JP6436926B2 - 通信装置、通信システム、プログラム、及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、プログラム、及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、通信システム、プログラム、送信方法、受信方法及び通信方法に関する。
インターネット上で信頼性の高いデータ伝送を実現するためのシステムとして、SCTP(Stream Control Transmission Protocol)を用いた通信システムが検討されている(例えば、非特許文献1〜2を参照されたい)。
(先行技術文献)
(非特許文献)
(非特許文献1)前田朋孝、小塚真啓、岡部寿男、「PR-SCTPを用いた高信頼性ストリーミング伝送」、情報処理学会 研究報告 インターネットと運用技術(IOT)、日本、一般社団法人情報処理学会、2009年2月26日、21(2009−IOT−4)、43−48頁
(非特許文献2)M.V.Sreeraj and T.Satya Savitri, "SCTP and FEC based Loss Recovery Technique for VoIP," INTERNATIONAL JOURNAL OF INNOVATIVE RESEARCH IN ELECTRICAL, ELECTRONICS, INSTRUMENTATION AND CONTROL ENGINEERING, January, 2014, Vol. 2, Issue 1, page 569-575
従来技術においては、単一の情報データを構成する複数のパケット又はチャンクの第1の部分を第1の通信経路を利用して伝送し、上記のパケット又はチャンクの第2の部分を第2の通信経路を利用して伝送する。そのため、例えば、バースト的なパケットロスが発生した場合には、データ伝送の信頼性が著しく低下する。
本発明の第1の態様においては、通信装置が提供される。上記の通信装置は、情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する符号化データ生成部を備える。上記の通信装置は、符号化データ生成部が生成した符号化データを複製する複製部を備える。上記の通信装置は、複製部により複製された符号化データを含む複数の符号化データを、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信する送信部を備える。
上記の通信装置において、送信部は、少なくとも2つの通信経路を含む複数の通信経路の通信状態に関する情報を取得する状態情報取得部を有してよい。また、送信部は、状態情報取得部が取得した通信状態に関する情報に基づいて、(i)冗長データの長さ、(ii)冗長データの種類、(iii)複製される符号化データの数、(iv)符号化データの伝送に用いられる通信経路、(v)符号化データの伝送に用いられる通信経路の数、(vi)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路、(vii)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路の数、(viii)符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータ、並びに、(iX)受信側のバッファに関するパラメータの少なくとも1つを決定する通信条件決定部を有してよい。
上記の通信装置において、通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含んでよい。上記の通信装置において、通信条件決定部は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きな通信経路の再送の頻度、間隔又は回数の設定値が小さくなり、バースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも小さな通信経路の再送の頻度、間隔又は回数の設定値が大きくなるように、符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータを決定してよい。
上記の通信装置において、通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含んでよい。上記の通信装置において、通信条件決定部は、少なくとも2つの通信経路の少なくとも一方におけるバースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合、当該通信経路を用いて伝送されているデータの通信経路を変更すること、又は、当該データの通信経路の数を増加させることを決定してよい。
上記の通信装置は、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整する再送調整部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、他の通信装置から、情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データが付与された符号化データ、及び、符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、受信部が受信した符号化データ及び符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出するロス検出部をさらに備えてよい。
本発明の第2の態様においては、通信装置が提供される。上記の通信装置は、情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データが付与された符号化データ、及び、符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信部を備える。上記の通信装置は、受信部が受信した符号化データ及び符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出するロス検出部を備える。
上記の通信装置は、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整する再送調整部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、ロス検出部がパケット又はチャンクのロスを検出した場合に、受信部が受信した符号化データ及び符号化データの複製に基づいて、符号化データ又は符号化データの複製を復元する復元部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、受信部が受信した符号化データ又は復元部が復元した符号化データに含まれる冗長データに基づいて、受信部が受信した符号化データ又は復元部が復元した符号化データに含まれる情報データの誤りを検出又は訂正するエラー処理部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、パケット又はチャンクのジッタを調整するジッタ調整部をさらに備えてよい。上記の通信装置は、パケット又はチャンクをリシーケンスする順序制御部をさらに備えてよい。
