JP6439300B2 - エッチング方法 - Google Patents

エッチング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6439300B2
JP6439300B2 JP2014142524A JP2014142524A JP6439300B2 JP 6439300 B2 JP6439300 B2 JP 6439300B2 JP 2014142524 A JP2014142524 A JP 2014142524A JP 2014142524 A JP2014142524 A JP 2014142524A JP 6439300 B2 JP6439300 B2 JP 6439300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
resist layer
substrate
thickness
etching method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014142524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016019236A5 (ja
JP2016019236A (ja
Inventor
尚広 中川
尚広 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014142524A priority Critical patent/JP6439300B2/ja
Publication of JP2016019236A publication Critical patent/JP2016019236A/ja
Publication of JP2016019236A5 publication Critical patent/JP2016019236A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6439300B2 publication Critical patent/JP6439300B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

本発明は、エッチング方法に関するものである。
従来から、水晶を用いた振動素子が知られている。このような振動素子は、種々の電子機器の基準周波数源、発信源、ジャイロセンサー等として広く用いられている。また、このような振動素子は、例えば、エッチング方法を用いて、基材をパターニングして、所定形状の被加工物(構造体)を得ることにより製造される。
ところで、エッチング方法を用いて被加工物を形成する場合、このエッチング方法は、メッキシードとなるシードメタルをスパッタ、蒸着等により形成する工程と、感光性フォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィーにより所望のパターンにレジスト層を形成する工程と、レジスト層の開口部に、電解・無電解メッキでメッキマスクを形成する工程と、レジスト層を剥離剤等で除去し、パターニングされたマスクを得る工程と、マスクを用いた異方性プラズマエッチングにより基材を加工する工程とを含む(例えば、特許文献1、2参照。)。
上記のように、レジスト層を形成する工程において、このレジスト層のパターニングにフォトリソグラフィー法を用いると、現像時にレジスト層の上面側に位置するトップ部の断面形状がR形状となってしまう。
そのため、メッキマスクを形成する工程において、形成されるメッキマスクの形状は、レジスト層の形状に依存する。したがって、メッキマスクの厚みを、R形状となっている前記トップ部より高く形成すると、メッキマスクの幅が厚さ方向に応じてバラツキが生じてしまう。すなわち、メッキマスクのトップ部のパターン幅が変動してしまう。
その結果、基材を加工する工程において、メッキマスクを金属マスクとして用いて異方性ドライエッチングにより基材を加工すると、金属マスクの最大幅寸法が被加工物の寸法となる。そのため、基材を良好なパターン寸法精度で加工することができず、優れた寸法精度の被加工物を得ることができないという問題が生じ、この被加工物を、例えば、振動素子とした場合、この振動素子に所望の振動特性を発揮させることができなかった。
特開2003−45871号公報 特開2007−234912号公報
本発明の目的は、基材を良好なパターン寸法精度で加工して、優れた寸法精度の被加工物を得ることができるエッチング方法を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明のエッチング方法は、基材上に、断面形状に、垂直成分と前記垂直成分上に位置するR形状成分とを備えるレジスト層を形成する工程と、
前記レジスト層を用いて、前記垂直成分の厚さ以下のマスクを形成する工程と、
前記マスクを用いたドライエッチングにより前記基材を加工する工程と、
を含むことを特徴とする。
これにより、基材を良好なパターン寸法精度で加工して、優れた寸法精度の被加工物を得ることができる。
[適用例2]
本発明のエッチング方法では、前記マスクを形成する工程では、前記マスクをメッキで形成することが好ましい。
これにより、基材上に、レジスト層の厚みの70%以下の厚さで、パターニングされたマスクを得ることができる。
[適用例3]
本発明のエッチング方法では、前記レジスト層を形成する工程よりも前に、気相成膜法により、基材上にシード層を形成する工程を含むことが好ましい。
