JP2006246027A - 通信装置及びデータ再送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パケットデータの衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別して再送を行うことにより、不必要な伝送レートの変更を防ぐとともに、スループットを向上させること。
【解決手段】 PHY誤り検出部107は、パケットデータのヘッダ部について誤り検出を行い、誤り検出結果を制御パケット生成部109へ出力する。MAC誤り検出部108は、パケットデータのヘッダ部を除いた部分の誤り検出を行い、誤り検出結果を制御パケット生成部109へ出力する。制御パケット生成部109は、PHY誤り検出部107から入力した誤り検出結果と、MAC誤り検出部108から入力した誤り検出結果と、尤度情報合成部106から入力した残量情報とを含む制御パケットデータを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置及びデータ再送方法に関し、例えばCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access / Collision Avoidance:搬送波検知多重接続 / 衝突回避)方式によるstop and wait方式を使用し通信を行う通信装置及びデータ再送方法に関する。
IEEE802.11シリーズ(a/b/g)に代表される無線ローカルエリアネットワーク(以下「無線LAN」と記載する)ではCSMA/CA方式によるstop and wait方式とポーリング方式と組み合わせて通信を行っている(例えば、特許文献1)。CSMA/CA方式とは、送信データをもったSTA(ステーション)が、他のSTAが送信を行っていないことを確認(キャリアセンス)し、相手側に送信を開始する方式である。このようなキャリアセンスを行う理由は、他のSTAが送信を行っている最中にデータを送信すると、他のSTA同士が送受信しているデータとの衝突が発生するので、このような衝突の発生を防ぐためである。ここで、衝突とは、受信側が、複数のパケットデータを時間的に重なった状態で受信することである。そして、更なる高効率化のため、2004年6月現在で未だ標準化が進められているIEEE802.11eでは、Block ACK(Block ACKnowledgement)と呼ばれる技術でselective repeat方式を行い、通信の高効率化を実現している。
図14は、stop and wait方式を示す図である。図14に示すように、stop and wait方式は、パケット#10受信後の所定時間t1経過後に、ひとつのパケット#10ごとに受信成功を示すACK(ACKnowledgement:認知)パケット#11を送信元に返信することにより、相互にパケット#10の到達を確認する。パケット#10の受信が失敗した場合、IEEE802.11の通信方式においては、受信失敗を示す返信パケットのNACK等は発生せず、送信後の待機時間により、パケット#10の喪失を確認する。
また、IEEE802.11eでは、図15のようなselective repeat方式を使用したBlock ACKシステムが提案されている。Block ACKシステムでは、図16に示すような手続きでselective repeat方式を実現する。最初に、SetupのADDBA request/ADDBA responseと呼ばれるパケットを使用して、送信元(Originator)および相手先(Recipient)の通信時間およびメモリ量の確保を行う(ステップST20)。次に、Data&Block ACKの手順で、連続したQoS Data MPDUと呼ばれるパケットデータ#30を送信し、selective repeat方式を実現している。また、連続したパケットデータ#30の最後を通知するBlock ACK Reqフレームを最後に送り、相手先からBlock ACKパケット#31を受信する(ステップST21)。そして、最初に設定した時間より短い時間t2で個別の通信が終わる場合、DELBA Requestを送信元から送り、BSS内のBlock ACK状態を解除する(ステップST22)。
また、無線LANでは、図17に示すように、複数のSTA50と呼ばれる端末とAP(アクセスポイント)機能を有するSTA51とがBSS(セル通信範囲)52内に存在している。図17は、20台のSTA50とAP機能を持った1台のSTA51がBSS52内に存在する場合を示すものである。全てのSTA50はBSS52内で通信を行っており、全てのSTA50がAP機能を有するSTA51に対してデータ通信を行う。無線LANにおいては、複数のSTAがパケットデータを送信した場合、パケットデータの衝突(コンテンション)が発生し、相手先ではパケットデータを正しく受信することができない。
特開2001−237856号公報
しかしながら、従来の装置においては、再送技術としてHARQが提案されているが、受信したパケットが誤っている場合、相手先は衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別せずにNACKを返送しているので、送信元では、衝突によるエラーの場合とフェージング/ノイズによるエラーの場合を区別することができない。したがって、コンテンションにより誤りが生じた場合には回線品質は大きく変動していないにも関わらず、送信元は、再送時には前回送信時よりも伝送レートが低いMCSを設定するので、再送時に不必要なMCS変更を行ってしまい、スループットが低下するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、パケットデータの衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別して再送を行うことにより、不必要な伝送レートの変更を防ぐことができるとともに、スループットを向上させることができる通信装置及びデータ再送方法を提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、データ部と伝送レートが所定の値以下である低い伝送レートのヘッダ部とを含むパケットデータを受信する受信手段と、前記受信手段にて受信したパケットデータの前記ヘッダ部の誤りを検出する第一誤り検出手段と、前記受信手段にて受信したパケットデータの誤りを検出する第二誤り検出手段と、前記第一誤り検出手段の検出結果の情報及び前記第二誤り検出手段の検出結果の情報を含むパケットデータを生成するパケットデータ生成手段と、前記パケットデータ生成手段にて生成されたパケットデータを送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
