JP2008312007A - 無線通信システムおよび移動無線端末装置 - Google Patents

無線通信システムおよび移動無線端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことが可能な無線通信システムおよび移動無線端末装置を提供する。
【解決手段】シーケンスS3において移動局は、伝送路品質を測定し、シーケンスS4においては、基地局から割り当てられたリソースブロックをデコードし、CRCビットに基づいてCRC判定を行う。シーケンスS6において基地局は、移動局から受信したCQIに基づいて伝送フォーマットを選択するとともに、リソースブロックの割り当てを行う。シーケンスS7において移動局は、CRC判定の結果を送信する。シーケンスS8において基地局は、CRC判定結果に基づいて、リソースブロックの受信成功の割合Sを求め、この割合Sに基づいて、シーケンスS6の割当処理で選択した伝送フォーマットを見直して、再選択する割当補正処理を実行するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、変調方式や符号化方式を適応制御する無線通信システムに関する。
近時、適応符号化変調AMC(Adaptive Modulation and Coding)を用いた無線通信システムの開発が進められている。この無線通信システムでは、移動局が基地局から受信した信号から無線伝送路品質を測定し、この測定結果をCQI(Channel Quality Indicator)として基地局に伝送する。
これに対して基地局では、上記CQIに基づき、MCS(Modulation and Coding set)と呼ばれるテーブルから、移動局への送信に適した伝送フォーマットを選択し、選択した伝送フォーマットを制御チャネルを通じて制御情報として移動局に通知する。そして移動局は、上記伝送フォーマットの個別情報チャネルで伝送情報を送信する。一方、移動局では、制御チャネルを通じて制御情報として通知された伝送フォーマットで、個別情報チャネルを通じて伝送情報を受信する。
このような無線通信システムの一例として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を変調方式として採用するシステムがある。OFDMシステムでは、CQI測定に用いられる参照信号(例えば、位相基準信号)の数は、データ伝送に用いられる信号の数に比べて少ない。このため、チャネル特性によっては、CQI測定の結果が必ずしも正確にチャネル特性を反映していないことがあり、高い精度で適応制御を行えないという問題があった。
3GPP(3rd Generation Partnership Project) TS 25.214 V5.11.0 (2005-06) 6A HS-DSCH-related procedures。
従来の無線通信システムでは、チャネル特性によっては、CQI測定の結果が必ずしも正確にチャネル特性を反映していないことがあり、高い精度で適応制御を行えないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことが可能な無線通信システムおよび移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、移動通信網に収容される基地局と、この基地局と無線通信する移動局とを備える無線通信システムにおいて、移動局は、基地局から送信された無線信号を受信して、伝送路品質を測定する測定手段と、基地局から受信したデータの誤り判定を行う判定手段と、測定手段の測定結果と判定手段の判定結果に基づく情報をそれぞれ送信する送信手段とを備え、基地局は、送信手段が送信する情報を受信する受信手段と、測定手段の測定結果と判定手段の判定結果に基づく情報に基づいて、移動局宛てに送信するデータの伝送フォーマットを決定する決定手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、移動局が伝送路品質を測定するとともに、基地局から受信したデータの誤り判定を行って、これらの結果に基づく情報を基地局に送信し、基地局は、移動局から受信した上記情報に基づいて、移動局宛てに送信するデータの伝送フォーマットを決定するようにしている。
したがって、この発明によれば、伝送路品質と、受信データの誤り判定結果とに応じた伝送フォーマットが選択されるので、正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことが可能な無線通信システムを提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
OFDMシステムのように、複数の周波数帯域を移動局(移動無線端末装置)に割り当てる無線通信システムでは、個別情報チャネルの伝送フォーマットは、移動局が測定したCQIに基づいて決定される。なお、その決定は、移動局側でなされる場合と、基地局側でなされる場合が考えられるが、以下の説明では、基地局側で決定する場合を例にして説明する。
そして、移動局側でCQI測定に用いられる参照信号(以下、位相基準信号と称する)は、図1に示すように、ある一定の周波数帯域毎に1シンボルずつ割り当てられて基地局から送信される。このため、CQI精度の低下が懸念される。なお、制御情報チャネル(以下、制御信号と称する)は、所定の周期で、システム帯域全体に割り当てられる。
例えば、移動局が基地局へ送信したCQIが実際の伝搬環境に比べて高い値であると、基地局が指定する伝送フォーマットでは、伝送レートが高すぎて個別情報チャネルの受信に失敗する可能性がある。また逆に、移動局が基地局へ送信したCQIが実際の伝搬環境に比べて低い値であると、基地局が指定する伝送フォーマットでは、伝送レートが低すぎてスループットが低下してしまう。
そこで、この発明では、CQIの誤差を補正するために、個別情報チャネルなどの受信誤り率を用いたアウターループ制御を実施する。すなわち、ある帯域における個別情報チャネルなどの受信誤り率に基づいて、CQIを補正し、この補正したCQIに基づいて伝送フォーマットを決定する。なお、受信誤り率は、個別情報チャネルに付加される誤り符号、例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)符号の検査結果で判定する。