本発明の第3の態様においては、通信システムが提供される。上記の通信システムは、上記の第1の態様に係る通信装置と、上記の第2の態様に係る通信装置とを備える。
本発明の第4の態様においては、通信システムが提供される。上記の通信システムは、上記の第1の態様に係る通信装置と、上記の第2の態様に係る通信装置とを備える。上記の通信システムにおいて、上記の第1の態様に係る通信装置の再送調整部、及び、記の第2の態様に係る通信装置の再送調整部の少なくとも一方が、上記の第1の態様に係る通信装置、及び、上記の第2の態様に係る通信装置の間の通信の遅延時間を調整してよい。
上記の第3の態様及び第4の態様に係る通信システムのそれぞれは、少なくとも2つの通信経路を含む複数の通信経路の通信状態に関する情報に基づいて、(i)冗長データの長さ、(ii)冗長データの種類、(iii)複製される符号化データの数、(iv)符号化データの伝送に用いられる通信経路、(v)符号化データの伝送に用いられる通信経路の数、(vi)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路、(vii)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路の数、(viii)符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータ、並びに、(iX)受信側のバッファに関するパラメータの少なくとも1つを決定する制御装置をさらに備えてよい。
本発明の第5の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムを格納した非一時的な記憶媒体が提供されてもよい。上記のプログラムは、コンピュータを、上記の第1の態様又は第2の態様に係る通信装置として機能させるためのプログラムであってよい。
本発明の第6の態様においては、通信方法が提供される。上記の方法は、情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する符号化データ生成段階を有する。上記の方法は、符号化データ生成段階において生成された符号化データを複製する複製段階を有する。上記の方法は、複製段階において複製された符号化データを含む複数の符号化データを、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信する送信段階を有する。上記の方法は、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信された複数の符号化データを受信する受信段階を有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
通信システム100の一例を概略的に示す。 送信部126の内部構成の一例を概略的に示す。 受信部142の内部構成の一例を概略的に示す。 データ処理部144の内部構成の一例を概略的に示す。 通信システム100の他の例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して、重複する説明を省く場合がある。
図1は、通信システム100の一例を概略的に示す。本実施形態において、通信システム100は、通信端末102と、通信端末104とを備える。本実施形態において、通信端末102は、送信モジュール120を備える。送信モジュール120は、符号化部122と、複製部124と、送信部126とを有する。本実施形態において、通信端末104は、受信モジュール140を備える。受信モジュール140は、受信部142と、データ処理部144と、エラー処理部146とを有する。
通信端末102及び送信モジュール120は、送信装置の一例であってよい。通信端末104及び受信モジュール140は、受信装置の一例であってよい。送信装置及び受信装置の少なくとも一方は、通信装置の一例であってよい。符号化部122は、符号化データ生成部の一例であってよい。データ処理部144は、パケットロス検出部、復元部、ジッタ調整部又はパケット順序制御部の一例であってよい。
図1においては、説明を簡単にする目的で、通信端末102が送信機であり、通信端末104が受信機であり、通信端末102から通信端末104にデータを送信する場合を例として、通信システム100について説明する。しかしながら、通信システム100、通信端末102及び通信端末104は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、通信端末102及び通信端末104のそれぞれが、送信モジュール120及び受信モジュール140を有する送受信機であり、両者が相互に情報を送受してもよい。
本実施形態において、通信端末102及び通信端末104は、通信ネットワーク10を介して情報を送受する。例えば、通信端末102は、特定のデータを、通信経路12を介して通信端末104に送信し、上記の特定のデータの複製を、通信経路14を介して通信端末104に送信する。
本実施形態によれば、通信端末102は、下記の手順により、情報データを通信端末104に送信する。まず、通信端末102は、情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する。次に、通信端末102は、符号化データを複製する。これにより、同一の情報データに関する複数の符号化データが得られる。なお、複製により、3以上の符号化データ(即ち、1個のオリジナルデータと、2以上の複製データである。)が得られてもよい。その後、通信端末102は、少なくとも2つの通信経路(パスと称される場合がある。)を並列に使用して、同一の情報データに関する複数の符号化データを通信端末104に送信する。通信端末102は、複数の符号化データのそれぞれを、パケット単位又はチャンク単位で伝送する。
本実施形態によれば、通信端末104は、下記の手順により、情報データを取得する。まず、通信端末104は、通信端末102が送信した、同一の情報データに関する複数の符号化データを、少なくとも2つの通信経路を介して受信する。次に、通信端末104は、同一の情報データに関する複数の符号化データに基づいて、パケットロス又はチャンクロス(パケットロス等と称する場合がある。)の有無を判断する。パケットロス等が検出された場合、通信端末104は、パケットロス等を復元するための処理を実行する。次に、通信端末104は、パケット又はチャンクの順序及びジッタ(遅延変動、揺らぎなどと称される場合がある。)の少なくとも一方を調整するための処理を実行する。その後、通信端末104は、符号化データに含まれる冗長データを利用して、エラーを検出又は訂正するための処理を実行する。通信端末104は、エラーが訂正された情報データを、予め定められたクロックに従って出力する。
