JP6433346B2 - 透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物 - Google Patents

透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物 Download PDF

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Description

本発明は、洗髪時およびすすぎ時の指通りが良く、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合にも泡立ちが良く、かつ、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しも容易な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関する。
従来、種々の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が造られている。特許文献1では、起泡性や泡の持続性に関する検討がされている。また特許文献2では、透明外観による高洗浄力のイメージ効果、スクラブ剤のような洗浄剤の視認および組成物中での保持性を高めること、洗髪用ブラシを用いた時のブラシからの垂れ落ちの防止を目的としたものが検討されている。
特開2002−187833号公報 特開2008−81415号公報 特開2014−91723号公報
ところが、特許文献1のジェル状の毛髪洗浄料組成物は、洗髪時やすすぎ時の指通りが悪く、改善の必要があった。また、粘度が高いために、チューブ容器またはジャー容器等に充填した場合、取り出しにくい等、実際の使用の際に未だ改善の余地を残していた。特許文献2のジェル状の毛髪洗浄料組成物は、すすぎ時の指通りおよびチューブ容器またはジャー容器等に充填した場合、取り出しやすさは良いが、洗髪時の指通りには未だ改善の余地を残していた。
また、近年盛んに用いられるようになったヘアワックス等の整髪剤や洗い流さないタイプのヘアトリートメント、ヘアオイル等を使用している場合、泡立ちが悪くなってしまうことも問題であった。
よって、洗髪時およびすすぎ時の指通りが良く、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合にも泡立ちが良く、かつ、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しも容易な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、上記問題を解決するため鋭意検討した結果、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物であって、(A)両性界面活性剤、(B)硫酸塩型アニオン性界面活性剤、(C)アシルアミノ酸型アニオン性界面活性剤、(D)アルカノールアミド型ノニオン性界面活性剤、(E)カチオン化ポリマーを含有することにより上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、洗髪時およびすすぎ時の指通りが良く、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合にも泡立ちが良く、かつ、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しも容易な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は(A)両性界面活性剤、(B)硫酸塩型アニオン性界面活性剤、(C)アシルアミノ酸型アニオン性界面活性剤、(D)アルカノールアミド型ノニオン性界面活性剤、(E)カチオン化ポリマーを含有することを特徴とする透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物である。
本発明において、「透明」とは、磯矢硝子工業社製規格NO.5K瓶に試料を35g入れ、側面から見て最も径の長い部分を通して11ポイントの黒色ゴシック文字が判読できることを意味する。
本発明において、「ジェル状」とは、20℃の条件下で、BM型粘度計にてローターNo.4を用い、ローターを6rpmで1分間回転させた後の測定値の粘度が20000mPa・s以上であることを意味する。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(A)両性界面活性剤を含有する。これは、毛髪や頭皮を洗浄し透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の粘度を調節する効果がある。
本発明の前記(A)成分は特に限定されないが、ベタイン型両性界面活性剤、アミンオキシド型両性界面活性剤等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、幅広いpHで泡立ちが良い点で、ベタイン型両性界面活性剤を含有することが好ましい。
本発明の前記(A)成分のベタイン型両性界面活性剤は特に限定されないが、アルキルベタイン型界面活性剤、アミドベタイン型界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型界面活性剤、アミドスルホベタイン型界面活性剤、ホスホベタイン型界面活性剤等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、光にさらされた場合の変色が少ない点で、アミドベタイン型界面活性剤を含有することが好ましい。
本発明の前記(A)成分のアミドベタイン型界面活性剤は特に限定されないが、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、洗髪時の指通りやすすぎ時の指通りが良い点で、ラウリン酸アミドプロピルベタインを含有することが好ましい。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(B)硫酸塩型アニオン性界面活性剤を含有する。これは、毛髪や頭皮を洗浄する効果および透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の粘度を調節する効果がある。
本発明の前記(B)成分は特に限定されないが、アルキル硫酸塩型アニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、頭皮への刺激性が低い点で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤を含有することが好ましい。