また、本発明の通信装置は、ヘッダ部とデータ部とを含むパケットデータの前記ヘッダ部に対して所定の値以下の低い伝送レートを設定するとともに、通信相手の前記ヘッダ部の誤り検出結果の情報に基づいて前記データ部の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、前記伝送レート設定手段にて設定された伝送レートのパケットデータを生成するパケットデータ生成手段と、前記パケットデータ生成手段にて生成されたパケットデータを前記通信相手に対して送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明のデータ再送方法は、第一通信装置が、データ部と伝送レートが所定の値以下である低い伝送レートのヘッダ部とを含むパケットデータを受信するステップと、受信した前記パケットデータの前記ヘッダ部の誤りを検出するステップと、受信した前記パケットデータの誤りを検出するステップと、前記ヘッダ部の誤り検出結果の情報及び前記パケットデータの誤り検出結果の情報を含むパケットデータを生成するステップと、生成された前記パケットデータを送信するステップと、第二通信装置が、送信された前記パケットデータを受信するステップと、受信した前記パケットデータに前記ヘッダ部に誤りが検出された前記検出結果の情報が含まれている場合には、前記パケットデータに誤りが検出された前記検出結果の情報を考慮せずに、次に送信するパケットデータの前記データ部の伝送レートを設定するステップと、伝送レートが設定された前記データ部と前記ヘッダ部とを含むパケットデータを再送データとして前記第二通信装置から前記第一通信装置へ送信するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、パケットデータの衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別して再送を行うことにより、不必要な伝送レートの変更を防ぐことができるとともに、スループットを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。通信装置100は、例えば無線LANの場合においては、STAまたはAPのいずれか一方であってかつパケットデータを受信する受信側である。また、通信装置100は、後述する通信装置200との間で、HARQにより再送制御を行うものである。ここで、HARQ技術とは、パケットデータの受信が失敗した場合、受信が失敗したパケットデータの尤度情報を保持し、次に受信したパケットデータの尤度情報と合成することにより、パケット誤り率を減少させる技術である。
アンテナ101は、パケットデータを受信してRF受信部102へ出力するとともに、RF送信部112から入力したパケットデータを送信する。
RF受信部102は、アンテナ101から入力したパケットデータを無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして復調部103へ出力する。
復調部103は、RF受信部102から入力したパケットデータを復調して誤り訂正復合部104へ出力する。
誤り訂正復号部104は、復調部103から入力したパケットデータの誤り訂正復号を行う。そして、誤り訂正復号部104は、誤り訂正復号後のパケットデータを尤度情報生成部105へ出力する。
尤度情報生成部105は、誤り訂正復号部104から入力したパケットデータの尤度を求めて、求めた尤度を尤度情報として尤度情報合成部106およびPHY誤り検出部107へ出力する。
尤度情報合成部106は、尤度情報生成部105から入力した尤度情報を一時的に記憶する。そして、尤度情報合成部106は、PHY誤り検出部107から誤りが検出された旨の検出結果が入力した場合には衝突が発生したものと判断して、記憶している尤度情報と尤度情報生成部105から入力した尤度情報とを合成しない。また、尤度情報合成部106は、MAC誤り検出部108から誤りが検出されなかった旨の検出結果が入力した場合、即ち通信が成功した場合には、次に受信するパケットデータの尤度情報と合成されないように、尤度情報を削除する。また、尤度情報合成部106は、MAC誤り検出部108から誤りが検出された旨の検出結果が入力した場合、即ち通信が失敗した場合には、尤度情報生成部105から入力した尤度情報と保持している尤度情報とを合成してMAC誤り検出部108へ出力する。さらに、尤度情報合成部106は、パケットデータを記憶するための容量の残量の情報である残量情報を制御パケット生成部109へ出力する。
第一誤り検出手段であるPHY誤り検出部107は、尤度情報生成部105から入力したパケットデータのヘッダ部について誤り検出を行う。誤り検出は、例えばパリティチェック符号を用いて行う。そして、PHY誤り検出部107は、誤り検出結果を尤度情報合成部106へ出力するとともに、誤り検出後のパケットデータをMAC誤り検出部108へ出力する。
第二誤り検出手段であるMAC誤り検出部108は、PHY誤り検出部107から入力したパケットデータのPHYヘッダ部を除いた部分の誤り検出を行い、誤り検出結果を尤度情報合成部106及び制御パケット生成部109へ出力する。また、MAC誤り検出部108は、尤度情報合成部106から合成された尤度が入力した場合には、合成された尤度に基づいて誤り検出を行い、誤り検出結果を尤度情報合成部106及び制御パケット生成部109へ出力する。また、MAC誤り検出部108は、誤り検出の結果、誤りが検出されない場合には、受信データとして出力する。
パケットデータ生成手段である制御パケット生成部109は、PHY誤り検出部107から入力した誤り検出結果と、MAC誤り検出部108から入力した誤り検出結果と、尤度情報合成部106から入力した残量情報とを含む制御パケットデータを生成して誤り訂正符号化部110へ出力する。
誤り訂正符号化部110は、制御パケット生成部109から入力した制御パケットデータまたは送信データを誤り訂正符号化して変調部111へ出力する。
変調部111は、誤り訂正符号化部110から入力した制御パケットデータまたは送信データを変調してRF送信部112へ出力する。
RF送信部112は、変調部111から入力した制御パケットデータまたは送信データをベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ101へ出力する。
次に、本発明の実施の形態1に係る通信装置200の構成について、図2を用いて説明する。図2は、通信装置200の構成を示すブロック図である。通信装置200は、例えば無線LANの場合においては、STAまたはAPのいずれか一方であってかつパケットデータを送信する送信側である。誤り訂正符号化部210及び変調部211は、パケットデータ生成手段を構成する。
