JP2005057758A - 適応変調符号化方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる適応変調符号化レベル間の切り替えを通信状況に応じて適切に行なう方法を得ること。
【解決手段】 本発明による適応変調符号化方法では、1以上の調整可能な値が生成され(S1)、その各々は、送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つに対応し、且つその各々は対応する前記レベルへの変化を表現する。受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値が調整される(S2−S5)。調整可能な値に基づいて、信号に適用するために、利用可能な変調符号化レベルの1つが選択される(S6−S8)。本方法は、パス及びチャネル状態が変化したとしても、適切な変調符号化レベルが選択されるようにすることを可能にする。本方法は、無線通信ネットワークの高速ダウンリンクパケットアクセスシステムにおける変調符号化レベルを選択するのに適用可能である。
【選択図】 図11

Description

本発明は、例えば無線通信システムで使用する適応的な変調符号化方法及び装置に関連する。
図1は無線通信システム1の一部を示す。システムは、複数の基地局2を含むが、図1ではその1つしか示されていない。基地局2は、個々の複数のユーザが存在し得るセルをまかなう。各ユーザは、各人のユーザ装置(UE)を有する。図1ではユーザ装置UE2,UE11及びUE50のみが示されている。各UEは、例えば、携帯用端末(ハンドセット)又は携帯用コンピュータである。
よく知られているように、符号分割多重接続(CDMA)方式のシステムでは、基地局(「ノードB」とも呼ばれる)から様々なユーザへ送信される信号は、様々なチャネライゼーションコードを用いることで区別される。いわゆる第3世代無線通信システムでは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)技法が、(基地局からUEへの)ダウンリンク方向のデータ伝送に提案されている。この技法では、データを送信するのに複数のチャネルが利用可能である。これらのチャネルは、様々なチャネライゼーションコードを有する。例えば、所与のセル又はセル内のセクタにてC1乃至C10の10個の異なるチャネルが存在し得る。HSDPAでは、ダウンリンク伝送は、一連の送信時間間隔(TTI)又はフレームに分割され、データのパケットは、選択されたUEに利用可能な異なるチャネルの各々で送信される。UEが使用するチャネルの新たな選択は、各TTIで行なわれ得る。
図2は、TTI1乃至TTI9の一連の送信時間間隔にわたる、HSDPA法の動作例を示す。図2に示されるように、TTI1では、2つのパケットがUE50に送信され、4つのパケットがUE11に送信され、4つのパケットがUE2に送信されることが定められている。従って、2つのチャネルがUE50に割り当てられ、4つのチャネルがUE11及びUE2にそれぞれ割り当てられている。そして、図1に示されるように、UE50にはチャネルC1及びC2が割り当てられ、UE11にはチャネルC3乃至C6が割り当てられ、UE2にはチャネルC7乃至C10が割り当てられている。
次の送信時間間隔TTI2では、新たなユーザ装置UE1に1つのパケットが送信され、TTI1で指定された残りのUEはパケットを受信し続ける。
従って、HSDPAシステムは、基地局から様々なUEへパケット形式でデータを送信するために、多数の並列的に共用されるチャネルを効果的に使用する。このシステムは、例えば、ワールドワイドウエブ(WWW)ブラウジングに使用されることが期待されている。
HSDPAシステムでは、ロバストな通信システム構造を実現するために、チャネル状態情報(CSI)が、送信機及び受信機の双方で利用可能にされている。HSDPAシステムは、伝送レート及びスループットを増やすこと、及び様々なユーザに提供されるサービス品質(QoS)を増進することを意図している。それは、基地局制御装置(無線ネットワーク制御装置又はRNCとも呼ばれる)から基地局(ノードB)に多くの機能を移管する。
また、HSDPAシステムは、適応変調及び符号化法(AMC)と呼ばれる制御技術を利用して、様々なチャネル状態の下に、様々な変調及び/又は符号化法を基地局が選択することを可能にする。
送信機及び受信機(UE)間のチャネルに関する信号伝送品質は、時間と共に顕著に変化する。図3は、一連の5000TTIにわたる4つの異なるユーザに関する、ダウンリンクチャネル当たりの信号干渉比(SIR)の変動を例示する。このプロットされたものはシミュレーションにより得られたものである。図示されるように、所与のUEに関し、SIR値の範囲は、+12dB乃至−15dB付近に至る。SIRは、シャドーイング、レイリーフェージング及び移動可能なUEの分布変動に加えて、伝搬パラメータを含むセルラ領域仕様やUEの速度に起因して変化する。
図4は、4つの異なる変調及び符号化の組合せに関する、データ伝送レート(スループット)及び信号干渉比間の関係を示すグラフであり、これは変調符号化(MCS)レベルとも呼ばれる。最初の3つのレベル(MCS8,MCS6及びMCS5)は、総て直交振幅変調(QAM)法に関するものであり、それらのQAM法では、使用される信号点の数(64又は16)が互いに異なる。4番目のレベル(MCS1)は、変調法として、直交位相シフトキーイング(QPSK)を使用している。
各レベルは、符号化パラメータで規定された符号化を使用し、そのパラメータはこの例では冗長レートRとして表現される。最初の2つのレベルMCS8及びMCS6についての冗長レートRは3/4であり、第3及び第4のレベルMCS5及びMCS1についての冗長レートは1/2である。
図4から分かるように、約−4dBより低いSIR値については、MCS1(QPSK,R=1/2)は利用可能な最良の選択肢である。このレベルの特性は、図中丸印でプロットされている。
約−4dB乃至約+2dBの範疇のSIR値については、MCS5(16QAM,R=1/2)が最良の伝送レートを与える。このMCSレベルについての特性は、図中×印で示されている。
約+2dB乃至+8dBの間のSIR値については、MCS6(16QAM,R=3/4)が最良の伝送レートを与える。このMCSレベルについての特性は、図中菱形の点で示されている。
最後に、+8dBより大きいSIR値については、MCS8(16QAM,R=3/4)が最良の伝送レートを与える。この組合せの特性は、図中四角の点で示されている。
HSDPAシステムでは、適応変調符号化(AMC)のような技法が、(例えば、SIR値のような)チャネル状態の変動に従って、MCSレベルを合わせるために使用される。
