JP2012019937A - ケーブル収納装置 - Google Patents

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Yoshinori Suzuki
義則 鈴木
Takayoshi Saito
隆由 齋藤
Toshiki Otsuka
利樹 大塚
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Abstract

【課題】 装置本体および探触子間にプローブケーブルを弛ませることなく張設でき、複数本のプローブケーブルが互いに絡み合わないようにして、探触子の操作性を向上でき、また床上に垂れ下がらないようにして、歩行の邪魔になることを回避可能にする。
【解決手段】 一方の動滑車37、固定滑車66および他方の動滑車38に順次掛け渡されたプローブケーブル6の各一端部を取手付きカバー15のケーブル引き出し口46A、47Aから導出させておき、プローブケーブル6の一端部または両端部を取手付きカバー15の外へ引き出した長さに応じて、動滑車37,38および固定滑車66を介して移動部材23を渦巻ばね17の反発力に抗して移動させ、その移動を停止した位置で係止歯22に対してラッチ30を保持させることで、プローブケーブル6の引き出し長さを設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診断機器に接続されるプローブケーブルを診断作業の妨げにならない長さに調節するケーブル収納装置に関する。
従来の医療機器として超音波診断装置が広く知られている。この超音波診断装置は、被検体である人体各部に当てた探触子から人体内部に超音波を放射し、その人体各部が反射する反射波を受信して反射波情報の解析をし、断層像として画像表示することにより、患部の診断を行うというものである。
かかる超音波診断装置は、例えば、超音波の放射および受信(検出)を行う前記探触子と、探触子で受信した超音波信号を伝送するプローブケーブルと、このプローブケーブルを通じて伝送された超音波信号を増幅や波形整形などして人体各部の情報を得る情報処理部と、その情報処理した結果を断層画像として表示するディスプレイとを備えて構成される(例えば、特許文献1参照)。一方、前記超音波診断装置には、先端部にフックを有するアームが装備され、そのフック部に一本または複数本の前記プローブケーブルの中間部を支持させている。これにより、プローブケーブルの床上への垂下およびこの垂下したプローブケーブルに歩行する医者などが足を引っ掛けることを回避可能にしている。
この超音波診断装置では、ベッドに横たわる患者等の患部付近の体表面に探触子を押し当てて前記のように診断をする。この診断作業時においては、前記アームの傾きを調節することによって、プローブケーブルの長さ調節を行っている。
特開平4−75646号公報
しかしながら、かかる従来の超音波診断装置にあっては、前記プローブケーブルが、これを高い位置のフックから外して下に降ろし略水平に配置した状態で最長であり、装置本体から患者のベッドまでがその水平距離を超えると、探触子を患者の患部付近に当てることができないという不便があった。また、前記フックが複数のプローブケーブルを掛けるものである場合には、プローブケーブルを掛ける位置が一定しない場合や、前記フック以外の空いた部位へ掛けたり設置したりすると、複数本のいずれかのプローブケーブルが垂れ下がり、弛んだ状態で互いに縺れ合うなどして探触子の取扱いが面倒かつ煩わしくなり、診断効率が悪くなるという不都合があった。
また、前述のようにプローブケーブルが足元にまで垂れて床の上に這う程度になると、医者や看護士などがこのプローブケーブルに脚を引っ掛けて転んだり、ケーブルやこれを装置本体に接続するコネクタを損傷するなどの不都合があった。
本発明はかかる従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、プローブケーブルを弛ませることなく装置本体および探触子間に張設でき、以って複数本のプローブケーブルが途中で互いに絡み合わないようにして、探触子の操作性を向上できるとともに、床上に垂れ下がらないようにして歩行の邪魔になることを回避でき、結果として超音波診断装置等の診療機器による診断作業を効率的に進めることができるケーブル収納装置を提供することにある。