以下の説明では、基地局と移動局との間の通信に、変調方式としてOFDM方式を採用する場合を例に挙げて説明する。
まず、この発明の第1の実施形態に係わる無線通信システムの移動局の構成について説明する。図2は、この移動局が備える下り回線の受信系の構成を中心に示したものである。
図2に示すように、移動局は、制御部100と、無線受信部101と、GI(Guard Interval)除去部102と、FFT(Fast Fourier Transform)部103と、信号分離部104と、品質測定部105と、制御チャネル復調部106と、直交コード乗算部107と、デリピティション部108と、復調部109と、チャネルデインターリーバ110と、チャネルデコーダ111と、送信系112とを備えている。
無線受信部101は、基地局から送信される無線信号を受信し、この受信した信号から所望帯域外の雑音を除去する帯域通過フィルタと、このフィルタを通過した信号をベースバンドのディジタル信号に変換するAD変換器とを備える。
GI除去部102は、無線受信部101から出力されるベースバンドのディジタル信号からガードインターバルを除去する。
FFT部103は、GI除去部102にてガードインターバルが除去されたディジタル信号を高速フーリエ変換して、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換することで、サブキャリア毎の信号に分割する。
信号分離部104は、FFT部103にてサブキャリア毎に分割された信号を、制御信号や位相基準信号、データ信号等に分離し、分離した信号を、それぞれ対応するモジュールに出力する。この例では、位相基準信号は、品質測定部105および復調部109に出力される。また制御信号は、制御チャネルのサブキャリアに割り当てられたもので、制御チャネル復調部106に出力される。そしてデータ信号は、個別情報チャネルのサブキャリアに割り当てられたもので、直交コード乗算部107に出力される。
品質測定部105は、各基地局に割り当てられたスクランブリングパタンと、受信した位相基準信号との相互相関をとることにより、各基地局から受信した信号の電力レベルまたは電力密度を測定する。そして、品質測定部105は、測定結果から無線通信を行う基地局を決定し、その受信電力レベルと、それ以外の基地局の受信電力レベル比から干渉レベルを求める。
制御チャネル復調部106は、信号分離部104から与えられる制御信号を復調して、物理層に関する制御情報を抽出し、この制御情報を制御部100に出力する。なお、この制御情報には、基地局から送られた伝送フォーマットを示すMCS情報が含まれる。
直交コード乗算部107は、データ信号に、制御部100からの指示されるパラメータNに相当する直交コードの複素共役を乗算して、他の基地局からの信号成分をキャンセルし、この乗算結果を出力する。なお、パラメータN=1の場合には、データ信号に対して直交コードの複素共役の乗算を行わずに、そのままデータ信号を出力する。
デリピティション部108は、制御部100から指示されるパラメータN分だけ、直交コード乗算部107の乗算結果を累積加算して、1つのデータとして出力する。なお、パラメータN=1の場合には、上記乗算結果の累積加算は行わずに、そのまま出力する。
復調部109は、上記位相基準信号からサブキャリア周波数のチャネル推定値を求め、これを用いてデリピティション部108の出力をチャネル等価し、この等価結果を、制御部100から指示される復調方式で復調することによって、データ信号を構成するビット列を再生する。
チャネルデインターリーバ110は、制御部100から指示されるインターリーブパターンに基づいて、復調部109から出力されるビット列をチャネルデインターリーブする。
チャネルデコーダ111は、制御部100からの指示される符号化率Rで、チャネルデインターリーバ110から出力されるビット列をチャネルデコードし、送信データを再生する。またチャネルデコーダ111は、各リソースブロックについて、チャネルデコードの際に、CRCビットに基づいて、CRC判定を行う。この判定結果は、制御部100に通知される
制御部100は、品質測定部105が求めた干渉レベルを示すCQIを含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。同様に、制御部100は、チャネルデコーダ111で得た各リソースブロックのCRC判定結果を示すCRC情報を含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。各リソースブロックのCRC判定結果は、それぞれ成功/不成功を2値データ(例えば成功を「0」不成功を「1」)で示す。
また制御部100は、図3に示すような伝送フォーマットテーブルを記憶する。この伝送フォーマットテーブルは、伝送フォーマットを識別するMCS情報と、変調方式M、符号化率R、リピティション数および直交化を決定するパラメータNなどの情報を対応づけたものである。
そして制御部100は、制御チャネル復調部106が抽出した制御情報からMCS情報を検出し、これから基地局が当該移動局宛ての送信に用いる伝送フォーマットが上記MCS情報で示される伝送フォーマットであることを認識する。そして制御部100は、伝送フォーマットテーブルを参照し、基地局から送信される情報が受信できるように、上記MCS情報に対応するパラメータで当該移動局の各部を統括して制御する。これにより、上記伝送フォーマットで基地局から送信される信号を受信する。
次に、この発明の第1の実施形態に係わる無線通信システムの基地局の構成について説明する。図4は、この基地局が備える下り回線の送信系の構成を中心に示したものである。この基地局は移動通信網に収容され、上述した移動局と移動通信網の間を中継するものであるが、以下の説明では、移動通信網との通信に関する構成については省略している。
