JP6437782B2 - X線撮影装置用の昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線を用いて人体の内部を撮影するX線撮影装置において、握り棒、受像部等の可動部材を昇降させるための昇降装置に係り、より詳しくは、複雑な構成を採用することなく、握り棒、受像部等の可動部材を昇降可能としたX線撮影装置用の昇降装置に関する。
従来から、X線を用いて人体の内部を撮影するX線撮影装置が医療分野で広く用いられており、このX線撮影装置には、被写体である被験者を立たせた状態で撮影する立位型がある。
ここで、立位型のX線撮影装置について図面を参照して説明すると、図8は、従来の立位型のX線撮影装置を示した図であり、図において51がX線撮影装置である。そして、この立位型のX線撮影装置は、受像部52を有しており、この受像部52は、支柱53に支持されながら支柱53に沿って上下動自在とされており、受像部52内には、撮影用フィルムが収容されたカセッテや撮像素子等が収容された受光体が挿抜自在に収容されている。
また、受像部52を上下動する方法としては、モーターを用いて電動で受像部52を上下動する方法と、カウンターバランス機構等によって手動で受像部52を上下動する方法が存在しており、図8では手動により受像部52を上下動する立型のX線撮影装置を示している。
そして、手動により受像部52を上下動するX線撮影装置51では、支柱53内において、プーリーに巻き回されたワイヤーの一端に前記受像部52を連結するとともに、ワイヤーの他端には、受像部52の移動に連動して受像部52の移動方向と逆方向に移動するカウンターウェイトを連結し、受像部52をカウンターウェイトとバランスして支持し、これにより、受像部52を手動で上下動自在としている。
また、X線撮影装置では一般的に、体を側面から撮影するときに、被験者の手が写ってしまうことを防止するとともに、被験者の体を支えて安全を確保するために、握り棒54が備えられており、手動により受像部52を上下動するX線撮影装置51では一般的に、図に示すように、前記受像部52に上方に向けて握り棒54が取り付けられており、これにより、握り棒54は、受像部52の上下動に伴って上下動することになっている。
実用新案登録第3184939号公報
ところで、前述したように、手動により受像部を上下動するX線撮影装置では一般的に、受像部に握り棒が取り付けられており、また、手動で受像部を上下動する方法としては、前述したようにカウンターバランス機構を採用することが一般的であるが、X線撮影装置においては、握り棒を外した状態で被験者のX線撮影を行うことも少なくなく、このように握り棒を外した場合には、カウンターバランスが崩れてしまうため、再度カウンターウェイトを調整する必要があり、煩わしさに耐えない。
この点、受像部をモーターにより電動で上下動するX線撮影装置では、受像部の上下動とは別のモーターにより握り棒も電動で上下動するために、握り棒を外した場合でも特段の問題も生じないという利点はあるが、この場合には、握り棒専用のモーターを必要とするために、構成が複雑になるとともにコストも上がってしまうという問題点が考えられる。
そこで、本発明は、複雑な構成を採用せずにコストを抑えながら、手動によって握り棒、受像部等の可動部品を昇降可能としたX線撮影装置用の昇降装置を提供することを課題としている。
本発明のX線撮影装置の昇降装置は、
X線撮影装置において、握り棒、受像部等の可動部材を上下動自在に支持するX線撮影装置の昇降装置であって、
軸部材に巻き取り及び繰り出し自在に取り付けられるとともに、巻き取り方向に付勢されたバネ部材と、
該バネ部材の先端に連結されることで、前記バネ部材の巻き取り及び繰り出し方向に移動自在とされたスライダーと、
該スライダーに連結された、前記可動部材が支持される支持部材と、
前記スライダーの位置を、前記バネ部材の巻き取り方向又は繰り出し方向へ移動自在にして、所望位置で固定するための係止機構と、を具備し
前記係止機構は、
前記スライダーに回動自在に取り付けられた、係止爪部を有する係止用ラッチと、
長尺状であるとともに、前記係止用ラッチの前記係止爪部が係止する係止溝が長手方向に多数個形成されたラックと、を具備し、
前記係止用ラッチは、係止爪部が係止溝に係止する方向に付勢されるとともに、反付勢方向に回動することで係止溝に対する係止爪部の係止が解除され、
係止爪部が係止溝に係止している状態においては、前記スライダー、前記バネ部材が巻き取られる方向への移動は許容され、前記バネ部材が繰り出される方向への移動は阻止される、ことを特徴としている。
本発明のX線撮影装置の昇降装置は、バネ部材によって、握り棒や受像部等の可動部材を上下動自在に支持するために、複雑な構成を用いることなく握り棒、受像部等の可動部材を上下動自在に支持することができる。