本発明は、前記目的達成のためになされたものであり、長手方向に複数個の係止歯が列設された長尺なガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動自在に設けられ、前記ガイドレールの係止歯に係脱自在に係止して移動した位置を保持および解除するラッチを備える移動部材と、一端が該移動部材に連結され、移動部材を一方向に付勢する渦巻ばねと、前記ガイドレールの一端側に回動自在に設けられた固定滑車と、前記移動部材の該固定滑車の中心を通りかつ長手方向に平行な延長線に対して左右両側となる位置に回動自在に設けられ移動部材と一緒に移動する左右1対の動滑車と、から成り、プローブケーブルが一方の動滑車、固定滑車および他方の動滑車に順次掛け渡され、渦巻ばねの付勢力で移動部材と一緒に移動する動滑車で引き込まれているプローブケーブルは、プローブケーブルに引き出し方向の外力を加えることで移動部材と一緒に動滑車が移動し、渦巻ばねの付勢力に抗して引き出し可能となっていることを特徴とする。
また、本発明は、長手方向の一端に開口部を有するケース内に設置されて、長手方向に複数個の係止歯が突設されたガイドレールと、該ガイドレールに沿って前記ケース内に移動自在に設置され、前記係止歯のいずれかに係止されて前記ガイドレールに沿って移動した位置を保持するラッチを備える移動部材と、該移動部材に一端部が連結されて、該移動部材を前記ケース内の開口部と反対側の他端側に付勢する渦巻ばねと、前記ガイドレールを挟んで左右両側となるように前記移動部材上に配置された一対または複数対の動滑車と、前記渦巻ばねの設置側とは反対側の前記ケースの開口端部に臨む前記ガイドレール上に取り付けられた固定滑車と、前記ケースの開口端に着脱可能に装着されて、前記固定滑車のケース外からの露出部を覆う取手付きカバーと、該取手付きカバーの左右に形成された一対のケーブル引き出し口と、を備え、前記一方の動滑車、固定滑車および他方の動滑車に順次掛け渡されたプローブケーブルの各一端部を前記取手付きカバーのケーブル引き出し口から導出させておき、プローブケーブルの一端部または両端部を取手付きカバーの外へ引き出した長さに応じて、前記動滑車および固定滑車を介して前記移動部材を前記渦巻ばねの付勢力に抗して移動させ、その移動を停止した位置で前記係止歯に対してラッチを係合させ移動部材を係止させることで、前記プローブケーブルの引き出し長さを設定可能にしたことを特徴とする。
この構成により、一対のケーブル引き出し口からケースの外側に臨むプローブケーブルの一端を把持して引きこみ操作することにより、そのプローブケーブルの他端がケーブル引き出し口から取手付きカバー内への抜けが規制されていることによって、そのプローブケーブルは緊張状態で一対の動滑車を引き込む。この引き込み動作は渦巻ばねの巻き取り方向の付勢力(巻き取り力)に抗して行われ、前記移動部材が前記取手付きカバー方向へ移動する。この移動に伴って移動部材とともに移動するラッチが係止歯に接触しながら同方向に移動する。
そして、前記プローブケーブルの引き込み(引き出し)操作をそのプローブケーブルの所定の引き出し長で止めると、渦巻ばねの付勢力(反発力)によって移動部材は元の位置に戻ろうとする。この戻ろうとする動作時に捩りばねの反発力を受けて、前記ラッチが回動し、その戻り方向にある直近の係止歯に係止する。このため、移動部材の戻り方向の移動が停止され、その状態がロック(保持)される。また、プローブケーブルの前記引き出し操作を続けると、移動部材は固定滑車付近の最大移動位置に至る。
この最大移動位置では、移動部材の角部がケース内側に設けられたフック部材に係止される。このため移動部材は動滑車をケース端の開口部に臨む位置に保持され、このとき動滑車は固定滑車に略並ぶ位置に至る。この状態でケースから取手付きカバーを外すことで、動滑車および固定滑車に対するプローブケーブルの交換を簡単に行うことができる。
一方、前記移動部材の保持状態において、前記フック部材を操作して移動部材の角部に対する係止を解除し、プローブケーブルの把持力を緩めると、移動部材は渦巻ばねの反発力を受けてこの渦巻ばね方向へ移動する。このとき、移動部材上のラッチはガイドレールの複数の係止歯との係止解除姿勢を続けながら渦巻ばねの設置位置側へ戻る。従って、このケーブル収納装置を超音波診断装置などの医療装置と探触子との間に介在するように、これらにプローブケーブルの各一端を接続することにより、探触子の移動操作長に応じたプローブケーブル長さを十分かつ簡単に確保できる。
この結果、プローブケーブルの弛みによるプローブケーブルどうしの縺れや絡み合いをなくして、探触子の操作が煩わしくなるのを回避でき、また、床上へプローブケーブルが垂れ下がって、これに医者、看護士、その他の歩行者等が足を引っ掛けるなどして、歩行が妨げられたり、プローブケーブルおよびこのプローブケーブルが接続される診断機器等を損傷したりするのを未然に回避することができる。この結果、診断作業を行う医者や看護士等による診療作業をスムースかつ迅速に進めることができる。
