JP5308515B2 - 自律的再送信を通じたアップリンクカバレージの向上 - Google Patents

自律的再送信を通じたアップリンクカバレージの向上 Download PDF

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Description

本明細書において説明する実施形態は概して無線通信システムに関し、特には、自律的再送信を通じた、無線通信システムにおけるアップリンクカバレージの向上に関する。
広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)システムのアップリンク性能を向上させるため、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)において拡張アップリンク(EUL)が提案されている。10ミリ秒の送信間隔(TTI)と、2ミリ秒のTTIの2つのTTIが提案されている。10ミリ秒TTIは、過去のUMTS (Universal Mobile Telecommunications System)リリースと似たセルカバレージを提供するが、そのスループットは低すぎる。2ミリ秒TTIはセルスループットの点では10ミリ秒TTIより良好だが、セルカバレージが不十分である。
拡張アップリンクカバレージを向上させる1つの技術が、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)再送である。現在の3GPP仕様によれば、拡張アップリンクHARQ再送は、往復時間(RTT)が満了した後でのみ行うことができる。2ミリ秒TTIに対するRTTは16ミリ秒であり、パケットの信頼できる受信を保証するには3回の再送が必要であろうから、拡張アップリンクリンクHARQによって48ミリ秒の再送遅延が導入されうる。このような遅延は、遅延に敏感なサービス(例えば、インターネットプロトコル上での音声通信(VoIP)サービスなど)の許容範囲を超えるものとなりうる。
このようなHARQ再送遅延を削減する効率的な一方法として、自律的再送信が提案されている。自律的再送信の核となる考え方は、ユーザ端末(UE)が、否定応答(NACK)の受信を待たずに次の再送信を開始するというものである。しかし、3回の再送信が必要とすると、自律的再送信は再送遅延を6ミリ秒に削減するにすぎないであろう。いくつかの自律的再送信技術は、1つのパケットに対して複数の送信が指定されていることを受信機がどのように知るか、自律的再送信によって送信されたパケットをどのようにして受信機が正しくデコードするか、自律的再送信を高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)にどのように適用するか、拡張されたカバレージに対して自律的再送信をどのように用いるか、自律的再送信の適用を非在圏ノードBに対してどのように通知するか、などについて説明している。
自律的再送信はアップリンクカバレージを向上させる効率的な方法ではあるけれども、依然としていくつかの問題点を有している。例えば、自律的再送信が非常に多くの送信試行を伴ったり不適切なタイミングで実行されたりすると、自律的再送信によってシステムに不要な干渉を生成することになる。その一方で、自律的再送信が少数の(又は不十分な数の)送信試行しか行わない場合、その利点を十分に享受することが出来ない。国際公開第2005/109729号パンフレットは、無線通信システムに自律的再送信を提供するための方法及びシステムを記載している。
本発明の一目的は、上述した問題点の少なくとも一部を解消し、自律的再送信を適切なタイミングで、かつ適切な数のHARQ再送とともに実行させることである。
本明細書で説明する実施形態は、システム(例えば2ミリ秒TTIを提供するWCDMAシステム)用の拡張アップリンクカバレージを向上させるための自律的再送信技術に適用することができる。一実施形態において、例えば、ユーザ端末(UE)は状況情報を受信し、基地局(BS)からの通信情報を受信し、受信した情報に基づいて適切な数の再送信及び再送信のための適切なタイミングを生成することができる。適切な数の再送信と、再送信のための適切なタイミングは、確実に拡張アップリンクカバレージを向上させるであろう。
例示的な実施形態において、状況情報は、ユーザ端末における電力使用量、ユーザ端末が最小利用可能拡張個別チャネル(E-DCH)搬送フォーマット組み合わせ(ETFC)を用いているかどうか、測定されたダウンリンクチャネル品質、ユーザ端末で複数の否定応答が連続して受信されているかどうか、などを含むことができる。ユーザ端末は、ユーザ端末における電力が制限されている場合、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを使用している場合、および測定されたダウンリンクチャネル品質の1つが所定の閾値に満たないかユーザ端末でのNACKの連続受信数が所定数を超える場合に自律的再送信を開始することができる。ユーザ端末は、ユーザ端末に関する測定電力クリッピングに基づいて、適切な数の再送信を決定することができる。
他の例示的な実施形態において、ユーザ端末は、チャネルに関するデータ信号対干渉比(SIR。搬送波対干渉比(CIR)としても知られる)を推定し、推定したデータSIRと搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベルを超えるかどうかを判別することができる。ユーザ端末は、ユーザ端末における電力が制限されている場合、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いている場合、および上述の差が所定デシベルレベルを超える場合に自律的再送信を開始することができる。
さらに別の例示的な実施形態において、状況情報は、基地局におけるSIRの推定値、ユーザ端末で受信された肯定応答(ACK)、ユーザ端末で受信されたNACK、などを含んでよい。ユーザ端末は適切な数の再送信を決定し、NACKが所定数連続して受信されている場合には再送信の数を増加させ、ACKが所定数連続して受信されている場合には再送信の数を減少させることができる。
さらなる例示的な実施形態において、基地局は搬送フォーマットについて必要とされるSIRを決定し、基地局に関する現在のSIRを測定し、必要とされるSIRと現在のSIRとに基づいて再送信の数を算出することができる。基地局は算出された再送信の数を(例えば通信情報として)ユーザ端末に提供し、ユーザ端末は、ユーザ端末における電力が制限されている場合や、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いている場合に、算出された数の再送信を生成することができる。
このような構成により、自律的再送信が適切な時間に、適切な数のHARQ再送とともに開始されることが確実になるであろう。これにより、(例えば自律的再送信の数が非常に多い場合や自律的再送信が不要な場合に)自律的再送信によって生成される不要な干渉を削減し、パケット送信遅延を削減し、遅延に敏感なサービスについてのセルカバレージを向上させることができるであろう。
本発明に係るシステム及び/又は方法を実施可能な例示的なネットワークの構成を示す図である。 図1に示す基地局の構成例を示す図である。 図1に示すユーザ端末の構成例を示す図である。 図1に示すユーザ端末及び基地局間の例示的なやりとりを示す図である。 図1に示すユーザ端末及び基地局間の別の例示的なやりとりを示す図である。 図3に示すユーザ端末の機能構成例を示す図である。 図3に示すユーザ端末の機能構成例を示す図である。 図2に示す基地局の機能構成例を示す図である。 図1に示すユーザ端末及び2つの基地局間の例示的なやりとりを示す図である。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。 様々な実施形態に係る例示的な手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。異なる図面における同一の参照符号は、同一又は類似の要素を特定しうる。また、以下の詳細な説明は、本発明を限定しない。
本明細書で説明する実施形態は、システム(例えば2ミリ秒TTIを提供するWCDMAシステム)用の拡張アップリンクカバレージを向上させるための自律的再送信技術に適用することができる。本明細書で説明する自律的再送信技術は、適切な数の再送信と再送のための適切なタイミングを生成するために用いることができ、また確実に拡張アップリンクカバレージを向上させるであろう。