そのために、たとえば手動により受像部を上下動するX線撮影装置において、握り棒を本発明のX線撮影装置の昇降装置によって上下動自在に支持した場合には、握り棒を外した場合でも、受像部を支持するカウンターウェイトを調整する必要が無くなる一方、コストを上げることなく、容易に握り棒を上下動自在に支持することができる。
また、握り棒のみならず受像部をも本発明のX線撮影装置の昇降装置によって上下動自在に支持した場合には、カウンターバランス機構を採用する必要も無くなるため、コストを大幅に抑えることが可能となる。
従って、本発明のX線撮影装置の昇降装置を用いることで、複雑な構成を採用することなく、コストを抑えながら、手動によって握り棒、受像部等の部品を昇降可能に支持することができる。
本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例を取り付けたX線撮影装置の正面側斜視図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例を取り付けたX線撮影装置の背面側斜視図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例の構成を説明するための図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例における係止機構を説明するための図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例における落下防止金具を説明するための図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例を取り付けたX線撮影装置におけるカウンターバランスを説明するための図である。 本発明のX線撮影装置の昇降装置の実施例を取り付けたX線撮影装置におけるカウンターバランスを説明するための図である。 従来のX線撮影装置を説明するための図である。
本発明のX線撮影装置の昇降装置では、バネ部材を備えており、このバネ部材は、巻き取り及び繰り出し自在にして軸部材に取り付けられており、更に、巻き取り方向へ付勢されている。
そして、このバネ部材の先端にはスライダーが取り付けられており、これにより、スライダーは、バネ部材の巻き取りあるいは繰り出しに従って、バネ部材の巻き取り及び繰り出し方向に移動自在とされている。
また、スライダーには支持部材が連結されており、この支持部材は、使用に際して、受像部、握り棒等の可動部材が支持されることとし、これにより、スライダーの移動に従って、支持部材に支持された可動部材がスライダーの移動方向と同方向へ移動することとしている。
更に、本発明のX線撮影装置の昇降装置では、スライダーの位置を所望位置で固定するための係止機構を具備しており、この係止機構によって、スライダーは、バネ部材の巻き取り方向、又は繰り出し方向へ移動自在にして、所望位置で固定されている。
そして、係止機構、スライダーに回動自在に取り付けられた、係止爪部を有する係止用ラッチと、長尺状であるとともに、係止用ラッチの係止爪部が係止する係止溝が長手方向に多数個形成されたラックとで構成し、係止用ラッチは、係止爪部が係止溝に係止する方向に付勢されるとともに、反付勢方向に回動することで係止溝に対する係止爪部の係止が解除され、係止爪部が係止溝に係止している状態においては、スライダーは、バネ部材が巻き取られる方向への移動は許容され、バネ部材が繰り出される方向への移動は阻止されるようにしており、これにより、複雑な構成を採用することなく、スライダーの位置を、バネ部材の巻き取り方向、又は繰り出し方向へ移動自在にして所望位置で固定することが可能である。
ここで、係止溝を、ラックの側面からラックの長手方向に直交する方向へ形成されたラック側水平部と、この水平部の最奥部から斜め方向に向けて形成されたラック側テーパー部により形成し、一方、係止爪部は、ラック側水平部に当接する爪側水平部と、ラック側テーパー部当接する爪側テーパー部で構成するとよく、これにより、複雑な機構を用いることなく、係止爪部が係止溝に係止している状態においては、バネ部材が巻き取られる方向へのスライダーの移動は許容される一方、バネ部材が繰り出される方向へのスライダーの移動は阻止されることとしている。
また、スライダーは、落下防止金具を介してバネ部材の先端に連結し、バネ部材が何らかの理由で切断された場合に、落下防止金具によって、係止用ラッチが、係止溝に対する係止爪部の係止が解除方向へ回動することを阻止すると良く、これにより、可動部材が急激に落下して不測の事態を招くことを防止することが可能である。
そして、前記可動部材としては、受像部又は握り棒にするとよく、これにより、握り棒を外した場合にカウンターウェイトを調整する必要も無くなる。