本発明によれば、プローブケーブルをケース内に引き出し可能に収納しておくことにより、プローブケーブルを必要長分だけ引き出しながら探触子をそのベッド上の患者の患部に接触させることができ、また必要長分以外のプローブケーブルはケース内に収納されて外に露出することがないので、複数の探触子を同時に使用する場合でも、これらのプローブケーブルを略直線状に装置本体と探触子との間に、緩みが少ない状態で張ることができ、煩雑感をなくすることができる。これによって、プローブケーブルが途中で互いに絡み合ったり、床上に垂れ下がったりすることを回避でき、プローブケーブルに人の足が引っ掛かるなどしてこのプローブケーブルやコネクタ、診断機器等が損傷することを未然に回避することができ、医者は診断作業をストレスなくかつ効率的に実施できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
発明の実施形態によるケーブル収納装置を備えた超音波診断装置を示す斜視図である。 本実施形態によるケーブル収納装置を、一部を切り欠いて示す斜視図である。 図2に示した移動部材付近の斜視図である。 図2に示した移動部材における移動部構造の分解斜視図である。 図4に示した移動部構造の縦断面図である。 図1に示した係止歯とラッチとの作動関係を示す要部の平面図(a)(b)である。 図2に示した取手付きカバーの斜視図である。 図2に示した移動部材をガイドレールに沿って最大限移動させた状態の斜視図である。 図2に示したケーブル収納装置においてケースから取手付きカバーを分離した状態の斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態にかかるケーブル収納装置を、図1乃至図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるケーブル収納装置を備えた超音波診断装置を示し、この超音波診断装置は装置本体1に複数台の診断機器2、操作盤3、ディスプレイ4およびキャスタ5を備えている。診断機器2の幾つかにはプローブケーブル6を介して探触子7が接続されている。このプローブケーブル6は両端の所定長を残してその大半がケーブル収納装置A内に収納され、床上に垂れ下がるようなことはない。装置本体1は、例えば患者が臥せっているベッド付近に移動させ、その患者の身体に探触子7を押し当てることによって、超音波診断等が行えるようになっている。
ケーブル収納装置Aは、図2および図3に示すように、基台11の上部を覆うケース部材12と、基台11とケース部材12とで作られるケース13の開口端部14に装着される取手付きカバー15とを備えている。なお、基台11は、上部ケース部材としてのケース部材12に嵌合されてケース13を形成するケース状部材とすることは、任意である。
前記取手付きカバー15の装着側とは反対側の基台11上には、2対のリール支持台16が取り付けられ、各対の支持台16間に架設された支持軸(図示しない)に、渦巻ばね17を巻装したリール18が回転自在に支持されている。なお、各渦巻ばね17の内端はリール18側に固定され、各他端は後述の移動金具23に固定されている。
基台11上に取り付けられた各支持台16間には、この基台11の長手方向に1本の金属製のガイドレール20が設置されている。その基端は取り付け台11Aにネジなどの締結部材を用いて固定され、他端部は先端がケース部材12の開口端部14を超えて前記取手付きカバー15の中央部付近に位置して固定されている。ガイドレール20は基部を除く領域が、側面に所定間隔おきに複数の係止歯22が突設された樹脂製の被覆部20aで覆われている。
これらの係止歯22は、図2および図3に示すように、突出量が異なる2つの段部22a、22bを有し、段部22bは段部22aより突出量が大きくなっている。ガイドレール20は、図4および図5に拡大して示すように、下方が開放状態のCチャンネル状をなし、これの両開放端部が内側に向かって傾斜する傾斜部20b、20cとなっている。
一方、基台11上には、前記ガイドレール20との間に介在されるように、幅広のツバ付きU字形状の断面形状を持つ移動金具(移動部材)23が配置されている。この移動金具23のうち、底部23a上には、一対の略L字状の金具24、25が対向するようにネジ等によって取り付けられている。これらのL字状金具24、25の対向部は所定間隔に部分的に切除され、その残部が垂直片24a、25aと傾斜片24b、25bをそれぞれ交互に形成し、図4に示すように垂直片24a、25aと傾斜片24b、25bとが互いに向き合っている。そして、これらの垂直片24a、25aおよび傾斜片24b、25bに対し垂直に突設された支軸28にガイドローラ27が回転自在に支持されている。