これにより、信頼性の極めて高いデータ伝送を実現することができる。例えば、パケット又はチャンクのロス又はエラーが極めて少なく、且つ、ジッタが極めて小さなデータ伝送を実現することができる。一実施形態によれば、符号誤り率が10−6以下であるデータ伝送を実現することができる。符号誤り率は、パケット又はチャンクのロス又はエラーの程度を表す指標の一例であってよい。他の実施形態によれば、ジッタは、帯域が10Hz〜40kHzで、5.0UI(ピーク・ピーク)以下であってよい。ジッタは、帯域が8kHz〜40kHzで、0.1UI(ピーク・ピーク)以下であってもよい。上記の[UI]はユニットインターバルを表し、1UIは648nsである。
例えば、デジタル専用線サービスは、低遅延で極めて信頼性の高いデータ伝送サービスを提供する。しかしながら、近年、IP−VPN、広域Ethernet(登録商標)などの、より安価で高速な他のサービスへの移行が進んでいる。デジタル専用線サービスを他のサービスに移行する場合に、デジタル専用線サービスの利用を前提に設計されたアプリケーションの存在が問題となることがある。これらのアプリケーションは、データ伝送において、パケットロス、パケットエラー、ジッタ、パケット順序の逆転、高遅延時間の増加などが発生すると、正常に処理を実行することができない。上記の問題は、伝送路に無線区間が含まれている場合に特に顕著に表れる。無線区間としては、3G、LTE、4Gなどの携帯回線を例示することができる。
本実施形態によれば、デジタル専用線サービスと同程度の信頼性を有し、低遅延なデータ伝送サービスを提供することができる。デジタル専用線サービスの顧客が利用しているアプリケーションの中に、デジタル専用線サービスの利用を前提に設計されたアプリケーションが含まれる場合であっても、当該アプリケーションを更新することなく、デジタル専用線サービスからの移行を実施することができる。
通信ネットワーク10は、通信端末102と、通信端末104との間で情報を伝達する。通信ネットワーク10は、有線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。通信ネットワーク10は、回線交換方式の通信回線であってもよく、パケット交換方式の通信回線であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。一実施形態において、通信ネットワーク10は、インターネット、専用回線、公衆回線交換電話網(PSTN)、IP電話網、無線通信網、又は、それらの組み合わせであってもよい。無線通信網における通信方式は、移動体通信方式であってもよく、無線データ通信方式であってもよい。通信ネットワーク10は、アドホックネットワークなどのP2Pネットワークを含んでもよい。
通信端末102は、通信ネットワーク10を介して情報を送受することができる端末であればよく、当該端末の種類、構成などは特に限定されない。通信端末102は、複数の通信方式に対応してよい。例えば、通信端末102は、3G方式、LTE方式、4G方式などの移動体通信方式と、WiFi(登録商標)、WiMAX(登録商標)などの無線通信方式との両方の通信方式に対応する。
通信端末102は、マルチパス伝送技術を利用して、情報を送受してよい。マルチパス伝送技術は、利用可能な複数のネットワークインターフェースを並行して使用して、情報を送受する技術である。マルチパス伝送をサポートするプロトコルとしては、SCTP(Stream Control Transmission Protocol)、CMT−SCTP(Concurrent Multipath Transfer using SCTP)、PR−SCTP(Partial Reliable SCTP)、Multipath TCP、Multipath RTPなどのプロトコルを例示することができる。
通信端末102は、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整してよい。例えば、通信端末102及び通信端末104がSCTPを使用して通信を行う場合、通信端末102の送信モジュール120は、SCTP Partial−Reliable拡張(PR−SCTR、SCTR−PRなどと称される場合がある。)を利用して、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータをチューニングしてもよい。これにより、遅延を抑制することができる。なお、上記と同様の方法により、通信端末104が、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整してもよい。
通信端末102の各部は、ハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウェア及びソフトウエアにより実現されてもよい。また、通信端末102の各部の役割分担は厳密なものではなく、通信端末102の各部における情報処理は、任意に分離又は統合されてよい。
通信端末102の各部は、一般的な構成の情報処理装置において、通信端末102の各部の動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実現されてよい。通信端末102として用いられる情報処理装置は、CPU等のプロセッサ、ROM、RAM、通信インタフェースなどを有するデータ処理装置と、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、マイク、音声入力システム、ジェスチャー入力システム、位置情報取得システム、各種センサなどの入力装置と、各種ディスプレイ、タッチパネル、スピーカなどの出力装置と、メモリ、HDDなどの記憶装置とを備えてよい。データ処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、プロセッサによって実行されることにより、上記の情報処理装置に、当該ソフトウエア又はプログラムによって規定された動作を実行させる。上記のソフトウエア又はプログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体に格納されてもよい。
通信端末102としては、中継機器、サーバ、パーソナルコンピュータ、携帯端末、無線端末などを例示することができる。中継機器としては、ルータ、CPE(Customer Premises Equipment)、デジタル伝送装置、モバイルネットワーク装置などを例示することができる。携帯端末としては、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、PDA、タブレット・コンピュータ、携帯電話又はスマートフォン、携帯回線終端装置などを例示することができる。通信端末104は、通信端末102と同様の構成を有してよい。
本実施形態において、符号化部122は、情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する。冗長データの種類及び長さは特に限定されるものではない。冗長データは、公知の又は将来開発された誤り検出アルゴリズム又は誤り訂正アルゴリズムにより付与されるデータであってよい。符号化部122は、生成された符号化データを複製部124に送信する。符号化部122は、生成された符号化データを送信部126に送信してもよい。