これにより、メッキ法を用いたマスクの形成時に、シードメタルを含むシード層より、マスクの構成材料が基材上に積層するのを促進させることができる。
[適用例4]
本発明のエッチング方法では、前記マスクを形成する工程よりも前に、レジスト層の厚さを測定する工程を含むことが好ましい。
これにより、前記マスクを形成する工程において、優れた精度で、マスクをレジスト層の厚みの70%以下の厚さで成膜することができる。
[適用例5]
本発明のエッチング方法では、前記レジスト層を形成する工程において、前記レジスト層の平均厚さは10μm以上40μm以下の範囲内にあることが好ましい。
これにより、マスクを形成する工程において形成されるマスクを、レジスト層の厚みの70%以下の厚さのものとしても、基材を加工する工程において、異方性ドライエッチングで用いるマスクとしての機能を発揮させることができる。
[適用例6]
本発明のエッチング方法では、前記基材を加工する工程では、前記ドライエッチングは、CF系の反応性ガスを用いたプラズマエッチング法であることが好ましい。
これにより、より優れた寸法精度で被加工物を得ることができる。
本発明のエッチング方法を適用して製造された振動子の構成例を示す平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示す振動子の振動素子の断面図(図1中のB−B線断面図)である。 図1に示す振動子の振動素子の製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す振動子の振動素子の製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す振動子の振動素子の製造方法を説明するための断面図である。 本発明のエッチング方法を説明するための断面図である。 本発明のエッチング方法を説明するための断面図である。 発振器の実施形態を示す断面図である。 電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。 移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
以下、本発明のエッチング方法を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
なお、本発明のエッチング方法は、各種の被加工物(構造体)の製造に適用することができるが、以下の実施形態では、代表的に、本発明のエッチング方法を振動素子(振動子)の製造に適用した場合について説明する。
1.振動子
まず、本発明のエッチング方法を適用して製造された振動子について説明する。
図1は、本発明のエッチング方法を適用して製造された振動子の構成例を示す平面図である。図2は、図1中のA−A線断面図である。図3は、図1に示す振動子の振動素子の断面図(図1中のB−B線断面図)である。図4〜図6は、それぞれ、図1に示す振動子の振動素子の製造方法を説明するための断面図である。図7および図8は、それぞれ、本発明のエッチング方法を説明するための断面図である。
図1および図2に示す振動子1は、振動素子2と、振動素子2を収納するパッケージ9とを有している。以下、振動素子2およびパッケージ9について、順次詳細に説明する。
(振動素子)
図1、図2および図3に示すように、本実施形態の振動素子2は、振動基板(被加工物)3と、振動基板3上に形成された第1、第2駆動用電極84、85とを有している。なお、図1および図2では、説明の便宜上、第1、第2駆動用電極84、85の図示を省略している。
振動基板3は、Zカット水晶板で構成されている。Zカット水晶板とは、Z軸をほぼ厚さ方向とする水晶基板である。なお、振動基板3は、その厚さ方向とZ軸とが一致していてもよいが、常温近傍における周波数温度変化を小さくする観点から、厚さ方向に対してZ軸が若干傾いている。すなわち、傾ける角度をθ度(−5°≦θ≦15°)とした場合、前記水晶の電気軸としてのX軸、機械軸としてのY軸、光学軸としてのZ軸からなる直交座標系の前記X軸を回転軸として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ+Z側が回転するようにθ度傾けた軸をZ’軸、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ+Y側が回転するようにθ度傾けた軸をY’軸としたとき、Z’軸に沿った方向を厚さとし、X軸とY’軸を含む面を主面とする振動基板3となる。なお、各図では、これらX軸、Y’軸およびZ’軸を図示している。
振動基板3は、Y’軸方向を長さ方向に持ち、X軸方向を幅方向に持ち、Z’軸方向を厚さ方向に持っている。また、振動基板3は、そのほぼ全域(後述する溝55、56、57、58が形成されている領域を除く)にわたって、ほぼ同じ厚さを有している。振動基板3の厚さ(Z’軸方向の長さ)Tとしては、特に限定されないが、110μm以上、150μm以下であることが好ましく、120μm以上、130μm以下であることがより好ましい。これにより、十分な機械的強度が得られ、また、Q値を高く、CI値を低くしつつ、異方性プラズマエッチングにより、微細形状を容易に作成することができる。すなわち、振動基板3の厚さTが前記下限値未満であると、他の条件によっては、Q値が低く、CI値が高くなり、また、機械的強度が不足し、振動基板3が破損するおそれがある。また、振動基板3の厚さTが前記上限値を超えると、振動素子2の過度な大型化に繋がってしまうおそれがある。