図1は、本発明に係るシステム及び/又は方法を実施可能な例示的なネットワークの構成を示す図である。図示の通り、ネットワーク100は一群のユーザ端末(UE)110−1〜110−L(まとめて、また場合によっては各々を「ユーザ端末110」という)と、無線アクセスネットワーク(RAN)120と、コアネットワーク(CN)130とを含んでよい。簡単さのために、図1では4つのユーザ端末110と、1つの無線アクセスネットワーク120と、1つのコアネットワーク130を示している。実際にはUE110と、ランダムアクセスネットワーク120と、コアネットワーク130の少なくとも1つ以上について、より多く存在することができる。また、ネットワーク100の構成要素(例えば、ユーザ端末110,無線アクセスネットワーク120,及びコアネットワーク130の1つ以上)が、ネットワーク100内の別の構成要素又はその一群によって実行されるものとして説明される1つ以上の機能を実行してもよい。
ユーザ端末110は、音声及びデータの少なくとも一方を、無線アクセスネットワーク120との間で送信/受信可能な1つ以上の機器を含みうる。一実施形態において、ユーザ端末110は、例えば、無線電話機、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータなどを含みうる。他の実施形態において、ユーザ端末110は(例えば以下で詳細に説明するような)状況情報を受信したり、(例えば以下で詳細に説明するような)通信情報を基地局122から受信したり、受信した情報に基づいて適切な数の再送信および再送信のための適切なタイミングを生成したりすることができる。適切な数の再送信と、再送信のための適切なタイミングは、確実に拡張アップリンクカバレージを向上させるであろう。
無線アクセスネットワーク120は音声及びデータの少なくとも一方をユーザ端末110とコアネットワーク130に送信するための1つ以上の機器を含みうる。図示の通り、無線アクセスネットワーク120は、一群の基地局(BS)122−1〜122−M(まとめて「複数の基地局122」と呼び、場合によって個別に「基地局122」とも呼ぶ)と、一群の無線ネットワークコントローラ(RNC)124−1〜124−N(まとめて「複数の無線ネットワークコントローラ124」と呼び、場合によって個別に「無線ネットワークコントローラ124」とも呼ぶ)を含みうる。簡単さのために、図1では4つの基地局122と2つの無線ネットワークコントローラ124を示している。実際には、より多くの、またはより少ない数の基地局122及び/又は無線ネットワークコントローラ124が存在しうる。また、場合によっては、無線アクセスネットワーク120の構成要素(例えば複数の基地局122と複数の無線ネットワークコントローラ124の1つ以上)が、無線アクセスネットワーク120の他の構成要素又はその一群によって実行されるものとして説明される1つ以上の機能を実行してもよい。
複数の基地局122(複数の「ノードB」とも呼ばれる)は、複数の無線ネットワークコントローラ124から音声及びデータの少なくとも一方を受信し、その音声及びデータの少なくとも一方をエアインタフェースを介してユーザ端末110に送信する1つ以上の機器を含みうる。複数の基地局122は、ユーザ端末110からエアインタフェースを介して音声及びデータの少なくとも一方を受信し、その音声及びデータの少なくとも一方を複数の無線ネットワークコントローラ124又は他のユーザ端末110に送信する1つ以上の機器を含みうる。
一実施形態において、基地局122は、あるチャネルに関するデータSIRを検出(又は推定)したり、検出された(又は推定された)データSIRとある搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベルを超えるかどうか判別したりすることができる。基地局122は、差の判別結果を(例えば通信情報として)ユーザ端末110に提供することができる。そして、ユーザ端末は、ユーザ端末における電力が制限されている場合、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いている場合、および上述の差が所定デシベルレベルを超える場合に自律的再送信を開始することができる。
他の実施形態において、基地局122は搬送フォーマットについて必要とされるSIRを決定したり、基地局122に関する現在のSIRを測定したり、必要とされるSIRと現在のSIRとに基づいて再送信の数を算出したりすることができる。基地局122は算出された再送信の数を(例えば通信情報として)ユーザ端末に提供することができる。そしてユーザ端末は、算出された数の再送信を生成することができる。
複数の無線ネットワークコントローラ124は、基地局122を制御及び管理する1つ以上の機器を含みうる。無線ネットワークコントローラ124はまた、無線ネットワークサービスの利用を管理するためのデータ処理を実行する複数の機器を含みうる。複数の無線ネットワークコントローラ124は、複数の基地局122、他の複数の無線ネットワークコントローラ124、およびコアネットワーク130の1つ以上と、音声及びデータを送信/受信することができる。
無線ネットワークコントローラ124は、制御無線ネットワークコントローラ(CRNC)、ドリフト無線ネットワークコントローラ(DRNC)、又は在圏無線ネットワークコントローラ(SRNC)として振る舞うことができる。CRNCは基地局122のリソース制御を受け持つことができる。一方、SRNCは特定のユーザ端末110を受け持ち、そのユーザ端末110へのコネクションを管理することができる。同様に、DRNCはSRNCと同様の役目を果たすことができる(例えば、SRNCと特定のユーザ端末110との間のトラフィックをルーティングすることができる)。
図1に示すように、無線ネットワークコントローラ124は、Iubインタフェースを介して基地局122と接続することができ、Iurインタフェースを介して他の無線ネットワークコントローラ124と接続することができる。
コアネットワーク130は、音声及びデータの少なくとも一方を、回線交換ネットワーク及びパケット交換ネットワークの少なくとも一方へ送信/受信する1つ以上の機器を含みうる。一実施形態において、コアネットワーク130は例えば、移動交換制御局(MSC)、ゲートウェイMSC(GMSC)、メディアゲートウェイ(MGW)、在圏汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)、及び他の機器の1つ以上を含みうる。
図2は、基地局122の例示的な構成要素を示す図である。図2に示すように、基地局122は複数のアンテナ210、複数の送受信器(TX/RX)220、処理システム230、及びIubインタフェース(I/F)240を含みうる。
複数のアンテナ210は、指向性アンテナ及び無指向性アンテナの少なくとも一方を1つ以上含みうる。複数の送受信器220は複数のアンテナ210と関連付けられたり、複数のアンテナ210を介して、ネットワーク110のようなネットワークにおいて、シンボルシーケンスを送信及び/又は受信するための送受信器回路を含んだりすることができる。
処理システム230は基地局122の動作を制御することができる。処理システム230はさらに、送受信器220およびIubインタフェース240を介して受信した情報を処理することもできる。この他、処理システム230は、コネクションの品質及び強度を測定したり、フレーム誤り率(FER)を求めたり、この情報を無線ネットワークコントローラ124に送信したりすることができる。図示の通り、処理システム230は処理部232及びメモリ234を含んでよい。
処理部232はプロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、等を含むことができる。処理部232は、送受信器220およびIubインタフェース240を介して受信した情報を処理することができる。処理は例えば、データ変換、前方誤り訂正(FEC)、レートアダプテーション、広帯域符号拡散多元アクセス(WCDMA)拡散/逆拡散、4相位相変調(QPSK)、などを含みうる。さらに、処理部232は、制御メッセージおよびデータメッセージの少なくとも一方を生成したり、これら制御メッセージおよびデータメッセージの少なくとも一方を送受信器220およびIubインタフェース240を介して送信させたりすることができる。処理部232はさらに、送受信器220およびIubインタフェース240の少なくともを一方から受信した制御メッセージおよびデータメッセージの少なくとも一方を処理することもできる。
メモリ234は、処理部232によって用いられてよいデータ及び命令を格納するための、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、及び他の形式のメモリの少なくとも1つを含むことができる。
Iubインタフェース240は、基地局122が無線ネットワークコントローラ124との間でデータを送受信することを可能にする1つ以上の回線カード(line card)を含むことができる。
