JP2004032640A - 送信電力制御方法、通信端末装置及び基地局装置 - Google Patents

送信電力制御方法、通信端末装置及び基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてA−DPCHの送信電力を適正に制御し、システムスループットの向上を図ること。
【解決手段】分離部205は、復調部204の出力信号をデータとCQI信号、ACK/NACK信号等の制御信号とに分離する。送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にない場合、送信電力制御部258の送信電力にオフセットをつけ増幅部262の増幅量を制御する。また、送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にある場合、CQI信号に基づいて増幅部262の増幅量を制御する。さらに、送信電力制御部261は、再送時等に、設定した送信電力に補正値設定部260から入力した補正値を加算する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下り回線で高速パケット伝送を行う無線通信システムに使用される送信電力制御方法、通信端末装置及び基地局装置に関し、特に、W−CDMA方式におけるHSDPAに適用するに好適である。
【0002】
【従来の技術】
無線通信システムの分野において、高速大容量な下りチャネルを複数の通信端末装置が共有し、下り回線で高速パケット伝送を行うHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が提案されている。HSDPAでは、HS−PDSCH(High Speed − Physical Downlink Shared Channel)、HS−SCCH(Shared Control Channel of HS−PDSCH)、A−DPCH(Associated−Dedicated Physical Channel for HS−PDSCH)等の複数のチャネルが用いられる。なお、A−DPCHはHSDPA伝送を行う際に付随チャネルとして使用するために設けられたDPCHチャネルであり、そのチャネル構成やハンドオーバ制御等はDPCHとかわらない。
【0003】
HS−PDSCHは、パケットの伝送に使用される下り方向の共有チャネルでる。HS−SCCHは、下り方向の共有チャネルであり、リソース割り当てに関する情報(TFRI:Transport−format and Resource related Information)、H−ARQ(Hybrid−Automatic Repeat Request)制御に関する情報等が伝送される。
【0004】
A−DPCHは、上り方向及び下り方向の個別付随チャネルであり、パイロット信号、TPCコマンド等が伝送され、上り方向では、これらに加えてACK信号あるいはNACK信号、CQI(Channel Quality Indicator)信号が伝達される。なお、ACK信号とは、基地局装置から送信されたHS−PDSCH上の高速パケットが、通信端末装置において正しく復調できたことを示す信号であり、NACK信号とは、基地局装置から送信されたHS−PDSCH上の高速パケットが、通信端末装置において正しく復調できなかったことを示す信号である。また、CQIは、当該各通信端末装置において復調可能なパケットデータの変調方式及び符号化率を示す信号である。
【0005】
以下、A−DPCHとHS−SCCHとの受信SIR(Signal to Interference Ratio)の関係について図5、図6を用いて説明する。図5は、HO(Hand Over)状態ではない場合を示し、図6は、HO状態の場合を示す。ここでHO状態とは、複数の基地局またはセクタと同時に通信回線を接続している状態を示し、一般的に良く知られているソフトハンドオーバ(SHO)状態であることを示す。
【0006】
図5に示すように、A−DPCHの送信電力11は、一般的に良く知られているクローズドループ送信電力制御方法によって、A−DPCHの受信SIR12が目標SIR13となるように制御される。
【0007】
HS−SCCHの送信電力21は、HS−SCCHの所要SIR23がA−DPCHの目標SIR13と異なるため、A−DPCHの送信電力11にオフセットをつけて設定される。これにより、HO状態ではない場合には、HS−SCCHの受信SIR22がほぼ所要SIR23に保たれる。
【0008】
ここで、DPCHは、HO状態時には複数の受信信号を合成したSIRが目標SIRとなるように送信電力が制御される。これにより、ダイバーシチゲインによりHO状態でない場合に比較して送信電力を低減することができる。従来方式では、A−DPCHの送信電力も、DPCHと同様に、HO状態時には、複数の受信信号を合成した後の品質が所要品質を満足するように制御している。
【0009】
一方、HS−PDSCH及びHS−SCCHは、伝搬路状態に応じた適応的なMCS(Modulation and Coding Scheme:変調方式と誤り訂正符号の組み合わせ)選択、H−ARQ制御が行われるためSHO(Soft Hand Over)状態にはならずにHHO(Hard Hand Over)が適用され、常に、1つの基地局装置から信号が送信される(以下、HS−SCCHで信号を送信する基地局装置を「プライマリ基地局装置」という)。
【0010】
したがって、HO状態にないA−DPCHの送信電力に基づいて上記電力オフセット値を設定すると、A−DPCHがHO状態にある場合においてHS−SCCHの受信SIRが所要SIRに届かず、受信品質が劣化してしまい、再送回数が増大してシステムスループットが劣化してしまう。
【0011】
