JP4907472B2 - 無線基地局及び物理制御チャネル受信方法 - Google Patents

無線基地局及び物理制御チャネル受信方法 Download PDF

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    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]

Description

本発明は、符号分割多元接続方式が用いられる無線通信システムに含まれ、上り方向の物理制御チャネルを介して移動機から制御情報を受信する無線基地局及び物理制御チャネル受信方法に関する。
符号分割多元接続(CDMA)方式が用いられる第3世代携帯電話システムの仕様の検討及び作成を行うThird Generation Partnership Project(3GPP)において、上り方向の通信速度を向上させたEnhanced Uplink(EUL)が規定されている(例えば、非特許文献1)。
EULでは、Enhanced Dedicated Physical Data Channel(E-DPDCH)や、Enhanced Dedicated Physical Control Channel(E-DPCCH)などの物理チャネルが用いられる。
E-DPCCHは、物理データチャネルであるE-DPDCH用の物理制御チャネルであり、各種の制御情報が伝送される。具体的には、移動機(UE)が保持するデータバッファ及び余剰送信電力を考慮して、無線基地局(Node B)が許容したデータ送信率以上のデータを移動機が送信することができるか否かを示すHappyビット、HARQに従ったデータの再送順序を示すRetransmission Sequence Number(RSN)、及びE-DCHの送信フォーマットを示すE-DCH Transport Format Combination Indicator(E-TFCI)が、E-DPCCHを用いて伝送される。
Happyビットには1ビット、RSNには2ビット、E-TFCIには7ビットがそれぞれ割り当てられる。すなわち、E-DPCCHを用いて伝送されるコードワードのビット数は、10ビットである。
当該10ビットのコードワードは、所定の誤り訂正符号、具体的には、Reed-Muller符号に基づいて30ビットのビット系列に符号化される。また、当該コードワード(ビット系列)について、所定の拡散符号に基づいて、210個、つまり、1,024個のレプリカが生成される。
無線基地局は、移動機からE-DPCCHを介して受信したビット系列、具体的にはコードワードと、レプリカとの相関値を取得する。無線基地局は、当該相関値の導出の結果、最も相関ランキングの高いレプリカに対応するコードワードの内容を移動機から送信されたコードワードの内容と判定することによって、E-DPCCHを検出する。
"3GPP TS 25.309 V.6.6.0 FDD Enhanced Uplink Overall description Stage 2 (Release 6)"、3GPP、2006年3月
しかしながら、上述した物理制御チャネル(E-DPCCH)の検出方法には、次のような問題があった。すなわち、E-DPCCHには、CRCビットが付加されないため、HARQに従って再送されたビット系列が実際に移動機から送信されたビット系列であるか否かについて、不確実性が残存する。
このため、E-TFCIの値に基づいてE-DPDCHを介して受信したデータを復号する際、例えば、関連するHARQプロセスの初回と再送1回目とで異なるE-TFCIが判定された場合や、RSNの不整合が生じた場合、HARQのバッファ内容を消去する必要がある(再送毎に逆拡散前の受信E-DCH信号を保持することができない場合)。この結果、HARQによる再送回数が増加し、物理チャネル(E-DPCCH,E-DPDCH)におけるデータ伝送効率が低下する。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、符号分割多元接続方式が用いられる場合において、上り方向の物理チャネルのデータ伝送効率を向上させた無線基地局及び物理制御チャネル受信方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、符号分割多元接続方式が用いられる無線通信システム(第3世代携帯電話システム1)に含まれ、上り方向の物理制御チャネル(E-DPCCH)を介して移動機(移動機200)から制御情報(例えば、E-TFCI13)を受信する無線基地局(無線基地局100)であって、前記物理制御チャネルを介して前記移動機から送信されたコードワード(コードワード21)と、前記コードワードのレプリカ(コードワードレプリカ31)との相関の程度を判定し、前記相関が所定の程度よりも高いと判定された前記レプリカを選択する相関判定部(相関部111)と、前記相関判定部によって選択された前記レプリカに含まれる前記制御情報を同定する同定部(同定部121)と、前記同定部によって前記制御情報が同定された場合、前記制御情報の伝送に用いられる前記レプリカの数を低減するコードワードレプリカ制御部(コードワードレプリカ生成部109)とを備えることを要旨とする。