本発明のX線撮影装置の昇降装置(以下単に「昇降装置」と言う。)の実施例について図面を参照して説明すると、図1及び図2は、本実施例の昇降装置が取り付けられたX線撮影装置の外観を示す図であり、図1は正面側斜視図、図2は背面側斜視図であり、図において31がX線撮影装置である。
そして、図において、本実施例の昇降装置が取り付けられるX線撮影装置31は、手動により受像部を上下動するX線撮影装置としており、本実施例の昇降装置によって握り棒を上下動自在に支持した形態としている。
ここで、前記X線撮影装置31について概略を説明すると、前記X線撮影装置31は、支柱32と、この支柱32に上下方向に移動自在に支持された装置本体34を有しており、前記支柱32は、縦長の箱状の躯体の表面をカバーで覆って構成されており、正面側には上下方向に向けて2本のガイド33が形成されている。
そして、前記装置本体34は、受像部を有している。即ち、図において35が受像部であり、本実施例において前記受像部35は、側面に受光体挿入口36を有し、この受光体挿入口36を介して、X線により感光する撮影用フィルムを収容するカセッテや、撮像素子等の、受光体を挿抜自在に収容可能としている。また、受像部35の背面の両側には、撮影に際して被写体となる患者等が安全のために握るグリップ37が取り付けられている。
また、前記受像部35の背面側には制御ボックス38が取り付けられ、この制御ボックス38内に、装置の作動を制御するための制御基板が収容されている(図6参照)。
次に、前記装置本体34を上下動する機構について説明すると、図6は前記装置本体34の概略を上面から示した図であり、また、図7は前記支柱32の内部を側面側から示した断面図であり、図において前記装置本体34は、リフト40によって支持されている。即ち、本実施例において前記リフト40は、前記制御ボックス38の背面側に取り付けられる取付板41と、前記支柱32の内部に配置される可動板42と、前記取付板41と可動板42とを連結する連結部43とを具備して、前記連結部43は、前記支柱32の正面に上下方向に向けて形成した前述の2本のガイド33を貫通している。
一方、前記支柱32内は、隔壁48によって内部を、正面側と裏面側に分けており、前記隔壁48の上部には、支柱32の左右側壁を連結する形態において回動軸49が回動自在に取り付けられており、この回動軸9の両端部近傍にはそれぞれ、プーリー44が取り付けられている。
そして、前記リフト40は、前記隔壁48の正面側において、連結金具47を介して、前記プーリー44に巻き回されたワイヤー45の一端に支持されており、このワイヤー45の他端には、隔壁48の裏面側において、カウンターウェイト46が支持されており、これにより、リフト40を介してワイヤー45の一端に連結した装置本体34は、前記カウンターウェイト46とバランスを取りながら、上下動自在に支持されている。即ち、前記装置本体34は、カウンターバランス機構によって上下動自在に支持されており、手動により装置本体34を上下動するX線撮影装置としている。
なお、カウンターバランス機構によって受像部を上下動自在に支持する機構は周知であるために、詳細な説明は省略する。また、図6において39はハンドルである。即ち、前記装置本体34には、装置本体34を上下動させる際に装置本体2を支えるためのハンドル39が備えられており、装置本体34を上下動する際は、図示しないブレーキ解除スイッチを押しながら、ハンドル39を持って、装置本体34に上方側又は下方側へ押していく。
また、装置本体を上下動自在に支持する方法としては、必ずしもカウンターバランス機構を採用する必要は無く、装置本体を上下動自在に支持可能な方法であればいずれの方法を採用しても良い。従って、例えばスプリングバランサー等のバランサー装置を用いて、このバランサー装置にワイヤーの他端を連結して、ワイヤーを介して、バランサー装置と装置本体バネとのバランスを取りながら、装置本体を上下動自在に支持しても良い。そしてそのとき、バランサー装置の配置位置としては、例えば前述のカウンターウェイトの配置位置にバランサー装置を配置してもよく、その他、前記プーリーの位置にバランサー装置を配置して、プーリーを用いない構成にしても良く、あるいはその他、支柱の天井部分にバランサー装置を吊るし、このバランサー装置に前記ワイヤーの他端を連結し、これによりプーリーを用いない方式としても良い。
次に、本実施例の前記X線撮影装置に用いられた本実施例の昇降装置について説明すると、図1において1が本実施例の昇降装置であり、図3は本実施例の昇降装置1の構成を説明するための図である。そして、図1において27が、本実施例の昇降装置1によって上下動自在に支持された握り棒であり、本実施例において前記握り棒27は、基部2701とこの基部2701の両端部近傍に正面側に連設した握り部2702を具備している。