冗長データの種類及び長さの少なくとも一方は、通信経路ごとに異なってもよい。一実施形態によれば、第1の通信経路を利用して伝送される情報データと、第2の通信経路を利用して伝送される情報データとに対して、同一の冗長データが付与される。他の実施形態によれば、第1の通信経路を利用して伝送される情報データに付与される冗長データと、第2の通信経路を利用して伝送される情報データに付与される冗長データとが互いに相違する。冗長データの種類及び長さの少なくとも一方は、通信経路の通信状態に応じて決定されてもよい。
本実施形態において、複製部124は、符号化部122が生成した符号化データを複製する。複製部124は、符号化データの複製(複製データと称する場合がある。)を1つだけ生成してもよく、複数の複製データを生成してもよい。複製部124は、複製データを送信部126に送信する。複製部124は、符号化部122から受け取った符号化データを、送信部126に送信してもよい。
本実施形態において、送信部126は、同一の情報データに関する複数の符号化データを、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して、通信端末104に送信する。複数の符号化データは、複製部124により複製された符号化データを含んでよい。複数の符号化データは、複製部124により複製された符号化データを含んでよい。符号化部122により生成された符号化データを含んでもよい。通信端末102は、同一の情報データに関する複数の符号化データのそれぞれを、パケット単位又はチャンク単位で伝送してよい。送信部126の詳細は後述する。
本実施形態において、受信部142は、符号化データ及び符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する。符号化データ及び符号化データの複製は、同一の情報データに関する複数の符号化データであればよく、複製部124により複製された符号化データのみにより構成されていてもよく、符号化部122により生成された符号化データ及び複製部124により複製された符号化データを含んでもよい。受信部142は、同一の情報データに関する複数の符号化データのそれぞれを、パケット単位又はチャンク単位で受信してよい。受信部142の詳細は後述する。
本実施形態において、データ処理部144は、受信部142が受信したデータを処理する。例えば、データ処理部144は、受信部142が受信したデータのロス、重複、及び、順序の入れ替えの少なくとも1つを検出する。データ処理部144は、予め定められた時間又は予め定められたデータ量のデータをバッファリングしてよい。データ処理部144は、バッファリングされたデータに基づいて、受信部142が受信したデータのロス、重複、及び、順序の入れ替えの少なくとも1つを検出してよい。
本実施形態において、受信部142が受信したデータのロス、重複、及び、順序の入れ替えの少なくとも1つが検出されなかった場合、データ処理部144は、受信部142が受信した符号化データをエラー処理部146に送信する。一方、受信部142が受信したデータのロス、重複、及び、順序の入れ替えの少なくとも1つが検出された場合、データ処理部144は、当該データを復元する。
本実施形態において、受信部142が受信したデータを復元することができた場合、データ処理部144は、復元された符号化データをエラー処理部146に送信する。一方、受信部142が受信したデータを復元することができない場合、データ処理部144は、通信端末102にデータの再送を要求する。データ処理部144は、再送された符号化データについて、上記の処理を繰り返す。データの再送を要求してから予め定められた時間が経過しても、データを復元することができない場合、データ処理部144は、受信部142が受信した符号化データをエラー処理部146に送信する。
本実施形態において、エラー処理部146は、受信部142が受信した符号化データ又はデータ処理部144が復元した符号化データに含まれる冗長データに基づいて、受信部142が受信した符号化データ又はデータ処理部144が復元した符号化データに含まれる情報データの誤りを検出又は訂正する。情報データの誤りを訂正することができない場合、エラー処理部146は、通信端末102にデータの再送を要求してよい。情報データの誤りを訂正することができない場合としては、(i)冗長データが、専ら、誤りを検出するためのデータである場合、(ii)データのロス又はエラーが多い場合などを例示することができる。エラー処理部146は、誤り検出処理又は誤り訂正処理が完了した後、情報データを出力する。
図2は、送信部126の内部構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、送信部126は、通信インタフェース212と、通信インタフェース214と、通信インタフェース216と、通信状態監視部220と、通信制御部230とを備える。通信状態監視部220は、状態情報取得部の一例であってよい。通信制御部230は、通信条件決定部又は制御装置の一例であってよい。通信制御部230は、再送調整部の一例であってよい。
本実施形態において、通信インタフェース212、通信インタフェース214及び通信インタフェース216のそれぞれは、通信ネットワーク10と接続するためのインタフェースである。通信インタフェース212は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース214は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース216は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース212、通信インタフェース214及び通信インタフェース216のそれぞれは、異なる通信経路を利用して情報を送受するためのインタフェースであってよい。
本実施形態において、通信状態監視部220は、通信端末102及び通信端末104の間の通信経路を含む複数の通信経路の通信状態を監視して、複数の通信経路のそれぞれの通信状態に関する情報を取得する。通信状態監視部220は、複数の通信経路のそれぞれの通信状態に関する情報を通信制御部230に送信する。通信状態監視部220は、通信端末104からのフィードバックに基づいて、複数の通信経路のそれぞれの通信状態に関する情報を取得してもよい。通信端末104からのフィードバックとしては、受信側でのパケットロスの状況、遅延の状況、バーストの発生状況、エラー訂正/検出の頻度、再送の頻度、通信速度などを例示することができる。
通信経路の通信状態としては、(i)通信速度、(ii)遅延時間、(iii)パケット、チャンクなどのエラー率、(iv)パケット、チャンクなどのロス率、(v)バースト的なロスの発生頻度、(vi)バースト的なロスの発生時間、(vii)パケット、チャンクなどの順序逆転率などを例示することができる。バースト的なロスの発生時間は、バースト的なロスの継続時間の統計値、特定の期間におけるバースト的なロスの発生時間の累積値又は割合などを例示することができる。統計値としては、平均値、中央値などを例示することができる。通信状態監視部220は、時間帯毎に、複数の通信経路のそれぞれの通信状態に関する情報を取得してもよい。