このような無線基地局によれば、同定部によってE-TFCIなどの制御情報が同定された場合、コードワードのレプリカビット数が低減される。コードワードのレプリカビット数が低減されると、無線基地局は、少ないレプリカの中から送信されたビット系列(コードワード)の内容を判定することになるため、より高精度にE-DPCCHを検出できる。すなわち、このような無線基地局によれば、HARQによる再送回数を低減でき、物理チャネルのデータ伝送効率を向上させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記同定部は、前記相関判定部によって順次選択された前記レプリカに含まれる制御情報(E-TFCI13)が連続して同一である場合、連続して同一である前記制御情報を前記移動機から送信された制御情報と同定することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記同定部は、前記相関判定部によって順次選択された前記レプリカに含まれる制御情報(RSN12)が連続して整合している場合、連続して整合している前記制御情報を前記移動機から送信された制御情報と同定することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記コードワードレプリカ制御部は、前記同定部によって同定された前記制御情報のビット数に基づいて前記レプリカの数を低減することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記移動機の送信フォーマットを規定する送信フォーマット情報を取得する取得部(最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107)を備え、前記コードワードレプリカ制御部は、前記取得部によって取得された前記送信フォーマット情報に基づいて前記レプリカの数を制御することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記送信フォーマット情報は、上り方向の物理データチャネル(E-DPDCH)における前記コードワードの最小拡散率(Minimum SF)及び最大多重コード数(最大多重E-DPDCHコード数)を含み、前記コードワードレプリカ制御部は、前記最小拡散率と前記最大多重コード数との組合せに基づいて前記レプリカの数を制御することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記送信フォーマット情報は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔(TTI)を含み、前記コードワードレプリカ制御部は、前記最小拡散率、前記最大多重コード数及び前記送信時間間隔の組合せに基づいて前記レプリカの数を制御することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記取得部は、前記無線基地局を制御する無線ネットワーク制御装置(無線ネットワーク制御装置50)から前記送信フォーマット情報を取得することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記物理制御チャネルの希望波信号電力対干渉電力比を取得する電力比取得部(E-DPCCH SIR取得部115)と、前記希望波信号電力対干渉電力比との比較に用いられる閾値を制御する閾値制御部(FA閾値制御部123)とを備え、前記閾値制御部は、前記レプリカの数が低減された場合、前記閾値を低下させることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記物理制御チャネルの希望波信号電力対干渉電力比を取得する電力比取得部と、前記希望波信号電力対干渉電力比との比較に用いられる閾値を制御する閾値制御部とを備え、前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔(TTI)に基づいて、前記閾値を変更することを要旨とする。
本発明の第11の特徴は、本発明の第10の特徴に係り、前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔が延長された場合、前記閾値を低下させることを要旨とする。
本発明の第12の特徴は、本発明の第10の特徴に係り、前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔が短縮された場合、前記閾値を上昇させることを要旨とする。
