JP2008547247A - 共有制御チャネルの検知方策 - Google Patents

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Abstract

通信システム内の物理チャネル上を送信される共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策が選択される。これは、以前に選択された検知方策を用いて当該共有制御チャネルを検知するステップを含んでいる。検知された共有制御チャネルの出力が測定される。測定された出力と、当該通信システムで用いる1個以上の他の物理チャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータの各々との相関を求めることにより少なくとも2個の相関結果が得られる。当該少なくとも2個の相関結果に基づいて、共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策が選択される。
【図】図2

Description

背景
本発明は電気通信に関し、特に共有チャネルにより送信された情報を検知する技術に関する。
高速ダウンリンク・パケットデータ・アクセス(HSDPA)は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)WCDMA仕様のリリース5版で指定された広帯域コード分割多重アクセス(WCDMA)が進化したものである。HSDPAは、より高次の変調(16−QAM)、複数のコード(拡散係数16で15個以下)、およびダウンリンク・チャネル・フィードバック情報を用いて、より高いビットレート(10Mbit/秒以上)をもたらす。ダウンリンク・チャネル・フィードバック情報は、ダウンリンク・チャネルの品質に関して基地局へ送られる情報である。3GPP用語で「ノードB」と呼ばれる基地局(BS)は最適なスループットを得るため、この情報を用いて変調およびコーディングを最適化する。更に、ハイブリッドARQもまた、誤って受信したパケットの往復遅延を減らすべく物理層に配置される。
HSDPAは、以下のように機能する。接続モードで動作するユーザー設備(UE)は、アップリンク(UL)高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH)により、チャネル品質指標(CQI)レポートを連続的にHSDPAサービス提供ノードBに送信する。CQIは、サービス提供ノードBがダウンリンク・スループットを最適化できるようにすべく、即時ダウンリンク(DL)チャネル品質に関してサービス提供ノードBに通知する。CQIは、例えば、信号対干渉比(SIR)の関数であってよく、特定の関数はより高次の層のパラメータ(例:利用可能HS出力等)に依存する。UEがサービス提供ノードBによりスケジューリングされていてデータ・パケットがUEに発信される場合、HS共有制御チャネル(HS−SCCH)を用いて、UEが間近の通信に用いる情報、例えばデータ・パケットおよび搬送形式に関する情報、再送信番号等をUEに通知する。
UEは、HS−SCCHへ送信された情報を復調する。情報が当該特定UE(これが共有チャネルであるため情報が他のUEへも転送できることを想起されたい)へ宛てられている場合、UEは高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)へ送信されたデータ・パケットを受信して検知する。UEは次いで、HS−DPCCHにより、サービス提供ノードBへ肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)を送信する。NACKまたはACKを受信したか否かに応じて、ノードBは、(誤った検知パケットと組み合わせることができ、これにより符号化ゲインが実現できる)同一パケットを再送信するか、または新規パケットが存在すればそれを送信する。
上記の説明から分かるように、UEがHS−SCCHに関する情報を検知できることは、検知無しには全くデータを受信できないため、極めて重要である。UEがHS−SCCHを検知しない場合、(UEは自身がデータ・パケットの意図された受信側であったことを認識していないため)ACK/NACKが送信されない。その結果、アップリンクHS−DPCCH ACK/NACKフィールドに非連続的送信(DTX)が生じる。ノードBはDTXを検知することができ、これによりパケットを再送信することができる。しかし、この結果スループットにおける損失が生じる。更に、UL ACK/NACKがバイナリ信号であるため、DTXが全く検知されない恐れがある。従って、ACKは振幅値+1を意味し、NACKは振幅値−1を意味する。「何も無い」(DTX)は、送信されたACK/NACKビットが無いことに対応する。すなわち、基地局検知器において、出力はゼロの筈である。しかし、雑音その他の問題に起因して、ゼロが誤って+1または−1として検知される場合があり、DTXをACKおよびNACKから区別することが困難になる(すなわち、誤ってDTXを検知する確率が極めて高くなる)。DTXがACKとして解釈された場合、より高次の層で再送信を起動する必要が生じ、結果的にいくつかのパケットを再送信する必要が生じる。この結果、スループットが大幅に低下する。従って、UEスループットの観点から、またシステム容量の観点から、良好なHS−SCCH検知性能が重要である。