本明細書で説明するように、基地局122は、メモリ234のようなコンピュータ読み取り可能な媒体に格納されたアプリケーションのソフトウェア命令を実行する処理部232に応答して、所定の動作を実行することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、物理的又は論理的記憶装置として規定することができる。ソフトウェア命令は他のコンピュータ読み取り可能な媒体又は、アンテナ210及び送受信器220を介して他の機器からメモリ234に読み込まれてよい。メモリに格納されたソフトウェア命令は、本明細書で説明する処理を処理部232に行わせることができる。あるいは、ハードウェア回路を、ソフトウェア命令に代えて、もしくはソフトウェア命令と組み合わせて用いることにより、本明細書に説明する処理を実施してもよい。このように、本明細書で説明する実施形態は、ハードウェア回路及びソフトウェアのどのような特定の組み合わせにも限定されない。
図2は基地局122の例示的な構成要素を示しているが、他の実施形態では、基地局122は図2に示したものより少ない、異なる、またはさらなる構成要素を有しうる。さらに別の実施形態において、基地局122の1つ以上の構成要素は、基地局122の1つ以上の他の構成要素が実行するものとして説明される1つ以上の他のタスクを実行してもよい。
図3は、ユーザ端末110の例示的な構成要素を示す図である。図3に示すように、ユーザ端末110は、処理部300、メモリ310、ユーザインタフェース320、通信インタフェース330、およびアンテナアセンブリ340の1つ以上を含みうる。
処理部300は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、ASIC、FPGAなどを含むことができる。処理部300は、ユーザ端末110及びその構成要素の動作を制御することができる。一実施形態において、処理部300はユーザ端末110の構成要素の動作を、本明細書に説明する方法で制御することができる。
メモリ310は、処理部300によって用いられてよいデータ及び命令を格納するための、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、及び他の形式のメモリの少なくとも1つを含むことができる。
ユーザインタフェース230は、情報をユーザ端末110に入力するための機構、及びユーザ端末110から情報を出力するための機構の少なくとも一方を含むことができる。
通信インタフェース330は例えば、処理部300からのベースバンド信号を無線周波数(RF)信号に変換することのできる送信器及び、RF信号をベースバンド信号に変換することのできる受信器の少なくとも一方を含むことができる。あるいは、通信インタフェース330は、送信器及び受信器の両方の機能を実行する送受信器を含んでもよい。通信インタフェース330は、RF信号の送信及び受信の少なくとも一方のために、アンテナアセンブリ340に接続されてよい。
アンテナアセンブリ340は、無線インタフェースを通じた信号の送信及び受信の少なくとも一方を行うための1つ以上のアンテナを含んでよい。アンテナアセンブリ340は例えば、RF信号を通信インタフェース330から受信し、それを無線インタフェースを通じて送信したり、無線インタフェースを通じてRF信号を受信し、それらをインタフェース330に提供する。一実施形態において、たとえば、通信インタフェース330は、ネットワーク(例えばネットワーク100)及びネットワークに接続されている機器の少なくとも一方と通信することができる。
本明細書で説明するように、ユーザ端末110は、メモリ310のようなコンピュータ読み取り可能な媒体に格納されたアプリケーションのソフトウェア命令を実行する処理部300に応答して所定の処理を実行することができる。あるいは、ハードウェア回路を、ソフトウェア命令に代えて、もしくはソフトウェア命令と組み合わせて用いることにより、本明細書に説明する処理を実施してもよい。このように、本明細書で説明する実施形態は、ハードウェア回路及びソフトウェアのどのような特定の組み合わせにも限定されない。
図3はユーザ端末110の例示的な構成要素を示しているが、他の実施形態では、ユーザ端末110は図3に示したものより少ない、異なる、またはさらなる構成要素を有しうる。さらに別の実施形態において、ユーザ端末110の1つ以上の構成要素は、ユーザ端末110の他の1つ以上の構成要素が実行するものとして説明される1つ以上の他のタスクを実行してもよい。
図4は、ユーザ端末110と基地局122との間の例示的なやりとりを示す図である。ユーザ端末110及び基地局122は、例えば図1〜図3とともに上述した機能を含むことができる。
図4に示すように、ユーザ端末110及び基地局122は、状況情報410を受信(及び/又は求める)ことができる。状況情報410は、ユーザ端末110における電力消費(power usage)、ユーザ端末が最小使用可能ETFCを用いているかどうか、測定されたダウンリンクチャネル品質、ユーザ端末110においてNACKが複数連続して受信されているかどうか、基地局122におけるSIRの推定、ユーザ端末110で受信されている肯定応答(ACK)、ユーザ端末110で受信されているNACK、などを含みうる。
図4にさらに示すように、ユーザ端末110及び基地局122は通信情報420を各ユーザ間で交換してもよい。通信情報420は、(例えば基地局122によって)求められた、検出された(又は推定された)データSIRと搬送フォーマットに対するSIRとの差、搬送フォーマットに関して必要とされるSIRと基地局122に関する現在のSIRとに基づいて算出された再送信の数、などを含みうる。
ユーザ端末110は、再送信についてのタイミング430(例えば自律的再送信を起動する適切な時刻)及び再送信の数440(例えば自律的再送信についてのHARQ再送試行)の決定に、状況情報410及び通信情報420の少なくとも一方を用いることができる。
例示的な一実施形態において、ユーザ端末110は、ユーザ端末110における電力が制限されている場合、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを使用している場合、および測定されたダウンリンクチャネル品質の1つが所定の閾値に満たないかユーザ端末110でのNACKの連続受信数が所定数を超える場合に自律的再送信を開始(例えば再送信のタイミング430)することができる。別の例示的な実施形態において、ユーザ端末110は、ユーザ端末110における電力が制限されている場合、ユーザ玉津110が最小利用可能ETFCを使用している場合、および検出(又は推定)されたデータSIRと搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベル(例えば3デシベル)を超えると判別される場合に自律的再送信を開始(例えば再送信のタイミング430)することができる。
例示的な一実施形態において、ユーザ端末110は、再送信の数440を決定したり、NACKが所定数連続して受信されている場合には再送信の数440を増加させたり、ACKが所定数連続して受信されている場合には再送信の数440を減少させることができる。他の実施形態において、基地局122は、搬送フォーマットについて必要とされるSIRを決定したり、基地局122に関する現在のSIRを測定したり、必要とされるSIRと現在のSIRとに基づいて再送信の数440を算出したりすることができる。基地局122は算出された再送信の数440を(例えば通信情報420として)ユーザ端末110に提供することができる。そしてユーザ端末110は、算出された数440の再送信を生成することができる。
図4はユーザ端末110と基地局122との間の例示的なやりとりを示すが、他の実施形態において、ユーザ端末110及び基地局122は、図4に示すものよりも少ないやりとり、異なるやりとり、もしくは更なるやりとりを実行しうる。
図5は、ユーザ端末110と基地局122との間の例示的なやりとりを示す図である。ユーザ端末110及び基地局122は、例えば図1〜図3とともに上述した機能を含むことができる。
図5に示すように、ユーザ端末110は、電力が制限されている510かを判別したり、最小利用可能ETFCが用いられている520かを判別したりすることができる。ユーザ端末110はダウンリンクチャネル品質530を測定したり、1つ以上のNACK540を受信したりすることができる。ダウンリンクチャネル品質530は、ダウンリンクチャネルに関する品質(例えば、共通パイロットチャネル(CPICH)に関する情報レート(CIR)又はチャネル品質表示(CIQ))を含みうる。ユーザ端末110は、NACK540の連続数が所定数を超えるかどうかを判別したり、ダウンリンクチャネル品質530が所定の閾値に満たないどうかを判別したりすることができる。例示的な一実施形態において、ユーザ端末110が電力制限されている510場合、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを用いている520場合、及び、NACK540の連続数が所定の数を超えるかダウンリンクチャネル品質530が所定の閾値に満たない場合に、ユーザ端末110は自律的再送信を開始する(例えば、再送信のためのタイミング430)ことができる。
