JP6250374B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子に関し、特に車椅子の機能を兼ね備えた椅子に関する。
日常生活において介助者による介助が必要であっても自力歩行がある程度可能な高齢者等は、特に家屋内では車椅子を利用せずに生活することが多い。ところが、自力歩行が可能であっても、食卓に着く際や食卓から離れる際等に必要となる中腰での椅子の前後移動は困難な場合が多い。このような場合、介助者が椅子の前後移動を介助する必要があるが、この作業は介助者にかなりの負担がかかる。食卓等のように椅子の前後移動が必要な場所では車椅子を利用するということも考えられるが、車椅子の利用に抵抗感がある高齢者等も多い。また、キャスター付きの椅子を使用することも考えられるが、着席する際や離席する際に椅子が意図しない方向に動いてしまい、高齢者等が転倒することがあり、危険である。
そこで、本願発明者は、車椅子の機能を兼ね備えた椅子を開発した(特許文献1参照)。この椅子は、座板と座板を支持する脚とを有しており、座板の下方には、キャスターが設けられた平板矩形状の基台が配置されている。左右それぞれの前脚と後脚との間の下端には前脚と後脚とに渡って渡板が設けられており、左右の渡板にはそれぞれパネル板が第1の蝶番を介して、上下方向に回動可能に取り付けられている。また、パネル板と基台とは第2の蝶番を介して接続されている。この椅子は、パネル板を押圧することにより、第2の蝶番を介して基台が押し下げられるとともに第1の蝶番を介して渡板が相対的に引き上げられ、その結果、キャスターが着地するようになっている。
特開2005−21177号公報
上記特許文献1に記載の椅子では、基台は、第1の蝶番を介して椅子本体に対し回動可能に取り付けられたパネル板に、第2の蝶番を介してやはり回動可能に取り付けられているのみである。しがって、キャスターを着地させ脚が床面から離れた状態で、介助者が椅子を前後に移動させようとしたときに、その勢いで着座者の体重が急激に椅子の前部または後部にかかると、椅子本体部を押し下げる力が集中的にかかるため、パネル板が相対的に上方へ回動してしまう。その結果、キャスターが床面から離れて脚が床面に接触し、椅子の移動を妨げてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、キャスターが設けられた基台を昇降させることにより車椅子の機能を兼ね備える椅子において、車椅子として使用する際に、椅子本体部を押し下げる力が急激にかかった場合にも、脚が床面に接触し、椅子の移動を妨げてしまうことのない椅子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による椅子は、少なくとも座板と前記座板を支持する脚とを有する椅子本体部と、前記座板の下方に配置されキャスターが設けられた基台と、前記基台を下方へ押圧可能な押圧部材と、複数の羽根部が複数の軸を介して連結され伸縮可能な多段蝶番からなり、前記椅子本体部と前記基台とを接続し、前記椅子本体部にかかる下方向への力を緩和する緩和部材とを有し、前記基台が前記押圧部材に押圧されることにより下方へ移動し、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れ、前記椅子本体部が前記キャスターにより移動可能となることを特徴とする。
上述の椅子において、前記緩和部材の一端部側の羽根部が前記脚の内側であって前記基台の上方近傍に固着されており、前記緩和部材の他端部側の羽根部が前記基台の上面であって脚の近傍に固着されていることが好ましい。
上述の椅子において、前記複数の羽根部の一部は、側端面から見てコ字状あるいは逆コ字状となるように連結されているとともに、前記複数の羽根部の一部は、蛇腹状に連結されていることが好ましい。
上述の椅子において、前記キャスターが床面に着地しないように前記基台を前記座板の方向へ付勢して配置させる弾性部材を有し、前記押圧部材は、板状部と前記板状部に設けられたアーム部と前記板状部の裏面に設けられた凸部とを有し、前記板状部の前記アーム部とは反対側が喋番を介して前記椅子本体部に取り付けられ、前記板状部が前記蝶番の軸を支軸として前記弾性部材の付勢力に抗して下方に回動することにより、前記凸部が前記基台を押圧するようになっているとともに、さらに、前記アーム部を押圧することにより前記板状部を作動させる作動部材と、前記作動部材を、前記凸部が前記基台を押圧することにより、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れるように前記板状部を作動させた位置で固定させるロック部材とを備えることが好ましい。
