JP6436882B2 - レギュレータ - Google Patents

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Description

この発明は、1次側の変動する圧力に対し、2次側圧力を設定圧力に保つためのレギュレータに関するものである。
図6に、従来のレギュレータ100を示す。図示のように、レギュレータ100の圧力感知部101は、1次側管路2から2次側の短管3a、ディフューザ3b及び2次側管路3cへの流量制御を行う弁座102と弁体103とから成るシートディスクと連動し、圧力伝達管路104を介して2次側圧力を感知するダイヤフラム105と、ダイヤフラム105により感知される2次側圧力とバランスする方向に付勢力を生じるスプリング106とで構成される。そして、スプリング106の締め込み量を変化させることでスプリング106の付勢力を変化させ、2次側の設定圧力を変更可能としていた。
これにより、2次側圧力が設定圧力よりも低ければ、弁体103が開弁方向に移動して1次側の流体が2次側に流入し、2次側圧力が設定圧力と同じになると、閉弁する。
しかしながら、ダイヤフラム105と流量制御を行うシートディスクとが直接連動していることから、シートディスクの弁開度が大きくなると、つまり、1次側から2次側への流量が増えると、ダイヤフラム105の位置が下がることになる。すると、ダイヤフラム105を介して2次側圧力とバランスするスプリング106のたわみ量が減り、スプリング106の付勢力が減少する。このため、大流量時は、小流量時に比べて設定圧力が降下してしまう。よって、レギュレータ自体が流せる最大流量よりも少ない流量までしか圧力制御をすることができない。
そこで、一般的なレギュレータでは、上記のような大流量時の設定圧力降下を抑制するため、流量増加時に圧力感知部が感知する圧力を設定圧力より下げるためのベンチュリー管を設けたり、シートディスクの面積を大きくしてスプリングの付勢力低下を補うなどの対策を行ったりしている。しかし、いずれの対策も圧力条件により影響を受けてしまい、効果が一定に現れない。圧力条件によっては、2次側圧力が異常昇圧する場合がある。
上記のような2次側圧力の異常昇圧という問題に対しては、例えば特許文献1の技術を用いて解決を図ることが考えられる。特許文献1に示された整圧装置では、第1〜第3の弁までの3つの弁構造を有している。そして、狭管部で低下したガスの圧力を第1の弁の圧力感知部に伝える際、1次側圧力に応じて開度が変わる第2の弁を介すことで、伝達される圧力を調整する。また同時に、2次側管路に設置した管路からの圧力を第3の弁に導入し、2次側圧力が設定圧力よりも高くなった場合には、2次側管路の圧力を元圧として第1の弁の圧力感知部に導入し、2次側圧力が設定圧力となるように制御する。
第1の弁は、第2及び第3の弁を介して圧力感知部に圧力が導入され、1次側から2次側へ流すガスの流量を調整する。
第2の弁は、第1の弁の2次側に設けられた狭管部の圧力を第1の弁の圧力感知部に伝達する管路に設けられ、第1の弁の前後差圧が大きくなった場合に、第1の弁の圧力感知部での圧力低下が過大になるのを防ぐことを目的としている。狭管部での圧力低下が大きくなりすぎると、第3の弁による2次側管路から第1の弁の圧力感知部への圧力供給が不足し、結果としてその後に2次側圧力の上昇を引き起こすことになると考えられ、これを防止するための調整機能を第2の弁は持つ。
第3の弁は、2次側圧力を感知し、設定圧力以下であれば閉弁しているが、設定圧力以上になると開弁して、第1の弁の圧力感知部に2次側管路からの圧力を導入し、2次側圧力の異常昇圧を防止する機能を持つ。
特開2003−162334号公報