HSDPA規格(3GPP TS 25.214 V5.5.0(2003−6))によれば、各UEは、チャネル品質インジケータ(CQI)マッピングテーブルを保持している。マッピングテーブルの例は、図5に示されている。テーブルが示しているように、各CQI値について、様々なパラメータが規定されており、そのパラメータは、伝送ブロックサイズ、符号の番号、変調方式及び基準電力調整値Δを含む。伝送ブロックサイズは、1つのTTIで受信可能な最小ビット数を表現する。コードの数は、1つのTTIの中で単独のユーザに同時に送信されるチャネライゼーションコードの数である。変調方式は、例えば、QPSKや16QAMのような変調方式を表現する。基準電力調整値Δは、送信電力が、そのCQI値で信号を受信するのに必要なものより大きい場合に、その送信電力に適用される低減量である。
各UEは、基地局からUE間でのダウンリンクチャネルの品質測定値を生成する。この測定値及びCQIマッピングテーブルに基づいて、UEはある信号に関する最適なCQI値を報告し、そのCQI値は、その伝送ブロックサイズ、コード数及びその値に関する変調方式を有する信号が、所定の目標値を下回る伝送ブロック誤り率(パケットエラーレート(PER)として言及されることもある)で受信可能であるところのCQI値である。
所望の基地局が、適用するMCSレベルとして、報告されたCQI値を直接的に採用してもよいように、CQI値とMCSレベルとの間に1対1の対応関係が存在してもよい。例えば、1つの提案(「HSDPA CQI提案」、4月9日乃至12日、パリ、フランス国)では、1乃至30のCQI値が存在し、それらは、10%のPERにて、隣接するMCSレベル間で約1dBのステップサイズを与える。或いは、基地局は、システム制限及び利用可能なMCSレベルに関する情報に加えて、各UEについて報告されたCQI値を使用し、その特定のUEについて最も効率的なMCSレベルを判別してもよい。
従って、報告されたCQI値に基づいて、良好なチャネルを有する又は基地局の近辺に位置するUEは、より高いMCSレベルを使用することができ、それ故により高い伝送レートの恩恵を受けることができる。実際に、その結果は、各UEのチャネル品質に基づく伝送レートに位置付けられる。
理想的には、各UEはTTI毎にCQI値を報告し、基地局は、TTI毎に利用可能なチャネル各々について新たなMCSレベルを設定したい。
HSDPAシステムは、ハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)技法を使用してもよい。
図6は、H−ARQ法がどのように動作するかを説明するのに使用する概略図である。この例では、その技法は、所謂、ストップ・アンド・ウエイト型(SAW:stop−and−wait)の技法である。この図は、TTI1乃至TTI9の連続的な一連のTTIにわたる、単独のダウンリンクチャネルHSPDSCH1におけるパケット伝送を示す。TTI2にて、第1パケットがUE1に送信される。パケットを受信すると、各UEはその伝送にエラーがなかったか否かを検査する。エラーがなければ、UEは、専用の物理制御チャネル(DPCCH)のような上り制御チャネルを用いて、肯定応答メッセージACKを基地局に返送する。受信したパケットに伝送エラーがあった場合は、UEは、その上りリンクチャネルを用いて、否定応答メッセージNACKを基地局に送信する。
図6に示される例では、TTI2でUE1に送信された第1パケットが、誤りなしに受信されることに失敗し、TTI4にて、UE1はNACKメッセージを基地局に送信する。H−ARQ法では、特定のUE宛の次のパケットを、その同じUEに以前に送信されたパケットの肯定応答又は否定応答メッセージを待たずに送信することが許容されている。従って、エラーのないチャネルの場合に、何らの送信タイムスロットもアイドルに向かわず、UEを自由にスケジュール管理する機能を与える。配信されるデータの観点からは、システム全体のパフォーマンスが改善されつつ、システム容量が節約される。
例えば、図6に示されるように、UE1の第1パケットに関するNACKメッセージが基地局によって受信される前に、その基地局はTTI4にて第2パケットをそのUE1に送信する。従って、UE1に対する第2パケットは、UE1に対する第1パケットが、第1パケットの最初の送信に対するNACKメッセージに応答してTTI7で再送される前に送信される。
H−ARQ法では、誤って受信されたパケット(失敗したパケット)は、所謂、追跡合成プロセスに委ねられる。このプロセスでは、失敗したパケットは、送信機によって再送され、その後に、受信機は、同一パケットの受信した全ての複製を、(例えば、最大比率合成法を用いて)「ソフトに(soft)」合成する。最終的なSIRは、合成された2つのパケット各自のSIRの和として決定される。従って、追跡合成プロセスは、送信されたパケットのSIRを改善する。
AMC及びHARQ法に関する更なる情報は、3GPP TR 25.848 V 4.0.0(2001−03)、第3世代パートナーシッププロジェクト;技術仕様グループ無線アクセスネットワーク;2001年3月のUTRA高速ダウンリンクパケットアクセス(リリース4)の物理層態様に見受けられ、これらの内容全体は本願の参考に供せられる。
異なるMCSレベル間の切り替えは、非常に重要なタスクとして認識されており、このスイッチングを最適化する様々な提案がなされている。例えば、2001年5月21日乃至25日に韓国のプサンで行なわれたTSG R1−1−0589、TSG−RAN ワーキンググループ1会議番号20では、NEC及びテレコムモデュス(MODUS)がAMC技法を共同で提案し、その技法では、異なるMCSレベル間の切り替えのための閾値が、UEから通知するACK/NACKに基づいて調整される。NACKが通知されると、基地局は、ある上昇量S1だけ閾値を増やす。ACKが通知されると、基地局は、ある下降量S2だけ閾値を減らす。閾値に対する調整は制限され、簡単のため、閾値間の差分が固定してもよい。上昇量S1及び下降量S2間の比率は、目標の誤り率に基づいて決定してもよい。
このAMC法は、MCSレベル間の閾値を調整し、無線通信システムにおける様々な動作状態を考慮に入れようとする。特に、無線環境下での最適なMCSレベルは、ドップラ周波数(即ち、UEが移動する速度)及びマルチパス伝搬状態に依存する。例えば、図7は、図4の様々なMCSレベルの各々についてのスループット対SIR特性に関する、UE速度の影響を示す。3つのラインがMCSレベル毎にプロットされており;最上位のラインは3km/hの低速UEに対応し(ドップラ周波数Fd=5.555Hz)、中位のラインは60km/hの中速UEに対応し(Fd=111.112Hz)、下位のラインは120km/hの高速UEに対応する(Fd=222.24Hz)。図7は、UE速度が増えるにつれて、スループットが劣化することを示す。MCSレベル間で切り替えるのに最適な閾値も、UE速度が変化するにつれて変わることも理解される。