そして、本実施例の昇降装置1はバネ部材を有しており、このバネ部材の弾性力によって握り棒27を、上下動自在に支持することとしている。即ち、図3において2がバネ部材であり、本実施例において前記バネ部材2は、細長い薄板状の金属製バネ部材としており、上下方向に巻き取り及び繰り出し自在にして前記X線撮影装置の背面側に固定されている。
ここで、前記バネ部材2の固定方法について説明すると、本実施例においては、取付プレート3を有しており、この取付プレート3を、X線撮影装置の背面に取り付けている。そして、前記取付プレート3の上方部分には、バネ部材巻き取り用のピン部材4を回動自在に固定しており、このピン部材4によって、前記バネ部材2を巻き取っており、この構成により前記バネ部材2は、巻き取り方向に付勢されながら、先端部は下方向に繰り出されている。
次に、図において5はスライダーである。即ち、本実施例において前記バネ部材2の先端側は、スライダー5が連結されている。そして、本実施例において前記スライダー5は、平板状の金属製としており、幅方向に見た一端側には、握り棒27を支持するための支持部材が取り付けられている。
ここで、前記支持部材について説明すると、本実施例において前記取付プレート3には、幅方向の左右側に、長手方向に沿って側壁部301が立設されており、この側壁部の一方側には、図2に示されるように、長手方向に沿ってガイド溝302が形成されている。そして、前記スライダー5の一端側、図3における左端側は、前記ガイド溝302を貫通し、X線撮影装置の背面において、X線撮影装置の横側に延出している。そのため、前記スライダー5は、バネ部材2の巻き取りあるいは繰り出しに従って、前記ガイド溝302内を上下動することとしている。そして、スライダー5における、ガイド溝302を貫通してX線撮影装置の横側に延出した部分に、支持部材が連結されている。
即ち、前記支持部材は、アーム6を有しており、このアーム6は、スライダー5における、ガイド溝7を貫通してX線撮影装置の横側に延出した部分の先端側に、上方に向けて連結されている。
そして、このアーム6は、前記スライダー5の先端側に上方に向けて連結した所定長のアーム本体601と、アーム本体601の上端部分に形成したエルボー602と、このエルボー602を介して、X線撮影装置の正面側に向けて突設した先端部603を具備している。
また、前記アーム6の先端部603には、X線撮影装置の正面側に向けて、長尺状の取付部材12を連設しており、この取付部材12に、握り棒27を取り付けている。即ち、本実施例において前記支持部材は、前記スライダー5の先端側に取り付けたアーム6と、このアーム6における先端部603に連設した取付部材12を具備して構成されており、この構成によって、握り棒27は、スライダー5の上下動に伴ってスライダー5と同方向へ上下動することとしている。
なお本実施例においては、前記取付部材12の両端部にそれぞれ、係止板13を上方に向けて突設して、この係止板13にそれぞれ、握り棒27を取り付けている。即ち、前述したように前記握り棒27は、長尺の基部2701とこの基部2701の両端部近傍に正面側に向けて連結した握り部2702を有している。そして、前記基部2701を取付部材12上に載置するとともに、基部2701の両端部分を前記係止板13に回動自在に軸支しており、これにより、前記支持部材で握り棒27を、回動自在に支持している。但し、握り棒27の支持方法は限定されず、取付部材12に取り付けてあればいずれの方法を採用してもよい。
次に、本実施例の昇降装置1では、前記スライダー5を所望位置で固定するための係止機構を有しており、この係止機構によって、操作者等が握り棒27を任意の位置にするとともに、操作者等が選択した位置で握り棒27を固定することを可能としている。
ここで、前記係止機構について詳細に説明すると、図4は係止機構部分を拡大した図であり、図において、本実施例における前記係止機構は、係止用ラッチと、この係止用ラッチが係止されるラックとを具備して構成されている。即ち、図において14がラックであり、本実施例において前記ラック14は、長板状としており、スライダー5の先端部分が貫通した側壁と対向する側壁6に、上下方向に向けて取り付けられている。また、ラック14における、スライダー5の先端部分が貫通した側壁側の端部には、ラック14の上下方向に沿って、多数個に亘って、係止溝15が形成されている。
次に、前記係止用ラッチについて説明すると、図において18が係止用ラッチであり、本実施例において前記係止用ラッチ18は、前記ラック14側に向けて突設した係止爪部19を有しており、この係止爪部19を前記係止溝15に係止することで、前記スライダー5の位置を固定可能としている。
即ち、本実施例において前記係止用ラッチ18は、上部においてピン等の軸支部材30によって前記スライダー5に軸支され、この軸支部分を中心に回動自在としており、通常の状態では係止爪部19が前記係止溝15に係止しており、回動することで、係止溝15に対する係止爪部19の係止が解除されることとしている。