アンテナ201は、パケットデータを受信してRF受信部202へ出力するとともに、RF送信部212から入力したパケットデータを送信する。
RF受信部202は、アンテナ201から入力したパケットデータを無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして復調部203へ出力する。
復調部203は、RF受信部202から入力したパケットデータを復調して誤り訂正復号部204へ出力する。
誤り訂正復号部204は、復調部203から入力したパケットデータを誤り訂正復号して情報検出部205へ出力する。
情報検出部205は、誤り訂正復号部204から入力したパケットデータに含まれている、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108におけるパケットデータの誤り検出結果及び残量情報を抽出する。そして、情報検出部205は、抽出したヘッダ部の誤り検出結果及びパケットデータの誤り検出結果をMCS選択部208へ出力する。また、情報検出部205は、抽出した残量情報をパケットデータ量設定部207へ出力する。さらに、情報検出部205は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108におけるパケットデータの誤り検出結果及び残量情報を抽出した後のパケットデータを受信データとして出力する。
調整手段であるパケットデータ量設定部207は、情報検出部205から入力した残量情報に基づいて、通信装置100に対して送信するパケットデータ量が尤度情報合成部106の最大記憶容量を超えないように、バッファ209から出力されるパケットデータのデータ量を制御する。
伝送レート設定手段であるMCS選択部208は、パケットデータのヘッダ部に所定の値以下の低い伝送レートのMCSを設定するとともにデータ部の伝送レートを設定する。この場合、MCS選択部208は、情報検出部205から入力したヘッダ部の誤り検出結果及びパケットデータの誤り検出結果に基づいて、データ部のMCSを設定する。具体的には、MCS選択部208は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部に誤りが検出された旨の検出結果が入力した場合には、MAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報が入力しても、MAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報を考慮せずにMCSの伝送レートを設定する。また、MCS選択部208は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部に誤りが検出された旨の検出結果が入力しない場合でかつMAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報が入力した場合には、前回送信時に設定した伝送レート以下の伝送レートをデータ部に対して設定する。そして、MCS選択部208は、設定したMCSの符号化率にて符号化されるように誤り訂正符号化部210にて符号化する際の符号化率を制御するとともに、設定したMCSの変調方式にて変調されるように変調部211にて変調する際の変調方式を制御する。
バッファ209は、パケットデータを一時的に蓄積するとともに、所定のタイミングにて、パケットデータ量設定部207の制御に従って、蓄積している送信データとしてのパケットデータを誤り訂正符号化部210へ出力する。
誤り訂正符号化部210は、バッファ209から入力したパケットデータを、MCS選択部208にて選択した符号化率にて誤り訂正符号化して変調部211へ出力する。
変調部211は、誤り訂正符号化部210から入力したパケットデータを、MCS選択部208にて選択した変調方式にて変調してRF送信部212へ出力する。
RF送信部212は、変調部211から入力したパケットデータを、ベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ201へ出力する。
次に、通信装置100と通信装置200とにおけるデータの再送方法について、図3を用いて説明する。図3は、データの再送方法を示すシーケンス図である。
STAである通信装置200は、APである通信装置100を通じてネットワークと接続するために、Block ACKを使用する。Block ACKでは、最初に、通信装置200は、ADDBA requestを送信して、受信側のメモリー量及びBlock ACKを行う時間を定義する(ステップST301)。ADDBA requestを受信した通信装置100は、ADDBA requestの受信に成功したことを通知する(ステップST302)。
そして、通信装置100は、ADDBA responseを送信して、確保可能なメモリー量を伝送する(ステップST303)。ADDBA responseを受信した通信装置200は、ADDBA responseの受信に成功したことを通知する(ステップST304)。
次に、通信装置200は、確保した時間または確保したメモリー量に到達するまで連続的にパケットデータを送信する(ステップST305)。
図4は、ステップST305にて送信されるパケットデータのフォーマットを示す図である。図4より、ステップST305にて送信されるパケットデータは、プリアンブル#401、PHYヘッダ(PLCPヘッダ)#402(ヘッダ部)、MACヘッダ#403、ボディ#404及びMAC誤り検出符号#405からなる。MACヘッダ#403及びボディ#404はデータ部を構成する。PHYヘッダ#402には、変調情報及びパケット長等の情報が含まれており、MACヘッダ#403には、パケット番号、宛先アドレス及びパケット種別等の情報が含まれている。また、MAC誤り検出符号#405は、MACヘッダ#403及びボディ#404の誤りを検出する。そして、通信装置200は、PHYヘッダ#402については、最も低いMCSを選択する。なお、PHYヘッダ#402に設定されるMCSは最も低いMCSに限らず、所定の値以下の低い伝送レートの任意のMCSを設定するようにしても良い。
次に、図4のパケットデータを受信した通信装置100は、PHY誤り検出部107にて、PHYヘッダ#402の誤り検出を行うとともに、MAC誤り検出部108にて、MAC誤り検出符号#405を用いて、MACヘッダ#403及びボディ#404の誤り検出を行う。