図7は単一経路のレイリーフェージングモードに関連する。図8は、2つの等利得パス状態の下での様々なUE速度の影響を示す。それらの特性は図6のものと非常に異なることが理解でき、最適な閾値はパス状態が変わると変化することが明白である。
NEC/テレコムモデュスにより提案された方法は、動作状態が変化すると閾値を変えるが、ACK又はNACKメッセージが受信されるその都度、即ちフレーム毎に閾値を増やしたり減らしたりするので、その方法は最適な解決手段を与えていない。MCSレベルを切り替える閾値間のステップサイズがかなり大きい場合には(例えば、数dB)、この手法は、例えば開放的な郊外のように実際上単独の支配的なパスが存在するパス状態において、低いMCSレベルでは比較的貧弱なパフォーマンスになってしまうであろう。
TSG R1−1−0589にてNEC及びテレコムモデュスの提案した別のAMC法では、基地局が、UEから通知するACK/NACKに基づいてMCSレベルを選択する。例えば、所定数のTTIの間に連続的に、NACKが受信されると、基地局はMCSレベルを下げ、ACKが受信されるとMCSレベルを増やす。この方法は、MCSレベルを選択するために、チャネル品質の測定結果を当てにしない点で有利である。従って、測定精度や報告の遅延に関する問題が回避される。しかしながら、例えば都市環境内のように、2つのほぼ等しい強度のパスが存在する場合で、高いSIR値の時に、この方法は、比較的貧弱なパフォーマンスになるであろう。
本発明の第1態様によれば、適応変調符号化方法が与えられる。本方法は:送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;及び調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;を有する適応変調符号化方法である。
このような適応変調符号化方法は、パス及びチャネル状態が変化したとしても、適切な適応変調符号化レベルが選択されることを可能にする。
好ましい一態様では、保持するステップ、調整するステップ及び選択するステップが、送信機によって行なわれる。しかしながら、保持するステップ、調整するステップ及び選択するステップは、受信機によって行なわれてもよく、その受信機は選択された変調符号化レベルを送信機に通知する。
調整するステップが送信機で行なわれる場合に、受信機は、前記信号が良好に受信されたか否かの指標を前記送信機に送信してもよい。その指標は例えばACK/NACK信号としてもよい。そして、送信機は受信した指標に依存して1以上の調整可能な値を調整する。
一態様では、調整可能な値はテーブル内に保持され、そのテーブルは利用可能な変調符号化レベルの全てに対応する調整可能な値のそれぞれを格納する。調整可能な値を各々の利用可能な変調符号化レベルの1つに単に等しくしたテーブルとしてもよい。以後、調整可能な値は、信号が受信機によって良好に受信されたか否かに依存して調整されてもよい。
そのようなテーブルにより、調整可能な値の各々は、調整ステップにおいて、望まれるならば、異なる量の分だけ調整されることが可能である。或いは、一部の調整可能な値のみを調整ステップにて調整し、残りを不変にしておくことも可能である。また、全ての調整可能な値がテーブルに確保されるので、それらの値の検索及び更新を迅速且つ効率的に行なうことができる。例えば、好ましい態様では、受信機は、信号伝送品質に基づいて、利用可能な変調符号化レベルの1つを提案し、最終的な変調符号化レベルが、提案された変調符号化レベルに対応する調整可能な値に基づいて選択される。この場合に、提案された変調符号化レベルは、テーブルに対するインデックスとして使用し、対応する調整可能な値の選択を簡易にすることができる。
調整可能な値を保持するテーブルを利用することは必須ではない。別の態様では、1以上の共用される調整可能な値が保持される。調整可能な値は、複数の利用可能な変調符号化レベルの1以上に対応してもよい。例えば、同じ基本変調形式(例えば、QPSK)を共用する利用可能な変調符号化レベルのあるグループは、対応する同じ調整可能な値を有していもよく、そのような別のグループ(例えば、16QAMのような別の変調方式を使用するレベル)は、別の対応する調整可能な値を有していてもよい。この場合に、調整可能な値は、オフセット値であってもよく、最終的な変調符号化レベルは、受信機により提案された変調符号化レベルにオフセット値を適用することによって選択される。調整可能な値は、初期段階では0に設定され、以後に、信号が受信機によって良好に受信されたか否かに依存する調整工程に委ねられてもよい。
送信機及び受信機が、タイムスロット単位で又はフレーム単位で交互に動作する場合には、調整及び選択するステップは、タイムスロット毎に又はフレーム毎に行なわれてもよい。このように、あるタイムスロット又はフレームで、信号が受信機によって良好に受信されたか否かに基づいて、調整可能な値が調整され、新たな変調符号化レベルが、次のタイムスロット又はフレームで送信される信号に適用するために選択されてもよい。
一態様では、調整するステップは、信号が良好に受信された場合に1以上の調整可能な値を増やし、信号が良好に受信されなかった場合に1以上の調整可能な値を減らすステップより成る。
調整するステップでは、少なくとも1つの調整可能な値が、別の対応する調整可能な値が調整された量とは異なる量の分だけ増やされてもよい。これは、例えば、変調符号化レベルが、一方のグループがQPSK変調に関連し、他方のグループが16QAM変調に関連するような、2以上のグループのレベルより成る場合に、有利である。この場合に、一方のグループに適用される調整可能な量は、他方のグループに適用されるものと異ならせてもよい。
好ましくは、調整可能な値は非整数値である。選択するステップにおいて、信号に適用する変調符号化レベルを選択するために、調整可能な値の丸められたものが使用され、該丸められたものは、非整数の調整可能な値に最も近い整数値を表す。このように、最終的に選択される変調符号化レベル用の整数値を生成することは当然に必要であるが、調整可能な値を高精度に維持することができ、優勢なパス及びチャネル状態に基づいて、最も適切な変調符号化レベルが選択されるようにできる。
前記受信機は、例えば信号対干渉及び雑音比のような信号伝送品質の測定値を生成してもよい。提案された変調符号化レベルに前記測定値を対応付けるために、固定的な対応関係が使用されてもよい。例えば、一態様では、受信機は、それが送信機に報告するCQI値を生成する。このCQI値は、利用可能なMCSレベルと1対1に対応してもよい。この場合に、報告されたCQI値は、調整可能な値を選択するために、送信機によって使用され、その選択された調整可能な値は、最終的な変調符号化レベルを導出するために使用される。