また、前記係止用ラッチ18は下端部分に脚部20を有しており、この脚部20は、スライドプレート24に固定されている。
一方、前記スライダー5にはスライドレール25が取り付けられており、前記スライドプレート24は、前記スライドレール25に係合しており、係合に際しては、スライドレール25に対して、X線撮影装置の幅方向に向けてスライド自在としている。
そして、前記スライドプレート24がスライドレール25に対してスライドすることで、前記係止用ラッチ18は、前記スライダー5との軸支部分30を中心に下方部分が回動し、それにより、前記係止爪部19が前記係止溝15に係止し、あるいは、係止が解除される。
また、前記係止用ラッチ18及びスライドプレート24はいずれも、係止爪部19が係止溝15に係止する方向に付勢されている。即ち、前記係止用ラッチ18の脚部20は、スプリング等の弾性部材23によって、係止爪部19が係止溝15に係止する方向に付勢された状態で、スライドプレート24に固定されており、一方、前記スライドプレート24もまた、スプリング等の弾性部材23によって、係止爪部19が係止溝15に係止する方向に付勢された状態で、スライドレール25にスライド自在に係合している。従って、この構成により、通常の状態では係止爪部19が係止溝15に係止しており、スライドプレート24がスライドレール24上をスライドすることで、係止溝15に対する係止爪部19の係止が解除されることとしている。
次に、前記係止溝15と係止爪部19との関係について説明すると、本実施例において、前記係止溝15は、前記ラック14の側面からラック14の長手方向に直交する方向へ形成されたラック側水平部16と、このラック側水平部16の最奥部から斜め上方に向けて形成されたラック側テーパー部17により形成されている。
一方、前記係止爪部19は、前記ラック側水平部16に当接するラッチ側水平部21と、前記ラック側テーパー部17当接するラッチ側テーパー部22を具備しており、それにより、係止爪部19が係止溝15に係止している状態においては、スライダー5の上方への移動が許容され、下方への移動が阻止されることとしている。即ち、スライダー5に対して上昇する方向への圧力が加えられ、それにより、係止爪部19のラッチ側テーパー部22が係止溝15のラック側テーパー部17を押圧すると、いわゆるくさびの原理によって、係止用ラッチ18とラック14の双方に横方向の圧力が加えられるが、ラック14における係止溝15の位置が固定されているのに対して、係止用ラッチ18は、前記スライダー5との軸支部分を中心に下方部分が回動自在であるため、係止用ラッチ18の下方部分が反係止溝15の方向に回動し、それによって係止溝15に対する係止爪部19の係止が解除され、それにより、スライダー5を上昇させることができる。
一方、スライダー5に対して下降する方向への圧力が加えられた場合には、係止爪部19のラッチ側水平部21が係止溝15のラック側水平部16を押圧するが、水平部に対する水平部の圧力であるために、くさびの原理は働かず、従って、係止用ラッチ18は下降することができず、即ち、係止溝15に対する係止爪部19の係止は解除されず、それにより、スライダー5の下方への移動は阻止される。従って、前述したように、係止爪部19が係止溝15に係止している状態においては、スライダー5の上方への移動が許容され、下方への移動が阻止されることになる。
従って本実施例の昇降装置1では、握り棒27を上昇させる場合は握り棒27を上方に押すのみでよく、一方、係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除しない限り、握り棒27を下降させることはできないために、撮影中等に握り棒27が意に反して下降して被験者に当たってしまうことを未然に防止することが可能である。
次に、図において26は作動用ワイヤーである。即ち、本実施例の昇降装置1では、前記スライドプレート24に作動用のワイヤー26が取り付けられ、この作動用ワイヤー26は、前記アーム8の近傍まで延長されるとともに、前記アーム8に取り付けた持ち手2601(図1、図2参照)に連結されており、持ち手2601を介して作動用ワイヤー26を引っ張ることで、スライドプレート24をスライドレール25に対してスライドさせ、それにより、係止用ラッチ18を、前記スライダー5との軸支部分を中心に下方部分を回動させ、前記係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除させて、握り棒27を下降させることを可能としている。