本実施形態において、通信制御部230は、通信端末102及び通信端末104の間の通信を制御する。例えば、通信制御部230は、通信端末102及び通信端末104の間の通信に関する通信条件を決定する。通信制御部230は、通信状態監視部220が取得した各通信経路の通信状態に関する情報に基づいて、上記の通信条件を決定してよい。
通信条件は、通信に関する各種のパラメータであってよい。通信条件としては、(i)冗長データの長さ、(ii)冗長データの種類、(iii)複製部により複製される符号化データの数、(iv)符号化データの伝送に用いられる通信経路、(v)符号化データの伝送に用いられる通信経路の数、(vi)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路、(vii)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路の数、(viii)符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータ、並びに、(iX)受信側のバッファに関するパラメータの少なくとも1つを例示することができる。
例えば、通信制御部230は、通信端末102及び通信端末104の間で、同一の情報データに関する複数の符号化データのそれぞれを送信するための通信経路を決定する。通信制御部230は、複数の符号化データのそれぞれが、異なる通信経路を使用して通信端末104に送信されるように、通信経路を決定してよい。通信制御部230は、上記の決定に基づいて、複数のインタフェース(例えば、通信インタフェース212、通信インタフェース214及び通信インタフェース216である。)の少なくとも2つを利用して、同一の情報データに関する複数の符号化データを通信端末104に送信する。
一実施形態によれば、通信制御部230は、複数の符号化データの個数と同数の通信経路を並列に使用して、複数の符号化データを通信端末104に送信する。例えば、通信端末102は、第1の符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを第1の通信経路を使用して伝送し、第2の符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを第2の通信経路を使用して伝送する。なお、第1の通信経路及び第2の通信経路は互いに相違する。
他の実施形態によれば、通信端末102は、複数の符号化データの個数よりも多くの通信経路を並列に使用して、複数の符号化データを通信端末104に送信する。例えば、通信端末102は、第1の符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを第1の通信経路及び第2の通信経路を使用して伝送し、第2の符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを第3の通信経路を使用して伝送する。通信端末102は、第1の符号化データを構成するパケット又はチャンクの第1の部分を第1の通信経路を使用して伝送し、第1の符号化データを構成するパケット又はチャンクの第2の部分を第2の通信経路を使用して伝送し、第2の符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを第3の通信経路を利用して伝送してもよい。なお、第1の通信経路、第2の通信経路及び第3の通信経路は、互いに相違する。
他の例によれば、通信制御部230は、各通信経路のバースト的なロスの発生頻度又は発生時間に関する情報に基づいて、通信端末102及び通信端末104の間の通信に関する通信条件を決定する。これにより、バースト的なパケット又はチャンクのロスによる通信品質の低下を抑制することができる。
一実施形態において、通信制御部230は、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整してよい。例えば、通信制御部230は、各通信経路のバースト的なロスの発生頻度又は発生時間に関する情報に基づいて、パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整する。より具体的には、通信制御部230は、(i)バースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きな通信経路における、再送の頻度若しくは回数が小さくなる又は再送の間隔が大きくなり、(ii)バースト的なパケットロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも小さな通信経路における、再送の頻度若しくは回数が大きくなる又は再送の間隔が小さくなるように、符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータを決定する。これにより、バースト的なロスが発生しやすい通信経路において再送処理が繰り返されることにより、遅延時間が増加することを抑制できる。
他の実施形態において、通信制御部230は、特定の通信経路におけるバースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合、上記の通信経路を用いて伝送されているデータの通信経路を変更することを決定してよい。通信制御部230は、上記の通信経路を用いて伝送されているデータの通信経路の数を増加させることを決定してもよい。上記の通信経路の変更又は通信経路の数の変更は、一連のデータの伝送中に決定されてもよく、一連のデータの伝送を開始する前に決定されてもよい。
さらに他の例によれば、通信制御部230は、特定の通信経路の通信状態が予め定められた条件を満足する場合に、当該通信経路に対応するバッファのサイズを決定する。バッファのサイズを変更する必要がある場合、通信制御部230は、バッファのサイズを変更するための命令を、例えば通信端末104に送信する。例えば、通信制御部230は、特定の通信経路におけるバースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合に、受信側のバッファのサイズを大きくすることを決定する。
さらに他の例によれば、特定の通信経路の通信状態が予め定められた条件を満足する場合に、当該通信経路を使用して伝送される符号化データにおける冗長データの種類及び長さの少なくとも一方を決定する。冗長データの種類及び長さの少なくとも一方を変更する必要がある場合、通信制御部230は、冗長データの種類及び長さの少なくとも一方を変更するための命令を、例えば符号化部122に送信する。例えば、通信制御部230は、特定の通信経路におけるバースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合に、誤り訂正能力が大きくなるように、冗長データの種類及び長さを変更することを決定する。より具体的には、例えば、通信制御部230は、冗長データの長さを長くすることを決定する。
本実施形態において、通信制御部230が通信端末102に配される場合について説明した。しかしながら、通信制御部230は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、通信制御部230又はその一部の機能が、通信ネットワーク10を介して、通信端末102と情報を送受することができる情報処理装置により実現されてもよい。