このような振動基板3は、基部4と、基部4から延出する一対の振動腕5、6と、基部4から延出する支持部7とを有している。
基部4は、XY’平面に広がりを有し、Z’軸方向に厚さを有する板状をなしている。また、支持部7は、基部4の下端から延出し、X軸方向に分岐する分岐部71と、分岐部からX軸方向両側に延出する連結腕72、73と、連結腕72、73の先端部から−Y’軸方向に延出する支持腕74、75とを有している。
振動腕5、6は、X軸方向(第2方向)に沿って並び、かつ、互いに平行となるように基部4の−Y’軸側の端から−Y’軸方向(第1方向)に延出している。これら振動腕5、6は、それぞれ、長手形状をなし、その基端(+Y’軸側の端)が固定端となり、先端(−Y’軸側の端)が自由端となる。また、振動腕5、6は、それぞれ、基部4から延びている腕部58、68と、腕部58、68の先端部に設けられ、腕部58、68よりも幅が広い錘部としてのハンマーヘッド(広幅部)59、69とを有している。このように、振動腕5、6の先端部にハンマーヘッド59、69を設けることで、振動腕5、6を短くすることができ、振動素子2の小型化を図ることができる。また、振動腕5、6を短くすることができる分、同じ周波数で振動腕5、6を振動させたときの振動腕5、6の振動速度を従来よりも低くすることができるため、振動腕5、6が振動する際の空気抵抗を低減することができ、その分、Q値が高まり、振動特性を向上させることができる。なお、このような振動腕5、6は、互いに同様の構成(形状、大きさ)をなしている。
図3に示すように、振動腕5は、XY’平面で構成された互いに表裏の関係にある一対の主面51、52と、Y’Z’平面で構成され、一対の主面51、52を接続する一対の側面53、54とを有している。また、振動腕5は、主面51に開口する有底の溝55と、主面52に開口する有底の溝56とを有している。溝55、56は、それぞれ、Y’軸方向に延在している。また、溝55、56は、それぞれ、振動腕5の腕部58の基端部を含むように腕部58の先端部まで延在している。このような振動腕5は、溝55、56が形成されている部分では、略H型の横断面形状をなしている。
溝55、56は、振動腕5の厚さ方向の長さを二等分する線分Lに対して対称的に形成されているのが好ましい。これにより、振動腕5の不要な振動(具体的には、面外方向成分を有する斜め振動)を低減でき、振動腕5を効率的に振動基板3の面内方向に振動させることができる。
振動腕5と同様に、振動腕6は、XY’平面で構成された互いに表裏の関係にある一対の主面61、62と、Y’Z’平面で構成され、一対の主面61、62を接続する一対の側面63、64とを有している。また、振動腕6は、主面61に開口する有底の溝65と、主面62に開口する有底の溝66とを有している。溝65、66は、それぞれ、Y’軸方向に延在している。また、溝65、66は、それぞれ、振動腕6の腕部68の基端部を含むように腕部68の先端部まで延在している。このような振動腕6は、溝65、66が形成されている部分では、略H型の横断面形状をなしている。
溝65、66は、振動腕6の厚さ方向の長さを二等分する線分Lに対して対称的に形成されているのが好ましい。これにより、振動腕6の不要な振動を低減でき、振動腕6を効率的に振動基板3の面内方向に振動させることができる。
振動素子2は、各振動腕5、6に溝55、56、65、66を形成することにより、熱弾性損失の低減を図ることができ、Q値の劣化を低減した優れた振動特性を発揮することができる。
振動腕5には、一対の第1駆動用電極84と一対の第2駆動用電極85とが形成されている。具体的には、第1駆動用電極84の一方は、溝55の内面に形成されており、他方は、溝56の内面に形成されている。また、第2駆動用電極85の一方は、側面53に形成されており、他方は、側面54に形成されている。同様に、振動腕6にも、一対の第1駆動用電極84と一対の第2駆動用電極85とが形成されている。具体的には、第1駆動用電極84の一方は、側面63に形成されており、他方は、側面64に形成されている。また、第2駆動用電極85の一方は、溝65の内面に形成されており、他方は、溝66の内面に形成されている。これら第1、第2駆動用電極84、85間に交番電圧を印加すると、振動腕5、6が互いに接近、離間を繰り返すように面内方向(XY’平面方向)に所定の周波数で振動する。
第1、第2駆動用電極84、85の構成としては、特に限定されず、金(Au)、金合金、白金(Pt)、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、銀(Ag)、銀合金、クロム(Cr)、クロム合金、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)、鉄(Fe)、チタン(Ti)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)等の金属材料、酸化インジウムスズ(ITO)等の導電材料により形成することができる。
(パッケージ)
図1および図2に示すように、パッケージ9は、上面に開放する凹部911を有する箱状のベース91と、凹部911の開口を塞ぐようにベース91に接合されている板状のリッド92とを有している。このようなパッケージ9は、凹部911がリッド92にて塞がれることにより形成された収納空間を有しており、この収納空間に振動素子2が気密的に収納されている。振動素子2は、支持腕74、75の先端部にて、例えば、エポキシ系、アクリル系の樹脂に導電性フィラーを混合した導電性接着剤11、12、13、14を介して凹部911の底面に固定されている。