なお、本発明において係止機構は、スライダー5に回動自在に取り付けられた、係止爪部19を有する係止用ラッチ18と、長尺状であるとともに、係止用ラッチ18の係止爪部19が係止する係止溝15が長手方向に多数個形成されたラック14を具備し、係止用ラッチ18は、係止爪部19が係止溝15に係止する方向に付勢されるとともに、反付勢方向に回動することで係止溝15に対する係止爪部19の係止が解除され、係止爪部19が係止溝15に係止している状態においては、スライダー5は、バネ部材2が巻き取られる方向への移動は許容され、バネ部材2が繰り出される方向への移動は阻止される構成とし、これにより、スライダー5を、バネ部材2の巻き取り方向又は繰り出し方向へ移動自在にした状態で、所望位置で固定することができる構成であればよい。
次に、図3において7は、落下防止金具である。即ち、本実施例の昇降装置では、落下防止金具7を介して、バネ部材2の先端側にスライダー5を連結しており、これにより、バネ部材2が途中で切れた状況で前記作動用ワイヤー26が引かれた場合でも、スライダー5が落下してしまうことを防止可能としている。
即ち、前記バネ部材2の先端側にスライダー5を直接連結している場合においては、バネ部材2が途中で切れてしまった場合には、スライダー5は、係止用ラッチ18の係止爪部19とラック14の係止溝15の係止のみで支えられることになる。そのため、この状態で、作動用ワイヤー26が引っ張られてスライドプレート24がスライドレール25に対してスライドし、係止用ラッチ18がスライダー5との軸支部分を中心に下方部分が回動して係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除されると、スライダー5が下方に落下してしまい、それとともに、支持部材を介してスライダー5の先端側に取り付けている握り棒27が下方に落下してしまい、不測の事故等を招いてしまうおそれも考えられる。そこで、本実施例の昇降装置1では、落下防止金具7を介してバネ部材2の先端側にスライダー5を連結することとしている。
この関係について図4及び図5を参照して説明すると、本実施例においては、前記バネ部材2の先端側に連結金具701を取り付けており、この連結金具701に落下防止金具7を取り付けている。
一方、前記スライダー5には支持金具8を取り付けており、この支持金具8に前記落下防止金具7を係止している。即ち、前記落下防止金具7の左右側には、上下方向に向けて、長孔状のガイド溝703が形成されており、前記支持金具8には、前記ガイド溝を703を貫通するピン部材802が突設されている。そして、前記落下防止金具7は、前記ピン部材802が前記ガイド溝703を貫通する形態で前記支持金具8に重ね合わされており、これにより、前記スライダー5は前記バネ部材2の先端側に連結されている。
また、本実施例の昇降装置1では、一端が前記スライダー5に固定され、他端は前記落下防止金具7に固定され、これにより前記落下防止金具7を下方に付勢するスプリング9を有している。
更に、前記落下防止金具7は、下方に向けて嵌合用脚部702を有しており、この嵌合用脚部702は、下方に落下することで、前記スライドプレート24に形成した嵌合凹部2401に嵌合可能としている。そして、嵌合凹部2401に嵌合用脚部702が嵌合すると、スライドプレート24は、係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除される方向へスライドすることが阻止される。
即ち、ラック14の係止溝15に係止用ラッチ18の係止爪部19が係止している状況では、落下防止金具7はバネ部材2により上方に付勢されており、支持金具8のピン部材802は落下防止金具7のガイド溝703内において最下部に位置しており、これにより、支持金具8は落下防止金具7に係止されている状態になる。従って、これにより、スライダー5は、支持金具8と落下防止金具7、及び連結金具701を介してバネ部材2に連結されている。またこの状況においては、落下防止金具7の嵌合用脚部702はスライドプレート24の嵌合凹部2401には嵌合しておらず、また、落下防止金具7はスプリング9によって下方に付勢されている。
次に、この状態で、バネ部材2が途中で切断した場合を考えると、バネ部材2が途中で切れると、落下防止金具7は、バネ部材2による上方への付勢が無くなる一方、スプリング9により下方に付勢されているために下方に落下し、それとともに、支持金具8のピン部材802は落下防止金具7のガイド溝703内を上方へ移動してガイド溝703内の最上部に位置して、落下防止金具7の嵌合用脚部702は、落下防止金具7の落下とともに下方に移動して、スライドプレート2401の嵌合凹部2401内に嵌合する。
そうすると、嵌合用脚部702が嵌合凹部2401に嵌合すると、スライドプレート24は、係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除される方向へスライドすることが阻止されているために、この状態においては、作動用ワイヤー26を引っ張ることができず、従って、係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除することができず、握り棒27が下方に落下してしまい、不測の事故等を招いてしまうことを確実に防止することができる。
