剤が必要とされている。
[本発明1001]
活性成分とインビボ安定化量の作用物質とを含む、薬学的組成物であって、
該作用物質が、該作用物質なしでの該活性成分の投与によって引き起こされるインビボでの有害作用に関連し、かつ
該インビボ安定化量が、該作用物質に対する該活性成分の結合部位を実質的に飽和させる量である、薬学的組成物。
[本発明1002]
活性成分が、核酸、ペプチド、および有機小分子、またはそれらの組み合わせからなる群より選択される、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1003]
活性成分がオリゴヌクレオチドデコイである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1004]
活性成分が、1つまたは複数の転写因子結合部位を含む核酸である、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1005]
活性成分が、疼痛の処置または侵害受容シグナル伝達の調節に有用なオリゴヌクレオチドデコイである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1006]
活性成分が、SEQ ID NO: 1〜40、42、45、47〜52、または53を含む核酸である、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1007]
作用物質が、イオン、タンパク質、炭水化物、アルコール、脂質、またはビタミンである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1008]
作用物質が、神経系への活性成分の投与によって引き起こされる有害作用に関連している、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1009]
作用物質が、CSF、神経実質、または結合組織における、該作用物質なしでの活性成分の投与によって引き起こされる有害作用に関連している、本発明1008の薬学的組成物。
[本発明1010]
投与が注射によって行われる、本発明1008または1009の薬学的組成物。
[本発明1011]
作用物質がカチオンまたはビタミンである、本発明1009の薬学的組成物。
[本発明1012]
カチオンが、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、またはカリウムイオンである、本発明1011の薬学的組成物。
[本発明1013]
カチオンが金属イオンである、本発明1011の薬学的組成物。
[本発明1014]
作用物質が、血中における、該作用物質なしでの活性成分の投与によって引き起こされる有害作用に関連している、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1015]
作用物質がカチオンまたはビタミンである、本発明1014の薬学的組成物。
[本発明1016]
カチオンが、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、またはカリウムイオンである、本発明1015の薬学的組成物。
[本発明1017]
カチオンが金属イオンである、本発明1015の薬学的組成物。
[本発明1018]
薬学的組成物内の、結果として生じる遊離した作用物質の量が、所定のレベル未満のレベルである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1019]
薬学的組成物内の、結果として生じる遊離した作用物質の量が、所定のレベルよりも高いレベルである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1020]
所定のレベルが、作用物質の内因性レベルである、本発明1018または1019の薬学的組成物。
[本発明1021]
クモ膜下腔内投与のために製剤化されている薬学的組成物であって、活性成分が核酸であり、かつ作用物質がカルシウムイオンである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1022]
クモ膜下腔内投与のために製剤化されている薬学的組成物であって、活性成分がオリゴヌクレオチドデコイであり、かつ作用物質がカルシウムイオンである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1023]
活性成分 対 作用物質のモル比または重量比が、約1:1000〜約1000:1の範囲である、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1024]
活性成分が核酸であり、かつ作用物質が塩化カルシウムに含まれるカルシウムイオンであり、活性成分 対 塩化カルシウムの重量比が、約1:1、2:1、4:1、5:1、15:1、30:1、50:1、100:1、200:1、250:1、300:1、400:1、もしくは500:1からであるか、またはその中で導出可能な任意の範囲である、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1025]
活性成分がオリゴヌクレオチドデコイであり、かつ作用物質が塩化カルシウムに含まれるカルシウムイオンであり、活性成分 対 塩化カルシウムの重量比が、約1:1、2:1、4:1、5:1、15:1、30:1、50:1、100:1、200:1、250:1、300:1、400:1、もしくは500:1からであるか、またはその中で導出可能な任意の範囲である、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1026]
活性成分がオリゴヌクレオチドデコイであり、かつ作用物質がカチオンまたはビタミンである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1027]
カチオンが、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、またはカリウムイオンである、本発明1026の薬学的組成物。
[本発明1028]
カチオンが金属イオンである、本発明1026の薬学的組成物。
[本発明1029]
緩衝液をさらに含む、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1030]
非リン酸系緩衝液をさらに含む薬学的組成物であって、活性成分がオリゴヌクレオチドデコイであり、かつ作用物質がカルシウムイオンである、本発明1001の薬学的組成物。
[本発明1031]
活性成分をインビボ安定化量の作用物質と共に投与する段階を含む、活性成分の有害作用を軽減する方法であって、
該作用物質が、該作用物質なしでの該活性成分の投与によって引き起こされる該活性成分の有害作用に関連し、かつ
該インビボ安定化量が、該作用物質に対する該活性成分の結合部位を実質的に飽和させる量である、方法。
[本発明1032]
本発明1001の薬学的組成物を対象に投与する段階を含む、対象における疼痛を処置または管理するための方法であって、活性成分が、EGR1に対する1つまたは複数の結合部位を含むオリゴヌクレオチドデコイであり、かつ作用物質がカルシウムイオンである、方法。
本発明は、特定の作用物質の恒常性レベルが、治療実体、例えば、治療実体の活性成分の有害作用に関して重要であるとの発見に一部基づいている。したがって、本発明は、治療実体の有害作用を阻害または軽減することが可能な組成物または製剤を提供する。加えて、本発明は、治療的処置のための組成物または製剤の使用法も提供する。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「D」はAヌクレオチドでも、Gヌクレオチドでも、またはTヌクレオチドでもよく、「B」はCヌクレオチドでも、Gヌクレオチドでも、またはTヌクレオチドでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(1)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 1のヌクレオチド配列に対して少なくとも約70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、POU2F1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、POU2F2、POU3F1-2、およびPOU5F1などの、POU2F1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「D」はAヌクレオチドでも、Gヌクレオチドでも、またはTヌクレオチドでもよく、「B」はCヌクレオチドでも、Gヌクレオチドでも、またはTヌクレオチドでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「V」はAでも、Cでも、またはGでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(2)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 2のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、USF1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、USF2などの、USF1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「D」はAヌクレオチドでも、Gヌクレオチドでも、またはTヌクレオチドでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(3)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 3のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、EGR1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、EGR2〜4などの、EGR1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「B」は、Cでも、Gでも、またはTでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(4)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 4のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、CREB1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、CREB3〜5およびATF1〜7などの、CREB1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「H」はCでも、Tでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(5)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 5のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、AP1/JUN転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、AP1/JUN-B、-DおよびAP1/FOSなどの、AP1/JUN転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(6)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 6のヌクレオチド配列に対して少なくとも約85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、CEBPA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、CEBP-B、-D、-E、-G、-Zなどの、CEBPA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、YはCでも、またはTでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(7)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 7のヌクレオチド配列に対して少なくとも約70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SRF転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ELK1などの、SRF転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「D」はAでも、Tでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(8)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 8のヌクレオチド配列に対して少なくとも約70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SRF転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ETS1などの、SRF転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(9)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 9のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、MEF2A転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、MEF2B〜Cなどの、MEF2A転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(10)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 10のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SP1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SP2〜8などの、SP1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(11)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 11のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SP1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SP2〜8などの、SP1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、YはCでも、またはTでもよく、「D」はAでも、Tでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(12)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 12のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、RUNX1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、RUNX2〜3などの、RUNX1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(13)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 13のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、RUNX1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、RUNX2〜3などの、RUNX1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはCでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(14)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 14のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ETS1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ELK1などの、ETS1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「D」はAでも、Gでも、またはTでもよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(15)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 15のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFATC1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFATC2〜4などの、NFATC1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「V」はGでも、Aでも、またはCでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(16)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 16のヌクレオチド配列に対して少なくとも約55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ELK1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ETS1などの、ELK1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(17)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 17のヌクレオチド配列に対して少なくとも約70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、三元複合体因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、SRFなどの、三元複合体因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(18)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 18のヌクレオチド配列に対して少なくとも約90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、STAT1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、STAT2〜6などの、STAT1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(19)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 19のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、GATA1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、GATA2〜4などの、GATA1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(20)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 20のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ELF1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、POU1F1などの、ELF1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「K」はGでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(21)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 21のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、「核因子-顆粒球/マクロファージa」転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、「核因子-顆粒球/マクロファージb〜c」などの、「核因子-顆粒球/マクロファージa」転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「K」はGでも、またはTでもよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「R」はAでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(22)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 22のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、POU4F1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、POU4F2〜3などの、POU4F1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「V」はGでも、Aでも、またはCでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはCでもよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(23)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 23のヌクレオチド配列に対して少なくとも約55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HNF1A転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HNF1B〜Cなどの、HNF1A転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(24)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 24のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ZFHX3転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ZFHX-2、-4などの、ZFHX3転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「D」はAでも、Gでも、またはTでもよく、「H」はAでも、Cでも、またはTでもよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「K」はGでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(25)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 25のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、IRF1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、IRF2などの、IRF1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「V」はGでも、Aでも、またはCでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはGでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(26)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 26のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TEAD1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TEAD2〜4などの、TEAD1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「D」はAでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(27)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 27のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TBP転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TBPL1〜2などの、TBP転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「K」はGでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(28)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 28のヌクレオチド配列に対して少なくとも約65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TBP転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TBPL1〜2などの、TBP転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「K」はGでも、またはTでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、「D」はAでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(29)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 29のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYB〜Cなどの、NFYA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはCでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(30)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 30のヌクレオチド配列に対して少なくとも約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYB〜Cなどの、NFYA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(31)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 31のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、CACCCボックス結合因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(32)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 32のヌクレオチド配列に対して少なくとも約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF4転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF-1、-5などの、KLF4転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「D」はAでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(33)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 33のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF7転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF-1、-2、および-5などの、KLF7転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(34)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 34のヌクレオチド配列に対して少なくとも約55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、MAFG転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、MAF-A、-B、-F、-Kなどの、MAFG転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、YはCでも、またはTでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはCでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(35)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 35のヌクレオチド配列に対して少なくとも約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、REST転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「R」はAでも、またはGでもよく、「K」はGでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(36)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 36のヌクレオチド配列に対して少なくとも約60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KCNIP3転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「R」はAでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(37)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 37のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KCNIP3転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「V」はAでも、Cでも、またはGでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(38)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 38のヌクレオチド配列に対して少なくとも約50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、PPARA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、PPAR-D、-Gなどの、PPARA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「R」はAでも、またはGでもよく、「M」はAでも、またはCでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(39)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 