図5に更に示すように、基地局122はデータSIR550を受信(又は推定)したり、(例えば通信情報420を介して)データSIR550をユーザ端末110に供給したりすることができる。ユーザ端末110は、データSIR550と、基地局122に関する搬送フォーマットに必要なSIRとの差が所定のデシベルレベル(例えば3デシベル)を超えるかどうか判別することができる。例示的な一実施形態において、ユーザ端末110が電力制限されている510場合、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを用いている520場合、及び、データSIR550と、基地局122に関する搬送フォーマットに必要なSIRとの差が所定のデシベルレベルを超える場合に、ユーザ端末110は自律的再送信を開始する(例えば、再送信のためのタイミング430)ことができる。
図5はユーザ端末110と基地局122との間の例示的なやりとりを示すが、他の実施形態において、ユーザ端末110及び基地局122は、図5に示すものよりも少ないやりとり、異なるやりとり、もしくは更なるやりとりを実行しうる。
図6は、ユーザ端末110の例示的な機能構成を示す図である。図示の通り、ユーザ端末110は再送信計算器600、再送信調整器605、および再送信タイミング計算器610を含むことができる。一実施形態において、図6に関して説明される機能は、処理部300(図3)によって実行されてもよい。
再送信計算器600は、再送信の数440を計算することのできる任意のハードウェア、ソフトウェア、及びハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。一実施形態において、再送信計算器600は、搬送フォーマットについての必要電力オフセット(POFFREQ)615を受信したり、その搬送フォーマットについて実際に用いられている電力オフセット(POFFUSED)620を受信したり、POFFREQ615及びPOFFUSED620に基づいて再送信の数440を計算したりすることができる。例示的な一実施形態において、再送信計算器600は以下の式に基づいて再送信の数440を計算することができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。再送信計算器600は再送信の数440を再送信調整器605に供給することができる。
再送信調整器605は、再送信計算器600から再送信の数440を受信したり、(例えばユーザ端末110によって受信された)NACK625及びACK630の少なくとも一方を受信したり、NACK625又はACK630に基づいて再送信の数440を調整することができるハードウェア、ソフトウェア、及びハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。例示的な一実施形態において、再送信調整器605は、(例えばユーザ端末110によって)所定数のNACK625が連続して受信されている場合に再送信の数440を(例えば1だけ)増加させることができる。また、例示的な別の実施形態において、再送信調整器605は、(例えばユーザ端末110によって)所定数のACK630が連続して受信されている場合に再送信の数440を(例えば1だけ)減少させることができる。
再送信タイミング計算器610は、搬送フォーマットに必要なSIR(SIRREQ)640を受信したり、基地局に関するSIRの推定値(SIREST)645を受信したり、SIRREQ645及びSIREST645に基づいて再送信時刻650(例えば自律的再送信のタイミング)を計算したりすることのできる任意のハードウェア、ソフトウェア、及びハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。例示的な一実施形態において、再送信タイミング計算器610は再送信時刻650を以下の式に基づいて計算することができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。
図6はユーザ端末110の例示的な機能構成要素を示しているが、他の実施形態では、ユーザ端末110は図6に示したものより少ない、異なる、またはさらなる機能構成要素を有しうる。さらに別の実施形態において、ユーザ端末110の1つ以上の機能構成要素は、ユーザ端末110の他の1つ以上の機能構成要素が実行するものとして説明される1つ以上の他のタスクを実行してもよい。
図7は、SIREST645の計算に用いられる、ユーザ端末110の例示的な機能構成を示す図である。図7に示す通り、ユーザ端末110は干渉計算器700及びSIR推定器710を含むことができる。一実施形態において、図7に関して説明される機能は、処理部300(図3)によって実行されてもよい。
干渉計算器700は、共通パイロットチャネル(CPICH)の送信電力(PTX)720を受信したり、CPICHの受信信号符号電力(RSCP)730を受信したり、SIRREQ640を受信したりすることのできる任意のハードウェア、ソフトウェア、及び、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。干渉計算器700は、PTX720及びRSCP730に基づいて、基地局122へのパスゲイン(pathgain)を測定することができる。例示的な一実施形態において、ユーザ端末110が最小ETFCセットにおいてETFCを選択する際、干渉計算器700はACKが受信された際における基地局122での干渉(I)740を、以下の式に従って推定することができる。
Figure 0005308515
干渉計算器700は干渉740をSIR推定器710に供給することができる。
SIR推定器710は、干渉計算器700から干渉740を受信したり、送信電力(PTX)720を受信したり、新たに測定されたパスゲイン(pathgainnew)750を受信したりすることができる任意のハードウェア、ソフトウェア、及び、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。例示的な一実施形態において、SIR推定器710は、短期間における総干渉が一定であると仮定したり、基地局122におけるSIREST645を以下の式に従って計算したりすることができる。
Figure 0005308515
図7はユーザ端末110の例示的な機能構成要素を示しているが、他の実施形態では、ユーザ端末110は図7に示したものより少ない、異なる、またはさらなる機能構成要素を有しうる。さらに別の実施形態において、ユーザ端末110の1つ以上の機能構成要素は、ユーザ端末110の他の1つ以上の機能構成要素が実行するものとして説明される1つ以上の他のタスクを実行してもよい。
図8は、基地局122の例示的な機能構成を示す図である。図示の通り、基地局122は再送信計算器800を含むことができる。一実施形態において、図8に関して説明される機能は、処理部232(図2)によって実行されてもよい。
再送信計算器800は、搬送フォーマットについてのSIRREQ640を受信したり、基地局122において測定されたSIR(SIRMEAS)810を受信したり、SIRREQ640及びSIRMEAS810に基づいて再送信の数440を計算したりすることができる任意のハードウェア、ソフトウェア、及びハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含みうる。例示的な一実施形態において、再送信計算器800は以下の式に基づいて再送信の数440を計算することができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。再送信計算器800は、再送信の数440を(例えば通信情報420を介して)ユーザ端末110に提供することができる。ユーザ端末110は、ユーザ端末110における電力が制限されている場合、及び、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを用いている場合に、計算された数の再送信を生成することができる。
図8は基地局122の例示的な機能構成要素を示しているが、他の実施形態では、基地局122は図8に示したものより少ない、異なる、またはさらなる構成要素を有しうる。
図9は、ユーザ端末110、基地局122−1(例えばユーザ端末110の在圏基地局)、及び基地局122−2(例えば、ユーザ端末110の非在圏基地局)の間の例示的なやりとりを示す図である。ユーザ端末110、基地局122−1、及び基地局122−2は例えば図1〜図3に関して上述した機能を含みうる。