本発明の第13の特徴は、符号分割多元接続方式が用いられる無線通信システムに含まれ、上り方向の物理制御チャネルを介して移動機から制御情報を受信する物理制御チャネル受信方法であって、前記物理制御チャネルを介して移動機から送信されたコードワードと、前記コードワードのレプリカとの相関の程度を判定し、前記相関が所定の程度よりも高いと判定された前記レプリカを選択するステップと、選択された前記レプリカに含まれる前記制御情報を同定するステップと、前記制御情報が同定された場合、前記制御情報の伝送に用いられる前記レプリカの数を低減するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、符号分割多元接続方式が用いられる場合において、上り方向の物理チャネルのデータ伝送効率を向上させた無線基地局及び物理制御チャネル受信方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)無線通信システムの全体概略構成、(2)無線基地局の機能ブロック構成、(3)無線基地局の動作、(4)作用・効果及び(5)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム、具体的には、符号分割多元接続方式が用いられる第3世代携帯電話システム1の全体概略構成図である。第3世代携帯電話システム1は、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって作成された仕様、具体的には、Enhanced Uplink(EUL)に従っている。
第3世代携帯電話システム1には、無線ネットワーク制御装置50、無線基地局100及び移動機200が含まれる。なお、第3世代携帯電話システム1に含まれる無線基地局及び移動機の数は、図1に示す数に限定されない。
無線ネットワーク制御装置50(RNC)は、無線基地局100(Node B)と移動機200(UE)との無線通信に関する制御を実行する。
無線基地局100は、移動機200と符号分割多元接続方式に従った無線通信を実行する。具体的には、無線基地局100は、下り無線信号SDNを移動機200に送信する。一方、移動機200は、上り無線信号SUPを無線基地局100に送信する。
上り無線信号SUPには、上り方向において用いられる複数の物理チャネルが多重される。具体的には、上り方向における物理制御チャネル(E-DPCCH)や物理データチャネル(E-DPDCH)が多重される。
(2)無線基地局の機能ブロック構成
図2は、無線基地局100の機能ブロック図である。図2に示すように、無線基地局100は、無線信号送受信部101、逆拡散部103、RAKE合成部105、最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107、コードワードレプリカ生成部109、相関部111、干渉電力測定部113、E-DPCCH SIR取得部115、FA判定部117、E-DPCCHビット系列検出部119、同定部121及びFA閾値制御部123を備える。
なお、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、無線基地局100は、無線基地局100としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
無線信号送受信部101は、下り無線信号SDNを無線基地局100に送信する。また、無線信号送受信部101は、上り無線信号SUPを移動機200から受信する。図8は、上り無線信号SUPに多重される物理チャネルの構成を示す。
具体的には、図8は、上り方向の物理データチャネル(E-DPDCH)、及び上り方向の物理制御チャネル(E-DPCCH)の構成を示す。図8に示すように、E-DPCCHは、E-DPDCHに付随する上り方向の制御チャネルである。無線基地局100(無線信号送受信部101)は、E-DPCCHを介して移動機200から各種の制御情報を受信する。
逆拡散部103は、無線信号送受信部101から出力された受信信号を、コードワードレプリカ31(図2において不図示、図9参照)と同期させて逆拡散する。逆拡散部103は、受信信号を逆拡散することによって複数のパスに分離する。
RAKE合成部105は、逆拡散部103によって分離された複数のパスにおける受信信号の位相を補正した上で合成した信号(信号Z)を出力する。
最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107は、移動機200の移動機の送信フォーマットを規定する送信フォーマット情報を取得する。本実施形態において、最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107は、取得部を構成する。
具体的には、最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107は、Minimum SF、最大多重E-DPDCHコード数及びTTIを取得する。なお、E-TFS Sizeは、Minimum SF、最大多重E-DPDCHコード数及びTTIにより一意に定まる。
コードワードレプリカ生成部109は、コードワード21のレプリカ信号であるコードワードレプリカ31を生成する。具体的には、コードワードレプリカ生成部109は、10ビットによって構成されるコードワード21について、最大210個、つまり、1,024個のコードコードワードレプリカ31を生成する。
コードワードレプリカ生成部109は、同定部121によって制御情報が同定された場合、生成するコードワードレプリカ31の数を低減する。つまり、コードワードレプリカ生成部109は、同定部121によってコードワードレプリカ31に含まれる制御情報が同定された場合、生成するコードワードレプリカ31の数を1,024個よりも少なくする。
本実施形態では、コードワードレプリカ生成部109は、同定部121によって同定された制御情報(例えば、E-TFCI13)のビット数(7ビット)に応じて、コードワードレプリカ31の数を低減する。例えば、E-TFCI13が同定された場合、コードワードレプリカ31の数は、1,024個(210個)から8個(2個)に低減される。