また、前記座板の下面には、円筒状のケースが設けられており、前記押圧部材は、前記ケース内に昇降可能かつ圧縮バネにより上方に付勢された状態で嵌入され、下端部が前記基台に固定されており、さらに、前記押圧部材を作動させるとともに、前記押圧部材が前記基台を押圧することにより、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れるように前記押圧部材を作動させた位置で固定させることができる昇降制御機構を備えていてもよい。
上述の椅子において、前記椅子本体部に対して折り畳み可能な足置き台を有することが好ましい。
上述の椅子において、前記椅子本体部は、介護者が把持して移動を操作するための把持部を有することが好ましい。
本発明に係る椅子は、複数の羽根部が複数の軸を介して連結され伸縮可能な多段蝶番からなっており、椅子本体部にかかる下方向への力を緩和する緩和部材を有している。本発明に係る椅子を車椅子として使用する際に、椅子本体を押し下げる力が急激にかかった場合、基台を相対的に上昇させるためには、緩和部材を圧縮させる必要があり、その分だけ力が分散されるため、椅子本体部を押し下げる力が緩和される。その結果、本発明に係る椅子によれば、車椅子として使用する際に、椅子本体を押し下げる力が急激にかかった場合にも、脚が床面に接触し、椅子の移動を妨げてしまうことがない。
本発明の実施形態に係る椅子の構造を模式的に示す後方からの斜視図である。 本発明の実施形態に係る椅子の構造を模式的に示す一部透視・側面図である。 本発明の実施形態に係る椅子の椅子としての使用状態を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る椅子の車椅子としての使用状態を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る椅子のロック部材の構造を模式的に示す一部断面図であり、(A)はロック時の状態を示す図、(B)はロック解除時の状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る椅子の構造を模式的に示す後方からの一部透視・斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る椅子の構造を模式的に示す一部透視・側面図である。
以下に、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る椅子1は、図1及び図2に示すように、少なくとも着座者の大腿部および臀部を支える座板21と該座板21を床面上方で支持する脚22とを有する椅子本体部2を備えている。座板21の下方にはキャスター3が設けられた基台4が配置されている。基台4は、該基台4を押圧する押圧部材5を含む昇降機構により、脚22との関係で昇降可能となっており、ロック部材6により押圧部材5に押圧された状態で固定可能となっている。また、椅子1は、キャスター3が床面に着地している際に椅子本体部2にかかる下方向への力を緩和する緩和部材7を有している。さらに、椅子1は、椅子本体部2に対して折り畳み可能な足置き台8を有している。以下、各構成要素について詳細に説明する。
(椅子本体部2)
椅子本体部2としては、特に限定されるものではなく、食卓等で一般的に使用される公知の椅子を用いることができる。本実施の形態においては、椅子本体部2は、方形平板状の座板21を有しており、座板21の両側面の四隅近傍には、4本の脚22がそれぞれ設けられている。左右それぞれの前脚22と後脚22との間の下端部には前脚22と後脚22とに渡って長方形平板状の渡板23が設けられている。また、座板21の上方の左右側部にはそれぞれ肘掛部24が、各前脚22の上部に取り付けられた支持部材25に支持されて設けられている。座板21の上方後部には背もたれ部26が、上方まで延出された両後脚22に挟持されて設けられている。
背もたれ部26の上部両端には、介護者が把持して移動を操作するための把持部27が設けられている。把持部27は必ずしも設ける必要はないが、設けることにより、キャスター3を床面に着地させた状態で前後移動をさせる際に、介助者が把持部27を把持して操作することで水平方向に力を加えやすくなる。その結果、移動させようとする勢いで着座者の体重が急激に椅子1の前部または後部にかかり、椅子本体部2を押し下げる力が集中的にかかるのを低減することができ、また、着座者の座り心地もよい。
(基台4)
基台4は、方形平板形状を有しており、4本の脚22の内側領域と同程度の面積を有している。基台4の材質は、特に限定されるものではなく、例えば、木材やアルミニウムや樹脂等を用いることができる。
基台4の裏面四隅近傍には、キャスター3が4つ設けられている。キャスター3としては、特に限定されるものではなく、車椅子等に一般的に用いられている公知のキャスターを用いることができる。なお、食卓等の離着席にともなう前後移動のみではなく、室内の移動にも用いる場合には、前方2つのキャスター3は、車輪が360°回動自在なものを用いると、円滑に移動させることができる。