ユーザ端末110は、基地局(例えば基地局122−1)がパケットを正しく復号することができるよう、自律的再送信の数に関して基地局122−1に知らせる必要があるだろう。図9に示すように、ユーザ端末110が低ビットレートのサービス(例えばVoIP)を用いている場合、非常に大きなETFCを低ビットレートサービスに用いることは不可能であろうから、ユーザ端末110は基地局122−1に、再送信の数の通知910を、非常に大きなE-DCH搬送フォーマット組み合わせ表示(E-TFCI)920を介して供給することができる。通知910は基地局122−1に、ユーザ端末110が小さなE-DCH搬送フォーマット表示(ETFI)及びいくつかの自律的再送信を用いていることを知らせることができる。基地局122−1は、ユーザ端末110が低ビットレートサービス930を用いて送信していることをRNC(例えばRNC124−1)を介して知ることができる。
図9にさらに示すように、基地局122−1からユーザ端末110へ通信情報420を提供するために、基地局122−1は、参照数字940で示すように、自律的再送信をいつ有効にすべきかに関してユーザ端末110に示唆すること(及び対応する再送試行数を示唆すること)ができる。一実施形態において、基地局122−1は、参照数字950で示すように、E-DCH絶対許可チャネル(E-AGCH)を介してユーザ端末110に自律的再送信許可940を搬送することができる。ユーザ端末110は電力制限されたり、最小セットETFCを用いることができるため、ユーザ端末110を混乱させることなく再送信試行回数を提示するために、非常に大きな絶対許可(AG: absolute grant)を用いることができる。ユーザ端末110は非常に大きな絶対許可の受信を予期しなくてもよい。
図9にも示すように、AGは在圏基地局122−1からユーザ端末110へ送信されてよく、従って非在圏基地局122−2はこのAGの送信に気付かないかもしれないので、基地局122−1は非在圏基地局122−2に(自律的再送信のための)再送信の数の通知960を与えてもよい。一実施形態において、基地局122−1はE-AGCHを介して通知960をユーザ端末110に搬送してもよい。
図9はユーザ端末110、基地局122−1、基地局122−2の間の例示的なやりとりを示すが、他の実施形態において、ユーザ端末110、基地局122−1及び基地局122−2は、図9に示すものよりも少ないやりとり、異なるやりとり、もしくは更なるやりとりを実行しうる。
図10は、本明細書で説明される実施形態に従っていつ自律的再送信を開始するかを決定するための例示的な処理1000のフローチャートである。一実施形態において、処理1000はユーザ端末110によって実行されてよい。他の実施形態において、処理1000の一部又は全てがユーザ端末110と(例えばユーザ端末110と通信する)他の1つ以上の機器との組み合わせによって実行されてもよい。
図10に示すように、処理1000は、ユーザ端末110において電力が制限されているかどうかの判別(ブロック1010)、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いているかどうかの判別(ブロック1020)、連続した否定応答(NACK)の受信(ブロック1030)、連続するNACKの数が所定の数を超えたかどうかの判別(ブロック1040)、ダウンリンクチャネル品質の測定(ブロック1050)、及び、測定されたダウンリンクチャネル品質が所定の閾値に満たないかどうかの判別(ブロック1060)、の各工程を含みうる。例えば、図4とともに説明した上述の実施形態において、ユーザ端末110は、状況情報410を受信(及び/又は求める)ことができる。状況情報410は、ユーザ端末110における電力消費(power usage)、ユーザ端末が最小使用可能ETFCを用いているかどうか、測定されたダウンリンクチャネル品質、及び、ユーザ端末110においてNACKが複数連続して受信されているかどうか、を含みうる。
図10に戻って、自律的再送信は、ユーザ端末における電力が制限されている場合、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを使用している場合、及び、ユーザ端末でのNACKの連続受信数が所定数を超えるか測定されたダウンリンクチャネル品質の1つが所定の閾値に満たない場合、に開始することができる。例えば、図4とともに説明した上述の実施形態において、ユーザ端末110は、再送信についてのタイミング430(例えば自律的再送信を起動する適切な時刻)の決定に、状況情報410を用いることができる。一実施形態において、ユーザ端末110は、ユーザ端末110における電力が制限されている場合、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを使用している場合、及び、測定されたダウンリンクチャネル品質の1つが所定の閾値に満たないかユーザ端末110でのNACKの連続受信数が所定数を超える場合、に自律的再送信を開始(例えば再送信のタイミング430と)することができる。
図11は、本明細書で説明される実施形態に従っていつ自律的再送信を開始するかを決定するための例示的な処理1100のフローチャートである。一実施形態において、処理1100はユーザ端末110によって実行されてよい。他の実施形態において、処理1100の一部又は全てがユーザ端末110と他の機器(例えば基地局122)又は(例えばユーザ端末110と通信する)他の複数の機器との組み合わせによって実行されてもよい。
図11に示すように、処理1100は、ユーザ端末110において電力が制限されているかどうかの判別(ブロック1110)、及び、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いているかどうかの判別(ブロック1120)、の各工程を含みうる。例えば、図4とともに説明した上述の実施形態において、ユーザ端末110は、状況情報410を受信(及び/又は求める)ことができる。状況情報410は、ユーザ端末110における電力消費(power usage)、及び、ユーザ端末が最小使用可能ETFCを用いているかどうか、を含みうる。
図11に示すように、検出された(又は推定された)基地局でのデータSIRと搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベルを超えるかどうかが判定されてよく、判定結果を基地局から受信してもよい(ブロック1130)。そして、自律的再送信は、ユーザ端末が電力を制限されている場合、ユーザ端末が最小利用可能ETFCを用いている場合、及び、上述の差が所定のデシベルレベルを超えている場合に開始されてよい(ブロック1040)。例えば、図5とともに説明した実施形態において、ユーザ端末100は、データSIR550と、基地局122に関する搬送フォーマットに必要なSIRと、の差が所定のデシベルレベル(例えば3デシベル)を超えるかどうか判別することができる。一実施形態において、ユーザ端末110が電力制限されており510、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを用いており520、及び、データSIR550と、基地局122に関する搬送フォーマットに必要なSIRと、の差が所定のデシベルレベルを超える場合、ユーザ端末110は自律的再送信を開始する(例えば、再送信のためのタイミング430とする)ことができる。
図12は、本明細書で説明される実施形態に従って自律的再送信の数を決定するための例示的な処理1200のフローチャートである。一実施形態において、処理1200はユーザ端末110によって実行されてよい。他の実施形態において、処理1100の一部又は全てがユーザ端末110と他の機器(例えば基地局122)又は(例えばユーザ端末110と通信する)他の複数の機器との組み合わせによって実行されてもよい。
図12に示すように、処理1200は再送信の数を決定する工程(ブロック1210)を含むことができる。例えば、図6とともに説明した上述の実施形態において、ユーザ端末110は再送信計算器600を含みうる。再送信計算器600は再送信の数440を計算することができる。一実施形態において、再送信計算器600は搬送フォーマットに対する必要電力オフセット(POFFREQ)615を受信したり、その搬送フォーマットに対して実際に用いられてる電力オフセット(POFFUSED)620を受信したりすることができる。再送信計算器600は、POFFREQ615及びPOFFUSED620に基づいて再送信の数440を計算することができる。