本方法は、無線通信システムで使用されてもよく、その場合に、送信機が基地局であり、受信機が無線通信システムのユーザ装置であってもよい。基地局からユーザ装置へ送信される信号は、ダウンリンクパケットアクセス信号であってもよい。或いは、送信機がユーザ装置であり、受信機が基地局であり、ユーザ装置から基地局へ送信される信号がアップリンクパケットアクセス信号であってもよい。
本発明の第2態様によれば、適応変調符号化装置が与えられ、当該装置は:送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;及び調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;を有する適応変調符号化装置である。
本発明の第3態様によれば、無線通信システムに使用する送信機が与えられ、当該送信機は:当該送信機から前記システムの受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;及び調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;を有する送信機である。
この送信機は、無線通信システムの基地局の一部又はユーザ装置の一部であってもよい。
本発明の第4態様によれば、無線通信システムに使用する受信機が与えられ、当該受信機は:前記システムの送信機から当該受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;当該受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;及び選択された変調符号化レベルを指定する情報を前記送信機に送信するレベル通知手段;を有する受信機である。
この受信機は、無線通信システムの基地局の一部又はユーザ装置の一部であってもよい。
本発明の第5態様によれば、無線通信システムの送信機内のプロセッサにて起動された場合に、前記送信機に以下のステップを実行させる動作プログラムが与えられ、そのステップは:送信機から前記システムの受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;及び調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;である。
本発明の第6態様によれば、無線通信システムの送信機内のプロセッサにて起動された場合に、前記受信機に以下のステップを実行させる動作プログラムが与えられ、そのステップは:前記システムの送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;調整可能な値に基づいて、利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;及び選択された変調符号化レベルを指定する情報を前記送信機に送信するステップ;である。
本発明の第5及び第6態様では、送信機及び受信機の一方が、無線通信システムの基地局の一部であり、送信機及び受信機の他方がそのシステムのユーザ装置の一部である。
本発明の第5及び第6態様を実現する動作プログラムは、それ自身により設けられてもよいし、キャリアによってもたらされてもよい。そのキャリアは、ディスクやCD−ROMのような記録する媒体でもよいし、或いは信号のような伝送媒体でもよい。添付の特許請求の範囲はそのように解釈されるべきである。
以下、例として、添付図面を参照しながら本発明が説明される。
本発明の実施例を説明する前に、HSDPAシステムにおける通信を説明するための概略図である図9が参照される。
ダウンリンク伝送に関し、3つのチャネルが使用される。共通パイロットチャネル(CPICH)は、その基地局により取り扱われるセル内の全てのユーザに信号をブロードキャストするために使用され、各ユーザがCPICH信号に基づいてダウンリンクチャネルの品質を測定できるようにする。高速ダウンリンク共用チャネルHS−DSCHは、パケットデータをUEに送信するために使用される。高速共用制御チャネルHS−SCCHは、伝送フォーマット及びリソース関連情報(TFIR)を搬送するために使用される。このIFIRは、例えば8ビットであり、チャネリゼーションコード、MCSレベル及び/又は送信ブロックサイズに関する情報を含む。また、HS−SCCHはHARQ関連情報も搬送する。このHARQ情報は、例えば12ビットであり、HARQプロセス番号、冗長性バージョン、新規データインジケータ及びユーザIDを含む。
アップリンク伝送は、高速専用物理制御チャネル(フィードバックチャネル)HS−DPCCHを用いて行なわれる。このチャネルは、チャネル品質インジケータ(CQI)値及びHARQ確認応答(ACK/NACK)を送信するために使用される。
図10乃至12を参照しながら、本発明の第1実施例によるAMC法が説明される。本実施例は、HSDPAシステムにおけるダウンリンクパケットアクセス信号のMCSレベルを合わせるように使用される。従って、本実施例では、送信機は基地局の一部であり、受信機はユーザ装置の一部である。
第1実施例では、基地局は、そのセル内の各UEについて、いわゆる「ソフトな」MCS値のテーブルを維持する。ソフトMCS値のテーブル例は、図10に示されている。テーブル10は、上位の行12と下位の行14とを有する。また、テーブルは、テーブル中の最初の16列より成るQPSK領域16と、テーブルの残りの7列より成る16QAM領域18とに分けられる。
テーブルの上位の行12は、利用可能な一群のCQI値を含む。これらのCQI値は、図5に関する説明済みの値0乃至22に対応する。本実施例では、CQI値23乃至30は利用可能でない。
上位の行12における各CQI値について、下位の行14にて対応する調整可能なMCS値が存在する。例えば、図10では、ソフトMCS値15.22は、CQI値16に対応する。
図11を参照しながら以下に説明されるように、下位の行14におけるソフトMCS値は、UEが体験するチャネル状態に依存して、基地局の利用時に調整可能である。
その基地局により取り扱われるセルにUEが入ると、ステップS1にて、参入するUEに対して基地局にてソフトMCS値のテーブルが作成される。下位の行14におけるソフトMCS値は、上位の行12における対応するCQI値にそれぞれ等しく初期設定される。初期ステップS1が完了した後に、第1実施例によるAMC法は、フレーム毎の単位で動作し、各ダウンリンクフレーム(2msのTTI)にて、ステップS2乃至S8が実行される。ところで、3GPP仕様は、3タイムスロットの周期としてサブフレーム(2ms)に言及している。この場合に、ステップS2乃至S8は、サブフレーム毎に実行可能である。