例えば、図6において、通信端末装置が基地局装置A及び基地局装置Bと接続しているとすると、通信端末装置は、基地局装置AのA−DPCHの受信SIR31と基地局装置BのA−DPCHの受信SIR32を合成したSIR33が目標SIR34となるようにTPCコマンドを生成する。したがって、基地局装置AのA−DPCHの受信SIR31は目標SIR34よりも低くなる。
【0012】
このとき、基地局装置Aがプライマリ基地局装置であるとすると、HS−SCCHの送信電力は、基地局装置AのA−DPCHの送信電力にオフセットつけて設定されるので、HO状態ではHS−SCCHの受信SIR41が所要SIR42を満たさなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、HO状態においてもHS−SCCHの受信SIRが所要SIRを満たすように上記電力オフセット値を大きく設定すると、A−DPCHがHO状態にない場合においてHS−SCCHの送信電力が過剰となり、有限な無線リソースである送信電力を余計に消費してしまい、システムスループットが低下してしまうという問題がある。
【0014】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてシステムスループットの向上を図ることができる送信電力制御方法、通信端末装置及び基地局装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、HSDPAサービスを受ける通信端末装置の中でハンドオーバ状態にあるものに対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う方法をとる。
【0016】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、HSDPAサービスを受ける通信端末装置に対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う方法をとる。
【0017】
これらの方法により、常に、HS−SCCHの受信電力を所要のSIRとすることができるので、周波数効率を下げることがなく、HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてシステムスループットの向上を図ることができる。
【0018】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、通信端末装置から受信パケットの復調結果を示す信号を受信できなかった場合にアウターループ制御を行う方法をとる。
【0019】
この方法により、アウターループ制御によりHS−SCCHの送信電力を制御することが可能になり、再送回数を減らしてスループットの向上を図ることができる。
【0020】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、再送時にHS−SCCHの送信電力の補正値を設定し、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御する方法をとる。
【0021】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、再送回数が増えるほど補正値を高く設定する方法をとる。
【0022】
これらの方法により、再送時においてHS−SCCHの送信電力を初回よりも高く設定することが可能になり、再送回数を減らしてスループットの向上を図ることができる。
【0023】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、通信端末装置毎にアウターループ制御を行う方法をとる。
【0024】
この方法により、各通信端末装置での回線状態(マルチパス状態や移動速度など)に応じた制御ができるため、各端末とのスループットの向上を最大限に図ることができる。
【0025】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、全通信端末装置一括してアウターループ制御を行う方法をとる。
【0026】
この方法により、基地局装置の設置場所などに固有な回線条件(マルチパス数など)による補正が可能であり、さらに通信端末装置毎に行う方法に比べてアウターループ制御に必要な処理量の削減を図ることができる。
【0027】
本発明の送信電力制御方法は、基地局装置が、通信端末装置の移動速度が遅い場合には過去に入力した複数のCQI信号に基づき、移動速度が速い場合には直前に入力したCQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う方法をとる。
【0028】
この方法により、特に移動速度が遅い場合には、複数のCQI送受信の時間に渡って、伝搬環境が大きく変化することはないことを利用して、過去に入力した複数のCQI信号からの伝搬路情報の平均化または伝搬路予測に基づいて制御することで、より高信頼なHS−SCCHの送信電力制御を実現することが可能になり、パケットデータのスループットの向上を図ることができる。
【0029】
本発明の基地局装置は、CQI信号に基づいてパケットを送信する通信端末装置を決定し、HS−SCCHによって送信する信号を生成するスケジューラと、HS−SCCHの送信電力制御をCQI信号に基づいて行う送信電力制御手段とを具備する構成をとる。
【0030】
本発明の基地局装置における送信電力制御手段は、HSDPAサービスを受ける通信端末装置の中でハンドオーバ状態にあるものに対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う構成をとる。
【0031】
本発明の基地局装置における送信電力制御手段は、HSDPAサービスを受ける通信端末装置に対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う構成をとる。