しかしながら、特許文献1のように構成する場合、第1〜第3の弁までの3つの弁が必要であり、構造が複雑化する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、より簡素な構成によって、2次側圧力の異常昇圧を抑制できるレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係るレギュレータは、1次側から2次側へと流体を流す流路に設けられるシートディスクと、シートディスクと連動し、第1の空間の圧力に応じて変位するダイヤフラムと、一端がシートディスクよりも下流の位置に、他端が第1の空間に接続する第1圧力伝達管路と、シートディスクを通過した流体が流入し2次側の設定圧力よりも高圧になる第2の空間とを有する第1の弁と、第1圧力伝達管路の一端の接続位置よりも下流かつ流路断面積の広い位置に一端が接続する第2圧力伝達管路を介して感知した圧力に応じて開閉し、入口側が第2の空間に、出口側が第1の空間に接続する第2の弁とを備え、第2の弁は、感知した圧力が設定圧力よりも大きい第2の設定圧力以下の場合に閉弁し、第2の設定圧力よりも高い場合に開弁することを特徴とするものである。
この発明によれば、より簡素な構成によって、2次側圧力の異常昇圧を抑制できるレギュレータを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係るレギュレータを示す断面図である。 図1の一部分を拡大して示す図及び当該部分の変形例を示す図である。 第2の弁の構成例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るレギュレータの第1の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るレギュレータの第2の変形例を示す断面図である。 従来のレギュレータを示す断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るレギュレータ1を示す断面図である。レギュレータ1は、自身から見て上流側の配管である1次側管路2と、自身から見て下流側の配管である短管3a、ディフューザ3b及び2次側管路3cとの間に設けられる。ディフューザ3bは、下流に行くにつれて流路断面積が広くなる管であり、ディフューザ3bの下流に位置する2次側管路3cの流路断面積は、ディフューザ3bの上流に位置する短管3aの流路断面積よりも広くなる。
レギュレータ1は、ガス等の流体を、2次側管路3cの圧力が設定圧力となるように、1次側管路2から、短管3a次いでディフューザ3b次いで2次側管路3cへと流通させる。レギュレータ1は、第1の弁4と第2の弁6とを有する。
第1の弁4は、入口側が1次側管路2に接続し、出口側が2次側である短管3aに接続した流路41を有する。流路41には、弁座42と弁体43とから成るシートディスクが設けられており、弁体43が弁座42に接触し、また弁座42から離れることによって流路41が開閉される。図1は、弁体43が弁座42から離れた開弁状態を示している。弁体43は、弁棒44の一端に固定されている。弁棒44の他端は、リンク機構45に固定されている。
第1の弁4は、リンク機構45を介して弁体43を移動させる圧力感知部46を有する。圧力感知部46は、周縁部が固定されて中央部でリンク機構45と接続するダイヤフラム47と、ダイヤフラム47を付勢するスプリング48とを有する。ダイヤフラム47により、紙面下方の第1の空間49aと、紙面上方の第3の空間49bとが仕切られ、第3の空間49bは、大気孔50を介して大気に連通し、スプリング48が設けられている。スプリング48は、ダイヤフラム47を紙面下方に付勢する。
第1の空間49aには、管路7が接続しており、また、ダイヤフラム47の変位を弁棒44に伝達するリンク機構45が設けられている。ダイヤフラム47は、第1の空間49aの圧力を感知し、その圧力に応じて変位する。リンク機構45の働きにより、ダイヤフラム47が紙面下方に移動すると弁棒44及び弁体43は紙面右方に移動する。また、ダイヤフラム47が紙面上方に移動すると弁棒44及び弁体43は紙面左方に移動する。管路7は、短管3aに接続している圧力伝達管路8と接続している。従って、圧力伝達管路8は、管路7を介して第1の空間49aに接続している。また、管路7は、第2の弁6の出口側にも接続している。
第1の空間49aと流路41とを仕切る遮蔽板51を貫通して、リンク機構45及び弁棒44は紙面左右方向に移動する。