ステップS2では、UEは、最新のフレームに関するダウンリンクチャネル品質の測定値を生成する。この測定値は、CPICHを基礎とし、例えば、干渉IOCを含む背景ノイズに対するCPICH信号の受信電力
Figure 2005057758
の比率で表現される。その比率
Figure 2005057758
は信号対干渉比である。
図5に関する説明済みのもののような内部マッピングテーブルを用いて、UEは最適なCQI値を判別し、その値は、その伝送ブロックサイズ、HS−PDSCHコードの番号及びCQI値に対応する変調形式でフォーマットされた単独のHS−DSCHサブフレームが、目標値を超えない伝送ブロックエラー確率で受信されることの可能なものに対する値である。例えば、その目標伝送ブロックエラー確率は、0.1としてもよい。
例えば、最適なCQI値を判別するために、ダウンリンクチャネル品質の測定値は、CQI値決定用のUEで保持されている一群の値と比較されてもよい。隣接するCQI値各々のペアについてそのような1つの閾値が存在する。これらの閾値は、図4に関する説明済みの閾値Th01,Th02,Th03に対応する。比較結果に基づいて、送信ブロックエラー率のターゲット(目標)が達成されるところの利用可能な最適なCQI値が、判別される。
また、ステップS2では、UEは、HS−DSCH信号の最新フレームについて巡回冗長検査(CRC)を実行する。CRC結果(合格又は不合格)は、ACK/NACKメッセージを生成するために必要とされるが、以下に説明されるように、本発明では他の目的にも使用される。
CRC結果及びCQI値は、UEがHS−DPCCHを用いることによって、基地局へ報告される。
ステップS3では、報告されたCRC結果が合格(ACK)であったか又は不合格(NACK)であったかが判別される。CRC結果が合格であったならば、処理はステップS4に進む。ステップS4では、テーブル中のQPSK領域16内のソフトMCS値の各々が、第1の上昇調整量ΔUpQPSKだけ増やされる。同様に、テーブル中の16QAM領域18内のソフトMCS値の各々は、第2の上昇調整量ΔUp16QAMだけ増やされる。そして、処理はステップS6に進む。
一方、ステップS3にてCRC結果が不合格であったならば、ステップS5にて、テーブル中のQPSK領域16内のソフトMCS値の各々は第1の下降調整量ΔDownQPSKだけ減らされ、テーブル中の16QAM領域18内のソフトMCS値の各々は第2の下降調整量ΔDown16QAMだけ減らされる。そして、処理はステップS6に進む。
ステップS6では、ステップS2でUEから報告されたCQI値を、テーブル10に対するインデックスとして使用し、報告されたCQI値に対応するソフトMCS値を判別する。例えば、図10に示されるように、ソフトMCS値15.22は、CQI値16に対応する。ステップS6では、このソフトMCS値が選択され、最も近い整数に丸められ、この例ではその整数は15である。この値は、適用される次のMCSレベルとして採用される。
ステップS7では、次のMCSレベルが、MCSレベルの許容範囲内であるか否かが検査される。ステップS6で選択された次のMCSレベルが、許容される最低のMCSレベルより低い場合には、次のMCSレベルは、許容される最低のそのMCSレベルに単に設定される。同様に、ステップS6で選択された次のMCSレベルが、許容される最適なMCSレベルより高い場合には、次のMCSレベルは、許容される最適なそのMCSレベルに設定される。
最後に、ステップS8では、ステップS6及びS7で決定された次のMCSレベルが、次のサブフレームにおいて、UEに送信されるダウンリンク信号に適用される。
図12は、図11の動作に関するタイミングを説明するためのタイミング図である。図12に示されるように、最初のサブフレームnでは、初期の又はデフォルトのMCSレベルを用いて、UEはHS−DSCHによりデータを受信する。そして、UEは、データを処理してCRC結果及びCQI値を生成するために7.5タイムスロットを要する。そして、アップリンクサブフレームkにて、CRC結果(ACK/NACK)及びCQI値が、HS−DPCCHを通じて基地局に報告される。
基地局は、サブフレームnについて報告されたACK/NACK及びCQI値を受信し、次のフレームn+1を開始する前に次のMCSレベルを判別する。そして、基地局は、HS−DSCHサブフレームn+1において、HS−DSCHにより次のデータをUEに送信する。先行するフレームのように、UEは、受信したデータを処理してCRC結果及びCQI値を生成するのに7.5タイムスロットを要する。その後、これらはHS−DPCCHサブフレームk+1において基地局に報告され、後続のフレームについても同様である。
ステップS4及びS5では、目標パケットエラーレート(PER)(送信ブロックエラー確率)に依存して、ΔUp16QAMが設定されてもよい。例えば、目標PERが0.1であるならば、
Figure 2005057758
である。他の調整量に適切な値は、経験的に次のように見出された:
ΔDown16QAM=3*ΔUp16QAM=0.33
ΔUp16QAM= ΔUp16QAM/10
ΔDownQPSK=3*ΔUpQPSK。
次に、本発明を使用するAMC法の実効性(パフォーマンス)の程度を、上述の手法と比較して示すために、いくつかのシミュレーション結果を説明する。考察される第1の以前に説明した手法(以下、「従来技術(1)」という。)は、背景技術で説明された適応閾値法であり、異なるMCSレベル間の切り替えの閾値が、ACK/NACK結果に基づいて調整されるものである。第2の以前に説明した手法(以下、「従来技術(2)」という)も背景技術で説明されており、基地局が、UEからのACK/NACK通知に基づいてMCSレベルを選択するものである。
シミュレーションでなされた仮定は、以下のテーブル1(表1)に定められている。
Figure 2005057758
図13は、シミュレーションで使用されたモデルの概略図である。特に、フェージングはレイリーフェージングであること、チャネルノイズは加法性白色ガウシアンノイズ(AWGN)であること、受信機はチャネル品質
Figure 2005057758
を完全に測定すること及びCQI値及びCRC結果の報告に誤りのないことが、想定されている。
図14乃至17の各々は、本発明(実線)、従来技術(1)(一点鎖線)及び従来技術(2)(破線)を用いるAMC法に関するスループット対ダウンリンクチャネル品質特性を示す。
図14は、UEが3kphの低速で移動していることを想定している。また、基地局及びUE間で優勢なパス状態は、単独の支配的なパスが存在するようなものであることも想定されている。この種のパス状態は、例えば、都市環境とは異なり、広々とした郊外で生じる。
図15は、3つの手法に対応する結果を示し、ここでも単独のパス状態が想定されるが、UEは120kphの高速で移動しているものとする。図14及び15から理解されるように、3つの手法は、単独のパス状態の下では多かれ少なかれ同程度の実効性を有する。