【0032】
これらの構成により、常に、HS−SCCHの受信電力を所要のSIRとすることができるので、周波数効率を下げることがなく、HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてシステムスループットの向上を図ることができる。
【0033】
本発明の基地局装置は、HS−SCCHの送信電力の補正値を設定する補正値設定手段を具備し、送信電力制御手段は、通信端末装置から受信パケットの復調結果を示す信号を受信できなかった場合、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御するアウターループ制御を行う構成をとる。
【0034】
この構成により、アウターループ制御によりHS−SCCHの送信電力を制御することが可能になり、再送回数を減らしてスループットの向上を図ることができる。
【0035】
本発明の基地局装置は、再送時にHS−SCCHの送信電力の補正値を設定する補正値設定手段を具備し、送信電力制御手段は、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御する構成をとる。
【0036】
本発明の基地局装置における補正値設定手段は、再送回数が増えるほど補正値を高く設定する構成をとる。
【0037】
これらの構成により、再送時においてHS−SCCHの送信電力を初回よりも高く設定することが可能になり、再送回数を減らしてスループットの向上を図ることができる。
【0038】
本発明の基地局装置における補正値設定手段は、通信端末装置毎に補正値を設定する構成をとる。
【0039】
この構成により、各通信端末装置での回線状態(マルチパス状態や移動速度など)に応じた制御ができるため、各端末とのスループットの向上を最大限に図ることができる。
【0040】
本発明の基地局装置における補正値設定手段は、全通信端末装置一括して補正値を設定する構成をとる。
【0041】
この構成により、基地局装置の設置場所などに固有な回線条件(マルチパス数など)による補正が可能であり、さらに通信端末装置毎に行う方法に比べてアウターループ制御に必要な処理量の削減を図ることができる。
【0042】
本発明の基地局装置における送信電力制御手段は、通信端末装置の移動速度に応じてHS−SCCHの送信電力制御を行うためのCQI信号のサンプル数を可変とする構成をとる。
【0043】
本発明の基地局装置における送信電力制御手段は、通信端末装置の移動速度が遅い場合には過去に入力した複数のCQI信号に基づき、移動速度が速い場合には直前に入力したCQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行う構成をとる。
【0044】
これらの構成により、特に移動速度が遅い場合には、複数のCQI送受信の時間に渡って、伝搬環境が大きく変化することはないことを利用して、過去に入力した複数のCQI信号からの伝搬路情報の平均化または伝搬路予測に基づいて制御することで、より高信頼なHS−SCCHの送信電力制御を実現することが可能になり、パケットデータのスループットの向上を図ることができる。
【0045】
本発明の通信端末装置は、上記いずれかの基地局装置から送信されたHS−SCCHの信号を受信する受信手段と、前記HS−SCCHの信号に対してRAKE合成以外の高性能受信器を具備する構成をとる。
【0046】
この構成により、基地局装置がCQIに基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行っても通信端末装置においてHS−SCCH用信号を正しく復調することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、基地局装置が、HSDPAサービスを受ける通信端末装置に対して、少なくともハンドオーバ時には、HS−SCCHの送信電力をCQI信号に基づいて制御することである。なお、本発明において、HSDPAサービスとは、HSDPA伝送によって実現されるパケット通信サービスのことをいうものとする。
【0048】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0049】
図1は、本発明の一実施の形態のシステム構成図である。
【0050】
図1において、制御局(RNC)100は、複数の基地局装置(NodeB)200と有線接続し、各基地局装置200は、複数の通信端末装置(UE)300と無線通信を行う。なお、以下の説明では、制御局装置100が2つの基地局装置200と有線接続し、各基地局装置200が3つの通信端末装置300と無線通信を行う場合を想定する。
【0051】
次に、制御局装置100の構成について図2のブロック図を用いて説明する。
【0052】
信号処理部101は、接続する基地局装置の数だけ用意され、通信端末装置300から送信され、基地局装置200にて復号された信号を入力し、この信号をネットワーク網で伝送するに適した状態に処理し、分離部102に出力する。
【0053】
分離部102は、接続する基地局装置の数だけ用意され、信号処理部101の出力信号からデータと制御信号を分離する。データは、ネットワーク網に出力される。分離部102にてデータと分離された制御信号の中には、通信端末装置300が測定した周辺基地局装置の共通制御チャネルの受信電力を示す信号(以下、「受信電力信号」という)等が含まれる。
【0054】
ハンドオーバ制御部103は、受信電力信号に基づいて各通信端末装置についてHO状態にするか否かを判定し、判定結果を示す信号(以下、「HO端末信号」という)を多重部(MUX)104に出力する。
【0055】