また、コードワードレプリカ生成部109は、最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107によって取得された移動機200の送信フォーマット情報に基づいて、生成するコードワードレプリカ31の数を制御することができる。具体的には、コードワードレプリカ生成部109は、コードワード21の最小拡散率(Minimum SF)と最大多重E-DPDCHコード数との組合せに基づいてコードワードレプリカ31の数を制御する。
さらに、コードワードレプリカ生成部109は、Minimum SF、最大多重E-DPDCHコード数及び送信時間間隔(TTI)の組合せに基づいてコードワードレプリカ31の数を制御することもできる。
相関部111は、RAKE合成部105から出力された信号Zに含まれるビット系列、具体的にはコードワードと、複数のコードワードレプリカ31との相関を検出する。
図9は、E-DPCCHを介して伝送されるビット系列(コードワード空間)の構成例を示す。図9に示すように、ビット系列B1は、10ビットによって構成されるコードワード21を含む。コードワード21は、各種の制御情報、具体的には、Happyビット11、RSN12及びE-TFCI13の伝送に用いられる。
Happyビット11は、移動機200が保持するデータバッファ及び余剰送信電力を考慮して、無線基地局100が許容したデータ送信率以上のデータを移動機200が送信することができるか否かを、移動機200から無線基地局100に通知するために用いられる。Happyビット11は、1ビットで表現される。
RSN12(Retransmission Sequence Number)は、HARQに従ったデータの再送順序を示す。RSN12は、2ビットで表現される。
E-TFCI13(E-DCH Transport Format Combination Indicator)は、Enhanced Dedicated Channel(E-DCH)の送信フォーマットを示す。E-TFCI13は、7ビットで表現される。
また、本実施形態では、10ビットによって構成されるコードワード21は、Reed-Muller符号に基づいて30ビットのビット系列B2に符号化される。
相関部111は、E-DPCCHを介して移動機200から送信されたビット系列B1と、コードワードレプリカ31との相関の程度を判定する。相関部111は、当該相関が所定の程度よりも高いと判定、具体的には、当該相関が最も高いと判定されたコードワードレプリカ31を選択する。相関部111は、選択したコードワードレプリカ31、つまり、最も相関ランキングの高いコードワードレプリカ31に対応するコードワードの内容を移動機200から送信されたコードワード21の内容と判定することによって、E-DPCCHを検出する。
干渉電力測定部113は、無線信号送受信部101が受信した上り無線信号SUPの干渉電力を測定する。特に、本実施形態では、干渉電力測定部113は、E-DPCCHにおける干渉電力を測定する。干渉電力測定部113は、測定したE-DPCCHにおける干渉電力値をE-DPCCH SIR取得部115に通知する。
E-DPCCH SIR取得部115は、E-DPCCHにおける希望波信号電力対干渉電力比(SIR)を取得する。具体的には、E-DPCCH SIR取得部115は、干渉電力測定部113によって通知されたE-DPCCHの干渉電力値に基づいてE-DPCCHのSIRを演算する。E-DPCCH SIR取得部115は、取得したSIRをFA判定部117に通知する。
FA判定部117は、E-DPCCH SIR取得部115によって通知されたE-DPCCHのSIRが閾値(False Alarm Threshold)を上回るか否かを判定する。FA判定部117は、E-DPCCHのSIRが閾値を上回る場合、E-DPCCHビット系列検出部119に対してE-DPCCHを介して受信したビット系列の検出を指示する。一方、FA判定部117は、E-DPCCHのSIRが閾値以下の場合、上り方向の物理チャネル(E-DCH)は送信されていないと判定する。
E-DPCCHビット系列検出部119は、E-DPCCHを介して受信したビット系列の内容を検出する。
同定部121は、E-DPCCHビット系列検出部119によって検出されたビット系列に含まれる制御情報を同定する。具体的には、同定部121は、当該ビット系列に含まれるE-TFCI13が2回連続して同一である場合、連続して同一であるE-TFCI13(図9参照)の値を移動機200から送信されたE-TFCIの値と同定する。
また、同定部121は、当該ビット系列に含まれるRSN12の値(図9参照)が連続して整合している場合、連続して整合しているRSN12の値を移動機200から送信されたRSNの値と同定する。なお、E-TFCI及びRSNのより具体的な同定方法については、後述する。
FA閾値制御部123は、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比との比較に用いられる閾値(False Alarm Threshold)を制御する。特に、本実施形態では、FA閾値制御部123は、コードワードレプリカ31の数が低減された場合、当該閾値を低下させる。