次に、通信装置200は、Block ACKの要求としてBlock ACK Requestフレームを送信する(ステップST306)。
次に、Block ACK Requestフレームを受信した通信装置100は、制御パケット生成部109にて、PHYヘッダ#402の誤り検出結果と、MACヘッダ#403及びボディ#404の誤り検出結果と、残量情報とをパケットデータに含めてパケットデータを生成する。この時、制御パケット生成部109は、Block ACKフレームの定義に従ってパケットデータを生成する。そして、通信装置100は、PHYヘッダ#402の誤り検出結果と、MACヘッダ#403及びボディ#404の誤り検出結果と、残量情報とをBlock ACKフレームに含めて送信する(ステップST307)。
Block ACKフレームは、図5に示すようなフォーマットにて構成されている。図5は、IEEE802.11eD8 spec.,p29にて定義されているBlock ACKフレームを示す図である。図5より、MACヘッダ#501は送受信に関するアドレス等の情報を含むものであり、2OctetのFrame Control、2OctetのDuration、6OctetのRA、及び6OctetのTAから構成される。また、2Octetのフィールドが割り当てられているBA Control#502はパケットのQos種別(アプリケーションの種類)の情報を含むものであり、2Octetのフィールドが割り当てられているBlock ACK Starting Sequence Control#503は、一連のBlock ACKの中で伝送されるパケットデータのパケット番号の最初の数の情報を含むものである。また、Block ACK Bitmap#504は、128Octet(1024bit)のフィールドが割り当てられており、Block ACK Bitmap#504の1bitがステップST305で送信されたパケットデータひとつのACKまたはNACKを示す。この場合、「1」であればACKを示し、0であればNACKまたは該当パケットデータなしを示す。また、4Octetのフィールドが割り当てられているFCS#505は、24bitのCRC(誤り検出)ビットである。
ステップST307にて送信されるBlock ACKフレーム中のBlock ACK Bitmap#504には、連続的に送信された各パケットデータについての受信成功または受信失敗が記述されている。もし、連続したパケットデータ中でいくつかのフレームが受信失敗していた場合、通信装置200は、受信失敗していたパケットデータを再送することにより、再度Block ACKを行う(ステップST308)。Block ACKの再送では、selective repeatが採用される。
そして、通信装置200は、最後にBlock ACKの要求としてBlock ACK Requestフレームを送信する(ステップST309)。Block ACK Requestフレームを受信した通信装置100は、図5に示すフォーマットのBlock ACKフレームを送信する(ステップST310)。もし、連続したパケットデータ中でいくつかのフレームが受信失敗していた場合、通信装置200は、受信失敗していたパケットデータを再送することにより、再度Block ACKを行う(ステップST311)。
そして、通信装置200は、最後にBlock ACKの要求としてBlock ACK Requestフレームを送信する(ステップST312)。Block ACK Requestフレームを受信した通信装置100は、図5に示すフォーマットのBlock ACKフレームを送信する(ステップST313)。
次に、再送により受信成功した場合、通信装置200は、DELBA Requestを送信してBSS内のBlock ACK状態を解除する(ステップST314)。DELBA Requestを受信した通信装置100は、DELBA Requestの受信に成功したことを通知する(ステップST315)。
Block ACKフレームを受信した通信装置200は、通信装置100にてPHYヘッダ#402の受信が失敗した場合は、衝突がエラーの原因であるものと判断することができる。一方、Block ACKフレームを受信した通信装置200は、通信装置100にてPHYヘッダ#402の受信が成功してかつMACヘッダ#403及びボディ#404の受信が失敗した場合は、フェージング/ノイズがエラーの原因であるものと判断することができる。なお、PHYヘッダ#402の受信が失敗した場合には、パケットデータの判別を行うことができないため、必ず再送が必要になる。
ここで、最後の再送処理であるステップST311では、最初の送信処理であるステップST305の時よりも少ないパケットデータ数が送信されている。また、Block ACKのフレームフォーマットは固定値で定義されている。また、再送処理の際には、常に1024個のパケットデータが送信されるわけではないので、Block ACKフレームにて伝送できる情報量には余剰分がある。また、再送を繰り返すほどBlock ACKフレームにて伝送できる情報量の余剰分は増加する。したがって、通信装置100は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108における前回送信したパケットデータの誤り検出結果及び残量情報を、余剰分だけ送信することができる。また、再送を繰り返すほど、通信装置100は多くの情報を送信することができる。
また、Block ACKフレームの余剰分を利用する方法として、四つの方法が考えられる。
一つ目の方法は、図6に示すように、各パケットデータのACKまたはNACKを挿入する領域#601と、ヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果及び残量情報を挿入する領域#602とを、交互にBlock ACK Bitmap#504に設ける方法である。
二つ目の方法は、図7に示すように、Block ACK Bitmap#504内の所定の位置#701にて、各パケットデータのACKまたはNACKを挿入する領域#702と、ヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果及び残量情報を挿入する領域#703とを二つに分ける方法である。
三つ目の方法は、図8に示すように、Block ACK Bitmap#504内において、各パケットデータのACKまたはNACKを挿入する領域#801はACKまたはNACKを挿入する数に応じて可変にするとともに、領域#801に続けて、ヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果及び残量情報を挿入する領域#802を設ける方法である。