図4に示すように、基地局は、制御部200と、チャネルエンコーダ201と、チャネルインタリーバ202と、変調部203と、リピティション部204と、直交コード乗算部205と、サブキャリア割当部206と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部207と、GI(Guard Interval)付加部208と、無線送信部209と、受信系210と、制御情報検出部211と、信号品質検出部212とを備えている。
チャネルエンコーダ201は、制御部200からの指示される符号化率Rで、送信データを構成するビット列をチャネルエンコードする。
チャネルインタリーバ202は、制御部200からの指示されるインターリーブパターンに基づいて、チャネルエンコーダ201の出力をチャネルインターリーブする。
変調部203は、制御部200から指示される変調方式Mで、チャネルインタリーバ202の出力を変調して、複素数値で表されるデータ信号を生成する。
リピティション部204は、制御部200からの指示されるパラメータNに基づいて、上記データ信号にリピティション(繰り返し)処理を施して、上記データ信号を構成する各ビットをNビットに引き伸ばす。なお、N=1が指示される場合は、リピティションは行わない。
直交コード乗算部205は、制御部200から指示されるパラメータNに基づいて、リピティション部204の出力に、Nビット長の直交コードを乗算する。なお、N=1が指示される場合は、直交コードの乗算は行わない。
サブキャリア割当部206は、制御部200からの指示に基づいて、直交コード乗算部205から出力されるデータ信号と、制御信号と、位相基準信号とをそれぞれ対応するサブキャリアに割り当てた信号を生成する。
IFFT部207は、サブキャリア割当部206から出力される信号に対してOFDM変調を施すことにより、複数のOFDMシンボルの系列であるOFDM信号を生成する。すなわち、IFFT部207は、周波数領域の信号を時間領域の信号に変換することによって、OFDM信号を生成する。
GI付加部208は、IFFT部207から出力されるOFDM信号にガードインターバルを付加して出力する。
無線送信部209は、GI付加部208の出力をディジタル−アナログ変換するディジタル−アナログ変換器と、この出力をアップコンバートするアップコンバータと、この出力を電力増幅する電力増幅器を備え、これらにより無線(RF)信号を生成して、アンテナから送信する。
受信系210は、移動局から送信される無線信号を受信するものである。
制御情報検出部211は、移動局から受信系210が受信した信号から、当該基地局に宛てて送信される制御情報を検出するものである。この制御情報には、CQIやCRC判定結果が含まれることもある。
信号品質検出部212は、受信系210が上記移動局から受信した信号の品質を検出するものである。
制御部200は、図3に示すような伝送フォーマットテーブルを記憶する。そして制御部200は、制御情報検出部211が検出した制御情報(CQI)や、信号品質検出部212が検出した信号品質に基づいて、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを選択し、その後、制御情報検出部211が検出した制御情報(各リソースブロックのCRC判定結果)を考慮して、上記選択した伝送フォーマットを再選択する。そしてこの再選択した伝送フォーマットを示すMCS情報を制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。
制御部200が予め記憶する伝送フォーマットは、変調方式M、符号化率R、リピティション数および直交化を決定するパラメータNの組み合わせから成り、符号化率Rとリピティション数Nへの分配が異なっている。伝送フォーマットの選択の基準は、前回選択した伝送フォーマットと、上記制御情報(CQIやCRC判定結果)や上記信号品質に基づいて、例えば図5に示すように、移動局の位置する場所が、基地局が形成するセクタ間のような干渉に支配されやすいエリアに居るか否かを判定し、この判定結果に応じて、伝送フォーマットを決定する。この決定の方法については、後に詳述する。
制御部200は、伝送フォーマットを決定すると、この決定した伝送フォーマットを示すMCS情報を移動局に送信し、以後、上記移動局に対しては、上記伝送フォーマットでデータ信号を送信するように、当該移動局の各部を統括して制御する。
次に、上記構成の無線通信システムの動作について説明する。図6に、移動局へのリソースブロックの割り当てに関するシーケンスを示す。以下、この図を参照してその動作を説明する。このシーケンスは、基地局と移動局の間で通信が為される間、繰り返し実行される。
まず、シーケンスS1において基地局は、これ以前に移動局から受信したCQIに基づいて、制御部200が伝送フォーマットを選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して移動局に割り当てるリソースブロックを決定し、この選択した伝送フォーマットを示すMCS情報と、上記リソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。なお、制御部200は、上記移動局の識別情報と上記MCS情報とを対応付けて記憶しておく。
そしてシーケンスS2において基地局は、制御部200が各部を制御して、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS1で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS1で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。なお、このとき基地局は、移動局に割り当てていないリソースブロックを通じて、例えば図1に示すような密度で位相基準信号を送信する。
一方、移動局では、シーケンスS3において、制御部100が各部を制御して、シーケンスS1によって基地局から送信された制御情報を受信し、この情報に基づいて、基地局から送信されるOFDM信号を受信する。すなわち、上記制御情報に含まれる割当情報で示されるリソースブロックを、MCS情報で示される伝送フォーマットに基づいて受信する。そして、受信した信号の干渉レベルを品質測定部105が測定する。