図16及び17は、図14及び15のものに対応する結果を示すが、ビルディングのような多くの反射物が存在する都市環境にて優勢な、2つの等利得パス状態の下にあることが想定されている。図16では、UEは3kphの低速で移動していることを想定し、図17ではUEは120kphの高速で移動していることを想定している。2つの等利得パス状態の下では、本発明を使用する方法が、従来技術(1)及び(2)の双方を顕著に上回る好結果を示すことが理解される。特に、従来技術(2)と比較して、本発明を利用する方法は、干渉及びノイズに対する受信電力比が20dB
Figure 2005057758
である場合に、3kphのUE速度では約118%のスループット改善度をもたらし、120kphでは230%のスループット改善度をもたらす。
シミュレーションによれば、従来技術(1)は、本発明を利用する方法よりもフェージングに非常に密接に追従する傾向があり、これは、MCSレベル分布の分散性が、本発明の実施例におけるものよりも従来技術(1)におけるものが大きいことを意味する。また、本発明を用いる方法における選択された平均的なMCSレベルは、たとえPERが同じであったとしても、25dBの平均SINRで120kphによる2パスシミュレーションでの従来技術(1)のものよりも高く、本実施例では、より大きなスループットが達成される。
図10乃至12を参照しながら説明された第1実施例では、UEはCRC結果及びCQIレベルを基地局に報告し、基地局はソフトMCS値テーブルを保持し、CRC結果に基づいてテーブルを更新し、次のMCSレベルを決定する。しかしながら、ソフトMCS値は、基地局で保持されることも又は更新されることも必須ではなく、次のMCSレベルが基地局で決定されることも必須ではない。これらの動作は、図18に示される本発明の第2実施例に関連して説明されるように、UEで行なわれることも可能である。
第2実施例では、ステップS2がステップS12で置換され、ステップS8がステップS18で置換されることを除いて、各ステップは第1実施例のステップS1乃至S8と同じである。
第1実施例と同様に、ステップS1では、UEがセルに入ったときに、ソフトMCS値テーブルが生成される。第2実施例では、このテーブルは、基地局内ではなく、UEの内部で生成される。ステップS12では、UEは、受信した最新のパケットに基づいてCRC結果及びCQI値を生成する。この段階で、これらを基地局に報告する代わりに、UE自身がステップS3乃至S7を実行し、次のフレームに対するMCSレベルを選択する。そして、ステップS18にて、UEは選択したMCSレベル及びCRC結果をHS−DPCCHを用いて基地局に報告する。
ところで、基地局に到達するまでのCRC結果の遅延に対処するために、ステップS3乃至S7の処理を実行する前に、ステップS12にて、UEはCRC結果を基地局に報告することが可能である。
上述の第1及び第2実施例では、ソフトMCS値は、図10に示されるようなソフトMCS値のテーブルを利用して生成される。そのようなテーブルを利用すると、極めて有利になる。第1に、そのテーブルは各CQI値について対応するソフトMCS値を格納するので、望まれるならば、様々な量の分だけソフトMCS値を調整することができる。従って、例えば、QPSK領域16内の全てのソフトMCS値について、1つの上昇調整量及び1つの下降調整量を持たせるのではなく、そのようなMCS値の各々について、個々の調整量を持たせることができる。或いは、特定のCQI値に応じて、ソフトMCS値の一部のみを調整し、その他を不変に残すことも可能である。また、全てのソフトMCS値がテーブル内に保持されているので、その値の検索及び更新は迅速且つ効率的に行なうことができる。利用可能な処理電力は限られているので、このことは重要であり、テーブルがUE内に維持される場合に特に有利である。
しかしながら、これらの利点とは別に、テーブル形式でソフトMCS値を保持することの要請は、メモリの要請を増やすことになり、特にソフトMCS値が非整数値の場合に増える。この点は、図19に示される本発明の第3実施例にて克服される。
図19では、ソフトMCS値テーブルに代えて、オフセット_QPSK及びオフセット_16QAMの2つのパラメータが、各自のオフセット部22,24内に保持され且つ更新される。オフセット部22は第1選択スイッチ26の出力に接続された入力を有する。スイッチ26は、第1の上昇調整量ΔUpQPSK及び第1の下降調整量ΔDownQPSKをそれぞれ受信する第1及び第2の入力を有する。第2オフセット部24は、第2選択スイッチ28の出力に接続された入力を有する。スイッチ28は、第2の上昇調整量ΔUp16QAM及び第2の下降調整量ΔDown16QAMをそれぞれ受信する第1及び第2の入力を有する。スイッチの各々は、UEからのCRC結果(ACK/NACK)によって制御される。特に、各選択スイッチ26及び28は、CRC結果が合格(ACK)である場合に第1の入力を選択し、CRC結果が不合格(NACK)である場合に第2の入力を選択する。
第1及び第2のオフセット部22,24の各々は、リセット入力及び出力も有する。第1オフセット部22の出力は、第3選択スイッチ30の第1入力に接続される。第2オフセット部24の出力は、選択スイッチ30の第2入力に接続される。スイッチ30の出力は加算器32の入力に接続される。
CQI値受信部34は、UEによって生成された最新のCQI値を受信するために設けられる。受信した最新の値は、受信部34により、加算器32の別の入力に出力される。CQI値受信部34は、選択スイッチ30を制御する制御信号QPSK/16QAMも生成する。例えば、受信部34で保持される最新のCQI値が0乃至15の範囲にある場合には、制御信号QPSK/16QAMはスイッチ30にその第1の入力を選択させる一方、最新のCQI値が16乃至22の範囲にある場合には、制御信号QPSK/16QAMは、選択スイッチにその第2の入力を選択させる。
加算器32の出力は、MCSレベル範囲検査/制限部36の入力に供給される。検査/制限部36は、次のMCSレベルを出力する。
図19に示される第3実施例の動作が、以下に説明される。
先ず、UEがセル内に入ると、第1及び第2のオフセット部22,24のリセット入力が起動され、オフセット_QPSK及びオフセット_16QAMの双方のパラメータが0にリセットされる。
次に、各フレームにおいて、選択スイッチ26,28を制御するためにCRC結果が利用され、上昇調整量又は下降調整量の何れかが、第1及び第2のオフセット部22,24の入力に与えられるようにする。オフセット部22又は24の各々は、受信した調整量を、それが保持するオフセット_QPSK又はオフセット_16QAMのパラメータに加える。本実施例では、下降調整量は負の値であることに留意を要する。