本発明の前記(B)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤は特に限定されないが、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル(11,15)エーテル硫酸塩等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、原料臭が少ない点で、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸塩を含有することが好ましい。
本発明の前記(B)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤の塩は特に限定されないが、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、製造コストが低く、泡立ちが良い点で、ナトリウム塩を含有することが好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤のポリオキシエチレンの平均付加モル数は特に限定されないが、頭皮への刺激性が低く、泡立ちが良い点で、1〜4モルの範囲が好ましく、2〜3モルの範囲がより好ましい。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(C)アシルアミノ酸型アニオン性界面活性剤を含有する。前記(C)成分は、一般に前記(A)成分や前記(B)成分を併用することで得られる増粘効果を打ち消して粘度低下を引き起こすこと、特許文献3に記載のように、前記(B)成分と比較して泡立ちが悪いことが言われており、本課題の解決手段としては好ましいものではないと思われた。しかしながら、前記(A)成分および前記(B)成分、(D)アルカノールアミド型ノニオン性界面活性剤と併用し、所定の条件を満たすことで粘度低下の問題を解決でき、洗髪時およびすすぎ時の指通りを良くするだけでなく、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合でも泡立ちが良い。
本発明の前記(C)成分は特に限定されないが、アラニン誘導体型、グルタミン酸誘導体型、サルコシン誘導体型、グリシン誘導体型、トレオニン誘導体型等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、洗髪時の指通りが良い点で、アラニン誘導体型を含有することが好ましい。
本発明の前記(C)成分のアラニン誘導体型は特に限定されないが、ラウロイルメチル−β−アラニン塩、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アラニン塩等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、泡立ちが良い点で、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アラニン塩を含有することが好ましい。
本発明の前記(C)成分のアラニン誘導体型の塩は特に限定されないが、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、泡立ちが良い点で、ナトリウム塩を含有することが好ましい。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(D)アルカノールアミド型ノニオン性界面活性剤を含有する。これは、泡立ち、洗髪時およびすすぎ時の指通りを損なうことなく、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の粘度を高める効果がある。また、香料や油性成分の可溶化能を有しているため、それらを含有させた場合に、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が白濁することを防止する効果がある。
本発明の前記(D)成分は特に限定されないが、ジエタノールアミド型、モノエタノールルアミド型、モノイソプロパノールアミド型等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、すすぎ時の指通りが良い点で、ジエタノールアミド型を含有することが好ましい。
本発明の前記(D)成分のジエタノールアミド型は特に限定されないが、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、刺激性が低く、低温時に白濁しにくい点で、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを含有することが好ましい。
本発明の前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分の含有比率は、前記(A)成分:前記(B)成分+前記(C)成分=2:1〜1:4が好ましく、1:1〜1:2がより好ましい。2:1よりも前記(A)成分の含有比率が高い場合は、粘度が低くジェル状にならない場合や、白濁や含有成分の分離等が起こる場合がある。また、洗髪時やすすぎ時の指通りおよび泡立ちが悪くなる場合がある。1:4よりも前記(B)成分+前記(C)成分の含有比率が高い場合は粘度が低くジェル状にならない場合があり、洗髪時やすすぎ時の指通りが悪くなる場合がある。
本発明の前記(B)成分と前記(C)成分の含有比率は、前記(B)成分:前記(C)成分=11:1〜1:1が好ましく、6.5:1〜2:1がより好ましい。11:1よりも前記(B)成分の含有比率が高い場合は、洗髪時およびすすぎ時の指通りが悪くなる場合があり、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合に泡立ちが悪くなる場合がある。洗髪時およびすすぎ時の指通りが悪くなる場合がある。1:1よりも前記(C)成分の含有比率が高い場合は粘度が低くジェル状にならない場合がある。
本発明の前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有比率は、前記(A)成分+前記(B)成分+前記(C)成分:前記(D)成分=30:1〜3:1が好ましく、15:1〜3.8:1がより好ましい。30:1よりも前記(A)成分+前記(B)成分+前記(C)成分の含有比率が高い場合は前記(D)成分の粘度を高める効果がない場合がある。3:1よりも前記(D)成分の含有比率が高い場合は、粘度が低くなる場合があり、洗髪時やすすぎ時の指通りが悪くなる場合がある。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(E)カチオン化ポリマーを含有する。これは、前記(B)成分や前記(C)成分と相互作用することにより、洗髪時およびすすぎ時の指通りを良くする効果がある。