四つ目の方法は、図9に示すように、Block ACK Bitmap#504内において、先頭に各パケットデータのACKまたはNACKを挿入する領域#902をビット数にて定義する情報を含む領域#901を設ける。そして、領域#901に続けて、定義された領域#902内に各パケットデータのACKまたはNACKを挿入するとともに、領域#902に続けて、ヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果及び残量情報を挿入する領域#903を設ける方法である。
このように、本実施の形態1によれば、パケットデータを受信した側がヘッダ部の誤り検出結果を送信側へ返送することにより、送信側は衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別して再送を行うことができるので、不必要な伝送レートの変更を防ぐことができるとともに、スループットを向上させることができる。また、本実施の形態1によれば、受信側は残量情報を送信側へ送信するので、再送処理により受信側のバッファがオーバフローしてしまうことを防ぐことができる。また、本実施の形態1によれば、受信側はヘッダ部の誤り検出結果を固定値の制御用パケットデータの空き領域に挿入して返信するので、ヘッダ部の誤り検出結果を返信するための特別のパケットデータを生成する必要がなく、処理負荷及び処理遅延を防ぐことができる。また、本実施の形態1によれば、衝突によるエラーとフェージング/ノイズによるエラーとを判別して尤度情報を合成するので、衝突による誤りであるために再送処理の際に合成する必要のないパケットデータを合成してしまうことを防ぐことができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係る通信装置1000の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係る通信装置1000は、図1に示す実施の形態1に係る通信装置100において、図10に示すように、受信品質測定部1001及びフィードバック情報生成部1002を追加し、制御パケット生成部109の代わりに制御パケット生成部1003を有する。なお、図10においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。通信装置1000は、例えば無線LANの場合においては、STAまたはAPのいずれか一方であってかつパケットデータを受信する受信側である。また、通信装置1000は、後述する通信装置1100との間で、HARQにより再送制御を行うものである。
RF受信部102は、アンテナ101から入力したパケットデータを無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして復調部103及び受信品質測定部1001へ出力する。
PHY誤り検出部107は、尤度情報生成部105から入力したパケットデータのヘッダ部について誤り検出を行う。誤り検出は、例えばパリティチェック符号を用いて行う。そして、PHY誤り検出部107は、誤り検出結果を尤度情報合成部106および制御パケット生成部1003へ出力するとともに、誤り検出後のパケットデータをMAC誤り検出部108へ出力する。
MAC誤り検出部108は、PHY誤り検出部107から入力したパケットデータのPHYヘッダ部を除いた部分の誤り検出を行い、誤り検出結果を尤度情報合成部106及び制御パケット生成部1003へ出力する。また、MAC誤り検出部108は、尤度情報合成部106から合成された尤度が入力した場合には、合成された尤度に基づいて誤り検出を行い、誤り検出結果を尤度情報合成部106及び制御パケット生成部1003へ出力する。また、MAC誤り検出部108は、誤り検出の結果、誤りが検出されない場合には、受信データとして出力する。
受信品質測定部1001は、RF受信部102から入力したパケットデータに含まれる既知信号を用いて受信品質を測定する。そして、受信品質測定部1001は、測定した受信品質の情報である受信品質情報をフィードバック情報生成部1002へ出力する。
フィードバック情報生成部1002は、受信品質測定部1001から入力した受信品質情報に基づいてフィードバック情報を生成して、生成したフィードバック情報を制御パケット生成部1003へ出力する。ここで、フィードバック情報とは、SNR(Signal to Noise Ratio)またはRSSI(Received Signal Strength Indicator)等の受信品質の情報、MCSの情報、送信電力の情報または再送時の繰り返し送信回数の情報等である。なお、フィードバック情報生成部1002の構成の詳細については後述する。
パケットデータ生成手段である制御パケット生成部1003は、PHY誤り検出部107から入力した誤り検出結果と、MAC誤り検出部108から入力した誤り検出結果と、尤度情報合成部106から入力した残量情報と、フィードバック情報生成部1002から入力したフィードバック情報とを含む制御パケットデータを生成して誤り訂正符号化部110へ出力する。
誤り訂正符号化部110は、制御パケット生成部1003から入力した制御パケットデータまたは送信データを誤り訂正符号化して変調部111へ出力する。
次に、本発明の実施の形態2に係る通信装置1100の構成について、図11を用いて説明する。図11は、通信装置1100の構成を示すブロック図である。通信装置1100は、例えば無線LANの場合においては、STAまたはAPのいずれか一方であってかつパケットデータを送信する送信側である。
本実施の形態2に係る通信装置1100は、図2に示す実施の形態1に係る通信装置200において、図11に示すように、送信回数設定部1102及び送信電力設定部1104を追加し、情報検出部205の代わりに情報検出部1101を有し、MCS選択部208の代わりにMCS選択部1103を有し、バッファ209の代わりにバッファ1105を有するとともにRF送信部212の代わりにRF送信部1106を有する。なお、図11においては、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
アンテナ201は、受信したパケットデータをRF受信部202へ出力するとともに、RF送信部1106から入力したパケットデータを送信する。
誤り訂正復号部204は、復調部203から入力したパケットデータを誤り訂正復号して情報検出部1101へ出力する。