また、FA閾値制御部123は、移動機200が送信するデータの送信時間間隔(TTI)が延長された場合、当該閾値を低下させる。さらに、FA閾値制御部123は、送信時間間隔(TTI)が短縮された場合、当該閾値を上昇させる。
(3)無線基地局の動作
次に、無線基地局100の動作について説明する。具体的には、(3.1)E-DPCCHの検出動作、(3.2)送信フォーマット情報に基づくレプリカ数の変更動作、(3.3)制御情報の同定によるレプリカ数の変更動作、及び(3.4)希望波信号電力対干渉電力比の閾値の変更動作について説明する。
(3.1)E-DPCCHの検出動作
図3は、無線基地局100がE-DPCCHを検出する動作フローを示す。図3に示すように、ステップS10において、無線基地局100は、アンテナ(不図示)を介して移動機200から上り無線信号SUPを受信する。
ステップS20において、無線基地局100は、受信信号に含まれるE-DPCCHを逆拡散する。具体的には、無線基地局100は、受信信号をコードワードレプリカ31と同期させて逆拡散する。
ステップS30において、無線基地局100は、受信信号のRAKE合成を実行し、信号Zを取得する。具体的には、無線基地局100は、RAKE合成後の出力信号であるz[n]を(式1)を用いて算出する。
Figure 0004907472
ここで、rk[n]は、kパス目の逆拡散符号を示す。ckは、kパス目のチャネル推定値を示す。また、nは、1サブフレーム(図8参照)あたりのE-DPCCH送信シンボルインデックス番号を表す(すなわち、n=0,…,29)。
ステップS40において、無線基地局100は、信号Zに含まれるビット系列と、複数のコードワードレプリカ31との相関値zcorrの最大値ZMAXを用いて、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比(SIR)を取得する。なお、相関値zcorrは、(式2)を用いて算出される(TTIが2msの場合)。
Figure 0004907472
ここで、ti[n]は、E-DPCCHのコードワードレプリカ系列(コードワードレプリカ31)を示す(ただし、i=0,…,TRmax-1とし、TRmaxはE-TFS Size×8とする。E-TFS Sizeは、Minimum SFと最大多重E-DPDCHコード数との組合せ毎に異なる)。また、TTIが10msの場合、当該サブフレームにおいて求めた相関値zcorrについて、TTI当たりの複数のサブフレーム(5サブフレーム分)の平均値を当該TTIにおける相関値zcorrとする。
また、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比は、(式3)を用いて算出される。
Figure 0004907472
ここで、ディジタルドメインにおいて測定されたチップ単位のノイズレベルをσchipとし、SIRE-DPCCH(単位:dB)をDTX閾値係数(FAthreshold)とする。
ステップS50において、無線基地局100は、取得したE-DPCCHのSIRが閾値(FAthreshold)を上回るか否かを判定する。
E-DPCCHのSIRが閾値を上回る場合(ステップS50のYES)、ステップS60において、無線基地局100は、移動機200からE-DCHが送信されていると判定する。
一方、E-DPCCHのSIRが閾値以下である場合(ステップS50のNO)、ステップS70において、無線基地局100は、移動機200からE-DCHが送信されていないと判定する。
ステップS80において、無線基地局100は、E-DPCCHを介して受信したビット系列の内容を検出する。
具体的には、無線基地局100は、相関値zcorr[i]において、MAX[zcorr[i]]を満たすインデックス番号をicorr_maxとし、E-DPCCHのコードレプリカ系列ticorr_maxに対応するsecond order Reed-Muller符号化前のE-DPCCHのコードワードレプリカ系列xicorr_max[m](ただし,m=0,…,9)を当該受信TTIにおけるE-DPCCHのコードワードと判定する。
(3.2)送信フォーマット情報に基づくレプリカ数の変更動作
図4は、無線基地局100が送信フォーマット情報に基づいてコードワードのレプリカ数を変更する動作フローを示す。
図4に示すように、ステップS110において、無線基地局100は、送信フォーマット情報、具体的には、Minimum SF及び最大多重E-DPDCHコード数を取得する。
ステップS120において、無線基地局100は、取得したMinimum SF及び最大多重E-DPDCHコード数に基づいて、E-DPCCH用のコードワードレプリカ31の数を設定する。
ここで、図10(a)〜(c)は、Minimum SF及び最大多重E-DPDCHコード数に対応して設定されるビット系列(コードワード空間)の例を示す。図10(a)は、Minimum SFが2、最大多重E-DPDCHコード数が4の場合におけるビット系列B11を示す。この場合、コードワードレプリカ31の数は、128に設定される。