図12に更に示すように、肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)の少なくとも一方が受信されてよく(ブロック1220)、再送信の数は、NACKが所定数連続して受信された場合に増加されたり(ブロック1230)、ACKが所定数連続して受信された場合に減少されたり(ブロック1240)その両方が行われたりしてよい。例えば、図6とともに説明した実施形態において、ユーザ端末110は再送信調整器605を含みうる。再送信調整器605は、再送信計算器600から再送信の数440を受信したり、(例えばユーザ端末110によって受信された)NACK625及びACK630の少なくとも一方を受信したり、NACK625又はACK630に基づいて再送信の数440を調整したりすることができる。一実施形態において、再送信調整器605は、(例えばユーザ端末110によって)NACK625が所定数連続して受信されている場合に再送信の数440を(例えば1だけ)増加させることができる。また、別の実施形態において、再送信調整器605は、(例えばユーザ端末110によって)ACK630が所定数連続して受信されている場合に再送信の数440を(例えば1だけ)減少させることができる。
図12に戻って、基地局における受信SIRが推定されてよく(ブロック1250)、推定されたSIRは、自律的再送信のための再送信の数を計算するために、基地局において必要とされるSIRと比較されてよい(ブロック1260)。例えば、図6とともに説明した実施形態において、ユーザ端末110は再送信タイミング計算器610を含みうる。再送信タイミング計算器610は搬送フォーマットについて必要なSIR(SIRREQ)640を受信したり、基地局122に関するSIRの推定値(SIREST)645を受信したり、SIRREQ640及びSIREST645に基づいて再送信時刻650(例えば、自律的再送信のタイミング)を計算したりすることができる。一実施形態において、受信されたNACKの連続数(例えば連続NACK625)と受信されたACKの連続数(例えば連続ACK630)の少なくとも一方に基づいて自律的再送信の数が適応制御される場合、受信SIRの推定値は不要であってよく、処理ブロック1250及び1260は省略されてよい。
処理ブロック1210は、図13に示す処理ブロックを含みうる。図13に示すように、処理ブロック1210は、搬送フォーマットについて必要とされる電力オフセット(POFFREQ)を受信(又は取得)する工程(ブロック1300)、その搬送フォーマットに対して実際に用いられている電力オフセット(POFFUSED)を受信(又は取得)する工程(ブロック1310)と、 floor(db2lin(POFFREQ - POFFUSED))に従って再送信の数を計算する工程(ブロック1320)を有してよい。例えば、図6とともに説明した上述の実施形態において、再送信計算器600は搬送フォーマットについて必要とされる電力オフセット(POFFREQ)615を受信したり、その搬送フォーマットについて実際に用いられている電力オフセット(POFFUSED)620を受信したり、以下の式に従って再送信の数440を計算したりすることができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。
処理ブロック1250は、図14に示す処理ブロックを含みうる。図14に示すように、処理ブロック1250は、CPICHの送信電力(PTX)及びCPICHの受信RSCPを通じて、基地局へのパスゲイン(pathgain)を測定する工程(ブロック1400)と、ACKが受信された際に、基地局における干渉(I)を
Figure 0005308515
に従って推定する工程(ブロック1410)を有してよい。例えば、図7とともに上述した実施形態において、ユーザ端末110は干渉計算器700を含みうる。干渉計算器700は、共通パイロットチャネル(CPICH)の送信電力(PTX)720を受信したり、CPICHの受信信号符号電力(RSCP)730を受信したり、SIRREQ640を受信したりすることができる。干渉計算器700は、PTX720及びRSCP730に基づいて、基地局へのパスゲイン(pathgain)を測定することができる。一例において、ユーザ端末110が最小ETFCセットからのETCF選択時に、干渉計算器700は以下の式に従って、ACK受信時における基地局122での干渉(I)740を推定することができる。
Figure 0005308515
図14にさらに示すように、処理ブロック1250は、基地局への新たなパスゲイン(pathgainnew)を測定する工程と、
Figure 0005308515
に従って、基地局におけるSIRの推定値(SIREST)を求める工程(ブロック1430)と、floor(db2lin(SIRREQ - SIREST))に従って再送信の時刻を計算する工程(ブロック1440)とを有してよい。例えば、図6及び図7とともに説明した実施形態において、ユーザ端末110は、SIR推定器710及び再送信タイミング計算器610を有しうる。SIR推定器710は干渉計算器700から干渉740を受信したり、送信電力(PTX)720を受信したり、新たに測定されたパスゲイン(pathgainnew)750を受信したりすることができる。一例において、SIR推定器710は、短期間においては総干渉が一定であると仮定してよく、また基地局122におけるSIREST645を以下の式に従って計算してよい。
Figure 0005308515
再送信タイミング計算器610は、搬送フォーマットに必要なSIR(SIRREQ)640を受信したり、基地局122に関するSIRの推定値(SIREST)645を受信したり、以下の式に基づいて再送信時刻650(例えば自律的再送信のタイミング)を計算したりすることができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。
図15は、本明細書で説明される実施形態に従って自律的再送信の数を決定するための例示的な処理1500のフローチャートである。一実施形態において、処理1500は基地局122によって実行されてよい。他の実施形態において、処理1500の一部又は全てが基地局122と他の機器(例えばユーザ端末110)又は(例えば基地局122と通信する)他の複数の機器との組み合わせによって実行されてもよい。
図15に示すように、処理1500は、搬送フォーマットに必要なSIR(SIRREQ)を決定する工程(ブロック1510)と、現在のSIR(SIRMEAS)を測定する工程(ブロック1520)と、floor(db2lin(SIRREQ - SIRMEAS)) に従って、自律的再送信のための再送数を計算する工程(ブロック1530)とを有しうる。例えば、図8とともに説明した実施形態において、基地局122は再送信計算器800を有しうる。再送信計算器800は、搬送フォーマットについて必要なSIRREQ640を受信したり、基地局122において測定されたSIR(SIRMEAS)810を受信したり、SIRREQ640及びSIRMEAS810に基づいて再送信の数440を計算したりすることができる。一実施形態において、再送信計算器800は以下の式に基づいて再送信の数440を計算することができる。
Figure 0005308515
ここで、”db2nin”はデシベルを線形スケールに変換する(例えば、0デシベル=1.0)ことができ、”floor”は入力値以下で最大の整数を求めることができる。再送信計算器800は、再送信の数440を(例えば通信情報420を介して)ユーザ端末110に提供することができる。ユーザ端末110は、ユーザ端末110における電力が制限されている場合、及び、ユーザ端末110が最小利用可能ETFCを用いている場合に、計算された数の再送信を生成することができる。
図16は、本明細書で説明される実施形態に従って、ユーザ端末110と基地局122との間での通信を可能とする例示的な処理のフローチャートである。一実施形態において、処理1600はユーザ端末110及び基地局122によって実行されてよい。他の実施形態において、処理1600の一部又は全てがユーザ端末110及び基地局122と、(例えばユーザ端末110及び基地局122と通信する)他の1つ以上の機器との組み合わせによって実行されてもよい。
図16に示すように、処理1600は、ユーザ端末が低ビットレートサービスを用いて送信していることを示す情報を、基地局122が受信する(1610)ことによって開始されてよい。そして、ユーザ端末110がいくつかの自律的再送信とともに少数のETFIを用いていることを示す第1の通知を生成するために、ユーザ端末110によって大きなE-TFCIを用いる工程(ブロック1620)と、ユーザ端末110により、第1の通知を基地局122へ提供する工程(ブロック1630)と、基地局122によって第1の通知を受信する工程(ブロック1640)を含みうる。例えば、図9とともに説明した実施形態において、ユーザ端末110が低ビットレートのサービス(例えばVoIP)を用いているとすると、非常に大きなETFCを低ビットレートサービスに用いることは不可能であろうから、ユーザ端末110は基地局122−1に、再送信の数の通知910を、非常に大きなE-DCH搬送フォーマット組み合わせ表示(E-TFCI)920を介して供給することができる。通知910は基地局122−1に、ユーザ端末110が小さなE-DCH搬送フォーマット表示(ETFI)及びいくつかの自律的再送信を用いていることを知らせることができる。基地局122−1は、ユーザ端末110が低ビットレートサービス930を用いて送信していることをRNC(例えばRNC124−1)を介して知ることができる。