なお、収納空間内は、減圧(好ましくは真空)状態となっていてもよいし、窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが封入されていてもよい。これにより、振動素子2の振動特性が向上する。
ベース91の構成材料としては、特に限定されないが、酸化アルミニウム等の各種セラミックスを用いることができる。また、リッド92の構成材料としては、特に限定されないが、ベース91の構成材料と線膨張係数が近似する部材であると良い。例えば、ベース91の構成材料を前述のようなセラミックスとした場合には、コバール等の合金とするのが好ましい。なお、ベース91とリッド92の接合は、特に限定されず、例えば、接着剤を介して接合してもよいし、シーム溶接等により接合してもよい。
また、ベース91の凹部911の底面には、接続端子951、961が形成されている。図示しないが、振動素子2の第1駆動用電極84は、支持腕74の先端部まで引き出されており、当該部分にて、導電性接着剤11、12を介して接続端子951と電気的に接続されている。同様に、図示しないが、振動素子2の第2駆動用電極85は、支持腕75の先端部まで引き出されており、当該部分にて、導電性接着剤13、14を介して接続端子961と電気的に接続されている。
また、接続端子951は、ベース91を貫通する貫通電極952を介してベース91の底面に形成された外部端子953に電気的に接続されており、接続端子961は、ベース91を貫通する貫通電極962を介してベース91の底面に形成された外部端子963に電気的に接続されている。
接続端子951、961、貫通電極952、962および外部端子953、963の構成としては、それぞれ、導電性を有していれば、特に限定されないが、例えば、Cr(クロム)、W(タングステン)などのメタライズ層(下地層)に、Ni(ニッケル)、Au(金)、Ag(銀)、Cu(銅)などの各被膜を積層した金属被膜で構成することができる。
(振動素子の製造方法)
次に、本発明のエッチング方法を用いる振動素子2(振動子1)の製造方法について、図4〜図6に基づいて説明する。なお、図4〜図6は、それぞれ、図1中のB−B線断面に対応する断面図である。
振動素子2の製造方法は、水晶基板(基材)を用意する工程と、水晶基板を異方性プラズマエッチングによってパターニングすることにより、基部4と、振動腕5、6と、支持部7とを有する振動基板3を形成する工程とを含む。以下、詳細に説明する。
まず、Zカットの水晶基板(基材)30を用意する(図4(a)参照)。水晶基板30は、後述する加工を経て振動基板3となる部材である。次に、図4(a)に示すように、フォトリソグラフィー法を用いて、水晶基板30上にマスクM1を形成する。マスクM1は、振動基板3の外形形状に対応して形成するマスクである。このマスクM1の形成工程(製造工程)は、後で詳述する(後述するマスクM2およびM3についても同様)。
次に、図4(b)に示すように、第1マスクM1を介して(用いて)水晶基板30に異方性プラズマエッチングを行う。この異方性プラズマエッチングにより、振動素子2の振動方向と直交(交差)する方向に対してエッチングを行う。これにより、基部4と、溝55、56、65、66が形成されていない振動腕5、6と、支持部7とが一体的に形成される(ただし、基部4および支持部7については図示しない)。次に、図4(c)に示すように、マスクM1を除去する。
次に、図4(d)に示すように、フォトリソグラフィー法を用いて、水晶基板30上にマスクM2を形成する。マスクM2は、溝55、65の外形形状に対応して形成するマスクである。なお、ここでは、溝55、65を形成しない部位にマスクM2を形成する。すなわち、マスクM2は、溝55、65の外形形状に対応する開口を有している。
次に、図5(a)に示すように、マスクM2を介して水晶基板30に異方性プラズマエッチングを行う。これにより、振動腕5に溝55が形成され、振動腕6に溝65が形成され、溝56、66が形成されていない振動腕5、6と、基部4と、支持部7とを有する振動基板3が形成される。なお、この際、溝55、65の最大深さが所定値となるように、異方性ドライエッチングのエッチング時間を制御する。次に、図5(b)に示すように、マスクM2を除去する。
次に、図5(c)に示すように、水晶基板30の上下を逆にし、フォトリソグラフィー法を用いて、水晶基板30上にマスクM3を形成する。マスクM3は、溝56、66の外形形状に対応して形成するマスクである。なお、ここでは、溝56、66を形成しない部位にマスクM3を形成する。すなわち、マスクM3は、溝56、66の外形形状に対応する開口を有している。
次に、図6(a)に示すように、マスクM3を介して水晶基板30に異方性ドライエッチングを行う。これにより、振動腕5に溝56が形成され、振動腕6に溝66が形成され、溝55、56、65、66が形成されている振動腕5、6と、基部4と、支持部7とを有する振動基板3が形成される。なお、この際、溝56、66の最大深さが所定値となるように、異方性ドライエッチングのエッチング時間を制御する。次に、図6(b)に示すように、マスクM3を除去する。
以上のような工程を経ることにより、振動基板3が得られる。
次に、例えば、蒸着等によって、振動基板3の表面に図示しない金属膜を形成する。次に、例えば、図示しないマスクを介して前記金属膜をパターニングすることにより、第1、第2駆動用電極84、85を形成する。
以上により、振動素子2が得られる。
上述のような振動素子の製造方法において、前記マスクM1〜M3を用いた異方性プラズマエッチング方法に、本発明のエッチング方法が適用されるが、以下、このエッチング方法について説明する。