移動金具23に取り付けられたL字状金具24、25はガイドレール20内にこれの一端部から挿入され、垂直片24a、25aに取り付けられたガイドローラ27はガイドレール20の天部20dの内面に当接され、傾斜片24b、25bに取り付けられたガイドローラ27はガイドレール20の傾斜部20b、20c上に支持される。これにより、移動金具23はガイドレール20の下部に懸架(吊下げ)されるとともにこのガイドレール20の長手方向に円滑に移動可能になっている。
また、移動金具23の底部23aであって、前記ガイドレール20の係止歯22に臨む位置には、支軸29が垂直方向に立設されており、この支軸29には略三角形のラッチ30に形成された長孔31が挿入されている。このため、ラッチ30はこの支軸29を中心に水平回動可能になっている。このラッチ30の近傍には、ばね保持部材32が突設されている。このばね保持部材32には板ばね33の一端が保持され、その板ばね33の他端に形成された係止凹部33aには、ラッチ30の突部30aが、図6に示すように係止されて、ラッチ30はガイドレール20側に付勢されている。この場合において、ラッチ30の短辺30bは、移動金具23上に設立されたピン34に軽く接している。
一方、移動金具23の底部23aの両側に起立するように連設された滑車取り付け片23b、23c上には、滑車支持台35、36が固定され、この滑車支持台35、36上には動滑車37、38が支軸39、40を中心に水平回転自在に支持されている。また、滑車支持台35、36にはばね取り付け片41、42を介して渦巻ばね17の一端がネジ43により固定されており、これらのばね取り付け片41、42には渦巻ばね17の各一端が加締め部材などを用いて、またはスポット溶接などにより固着されている。これにより、滑車支持台35、36は渦巻ばね17の巻き取り方向への反発力(巻き取り力)によって、図示しない位置決め部材により規制された基台11上の最後部に、図2に示すように位置している。
前記ケース13の開口部14には、図2に示すように、取手付きカバー15が装着されている。この取手付きカバー15は、図7および図8に示すように、ケース13側に開口する開口部44を有し、外端部に取手部45が一体に設けられている。取手付きカバー15には、これの左右両側部を上下に分断するケーブル案内切欠46、47が形成され、これが開口部44に連続している。また、これらのケーブル案内切欠46、47の先端部は、図9に示すように所定径の円錐孔となるケーブル端係止孔46A、47Aとなっている。
取手部45にはその取手付きカバー15の内外に貫通するように、トリガレバー48の一端部が、支軸49を中心に回動操作可能に取り付けられている。このトリガレバー48の他端にはリンク50の一端がピン51により軸支され、このリンク50の他端にはT字状リンク52の一端がピン53により軸支されている。このT字状リンク52の他端は、取手付きカバー15内に植設された固定軸54を中心に回動自在に支持されている。
このT字状リンク52の長リンク片52aの先端部には係止切欠52bが形成されている。この係止切欠52bは、トリガレバー48の握り(掴み)操作によって移動金具23上に植設された、図9に示すようなピン55に係脱可能になっている。また、取手付きカバー15の下部板15a上には左右に一対の支軸56、57が突設され、これらの支軸56、57には、図2に示した移動金具23の基端角部23aに係止可能な、係止爪58a、59aを持った係止レバー58、59が水平回動可能に支持されている。
また、係止レバー58、59において係止爪58a、59aが設けられた側とは反対側の面に、係止突起58b、59bが一体に突設され、これらがケース部材12の先端部の両側板に形成された係止孔60にそれぞれ着脱可能に係止される。支軸56,57には、これに挿入された捩りばね61、62の各一端が係止され、他端が係止レバー58、59に係止されて、この係止レバー58、59のそれぞれを、図7に示すように矢印P方向に付勢している。係止レバー58、59は、係止突起58b、59bがケース部材12の左右両内壁面に当接して内側方向に押されており、移動金具23が引き出し終端まで引き出された時に、係止爪58a、59aが移動金具23の角部(段部)23c(図2参照)に係止して、取手付きカバー15の引き出しにより移動金具23(動滑車37、38)の引き出しを可能とするものである。また、係止レバー58、59は、係止突起58b、59bがケース部材12の左右両内壁面に当接して内側方向に押されており、移動金具23が引き出し終端を超えて(ラッチ30と係止歯22が噛合する範囲を超えて)引き出されても、係止爪58a、59aが移動金具23の角部(段部)23cに係止するので、移動金具23(動滑車37、38)が渦巻ばね17の付勢力(反発力)で戻るのが係止可能となる。そして、係止レバー58、59の係止突起58b、59bがケース部材12側面の係止孔60に入り込むことによって係止爪58a、59aによる移動金具23の保持が解除される。