つづいて、シーケンスS4において移動局は、シーケンスS3と同様に、制御部100が各部を制御して、上記割当情報およびMCS情報に基づいて当該移動局に割り当てられたリソースブロックの受信を行い、そしてチャネルデコーダ111が、各リソースブロックについて、チャネルデコードの際に、CRCビットに基づいてCRC判定を行う。これによって、当該移動局に割り当てられた各リソースブロックを通じた受信の成功/不成功を判定する。
そして、シーケンスS5において移動局は、制御部100が、シーケンスS3で測定した干渉レベルを示すCQIを含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。
シーケンスS6において基地局は、制御部200が各部を制御して、シーケンスS5によって移動局から送信されたCQIを受信するとともに、信号品質検出部212が移動局から受信した信号の受信品質を検出する。これらに基づいて制御部200は、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを図3に示したような伝送フォーマットテーブルから選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して、どのリソースブロックを割り当てるかを決定する割当処理を実行する。
また、シーケンスS7において移動局は、制御部100が各部を制御して、シーケンスS4で判定した各リソースブロックのCRC判定の結果を含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。
シーケンスS8において基地局は、制御部200が、シーケンスS5によって移動局から送信された各リソースブロックのCRC判定結果を受信する。そして制御部200が、上記CRC判定結果に基づいて、リソースブロックの受信成功の割合Sを求め、この割合Sに基づいて、シーケンスS6の割当処理で選択した伝送フォーマットを再選択する割当補正処理を実行する。
この割当補正処理は、例えば図7に示すようなフローチャートにしたがってなされる。 ステップ7aにおいて制御部200は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きい場合には、ステップ7bに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1以下の場合には、ステップ7cに移行する。
ステップ7bにおいて制御部は、シーケンスS1で記憶しておいたMCS情報に対応する伝送フォーマットよりも、伝送レートが一段高い伝送フォーマットを伝送フォーマットテーブルから再選択し、当該処理を終了する。
ステップ7cにおいて制御部200は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2(<S1)よりも小さいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2よりも小さい場合には、ステップ7dに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2以上の場合には、当該処理を終了する。
ステップ7dにおいて制御部200は、シーケンスS1で記憶しておいたMCS情報に対応する伝送フォーマットよりも、誤り耐性が一段高い伝送フォーマットを伝送フォーマットテーブルから再選択し、当該処理を終了する。
シーケンスS9において基地局では、制御部200が、シーケンスS8で再選択した伝送フォーマット(再選択しなかった場合には、シーケンスS6で選択した伝送フォーマット)を示すMCS情報と、シーケンスS6で決定したリソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。なお、制御部200は、上記移動局の識別情報と上記MCS情報とを対応付けて記憶しておく。
そしてシーケンスS10において基地局は、制御部200が各部を制御して、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS9で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS9で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。
以後、シーケンスS11、S12以降は、上述したシーケンスS3〜S10と同じ処理を繰り返し実行して、基地局は、移動局に対して、リソースブロックの受信の成功割合Sに応じた伝送フォーマットで送信を行う。
以上のように、上記構成の無線通信システムでは、基地局が、移動局から通知されるCQIだけでなく、リソースブロックの受信の成功割合Sも考慮して伝送フォーマットを決定するようにしている。
したがって、上記構成の無線通信システムによれば、正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことができる。
次に、この発明の第2の実施形態に係わる無線通信システムについて説明する。第2の実施形態に係わる無線通信システムの移動局は、図2に示した第1の実施形態の移動局とは、制御部100の制御が異なるだけで、見かけ上、同様の構成である。また基地局についても、図4に示した第1の実施形態の基地局とは、制御部200の制御が異なるだけで、見かけ上、同様の構成である。このため、これらの図を参照し、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
すなわち、制御部100は、品質測定部105が求めた干渉レベルを示すCQIを生成した後、これを、チャネルデコーダ111で得た各リソースブロックのCRC判定結果に基づいて補正する。そして、この補正したCQIを含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。また制御部100は、図3に示すような伝送フォーマットテーブルに、CQIを対応付けたCQI対応伝送フォーマットテーブルを記憶している。
また制御部200は、図3に示すような伝送フォーマットテーブルを記憶する。そして制御部200は、制御情報検出部211が検出した制御情報(CQI)や、信号品質検出部212が検出した信号品質に基づいて、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを選択し、この選択した伝送フォーマットを示すMCS情報を制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。