多重部104は、接続する基地局装置の数だけ用意され、ネットワーク網からの入力信号にHO端末信号を多重して、信号処理部105に出力する。信号処理部105は、接続する基地局装置の数だけ用意され、多重部104の出力信号を基地局装置で伝送するに適した状態に処理し、多重部106に出力する。
【0056】
多重部106は、接続する基地局装置の数だけ用意され、信号処理部105の出力信号にパケット伝送用制御信号及びHS−SCCHのA−DPCHに対する送信電力のオフセット値を示すオフセット信号等を多重して基地局装置200に出力する。
【0057】
次に、基地局装置200の構成について図3のブロック図を用いて説明する。基地局装置200は、各端末装置に送信するための個別データ、パケットデータ、HO端末信号、パケット伝送用制御信号及びオフセット信号を制御局装置100から入力する。また、基地局装置200は、接続中の通信端末装置から無線送信された信号を受信する。
【0058】
共用器202は、アンテナ201に受信された信号を受信RF部203に出力する。また、共用器202は、送信RF部267から出力された信号をアンテナ201から無線送信する。
【0059】
受信RF部203は、共用器202から出力された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、復調部204に出力する。
【0060】
復調部204は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、受信ベースバンド信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、分離部205に出力する。
【0061】
分離部205は、復調部204の出力信号をデータと制御信号とに分離する。分離部205にて分離された制御信号には、DL(Down Link)用TPCコマンド、CQI信号、ACK/NACK信号、受信電力信号等が含まれる。CQI信号及びACK/NACK信号はスケジューラ251、補正値設定部260、送信電力制御部261に出力され、DL用TPCコマンドは送信電力制御部258に出力され、データ及び受信電力信号は制御局装置100に出力される。
【0062】
SIR測定部206は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、復調の過程で測定される希望波レベル及び干渉波レベルによって上り回線の受信SIRを測定し、SIRを示す信号をTPCコマンド生成部207に出力する。
【0063】
TPCコマンド生成部207は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、上り回線の受信SIRと目標SIRとの大小関係により、上り回線の送信電力の増減を指示するUL(Up Link)用TPCコマンドを生成する。
【0064】
スケジューラ251は、各通信端末装置からのCQI信号及びパケット伝送用制御信号等に基づいてパケットを送信する通信端末装置(以下、「送信先装置」という)を決定し、送信先装置を示す情報をバッファ(Queue)252に出力する。その際、スケジューラ251は、ACK信号を入力した場合には新しいデータを送信するように、NACK信号を入力した場合には前回送信したデータを再送するようにバッファ252に指示する。また、スケジューラ251は、送信先装置のCQI信号に基づいて変調方式及び符号化率を決定し、変調部253に指示する。また、スケジューラ251は、パケットデータの送信電力を決定する際に参照となる信号を送信電力制御部254に出力する。なお、本発明においてはパケットデータの送信電力制御方法に制限はなく、パケットデータの送信電力制御を行わなくとも良い。また、スケジューラ251は、HS−SCCHによって送信先装置に送信する信号(以下、「HS−SCCH用信号」という)を増幅部262に出力する。HS−SCCH用信号には、パケットデータを送信するタイミング、パケットデータの符号化率及び変調方式等を示す情報(TFRI)が含まれる。また、スケジューラ251は、再送であることを示す再送情報を補正値設定部260に出力する。
【0065】
バッファ252は、スケジューラ251に指示された送信先装置に対するパケットデータを変調部253に出力する。
【0066】
変調部253は、スケジューラ251の指示に従ってパケットデータに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部255に出力する。
【0067】
送信電力制御部254は、増幅部255の増幅量を制御することにより、変調部253の出力信号の送信電力を制御する。増幅部255の出力信号は、HS−PDSCHで送信される信号であって、多重部266に出力される。
【0068】
多重部256は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、各通信端末装置に送信する個別データ(制御信号も含む)にパイロット信号及びUL用TPCコマンドを多重して変調部257に出力する。
【0069】
変調部257は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、多重部256の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部259に出力する。
【0070】
送信電力制御部258は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、DL用TPCコマンドに従って増幅部259の増幅量を制御することにより、変調部257の出力信号の送信電力を制御する。また、送信電力制御部258は、送信電力を示す信号を送信電力制御部261に出力する。増幅部259にて増幅された信号は、DPCH(A−DPCHを含む)で送信される信号であって、多重部266に出力される。