(昇降機構)
本実施の形態においては、昇降機構は、キャスター3が床面に着地しないように基台4を座板21の方向へ付勢して配置させる弾性部材9を有している。また、昇降機構は、押圧部材5を有しており、押圧部材5は、板状部51と板状部51に設けられたアーム部52と板状部51の裏面に設けられた凸部53とを有している。板状部51はアーム部52とは反対側が蝶番10を介して渡板23に取り付けられ、板状部51が蝶番10の軸を支軸として弾性部材9の付勢力に抗して下方に回動することにより、凸部53が基台4を押圧するようになっている。さらに、昇降機構は、アーム部52を押圧することにより板状部51を作動させる作動部材11を備える。
弾性部材9は、キャスター3が床面に着地しないように基台4を座板21の方向へ付勢して配置させるものであれば、特に限定されるものではなく、ゴムを芯として編んだ皮糸で被覆したゴムロープや伸張コイルばね等を用いることができる。本実施の形態においては、伸張コイルばねが、一端を基台4の表面に固定され、他端を座板21の裏面に固定されるようにして、4本設けられている。
押圧部材5は、渡板23と同程度の長さの長方形平板形状の板状部51を有しており、板状部51は蝶番10を介して下方に回動可能なように左右の渡板23にそれぞれ設けられている。蝶番10は一方の羽根部101が渡板23の上面に固着され、他方の羽根部102が板状部51の一端部上面に固着されている。蝶番10の個数や大きさには特に限定はないが、本実施の形態においては左右2個ずつの蝶番10が用いられている。各板状部51の裏面中央部からは椅子本体部2の内側に向かって長方形平板形状のアーム部52が延設されている。各アーム部52は、板状部51の動作に伴って揺動する際に互いに干渉しない程度の長さを有している。各板状部51の椅子本体部2の内側の裏面には前後に2つの凸部53が設けられている。
押圧部材5の材質は、特に限定されるものではなく、板状部51およびアーム部52には木材やアルミニウム、樹脂等を用いることができる。凸部53には、基台4に対する滑りを良くする観点から金属を用いることが好ましい。
なお、本実施の形態においては、板状部51とアーム部52とを別部材により形成し、アーム部52を板状部51の裏面に取り付けるようにしたが、板状部51の上面に取り付けるようにしてもよいし、両者が面一となるように取り付けてもよい。また、板状部51とアーム部52を一体的に形成してもよく、さらには凸部53も一体的に形成してもよい。
作動部材11は、長方形平板形状を有しており、一端が左右の前脚22に渡って前脚22の上部に設けられた渡板28(図2,4参照)に蝶番12(図2,4参照)を介して下方に回動可能に固定されており、他端が椅子本体部2の後方外側に延出するように、椅子本体部2の中央部に設けられている。作動部材11は、下方に回動した際に左右のアーム部52を同時に押圧するようになっている。作動部材11の材質は、特に限定されるものではなく、木材やアルミニウム、樹脂等を用いることができる。
(ロック部材6)
ロック部材6は、図5(A)に示すように、矩形状の基板61と円筒部62とを有しており、基板61には円筒部62の上部と下部を保持する保持部63が固着されている。保持部63には円筒部62内周径と同じ径の貫通孔64が設けられている。基板61の上端には、レバー部65が下方に回動可能に取り付けられている。レバー部65にも、円筒部62内周径と同じ径の貫通孔67が設けられている。レバー部65の貫通孔67、円筒部62の内部および保持部63の貫通孔64には、円筒部62内周径よりわずかに小さい径のスライドロッド68が挿通されている。また、上側の保持部63とレバー部65との間には、圧縮コイルばね69が内部にスライドロッド68が挿通された状態で介装されており、レバー部65は圧縮コイルばね69により上方に付勢され、自由端が上向きになるように傾斜状態とされている。
ロック部材6は、レバー部65が傾斜状態にあると、レバー部65の貫通孔67がスライドロッド68の外周を押付けることになり、スライドロッド68をロック状態にすることができる。一方、図5(B)に示すように、レバー部65を圧縮コイルばね69の付勢に抗して押圧して下方に回動させ水平状態にすると、レバー部65の貫通孔67をスライドロッド68がスライド可能となり、ロックが解除される。
ロック部材6は、図1に示すように、基板61が左右の後脚22に渡って設けられた渡板28に固着されており、スライドロッド68は、作動部材11の後端部(椅子本体部2の後方から延出された部分)を押圧可能には配置されている。これにより、ロック部材6は、作動部材11を、凸部53が基台4を押圧することにより、キャスター3が床面に着地するとともに脚22が床面から離れるように板状部51を作動させた位置で固定できるようになっている。