次に、上記構成の第2の実施形態に係わる無線通信システムの動作について説明する。図8に、移動局へのリソースブロックの割り当てに関するシーケンスを示す。以下、この図を参照してその動作を説明する。このシーケンスは、基地局と移動局の間で通信が為される間、繰り返し実行される。
まず、シーケンスS1において基地局は、これ以前に移動局から受信したCQIに基づいて、制御部200が伝送フォーマットを選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して移動局に割り当てるリソースブロックを決定し、この選択した伝送フォーマットを示すMCS情報と、上記リソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。
そしてシーケンスS2において基地局は、制御部200が各部を制御して、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS1で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS1で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。なお、このとき基地局は、移動局に割り当てていないリソースブロックを通じて、例えば図1に示すような密度で位相基準信号を送信する。
一方、移動局では、シーケンスS3において、制御部100が各部を制御して、シーケンスS1によって基地局から送信された制御情報を受信し、この情報に基づいて、基地局から送信されるOFDM信号を受信する。すなわち、上記制御情報に含まれる割当情報で示されるリソースブロックを、MCS情報で示される伝送フォーマットに基づいて受信する。そして、受信した信号の干渉レベルを品質測定部105が測定する。
つづいて、シーケンスS4において移動局は、シーケンスS3と同様に、制御部100が各部を制御して、上記割当情報およびMCS情報に基づいて当該移動局に割り当てられたリソースブロックの受信を行い、そしてチャネルデコーダ111が、各リソースブロックについて、チャネルデコードの際に、CRCビットに基づいてCRC判定を行う。これによって、当該移動局に割り当てられた各リソースブロックを通じた受信の成功/不成功を判定する。
シーケンスS5において移動局では、制御部100が、シーケンスS3で測定した干渉レベルを示すCQIを生成するとともに、上記CRC判定結果に基づいて、リソースブロックの受信成功の割合Sを求める。そして制御部100は、この割合Sに基づいて、上記CQIを補正するCQI補正処理を実行する。
このCQI補正処理は、例えば図9に示すようなフローチャートにしたがってなされる。 ステップ9aにおいて制御部100は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きい場合には、ステップ9bに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1以下の場合には、ステップ9cに移行する。
ステップ9bにおいて制御部100は、CQI対応伝送フォーマットテーブルを参照し、シーケンスS5で求めたCQIに対応する伝送フォーマットよりも、伝送レートが高い伝送フォーマットに対応するCQIを選択し、当該処理を終了する。
ステップ9cにおいて制御部100は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2(<S1)よりも小さいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2よりも小さい場合には、ステップ9dに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2以上の場合には、当該処理を終了する。
ステップ9dにおいて制御部100は、CQI対応伝送フォーマットテーブルを参照し、シーケンスS5で求めたCQIに対応する伝送フォーマットよりも、誤り耐性の高い伝送フォーマットに対応するCQIを選択し、当該処理を終了する。
そして、シーケンスS6において移動局は、制御部100が各部を制御して、シーケンスS5のCQI補正処理で選択したCQI(CQI補正処理で選択しなかった場合には、シーケンスS5で求めたCQI)を含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。
シーケンスS7において基地局は、シーケンスS6によって移動局から送信されたCQIを受信するとともに、信号品質検出部212が移動局から受信した信号の受信品質を検出する。これらに基づいて制御部200は、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを図3に示したような伝送フォーマットテーブルから選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して、どのリソースブロックを割り当てるかを決定する割当処理を実行する。
シーケンスS8において基地局では、制御部200が各部を制御して、シーケンスS7で選択した伝送フォーマットを示すMCS情報と、リソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。
そしてシーケンスS9において基地局は、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS8で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS8で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。
以後、シーケンスS10、S11、S12以降は、上述したシーケンスS3〜S9と同じ処理を繰り返し実行して、移動局は、基地局に対して、リソースブロックの受信の成功割合Sに応じて補正したCQIを送信する。