【0071】
補正値設定部260は、再送状態及びACK/NACK信号に基づいてHS−SCCHの送信電力の補正値を設定し、送信電力制御部261に出力する。
【0072】
送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にない場合、送信電力制御部258の送信電力にオフセットをつけ増幅部262の増幅量を制御する。また、送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にある場合、CQI信号に基づいて増幅部262の増幅量を制御する。その際、送信電力制御部261は、再送時に、補正値設定部260からの補正値を加えることにより、HS−SCCHの送信電力を初回送信に比べて高く設定することが考えられる。また、ある通信端末装置あてにHS−SCCHを送信したにも関わらず、ACK/NACK信号が受信できずに、再送状態になった場合には、HS−SCCHが正しく受信できない可能性が高いと判断し、その場合にのみ、再送時のHS−SCCHの送信電力を初回送信に比べて高く設定する。さらに、再送回数が増えるほど補正値を高く設定する。これらにより、HS−SCCHが正しく受信できないことによって発生する再送回数を低減することが可能になる。
【0073】
さらに、送信電力制御部261は、設定した送信電力に補正値設定部260から入力した補正値を加算することによりアウターループ制御を行う。送信電力制御部261が、送信電力をアウターループ制御することにより、再送時だけでなく初回送信も含めたHS−SCCHの送信電力を補正することが可能になり、再送回数を減らしてスループットの向上を図ることができる。なお、アウターループ制御の詳細については後述する。
【0074】
増幅部262の増幅量を制御することによりスケジューラ251から出力されたHS−SCCH用信号の送信電力が制御される。増幅部262にて増幅された信号は、HS−SCCHで送信される信号であって、多重部266に出力される。
【0075】
変調部263は、共通制御データに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部265に出力する。送信電力制御部264は、増幅部265の増幅量を制御することにより、変調部263の出力信号の送信電力を制御する。増幅部265の出力信号は、CPICH等で送信される信号であって、多重部266に出力される。
【0076】
多重部266は、増幅部255、増幅部259、増幅部262及び増幅部265の各出力信号を多重し、送信RF部267に出力する。
【0077】
送信RF部267は、変調部253から出力されたベースバンドのディジタル信号を無線周波数の信号に変換して共用器202に出力する。
【0078】
次に、通信端末装置300の構成について図4のブロック図を用いて説明する。通信端末装置300基地局装置200から個別データ、共通制御データ、パケットデータ、HS−SCCH用信号を受信する。
【0079】
共用器302は、アンテナ301に受信された信号を受信RF部303に出力する。また、共用器302は、送信RF部358から出力された信号をアンテナ301から無線送信する。
【0080】
受信RF部303は、共用器302から出力された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、受信信号をバッファ304に出力し、HS−SCCH用信号をイコライザ305に出力し、DPCHの信号を復調部309に出力する。
【0081】
バッファ304は、受信信号を一時的に保存してイコライザ305に出力する。
【0082】
イコライザ305は、適用等化器(Adaptive Equalizer)とも呼ばれ、周波数選択性フェージングの対策技術であり、16QAMなどの多値変調波に対する遅延波による受信性能劣化を低減する受信技術として効果的である。イコライザ305は、等化処理後のHS−PDSCHの信号を復調部307に出力し、HS−SCCH用信号を復調部306に出力し、共通制御チャネルの信号をCIR(Carrier to Interference Ratio)測定部314及び受信電力測定部316に出力する。
【0083】
なお、CQI信号は、イコライザによる受信処理を行った後の共通制御チャネル信号のCIR測定結果に基づいて生成される。これは、HS−PDSCHに対するイコライザの受信性能(受信ゲイン)を考慮したCQI信号を報告するためである。このとき、HS−SCCHに対して通常の逆拡散およびRAKE合成による受信を行った場合には、上記イコライザの受信性能(受信ゲイン)を考慮したCQI信号に基づいて送信電力制御されたHS−SCCHが端末において所要SIRを満足することは困難である。したがって、基地局装置200がCQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力を制御する場合、通信端末装置300ではHS−SCCHに対してもイコライザによる受信処理を行うことが必要である。これにより、基地局装置200がCQIに基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行っても通信端末装置300においてHS−SCCH用信号を正しく復調することができる。
【0084】
なお、イコライザの代わりに干渉キャンセラ等の他の高性能受信器(RAKE合成以外のもの)による処理を用いた場合においても同様であることは明らかである。
【0085】
復調部306は、HS−SCCH用信号に対して誤り訂正復号等の復調処理を行い、自局宛パケットデータの到来タイミング、当該パケットデータの符号化率及び変調方式等、パケットデータの復調に必要な情報を取得して復調部307に出力する。
【0086】