図10(b)は、Minimum SFが2、最大多重E-DPDCHコード数が2の場合におけるビット系列B12を示す。この場合、コードワードレプリカ31の数は、64に設定される。図10(c)は、Minimum SFが4、最大多重E-DPDCHコード数が2の場合におけるビット系列B13を示す。この場合、コードワードレプリカ31の数は、32に設定される。
なお、なお、E-TFS Sizeは、Minimum SF、最大多重E-DPDCHコード数及びTTIにより一意に定まるため、無線基地局100は、Minimum SF、最大多重E-DPDCHコード数及びTTIの値に基づいてコードワードレプリカ31の数を設定してもよい。
(3.3)制御情報の同定によるレプリカ数の変更動作
次に、無線基地局100が制御情報を同定した場合、コードワードのレプリカ数を変更する動作について説明する。具体的には、無線基地局100がE-TFCIまたはRSNの値を同定した場合において、コードワードのレプリカ数を変更する動作について説明する。
(3.3.1)E-TFCI
図5は、無線基地局100がE-TFCIの値を同定した場合においてコードワードのレプリカ数を変更する動作フローを示す。
図5に示すように、ステップS210において、無線基地局100は、E-DPCCHを介してE-TFCI13(図9参照)を受信する。
ステップS220において、無線基地局100は、同一の値を有するE-TFCIを2回連続して受信したか否かを判定する。
ここで、図11(a)は、無線基地局100が順次受信するE-TFCIの一例を示す。図11(a)に示すように、無線基地局100は、初回、及びHARQに従った再送1回目において、同一の値(#1)を有するE-TFCIを連続して受信する。
同一の値を有するE-TFCIを2回連続して受信した場合(ステップS220のYES)、ステップS230において、無線基地局100は、連続して同一であるE-TFCIの値(#1)を移動機200から送信されたE-TFCIの値と同定する。
ステップS240において、無線基地局100は、同定したE-TFCIの値(#1)を用いてE-DPDCHの復号を実行する。つまり、無線基地局100は、再送2回目や再送n回目(図11(a)参照)において受信したE-TFCIの値を参照せずに、初回及び再送1回目において受信したE-TFCIの値(#1)を用いてE-DPDCHを介して受信したデータを復号する。
ステップS250において、無線基地局100は、E-TFCIの値を同定したことに基づいて、E-DPCCHのコードワードレプリカ31の数を1,024個(210個)から8個(2個)に変更する。
ステップS260において、無線基地局100は、E-TFCIの値を同定したことに基づいて、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を低下させる。
(3.3.2)RSN
図6は、無線基地局100がRSNを同定した場合においてコードワードのレプリカ数を変更する動作フローを示す。
図6に示すように、ステップS310において、無線基地局100は、E-DPCCHを介してRSN12(図9参照)を受信する。
ステップS320において、無線基地局100は、整合のとれたRSNを連続して受信したか否かを判定する。
ここで、図11(b)は、無線基地局100が順次受信するRSNの一例を示す。図11(b)に示すように、無線基地局100は、初回及び再送1回目において、整合のとれたRSNを連続して受信する。具体的には、無線基地局100は、初回において値が#0であるRSNを受信し、再送1回目において、値が#1であるRSNを受信する。
整合のとれたRSNを連続して受信した場合(ステップS320のYES)、ステップS330において、無線基地局100は、当該連続して受信したRSNに基づいてRSNの値を同定する。具体的には、無線基地局100は、連続して受信し、かつ整合のとれたRSNの値を移動機200から送信されたRSNの値と同定する。
ステップS340において、無線基地局100は、同定したRSNの値を用いて、以降受信するRSNの値をインクリメントし、E-DPDCHを介して受信したデータを復号する。
ステップS350において、無線基地局100は、無線基地局100は、RSNの値を同定したことに基づいて、E-DPCCHのコードワードレプリカ31の数を1,024個(210個)から256個(2個)に変更する。
ステップS360において、無線基地局100は、RSNの値を同定したことに基づいて、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を低下させる。
(3.4)希望波信号電力対干渉電力比の閾値の変更動作
図7は、無線基地局100がE-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を変更する動作フローを示す。
図7に示すように、ステップS410において、無線基地局100は、移動機200のTTIを取得する。
ステップS420において、無線基地局100は、移動機200のTTIが2msから10msに変更されたか否かを判定する。
移動機200のTTIが10msから2msに変更された場合(ステップS420のYES)、ステップS430において、無線基地局100は、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を低下させる。