例えば、通信ネットワーク10を介して通信端末102と情報を送受することができるサーバが、通信制御部230又はその一部の機能を実現するためのモジュールを備え、複数の通信経路の通信状態に関する情報に基づいて、(i)冗長データの長さ、(ii)冗長データの種類、(iii)複製部により複製される符号化データの数、(iv)符号化データの伝送に用いられる通信経路、(v)符号化データの伝送に用いられる通信経路の数、(vi)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路、(vii)符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路の数、(viii)符号化データ及び符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータ、並びに、(iX)受信側のバッファに関するパラメータの少なくとも1つを決定してよい。上記のサーバは、通信端末104との間で情報を送受してもよい。また、上記のサーバは、通信状態監視部220を備えてもよい。
図3は、受信部142の内部構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、受信部142は、通信インタフェース312と、通信インタフェース314と、通信インタフェース316と、通信状態特定部320と、通信制御部330とを備える。通信状態特定部320は、状態情報取得部の一例であってよい。
本実施形態において、通信インタフェース312、通信インタフェース314及び通信インタフェース316のそれぞれは、通信ネットワーク10と接続するためのインタフェースである。通信インタフェース312は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース314は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース316は、通信方式及び周波数帯の少なくとも一方が異なる複数の通信経路のうちの1以上を利用するためのインタフェースであってよい。通信インタフェース312、通信インタフェース314及び通信インタフェース316のそれぞれは、異なる通信経路を利用して情報を送受するためのインタフェースであってよい。
本実施形態において、通信状態特定部320は、通信端末102及び通信端末104の間の複数の通信経路のそれぞれの通信状態を特定して、当該通信状態を通信端末102にフィードバックする。通信端末102及び通信端末104の間の複数の通信経路の通信状態に関する情報を取得する。通信状態特定部320は、通信端末102及び通信端末104の間の通信経路以外の通信経路の通信状態に関する情報を取得してもよい。通信状態特定部320は、取得した情報に基づいて、通信端末102及び通信端末104の間の複数の通信経路のそれぞれの通信状態を特定してよい。
本実施形態において、通信制御部330は、通信端末102及び通信端末104の間の通信を制御する。一実施形態において、通信制御部330は、通信状態特定部320から、通信端末104におけるバッファのサイズを変更するための命令を受信する。通信制御部330は、上記の命令を実行して、バッファのサイズを変更する。他の実施形態において、通信制御部330は、データ処理部144がパケット又はチャンクのロスを検出したり、エラー処理部146においてエラー訂正ができなかったりした場合に、パケット又はチャンクの再送を要求する。
図4は、データ処理部144の内部構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、データ処理部144は、バッファ410と、ロス検出部420と、復元部430と、ジッタ調整部440と、リシーケンス部450とを備える。リシーケンス部450は、順序制御部の一例であってよい。
バッファ410は、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を、一時的に格納する。バッファ410のサイズは、複数の通信経路の少なくとも1つの通信状態に基づいて決定されてよい。バッファ410は、通信経路ごとに設けられた複数のバッファを有してもよい。各バッファのサイズは、対応する通信経路の通信状態に基づいて決定されてよい。
ロス検出部420は、パケット又はチャンクのロスを検出する。ロス検出部420は、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出してよい。
例えば、ロス検出部420は、各パケット又は各チャンクに割り振られた識別記号を利用して、受信部142が通信経路12を介して受信した符号化データのパケット又はチャンクと、受信部142が通信経路14を介して受信した符号化データのパケット又はチャンクとを比較する。受信部142が通信経路12を介して受信したデータ、及び、受信部142が通信経路14を介して受信したデータの一方にのみ含まれるパケット又はチャンクが存在する場合、ロス検出部420は、他方のデータにパケット又はチャンクのロスが発生したことを検出する。
ロス検出部420は、バッファ410に格納されたパケット又はチャンクを参照して、パケット又はチャンクのロスを検出してよい。バッファ410に格納されたパケット又はチャンクは、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部の一例であってよい。
パケット又はチャンクのロスが検出された場合、例えば、ロス検出部420は、その旨を示す情報を復元部430に送信する。ロス検出部420は、欠落しているパケット又はチャンクの識別記号を、復元部430に送信してもよい。一方、パケット又はチャンクのロスが検出されなかった場合、例えば、ロス検出部420は、その旨を示す情報をジッタ調整部440又はリシーケンス部450に送信する。
復元部430は、ロス検出部420がパケットロスを検出した場合に、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製に基づいて、送信部126が送信した符号化データを復元する。例えば、復元部430は、まず、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製の中から、パケット又はチャンクのロスが最も少ないデータを選択する。次に、復元部430は、受信部142が受信した符号化データ及び符号化データの複製のうち選択されなかった他のデータを参照して、選択されたデータにおいて欠落しているパケット又はチャンクを復元する。復元部430は、欠落しているパケット又はチャンクを復元することができない場合、通信端末102にデータの再送を要求してよい。