この問題の簡単な解決策の一つは、検知に失敗する確率を下げるべくHS−SCCH検知器を再調整することである。しかし、これと引き換えに誤警報(すなわち、UEが、実際には受信していないHS−SCCH送信を受信したと「考える」)確率が上昇する。そのような誤警報は、UEの出力消費を大幅に増やし、結果的に通話時間の短縮その他の関連する問題が生じる。従ってこの解決策は好ましくない。
HS−SCCHへの送信を正確に検知する能力は、HS−SCCHへの情報送信に用いる出力レベルに関係している。しかし、HS−SCCHの正確な出力設定はサービス提供ノードBに依存し、送信電力レベルの設定方策はノード毎に異なり得る。例えば、HS−SCCH送信電力は、専用物理制御チャネル(DPCCH)に用いる出力レベル(すなわち制御される出力)に関係し得る。あるいは、出力はCQI(例:現在のHS−PDSCH SIR)に関係し得る。更に別の代替策において、HS−SCCHの送信電力は、一定の出力(例:共通パイロットチャネルすなわち「CPICH」として)に設定することができる。他の方法もまた可能である。
これらの異なる方法の全てに一長一短がある。例えば、DPCCHへの出力オフセットにより、ソフト・ハンドオーバー(SHO)の間にHS−SCCHに性能上の問題が生じる恐れがある。これはHS−SCCHがSHOに対応していない一方、DPCCHは対応している結果、HS−SCCHについてSHOゲインが存在しないためである。従って、DPCCHにサービス提供している非HSDPAに出力の大部分がある、極めて非対称的なDL群の場合、結果的に極めて劣悪なHS−SCCH検知性能が生じる。
一方、HS−SCCHの出力をCQIに関係付けることは、ノードBがHS−PDSCHとHS−SCCH受信性能との関係を推測する必要があることを意味する。しかし、ノードBは、そのような推測を行なう良好な根拠を有していない恐れがある。例えば、UEはHS−PDSCHを受信するために何らかの先端的な検知器(例:汎用RAKE、すなわち「G−RAKE」受信器)を用いてよいが、困難なリアルタイム要件に起因して、HS−SCCHの受信に同様の技術を使用しない場合がある。従って、UEのHS−SCCH受信とHS−PDSCH受信の間の相対性能は、ノードBの「推測」に比較して異なる場合がある。その結果、UEのHS−SCCH受信性能は、いくつかのCQI群では劣っていて、他の物では優れている場合がある。これは再び、結果的にスループットの損失をもたらす。
最後に、HS−SCCHの送信電力が一定レベルに設定されている場合を考える。ここで、信号がセルの境界に到達できることを保証すべく高いレベルを選択することができる。これは、良好な性能を提供しながら、電流の使用が少ない簡単な検知器の利用が可能になるため、UEの観点からはある意味で良好な解決策である。しかし、これは結果的に容量損失をもたらすため、サービス提供ノードBの観点からは望ましい解決策ではない。
上記の説明から、任意の数のHS−SCCH出力設定方策をサービス提供ノードBが採用できるようにしつつ、HS−SCCHに送信された情報の検知を最適化する、UE内の方法および装置が必要であることは明らかである。この課題は特にHSDPA通信システムを参照して記載しているが、他の標準に準拠する通信システムにも同様の課題が存在することが直ちに明らかになる。従って、これら他のシステムにおいても解決策が必要である。
概要
用語「含む」および「含んでいる」が、本明細書で用いる際には、記載された特徴、整数、ステップまたは構成要素の存在を指定するものとして解釈されることを強調しておく。しかし、これらの用語の使用は、1個以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素またはそのグループの存在または追加を除外しない。
本発明の一態様によれば、上述の、およびその他の態様は、通信システムの物理チャネル上を送信される共有制御チャネルの検知に用いる検知方策を選択する方法および装置により実現される。選択には、以前に選択された検知方策を用いて当該共有制御チャネルを検知するステップが含まれる。検知された共有制御チャネルの出力が測定される。また、測定された出力と、通信システムで用いる1個以上の他の物理チャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータの各々との相関を求めることにより少なくとも二つの相関結果が得られる。共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策の選択はこれら少なくとも二つの相関結果に基づいている。
各種の代替的な実施形態において、1個以上の他の物理チャネルに関連付けられたパラメータは、他の物理チャネルの出力測定値、信号対雑音比、他の物理チャネルの受信品質の指標のうちの1個以上を含んでいてよい。