なお、凸部53が基台4を押圧することによりキャスター3が床面に着地するとともに脚22が床面から所定の距離だけ離れるように板状部51を作動させた位置において、作動部材11がさらに下方に押圧されないように、基台4の後端部中央には、作動部材11の後端部が当接する当接部13が設けられている。これにより、作動部材11を過度に作動させることによって椅子本体部2が過度に持ち上がり、蝶番10等に負荷がかかりすぎないようになっている。
また、スライドロッド68の下端部と作動部材11の後端部とは、連動して昇降させることができるように、図示しないワイヤー等を用いて連結されている。
(緩和部材7)
緩和部材7は、複数の羽根部が複数の軸を介して連結され伸縮可能な多段蝶番からなる。本実施の形態においては、緩和部材7は、複数の蝶番を互いに連結して構成されている。蝶番は、例えば、2枚の矩形板状の羽根部を有し、各羽根部の端部一部分には円管部が形成されている。2枚の羽根部に形成された円管部は、互いに組み合わせて同一中心軸上に配列可能となっており、このように組み合わせた状態で、円管部に1本の軸ピンが挿通されている。これにより、2枚の羽根部が軸ピンを介して互いに回動可能に連結されている。
より具体的には、緩和部材7は、4個の蝶番を連結して構成されている。第1の蝶番の第2羽根部と第2の蝶番の第1羽根部とがボルトとナットにより固着されており、同様に、第2の蝶番の第2羽根部と第3の蝶番の第1羽根部、第3の蝶番の第2羽根部と第4の蝶番の第1羽根部とがボルトとナットにより固着されている。
緩和部材7を構成する蝶番は、利用者が椅子1に着座し、キャスター3を着地させ脚22が床面から離れた状態で、介助者が椅子1を前後に移動させようとしたときに椅子本体部2に対して下方に集中的にかかることが想定される力では、複数ある各軸を支軸として各羽根部を連動して回動させ、緩和部材7を圧縮させることができない程度のトルクを有している。
蝶番は、上述のようなトルクを有するものであれば、上記構成に限定されることなく、公知の蝶番を用いることができる。また、連結される蝶番の個数も4個に限定されるものではない。
緩和部材7は、4箇所に椅子本体部2と前記基台4とを接続するように設けられている。より詳細には、第1の蝶番の第1羽根部が各脚22の内側であって基台4の上方近傍にネジにより固着され、第4の蝶番の第2羽根部が基台4の上面であって脚22の近傍にネジにより固着されている。第1の蝶番の第1羽根部は、キャスター3を着地させ脚22が床面から所定の距離だけ離れた状態となるまでに、緩和部材7が伸張しきらない、すなわち各蝶番の第1羽根部と第2羽根部とが開ききらないような位置に固着されている。
椅子本体部2において第1の蝶番の第1羽根部が固着される個所は、脚22に限定されるものではなく、例えば、前後の脚22に渡って設けられた渡板23の上面や内側面に固着するようにしてもよいし、左右の前脚22に渡って前脚22の上部に設けられた渡板28の下面や左右の後脚22に渡って設けられた渡板29の下面に固着するようにしてもよいが、椅子本体部2における床面に垂直な面に固着することが、椅子本体部2に下方に力がかかった際に、緩和部材7を構成する蝶番にトルクが働きにくくする観点から、好ましい。
また、緩和部材7を構成する蝶番の個数や配列は特に限定されるものではないが、キャスター3を着地させ脚22が床面から所定の距離だけ離れた状態で、連結された複数の羽根部の一部が、側端面から見てコ字状あるいは逆コ字状となるように、複数の蝶番を配列させることが、緩和部材7を構成する蝶番にトルクが働きにくくする観点から、好ましい。ただし、少ない力で、基台4を押圧して下降させ、相対的に脚22を上昇させる観点からは、緩和部材7は各蝶番を山折と谷折を交互にして配列させた蛇腹形状とすることが好ましいため、コ字状あるいは逆コ字状の部分と蛇腹形状の部分の両方を有するように、各蝶番を配列させることが、より好ましい。
なお、本実施の形態においては、緩和部材7は、一般的な蝶番を複数個、互いに連結して構成するようにしたが、第1の蝶番の第2羽根部と第2の蝶番の第1羽根部、第2の蝶番の第2羽根部と第3の蝶番の第1羽根部、第3の蝶番の第2羽根部と第4の蝶番の第1羽根部を、それぞれ1枚の羽根部で構成し、該羽根部の両端に軸ピンを挿通させるための円管部を形成してもよい。
(足置き台8)
足置き台8は、一端が各後脚22に固定され他端側が各前脚22に固定されるとともに先端が前脚22から延出して設けられた棒状の支持部材14に対して、足を置く面が床面と略垂直になる位置から床面と略水平になる位置まで回動可能に取り付けられている。これにより、足置き台8を使用しないときは、椅子本体部2に対して折り畳んで、椅子本体部2の前方に突出させないようにすることができる。