以上のように、上記構成の無線通信システムでは、移動局が、求めたCQIをそのまま送信するのではなく、リソースブロックの受信の成功割合Sを考慮して補正し、成功割合Sに応じた伝送フォーマットが基地局側で決定されるようにしている。
したがって、上記構成の無線通信システムによれば、正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことができる。
次に、この発明の第3の実施形態に係わる無線通信システムについて説明する。第3の実施形態に係わる無線通信システムの移動局は、図2に示した第1の実施形態の移動局とは、チャネルデコーダ111および制御部100の制御が異なるだけで、見かけ上、同様の構成である。また基地局についても、図4に示した第1の実施形態の基地局とは、制御部200の制御が異なるだけで、見かけ上、同様の構成である。このため、これらの図を参照し、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
すなわち、チャネルデコーダ111は、制御信号についてCRC判定を行い、この結果を制御部100に通知する。制御部100は、品質測定部105が求めた干渉レベルを示すCQIを含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。同様に、制御部100は、チャネルデコーダ111で得た制御信号についてのCRC判定結果を示すCRC情報を含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。各制御信号についてのCRC判定結果は、それぞれ成功/不成功を2値データ(例えば成功を「0」不成功を「1」)で示す。
制御部200は、図3に示すような伝送フォーマットテーブルを記憶する。そして制御部200は、制御情報検出部211が検出した制御情報(CQI)や、信号品質検出部212が検出した信号品質に基づいて、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを選択し、その後、制御情報検出部211が検出した制御情報(各制御信号についてのCRC判定結果)を考慮して、上記選択した伝送フォーマットを再選択する。そしてこの再選択した伝送フォーマットを示すMCS情報を制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。
次に、上記構成の第3の実施形態に係わる無線通信システムの動作について説明する。図10に、移動局へのリソースブロックの割り当てに関するシーケンスを示す。以下、この図を参照してその動作を説明する。このシーケンスは、基地局と移動局の間で通信が為される間、繰り返し実行される。
まず、シーケンスS1において基地局は、これ以前に移動局から受信したCQIに基づいて、制御部200が伝送フォーマットを選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して移動局に割り当てるリソースブロックを決定し、この選択した伝送フォーマットを示すMCS情報と、上記リソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。なお、制御部200は、上記移動局の識別情報と上記MCS情報とを対応付けて記憶しておく。
そしてシーケンスS2において基地局は、制御部200が各部を制御して、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS1で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS1で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。なお、このとき基地局は、移動局に割り当てていないリソースブロックにおいても、例えば図1に示すような密度で位相基準信号を送信する。
一方、移動局では、シーケンスS3において、制御部100が各部を制御して、シーケンスS1によって基地局から送信された制御情報を受信し、この情報に基づいて、基地局から送信されるOFDM信号を受信する。すなわち、上記制御情報に含まれる割当情報で示されるリソースブロックを、MCS情報で示される伝送フォーマットに基づいて受信する。そして、受信した信号の干渉レベルを品質測定部105が測定する。
つづいて、シーケンスS4において移動局は、制御部100が各部を制御して、上記割当情報およびMCS情報に基づいて当該移動局に割り当てられたリソースブロックの帯域の制御信号を受信し、そしてチャネルデコーダ111が、上記制御信号について、チャネルデコードの際に、CRCビットに基づいてCRC判定を行う。これによって、当該移動局に割り当てられたリソースブロックの帯域の制御信号について、受信の成功/不成功を判定する。
そして、シーケンスS5において移動局は、制御部100が、シーケンスS3で測定した干渉レベルを示すCQIを含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。
シーケンスS6において基地局は、制御部200が各部を制御して、シーケンスS5によって移動局から送信されたCQIを受信するとともに、信号品質検出部212が移動局から受信した信号の受信品質を検出する。これらに基づいて制御部200は、上記移動局に宛てた送信に、どの伝送フォーマットを用いるかを図3に示したような伝送フォーマットテーブルから選択するとともに、上記CQIと、例えば、送信予定の情報量、割り当て可能な送信電力、過去の帯域割り当てなどを考慮して、どのリソースブロックを割り当てるかを決定する割当処理を実行する。
また、シーケンスS7において移動局は、制御部100が各部を制御して、シーケンスS4で判定した制御信号のCRC判定の結果を含む制御情報を生成し、これを送信系112を通じて基地局に宛てて送信する。
シーケンスS8において基地局は、制御部200が、シーケンスS5によって移動局から送信された制御信号のCRC判定結果を受信する。そして制御部200が、上記CRC判定結果に基づいて、制御信号の受信成功の割合Sを求め、この割合Sに基づいて、シーケンスS6の割当処理で選択した伝送フォーマットを再選択する割当補正処理を実行する。
