JP2019042158A5 - - Google Patents
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Description
本発明によれば上記目的は、
ガイド支柱に沿って上階側の待機位置と下階床面との間で昇降駆動される昇降台と、
前記昇降台をガイド支柱または上階側床基部に係止させて該昇降台を待機位置に保持するストッパ装置と、
上肢操作により前記ストッパ装置に設けられるストッパ解除部を作動させる解除作動部を操作する手動解除操作部とを有する避難装置を提供することにより達成される。
ガイド支柱に沿って上階側の待機位置と下階床面との間で昇降駆動される昇降台と、
前記昇降台をガイド支柱または上階側床基部に係止させて該昇降台を待機位置に保持するストッパ装置と、
上肢操作により前記ストッパ装置に設けられるストッパ解除部を作動させる解除作動部を操作する手動解除操作部とを有する避難装置を提供することにより達成される。
本発明において昇降台は上階側の待機位置と下階床面との間で駆動され、ストッパ装置を使用して待機位置に保持される。ストッパ装置の解除操作は、該ストッパ装置のストッパ解除部を作動させることにより行われる。
上記ストッパ解除部の作動を手動解除操作部への操作により行う本発明において、足の不自由な避難装置利用者、とりわけ、車椅子利用者であっても、自力でストッパ解除操作を行って下階への避難が可能になる。
手動解除操作部は昇降台に乗った状態で手の届く範囲なら例えば、昇降台を支持するガイド支柱等、適宜位置に配置することが可能であるが、昇降台に取り付けられる手摺体に配置することができ、このように構成すると、手摺体で身体を支えた状態で手動解除操作部を操作することができるために、使い勝手が向上する。
また、手摺体が、前記昇降台の表面に沿う倒伏姿勢と、昇降台表面から起立する起立姿勢との間で回転操作可能な避難装置を構成した場合には、手摺体は倒伏姿勢で収納することが可能なために、不使用時に邪魔になることがない。
また、手摺体が、前記昇降台の表面に沿う倒伏姿勢と、昇降台表面から起立する起立姿勢との間で回転操作可能な避難装置を構成した場合には、手摺体は倒伏姿勢で収納することが可能なために、不使用時に邪魔になることがない。
また、
前記手摺体は前記昇降台の乗り込み辺縁に平行な横杆の両端から縦杆を直角方向に延設してU字形状に形成されるとともに、前記縦杆の自由端において前記昇降台に回転自在に連結され、
かつ、前記手動解除操作部は前記横杆の中心部に配置される避難装置を構成することにより、手摺体の横杆を利用者の前方に張り出させることができるために、利用者に安心感を与えることが可能になり、さらに、横杆の中心部に手動解除操作部を配置することにより、左右いずれかが不自由な利用者であっても、自由な片方で解除操作を行うことが可能になる。
前記手摺体は前記昇降台の乗り込み辺縁に平行な横杆の両端から縦杆を直角方向に延設してU字形状に形成されるとともに、前記縦杆の自由端において前記昇降台に回転自在に連結され、
かつ、前記手動解除操作部は前記横杆の中心部に配置される避難装置を構成することにより、手摺体の横杆を利用者の前方に張り出させることができるために、利用者に安心感を与えることが可能になり、さらに、横杆の中心部に手動解除操作部を配置することにより、左右いずれかが不自由な利用者であっても、自由な片方で解除操作を行うことが可能になる。
さらに、上記目的を達成するための他の形態として、
前記解除作動部は、インナーケーブルをアウターケーブル内に移動自在に挿通させて形成され、前記手動解除操作部とストッパ解除部との間に配索されるケーブル装置である避難装置を構成することができる。
さらに、避難装置の他の態様として、
前記手動解除操作部は、操作レバーにより回転駆動される回転体を有するとともに、
前記ストッパ解除部には、押し込み操作により解除動作を行う解除操作入力部が設けられ、
かつ、前記解除作動部は、インナーケーブルをアウターケーブル内に移動自在に挿通させて形成され、前記手動解除操作部とストッパ解除部との間に配索されるケーブル装置であり、
前記インナーケーブルの両端は、前記回転体と前記ストッパ装置の解除操作入力部近傍の固定点とに固定されるとともに、前記アウターケーブルの両端は、前記インナーケーブルの配索範囲内に配置される前記回転体近傍の不動点と解除操作入力部とに当接するように構成することができる。
前記解除作動部は、インナーケーブルをアウターケーブル内に移動自在に挿通させて形成され、前記手動解除操作部とストッパ解除部との間に配索されるケーブル装置である避難装置を構成することができる。
さらに、避難装置の他の態様として、
前記手動解除操作部は、操作レバーにより回転駆動される回転体を有するとともに、
前記ストッパ解除部には、押し込み操作により解除動作を行う解除操作入力部が設けられ、
かつ、前記解除作動部は、インナーケーブルをアウターケーブル内に移動自在に挿通させて形成され、前記手動解除操作部とストッパ解除部との間に配索されるケーブル装置であり、
前記インナーケーブルの両端は、前記回転体と前記ストッパ装置の解除操作入力部近傍の固定点とに固定されるとともに、前記アウターケーブルの両端は、前記インナーケーブルの配索範囲内に配置される前記回転体近傍の不動点と解除操作入力部とに当接するように構成することができる。