(本発明のエッチング方法)
本発明のエッチング方法は、水晶基板(基材)30を用意する工程と、水晶基板30上に、感光性フォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィーにより所望のパターンにレジスト層17を形成する工程と、レジスト層17を用いて、レジスト層17の厚みの70%以下の厚さのマスク15を形成する工程と、マスク15を用いた異方性プラズマエッチングにより水晶基板30を加工する工程とを含む。
かかる構成の本発明のエッチング方法を、前述したマスクM1〜M3を用いた水晶基板30の異方性ドライエッチングに、適用することで、水晶基板(基材)30を良好なパターン寸法精度で加工して、優れた寸法精度の振動基板(被加工物)3を得ることができる。
以下、このエッチング方法について、詳述する。なお、以下では、マスク15を、メッキ法を用いて形成する場合を一例に説明する。
[1]まず、Zカットの水晶基板(基材)30を用意し、その後、図7(a)に示すように、水晶基板30上にシード層である下地層16を形成する。
この下地層(シード層)16は、例えば、スパッタリングや蒸着等のシードメタルを用いた気相成膜法を用いて形成することが好ましい。これにより、メッキ法を用いたマスク15の形成時に、シードメタルを含む下地層16に、マスク15の構成材料が水晶基板30上に積層する際のシード層としての機能を発揮させることができる。
また、下地層16の構成材料としては、マスク15を形成する際、その形成を促すことが可能なものであれば特に限定されず、例えば、Cr、Cu等が挙げられる。
[2]次に、図7(b)に示すように、フォトリソグラフィー法を用いて、下地層16上にレジスト層17を形成する。
このレジスト層17は、形成すべきマスク15の外形形状に対応した開口部171を備えるように所望の形状にパターニングし得るマスクである。すなわち、レジスト層17を形成しない部位にマスク15を形成し得るようにパターニングされたマスクである。
また、フォトリソグラフィー法を用いたレジスト層17の形成は、例えば、下地層16上に、レジスト材料(感光性フォトレジスト)を塗布(供給)した後、レジスト層17の形状に対応するフォトマスクを介して露光した後、現像液で現像することで行うことができる。
ここで、このようにフォトリソグラフィーを用いてレジスト層17を形成すると、現像液を用いた現像時に、レジスト層17の上面側に位置するトップ部の断面形状が湾曲したR形状となってしまう。すなわち、レジスト層17は、水晶基板30側に位置し、開口部171における内周面が水晶基板30の上面に対して垂直に立設する垂直成分172と、この垂直成分172上に位置し、前記内周面の内径がレジスト層17の下面側から上面側に向かって漸増するR形状成分173とを備える形状に形成される。
なお、レジスト材料を塗布する方法としては、例えば、スピンコート法、キャスティング法、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、ディップコート法、スプレーコート法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、インクジェット法、マイクロコンタクトプリンティング法等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
さらに、レジスト材料(感光性フォトレジスト)は、ネガ型のレジスト材料およびポジ型のレジスト材料のいずれであってもよい。
また、レジスト層17は、その平均厚さが10μm以上、40μm以下であることが好ましく、15μm以上、25μm以下であることがより好ましい。これにより、次工程[3]において形成されるマスク15を、レジスト層17の厚みの70%以下の厚さのものとしても、後工程[4]において、異方性ドライエッチングで用いるマスクとしての機能を発揮させることができる。
[3]次に、メッキ法により、レジスト層17を用いて、開口部171で露出する下地層16上にマスク15を形成する。
この際、本発明では、レジスト層17の厚みの70%以下の厚さのマスク15を形成する。
ここで、前述のように、フォトリソグラフィーを用いてレジスト層17を形成すると、レジスト層17は、水晶基板30側に位置する垂直成分172と、この垂直成分172上に位置するR形状成分173とを備える形状に形成されるが、マスク15の厚さを、レジスト層17の厚みの70%以下の厚さで形成することで、垂直成分172の厚さ以下の厚さを有するマスク15を形成することができる。すなわち、R形状成分173を、マスク15を形成するためのマスクとして用いることなく、垂直成分172のみを、マスクとして用いて、マスク15を形成することができる。したがって、マスク15を、その幅が厚さ方向に応じてバラツキを生じることなく、形成することができる。すなわち、マスク15は、その上部(トップ部)で幅が変動することなく、厚さ方向において一定の幅を有するものとして形成される。
このような形状を有するマスク15は、具体的には、次のようにして形成される。
[3−1] まず、図8(a)に示すように、メッキ法により、レジスト層17の開口部171で露出する下地層16上に、レジスト層17の厚みの70%以下となる厚さのマスク15を形成する。
なお、メッキ法としては、電解メッキ法および無電解メッキ法のいずれであってもよいが、無電解メッキ法であることが好ましい。無電解メッキ法によれば、大掛かりな装置を用いることなく、優れた成膜精度で均一な膜厚のマスク15を形成することができる。