通信経路毎の通信品質の違いにより、パケット又はチャンクの受信間隔にバラつき(揺らぎ又はジッタと称される場合がある。)が発生する場合がある。また、通信経路毎の通信品質の違いにより、パケット又はチャンクの送信順序と、到着順序とが一致しない場合がある。そこで、本実施形態において、ジッタ調整部440は、パケット又はチャンクのジッタを調整する。また、リシーケンス部450は、パケット又はチャンクをリシーケンスして、パケット又はチャンクの順序を整える。リシーケンス部450は、各パケット又は各チャンクに割り振られた識別記号を利用して、パケット又はチャンクをリシーケンスしてよい。
本実施形態において、ジッタ調整部440及びリシーケンス部450が、データ処理部144に配される場合について説明した。しかしながら、ジッタ調整部440及びリシーケンス部450は本実施形態に限定されない。他の実施形態において、ジッタ調整部440及びリシーケンス部450の少なくとも一方が、受信部142内のデータ処理部144とは異なるモジュールに配されてもよい。さらに他の実施形態において、受信部142が、ジッタ調整部440及びリシーケンス部450の少なくとも一方を備えなくてもよい。
図5は、通信システム500の一例を概略的に示す。本実施形態において、通信システム500は、通信端末102及び通信端末104を備える。通信システム500は、通信端末102及び通信端末104のそれぞれが、送信モジュール120及び受信モジュール140を有する点で、通信システム100と相違する。通信端末102及び通信端末104のそれぞれは、通信装置の一例であってよい。通信システム500は、上記の相違点以外の点については、通信システム100と同様の構成を有してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信ネットワーク、12 通信経路、14 通信経路、100 通信システム、102 通信端末、104 通信端末、120 送信モジュール、122 符号化部、124 複製部、126 送信部、140 受信モジュール、142 受信部、144 データ処理部、146 エラー処理部、212 通信インタフェース、214 通信インタフェース、216 通信インタフェース、220 通信状態監視部、230 通信制御部、312 通信インタフェース、314 通信インタフェース、316 通信インタフェース、320 通信状態特定部、330 通信制御部、410 バッファ、420 ロス検出部、430 復元部、440 ジッタ調整部、450 リシーケンス部、500 通信システム

Claims (19)

  1. 情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する符号化データ生成部と、
    前記符号化データ生成部が生成した前記符号化データを複製する複製部と、
    前記複製部により複製された前記符号化データを含む複数の前記符号化データを、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信する送信部と、
    前記少なくとも2つの通信経路を含む複数の通信経路の通信状態に関する情報を取得する状態情報取得部と、
    前記状態情報取得部が取得した前記通信状態に関する情報に基づいて、前記冗長データの長さ及び種類の少なくとも一方を決定する通信条件決定部と、
    他の通信装置から、他の情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための他の冗長データが付与された他の符号化データ、及び、前記他の符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記他の符号化データ及び前記他の符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクのジッタを調整するジッタ調整部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記少なくとも2つの通信経路の数は、前記符号化データ生成部により生成された前記符号化データと、前記複製部により複製された前記符号化データとを含む、複数の前記符号化データの個数よりも多い、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含み、
    前記通信条件決定部は、さらに、
    (i)バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きな通信経路の再送の頻度若しくは回数の設定値が小さくなる、又は、再送の間隔の設置値が大きくなり、
    (ii)バースト的なロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも小さな通信経路の再送の頻度若しくは回数の設定値が大きくなる、又は、再送の間隔の設置値が小さくなるように、
    前記符号化データ及び前記符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータを決定する、
    請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含み、
    前記通信条件決定部は、さらに、
    前記少なくとも2つの通信経路の少なくとも一方におけるバースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合、当該通信経路を用いて伝送されているデータの通信経路を変更すること、又は、当該データの通信経路の数を増加させることを決定する、
    請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含み、
    前記通信条件決定部は、さらに、
    前記少なくとも2つの通信経路の少なくとも一方におけるバースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合、受信側の通信装置におけるバッファのサイズを大きくすることを決定し、
    前記送信部は、前記受信側の通信装置におけるバッファのサイズを大きくするための命令を、前記受信側の通信装置に送信する、
    請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の通信装置。
  6. 前記送信部は、前記複数の符号化データを、互いに相違する第1通信経路、第2通信経路及び第3通信経路を含む少なくとも3つの通信経路を並列に使用して送信し、
    前記送信部は、
    前記複数の符号化データのうちの第1符号化データを構成するパケット又はチャンクの第1部分を、前記第1通信経路を使用して伝送し、
    前記第1符号化データを構成するパケット又はチャンクの第2部分を、前記第2通信経路を使用して伝送し、
    前記複数の符号化データのうちの第2符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを、前記第3通信経路を利用して伝送する、
    請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の通信装置。
  7. パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整する再送調整部をさらに備える、
    請求項1から請求項までの何れか一項に記載の通信装置。