足置き台8は、使用していないときに不用意に回動して倒れてこないように、ワイヤー15で椅子本体部2に対して引き留められている。ワイヤー15は、一端が足置き台8の前方右側端部に固定されており、他端が座板21の右側部に取り付けられた巻上機16のケース内に収納されているリール(図示しない)に固定され所定長さ巻き取られている。足置き台8を使用する際は、巻上機16からワイヤー15を引き出すとともに足置き台8を足を置く面が床面と略水平になる位置まで回動させるとよい。巻上機16は、ワイヤー15を任意の長さで固定可能なストッパー機構とストッパー機構による固定状態が解除されたときにワイヤー15を自動的に巻き取る自動巻き取り機構とを備えることが好ましい。
また、足置き台8の裏面の前方両端部には、それぞれ小型キャスター17(図2参照)が取り付けられており、足置き台8を足を置く面が床面と略水平になる位置に配置した時に、小型キャスター17が床面に着地するようになっている。
足置き台8は、必ずしも設ける必要はないが、設けることにより、キャスター3を床面に着地させた状態で前後移動をさせる際に、着座者の足が床面に引っかかってしまうことがなく、また、車椅子として使用してある程度の距離も楽に移動することができる。
次に、本実施の形態に係る椅子1の使用方法について、説明する。まず、通常の状態、すなわち、キャスター3が床面から離れ脚22が床面に着地した状態について、説明する。この状態では、図1及び図2に示すように、ロック部材6のスライドロッド68が上方に引き上げられているとともに、作動部材11の後端部も上方に位置している。したがって、作動部材11がアーム部52を押圧していない状態となっているため、基台4には凸部53を介して下方への力が加わっていない。そのため、基台4は、弾性部材9の付勢により上方へ持ち上げられており、キャスター3が床面から離れた状態になっている。また、足置き台8は、椅子本体部2に対して折り畳んだ状態にしておくと、邪魔にならずに済む。
椅子1を車椅子として機能させる場合は、ロック部材6のレバー部65を圧縮コイルばね69の付勢に抗して押圧して下方に回動させ水平状態にするとともに、作動部材11を足等で下方に押圧する。このとき、スライドロッド68は作動部材11と連動して下方へスライドする。また、作動部材11が下方に押圧されると、アーム部52とアーム部52が取り付けられている板状部51が、蝶番10の軸を支軸として下方に回動する。これに伴って、板状部51の裏面に設けられている凸部53が、基台4を下方へ押圧する。これにより、基台4が下方へ移動してキャスター3が床面に着地し、相対的に脚22が上昇して床面から離れる。このとき、緩和部材7は、各羽根部が回動して伸張される。この状態で、ロック部材6のレバー部65の押圧を解除するとスライドロッド68が下方位置でロックされる。このため、椅子1は、キャスター3が床面に着地した状態で固定される。
また、巻上機16からワイヤー15を引き出すとともに足置き台8を足を置く面が床面と略水平になる位置まで回動させると、足置き台8を使用することができるようになる。
椅子1を前後に移動させる際に、その勢いで着座者の体重が急激に椅子1の前部または後部にかかり、椅子本体部2を押し下げる力が集中的にかかることがある。ここで、スライドロッド68は所定位置でロックされているが、スライドロッド68の先端部は傾斜した作動部材11に当接しているため、遊びが生じやすい。このような場合に、仮に緩和部材7が設けられていなければ、渡板23及び板状部51の上面にとりつけられている蝶番10に、板状部51に上方に回動させる力が働き、板状部51が上方に回動すると、凸部53による基台4への押圧が解除され、基台4が上昇し脚22が下降する。このため、椅子1が移動しようとすると脚22が床面に引っかかって、移動が妨げられる。
本実施形態においては、緩和部材7が設けられているため、椅子本体部2を押し下げる力が集中的にかかっても、基台4を上昇させるためには、板状部51の上面にとりつけられている羽根部を回動させるだけではなく、緩和部材7を圧縮させる必要があり、力が分散されるため、椅子本体部2を押し下げる力が緩和される。また、緩和部材7は、複数の羽根部が複数の軸を介して連結されているため、緩和部材7を圧縮させるために必要なトルクが効率的には働かない。したがって、基台4が上昇し脚22が下降することはない。