39のヌクレオチド配列に対して少なくとも約55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HSF1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HSF2などの、HSF1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(47)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 47のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ELK1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、ETS1などの、ELK1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「V」はGでも、Aでも、またはCでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(48)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 48のヌクレオチド配列に対して少なくとも約70%、75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HNF1A転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、HNF1B〜Cなどの、HNF1A転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(49)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 49のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、NFYB〜Cなどの、NFYA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(50)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 50のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF4転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、KLF-1、-5などの、KLF4転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「H」はAでも、Tでも、またはCでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「D」はGでも、Aでも、またはTでもよく、「Y」はCでも、またはTでもよく、「B」はCでも、Gでも、またはTでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(51)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 51のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、REST転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「W」はAでも、またはTでもよく、「R」はGでも、またはAでもよく、「M」はCでも、またはAでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(52)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 52のヌクレオチド配列に対して少なくとも約80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、PPARA転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、PPAR-D、-Gなどの、PPARA転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
式中、「A」はアデニンヌクレオチドであり、「C」はシトシンヌクレオチドであり、「G」はグアニンヌクレオチドであり、「T」はチミンヌクレオチドであり、「S」はGヌクレオチドでも、またはCヌクレオチドでもよく、「N」は任意のヌクレオチドでよく、「Y」はTでも、またはCでもよく、「K」はTでも、またはGでもよく、小文字は任意に削除することができ、かつ下付きの数字は配列におけるヌクレオチドの位置を表す。式は一本鎖を示すが、相補鎖が構造の一部として含まれることが理解されるべきである。好ましい態様において、式(53)で表される配列を有するオリゴヌクレオチドデコイは、SEQ ID NO: 53のヌクレオチド配列に対して少なくとも約75%、80%、85%、88%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の配列同一性を有する。そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TEAD1転写因子に結合することができる。特定の態様において、そのようなオリゴヌクレオチドデコイは、TEAD2〜4などの、TEAD1転写因子に密接に関連する1つまたは複数の転写因子に結合することができる。
特定の態様において、本発明の組成物を、少なくとも1つの他の治療剤との併用療法において用いることができる。他の治療剤は、ある活性成分を含む別の組成物でありうる。活性成分/作用物質組成物および治療剤は、相加的または相乗的に作用しうる。いくつかの態様において、活性成分/作用物質組成物と治療剤の両方の投与は同時である。他の態様において、活性成分/作用物質組成物を、別の治療剤の投与の前または後に投与する。
オリゴヌクレオチドのクモ膜下腔内送達後の臨床徴候および有害事象を防止するために、製剤に加えるカルシウムの適切な量を特定する方法を開発した。
)を用いて、オリゴヌクレオチドの送達後に起こりうる13の自然発生または誘発された臨床徴候を特定した:尾のふるえ、尾の硬直、尾の振り、背を丸める、発声、興奮、すくみ行動、窮迫/発作、後部/後足運動機能障害、尾ピンチ刺激後の誇張発声、尾ピンチ刺激後の誇張逃避、尾ピンチ刺激後の誘導性の振り/硬直。観察期間中の徴候の有または無を、それぞれ1または0により数値で記録した。これらの徴候の出現を防止する製剤の能力を、13点満点のその合計点に基づいて判断し、対照の生理食塩水クモ膜下腔内注射の合計点と比較した。
オリゴヌクレオチド:カルシウム結合関係を特徴付けるための実験を行った。製剤に導入するカルシウムの濃度は、オリゴヌクレオチド濃度に依存して、内因性CSFカルシウム濃度を超えうるため、実施例1のオリゴヌクレオチドに結合していない、遊離のままのカルシウムの量を特徴付けるために特定の努力を払った。オリゴヌクレオチド濃度に対して1.4〜250倍過剰のカルシウムを含む広範囲の製剤を調製し、遊離カルシウムを測定した(図2)。
実施例1の製剤中のカルシウムの存在がオリゴヌクレオチドの薬理学的性質を変えないことを保証するために、補足的実験を行った。試験したオリゴヌクレオチドは転写因子EGR1を阻害する転写因子デコイであり、損傷後の疼痛の発生を防止する。競合ELISA実験により、カルシウムは、高過剰の濃度でさえ、EGR1に対するオリゴヌクレオチドの親和性(図4A)にも、その安定性(図4B)にも、影響を与えないことが判明した。疼痛の切開モデルおよび神経部分損傷前臨床モデルにおけるオリゴヌクレオチドの行動試験により、カルシウム存在下または非存在下で製剤による類似の有効性が示された(図5)。
実施例1のオリゴヌクレオチドに関する最適なオリゴヌクレオチド:カルシウム比の決定に続き、オリゴヌクレオチド/カルシウム含有液体溶液の十分な長期安定性を提供する適切な製剤をさらに開発するための実験を行った。オリゴヌクレオチドは一定量の緩衝能力を含むことが知られているため、最初の実験は、水中のオリゴヌクレオチド/カルシウム溶液を調製することにより緩衝剤の必要性を評価した。pHを約7.5に調節した後、溶液のpHを2週間にわたって評価した。溶液中、pHは維持されず、pHの「ドリフト」が認められた(表1)。したがって、十分なpH制御を提供し、提唱される投与経路(クモ膜下腔内)に適合性でもある、適切な緩衝液を選択するために、さらなる実験を行った。リン酸ナトリウムが緩衝液の最初の選択肢であったが、実験により、化合物との適合性の問題が示された。低濃度のリン酸ナトリウム(<5mM)はpHを維持するのに十分な緩衝能力を提供せず、その一方で、より高濃度(≧5mM)では、おそらくはリン酸カルシウムの生成による、目に見える沈澱が生じた(表2)。したがって、リン酸塩を含まないトロメタミン(トリス)の適合性および緩衝能力について評価した。実験により、オリゴヌクレオチド:カルシウム含有溶液で、10mMトロメタミン(トリス)は十分なpH制御を提供し(pH7.5で安定)、適合性の問題は観察されないことが判明した(表3)。
Claims (9)
- 脳脊髄液への投与のために製剤化されており、疼痛の処置または侵害受容シグナル伝達の調節のために用いられる、薬学的組成物であって、
a)1つまたは複数の転写因子結合部位を有するオリゴヌクレオチドデコイ;および
b)インビボ安定化量のカルシウムイオン
を含み、
該オリゴヌクレオチドデコイが、該カルシウムイオンなしでの脳脊髄液への該オリゴヌクレオチドデコイの投与によって引き起こされるインビボでの神経と筋肉に関する有害作用に関連し、該有害作用が、オリゴヌクレオチドデコイが該脳脊髄液内に存在する内因性カルシウムイオンに実質的に結合することによりもたらされ、かつ
該インビボ安定化量が、該カルシウムイオンに対する該オリゴヌクレオチドデコイの結合部位を実質的に飽和させ、それによって該オリゴヌクレオチドデコイが該脳脊髄液内に存在する内因性カルシウムイオンに実質的に結合することを防ぐ量である、
薬学的組成物。 - 注射による投与のために製剤化されている、請求項1に記載の薬学的組成物。
- クモ膜下腔内投与のために製剤化されている、請求項1に記載の薬学的組成物。
- オリゴヌクレオチドデコイ 対 カルシウムイオンのモル比または重量比が、約1:1000〜約1000:1の範囲である、請求項1に記載の薬学的組成物。
- カルシウムイオンが塩化カルシウムに含まれ、オリゴヌクレオチドデコイ 対 塩化カルシウムの重量比が、約1:1、2:1、4:1、5:1、15:1、30:1、50:1、100:1、200:1、250:1、300:1、400:1、もしくは500:1からであるか、またはその中で導出可能な任意の範囲である、請求項1に記載の薬学的組成物。
- 緩衝液をさらに含む、請求項1に記載の薬学的組成物。
- 注入による投与のために製剤化されている、請求項1に記載の薬学的組成物。
- 脳室内の投与のために製剤化されている、請求項1に記載の薬学的組成物。
- 硬膜外の投与のために製剤化されている、請求項1に記載の薬学的組成物。
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