いくつかの実施形態において、通信システムは、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)通信システムである。このような実施形態において、1個以上の他の物理チャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータの1個はチャネル品質指標(CQI)であってよい。
別の態様において、相関結果のうち1個が、検知された共有制御チャネルの測定された出力がCQIと相関を有することを示す場合、共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップが、共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を増やすステップを含んでいる。
別の態様において、いくつかの実施形態の共有制御チャネルはHS−SCCHである。
1個以上の他の物理チャネルの1個は、共通パイロットチャネル(CPICH)であってよい。また、いくつかの実施形態において、相関結果の一つが、検知された共有制御チャネルの測定された出力がCPICHと相関を有することを示す場合、共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策の選択が共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を減少させるステップを含んでいる。
いくつかの実施形態において、1個以上他の物理チャネルの1個は専用物理制御チャネル(DPCCH)である。これらの実施形態のいくつかにおいて、相関結果の一つが、検知された共有制御チャネルの測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示し、共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策の選択はソフト・ハンドオーバーの間に、
条件SIR<SIRref−k(dB)(式中、SIRはユーザー設備(UE)がサービス提供セルだけから受ける信号対干渉比、SIRrefはUEが全てのセルの組合せから受ける信号対干渉比を表わし、kは所定の定数である)が真であるか否かを判定するステップと、
条件SIR<SIRref−k(dB)が真である場合、SIRだけに基づいてアップリンク送信電力制御(TPC)を選択するステップの実行を含んでいる。
更に別の態様において、相関結果の一つが、検知された共有制御チャネルの測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示すことができ、そのような実施形態において、相関結果の一つが、検知された共有制御チャネルの測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有することを示す場合、共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策の選択が共有制御チャネルを検知する際に用いるRAKE検知器を選択するステップを含んでいる。
更に他の態様において、検知方策の選択は、共有制御チャネルを検知する際に用いるRAKEフィンガーの個数を選択するステップと、検知アルゴリズム(例:RAKE受信器を用いるか否かの選択、および/またはG−RAKE受信器を用いるか否かの選択)を選択するステップの1個以上を含んでいてよい。
本発明の態様および利点は、図面と合わせて以下の詳細な説明を精査することにより理解されよう。
詳細な説明
以下に本発明のさまざまな特徴について図面を参照しつつ説明するが、同一部材は同一参照符号で示す。
以下に本発明のさまざまな態様について、多くの例示的な実施形態との関連で更に詳細に説明する。本発明の理解を容易にすべく、本発明の多くの態様を、プログラムされた命令を実行可能なコンピュータシステムその他のハードウェアの要素により実行される動作のシーケンスとして説明している。各々の実施形態において、各種の動作が専用回路(例:特化した機能を実行すべく相互接続された離散的ロジックゲート)により、1個以上のプロセッサにより実行されるプログラム命令により、あるいはその両方の組合せにより実行できる点を理解されたい。更に、本発明はまた、固体メモリ、磁気ディスク、光ディスクまたは搬送波(無線周波数、可聴周波数、または光周波数搬送波)等、本明細書に記載されている技術をプロセッサに実行させるコンピュータ命令の適当な組を含んでいる任意の形式のコンピュータ可読な媒体内に完全に実装できるものと考えられる。このように、本発明のさまざまな態様は多くの異なる形式で実装することができ、そのような全ての形式が本発明の範囲に含まれるものと考えられている。本発明のさまざまな態様の各々について、そのような任意の形式の実施形態を以下で、記載する動作を実行「すべく構成されたロジック」として参照するか、または代替的に、記載する動作を実行する「ロジック」として参照する。