情報検出部1101は、誤り訂正復号部204から入力したパケットデータに含まれている、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108におけるパケットデータの誤り検出結果、フィードバック情報及び残量情報を抽出する。そして、情報検出部1101は、抽出したヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果及びフィードバック情報に含まれているMCSの情報をMCS選択部1103へ出力する。また、情報検出部1101は、抽出した残量情報をパケットデータ量設定部207へ出力する。また、情報検出部1101は、抽出したフィードバック情報に含まれている再送時の繰り返し送信回数の情報を送信回数設定部1102へ出力する。また、情報検出部1101は、抽出したフィードバック情報に含まれている送信電力の情報を送信電力設定部1104へ出力する。そして、情報検出部1101は、ヘッダ部の誤り検出結果、パケットデータの誤り検出結果、フィードバック情報及び残量情報を抽出した後のパケットデータを受信データとして出力する。
パケットデータ量設定部207は、情報検出部1101から入力した残量情報に基づいて、通信装置1000に対して送信するパケットデータ量がバッファ1105の最大記憶容量を超えないように、バッファ1105から出力されるパケットデータのデータ量を制御する。
送信回数設定部1102は、情報検出部から入力したフィードバック情報に含まれる再送時の繰り返し送信回数の情報に基づいて、次の再送の際に繰り返し送信するパケットデータの送信回数を設定する。そして、送信回数設定部1102は、設定した送信回数にて繰り返し同一のパケットデータを送信するように、バッファ1105から出力されるパケットデータの出力を制御する。
伝送レート設定手段であるMCS選択部1103は、パケットデータのヘッダ部に所定の値以下の低い伝送レートのMCSを設定するとともにデータ部の伝送レートを設定する。この場合、MCS選択部1103は、情報検出部1101から入力したヘッダ部の誤り検出結果、前回送信したパケットデータの誤り検出結果及びフィードバック情報に含まれるMCSの情報に基づいて、データ部のMCSを設定する。具体的には、MCS選択部1103は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部に誤りが検出された旨の検出結果が入力した場合には、MAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報が入力しても、MAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報を考慮せずにMCSの伝送レートを設定する。また、MCS選択部1103は、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部に誤りが検出された旨の検出結果が入力しない場合でかつMAC誤り検出部108におけるパケットデータに誤りが検出された旨の検出結果の情報が入力した場合には、前回送信時に設定した伝送レートよりも低い伝送レートをデータ部に対して設定する。そして、MCS選択部1103は、設定したMCSの符号化率にて符号化されるように誤り訂正符号化部210にて符号化する際の符号化率を制御するとともに、設定したMCSの変調方式にて変調されるように変調部211にて変調する際の変調方式を制御する。
送信電力設定部1104は、情報検出部1101から入力した送信電力の情報に基づいて送信電力を設定し、設定した送信電力にてパケットデータが送信されるように、RF送信部1106の送信電力を制御する。
バッファ1105は、パケットデータを一時的に蓄積するとともに、所定のタイミングにて、パケットデータ量設定部207の制御に従って、送信回数設定部1102にて設定された回数だけ、蓄積している送信データとしてのパケットデータを誤り訂正符号化部210へ出力する。
誤り訂正符号化部210は、バッファ1105から入力したパケットデータを、MCS選択部1103にて設定した符号化率にて誤り訂正符号化して変調部211へ出力する。
変調部211は、誤り訂正符号化部210から入力したパケットデータを、MCS選択部1103にて設定した変調方式にて変調してRF送信部1106へ出力する。
RF送信部1106は、変調部211から入力したパケットデータを、ベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートするとともに、送信電力設定部1104にて設定した送信電力にしてアンテナ201へ出力する。
次に、フィードバック情報生成部1002の構成について、図12を用いて説明する。図12は、フィードバック情報生成部1002の構成を示すブロック図である。
MCS設定用情報記憶部1201は、SNRまたはRSSIとMCSとを関係付けたMCS設定用情報を記憶している。
送信電力設定用情報記憶部1202は、SNRまたはRSSIと送信電力とを関係付けた送信電力設定用情報を記憶している。
送信回数設定用情報記憶部1203は、SNRまたはRSSIと再送時の繰り返し送信回数とを関係付けた送信回数設定用情報を記憶している。
選択部1204は、受信品質測定部1001から入力したSNRまたはRSSIの情報を生成部1205へ出力する。また、選択部1204は、受信品質測定部1001から入力したSNRまたはRSSIの情報を用いて、MCS設定用情報記憶部1201に記憶されているMCS設定用情報を参照することによりMCSを選択して生成部1205へ出力する。また、選択部1204は、受信品質測定部1001から入力したSNRまたはRSSIの情報を用いて、送信電力設定用情報記憶部1202に記憶されている送信電力設定用情報を参照することにより送信電力を選択して生成部1205へ出力する。また、選択部1204は、受信品質測定部1001から入力したSNRまたはRSSIの情報を用いて、送信回数設定用情報記憶部1203に記憶されている送信回数設定用情報を参照することにより再送時の繰り返し送信回数を選択して生成部1205へ出力する。
生成部1205は、選択部1204からSNRまたはRSSIの情報が入力した場合には、入力したSNRまたはRSSIのフィードバック情報を生成して制御パケット生成部1003へ出力する。また、生成部1205は、選択部1204からMCSの情報が入力した場合には、入力したMCSのフィードバック情報を生成して制御パケット生成部1003へ出力する。また、生成部1205は、選択部1204から送信電力の情報が入力した場合には、入力した送信電力のフィードバック情報を生成して制御パケット生成部1003へ出力する。また、生成部1205は、選択部1204から再送時の繰り返し送信回数の情報が入力した場合には、入力した再送時の繰り返し送信回数のフィードバック情報を生成して制御パケット生成部1003へ出力する。