また、マスク15の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、Ni、Cr、Siのような金属材料の他、これらの合金、窒化物、フッ化物および酸化物等が挙げられる。
[3−2] 次に、レジスト層17を除去するとともに、レジスト層17に対応する位置の下地層16を除去する。
これにより、水晶基板30上に、レジスト層の厚みの70%以下の厚さで、パターニングされたマスク15が得られる(図8(b)参照。)。
このレジスト層17の除去は、好ましくはレジスト剥離液を用いて行うことができるが、その他、例えば、プラズマエッチング、リアクティブエッチング、ビームエッチング、光アシストエッチング等の物理的エッチング法を用いて行うことができ、また、下地層16の除去は、前記物理的エッチング法を用いて行うことができるため、レジスト層17および下地層16の除去は、これらを適宜組み合わせることで実施可能である。
なお、本工程[3]に先立って、レジスト層17の厚さを測定しておくことが好ましい。これにより、本工程[3]において、マスク15を、優れた精度で、レジスト層の厚みの70%以下の厚さで成膜することができる。
また、レジスト層17の厚さの測定は、例えば、接触式の計測器または屈折率を利用した非接触式の測定器を用いて行うことができる。
[4] 次に、図8(c)に示すように、マスク15を用いた異方性ドライエッチングを行うことで、マスク15から露出する水晶基板30を除去する。
これにより、水晶基板30が所定の形状(マスク15の形状)にパターニングされる。
ここで、前述の通り、前記工程[3]において、マスク15は、その上部(トップ部)で幅が変動することなく、厚さ方向において一定の幅を有するものとして形成されている。そのため、本工程[4]において、このマスク15を金属マスクとして用いて異方性プラズマエッチングにより水晶基板30を加工することにより、優れた寸法精度で水晶基板30を除去(加工)することができる。
したがって、マスク15を用いた本発明のエッチング方法を、前述したマスクM1〜M3を用いた異方性ドライエッチングに適用することで、振動腕5、6と、基部4と、支持部7とを有する振動基板3を、優れた寸法精度で形成することができる。
また、異方性ドライエッチングは、特に限定されないが、例えば、CF系の反応性ガスをエッチャントとして用いたプラズマエッチング法であることが好ましい。これにより、優れた異方性により水晶基板30を除去することができるため、より優れた寸法精度で振動基板3を得ることができる。
CF系の反応性ガスとしては、CF系の反応性ガスを含む混合ガスであることが好ましい。
このCF系のガスとしては、CF4 ,CHF3 ,C26 ,C48 およびC58 等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。また、CF系のガスを含む混合ガスとしては、CF系のガスの他、CO,Ar,O2 およびN2 のうち少なくとも1種を含むものが挙げられる。
また、異方性プラズマエッチングの際に、より優れた異方性を発揮させるには、チャンバー内の圧力、プラズマ密度、温度、エッチャント(ガス種)およびバイアスパワーのようなエッチング条件のうちの少なくとも1種を変更することにより容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、メッキ法を用いてマスク15を形成する場合について説明したが、マスク15の形成方法は、この場合に限定されず、例えば、インクジェット法を用いて金属系の液状材料をレジスト層17が備える開口部171に選択的に供給した後、この液状材料を固化することでマスク15を形成するようにしてもよい。
また、この場合、前記工程[1]における下地層16の形成を省略するようにしてもよい。
2.発振器
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した発振器について説明する。
図9は、発振器の実施形態を示す断面図である。
図9に示す発振器10は、振動子1と、振動素子2を駆動するためのICチップ80とを有している。以下、発振器10について、前述した振動子との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図9に示すように、発振器10では、ベース91の凹部911にICチップ80が固定されている。ICチップ80は、凹部911の底面に形成された複数の内部端子120と電気的に接続されている。複数の内部端子120には、接続端子951、961と接続されているものと、外部端子953、963と接続されているものがある。ICチップ80は、振動素子2の駆動を制御するための発振回路(回路)を有している。ICチップ80によって振動素子2を駆動すると、所定の周波数の信号を取り出すことができる。
3.電子機器
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した電子機器について説明する。
図10は、電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部100を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する振動素子2(振動子1)が内蔵されている。