本発明の前記(E)成分は特に限定されないが、カチオン化多糖類、カチオン化ポリマー等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。
本発明の前記(E)成分のカチオン化多糖類は特に限定されないが、カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、カエサルピニアスピノサヒドロキシトリモニウムクロリド、コロハヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、カチオン化デンプン等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、すすぎ時の指通りが良い点で、カチオン化セルロースを含有することが好ましい。
本発明の前記(E)成分のカチオン化ポリマーは特に限定されないが、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体、アクリル酸・塩化ジメチルアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、前記(B)成分との相溶性が良い点で、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体を含有することが好ましい。
本発明の前記(E)成分のカチオン化多糖類とカチオン化ポリマーを比較すると、すすぎ時の指通りが良い点で、カチオン化多糖類を含有することが好ましい。
本発明の前記(E)成分の含有量は、0.2重量%〜1.0重量%が好ましく、0.3重量%〜0.8重量%がより好ましく、0.3重量%〜0.6重量%が最も好ましい。(E)カチオン化ポリマーが0.2重量%未満の場合は、洗髪時やすすぎ時の指通りが悪くなる場合があり、1.5重量%を超える場合は粘度が高いためチューブ容器またはジャー容器から取り出しにくくなる場合がある。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の粘度は、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しを容易にする点から、20000mPa・s〜100000mPa・sが好ましく、20000mPa・s〜70000mPa・sがより好ましい。粘度が20000mPa・s未満の場合は、粘度が低く、チューブの口から垂れ落ちやすい場合がある。粘度が100000mPa・sを超える場合は、チューブ容器では毛髪洗浄料組成物が硬いために強く押す必要が生じる場合がある。また、ジャー容器ではすくい出す際に手から滑り落ちて取り出しにくい場合がある。
本発明の前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有量の合計は7.2重量%〜25.2重量%が好ましく、10.8重量%〜21.6重量%がより好ましく、14.4重量%〜21.6重量%が最も好ましい。7.2重量%未満の場合は粘度が低くジェル状にならない場合があり、泡立ちが悪くなる場合がある。25.2重量%を超える場合は洗髪時およびすすぎ時の指通りが悪くなる場合があり、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が白濁する場合がある。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には(F)無機塩を含有することができる。これは、粘度を調節する効果があり、含有量により粘度を高めることも、低下させることもできる。
本発明の前記(F)成分は特に限定されないが、硫酸塩、塩化物塩等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、高濃度に含有しても透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が白濁しにくい点で、硫酸塩を含有することが好ましい。
本発明の前記(F)成分の硫酸塩は特に限定されないが、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム等の1価の金属塩、硫酸マグネシウム等の2価の金属塩等が挙げられる。上記の中でも、粘度調整がしやすい点で、硫酸ナトリウムを含有することが好ましい。
本発明の前記(F)成分の含有量は0.5重量%〜3重量%が好ましく、粘度を高める場合には0.5重量%〜2.0重量%が好ましい。粘度を低下させる場合には2.0重量%超〜3.0重量%以下が好ましい。0.5重量%未満の場合は、粘度を調整する効果が期待できない場合があり、3.0重量%を超える場合は粘度が下がり、ジェル状にならない場合がある。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の20℃におけるpHは、4.0〜8.0が好ましく、5.0〜7.0がより好ましい。
本発明の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記成分の他に通常化粧品に用いられる成分として、前記(B)成分および前記(C)成分以外のアニオン性界面活性剤、前記(D)成分以外のノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、シリコーン油、炭化水素油、エステル油、植物油等の油性成分、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、保湿剤、清涼剤、ビタミン類、植物抽出物、pH調整剤、着色剤等を目的に応じて適宜含有してよい。
本発明に使用する容器は特に限定されないが、毛髪洗浄料組成物がジェル状であることからチューブ容器またはジャー容器に充填することが好ましい。
本発明に使用するチューブ容器は、内容物の残量および外観を見ることができることから、半透明から透明なチューブ容器が好ましい。
本発明に使用するチューブ容器の材料は特に限定されないが、チューブ容器を構成する樹脂としては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ乳酸、ポリスチレン、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH樹脂)等が挙げられる。上記の中でも、材質が柔らかく押し出し易い点で、ポリエチレン層を有するものが好ましい。
本発明に使用するチューブ容器の吐出口の口径は、使用時に内容物が取り出しやすい点で、直径2.0〜10.0mmが好ましく、3.0〜7.0mmがより好ましい。口径が2.0mm未満の場合は、内容物の取り出しに強い力を要する。口径が10.0mmを超える場合は、内容物を必要以上に取り出される場合があり、また吐出口から垂れ落ちる場合がある。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