通信装置1000のフィードバック情報生成部1002にて生成されたフィードバック情報は、Block ACK Bitmap#504の所定の領域に挿入されて、通信装置1100へ返送される。なお、信装置1000と通信装置1100とにおけるデータの再送方法は、通信装置1000が送信する情報としてフィードバック情報が追加される以外は図3と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、受信側がフィードバック情報を返信することにより、送信側はフィードバック情報を参照してパケットデータを再送することができるので、再送時のパケットデータの誤り率を低減することができる。また、本実施の形態2によれば、フィードバック情報として送信電力の情報を返信する場合には、送信時の余分な消費電力を削減することができる。また、本実施の形態2によれば、フィードバック情報として繰り返し送信回数の情報を返信する場合には、IFSによる送信時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態2において、フィードバック情報として、SNRまたはRSSI等の受信品質の情報、MCSの情報、送信電力の情報または再送時の繰り返し送信回数の情報の全てを送信することにしたが、これに限らず、SNRまたはRSSI等の受信品質の情報、MCSの情報、送信電力の情報または再送時の繰り返し送信回数の情報の中から任意に選択した情報をフィードバック情報として送信することができる。
(実施の形態3)
図13は、Block ACK Bitmap#504に挿入するACKまたはNACKの挿入方法を示す図である。なお、受信側の通信装置は図1と同一構成であり、送信側の通信装置は図2と同一構成であるため、各構成についての説明は省略する。
Block ACK Bitmap#504に挿入するACKまたはNACKの挿入方法として、2つの方法について説明する。一つ目の方法は、図13(a)に示すように、領域#1301と領域#1302の双方に、同じパケットデータのACKまたはNACKを挿入する。例えば、あるパケットデータのACKは領域#1303と領域#1304の両方に挿入されることにより、送信側に対しては2回通知される。なお、図13(a)において、領域#1303と領域#1304以外の領域についても同様である。
二つ目の方法は、図13(b)に示すように、領域#1305と領域#1306の双方に、同じパケットデータのACKまたはNACKを挿入するものであるが、領域#1305と領域#1306とで互いにビット反転したものを挿入する。例えば、あるパケットデータのACKは、領域#1307には「1」として挿入されるが、領域#1308には「0」として挿入される。なお、データの再送方法は、図3と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、送信側にてACKが誤ってNACKと認識される確率、及びNACKが誤ってACKと認識される確率を低くすることができる。
なお、本実施の形態3を上記実施の形態2に適用しても良い。
上記実施の形態1〜実施の形態3において、受信側である通信装置100、1000が、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108における前回送信したパケットデータの誤り検出結果及び残量情報、またはフィードバック情報を送信側へ返信することとしたが、これに限らず、通信装置100、1000が、PHY誤り検出部107におけるヘッダ部の誤り検出結果、MAC誤り検出部108における前回送信したパケットデータの誤り検出結果及び残量情報、またはフィードバック情報を送信側へ返信しないで、通信装置100、1000が受信したパケットデータのヘッダ部の誤り検出結果に基づいて、前回受信時のパケットデータの尤度と受信したパケットデータの尤度とを合成するか否かを判定するようにしても良い。また、上記実施の形態1〜実施の形態3において、HARQを用いることとしたが、これに限らず、HARQ以外の再送にも適用することができる。
本発明にかかる通信装置及びデータ再送方法は、例えばCSMA/CA方式によるstop and wait方式にて通信を行うのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る通信装置の動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係るパケットデータのフレーム構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御用パケットデータのフレーム構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御用パケットデータに誤り判定結果を挿入する方法を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御用パケットデータに誤り判定結果を挿入する方法を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御用パケットデータに誤り判定結果を挿入する方法を示す図 本発明の実施の形態1に係る制御用パケットデータに誤り判定結果を挿入する方法を示す図 本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るフィードバック情報生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る制御用パケットデータに誤り判定結果を挿入する方法を示す図 stop and wait方式を示す図 selective repeat方式を使用したBlock ACKシステムを示す図 従来のselective repeat方式の動作を示すシーケンス図 BSS内のAPとSTAを示す図
符号の説明
100 通信装置
101 アンテナ
102 RF受信部
103 復調部
104 誤り訂正復号部
105 尤度情報生成部
106 尤度情報合成部
107 PHY誤り検出部
108 MAC誤り検出部
109 制御パケット生成部
110 誤り訂正符号化部
111 変調部
112 RF送信部

Claims (13)

  1. データ部と伝送レートが所定の値以下である低い伝送レートのヘッダ部とを含むパケットデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信したパケットデータの前記ヘッダ部の誤りを検出する第一誤り検出手段と、
    前記受信手段にて受信したパケットデータの誤りを検出する第二誤り検出手段と、