最新のフレームに対するCQI値が算出されると、それはCQI値受信部34で受信される。受信した値に依存して、CQI値受信部34は、選択スイッチ30を制御するために、適切な制御信号QPSK/16QAMを生成する。従って、加算器32は、CQI値プラスオフセット_QPSKを、又はCQI値プラスオフセット_16QAMを出力する。MCSレベル範囲検査/制限部36は、加算器からの出力値が、(図11のステップS7のように)許容範囲内であるか否かを検査し、出力値を適切に制限し、その値を次のMCSレベルとして出力する。
従って、第3実施例では、ソフトMCS値のテーブルがなかったとしても、利用可能な各々のMCSレベルは、依然として対応する調整値を有する(MCSレベル0乃至15に対応するオフセット_QPSKのパラメータ、又はMCSレベル16乃至22に対応するオフセット_16QAMのパラメータ)。
上述の実施例は2種類の変調方式、即ちQPSK及び16QAMのみを例として言及していたが、本発明の実施例は、8位相シフトキーイング(8PSK)及び64直交振幅変調(64QAM)を含む任意の適切な変調方式と共に使用可能であることが、理解されるであろう。ソフトMCS値テーブルは、存在する様々な変調方式と同程度に多くの領域を有することが可能である。或いは、第3実施例の図において、存在する様々な変調方式と同程度に多くのオフセット部が存在してもよい。
上述の実施例では、送信機は基地局の一部であり、受信機はユーザ装置の一部であった。しかしながら、将来的なネットワークでは、ユーザ装置は、AMC法を、基地局に送信するアップリンク信号に適用できる傾向にあり、その場合には、上述の任意の実施例による方法が、ユーザ装置の一部である送信機及び基地局の一部である受信機により実行可能である。
以上、本発明の実施例が非同期パケットモードを有する広帯域CDMAネットワークに関連して説明されてきたが、本発明は、AMCを使用することのできる任意の他のネットワークに適用可能であることが理解されるであろう。これらのネットワークは、IS95ネットワークのような他のCDMAネットワークでもよいし、或いはそのネットワークから改作されたものでもよい。また、これらのネットワークは、CDMAを利用しない他の移動通信ネットワークでもよいし、それから改作されたものでもよく、そのネットワークは例えば、時分割多重接続(TDMA)、波長分割多重接続(WDMA)、周波数分割多重接続(FDMA)及び空間分割多重接続(SDMA)等のような多重接続技術の1以上を用いるネットワークであり得る。
本発明の実施例による基地局及び/又はユーザ装置の機能の全部又は一部を実際に実現するために、マイクロプロセッサ又はディジタル信号処理装置(DSP)を用いてもよいことを、当業者は理解するであろう。
以下、本発明により教示される手段を例示的に列挙する。
(付記1)
送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;
前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;及び
調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;
を有することを特徴とする適応変調符号化方法。
(付記2)
保持するステップ、調整するステップ及び選択するステップが、送信機によって行なわれる
ことを特徴とする付記1記載の方法。
(付記3)
前記信号が良好に受信されたか否かの指標を前記受信機が前記送信機に送信し、且つ前記送信機が、受信した指標に依存して、1以上の調整可能な値を調整する
ことを特徴とする付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
調整するステップが、信号が良好に受信された場合に1以上の調整可能な値を増やし、信号が良好に受信されなかった場合に1以上の調整可能な値を減らすステップより成る
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の方法。
(付記5)
少なくとも2つの調整可能な値が存在し、調整するステップが、一方の調整可能な値が調整された量とは異なる量の分だけ他方の調整可能な値を調整するステップを有する
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の方法。
(付記6)
調整可能な値が調整される量は、目標誤り率に依存して異なる
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1項に記載の方法。
(付記7)
調整可能な値が非整数値であり、選択するステップにおいて、信号に適用する変調符号化レベルを選択するために、調整可能な値の丸められたものが使用され、該丸められたものは、非整数の調整可能な値に最も近い整数値を表す
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1項に記載の方法。
(付記8)
信号伝送品質に基づいて、利用可能な変調符号化レベルの1つを提案するステップ;及び
提案された変調符号化レベルに対応する調整可能な値に基づいて、変調符号化レベルを選択するステップ;
を更に有することを特徴とする付記1乃至7の何れか1項に記載の方法。
(付記9)
前記受信機が信号伝送品質の測定値を生成し、当該方法が、提案された変調符号化レベルに前記測定値を対応付ける固定的な対応関係を使用するステップを更に有する
ことを特徴とする付記8記載の方法。
(付記10)
提案するステップが、提案される変調符号化レベルを指定する情報を前記送信機に送信する受信機によって実行される
ことを特徴とする付記1又は9に記載の方法。
(付記11)
前記送信機及び前記受信機の一方が無線通信システムの基地局であり、前記送信機及び前記受信機の他方が前記システムのユーザ装置である
ことを特徴とする付記1乃至10の何れか1項に記載の方法。
(付記12)
前記信号がパケットアクセス信号である
ことを特徴とする付記11記載の方法。
(付記13)
送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;
前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;及び
調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;
を有することを特徴とする適応変調符号化装置。
(付記14)
無線通信システムに使用する送信機であって、
当該送信機から前記システムの受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;
前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;及び