従って、本実施例の昇降装置1では、バネ部材2が切れてしまった場合でも、握り棒等の可動部材が操作者の意に反して落下してしまうことを未然に防止することが可能である。
なお、図において801は前記落下防止金具7の左右側の端部をガイドするガイドカバーであり、これにより、落下防止金具7の上下方向への移動を確実に確保している。
なお、本発明において、前記落下防止金具は必ずしも必要なものではなく、これを備えない構成にしてもよい。
次に、このように、構成される本実施例の昇降装置1の作用について説明すると、本実施例の昇降装置1を取り付けたX線撮影装置31において握り棒27を上昇させる場合には、握り棒27を握って上方への圧力を加えるのみで良い。そうすると、前述の原理によって、係止用ラッチ18の係止爪部19とラック14の係止溝15との係止が解除され、スライダー5を上昇させるとともに、握り棒27を上昇させることが可能である。そしてこのとき、スライダー5はバネ部材2の先端に連結されているとともに、バネ部材2は巻き取り方向に付勢されているため、少しの力で握り棒27を上昇させることが可能である。
一方、握り棒を下降させる場合には、持ち手2601を介して作動用ワイヤー26を引っ張り、それによってスライドレール25に対してスライドプレート24をスライドさせ、係止用ラッチ18を、前記スライダー5との軸支部分を中心に下方部分を回動させることで、係止溝15に対する係止爪部19の係止を解除させ、その状態で、握り棒27に対して下方側への圧力を加える。そうすると、握り棒27を下降させることができ、所望位置まで下降させた後に作動用ワイヤー25を元に戻すことで、係止溝15に対して係止爪部19を係止させ、握り棒の位置を固定することができる。またこのとき、前述したように、スライダー5が連結されているバネ部材2は巻き取り方向に付勢されており、握り棒27を下降させるときは、上昇させる場合と比較して力を必要とするため、握り棒27が意に反して急激に下降して被験者等に当たってしまうことを防止することができる。
更に、本実施例の昇降装置1では、落下防止金具7を介してバネ部材2にスライダー5を連結して、バネ部材2が途中で切れた場合には、落下防止金具7が落下して、係止溝15に対する係止爪部19の係止が解除する方向へスライドプレート24がスライドすることを阻止しているために、バネ部材2が切れた場合でも、握り棒27が意に反して急激に下降して事故等が起こることを確実に防止することができる。
このように、本実施例の昇降装置では、バネ部材によって握り棒等を上下動自在に支持するために、複雑な構成を用いることなく握り棒を上下動自在に支持することができる。そのために、たとえば手動により受像部を上下動するX線撮影装置に本実施例の昇降装置によって握り棒を上下動自在に支持した場合には、握り棒を外した場合でも、受像部を支持するカウンターウェイトを調整する必要が無くなる一方、コストを上げることなく、容易に握り棒を上下動自在に支持することができる。
また、本実施例の昇降装置では、係止用ラッチと、この係止用ラッチが係止されるラックとで構成される係止機構を採用し、係止用ラッチの係止爪部がラックの係止溝に係止している状態においては、握り棒等の上方への移動は許容し、下方への移動は阻止することとしており、更に、支持部材及びスライダーを介して握り棒を支持するためのバネ部材が巻き取り方向に付勢されて握り棒の下降に対しては制動を加えているため、握り棒が意に反して下降して被験者に当たってしまうことを未然に防止することが可能である。
更に、本実施例の昇降装置1では、落下防止金具7によって、バネ部材2が途中で切れた場合でも、握り棒27が意に反して急激に下降して事故等が起こることを確実に防止することができる。
なお、前述の説明では、握り棒を上下動自在に支持する場合を説明したが、本発明の昇降装置が上下動自在に支持する対象は、握り棒に限定されるものではなく、X線撮影装置において、上下動自在に支持する可動部材の全般が支持の対象である。従って、例えば、受像部や受像部を含む装置本体を、本発明の昇降装置で上下動自在に支持してもよい。
本発明は、X線撮影装置において、複雑な構成を採用せず、コストを抑えながら、手動によって握り棒、受像部等の可動部品を昇降可能としているために、上下動自在の可動部品を支持するための昇降装置の全般に適用可能である。
1 昇降装置
2 バネ部材
3 取付プレート
301 側壁部
302 ガイド溝
4 ピン部材
5 スライダー
6 アーム
601 アーム本体
602 エルボー
603 先端部
7 落下防止金具
701 連結金具
702 嵌合用脚部
703 ガイド溝
8 支持金具
801 ガイドカバー
802 ピン部材
9 スプリング
12 取付部材
13 係止板