図16に戻って、基地局122は、自律的再送信をいつ可能にするかの示唆と、対応する送信試行数の示唆を示す第2の通知を生成することができ(ブロック1650)、基地局122は第2の通知をユーザ端末110に供給することができ(ブロック1660)、ユーザ端末110は第2の通知を受信することができ(ブロック1670)、基地局122は非在圏基地局に、再送信の数を示す第3の通知を供給することができる(ブロック1680)。例えば、図9とともに説明した実施形態において、基地局122−1からユーザ端末110へ通信情報420を提供するために、基地局122−1は、参照数字940で示すように、自律的再送信をいつ有効にすべきかに関してユーザ端末110に示唆すること(及び対応する再送試行数を示唆すること)ができる。基地局122−1は、参照数字950で示すように、E-DCH絶対許可チャネル(E-AGCH)を介してユーザ端末110に自律的再送信許可940を搬送することができる。ユーザ端末110は電力制限されたり、最小セットETFCを用いることができるため、ユーザ端末110を混乱させることなく再送信試行回数を提示するために、非常に大きな絶対許可(AG)を用いることができる。AGは在圏基地局122−1からユーザ端末110へ送信されてよく、従って非在圏基地局122−2はこのAGの送信に気付かないかもしれないので、基地局122−1は非在圏基地局122−2に(自律的再送信のための)再送信の数の通知960を与えてもよい。
本明細書で説明する実施形態は、システム(例えば2ミリ秒TTIを提供するWCDMAシステム)用の拡張アップリンクカバレージを向上させるための自律的再送信技術に適用することができる。一実施形態において、例えば、ユーザ端末(UE)は状況情報を受信し、基地局(BS)からの通信情報を受信し、受信した情報に基づいて適切な数の再送信及び再送信のための適切なタイミングを生成することができる。適切な数の再送信と、再送信のための適切なタイミングは、確実に拡張アップリンクカバレージを向上させるであろう。
このような構成により、自律的再送信が適切な時間に、適切な数のHARQ再送とともに開始されることが確実になるであろう。これにより、(例えば自律的再送信の数が非常に多い場合や自律的再送信が不要な場合に)自律的再送信によって生成される不要な干渉を削減し、パケット送信遅延を削減し、遅延に敏感なサービスについてのセルカバレージを向上させることができるであろう。
本明細書で説明した実施形態は例証及び説明を与えるものだが、実施形態以外のものを除外する意図も、本発明の実施を実施形態そのものに限定する意図もない。上述の教示に照らして様々な変形物又は派生物が考えられるほか、実際の実施からも様々な変形物又は派生物が得られるであろう。例えば、図10〜16に関し、一連のブロックを説明してきたが、ブロックの順序は他の実施形態において変更されてもよい。さらに、依存関係にないブロックは並列処理されてもよい。
上述の通り、例示的な実施形態は、図面に示される実装において、ソフトウェア、ファームウェア、及びハードウェアの様々な形態で実施されうる。本明細書で説明した例示的な実施形態を実施するために用いられる実際のソフトウェアコード又は特化した制御ハードウェアは、本発明を限定しない。従って、例示的な実施形態の動作及び振る舞いは、特定のソフトウェアコードを参照することなく記述されているが、本技術分野に属する当業者が本明細書の記述に基づいて例示的な実施形態を実施するためのソフトウェア及び制御ハードウェアを設計可能であると解される。
さらに、本発明の所定の部分は、1つ又は複数の機能を実行する「ロジック」として実現されうる。このロジックは、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プロセッサ、マイクロプロセッサ、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含むことができる。
特許請求の範囲及び明細書の少なくとも一方には、機能の特定の組み合わせが列挙もしくは開示されているが、それら組み合わせは本発明の限定を意図したものではない。実際、これら機能の多くは特許請求の範囲及び明細書の少なくとも一方に特段記載されていない方法で組み合わされてもよい。
本明細書において「含む/有する」という語が用いられる場合、説明された機能、整数、ステップ又は構成部品の存在を特定するものとして解釈されるが、他の機能、整数、ステップ、構成部品、又はそれらのグループの存在や付加を排除するものではないことを強調しておく。
本願の説明に用いられているいかなる要素、動作、又は命令も、それが重要又は必須であると明記されていない限り、本発明にとって重要又は必須なものと解釈されるべきではない。また、複数と明記されていないものは、1つ又は複数の場合を含むことが意図されている。1つであることが意図されている場合には、「1つの」または類似の記載が用いられている。さらに、「〜に基づく」という表現は、そうでないことが特に明示されていない限り、「少なくとも一部が〜に基づく」という意味を意図している。

Claims (18)

  1. 装置(110)であって、
    複数の命令を格納するためのメモリ(310)と、
    前記メモリ内の命令を実行する処理部(300)とを有し、
    前記処理部(300)は、
    前記装置(110)において電力が制限されているかどうかを判別し、
    前記装置(110)が最小利用可能拡張個別チャネル(E-DCH)搬送フォーマットコンビネーション(ETFC)を用いているかどうかを判別し、
    連続する否定応答(NACK)(540)を受信し、
    連続するNACK(540)の数が所定数を超えたかどうかを判別し、
    ダウンリンクチャネル品質(530)を測定し、
    前記測定されたダウンリンクチャネル品質(530)が所定の閾値に満たないかどうかを判別し、
    前記装置(110)において電力が制限されている場合、前記装置(110)が前記最小利用可能ETFCを用いている場合、及び、前記連続するNACK(540)の数が前記所定数を超えるか、前記測定されたダウンリンクチャネル品質(530)が前記所定の閾値に満たない場合に自律的再送信(430)を開始する、
    処理を行うために前記メモリ内の命令を実行し、
    前記自律的再送信においては、次の再送信を開始する前にNACKの受信を待たずに複数の再送信が連続的に送信され、
    前記処理部(300)がさらに、搬送フォーマットについて必要な信号対干渉比(SIRREQ)(640)と、他の装置(122)に関するSIR(SIRMEAS)(810)に基づいて計算された、前記自律的再送信のための前記再送信の数(440)を受信するように適合される、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記装置(110)がユーザ端末(UE)を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記処理部(300)はさらに、
    チャネルに関する推定データ信号対干渉比(SIR)(550)と、搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベルを超えるかどうかを判別し、
    前記装置(110)において電力が制限されている場合、前記装置(110)が前記最小利用可能ETFCを用いている場合、及び、前記差が前記所定のデシベルレベルを超える場合に自律的再送信を開始する(430)、
    ために、前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記処理部(300)はさらに、
    前記自律的再送信のための再送信の数(440)を決定するために、前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記再送信の数(440)を決定する際、前記処理部(300)はさらに、
    搬送フォーマットについて必要な電力オフセット(POFFREQ)(615)を取得し、
    前記搬送フォーマットについて実際に用いられている電力オフセット(POFFUSED)(620)を取得し、
    前記POFFREQ(615)及びPOFFUSED(620)に基づいて前記再送信の数(440)を計算する、
    ために、前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 前記処理部(300)はさらに、
    否定応答(NACK)(625)及び肯定応答(ACK)(630)を受信し、