背景節において記載したように、サービス提供ノードBが任意の数のHS−SCCH出力設定方策を採用可能にしながら、HS−SCCH上で送信された情報の検知を最適化する、UEにおける方法および装置に対するニーズがある。この問題は特定のHSDPA通信システムを参照して提示および記載されてきたが、他の標準に準拠する通信システムにも同様の問題が存在し得ることが直ちに明らになる。すなわち、他の種類のシステムにおいて受信器が、当該受信器は当該チャネルの特定の出力設定を認識していないチャネル上を送信された情報を検知することが必要な場合がある。本発明の各種の態様の理解を容易にするために、後述する例示的な実施形態をHSDPAシステムの関連で示す。しかし、当業者は、関係する原理を容易に認識して、同様の問題が生じる他のシステムにこれらを適合させることができる。
本発明の一態様において、UEは、サービス提供ノードBによりどのHS−SCCH出力制御機構が使用されているかを推論し、次いでその推論に基づいて自身のHS−SCCH検知技術を適合させる。例えば、HS−SCCH送信電力が、ダウンリンクDPCCHの出力からの出力オフセットを決定することによりダウンリンクDPCCHの出力に関係する場合、HS−SCCH出力とDPCCH出力との間に明らかに高い相関が存在する。HS−SCCHが一定の出力レベルで送信される場合、その代わりにHS−SCCH出力と共通パイロットチャネル(CPICH)との相関が求められる。更に、HS−SCCH送信電力がCQI報告に関して設定されている場合、HS−SCCH出力とCQIとの間に高い相関が予想される。従って、HS−SCCH出力と異なる信号との相関を求めることにより、HS−SCCH出力がどのように設定されているかに関する情報をUEにおいて検知することができる。
これらの技術から推論される出力の設定に基づいて、UEにおいて異なるHS−SCCH検知方策を選択的に採用することができる。例えば、HS−SCCHが出力オフセット値により出力制御されたDPCCHに関係する場合、SHO内のHSDPAサービス提供セルを優先させる出力制御方策を用いることができ、それによりHSDPA非サービス提供セルが出力制御ダウンリンクである期間におけるHS−SCCHの性能低下を最小化する。
更に、HS−SCCH出力がCQIに関係している場合、HS−SCCHのより高度な検知アルゴリズム(例:G−RAKE)を選択しても、あるいはより保守的なCQIアルゴリズムを適用してもよい。高いCQI値が良好な信号品質を意味することを想起すると、HS−PDSCHにおいて速いデータ信号速度で受信することができる。これはまた、HS−SCCH上を送信されたメッセージが、基地局からより少ない出力を用いて検知できることを意味する。通常、ネットワーク計画において、異なるチャネルにおいて同様の検知性能(符号レートその他のパラメータが同じならば、HS−PDSCHおよびHS−SCCHの検知性能が同じ筈である)を仮定することがしばしばある。しかし、端末の任意の所与の実施形態において、処理能力が限られているためこれは必ずしも成立しない。例えば、HSDPAの処理能力の大部分がHS−PDSCHに投入され、HS−SCCHへの投入は少ないかもしれない。この状況下で、CQIが高過ぎる場合、HS−SCCHは余りに少ない出力で送信される恐れがあり、これは端末(UE)がHS−SCCHを検知しないことを意味する(しかし、端末がメッセージの意図された受信側であることを認識する方法を有していれば何の問題もなくHS−PDSCHを検知することが恐らく可能であろう)。これに対処すべく、HS−SCCH出力がCQIと相関を有する場合、端末はHS−SCCH上で検知アルゴリズムを補強することができる(例えば、より多くのRAKEフィンガーまたは逆スプレッダを適用するか、またはRAKEの代わりにG−RAKEを用いることにより)、あるいはHS−SCCH送信電力を増大させるべくより低いCQI値(若干悪いチャネルを示す)を送信してもよい。
最後に、一定のHS−SCCH出力レベルを用いる場合、さほど高級でないHS−SCCH検知器を用いることにより、ハードウェアおよびデジタル信号プロセッサ(DSP)リソースを節約することができる。次いでこれらの節約により、UE内の電流消費を減らすか、またはHS−PDSCHの検知性能を向上させることができる。
本発明のこれらのおよび他の態様について例示的な実施形態と関連して以下に更に詳述する。
図1に、本発明の例示的な実施形態のブロック図を示す。UE100が接続モードにあって、HSDPAセッションが実行中であると仮定する。更に、UE100が接続されている(稼動中の組)リンクの個数がnbsであって、HSDPAサービス提供セルがノードB1であると仮定する。ノードB1からの無線信号を含む合成信号が受信器アンテナ101を介して受信される。ノードB1からの無線信号は、フロントエンド受信器(FeRX)103によりベースバンド信号に下方変換される。当該信号はチャネルおよびSIR推定ユニット105へ送られて、CPICHを用いて稼動中の組にある全てのリンクについて無線チャネルの推定値
Figure 2008547247