本明細書に示す評価試験において、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に含まれる成分および、その含有量を種々変更しながら実施した各種の実験結果を以下に示す。なお、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の各成分の含有量を示す単位は全て重量%であり、各成分の含有量は純分換算した数値、比率は重量比を示し、これを常法にて調製した。
本明細書に示す評価試験において、「透明性」、「粘度」、「洗髪時の指通り」、「すすぎ時の指通り」、「泡立ち(整髪料不使用時)」および、「泡立ち(整髪料使用時)」について評価した。
本明細書に示す評価試験において、「透明性」は透明であるかどうかを判断したものであり、磯矢硝子工業社製規格NO.5K瓶に試料を35g入れ、側面から見て最も径の長い部分を通して11ポイントの黒色ゴシック文字が判読できれば「○」判読できなければ「×」とした。
本明細書に示す評価試験において、「粘度」はジェル状かどうかを判断したものであり、20℃の条件下で、BM型粘度計にてローターNo.4を用い、ローターを6rpmで1分間回転させた後の測定値を記載した。粘度が20000mPa・s〜100000mPa・sの範囲にある場合、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しが容易となるので好ましいものであると判断した。
本明細書に示す評価試験において、「洗髪時の指通り」、「すすぎ時の指通り」、「泡立ち(整髪料不使用時)」は専門のパネラーに洗髪させて下記の評価基準に従い評価した。
本明細書に示す評価試験において、「泡立ち(整髪料使用時)」は以下の表1に示すヘアワックス組成物を常法にて調製し、専門のパネラーに使用させてから洗髪させ、下記の評価基準に従い評価した。
Figure 0006433346
「洗髪時の指通り」の評価基準
5:指通りが特に良い
4:指通りが良い
3:指通りが問題ない程度
2:指通りがやや悪い
1:指通りが悪い
「すすぎ時の指通り」
5:指通りが特に良い
4:指通りが良い
3:指通りが問題ない程度
2:指通りがやや悪い
1:指通りが悪い
「泡立ち(整髪料不使用時)」
5:泡立ちが特に良い
4:泡立ちが良い
3:泡立ちが問題ない程度
2:泡立ちがやや悪い
1:泡立ちが悪い
「泡立ち(整髪料使用時)」
5:泡立ちが特に良い
4:泡立ちが良い
3:泡立ちが問題ない程度
2:泡立ちがやや悪い
1:泡立ちが悪い
第1評価試験
第1評価試験では、前記(A)成分、前記(B)成分および前記(C)成分の含有比率、前記(A)成分の種類および前記(B)成分の種類、を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。表2に透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の成分、含有量、および評価結果を示す。
Figure 0006433346
(実施例1〜4)
実施例1〜4では前記(A)成分、前記(B)成分および前記(C)成分の含有比率を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例1〜4と比較例1および比較例2を比較すると、前記(A)成分:前記(B)成分+前記(C)成分=2:1〜1:4の範囲であると良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。また前記(A)成分:前記(B)成分+前記(C)成分=1:1〜1:2の範囲であるとより良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
(実施例5および実施例6)
実施例5および実施例6の結果から、前記(A)成分や前記(B)成分の種類を代えても良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
第2評価試験
第2評価試験では、前記(B)成分および前記(C)成分の含有比率、前記(C)成分の種類、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有比率、前記(D)成分の種類および前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分の含有量の合計を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。表3に実施例を表4に比較例を示し、透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の成分、含有量、物性および、評価結果を示す。
Figure 0006433346
Figure 0006433346
(実施例7〜10)
実施例7〜10、比較例3および比較例4では前記(B)成分および前記(C)成分の含有比率を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例7〜10と比較例3および比較例4を比較すると、前記(B)成分と前記(C)成分の含有比率は、前記(B)成分:前記(C)成分=11:1〜1:1の範囲であると良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。また、前記(B)成分:前記(C)成分=6.5:1〜2:1の範囲であるとより良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
(実施例12および実施例13)
実施例12および実施例13では前記(C)成分の種類を代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例12および実施例13と比較例5〜7を比較すると、前記(C)成分の種類を代えても良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。また前記(C)成分以外のアニオン性界面活性剤やアニオン性界面活性剤以外の界面活性剤では、ヘアワックスを使用している場合の泡立ちが悪いことが分かる。
(実施例13〜17)
実施例13〜17では前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有比率を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例13〜17と比較例8〜10を比較すると、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有比率が前記(A)成分+前記(B)成分+(C):前記(D)成分=30:1〜3:1であると、洗髪時およびすすぎ時の指通りを損なわず、かつ、ヘアワックス使用時、不使用時共に泡立ちを損なうことなく粘度を高めることができることが分かる。また、前記(D)成分以外のノニオン性界面活性剤では、粘度が低下し、洗髪時およびすすぎ時の指通りが悪くなり、かつ、ヘアワックス使用時、不使用時共に泡立ちが悪くなることが分かる。