椅子1を車椅子1として機能させていた状態から通常の状態に戻す場合は、ロック部材6のレバー部65を圧縮コイルばね69の付勢に抗して押圧して下方に回動させ水平状態にしてスライドロックのロックを解除する。すると、椅子本体部2の自重や利用者の体重により椅子本体部2にかかっている下方への力と、弾性部材9の付勢力により基台4にかかっている上方への力とにより、凸部53が押し上げられ、凸部53が設けられている板状部51が蝶番10の軸を支軸として上方に回動する。このとき、緩和部材7にも、椅子本体部2にかかっている下方への力と基台4にかかっている上方への力が一気にかかるため、各羽根部が回動して圧縮される。これにより、基台4が上昇するとともに脚22が相対的に下降し、キャスター3が床面から離れ、脚22が床面に着地する。また、同時に板状部51に設けられたアーム部52が上方に回動して作動部材11を押し上げ、スライドロッド68も上昇する。脚22が着地しキャスター3が所定位置まで上昇した状態で、ロック部材6のレバー部65の押圧を解除するとスライドロッド68が所定位置でロックされ、椅子1は脚22が床面に着地した状態で固定される。
また、巻上機16からワイヤー15を少し引き出してストッパー機構による固定状態を解除するとともに、足置き台8の前方部を持ち上げるようにすると、ワイヤー15が巻上機16に自動的に巻き取られるとともに、足置き台8が椅子本体部2に対して折り畳まれる。
以上より、本実施形態に係る椅子1は、通常は椅子として使用し、必要に応じて車椅子として機能させることができ、車椅子として使用する際に、椅子本体部2を押し下げる力が急激にかかった場合でも、脚22が床面に接触し、椅子1の移動を妨げてしまうことがない。
(第2の実施形態)
次に、他の実施形態に係る椅子100について、説明する。本実施形態に係る椅子100は、上述の第1の実施形態に係る椅子1とロック部材6´の構成が異なる他は、第1の実施形態に係る椅子1と同様の構成を有している。以下、第1の実施形態に係る椅子1と異なる部分について、説明する。
本実施の形態においては、ロック部材6´を構成する基板61は左後脚の内側面に固着されている。また、ロック部材6´を構成するスライドロッド68の下端部は、リンク機構601に接続されており、リンク機構601のスライドロッド68とは反対側の端部は、右後脚22の内側面に蝶番18を介して結合されている。リンク機構601は、スライドロッド68が下降することにより作動部材11を押圧する押圧板602を有している。その他のロック部材6´の構成は、上述の第1の実施形態におけるロック部材6と同様の構成である。なお、作動部材11の右側面は、押圧板602により押圧しやすいように、斜めに切り欠かれていることが好ましい。
本実施形態に係る椅子1は、車椅子として機能させる場合は、ロック部材6´のレバー部65を圧縮コイルばね69の付勢に抗して押圧して下方に回動させ水平状態にするとともに、スライドロッド68を下方に押し込む。すると、リンク機構601が作動して押圧板602を下方へ回動させ、押圧板602が作動部材11を押圧する。これにより、アーム部52とアーム部52が取り付けられている板状部51が、蝶番10の軸を支軸として下方に回動する。これに伴って、板状部51の裏面に設けられている凸部53が、基台4を下方へ押圧する。これにより、基台4が下方へ移動してキャスター3が床面に着地し、相対的に脚22が上昇して床面から離れる。このとき、緩和部材7は、各羽根部が回動して伸張される。この状態で、ロック部材6´のレバー部65の押圧を解除するとスライドロッド68が下方位置でロックされる。
スライドロッド68は下方の所定位置でロックされているが、作動部材11はリンク機構を介してロックされているため遊びが生じやすい。このような場合に、仮に緩和部材7が設けられていなければ、渡板23及び板状部51の上面にとりつけられている蝶番10に、板状部51に上方に回動させる力が働き、板状部51が上方に回動すると、凸部53による基台4への押圧が解除され、基台4が上昇し脚22が下降する。このため、椅子1が移動しようとすると脚22が床面に引っかかって、移動が妨げられる。しかしながら、本実施形態においては、緩和部材7が設けられているため、椅子本体部2を押し下げる力が集中的にかかっても、椅子本体部2を押し下げる力が緩和され、基台4が上昇し脚22が下降することはない。
以上より、本実施形態に係る椅子100は、通常は椅子として使用し、必要に応じて車椅子として機能させることができ、車椅子として使用する際に、椅子本体部2を押し下げる力が急激にかかった場合でも、脚22が床面に接触し、椅子1の移動を妨げてしまうことがない。
(第3の実施形態)
次に、他の実施形態に係る椅子200について、説明する。本実施形態に係る椅子200は、上述の第1の実施形態に係る椅子1と昇降機構の構成が異なる点と、ロック部材6に替えて昇降制御機構を備えている点の他は、第1の実施形態に係る椅子1と同様の構成を有している。以下、第1の実施形態に係る椅子1と異なる部分について、説明する。
(昇降機構)