が生成され、全てのダウンリンクについてDPCH SIRが導かれる。稼動中の組にある全てのリンクのDPCH SIRが、SIR結合ユニット107へ送られて全てのリンクについてSIRが結合され、結果的に得られたSIRをSIR目標(SIRref)と比較し、その比較からの結果に基づいてアップリンク送信電力制御(TPC)を設定する。結合は通常、稼動中の組にある全てダウンリンクについてのSIRの合計であるが、以下に述べるように、他の方法で実行することもできる。
チャネルおよびSIR推定ユニット105はまた、CPICH SIRHS、すなわちHSDPAサービス提供セルのCPICHについて推定されたSIRを計算して、より高次層に固有の手順に従い、このCPICH SIRHSをCQI値にマッピングするCQIユニット109へ送信する。その結果得られたCQI値は、変調器111およびフロントエンド送信器(FeTX)113を介してノードBへ中継される。
フロントエンド受信器103からの信号はまた、チャネル推定値およびより高次の層(例:UE識別)からの情報を用いてHS−PDSCHがUE100宛てであるか否かを検知するHS−SCCH検知器115へ送られる。HS−SCCH検知器115は、少なくとも部分的に、最初は既定パラメータ設定に基づく供給されたパラメータ値(例:使用したフィンガーまたは逆スプレッダの個数/検知器スキーム(例えばRake/G−Rake))に基づいて動作する。パケットがUE100宛てである場合、DPCH検知器117は到来してから後続処理のための他のユニット(図示せず)に供給されるHS−PDSCHを検知すべく動作する。このような後続処理は本発明には無関係であって、従来技術において公知である。従って、その詳細をここで説明する必要はない。
HS−SCCHの検知された出力レベルは、HS−SCCH検知器115から、HS−SCCH出力レベルとCPICH出力、DPCH SIR、および最後に報告されたCQI値等の多くの信号との相関を求める相関器119への出力である。相関器119が出力した相関値は、ある期間にわたり生成された多くの即時比較値をフィルタリングした結果である。相関器119からの出力は、HS−SCCHが他のいずれかの信号と相関を有するか否かを検知する制御ユニット(CU)121に供給される。HS−SCCH出力といずれかの信号との相関が特定の閾値を上回る場合、HS−SCCH出力設定が当該信号に関係することを示しており、これに応答して、当該出力設定方策用に最適化された特定のHS−SCCH検知パラメータが、他の関連ユニット(例:SIR結合ユニット107)だけでなくHS−SCCH検知器ユニット115にも供給される。次の送信時間間隔(TTI)の間、新たなパラメータが用いられる。
ここで説明の焦点を、在相関器119により生成された各種の可能な結果に基づく例示的なパラメータ設定の提示に移す。最初に、専用物理チャネル(DPCH)とHS−SCCHの間に出力オフセットが存在することを示すようにHS−SCCH出力がDPCCH SIRと相関を有することが判定されたと仮定する。この場合、SHOの間、上述のように性能問題が存在し得ることが知られている。従って、SHOの間、DPCCHのSIRがHSDPAサービス提供セルに対して低い場合(
Figure 2008547247
を想起されたい)、SIR結合ユニット107はSIRだけに集中すべきであり、この例ではHSDPAサービス提供セルのSIRである。当該方策を実行するために、制御ユニット121で以下の例示的な規則を使用してよい。
・SIR<SIRref−k(dB)ならば、SIRだけに基づいてアップリンクTPC(UL−TPC)値を選択する。さもなければ、SIRの合計に基づいてUL−TPC値を選択する。kの典型的な値は4−5dBであってよいが、他の実施形態でkを異なる値に設定することも適当である。
更に、HS−SCCH出力がDPCCH SIRと相関を有する場合、制御ユニット121は標準のRake検知器だけを用いるよう更に指定することができる。
次いで代替的にHS−SCCH出力がCQI報告と相関を有すると判定された場合を考える。ここで、UEはHS−SCCH検知により高い処理負荷を投入すべきである。例えば、より多くの逆スプレッダ(フィンガー)をHS−SCCH検知に割り当て、G−RAKE検知器が用いることができる。または、UEはHS−SCCHにRAKE検知器を用いて、より保守的なCQI値をノードBに報告することができる。
ここで別の可能性に眼を転じて、HS−SCCH出力がCPICH出力に関係していて、HS−SCCHがノードBから一定の高出力で送信されていることを示すことがわかっている場合を考える。これらの状況において、UEはHS−SCCH検知器のための処理負荷を、少なくともソフト・ハンドオーバーを含まない場合(例:UEがセル境界の近くにない場合)に軽減することができる。処理負荷の軽減は、例えば、HS−SCCH上の情報を検知するのに比較的少ないフィンガーでRake受信器だけを用いることにより実施することができる。