取手付きカバー15の下部板15a上には、これの左右部分に上方開放の平らなCチャンネル型のガイドレール部材63、64がケース部材12の長手方向に固定されている。これらのガイドレール部材63、64の先端部は前記ケーブル端係止孔46A、47Aに連通しており、後端部の所定長が前記ケース部材12内に位置している。
前記ガイドレール部材63、64は、取手付きカバー15をケース13の開口部に装着する際に、このケース13の基台11上に取り付けられた左右一対のC字金具としてのガイドチャンネル67の内側に嵌り込んで、その長手方向にガイドされるものである。これにより、取手付きカバー15のケース13に対する装着がスムースかつ容易となる。なお、取手付きカバー15の側面には、係止孔15aが形成されており、ケース部材12の側面に連設された連設片12a端の係止突起部12bがその係止孔15aに嵌合および嵌合解除が可能になっている。基台11上に取り付けられたガイドレール20の先端は、図2および図8に示すように、前記取手付きカバー15内の中央部にまで延出されている。
また、その中央部付近に植設された垂直軸65を中心に、固定滑車66が回転自在に支持されている。この固定滑車66は前記動滑車37、38に対して略同一水平面内に位置する。そして、これらの各滑車37、38、66は、ケーブル端係止孔46A、47Aの一方から取手付きカバー15内に入れるとともに、その係止孔46A、47Aの他方から取手付きカバー15外に通されるプローブケーブル6を、図2および図8に示すように、ガイドしている。なお、プローブケーブル6の両端には、診断機器2のコネクタに接続される機器側コネクタ68および探触子7に接続される探触子側コネクタ69が接続されている。
これらの各コネクタ68、69はケーブル端係止孔46A、47Aよりも大径で、円錐状をなす。従って、渦巻ばね17の反発力により移動金具23とともに動滑車37、38が最も後方位置にあっても、ケーブル端係止孔46A、47Aにコネクタ68,69が引っ掛かり、プローブケーブル6の両端が取手付きカバー15内やケース部材12内に引き込まれることはない。なお、このようなプローブケーブル6の両端が取手付きカバー15内へ引き込まれないようにするために、プローブケーブル6の長さを所定長分長めにするようにしてもよい。
次に、かかるケーブル収納装置の動作を説明する。
図2は、取手付きカバー15が開口部に装着されたケース13内の固定滑車66および動滑車37、38にプローブケーブル6がガイドされた状態を示す。このケーブル収納装置において、プローブケーブル6をケース13内から必要とする長さ分引き出す場合には、前記プローブケーブル6の一端または両端、すなわちコネクタ68、69の一方または両方を把持してX方向に引き出す。この時、プローブケーブル6をガイドする動滑車37、38は、渦巻ばね17に抗して移動金具23と共にその引き出し方向に移動する。従って、移動金具23が渦巻ばね17の反発力(巻き取りトルク)に抗して取手付きカバー15方向へ移動する。この移動金具23の移動に伴って、ラッチ30は係止歯22の傾斜部22bに次々に当たりながら、支軸29を中心に回動する。
この回動時には、ラッチ30は板ばね33に押されて、短片側の角部をガイドレール20の側面の段部22bに接触させながら移動する。そして、引き出したプローブケーブル6が必要とする長さになった場合には、プローブケーブル6の引き出し操作を止めると、渦巻ばね18、19の反発力によってプローブケーブル6は幾分戻されるように動作する。この動作によって、前記ラッチ10は支軸29を中心に逆回動し、ラッチ30の長辺によって挟まれる短辺の角部が、係止歯22の段部22a、22bが連続する角部(凹部)に係止され、この状態が保持され、例えば図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態となる。