本実施形態における昇降機構は、座板21の裏面中央部に固定される取付け板201を有しており、取付け板201には、大径部202aと小径部202bを有し段差部202cが形成された円筒形状のケース202が立設されている。ケース202内には、両端にフランジ203a,203bが形成された円筒状の押圧部材203がケース202に対して昇降可能に嵌入されている。押圧部材203の下側のフランジ203aは基台4に固着されており、押圧部材203は下降することにより基台4を押圧するようになっている。
大径部202aの内周面と押圧部材203の外周面との間であって、ケース202の段差部202cと押圧部材203の上側のフランジ203bとの間には、圧縮バネ204が封入されており、この圧縮バネ204により、押圧部材203はケース202に対して常に上向きに付勢されている。
(昇降制御機構)
押圧部材203には、紙面に垂直な一直径方向に回動軸205が軸通されており、回動軸205には「逆への字」状の操作レバー206が取り付けられている。操作レバー206の操作端とは反対側の端部には、リンク機構207の一端が接続されており、リンク機構207の他端は取付け板201に回動可能に接続されている。操作レバー206及びリンク機構207は、押圧部材203の周面を紙面に平行に挟むようにして、それぞれ2つ設けられている。操作レバー206の操作端側には、左右の操作レバー206に掛け渡すように踏み板208が設けられており、リンク機構207との接続部側にも、左右の操作レバー206に掛け渡すように連結板209が設けられている。
左右の操作レバー206の内側には、「逆への字」状の解除レバー210が、それぞれ設けられている。解除レバー210には長穴形状の軸穴211が形成されており、回動軸205が挿通されている。解除レバー210の操作端側には、左右の解除レバー210に掛け渡すように踏み板212が設けられており、反対側の端部は自由端となっている。この自由端にも左右の解除レバー210に掛け渡すように連結板213が設けられているが、連結板213はケース202の大径部202aの外周面に沿うように湾曲形成されている。
昇降制御機構は、操作レバー206を踏み込むと、操作レバー206と押圧部材203の接続部(回動軸205)が押し下げられ、操作レバー206の「への字」形状の一辺とその端部に接続されたリンク機構207の軸線が一直線状になって突っ張り、この状態で固定されるようになっている。なお、この状態では、解除レバー210の踏み板212の上面が操作レバー206の「への字」形状の一辺の上縁より突出した状態となる。この状態から解除レバー210を踏み、解除レバー210の連結板213がケース202の外周面に当接し、さらには、踏み込んだ力の解除レバー210軸線方向の分力が解除レバー210を軸穴211に沿って移動させ、操作端側の辺が後方(図においては左側)へ移動したときに、解除レバー210の連結板213の下端部が、操作レバー206の連結板209を押圧するようになっている。これにより、操作レバー206の「への字」形状の一辺とその端部に接続されたリンク機構207の軸線が一直線状になって突っ張った状態がくずれ、圧縮バネ204の付勢力により、押圧部材203がケース202に対して上昇するようになっている。
なお、昇降機構及び昇降制御機構は上述のものに限定されるものではなく、台車等の固定に用いられる足で操作可能な公知のフロアーロックと同様の機構を用いることができる。
本実施形態に係る椅子200は、車椅子として機能させる場合は、操作レバー206を踏み込む。すると、操作レバー206と押圧部材203の接続部(回動軸205)が押し下げられ、押圧部が基台4を下方へ押圧する。これにより、基台4が下方へ移動してキャスター3が床面に着地し、相対的に脚22が上昇して床面から離れる。このとき、緩和部材7は、各羽根部が回動して伸張される。操作レバー206を最後まで踏み込むと、操作レバー206の「への字」形状の一辺とその端部に接続されたリンク機構207の軸線が一直線状になって突っ張り、キャスター3が着地した状態で固定される。
ここで、押圧部材203は、基台4を押圧しキャスター3を着地させた状態で固定されているが、押圧部材203を円滑に昇降させるため、押圧部材203とケース202の小径部202bの内周面との間にはわずかな隙間が設けられている。したがって、介助者が椅子1を前後に移動させようとしたときに、その勢いで着座者の体重が急激に椅子200の前部または後部にかかった場合、仮に緩和部材7が設けられていなければ、ケース202が前方又は後方にわずかに傾く。ケース202が傾くと、ケース202の傾きはわずかであっても、椅子本体部2の前方端部あるいは後方端部では大きな傾きを生じる。その結果、前方または後方の脚22が床面に接触してしまうことがある。しかしながら、本実施形態においては、緩和部材7が設けられているため、着座者の体重が急激に椅子200の前部または後部にかかっても、椅子本体部2を押し下げる力が緩和され、ケース202が傾いて脚22が床面に接触することはない。