以下に本発明の態様を、UE100において例えば例示的な制御ユニット121で実行されるステップのフロー図である図2の関連で更に詳しく説明する。UEが接続モードにあって、HSDPAセッションが実行中であると仮定する(ステップ201)。UE100は、制御ユニット121が示す特定のパラメータ設定/方策を用いてHS−SCCHを検知する(ステップ203)。HSデータ・パケットがUE100宛てであるとして検知されたか否かを判定するテストが実行される(判定ブロック205)。これが否である(判定ブロック205からの「NO」経路)場合、処理はステップ203に戻って次のTTIを待つ。
HSデータ・パケットがUE100宛てであるとして検知された(判定ブロック205からの「YES」経路)場合、UE100はHS−PDSCHを受信して検知する(ステップ207)。HS−SCCH出力が測定され、相関器119を用いて、当該通信システムで用いる1個以上の他のチャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータとの相関を求める(ステップ209)。当該通信システムで用いる1個以上の他のチャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータは、例えば上述したCPICH出力、CQI、およびDPCH SIRのうち任意の2個以上を含んでいてよい。
次いで、いずれかの相関値が所定の相関閾値を上回るか否かを判定するテストが実行される(判定ブロック211)。いずれも上回らない(判定ブロック211からの「NO」経路)場合、制御ユニット121は次のHS−SCCH検知動作で用いる既定パラメータ設定を選択(ステップ213)し、処理はステップ203へ戻る。
しかし、いずれかの相関値が所定の相関閾値を上回る(判定ブロック211からの「YES」経路)場合、制御ユニット121は相関器119が生成した結果に基づいて、HS−SCCH検知方策およびパラメータ設定を選択する(ステップ215)。2個以上の相関が閾値を上回る場合、例示的な実施形態は、相関が最も高いHS−SCCH検知方策およびパラメータ設定の基礎を置くことができる。2個の相関値が同一であるとみなされる場合、方策を組み合わせて用いてもよい。例えば、相関が「CPICHに関して定出力」および「CQIに基づく出力」の両方を示す場合、受信器は、より保守的なCQI報告が送られ、且つHS−SCCH検知に用いるRAKEフィンガーの数が一定に保たれる方策を採用することができる。他の組合せも同様に用いてよい。選択された検知方策およびパラメータ設定は次のHS−SCCH検知動作を行なう間用いられ、次いで処理はステップ203へ戻る。
本発明を特定の実施形態に関して記載してきた。しかし、本発明を上述の実施形態以外の特定の形式で実施可能であることは当業者には直ちに明らかであろう。
例えば、本明細書に示す例示的な実施形態は、HS−SCCHの測定された出力が他のチャネルの信号対干渉比と相関を有するか否かを判定する可能性を記載している。しかし、これは代替的に、HS−SCCHの測定された出力が信号対雑音比と相関を有するか否か判定することにより実現できる。これは、雑音が干渉および熱雑音を含んでいるためである。CDMAシステムにおける干渉は、帯域を跨って拡がり、雑音床領域のレベルを有する雑音状になる。従って、本発明の目的のために、このようなシステムにおける信号対干渉比の代わりに信号対雑音比を用いることができる。本明細書および特許請求の範囲で用いる「信号対雑音比」という用語は、より正確に「信号対干渉比」と称されるものと同様に、真の信号対雑音比に対応するものと解釈する。
記載されている実施形態は、あくまで説明を目的とするものであり、決して限定されるものとみなすべきではない。本発明の範囲は上の説明ではなく、添付の特許請求の範囲により与えられ、特許請求の範囲に含まれるあらゆる変型および等価物はその中に包含されるものと意図している。
本発明の例示的な実施形態のブロック図を示す。 本発明によるUEにおいて実行される例示的なステップのフロー図を示す。

Claims (36)

  1. 通信システム内の物理チャネル上を送信される共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策を選択する方法であって、
    以前に選択された検知方策を用いて前記共有制御チャネルを検知するステップと、
    前記検知された共有制御チャネルの出力を測定するステップと、
    前記測定された出力と、前記通信システムで用いる1個以上の他の物理チャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータの各々との相関を求めることにより、少なくとも2個の相関結果を得るステップと、
    前記少なくとも2個の相関結果に基づいて、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップとを含む方法。