14 ラック
15 係止溝
16 ラック側水平部
17 ラック側テーパー部
18 係止用ラッチ
19 係止爪部
20 脚部
21 ラッチ側水平部
22 ラッチ側テーパー部
23 スプリング
24 スライドプレート
2401 嵌合凹部
25 スライドレール
26 作動用ワイヤー
2601 持ち手
27 握り棒
2701 基部
2702 握り部
30 軸支部材
31 X線撮影装置
32 支柱
33 ガイド
34 装置本体
35 受像部
36 受光体挿入口
37 グリップ
38 制御ボックス
39 ハンドル
40 リフト
41 取付板
42 可動板
43 連結部
44 プーリー
45 ワイヤー
46 カウンターウェイト
47 連結金具
48 隔壁
49 回転軸

Claims (6)

  1. X線撮影装置において、握り棒、受像部等の可動部材(27)を可動自在に支持するX線撮影装置の昇降装置であって、
    軸部材に巻き取り及び繰り出し自在に取り付けられるとともに、巻き取り方向に付勢されたバネ部材(2)と、
    該バネ部材(2)の先端に連結されることで、前記バネ部材(2)の巻き取り及び繰り出し方向に移動自在とされたスライダー(5)と、
    該スライダー(5)に連結された、前記可動部材(27)が支持される支持部材(8、12)と、
    前記スライダー(5)の位置を、前記バネ部材(2)の巻き取り方向又は繰り出し方向へ移動自在にして、所望位置で固定するための係止機構と、を具備し
    前記係止機構は、
    前記スライダー(5)に回動自在に取り付けられた、係止爪部(19)を有する係止用ラッチ(18)と、
    長尺状であるとともに、前記係止用ラッチ(18)の前記係止爪部(19)が係止する係止溝(15)が長手方向に多数個形成されたラック(14)と、を具備し、
    前記係止用ラッチ(18)は、係止爪部(19)が係止溝(15)に係止する方向に付勢されるとともに、反付勢方向に回動することで係止溝(15)に対する係止爪部(19)の係止が解除され、
    係止爪部(19)が係止溝(15)に係止している状態においては、前記スライダー(5)は、前記バネ部材(2)が巻き取られる方向への移動は許容され、前記バネ部材(2)が繰り出される方向への移動は阻止される、ことを特徴とするX線撮影装置の昇降装置。
  2. 前記係止溝(15)が、前記ラック(14)の側面からラック(14)の長手方向に直交する方向へ形成されたラック側水平部(16)と、該ラック側水平部(16)の最奥部から斜め方向に向けて形成されたラック側テーパー部(17)より形成されているとともに、前記係止爪部(19)は、前記ラック側水平部(16)に当接するラッチ側水平部(21)と、前記ラック側テーパー部(17)当接するラッチ側テーパー部(22)を具備し、それにより、係止爪部(19)が係止溝(15)に係止している状態においては、前記スライダー(5)は、前記バネ部材(2)が巻き取られる方向への移動は許容され、前記バネ部材(2)が繰り出される方向への移動は阻止される、こととした請求項1に記載のX線撮影装置の昇降装置。
  3. 前記係止用ラッチ(18)は、上方部分を前記スライダー(5)に軸支することで下方部分を回動自在にするとともに、前記スライダー(5)に取り付けたスライドレール(25)にスライド自在に係合したスライドプレート(24)に下方部分を連結しており、
    前記スライドプレート(24)を前記ラック(14)側に付勢することで、
    前記係止用ラッチ(18)を、回動自在にするとともに、係止爪部(19)が係止溝(15)に係止する方向に付勢した、ことを特徴とする請求項2に記載のX線撮影装置の昇降装置。
  4. 前記スライドプレート(24)に嵌合凹部(2401)を形成するとともに、該嵌合凹部(2401)に嵌合可能な嵌合用脚部(702)を有して、嵌合用脚部(702)を嵌合凹部(2401)に嵌合することで、係止爪部(19)と係止溝(15)の係止を解除する方向へスライドプレート(24)が移動することを阻止する落下防止プレート(7)を、前記バネ部材(2)の先端側に連結し、落下防止プレート(7)を支持金具(8)に下方向に落下自在に連結し、前記支持金具(8)を前記スライダー(5)に連結することで、前記バネ部材(2)の先端にスライダー(5)を連結したことを特徴とする、請求項3に記載のX線撮影装置の昇降装置。
  5. 前記可動部材が受像部であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のX線撮影装置の昇降装置。
  6. 前記可動部材が握り棒であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のX線撮影装置の昇降装置。
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