この係止状態では、プローブケーブル6は引き出された分が維持される。つまり、このプローブケーブル6端のコネクタ68、69を診断機器2と探触子7とに接続して使用する場合に、プローブケーブル6の長さを装置本体1からベッド上の患者の患部に至る長さ位置に、設定または調整することができる。従って、そのプローブケーブル6を必要長だけ引き出すことによって、プローブケーブル6が余分に下方に垂れ下がったり、床上に這うように接したりすることを回避できる。この結果、床上を歩行する医者や患者等がその垂れ下がったケーブル6に足を引っ掛けたり、転倒したりすることを未然に回避することができる。
一方、前述のようにして引き出されたプローブケーブル6の長さを短くする場合には、プローブケーブル6の一端または両端を把持して取手付きカバー15の外側に僅か引き出し(引き込み)操作する。これにより、図6(b)に示すように、これまで段部22a、22bが連続する角部に係止されていたラッチ30は、その角部から一旦離れる。そこで、そのプローブケーブル6の前記引き込み後に、プローブケーブル6の把持力を緩めていくと、ラッチ30は反時計方向に回動した後、長片が各段部22a、22bに摺接しながら、渦巻ばね18、19の反発力(巻き取り力)によって移動金具23とともに渦巻ばね17の設置位置側へ移動する。
そして、この移動は、プローブケーブル6の前記緩め操作を一旦停止し、続いて僅かの長さ分緩め操作することにより、ラッチ30を、再び図6(b)に示すように、いずれかの係止歯22における段部22a、22bが連続する角部に係止させることができる。つまり、移動金具23を所定位置に再び停止させることができる。つまり、診断機器2と探触子7との間のプローブケーブル6の長さを短めに調節することができる。要するに、プローブケーブル6の引き出しや収納、および引き出し長さは容易に行うことができる。
また、プローブケーブル6は前記の長さ調節動作によって疲労し易く、従って定期的に交換する必要がある。この場合には、前記プローブケーブル6を最大限取手付きカバー15の外へ引き出して、移動金具23を最も取手付きカバー15に近い位置に引き込む。このとき移動金具23後端の角部(段部)23cが係止レバー58、59の係止爪58a、59aに係止されているため、渦巻ばね18、19からの反発力を受けても、移動金具23はその位置を保持する。
次に、取手付きカバー15の取手部45を手で握り、指でトリガレバー48を引いて、トリガレバー48を、支軸49を中心に回動させる。これにより、そのトリガレバー48の動きがリンク50およびT字状リンク52に伝えられ、このT字リンク52は支軸54を中心に回動する。この回動によって、係止切欠52bが基台11上のピン55から外れる。
そして、このトリガレバー48を引き続けながら取手付きカバー15をケース13に対して引き離し操作する。この引き離し操作では、係止レバー58、59の係止突起58b、59bがケース部材の内側面によって押され係止レバー58、59が支軸56を中心に矢印P方向(図7参照)とは逆方向に回動する。これにより、移動金具23は係止爪58a、59aにより角部(段部)23cが係止保持され取手付きカバー15とともに、ケース部材12の開口部14付近に臨む。
そして取手付きカバー15をケース12から引き出した(分離した)所定位置においては、取手付きカバー15とケース部材12との間に間隙が生じ、この間隙に固定滑車66とともに移動金具23上の動滑車37、38が露出する。そこで、これらの固定滑車66および動滑車37、38に掛け渡されたプローブケーブル6を、これらの各滑車66、37、38から取り外す。このプローブケーブルの取り外しの際、プローブケーブル6の両端部は取手付きカバー15の両端面に形成されたケーブル案内切欠46、47から取手付きカバー15の外へ案内される。このため、プローブケーブル6は各滑車66、37、38から簡単に取り出すことができる。
そこで、このプローブケーブル6を新しいものと交換し、前記操作の逆の手順でケーブル案内切欠46、47からプローブケーブル6の両端部を取手付きカバー15内に入れ、プローブケーブル6の中央部付近を前記各滑車66、37、38に架け渡す。そして取手付きカバー15をケース12の開口部側へ押し込むと係止レバー58、59の係止突起58b、59bがケース部材12側面の係止孔60に入り込む。このため、係止レバー58、59は矢印P方向(図7参照)に回動し、係止爪58a、59aによる移動金具23の保持が解除される。これにより移動金具23は渦巻ばね17の反発力を受けてこれらの渦巻ばね17側へ引かれ、プローブケーブル6を手で把持しながら緩めていく。これによりプローブケーブル6は図2に示す位置にゆっくり戻されて、プローブケーブル6の交換作業が終了することとなる。