図11は、電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部100が配置されている。このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器等として機能する振動素子2(振動子1)が内蔵されている。
図12は、電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチルカメラ1300には、フィルター、共振器等として機能する振動素子2(振動子1)が内蔵されている。
なお、振動素子を備える電子機器は、図10のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図11の携帯電話機、図12のディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター等に適用することができる。
4.移動体
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した移動体について説明する。
図13は、移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。自動車1500には、振動素子2(振動子1)が搭載されている。振動素子2は、キーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム、等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
以上、振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体について図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のエッチング方法について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、他の任意の工程が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、振動素子としては、例えば、ジャイロセンサー(角速度センサー)のようなものにも適用することができる。
また、振動基板(振動基板の母材である基材)の構成材料は、水晶に限定されず、例えば、Si等が挙げられる。
1……振動子
10……発振器
11、12、13、14……導電性接着剤
2……振動素子
3……振動基板
30……水晶基板
4……基部
5……振動腕
51、52……主面
53、54……側面
55、56……溝
58、68……腕部
59、69……ハンマーヘッド
6……振動腕
61、62……主面
63、64……側面
65、66……溝
7……支持部
71……分岐部
72、73……連結腕
74、75……支持腕
80……ICチップ
84……第1駆動用電極
85……第2駆動用電極
9……パッケージ
91……ベース
15……マスク
16……下地層
17……レジスト層
171……開口部
172……垂直成分
173……R形状成分
100……表示部
911……凹部
92……リッド
951、961……接続端子
952、962…貫通電極
953、963……外部端子
120……内部端子
1100……パーソナルコンピューター
1102……キーボード
1104……本体部
1106……表示ユニット
1200……携帯電話機
1202……操作ボタン
1204……受話口
1206……送話口
1300……ディジタルスチルカメラ
1302……ケース
1304……受光ユニット
1306……シャッターボタン
1308……メモリー
1312……ビデオ信号出力端子
1314……入出力端子
1430……テレビモニター
1440……パーソナルコンピューター
1500……自動車
M1、M2、M3……マスク

Claims (6)

  1. 基材上に、断面形状に、垂直成分と前記垂直成分上に位置するR形状成分とを備えるレジスト層を形成する工程と、
    前記レジスト層を用いて、前記垂直成分の厚さ以下のマスクを形成する工程と、
    前記マスクを用いたドライエッチングにより前記基材を加工する工程と、
    を含むことを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記マスクを形成する工程では、前記マスクをメッキで形成する請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 前記レジスト層を形成する工程よりも前に、気相成膜法により、前記基材上にシード層を形成する工程を含む請求項1または2に記載のエッチング方法。
  4. 前記マスクを形成する工程よりも前に、レジスト層の厚さを測定する工程を含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  5. 前記レジスト層を形成する工程において、前記レジスト層の平均厚さは10μm以上40μm以下の範囲内にある請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  6. 前記基材を加工する工程では、前記ドライエッチングは、CF系の反応性ガスを用いたプラズマエッチング法である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエッチング方法。