    NACK(625)が所定数連続して受信されると前記再送信の数(440)を増加させ、
    ACK(630)が所定数連続して受信されると前記再送信の数(440)を減少させる、
    ために前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項4記載の装置。
  7. 前記処理部(300)はさらに、
    前記他の装置(122)に関する受信信号対干渉比(SIREST)(645)を推定し、
    前記自律的再送信のための再送信時刻(650)を計算するために、搬送フォーマットについて必要なSIR(SIRREQ)(640)と前記SIREST(645)とを比較する、
    ために前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項4記載の装置。
  8. 前記受信信号対干渉比(SIREST)(645)を推定する際、前記処理部(300)はさらに、
    共通パイロットチャネル(CPICH)の送信電力(PTX)(720)及び前記CPICHの受信信号符号電力(RSCP)(730)を通じて、前記他の装置(122)へのパスゲインを測定し、
    ACKが受信されると、前記パスゲイン、前記PTX(720)、及び前記SIRREQ(640)に基づいて、前記他の装置(122)での干渉(I)(740)を推定し、
    新たなパスゲイン(750)を測定し、
    前記干渉(740)、前記新たなパスゲイン(750)、及び、前記PTX(720)に基づいて前記SIREST(645)を決定し、
    前記SIRREQ(640)及び前記決定されたSIREST(645)に基づいて、前記再送信時刻(650)を計算する、
    ために前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記処理部(300)はさらに、
    前記装置(110)が小さなE-DCH搬送フォーマット表示といくつかの自律的再送信を用いていることを示す通知(910)を、非常に大きなE-DCH搬送フォーマット組み合わせ表示(E-TFCI)(920)を用いて生成し、
    前記通知を他の装置(122)に供給する、
    ために前記メモリ(310)内の命令を実行することを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 無線環境に付随するユーザ端末(110)によって実行される方法であって、
    連続する否定応答(NACK)(540)を受信するステップと、
    前記ユーザ端末(110)に関するダウンリンクチャネル品質(530)を測定するステップと、
    前記ユーザ端末(110)の電力が制限されている場合、前記ユーザ端末(110)が最小利用可能拡張個別チャネル(E-DCH)搬送フォーマット組み合わせ(ETFC)を用いている場合、及び、前記連続するNACK(540)の数が前記所定数を超えるか前記測定されたダウンリンクチャネル品質(530)が前記所定の閾値に満たない場合に、自律的再送信(430)を開始するステップと、
    搬送フォーマットについて必要な信号対干渉比(SIR REQ )(640)と、基地局(122)に関するSIR(SIR MEAS )(810)とに基づいて計算された、前記自律的再送信のための再送信の数(440)を受信するステップと、
    を有し、
    前記自動的再送信においては、次の再送信を開始する前にNACKの受信を待たずに複数の再送信が連続的に送信される
    ことを特徴とする方法。
  11. さらに、
    チャネルに関する推定データ信号対干渉比(SIR)(550)と、搬送フォーマットについてのSIRとの差が所定のデシベルレベルを超えるかどうかを判別するステップと、
    前記ユーザ端末(110)において電力が制限されている場合、前記ユーザ端末(110)が前記最小利用可能ETFCを用いている場合、及び、前記差が前記所定のデシベルレベルを超える場合、に自律的再送信を開始する(430)ステップと、
    を有することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. さらに、前記自律的再送信のための再送信の数(440)を決定するステップを有することを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 前記再送信の数(440)を決定する際に、前記方法がさらに、
    搬送フォーマットについて必要な電力オフセット(POFFREQ)(615)を取得するステップと、
    前記搬送フォーマットについて実際に用いられている電力オフセット(POFFUSED)(620)を取得するステップと、
    前記POFFREQ(615)及びPOFFUSED(6205)に基づいて前記再送信の数(440)を計算するステップと、
    を有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. さらに、
    否定応答(NACK)(625)及び肯定応答(ACK)(630)を受信するステップと、
    NACK(625)が所定数連続して受信されると前記再送信の数(440)を増加させるステップと、
    ACK(630)が所定数連続して受信されると前記再送信の数(440)を減少させるステップと、
    を有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. さらに、
    前記基地局(122)に関する受信信号対干渉比(SIREST)(645)を推定するステップと、
    前記自律的再送信のための再送信時刻(650)を計算するために、搬送フォーマットについて必要なSIR(SIRREQ)(640)と前記SIREST(645)とを比較するステップと、
    を有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 前記受信信号対干渉比(SIREST)を推定する際、前記方法がさらに、
    共通パイロットチャネル(CPICH)の送信電力(PTX)(720)及び前記CPICHの受信信号符号電力(RSCP)(730)を通じて、前記基地局(122)へのパスゲインを測定するステップと、
    ACKが受信されると、前記パスゲイン、前記PTX(720)、及び前記SIRREQ(640)に基づいて、前記基地局(122)での干渉(I)(740)を推定するステップと、
    新たなパスゲイン(750)を測定するステップと、
    前記干渉(740)、前記新たなパスゲイン(750)、及び、前記PTX(720)に基づいて前記SIREST(645)を決定するステップと、
    前記SIRREQ(640)及び前記決定されたSIREST(645)に基づいて、前記再送信時刻(650)を計算するステップと、
    を有することを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. さらに、
    前記ユーザ端末(110)が小さなE-DCH搬送フォーマット表示といくつかの自律的再送信を用いていることを示す通知(910)を、非常に大きなE-DCH搬送フォーマット組み合わせ表示(E-TFCI)(920)を用いて生成するステップと、
    前記通知を前記基地局(122)に供給するステップと、
    を有することを特徴とする請求項10記載の方法。
  18. 第1の装置(110)及び第2の装置(122)を有するシステムであって、
    前記第1の装置(110)が、
    連続する否定応答(NACK)(540)を受信し、
    ダウンリンクチャネル品質(530)を測定し、
    前記第1の装置(110)の電力が制限されている場合、前記第1の装置(110)が最小利用可能拡張個別チャネル(E-DCH)搬送フォーマット組み合わせ(ETFC)を用いている場合、及び、前記連続するNACK(540)の数が前記所定数を超えるか前記測定されたダウンリンクチャネル品質(530)が前記所定の閾値に満たない場合に、自律的再送信(430)を開始し、次の再送信を開始する前にNACKの受信を待たずに複数の再送信が連続的に送信され、
    前記第2の装置(122)が、
    搬送フォーマットについて必要な信号対干渉比(SIRREQ)(640)を決定し、
    前記第2の装置(122)に関するSIR(SIRMEAS)(810)を測定し、
    前記SIRREQ(640)及び前記SIRMEAS(810)に基づいて、自律的再送信のための再送信の数(440)を計算し、
    自律的再送信の開始を決定する際に前記第1の装置に用いられるよう、前記再送信の数(440)を前記第1の装置(110)に供給する、
    ことを特徴とするシステム。
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