調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;
を有することを特徴とする送信機。
(付記15)
無線通信システムに使用する受信機であって、
前記システムの送信機から当該受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;
当該受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;
調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;及び
選択された変調符号化レベルを指定する情報を前記送信機に送信するレベル通知手段;
を有することを特徴とする受信機。
(付記16)
無線通信システムで使用する基地局であって、付記14に記載の送信機又は付記15に記載の受信機より成ることを特徴とする基地局。
(付記17)
無線通信システムで使用するユーザ装置であって、付記14に記載の送信機又は付記15に記載の受信機より成ることを特徴とするユーザ装置。
(付記18)
無線通信システムの送信機内のプロセッサにて起動された場合に、前記送信機に:
送信機から前記システムの受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;
前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;及び
調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;
を実行させることを特徴とする動作プログラム。
(付記19)
無線通信システムの受信機内のプロセッサにて起動された場合に、前記受信機に:
前記システムの送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;
前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;
調整可能な値に基づいて、利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;及び
選択された変調符号化レベルを指定する情報を前記送信機に送信するステップ;
を実行させることを特徴とする動作プログラム。
ダウンリンク伝送に関してHSDPA法を使用する無線通信システムの一部を示す。 図1のシステムにおけるHSDPA法の動作例を示す。 無線通信システム内の4つの異なるUEに関する一連の送信時間間隔にわたるダウンリンクチャネルの信号干渉比の変動例を示す。 適応変調符号化法を説明するのに使用するグラフである。 CQIマッピングテーブルの一例を示す。 自動再送要求プロセスを説明するのに使用する概略図である。 適応変調符号化法の動作にUE速度がどのように影響するかを示す図4に対応するグラフである。 適応変調符号化法の動作に様々なパス状態がどのように影響するかを示す別のグラフである。 行なわれる通信を説明するための無線通信システムの部分概略図である。 本発明の第1実施例にて使用されるテーブルの概要である。 本発明の第1実施例によるAMC法を説明するのに使用するフローチャートである。 第1実施例の動作に関連するタイミング図である。 本発明の実施例のパフォーマンスをシミュレーションするために使用されるシミュレーションモデルの概略図である。 様々なUE速度及びパス状態の下で、本発明を使用するAMC法と従来法の動作を比較するスループット対チャネル品質特性を示すグラフである。 様々なUE速度及びパス状態の下で、本発明を使用するAMC法と従来法の動作を比較するスループット対チャネル品質特性を示すグラフである。 様々なUE速度及びパス状態の下で、本発明を使用するAMC法と従来法の動作を比較するスループット対チャネル品質特性を示すグラフである。 様々なUE速度及びパス状態の下で、本発明を使用するAMC法と従来法の動作を比較するスループット対チャネル品質特性を示すグラフである。 本発明の第2実施例によるAMC法を説明するのに使用するフローチャートである。 本発明の第3実施例によるAMC装置の概略図である。
符号の説明
1 無線通信システム; 2 基地局; UE ユーザ装置;
22,24 オフセットユニット; 26,28,30 選択スイッチ; 32 加算器; 34 CQI値受信部; 36 MCSレベル範囲検査/制限部

Claims (5)

  1. 送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持するステップであって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところのステップ;
    前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整するステップ;及び
    調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択するステップ;
    を有することを特徴とする適応変調符号化方法。
  2. 調整するステップが、信号が良好に受信された場合に1以上の調整可能な値を増やし、信号が良好に受信されなかった場合に1以上の調整可能な値を減らすステップより成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも2つの調整可能な値が存在し、調整するステップが、一方の調整可能な値が調整された量とは異なる量の分だけ他方の調整可能な値を調整するステップを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 調整可能な値が非整数値であり、選択するステップにおいて、信号に適用する変調符号化レベルを選択するために、調整可能な値の丸められたものが使用され、該丸められたものは、非整数の調整可能な値に最も近い整数値を表す
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
  5. 送信機から受信機へ伝送される信号に適用可能な複数の利用可能な変調符号化レベルの少なくとも1つにそれぞれが対応する1以上の調整可能な値を保持する調整可能値保持手段であって、対応する前記レベルへの変化を各々が表現するところの調整可能値保持手段;
    前記受信機によって信号が良好に受信されたか否かに依存して、1以上の調整可能な値を調整する調整手段;及び
    調整可能な値に基づいて、前記信号に適用する利用可能な変調符号化レベルの1つを選択する選択手段;
    を有することを特徴とする適応変調符号化装置。
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