また、イコライザなどの高性能受信器を搭載しない通信端末装置においては、復調部306において、受信RF部303から出力されたHS−SCCH用信号に対して通常の逆拡散およびRAKE合成による受信を行う。
【0087】
復調部307は、復調部306にて取得された情報に基づいてバッファに保存されているHS−PDSCHの信号に対して誤り訂正復号等の復調処理を行い、復調処理によって得られたパケットデータを誤り検出部308に出力する。
【0088】
誤り検出部308は、復調部307から出力されたパケットデータに対して誤り検出を行い、誤りが検出されなかった場合にはACK信号を、誤りが検出されなかった場合にはNACK信号を多重部351に出力する。
【0089】
復調部309は、DPCHの信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、分離部310に出力する。
【0090】
分離部310は、復調部309の出力信号をデータと制御信号とに分離する。分離部310にて分離された制御信号には、UL用TPCコマンド等が含まれる。UL用TPCコマンドは送信電力制御部357に出力される。
【0091】
SIR測定部311は、復調の過程で測定される希望波レベル及び干渉波レベルによって下り回線の受信SIRを、接続する基地局装置毎に測定し、測定した全ての受信SIRをSIR合成部312に出力する。SIR合成部312は、受信SIRを合成し、合成値をTPCコマンド生成部313に出力する。TPCコマンド生成部313は、SIR合成部312から出力された受信SIRと目標SIRとの大小関係によりDL用TPCコマンドを生成し、多重部354に出力する。
【0092】
CIR測定部314は、プライマリ基地局装置からの共通制御チャネルの信号を用いてCIRを測定し、測定結果をCQI生成部315に出力する。CQI生成部315は、プライマリ基地局装置から送信された信号のCIRに基づくCQI信号を生成して多重部351に出力する。
【0093】
受信電力測定部316は、プライマリ基地局装置以外の周辺基地局装置からの共通制御チャネルの受信電力を示す受信電力を測定して、受信電力信号を多重部351に出力する。
【0094】
多重部351は、CQI信号、受信電力信号及びACK/NACK信号を多重して変調部352に出力する。変調部352は、多重部351の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部356に出力する。
【0095】
変調部353は、基地局装置200に送信するデータに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部356に出力する。
【0096】
多重部354は、DL用TPCコマンド、パイロット信号を多重して変調部355に出力する。変調部355は、多重部354の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部356に出力する。
【0097】
多重部356は、変調部352、変調部353及び変調部355の各出力信号を多重し、送信RF部358に出力する。
【0098】
送信電力制御部357は、UL用TPCコマンドに従って送信RF部358の増幅量を制御することにより、多重部356の出力信号の送信電力を制御する。なお、複数の基地局装置と接続している場合、送信電力制御部357は、全てのUL用TPCコマンドが送信電力の上昇を指示する場合のみ送信電力を上昇させる制御を行う。
【0099】
送信RF部358は、多重部356から出力されたベースバンドのディジタル信号を増幅し、無線周波数の信号に変換して共用器302に出力する。
【0100】
次に、アウターループ制御における補正値の設定方法及び送信電力の算出方法について詳細に説明する。
【0101】
送信電力制御部261は、補正値設定部260において設定された補正値を送信電力に加算することにより、送信電力のアウターループ制御を行う。
【0102】
ただし、補正値設定部260は、再送情報だけでは、通信端末装置においてHS−SCCHを正しく受信することができたにも関わらず、パケットデータであるHS−PDSCHを正しく受信することができなかったため、NACK信号により再送になったのか、または、HS−SCCHを正しく受信することができなかったために、HS−PDSCHも受信することができずに再送になったかを見分けることはできない。よって、初回の送信電力も含めたHS−SCCHの送信電力に関するアウターループ制御には、再送情報だけでは不十分である。例えば、ある端末あてにHS−SCCHを送信したにも関わらず、ACK/NACK信号が受信できずに、再送状態になった場合には、その端末がHS−SCCHを正しく受信できないために発生した可能性が高いと判断される。よって、その発生頻度が高い場合は、補正値設定部260は、CQI信号の内容(報告値)から設定するHS−SCCHの送信電力をそれまでよりも高い補正値に設定する。これにより、初回の送信電力も含めたHS−SCCHの送信電力に関するアウターループ制御が可能になる。また、補正値設定部260は、再送回数が増えるほど補正値を高く設定する。
【0103】
なお、アウターループ制御として、通信端末装置毎に行う方法と全体で一括して行う方法の2通りが考えられる。通信端末装置毎に行う方法では、各通信端末装置での回線状態(マルチパス状態や移動速度など)に応じた制御ができるため、各端末とのスループットの向上を最大限に図ることができる。一方、全体で一括して行う方法の場合には、基地局装置の設置場所などに固有な回線条件(マルチパス数など)による補正が可能であり、さらに通信端末装置毎に行う方法に比べてアウターループ制御に必要な処理量の削減を図ることができる。
【0104】
次に、送信電力制御部261における送信電力の算出方法について具体的に説明する。