  2. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が他の物理チャネルの出力測定値である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が信号対雑音比である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が他の物理チャネルの受信品質の指標である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記通信システムが、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)通信システムである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも2個のパラメータの1個がチャネル品質指標(CQI)である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がCQIと相関を有することを示す場合、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップが、前記共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を増やすステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記共有制御チャネルが高速共有制御チャネル(HS−SCCH)である、請求項5に記載の方法。
  9. 前記1個以上の他の物理的チャネルの1個が共通パイロットチャネル(CPICH)である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がCPICHと相関を有することを示す場合、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップが、前記共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を減少させるステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1個以上の他の物理的チャネルの1個が専用物理制御チャネル(DPCCH)である、請求項8に記載の方法。
  12. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示し、
    前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップが、ソフト・ハンドオーバーの間に、
    条件SIR<SIRref−k(dB)(式中、SIRはユーザー設備(UE)がサービス提供セルだけから受ける信号対干渉比を表わし、SIRrefはUEが全てのセルの組合せから受ける信号対干渉比を表わし、kは所定の定数である)が真である否かを決定し、且つ、
    条件SIR<SIRref−k(dB)が真である場合、SIRだけに基づいてアップリンク送信電力制御(TPC)を選択するステップの実行を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示し、
    前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するステップが、前記相関結果の一つが前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有することを示す場合に、前記共有制御チャネルの検知に用いるRAKE検知器を選択するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 検知方策を選択するステップが、前記共有制御チャネルを検知する際に用いるRAKEフィンガーの個数を選択するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  15. 検知方策を選択するステップが、検知アルゴリズムを選択するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  16. 検知アルゴリズムを選択するステップが、RAKE受信器を用いるか否かを選択するステップを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 検知アルゴリズムを選択するステップが、G−RAKE受信器を用いるか否かを選択するステップを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 検知アルゴリズムを選択するステップが、出力制御方策を選択するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 通信システム内の物理チャネル上を送信される共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策を選択する装置であって、
    以前に選択された検知方策を用いて前記共有制御チャネルを検知するロジックと、
    前記検知された共有制御チャネルの出力を測定するロジックと、