弁座42と弁体43との間を通過した流体が流れ込む、弁座42を境にして下流側の空間には、弁体43、弁棒44に加えて、弁体43と遮蔽板51との間に略円筒形の絞り形成体52が設けられている。絞り形成体52は固定されており、絞り形成体52を貫通して弁棒44は移動する。この絞り形成体52、弁座42及び弁体43と、流路41の内壁との間には、弁棒44の軸Xを境とした紙面下方において、空間が絞られて狭くなった第2の空間53が形成される。第2の空間53には、管路9が接続している。
図1における弁座42及び弁体43付近の拡大図である図2(a)に示すように、第2の空間53は、弁座42よりも幅広の弁体43と弁座42とにより形成される前室53aと、それ以外の後室53bとを有する。同じ弁座42周りの空間であっても、軸Xを境とした紙面上方に位置し短管3a側に向けて大きく開放している空間54と比べて、前室53aでは弁座42と弁体43との間を通過した流体が滞留しやすく、設定圧力よりも高い圧力が発生する。そして、前室53aで設定圧力よりも高圧となった流体は、絞り形成体52により狭められた後室53bによりその圧力を維持しながら、管路9へ送出される。
なお、図2(b)及び図2(c)のように構成して、設定圧力よりも高圧となった流体が管路9へ送出されるようにしてもよい。
図2(b)では、弁体43よりも幅広の弁座42と、弁体43及び絞り形成体52とにより、設定圧力よりも高い圧力が発生する前室53aを形成する。また、図2(c)では、図2(a)に示す構成において、弁座42を弁体43と同様に幅広とし、設定圧力よりも高い圧力が発生する前室53aを形成する。前室53aの圧力を維持するように狭められた後室53bを含め、第2の空間53の圧力は設定圧力よりも高くなる。
図2(a)〜(c)で示したように、要は、弁座42と弁体43との間を通過した流体が流入して設定圧力よりも高い圧力となる第2の空間53に、管路9を接続した構成であればよい。
第2の弁6は、入口側で管路9を介して第2の空間53、出口側で管路7を介して第1の空間49aに接続しており、第2の空間53の流体を第1の空間49aへ送出する。その際、2次側管路3cに接続する圧力伝達管路10からの導圧により、その開度を変える。圧力伝達管路10からの導圧が、設定圧力よりも大きい第2の設定圧力よりも高い場合は、圧力伝達管路10からの導圧に応じた開度で開弁し、第2の設定圧力以下の場合は、閉弁する。第2の設定圧力は、設定圧力と許容される圧力の上限値との間の値に、適宜設定される。
図3は、第2の弁6の構成例を示す断面図である。第2の弁6は、入口側が管路9に接続し、出口側が管路7に接続した流路61を有する。流路61には、弁座62と弁体63とから成るシートディスクが設けられている。
第2の弁6は、リンク機構64を介して弁体63を移動させる圧力感知部65を有する。圧力感知部65は、周縁部が固定されて中央部でリンク機構64と接続するダイヤフラム66と、ダイヤフラム66を付勢するスプリング67とを有する。ダイヤフラム66により、紙面下方の第4の空間68aと、紙面上方の第5の空間68bとが仕切られ、第5の空間68bは、大気孔69を介して大気に連通し、スプリング67が設けられている。スプリング67は、ダイヤフラム66を紙面下方に付勢する。
第4の空間68aには、ポート70にて圧力伝達管路10が接続しており、2次側管路3cの圧力が導入される。また、ダイヤフラム66の変位を弁体63に伝達するリンク機構64が設けられている。ダイヤフラム66は、第4の空間68aの圧力を感知し、その圧力に応じて変位する。リンク機構64の働きにより、ダイヤフラム66が紙面下方に移動すると弁体63は紙面右方つまり閉弁方向に移動する。また、ダイヤフラム66が紙面上方に移動すると弁体63は紙面左方つまり開弁方向に移動する。
次に、上記のように構成されたレギュレータ1の動作について説明する。
第1の弁4により2次側の圧力制御を行っている状態において、第2の空間53の圧力は、2次側の設定圧力よりも高くなっている。