JP2014142524A 2014-07-10 2014-07-10 エッチング方法 Active JP6439300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014142524A JP6439300B2 (ja) 2014-07-10 2014-07-10 エッチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014142524A JP6439300B2 (ja) 2014-07-10 2014-07-10 エッチング方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016019236A JP2016019236A (ja) 2016-02-01
JP2016019236A5 JP2016019236A5 (ja) 2017-06-01
JP6439300B2 true JP6439300B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=55234132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014142524A Active JP6439300B2 (ja) 2014-07-10 2014-07-10 エッチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6439300B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05218775A (ja) * 1992-02-04 1993-08-27 Citizen Watch Co Ltd 水晶振動子の製造方法
JP4305728B2 (ja) * 2003-03-19 2009-07-29 セイコーエプソン株式会社 振動片の製造方法
JP2007095999A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Seiko Epson Corp 基板の製造方法、水晶振動片、ジャイロ振動片及び表示用基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016019236A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11888464B2 (en) Vibration element, physical quantity sensor, inertial measurement unit, electronic apparatus, and vehicle
US9716484B2 (en) Resonator element, resonator, resonator device, oscillator, electronic device, and mobile object
JP6432190B2 (ja) 振動素子、振動素子の製造方法、振動子、電子機器および移動体
JP6167520B2 (ja) 素子の製造方法
US9425768B2 (en) Resonator element, resonator device, electronic apparatus, moving object, and method of manufacturing resonator element
US9995582B2 (en) Vibrating element, vibrating device, electronic apparatus, and moving object
CN104079260A (zh) 振动元件、振子、振荡器、电子设备以及移动体
CN104079255A (zh) 振动元件、振子、振荡器、电子设备以及移动体
JP2015090275A (ja) 振動素子の製造方法
JP6439300B2 (ja) エッチング方法
JP6620516B2 (ja) 音叉型振動片の製造方法、振動デバイス、電子機器、および移動体
US9534894B2 (en) Resonator element, gyro sensor element, electronic device, electronic apparatus, and moving object
JP6498379B2 (ja) 振動素子、振動子、発振器、電子機器および移動体
JP2016021491A (ja) エッチング方法
JP2016186479A (ja) 物理量検出振動素子、物理量検出振動子、電子機器および移動体
JP7332007B2 (ja) 振動素子、物理量センサー、慣性計測装置、電子機器および移動体
JP2016019109A (ja) エッチング方法
JP2017072559A (ja) 振動素子、振動素子の製造方法、振動デバイス、電子機器および移動体
JP2014175674A (ja) 振動子、振動子の製造方法、発振器、電子機器および移動体
JP2014138415A (ja) 振動素子の製造方法
JP2017103670A (ja) 振動素子の製造方法、振動素子、振動デバイス、電子機器および移動体
JP2016197025A (ja) 角速度検出素子の調整方法
JP2017129424A (ja) 振動素子、振動素子の製造方法、電子機器および移動体
JP2016219946A (ja) 振動腕形成方法および振動素子
JP2016178590A (ja) 振動片、振動片の製造方法、振動子、発振器、電子機器、および移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6439300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150