  8. 記受信部が受信した前記符号化データ及び前記符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出するロス検出部をさらに備える、
    請求項1から請求項までの何れか一項に記載の通信装置。
  9. 前記ロス検出部がパケット又はチャンクのロスを検出した場合に、前記受信部が受信した前記符号化データ及び前記符号化データの複製に基づいて、前記符号化データ又は前記符号化データの複製を復元する復元部をさらに備える、
    請求項に記載の通信装置。
  10. 前記受信部が受信した前記符号化データ又は前記復元部が復元した前記符号化データに含まれる前記冗長データに基づいて、前記受信部が受信した前記符号化データ又は前記復元部が復元した前記符号化データに含まれる前記情報データの誤りを検出又は訂正するエラー処理部をさらに備える、
    請求項に記載の通信装置。
  11. 前記パケット又はチャンクをリシーケンスする順序制御部をさらに備える、
    請求項から請求項10までの何れか一項に記載の通信装置。
  12. 請求項1から請求項11までの何れか一項に記載の通信装置と、
    (i)情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データが付与された符号化データ、及び、前記符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信部、並びに、(ii)前記受信部が受信した前記符号化データ及び前記符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出するロス検出部を備える、第2の通信装置と、
    を備える、通信システム。
  13. 請求項に記載の通信装置と、
    (i)情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データが付与された符号化データ、及び、前記符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信部、(ii)前記受信部が受信した前記符号化データ及び前記符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクの少なくとも一部を比較して、パケット又はチャンクのロスを検出するロス検出部、並びに、(iii)パケット又はチャンクの再送に関するパラメータを調整する再送調整部を備える、第2の通信装置と、
    を備え、
    請求項に記載の通信装置の前記再送調整部及び前記第2の通信装置の前記再送調整部の少なくとも一方が、請求項に記載の通信装置及び前記第2の通信装置の間の通信の遅延時間を調整する、
    通信システム。
  14. 前記少なくとも2つの通信経路を含む複数の通信経路の通信状態に関する情報に基づいて、(i)前記冗長データの長さ、(ii)前記冗長データの種類、(iii)複製される前記符号化データの数、(iv)前記符号化データの伝送に用いられる通信経路、(v)前記符号化データの伝送に用いられる通信経路の数、(vi)前記符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路、(vii)前記符号化データの複製の伝送に用いられる通信経路の数、(viii)前記符号化データ及び前記符号化データの複製の少なくとも一方の再送に関するパラメータ、並びに、(iX)受信側のバッファに関するパラメータの少なくとも1つを決定する制御装置、
    をさらに備える、
    請求項12又は請求項13に記載の通信システム。
  15. コンピュータを、請求項1から請求項11までの何れか一項に記載の通信装置として機能させるためのプログラム。
  16. 情報データに、誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための冗長データを付与して、符号化データを生成する符号化データ生成段階と、
    前記符号化データ生成段階において生成された前記符号化データを複製する複製段階と、
    前記複製段階において複製された前記符号化データを含む複数の前記符号化データを、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信する送信段階と、
    前記少なくとも2つの通信経路を並列に使用して送信された前記複数の符号化データを受信する受信段階と、
    前記少なくとも2つの通信経路を含む複数の通信経路の通信状態に関する情報を取得する状態情報取得段階と、
    前記状態情報取得段階において取得された前記通信状態に関する情報に基づいて、前記冗長データの長さ及び種類の少なくとも一方を決定する通信条件決定段階と、
    他の通信装置から、他の情報データに誤り訂正及び誤り検出の少なくとも一方のための他の冗長データが付与された他の符号化データ、及び、前記他の符号化データの複製を、少なくとも2つの通信経路を並列に使用して受信する受信段階と、
    前記受信段階において受信された前記他の符号化データ及び前記他の符号化データの複製のそれぞれを構成する複数のパケット又はチャンクのジッタを調整するジッタ調整段階と、
    を有する、通信方法。
  17. 前記少なくとも2つの通信経路の数は、前記符号化データ生成段階において生成された前記符号化データと、前記複製段階において複製された前記符号化データとを含む、複数の前記符号化データの個数よりも多い、
    請求項16に記載の通信方法。
  18. 前記通信状態に関する情報は、バースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間に関する情報を含み、
    前記通信条件決定段階は、前記少なくとも2つの通信経路の少なくとも一方におけるバースト的なパケットロス又はチャンクロスの発生頻度又は発生時間が予め定められた値よりも大きい場合、受信側の通信装置におけるバッファのサイズを大きくすることを決定する段階を含み、
    前記送信段階は、前記受信側の通信装置におけるバッファのサイズを大きくするための命令を、前記受信側の通信装置に送信する段階を含む、
    請求項16又は請求項17に記載の通信方法。
  19. 前記送信段階は、前記複数の符号化データを、互いに相違する第1通信経路、第2通信経路及び第3通信経路を含む少なくとも3つの通信経路を並列に使用して送信する段階を含み、
    前記送信段階は、
    前記複数の符号化データのうちの第1符号化データを構成するパケット又はチャンクの第1部分を、前記第1通信経路を使用して伝送する段階と、
    前記第1符号化データを構成するパケット又はチャンクの第2部分を、前記第2通信経路を使用して伝送する段階と、
    前記複数の符号化データのうちの第2符号化データを構成する全てのパケット又はチャンクを、前記第3通信経路を利用して伝送する段階と、
    を含む、
    請求項16から請求項18までの何れか一項に記載の通信方法。
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