この態様において、ストッパ解除部には解除操作入力部が設けられており、この解除操作入力部を解除方向に押し込むことによりストッパ解除が行われる。解除操作入力部の駆動は、解除作動部としてのケーブル装置のアウターケーブルを操作レバーへの操作により駆動して行われ、操作レバーを回転操作して回転体を回転させると、不動点に当接して移動不能なアウターケーブルからインナーケーブルが相対的に引き出される結果となり、全長に変化がないアウターケーブルは相対的に解除操作入力部側に移動し、該解除操作入力部を押し下げて作動させる。
このように、ケーブル装置を操作力伝達手段として利用すると、構造が簡単になり、さらに、アウターケーブルにより操作力を伝達することにより、簡単な構造で押し込み操作力の伝達を行うことができるために、操作解除ペダル等への踏み込み操作により駆動するストッパ解除部を有するストッパ装置を、例えば、操作解除ペダルの小型化等の最小の変更を加えて流用することが可能になる。
また、上記目的を達成するための他の形態として、
前記昇降台には、2箇所に設けられたストッパ装置の各々に対応してストッパ解除部および解除作動部が設けられ、
前記手動解除操作部への操作により各々の前記解除作動部が作動するように避難装置を構成することが可能であり、
さらに、上記目的を達成するための他の形態として、
前記昇降台は2本のガイド支柱にガイドされて昇降駆動されるとともに、
前記ストッパ解除部および解除作動部が各々のガイド支柱に対応して配置される避難装置を構成することができる。
前記昇降台には、2箇所に設けられたストッパ装置の各々に対応してストッパ解除部および解除作動部が設けられ、
前記手動解除操作部への操作により各々の前記解除作動部が作動するように避難装置を構成することが可能であり、
さらに、上記目的を達成するための他の形態として、
前記昇降台は2本のガイド支柱にガイドされて昇降駆動されるとともに、
前記ストッパ解除部および解除作動部が各々のガイド支柱に対応して配置される避難装置を構成することができる。
Claims (5)
- ガイド支柱に沿って上階側の待機位置と下階床面との間で昇降駆動される昇降台と、
前記昇降台をガイド支柱または上階側床基部に係止させて該昇降台を待機位置に保持するストッパ装置と、
上肢操作により前記ストッパ装置に設けられるストッパ解除部を作動させる解除作動部を操作する手動解除操作部とを有する避難装置。 - 前記手動解除操作部は昇降台に取り付けられる手摺体に配置される請求項1記載の避難装置。
- 前記昇降台には、2箇所に設けられたストッパ装置の各々に対応してストッパ解除部および解除作動部が設けられ、
前記手動解除操作部への操作により各々の前記解除作動部が作動する請求項1または2記載の避難装置。 - 前記昇降台は2本のガイド支柱にガイドされて昇降駆動されるとともに、
前記ストッパ解除部および解除作動部が各々のガイド支柱に対応して配置される請求項1、2または3記載の避難装置。 - 前記解除作動部は、インナーケーブルをアウターケーブル内に移動自在に挿通させて形成され、前記手動解除操作部とストッパ解除部との間に配索されるケーブル装置である請求項1から4のいずれかに記載の避難装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017168799A JP6868509B2 (ja) | 2017-09-01 | 2017-09-01 | 避難装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017168799A JP6868509B2 (ja) | 2017-09-01 | 2017-09-01 | 避難装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019042158A JP2019042158A (ja) | 2019-03-22 |
JP2019042158A5 true JP2019042158A5 (ja) | 2021-02-12 |
JP6868509B2 JP6868509B2 (ja) | 2021-05-12 |
Family
ID=65815041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017168799A Active JP6868509B2 (ja) | 2017-09-01 | 2017-09-01 | 避難装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6868509B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6855644B1 (ja) * | 2019-05-08 | 2021-04-07 | ナカ工業株式会社 | 避難装置 |
WO2021201068A1 (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | ナカ工業株式会社 | 開口装置 |
-
2017
- 2017-09-01 JP JP2017168799A patent/JP6868509B2/ja active Active
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