    前記測定された出力と、前記通信システムで用いる1個以上の他の物理チャネルに関連付けられた少なくとも2個のパラメータの各々との相関を求めることにより、少なくとも2個の相関結果を得るロジックと、
    前記少なくとも2個の相関結果に基づいて、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するロジックとを含む装置。
  20. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が他の物理チャネルの出力測定値である、請求項19に記載の装置。
  21. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が信号対雑音比である、請求項19に記載の装置。
  22. 前記少なくとも2個のパラメータの1個が他の物理チャネルの受信品質の指標である、請求項19に記載の装置。
  23. 前記通信システムが、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)通信システムである、請求項19に記載の装置。
  24. 前記少なくとも2個のパラメータの1個がチャネル品質指標(CQI)である、請求項23に記載の装置。
  25. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がCQIと相関を有することを示す場合、前記共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を増やすことにより、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するロジックを含む、請求項24に記載の装置。
  26. 前記共有制御チャネルが高速共有制御チャネル(HS−SCCH)である、請求項23に記載の装置。
  27. 前記1個以上の他の物理的チャネルの1個が共通パイロットチャネル(CPICH)である、請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも2個の相関結果に基づいて、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するロジックが、
    前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がCPICHと相関を有することを示す場合、前記共有制御チャネルを検知するように割り当てられる逆スプレッダの個数を減少させる、請求項27に記載の装置。
  29. 前記1個以上の他の物理的チャネルの1個が専用物理制御チャネル(DPCCH)である、請求項26に記載の装置。
  30. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示し、
    前記共有制御チャネルを検知する際に用いる検知方策を選択するロジックが、前記相関結果の一つが前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有することを示す場合に、ソフト・ハンドオーバーの間に、
    条件SIR<SIRref−k(dB)(式中、SIRはユーザー設備(UE)がサービス提供セルだけから受ける信号対干渉比を表わし、SIRrefはUEが全てのセルの組合せから受ける信号対干渉比を表わし、kは所定の定数である)が真である否かを決定し、且つ、
    条件SIR<SIRref−k(dB)が真である場合、SIRだけに基づいてアップリンク送信電力制御(TPC)を選択するステップを実行する、請求項29に記載の装置。
  31. 前記相関結果の一つが、前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有するか否かを示し、
    前記少なくとも2個の相関結果に基づいて、前記共有制御チャネルを検知する際に今度用いる検知方策を選択するロジックが、前記相関結果の一つが前記検知された共有制御チャネルの前記測定された出力がDPCCHの信号対干渉比と相関を有することを示す場合に、前記共有制御チャネルを検知する際に用いるRAKE検知器を選択するステップを実行する、請求項29に記載の装置。
  32. 検知方策を選択するロジックが、前記共有制御チャネルを検知する際に用いるRAKEフィンガーの個数を選択するロジックを含む、請求項19に記載の装置。
  33. 検知方策を選択するロジックが、検知アルゴリズムを選択するロジックを含む、請求項19に記載の装置。
  34. 検知アルゴリズムを選択するロジックが、RAKE受信器を用いる否かを選択するロジックを含む、請求項33に記載の装置。
  35. 検知アルゴリズムを選択するロジックが、G−RAKE受信器を用いるか否かを選択するロジックを含む、請求項33に記載の装置。
  36. 検知アルゴリズムを選択するロジックが、出力制御方策を選択するロジックを含む、請求項19に記載の装置。
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