この割当補正処理は、例えば図11に示すようなフローチャートにしたがってなされる。 ステップ11aにおいて制御部200は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1よりも大きい場合には、ステップ11bに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S1以下の場合には、ステップ11cに移行する。
ステップ11bにおいて制御部は、シーケンスS1で記憶しておいたMCS情報に対応する伝送フォーマットよりも、伝送レートが一段高い伝送フォーマットを伝送フォーマットテーブルから再選択し、当該処理を終了する。
ステップ11cにおいて制御部200は、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2(<S1)よりも小さいか否かを判定する。ここで受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2よりも小さい場合には、ステップ11dに移行し、一方、受信成功の割合Sが予め設定した閾値S2以上の場合には、当該処理を終了する。
ステップ11dにおいて制御部200は、シーケンスS1で記憶しておいたMCS情報に対応する伝送フォーマットよりも、誤り耐性が一段高い伝送フォーマットを伝送フォーマットテーブルから再選択し、当該処理を終了する。
シーケンスS9において基地局では、制御部200が、シーケンスS8で再選択した伝送フォーマット(再選択しなかった場合には、シーケンスS6で選択した伝送フォーマット)を示すMCS情報と、シーケンスS6で決定したリソースブロックを指定する割当情報とを、制御情報に含めて上記移動局に宛てて送信する。なお、制御部200は、上記移動局の識別情報と上記MCS情報とを対応付けて記憶しておく。
そしてシーケンスS10において基地局は、制御部200が各部を制御して、移動局に対してOFDM信号を送信する。すなわち、シーケンスS9で割り当てたリソースブロックを通じて、シーケンスS9で選択した伝送フォーマットの信号を送信する。これにより、基地局から移動局に向けて、データ信号と、制御信号と、位相基準信号が送信される。
以後、シーケンスS11、S12以降は、上述したシーケンスS3〜S10と同じ処理を繰り返し実行して、基地局は、移動局に対して、制御信号の受信の成功割合Sに応じた伝送フォーマットで送信を行う。
以上のように、上記構成の無線通信システムでは、基地局が、移動局から通知されるCQIだけでなく、制御信号の受信の成功割合Sも考慮して伝送フォーマットを決定するようにしている。
したがって、上記構成の無線通信システムによれば、正確にチャネル特性を反映した伝送フォーマットを選択する、高い精度の適応制御を行うことができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、CRC判定結果から求めた受信成功の割合Sを閾値S1やS2と比較し、その比較結果に応じて、伝送フォーマットを変更したり、CQIを補正するようにした。これに代わって例えば、制御部100あるいは制御部200が、一度の比較ではなく、複数サンプルの成功割合Sが、連続して閾値S1を上回ったり、あるいはS2を下回った場合に、伝送フォーマットを変更したり、CQIを補正するようにしてもよい。
このように複数サンプルの成功割合Sを取得するまでの間に、移動局に割り当てられるリソースブロックが変化する、すなわち割り当てられる周波数帯域が変化することが考えられるが、割り当てられる周波数帯域が変化しても、制御部100および制御部200は、同じ成功割合Sとして扱って、伝送フォーマットやCQIを補正する必要性を判定する。
これによれば、一時的に受信成功の割合Sが変動した場合など、伝送フォーマットの変更や、CQIの補正が必要ない場合に対応できる。また、このように複数サンプルの成功割合Sに基づいて、伝送フォーマットの変更や、CQI補正の必要性を判定する要にした場合、リソースブロックが割り当てられる帯域が変化する可能性があるので、広帯域のチャネル特性を伝送フォーマットの選択に反映することができる。
また積極的に広帯域の成功割合Sを求めるようにしてもよい。すなわち、制御部100および制御部200は、同じ帯域の成功割合Sが求められても、それについては1つの成功割合Sとして扱い、これとは区別して異なる帯域についての成功割合Sを収集して、広帯域について成功割合に基づいて、伝送フォーマットやCQIを補正する必要性を判定するようにしてもよい。
また上記実施の形態では、移動局が自己に割り当てられたリソースブロックの帯域についてCRC判定を行うようにしたが、その帯域に限らず、制御部100が、割り当てられていない帯域についてもCRC判定を行い、これに基づいて制御部100あるいは制御部200が、伝送フォーマットの変更や、CQI補正を行うようにしてもよい。これにより、広帯域の受信状態を把握でき、広帯域のチャネル特性を伝送フォーマットの選択に反映することができる。
また、上述の第1または第3の実施形態で説明したような制御を行う基地局と、このような制御を行わない従来の基地局とが、1つのシステムに混在する可能性がある。この場合、以下のようなテストシナリオを実行することで、上記制御を行う基地局であるか否かを識別することができる。
ここで、システム帯域をリソースブロックは、RB[0]〜RB[9]の10個に分けるものとする。基地局に対してテストを行う移動局は、例えばRB[0]のCQIとして、意図的に、最高の値を常に基地局に返し、それ以外のリソースブロックについては、最低の値を返すようにする。
これに対して基地局は、移動局からRB[0]について最高のCQI値が返送されることより、RB[0]が適切なリソースと判断し、移動局にRB[0]をリソースブロックとして割り当てる。しかしここで移動局は、実際にはRB[0]が最高のCQI値が得られるリソースブロックではなく、最高のCQIに対応付けられる伝送フォーマットでは受信不可能であるため、CRC判定結果として不成功を示す応答を返すことになる。これを続けていると、本発明の基地局であれば、本発明のアウターループ制御によって、いずれのリソースブロックを割り当てるにしても、CRC判定結果として不成功を示す応答が返され続けたために、移動局に割り当てられる伝送フォーマットの伝送レートが徐々に低く設定されることになる。