圧力伝達管路8の圧力は、弁座42と弁体43との間を通過する流体の流量増加に伴いより低い圧力を示し、第1の空間49aの圧力が低下する。これは、弁座42と弁体43との間を通過する流量が増えると流速が上がり、短管3aと圧力伝達管路8との接続部分で働くベンチュリー効果が顕著となって、圧力伝達管路8及び第1の空間49aの圧力が低下するからである。
すると、ダイヤフラム47が紙面下方に移動し、リンク機構45により弁体43は紙面右方つまり開弁方向に移動する。これにより、設定圧力とするのに必要な流量以上の流量が流路41を通過して2次側管路3cへ送られることから、2次側管路3cの圧力が設定圧力以上に上昇しようとする。
このとき、圧力伝達管路10により、第2の設定圧力よりも高い圧力が第2の弁6の第4の空間68aに導圧されると、第2の弁6が開弁する。これにより、設定圧力よりも高い圧力となっている第2の空間53から第1の空間49aへ、第2の弁6を介して流体を送り、2次側管路3cでの2次側圧力を、第2の設定圧力以下になるよう制御して、異常昇圧を抑制する。なお、圧力伝達管路10は、圧力伝達管路8が接続する短管3aよりも下流で2次側管路3cに接続している。2次側管路3cは、下流に行くにつれて流路断面積が広くなるディフューザ3bを介して短管3aと接続しており、短管3aよりも流路断面積が広く流体の流速が遅くなる。従って、2次側管路3cと圧力伝達管路10との接続部分でベンチュリー効果が働くのを抑えた構成となっており、第4の空間68aの圧力は、2次側管路3cの圧力と同等のものとなる。
第2の空間53の圧力は、1次側圧力と2次側圧力との差圧が大きいほど、また流路41を通過する流体の流量が増加するほど高くなる。従って、ベンチュリー効果により圧力伝達管路8から第1の空間49aへ導入される圧力の低下が起きても、それを補えるだけの十分な圧力を、第2の弁6により第2の空間53から第1の空間49aへ導入できる。
また、上記のように第2の弁6が開弁して2次側管路3cの異常昇圧を抑えながら、第1の弁4により2次側の圧力制御を行っている状態において、1次側管路2の圧力が低下した場合は、短管3aへ送出される流体の流速が低下する。このため、ベンチュリー効果を考慮すると、圧力伝達管路8の圧力は、1次側管路2で圧力低下が起きる前のものよりも高くなり、第1の空間49aの圧力も上昇する。
すると、ダイヤフラム47が紙面上方に移動し、リンク機構45により弁体43は紙面左方つまり閉弁方向に移動する。これにより、設定圧力とするのに必要な流量以下の流量が流路41を通過して2次側管路3cへ送られることとなり、2次側管路3cの圧力が低下しようとする。
しかしながらこのとき、圧力伝達管路10により、2次側管路3cの圧力低下が第2の弁6で感知されると、第2の弁6の弁体63は閉弁方向へ移動する。これにより、設定圧力よりも高い圧力となっている第2の空間53から第1の空間49aへの流体流量を低下させ、弁体43の閉弁方向への移動量を低減させる。このようにして、2次側管路3cの圧力が低下するのを防ぎ、1次側管路2で圧力低下が起きる前の2次側管路3cの圧力が維持されるように制御が行われる。また、圧力伝達管路10により、2次側管路3cの圧力が第2の設定圧力以下に低下したことを感知した場合、第2の弁6は、閉弁する。
このようにして、実施の形態1に係るレギュレータ1は、第1の弁4及び第2の弁6という2つの弁により、許容される圧力の上限値を超えさせることなく2次側の圧力制御を行い、2次側圧力の異常昇圧を抑制する。
なお、第1の弁4の第1の空間49aに圧力を導くための圧力伝達管路8は、弁座42を境として2次側に接続していればよく、図1に示す位置での接続に限らない。例えば図4に示すように、レギュレータ1のボディに接続してもよい。つまり、下流側の配管と接続するためにレギュレータ1に設けられたフランジ11よりも、上流の位置に接続する。この場合、短管3aを省略することが可能となる。
またさらに、図5に示すように、下流側へ向けてノズル状に形成された略円筒形の狭管部55を設け、弁座42と弁体43との間を通過した流体が狭管部55を通過するようにしてもよい。このとき、狭管部55が設けられた位置で圧力伝達管路8を接続し、狭管部55を通過して狭管部55により低下した圧力を、圧力伝達管路8及びその後に第1の空間49aに導入させる。またこの場合も、短管3aを省略することが可能となる。