なお、無線基地局100は、ステップS430の処理を実行後、移動機200のTTIが2msから10msに変更された場合、低下させた当該閾値を上昇させてもよい。
(4)作用・効果
無線基地局100によれば、同定部121によって制御情報、具体的には、RSN12またはE-TFCI13の値が同定された場合、コードワードレプリカ31の数が低減される。コードワードレプリカ31の数が低減されると、無線基地局100は、少ないコードワードレプリカ31の中から送信されたビット系列(コードワード)の内容を判定することになるため、より高精度にE-DPCCHを検出できる。すなわち、無線基地局100によれば、HARQによる再送回数を低減でき、物理チャネルのデータ伝送効率を向上させることができる。
本実施形態では、同定部121は、E-TFCI13の値が連続して同一である場合、連続して同一であるE-TFCI13の値を移動機200から送信されたE-TFCIと同定する。また、同定部121は、RSN12の値が連続して整合している場合、連続して整合しているRSN12の値を移動機200から送信されたRSNと同定する。E-TFCIやRSNが同定された場合、コードワードレプリカ31の数が低減され、上述したように、より高精度にE-DPCCHを検出できる。このため、HARQによる再送回数が低減され、物理チャネルのデータ伝送効率がさらに向上する。
本実施形態では、コードワードレプリカ生成部109は、最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部107によって取得された送信フォーマット情報に基づいてコードワードレプリカ31の数を制御することができる。このため、送信フォーマット情報(例えば、最大多重E-DPDCHコード数)に応じたコードワードレプリカ31の数を設定することによって、無線基地局100は、より高精度にE-DPCCHを検出できる。
本実施形態では、FA閾値制御部123は、コードワードレプリカ31の数が低減された場合、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(False Alarm Threshold)を低下させる。当該閾値が低下すると、無線基地局100は、これまで受信できなかった物理チャネルを受信できるようになる。ここで、E-DPCCHのコードワードレプリカ31の数も低減されているため、無線基地局100は、閾値を低下する前では受信してもエラー(erroneous detection)になってしまっていたE-DPCCHを受信できるようになる。つまり、物理チャネル(E-DPCCH)のデータ伝送効率がさらに向上する。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、同一の値を有するE-TFCIを2回連続して受信した場合、無線基地局100は、連続して同一であるE-TFCIの値を移動機200から送信されたE-TFCIの値と同定したが、E-TFCIの値の同定は、同一の値を有するE-TFCIを2回連続して受信した場合に限られない。例えば、3回連続して受信した場合にE-TFCIの値を同定してもよい。
上述した実施形態では、RSNまたはE-TFCIの値を同定したことに基づいて、E-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を低下させていたが、当該閾値は、必ずしも変更しなくても構わない。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局がE-DPCCHを検出する動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局が送信フォーマット情報に基づいてレプリカの数を変更する動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局がE-TFCIの値を同定した場合においてレプリカの数を変更する動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局がRSNを同定した場合においてレプリカの数を変更する動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局がE-DPCCHの希望波信号電力対干渉電力比の閾値(FAthreshold)を変更する動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る上り方向の物理データチャネル(E-DPDCH)、及び上り方向の物理制御チャネル(E-DPCCH)の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るE-DPCCHを介して伝送されるビット系列(コードワード空間)の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るMinimum SF及び最大多重E-DPDCHコード数に対応して設定されるビット系列(コードワード空間)の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局が順次受信するE-TFCI及びRSNの例を示す図である。
符号の説明
