JP6439300B2 - エッチング方法 - Google Patents
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Description
本発明のエッチング方法は、基材上に、断面形状に、垂直成分と前記垂直成分上に位置するR形状成分とを備えるレジスト層を形成する工程と、
前記レジスト層を用いて、前記垂直成分の厚さ以下のマスクを形成する工程と、
前記マスクを用いたドライエッチングにより前記基材を加工する工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明のエッチング方法では、前記マスクを形成する工程では、前記マスクをメッキで形成することが好ましい。
本発明のエッチング方法では、前記レジスト層を形成する工程よりも前に、気相成膜法により、基材上にシード層を形成する工程を含むことが好ましい。
本発明のエッチング方法では、前記マスクを形成する工程よりも前に、レジスト層の厚さを測定する工程を含むことが好ましい。
本発明のエッチング方法では、前記レジスト層を形成する工程において、前記レジスト層の平均厚さは10μm以上40μm以下の範囲内にあることが好ましい。
本発明のエッチング方法では、前記基材を加工する工程では、前記ドライエッチングは、CF系の反応性ガスを用いたプラズマエッチング法であることが好ましい。
これにより、より優れた寸法精度で被加工物を得ることができる。
なお、本発明のエッチング方法は、各種の被加工物(構造体)の製造に適用することができるが、以下の実施形態では、代表的に、本発明のエッチング方法を振動素子(振動子)の製造に適用した場合について説明する。
まず、本発明のエッチング方法を適用して製造された振動子について説明する。
図1、図2および図3に示すように、本実施形態の振動素子2は、振動基板(被加工物)3と、振動基板3上に形成された第1、第2駆動用電極84、85とを有している。なお、図1および図2では、説明の便宜上、第1、第2駆動用電極84、85の図示を省略している。
図1および図2に示すように、パッケージ9は、上面に開放する凹部911を有する箱状のベース91と、凹部911の開口を塞ぐようにベース91に接合されている板状のリッド92とを有している。このようなパッケージ9は、凹部911がリッド92にて塞がれることにより形成された収納空間を有しており、この収納空間に振動素子2が気密的に収納されている。振動素子2は、支持腕74、75の先端部にて、例えば、エポキシ系、アクリル系の樹脂に導電性フィラーを混合した導電性接着剤11、12、13、14を介して凹部911の底面に固定されている。
次に、本発明のエッチング方法を用いる振動素子2(振動子1)の製造方法について、図4〜図6に基づいて説明する。なお、図4〜図6は、それぞれ、図1中のB−B線断面に対応する断面図である。
以上のような工程を経ることにより、振動基板3が得られる。
以上により、振動素子2が得られる。
本発明のエッチング方法は、水晶基板(基材)30を用意する工程と、水晶基板30上に、感光性フォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィーにより所望のパターンにレジスト層17を形成する工程と、レジスト層17を用いて、レジスト層17の厚みの70%以下の厚さのマスク15を形成する工程と、マスク15を用いた異方性プラズマエッチングにより水晶基板30を加工する工程とを含む。
このような形状を有するマスク15は、具体的には、次のようにして形成される。
これにより、水晶基板30が所定の形状(マスク15の形状)にパターニングされる。
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した発振器について説明する。
図9に示す発振器10は、振動子1と、振動素子2を駆動するためのICチップ80とを有している。以下、発振器10について、前述した振動子との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した電子機器について説明する。
次に、本発明のエッチング方法を用いて製造した振動素子を適用した移動体について説明する。
10……発振器
11、12、13、14……導電性接着剤
2……振動素子
3……振動基板
30……水晶基板
4……基部
5……振動腕
51、52……主面
53、54……側面
55、56……溝
58、68……腕部
59、69……ハンマーヘッド
6……振動腕
61、62……主面
63、64……側面
65、66……溝
7……支持部
71……分岐部
72、73……連結腕
74、75……支持腕
80……ICチップ
84……第1駆動用電極
85……第2駆動用電極
9……パッケージ
91……ベース
15……マスク
16……下地層
17……レジスト層
171……開口部
172……垂直成分
173……R形状成分
100……表示部
911……凹部
92……リッド
951、961……接続端子
952、962…貫通電極
953、963……外部端子
120……内部端子
1100……パーソナルコンピューター
1102……キーボード
1104……本体部
1106……表示ユニット
1200……携帯電話機
1202……操作ボタン
1204……受話口
1206……送話口
1300……ディジタルスチルカメラ
1302……ケース
1304……受光ユニット
1306……シャッターボタン
1308……メモリー
1312……ビデオ信号出力端子
1314……入出力端子
1430……テレビモニター
1440……パーソナルコンピューター
1500……自動車
M1、M2、M3……マスク
Claims (6)
- 基材上に、断面形状に、垂直成分と前記垂直成分上に位置するR形状成分とを備えるレジスト層を形成する工程と、
前記レジスト層を用いて、前記垂直成分の厚さ以下のマスクを形成する工程と、
前記マスクを用いたドライエッチングにより前記基材を加工する工程と、
を含むことを特徴とするエッチング方法。 - 前記マスクを形成する工程では、前記マスクをメッキで形成する請求項1に記載のエッチング方法。
- 前記レジスト層を形成する工程よりも前に、気相成膜法により、前記基材上にシード層を形成する工程を含む請求項1または2に記載のエッチング方法。
- 前記マスクを形成する工程よりも前に、レジスト層の厚さを測定する工程を含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエッチング方法。
- 前記レジスト層を形成する工程において、前記レジスト層の平均厚さは10μm以上40μm以下の範囲内にある請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエッチング方法。
- 前記基材を加工する工程では、前記ドライエッチングは、CF系の反応性ガスを用いたプラズマエッチング法である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエッチング方法。
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