椅子200を車椅子として機能させていた状態から通常の状態に戻す場合は、解除レバー210を踏み込む。すると、解除レバー210の連結板213の下端部が、操作レバー206の連結板209を押圧し、操作レバー206の「への字」形状の一辺とその端部に接続されたリンク機構207の軸線が一直線状になって突っ張った状態がくずれ、圧縮バネ204の付勢力により、押圧部材203がケース202に対して上昇する。これにより、基台4が上昇するとともに脚22が相対的に下降し、キャスター3が床面から離れ、脚22が床面に着地する。
以上より、本実施形態に係る椅子200は、通常は椅子として使用し、必要に応じて車椅子として機能させることができ、車椅子として使用する際、介助者が椅子200を前後に移動させようとしたときに、その勢いで着座者の体重が急激に椅子200の前部または後部にかかっても、脚22が床面に接触し、椅子1の移動を妨げてしまうことがない。
1:椅子
2:椅子本体部
21:座板
22:脚
27:把持部
3:キャスター
4:基台
5:押圧部
51:板状部
52:アーム部
53:凸部
6:ロック部材
7:緩和部材
8:足置き台
9:弾性部材
10:蝶番
11:作動部材
202:ケース
203:押圧部材

Claims (7)

  1. 少なくとも座板と前記座板を支持する脚とを有する椅子本体部と、
    前記座板の下方に配置されキャスターが設けられた基台と、
    前記基台を下方へ押圧可能な押圧部材と、
    複数の羽根部が複数の軸を介して連結され伸縮可能な多段蝶番からなり、前記椅子本体部と前記基台とを接続し、前記椅子本体部にかかる下方向への力を緩和する緩和部材と
    を有し、
    前記基台が前記押圧部材に押圧されることにより下方へ移動し、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れ、前記椅子本体部が前記キャスターにより移動可能となることを特徴とする椅子。
  2. 前記緩和部材の一端部側の羽根部が前記脚の内側であって前記基台の上方近傍に固着されており、前記緩和部材の他端部側の羽根部が前記基台の上面であって脚の近傍に固着されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記複数の羽根部の一部は、側端面から見てコ字状あるいは逆コ字状となるように連結されているとともに、前記複数の羽根部の一部は、蛇腹状に連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の椅子。
  4. 前記キャスターが床面に着地しないように前記基台を前記座板の方向へ付勢して配置させる弾性部材を有し、
    前記押圧部材は、板状部と前記板状部に設けられたアーム部と前記板状部の裏面に設けられた凸部とを有し、前記板状部の前記アーム部とは反対側が喋番を介して前記椅子本体部に取り付けられ、前記板状部が前記蝶番の軸を支軸として前記弾性部材の付勢力に抗して下方に回動することにより、前記凸部が前記基台を押圧するようになっているとともに、
    さらに、前記アーム部を押圧することにより前記板状部を作動させる作動部材と、
    前記作動部材を、前記凸部が前記基台を押圧することにより、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れるように前記板状部を作動させた位置で固定させるロック部材と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の椅子。
  5. 前記座板の下面には、円筒状のケースが設けられており、
    前記押圧部材は、前記ケース内に昇降可能かつ圧縮バネにより上方に付勢された状態で嵌入され、下端部が前記基台に固定されており、
    さらに、前記押圧部材を作動させるとともに、前記押圧部材が前記基台を押圧することにより、前記キャスターが前記床面に着地するとともに前記脚が前記床面から離れるように前記押圧部材を作動させた位置で固定させることができる昇降制御機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の椅子。
  6. 前記椅子本体部に対して折り畳み可能な足置き台を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の椅子。
  7. 前記椅子本体部は、介護者が把持して移動を操作するための把持部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の椅子。
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