このように伝送フォーマットがCQIで対応付けられる伝送フォーマットよりも低く設定されたことを確認した後、移動局は、例えばRB[9]について最高のCQI値を返送し、それ以外のリソースブロックについては最低の値を返す。このとき、基地局は、移動局に対してRB[9]を割り当てるが、このリソースブロックの伝送フォーマットが、最高のCQI値に見合わない伝送レートが低い伝送フォーマットであったとすると、上述したアルゴリズムが組み込まれた基地局であるとわかる。すなわち、以上のようなCQI値の返送を行うことにより、本発明の基地局であることが識別できる。
また第1の実施形態と第3の実施形態では、基地局において制御部200は、移動局から送られたCQIに基づいてMCS情報をいったん生成した後、これをCRC判定結果で補正するようにしたが、はじめからCQIとCRC判定結果に基づいて、MCS情報を生成するようにしてもよい。
そして第2の実施形態では、移動局において制御部100は、伝送路品質を測定し、これに基づくCQIをいったん生成した後、これをCRC判定結果で補正するようにしたが、はじめから伝送路品質とCRC判定結果に基づいて、CQIを生成するようにしてもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる無線通信システムのサブキャリアに対する信号割り当てを説明するための図。 この発明に係わる無線通信システムの移動局の構成を示す回路ブロック図。 この発明に係わる無線通信システムで用いられる伝送フォーマットのテーブルの一例を示す図。 この発明に係わる無線通信システムの基地局の構成を示す回路ブロック図。 基地局が形成するセクタ構成を説明するための図。 この発明に係わる無線通信システムの第1の実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。 図6に示したシーケンスで行われる割当補正処理を説明するためのフローチャート。 この発明に係わる無線通信システムの第2の実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。 図8に示したシーケンスで行われる割当補正処理を説明するためのフローチャート。 この発明に係わる無線通信システムの第3の実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。 図10に示したシーケンスで行われる割当補正処理を説明するためのフローチャート。
符号の説明
100…制御部、101…無線受信部、102…GI除去部、103…FFT部、104…信号分離部、105…品質測定部、106…制御チャネル復調部、107…直交コード乗算部、108…デリピティション部、109…復調部、110…チャネルデインターリーバ、111…チャネルデコーダ、112…送信系、200…制御部、201…チャネルエンコーダ、202…チャネルインタリーバ、203…変調部、204…リピティション部、205…直交コード乗算部、206…サブキャリア割当部、207…IFFT部、208…GI付加部、209…無線送信部、210…受信系、211…制御情報検出部、212…信号品質検出部。

Claims (6)

  1. 移動通信網に収容される基地局と、この基地局と無線通信する移動局とを備える無線通信システムにおいて、
    前記移動局は、
    前記基地局から送信された無線信号を受信して、伝送路品質を測定する測定手段と、
    前記基地局から受信したデータの誤り判定を行う判定手段と、
    前記測定手段の測定結果と前記判定手段の判定結果に基づく情報をそれぞれ送信する送信手段とを備え、
    前記基地局は、
    前記送信手段が送信する情報を受信する受信手段と、
    前記測定手段の測定結果と前記判定手段の判定結果に基づく情報に基づいて、前記移動局宛てに送信するデータの伝送フォーマットを決定する決定手段とを具備することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記決定手段は、
    前記測定手段の測定結果に基づく情報に基づいて、前記移動局宛てに送信するデータの伝送フォーマットを決定する第1決定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づく情報に基づいて、前記第1決定手段が決定した伝送フォーマットを変更する第2決定手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記判定手段は、前記移動局に宛てて前記基地局から送信されたデータの誤り判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記判定手段は、前記基地局から複数の通信帯域でそれぞれ送信された制御データの誤り判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 移動通信網に収容される基地局と無線通信する移動無線端末装置において、
    前記基地局から送信された無線信号を受信して、伝送路品質を測定する測定手段と、
    前記基地局から受信したデータの誤り判定を行う判定手段と、
    前記測定手段の測定結果と前記判定手段の判定結果に基づいて、前記基地局との間の伝送路品質を示す情報を生成する生成手段と、
    この生成手段が生成した情報を前記基地局に送信する送信手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  6. 前記生成手段は、
    前記測定手段の測定結果に基づく情報に基づいて、前記基地局との間の伝送路品質を示す情報を生成する第1生成手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づく情報に基づいて、前記第1生成手段が生成した情報を補正する第2生成手段とを備えることを特徴とする請求項5に記載の移動無線端末装置。
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