【0105】
送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にない場合に以下の式(1)によりHS−SCCHの送信電力を算出する。
HS−SCCH = PA−DPCH + offset value + (adjustment value 1) + (adjustment value 2)・・・(1)
ただし、式(1)において、
HS−SCCH :HS−SCCHの送信電力
A−DPCH : 各端末のA−DPCHの送信電力
offset value: 上位装置より指定されたA−DPCHの送信電力に対するオフセット値
adjustment value 1: アウターループ制御により補正された値(ユーザごとの補正または全体での補正の2通りがある。)
adjustment value 2: 再送制御により補正された値
【0106】
なお、PA−DPCHが1スロット毎に変化するため、PHS−SCCHも1スロット毎に変化する。
【0107】
また、送信電力制御部261は、送信先装置がHO状態にある場合に以下の式(2)によりHS−SCCHの送信電力を算出する。
HS−SCCH (CQI) = f(CQI) + (adjustment value1) + (adjustment value 2)・・・(2)
ただし、式(2)において、
HS−SCCH :HS−SCCHの送信電力
f(x): 端末からのCQIの報告値xにおけるHS−SCCHの送信電力を示す関数(補正前のデフォルト値)
adjustment value: アウターループ制御により補正された値(ユーザごとの補正または全体での補正の2通りがある。)
adjustment value 2: 再送制御により補正された値
【0108】
なお、HO状態に応じてA−DPCHベースとCQIベースとを切り替えてPHS−SCCHの制御する場合には、アウターループによる補正(adjustment value1)は独立して制御することが考えられる。
【0109】
このように、少なくともHO状態である場合に、基地局装置においてHS−SCCHの送信電力をCQIに基づいて設定することにより、常に、HS−SCCHの受信電力を所要のSIRとすることができるので、周波数効率を下げることがなく、HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてシステムスループットの向上を図ることができる。
【0110】
しかも、下り回線のA−DPCHの送信電力制御において通信端末装置は従来通りの動作でよく、通信端末装置に新たな構成を設ける必要がない。
【0111】
また、HS−SCCHの送信電力制御のために既設のCQI信号を用いるので、基地局装置においても新たな制御信号を設けて端末と通信する必要がない。また、CQI信号は一般に変調多値数が少ないので高品質に受信することができるので、これを用いることにより精度良く送信電力制御を行うことができる。
【0112】
また、HS−PDSCHでパケットを送信するために直前にHS−SCCHを送信する場合には、必ずCQI信号が通信端末装置から基地局装置に送信される。
【0113】
また、共通制御チャネルのCIR測定の方が、A−DPCHのTPCコマンドを制御するSIR測定よりも測定対象の品質が高いため高精度に測定することができる。
【0114】
また、A−DPCHの送信電力制御は、10ms以上のフレーム単位の伝送を前提としていることから、フレーム長さが短いHS−SCCHの送信電力制御は本発明の方が適しているといえる。
【0115】
なお、本発明では、送信電力制御部261が、通信端末装置がハンドオーバ状態にあるか否かにかかわらず、常に、CQI信号に基づいて増幅部262の増幅量を制御してもよい。また、HS−SCCHの送信電力制御方法の切り替えを、上位局である制御局装置100から直接に切替信号による指示を受けて行ってもよく、さらに、制御局装置100によって生成されたHO端末信号に基づいて基地局装置200が自律的に決定して行っても良い。
【0116】
また、HS−SCCHの送信電力を直前に入力したCQI信号に基づいて制御しても良く、過去に入力した複数のCQI信号に基づいて制御しても良い。
【0117】
さらに、通信端末装置の移動速度を測定して、移動速度が遅い場合には過去に入力した複数のCQI信号に基づいて制御し、移動速度が速い場合には直前に入力したCQI信号に基づいて制御する等、環境に応じて、使用するCQI信号を適宜選択してもよい。これは、図3等に示した基地局装置に移動速度検出部を設け、復調部204の出力信号に基づいて通信端末装置の移動速度を測定し、測定結果である速度情報をスケジューラ251及び送信電力制御部261に出力することにより実現することが可能となる。
【0118】
これにより、特に移動速度が遅い場合には、複数のCQI送受信の時間に渡って、伝搬環境が大きく変化することはないことを利用して、過去に入力した複数のCQI信号からの伝搬路情報の平均化または伝搬路予測に基づいて制御することで、より高信頼なHS−SCCHの送信電力制御を実現することが可能になり、パケットデータのスループットの向上を図ることができる。
【0119】
なお、上記の説明では、便宜上、W−CDMAシステムに使用されるチャネルの名称を使用しているが、本発明は、W−CDMAシステムに限らず、下り回線でパケット伝送を行う他システムにも適用することができる。さらに,本発明は上記のチャネルに限らず、一般にSHOを適用するチャネルとHHOを適用するチャネルが混在する場合に、SHOを適用するチャネルのTPCコマンド生成方法を切り替えるよう適用可能である。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、常に、HS−SCCHの受信電力を所要のSIRとすることができるので、HSDPAサービスを行う無線通信システムにおいてシステムスループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成図