    前記第一誤り検出手段の検出結果の情報及び前記第二誤り検出手段の検出結果の情報を含むパケットデータを生成するパケットデータ生成手段と、
    前記パケットデータ生成手段にて生成されたパケットデータを送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記パケットデータ生成手段は、前記第一誤り検出手段の検出結果が誤りである場合に、前記第一誤り検出手段の検出結果の情報をパケットデータに含めることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記パケットデータ生成手段は、固定値の制御用パケットデータの空き領域に前記第一誤り検出手段の検出結果の情報及び前記第二誤り検出手段の検出結果の情報を含めることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
  4. 前記受信手段にて受信したパケットデータを復調する復調手段と、
    前記復調手段にて復調されたパケットデータの尤度を求める尤度情報生成手段と、
    前記尤度情報生成手段にて求められた尤度を一時的に記憶するとともに、前記第一誤り検出手段にて前記ヘッダ部に誤りが検出されなかった場合でかつ前記第二誤り検出手段にて誤りが検出された場合には記憶している前記尤度と前記尤度情報生成手段にて生成された尤度とを合成し、前記第一誤り検出手段にて誤りが検出された場合には前記合成を行わない尤度情報合成手段とを具備し、
    前記第二誤り検出手段は、前記尤度情報合成手段にて合成された尤度に基づいてパケットデータの誤りを検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記パケットデータ生成手段は、前記尤度情報合成手段が前記尤度を記憶することができる残りの記憶容量の情報を含むパケットデータを生成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信装置。
  6. パケットデータの受信品質を測定する受信品質測定手段と、
    前記受信品質測定手段にて測定された受信品質に基づいて、通信相手にてパケットデータを生成する際に参照する情報であるフィードバック情報を生成するフィードバック情報生成手段を具備し、
    前記パケットデータ生成手段は、前記フィードバック情報を含むパケットデータを生成することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記フィードバック情報生成手段は、受信品質と伝送レートとを関係付けた伝送レート設定用情報を記憶し、前記受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて前記伝送レート設定用情報を参照することにより前記伝送レートを選択するとともに、選択した前記伝送レートの情報を前記フィードバック情報として生成することを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  8. 前記フィードバック情報生成手段は、受信品質と送信電力とを関係付けた送信電力設定用情報を記憶し、前記受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて前記送信電力設定用情報を参照することにより前記送信電力を選択するとともに、選択した前記送信電力の情報を前記フィードバック情報として生成することを特徴とする請求項6または請求項7記載の通信装置。
  9. 前記フィードバック情報生成手段は、受信品質とパケットデータの繰り返し送信回数とを関係付けた送信回数設定用情報を記憶し、前記受信品質測定手段にて測定された受信品質を用いて前記送信回数設定用情報を参照することにより前記繰り返し送信回数を選択するとともに、選択した前記繰り返し送信回数の情報を前記フィードバック情報として生成することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の通信装置。
  10. ヘッダ部とデータ部とを含むパケットデータの前記ヘッダ部に対して所定の値以下の低い伝送レートを設定するとともに、通信相手の前記ヘッダ部の誤り検出結果の情報に基づいて前記データ部の伝送レートを設定する伝送レート設定手段と、
    前記伝送レート設定手段にて設定された伝送レートのパケットデータを生成するパケットデータ生成手段と、
    前記パケットデータ生成手段にて生成されたパケットデータを前記通信相手に対して送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする通信装置。
  11. 前記伝送レート設定手段は、前記誤り検出結果の情報が前記ヘッダ部に誤りが検出された情報である場合には、前記送信手段にて送信したパケットデータを受信した前記通信相手にて誤りが検出されたことを考慮せずに次に送信するパケットデータの前記データ部の伝送レートを設定することを特徴とする請求項10記載の通信装置。
  12. 前記通信相手における複数回数受信したパケットデータを合成して誤り訂正する処理の際にパケットデータを一時的に記憶するためのメモリの残量の情報に基づいて、前記通信相手に対して送信するパケットデータのデータ量を調整する調整手段を具備し、
    前記パケットデータ生成手段は、前記調整手段にて調整されたデータ量のパケットデータを生成することを特徴とする請求項10または請求項11記載の通信装置。
  13. 第一通信装置が、データ部と伝送レートが所定の値以下である低い伝送レートのヘッダ部とを含むパケットデータを受信するステップと、
    受信した前記パケットデータの前記ヘッダ部の誤りを検出するステップと、
    受信した前記パケットデータの誤りを検出するステップと、
    前記ヘッダ部の誤り検出結果の情報及び前記パケットデータの誤り検出結果の情報を含むパケットデータを生成するステップと、
    生成された前記パケットデータを送信するステップと、
    第二通信装置が、送信された前記パケットデータを受信するステップと、
    受信した前記パケットデータに前記ヘッダ部に誤りが検出された前記検出結果の情報が含まれている場合には、前記パケットデータに誤りが検出された前記検出結果の情報を考慮せずに、次に送信するパケットデータの前記データ部の伝送レートを設定するステップと、
    伝送レートが設定された前記データ部と前記ヘッダ部とを含むパケットデータを再送データとして前記第二通信装置から前記第一通信装置へ送信するステップと、
    を具備することを特徴とするデータ再送方法。
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