1…第3世代携帯電話システム、11…Happyビット、12…RSN、13…E-TFCI、21…コードワード、31…コードワードレプリカ、50…無線ネットワーク制御装置、200…移動機、100…無線基地局、101…無線信号送受信部、103…逆拡散部、105…RAKE合成部、107…最小SF・最大多重コード数・TTI長検出部、109…コードワードレプリカ生成部、111…相関部、113…干渉電力測定部、115…E-DPCCH SIR取得部、117…FA判定部、119…E-DPCCHビット系列検出部、121…同定部、123…FA閾値制御部、B1,B2,B11〜B13…ビット系列、SDN…下り無線信号、SUP…上り無線信号

Claims (13)

  1. 符号分割多元接続方式が用いられる無線通信システムに含まれ、上り方向の物理制御チャネルを介して移動機から制御情報を受信する無線基地局であって、
    前記物理制御チャネルを介して前記移動機から送信されたコードワードと、前記コードワードのレプリカとの相関の程度を判定し、前記相関が所定の程度よりも高いと判定された前記レプリカを選択する相関判定部と、
    前記相関判定部によって選択された前記レプリカに含まれる前記制御情報を同定する同定部と、
    前記同定部によって前記制御情報が同定された場合、前記レプリカの数を低減するコードワードレプリカ制御部と
    を備える無線基地局。
  2. 前記同定部は、前記相関判定部によって順次選択された前記レプリカに含まれる制御情報が連続して同一である場合、連続して同一である前記制御情報を前記移動機から送信された制御情報と同定する請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記同定部は、前記相関判定部によって順次選択された前記レプリカに含まれる制御情報が連続して整合している場合、連続して整合している前記制御情報を前記移動機から送信された制御情報と同定する請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記コードワードレプリカ制御部は、前記同定部によって同定された前記制御情報のビット数に基づいて前記レプリカの数を低減する請求項1に記載の無線基地局。
  5. 前記移動機の送信フォーマットを規定する送信フォーマット情報を取得する取得部を備え、
    前記コードワードレプリカ制御部は、前記取得部によって取得された前記送信フォーマット情報に基づいて前記レプリカの数を制御する請求項1に記載の無線基地局。
  6. 前記送信フォーマット情報は、上り方向の物理データチャネルにおける前記コードワードの最小拡散率及び最大多重コード数を含み、
    前記コードワードレプリカ制御部は、前記最小拡散率と前記最大多重コード数との組合せに基づいて前記レプリカの数を制御する請求項5に記載の無線基地局。
  7. 前記送信フォーマット情報は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔を含み、
    前記コードワードレプリカ制御部は、前記最小拡散率、前記最大多重コード数及び前記送信時間間隔の組合せに基づいて前記レプリカの数を制御する請求項6に記載の無線基地局。
  8. 前記取得部は、前記無線基地局を制御する無線ネットワーク制御装置から前記送信フォーマット情報を取得する請求項5に記載の無線基地局。
  9. 前記物理制御チャネルの希望波信号電力対干渉電力比を取得する電力比取得部と、
    前記希望波信号電力対干渉電力比との比較に用いられる閾値を制御する閾値制御部と
    を備え、
    前記閾値制御部は、前記レプリカの数が低減された場合、前記閾値を低下させる請求項1に記載の無線基地局。
  10. 前記物理制御チャネルの希望波信号電力対干渉電力比を取得する電力比取得部と、
    前記希望波信号電力対干渉電力比との比較に用いられる閾値を制御する閾値制御部と
    を備え、
    前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔に基づいて、前記閾値を変更する請求項1に記載の無線基地局。
  11. 前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔が延長された場合、前記閾値を低下させる請求項10に記載の無線基地局。
  12. 前記閾値制御部は、前記移動機が送信するデータの送信時間間隔が短縮された場合、前記閾値を上昇させる請求項10に記載の無線基地局。
  13. 符号分割多元接続方式が用いられる無線通信システムに含まれ、上り方向の物理制御チャネルを介して移動機から制御情報を受信する物理制御チャネル受信方法であって、
    前記物理制御チャネルを介して移動機から送信されたコードワードと、前記コードワードのレプリカとの相関の程度を判定し、前記相関が所定の程度よりも高いと判定された前記レプリカを選択するステップと、
    選択された前記レプリカに含まれる前記制御情報を同定するステップと、
    前記制御情報が同定された場合、前記制御情報の伝送に用いられる前記レプリカの数を低減するステップと
    を備える物理制御チャネル受信方法。
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