【図2】上記実施の形態に係る制御局装置の構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図4】上記実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【図5】A−DPCHとHS−SCCHとの受信SIRの関係を説明する図
【図6】A−DPCHとHS−SCCHとの受信SIRの関係を説明する図
【符号の説明】
103 ハンドオーバ制御部
251 スケジューラ
252 バッファ
253、257、263 変調部
254、258、261、264 送信電力制御部
255、259、262、265 増幅部
256、266 多重部
260 補正値設定部
304 バッファ
306、307、309 復調部
308 誤り検出部
311 SIR測定部
312 SIR合成部
313 TPCコマンド生成部

Claims (19)

  1. 基地局装置が、HSDPAサービスを受ける通信端末装置の中でハンドオーバ状態にあるものに対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする送信電力制御方法。
  2. 基地局装置が、HSDPAサービスを受ける通信端末装置に対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする送信電力制御方法。
  3. 基地局装置が、通信端末装置から受信パケットの復調結果を示す信号を受信できなかった場合にアウターループ制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送信電力制御方法。
  4. 基地局装置が、再送時にHS−SCCHの送信電力の補正値を設定し、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送信電力制御方法。
  5. 基地局装置は、再送回数が増えるほど補正値を高く設定することを特徴とする請求項4記載の送信電力制御方法。
  6. 基地局装置は、通信端末装置毎にアウターループ制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の送信電力制御方法。
  7. 基地局装置は、全通信端末装置一括してアウターループ制御を行うことを特徴とする請求項3記載の送信電力制御方法。
  8. 基地局装置は、通信端末装置の移動速度が遅い場合には過去に入力した複数のCQI信号に基づき、移動速度が速い場合には直前に入力したCQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の送信電力制御方法。
  9. CQI信号に基づいてパケットを送信する通信端末装置を決定し、HS−SCCHによって送信する信号を生成するスケジューラと、HS−SCCHの送信電力制御をCQI信号に基づいて行う送信電力制御手段とを具備することを特徴とする基地局装置。
  10. 送信電力制御手段は、HSDPAサービスを受ける通信端末装置の中でハンドオーバ状態にあるものに対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
  11. 送信電力制御手段は、HSDPAサービスを受ける通信端末装置に対して、CQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
  12. HS−SCCHの送信電力の補正値を設定する補正値設定手段を具備し、送信電力制御手段は、通信端末装置から受信パケットの復調結果を示す信号を受信できなかった場合、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御するアウターループ制御を行うことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の基地局装置。
  13. 再送時にHS−SCCHの送信電力の補正値を設定する補正値設定手段を具備し、送信電力制御手段は、算出した送信電力に前記補正値を加算した値により送信電力を制御することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の基地局装置。
  14. 補正値設定手段は、再送回数が増えるほど補正値を高く設定することを特徴とする請求項13記載の基地局装置。
  15. 補正値設定手段は、通信端末装置毎に補正値を設定することを特徴とする請求項12記載の基地局装置。
  16. 補正値設定手段は、全通信端末装置一括して補正値を設定することを特徴とする請求項12記載の基地局装置。
  17. 送信電力制御手段は、通信端末装置の移動速度に応じてHS−SCCHの送信電力制御を行うためのCQI信号のサンプル数を可変とすることを特徴とする請求項9から請求項16のいずれかに記載の基地局装置。
  18. 送信電力制御手段は、通信端末装置の移動速度が遅い場合には過去に入力した複数のCQI信号に基づき、移動速度が速い場合には直前に入力したCQI信号に基づいてHS−SCCHの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項17記載の基地局装置。
  19. 請求項9から請求項18のいずれかに記載の基地局装置から送信されたHS−SCCHの信号を受信する受信手段と、前記HS−SCCHの信号に対してRAKE合成以外の高性能受信器を具備することを特徴とする通信端末装置。
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