図4で示した構成に対してだけでなく、図1で示した構成に対して狭管部55を設けてもよい。
図4に示す構成は、圧力伝達管路8が図1の構成よりも弁座42に近い位置、つまり、流体の流速が比較的速いまま維持されている位置で接続され、圧力伝達管路8に働くベンチュリー効果がより強く表れる。また、狭管部55の位置で圧力伝達管路8が接続する図5の構成も、圧力伝達管路8に働くベンチュリー効果がより強く表れる。
図4及び図5に示す構成とすると、1次側管路2の圧力が低下した場合に、図1に示す構成と比較し、2次側管路3cの圧力の低下をより抑制しやすくなる。なお、弁座42と弁体43との間を通過する流量が増加した場合では、第1の空間49aの圧力の低下が図1に示す構成のものよりも大きくはなるが、第2の弁6により第2の空間53の圧力が導入されることで、2次側圧力の異常昇圧は十分抑制できる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るレギュレータ1によれば、第1の空間49aの圧力に応じて流量制御を行う第1の弁4と、第1の空間49aに出口側が接続する第2の弁6を設けた。そして、第2の弁6は、設定圧力よりも圧力が高くなる第2の空間53に入口側が接続して、2次側圧力が設定圧力よりも大きい第2の設定圧力以下の場合に閉弁し、2次側圧力が第2の設定圧力よりも高い場合に開弁することとした。これにより、2次側圧力の異常昇圧を第1の弁4及び第2の弁6という2つの弁で抑制する。これは、従来のものと比較して必要な弁の個数を減らした簡素な構成である。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 レギュレータ
2 1次側管路
3a 短管
3b ディフューザ
3c 2次側管路
4 第1の弁
6 第2の弁
7 管路
8 圧力伝達管路
9 管路
10 圧力伝達管路
11 フランジ
41 流路
42 弁座
43 弁体
44 弁棒
45 リンク機構
46 圧力感知部
47 ダイヤフラム
48 スプリング
49a 第1の空間
49b 第3の空間
50 大気孔
51 遮蔽板
52 絞り形成体
53 第2の空間
53a 前室
53b 後室
54 空間
55 狭管部
61 流路
62 弁座
63 弁体
64 リンク機構
65 圧力感知部
66 ダイヤフラム
67 スプリング
68a 第4の空間
68b 第5の空間
69 大気孔
70 ポート
100 レギュレータ
101 圧力感知部
102 弁座
103 弁体
104 圧力伝達管路
105 ダイヤフラム
106 スプリング

Claims (3)

  1. 1次側から2次側へと流体を流す流路に設けられるシートディスクと、
    前記シートディスクと連動し、第1の空間の圧力に応じて変位するダイヤフラムと、
    一端が前記シートディスクよりも下流の位置に、他端が前記第1の空間に接続する第1圧力伝達管路と、
    前記シートディスクを通過した流体が流入し2次側の設定圧力よりも高圧になる第2の空間とを有する第1の弁と、
    前記第1圧力伝達管路の一端の接続位置よりも下流かつ流路断面積の広い位置に一端が接続する第2圧力伝達管路を介して感知した圧力に応じて開閉し、入口側が前記第2の空間に、出口側が前記第1の空間に接続する第2の弁とを備え、
    前記第2の弁は、感知した圧力が前記設定圧力よりも大きい第2の設定圧力以下の場合に閉弁し、前記第2の設定圧力よりも高い場合に開弁することを特徴とするレギュレータ。
  2. 下流側の配管と接続するためのフランジを備え、
    前記第1圧力伝達管路の一端は、前記フランジよりも上流の位置に接続することを特徴とする請求項1記載のレギュレータ。
  3. 前記シートディスクを通過した流体が通過する、下流側へ向けてノズル状に形成された狭管部を、前記第1圧力伝達管路の一端が接続する位置に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレギュレータ。
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