このように、本実施形態によれば、プローブケーブル6を、必要長分を残してケース13内に引き出し可能に十分な量を収納しておくことにより、装置本体1とベッドとの距離が離れていても、プローブケーブル6に大きなたるみを生じさせることなく、探触子7をそのベッド上の患者の患部に接触させることができる。また、必要長分以外のプローブケーブル6がケース13の外に露出することがないので、複数本のプローブケーブル6であっても煩雑感がない。これによって、複数本のプローブケーブル6が途中で互いに絡み合ったり、床上に垂れ下がったりすることを回避でき、プローブケーブル6に人の足が引っ掛かるなどしてプローブケーブル6等の損傷を招くことがなくなり、診断作業をストレスなくかつ効率的に実施できる。
A ケーブル収納装置
1 装置本体(超音波診断装置本体)
2 診断機器
3 操作盤
4 ディスプレイ
5 キャスタ
6 プローブケーブル
7 探触子
11 基台
12 ケース部材
13 ケース
14 開口端部
15 取手付きカバー
16 リール支持台
17 渦巻ばね
18 リール
20 ガイドレール
22 ストッパ(係止歯)
23 移動金具
24、25 L字状金具
27 ガイドローラ
29 ピン支軸
30 ラッチ
31 長孔
32 ばね保持部材
33 板ばね
34 ピン
35、36 滑車支持台
37、38 動滑車
39、40 支軸
41、42 ばね取り付け片
44 開口部
45 取手部
46、47 ケーブル厚肉切欠
46A、47A ケーブル端係止孔
48 トリガレバー
49 支軸
50 リンク
51 ピン
52 T字状リンク
54 固定軸
55 ピン
56、57 支軸
58、59 係止レバー
58a、59a 係止爪
60 係止孔
61、62 捩りばね
63、64 ガイドレール部材
65 垂直軸
66 固定滑車
68 機器側コネクタ
69 探触子側コネクタ

Claims (2)

  1. 長手方向に複数個の係止歯が列設された長尺なガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動自在に設けられ、前記ガイドレールの係止歯に係脱自在に係止して移動した位置を保持および解除するラッチを備える移動部材と、一端が該移動部材に連結され、移動部材を一方向に付勢する渦巻ばねと、前記ガイドレールの一端側に回動自在に設けられた固定滑車と、前記移動部材の該固定滑車の中心を通りかつ長手方向に平行な延長線に対して左右両側となる位置に回動自在に設けられ移動部材と一緒に移動する左右1対の動滑車と、から成り、プローブケーブルが一方の動滑車、固定滑車および他方の動滑車に順次掛け渡され、渦巻ばねの付勢力で移動部材と一緒に移動する動滑車で引き込まれているプローブケーブルは、プローブケーブルに引き出し方向の外力を加えることで移動部材と一緒に動滑車が移動し、渦巻ばねの付勢力に抗して引き出し可能となっていることを特徴とするケーブル収納装置。
  2. 長手方向の一端に開口部を有するケース内に設置されて、長手方向に複数個の係止歯が突設されたガイドレールと、
    該ガイドレールに沿って前記ケース内に移動自在に設置され、前記係止歯のいずれかに係止されて前記ガイドレールに沿って移動した位置を保持するラッチを備える移動部材と、
    該移動部材に一端部が連結されて、該移動部材を前記ケース内の開口部と反対側の他端側に付勢する渦巻ばねと、
    前記ガイドレールを挟んで左右両側となるように前記移動部材上に配置された一対または複数対の動滑車と、
    前記渦巻ばねの設置側とは反対側の前記ケースの開口端部に臨む前記ガイドレール上に取り付けられた固定滑車と、
    前記ケースの開口端に着脱可能に装着されて、前記固定滑車のケース外からの露出部を覆う取手付きカバーと、
    該取手付きカバーの左右に形成された一対のケーブル引き出し口と、を備え、
    前記一方の動滑車、固定滑車および他方の動滑車に順次掛け渡されたプローブケーブルの各一端部を前記取手付きカバーのケーブル引き出し口から導出させておき、プローブケーブルの一端部または両端部を取手付きカバーの外へ引き出した長さに応じて、前記動滑車および固定滑車を介して前記移動部材を前記渦巻ばねの付勢力に抗して移動させ、その移動を停止した位置で前記係止歯に対してラッチを係合させ移動部材を係止させることで、前記プローブケーブルの引き出し長さを設定可能にしたことを特徴とするケーブル収納装置。
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