(実施例18および実施例19)
実施例18および実施例19では、前記(D)成分の種類を代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例18および実施例19の結果から、前記(D)成分の種類を代えても良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
(実施例20〜24)
実施例20〜24では、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有量の合計を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例20〜24の結果から、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有量の合計は、7.2重量%〜25.2重量%が好ましく、10.8重量%〜21.6重量%がより好ましく、14.4重量%〜21.6重量%が最も好ましいことが分かる。
第3評価試験
第3評価試験では、前記(E)成分の含有量、前記(E)成分の種類、前記(F)成分の含有量および前記(F)成分の種類を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。表5に透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物の成分、含有量、物性および、評価結果を示す。
Figure 0006433346
(実施例25〜29)
実施例25〜29では前記(E)成分の含有量を様々に代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例25〜29と比較例11を比較すると、前記(E)成分の含有量は0.2重量%〜1.0重量%が好ましく、0.3重量%〜0.8重量%がより好ましく、0.3重量%〜0.6重量%が最も好ましいことが分かり、前記(E)成分を含有しない場合はすすぎ時の指通りが悪くなることが分かる。
(実施例30および実施例31)
実施例30および実施例31では前記(E)成分の種類を代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例30および実施例31の結果から、前記(E)成分の種類を代えても良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
(実施例32〜36)
実施例32〜36では前記(F)成分の含有量を様々に代えたジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例32〜36の結果から、前記(F)成分を含有すると、粘度の調節をすることができ、0.5重量%以上〜2重量%以下では粘度を高める効果があり、2重量%を超える場合は粘度を低下させる効果があることが分かる。
(実施例37および実施例38)
実施例37および実施例38では前記(F)成分の種類を代えた透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物に関して評価した。
実施例37および実施例38の結果から、前記(F)成分の種類を代えても良好な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物が調製できることが分かる。
[実施例39]
下記表6の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物を常法にて調製した。
Figure 0006433346
[実施例40]
下記表7の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物を常法にて調製した。
Figure 0006433346
実施例39および実施例40の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物は、洗髪時およびすすぎ時の指通りが良く、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合にも泡立ちが良く、かつ、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しも容易なものであった。
実施例および比較例で使用した原料を下記表8に示す。
Figure 0006433346
本発明は、洗髪時およびすすぎ時の指通りが良く、ヘアワックス等の整髪剤、洗い流さないタイプのヘアトリートメントおよびヘアオイル等を使用している場合にも泡立ちが良く、かつ、チューブ容器またはジャー容器等からの取り出しも容易な透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物を提供することができる。

Claims (9)

  1. 透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物であって、下記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分を含有し、(A)成分、(B)成分、および(C)成分の含有質量比が、(A)成分:(B)成分+(C)成分=2:1〜1:4であり、(B)成分および(C)成分の含有質量比が、(B)成分:(C)成分=11:1〜1:1であり、(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分の含有質量比が、(A)成分+(B)成分+(C)成分:(D)成分=30:1〜3:1であり、更に(E)成分を含有し、粘度が20000mPa・s〜100000mPa・sであることを特徴とする透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
    (A)両性界面活性剤
    (B)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩型界面活性剤
    (C)アシルアミノ酸型アニオン性界面活性剤
    (D)ジエタノールアミド型ノニオン性界面活性剤
    (E)カチオン化ポリマー
  2. 前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の含有量の合計が7.2重量%〜25.2重量%であることを特徴とする請求項1に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  3. 前記(A)成分がベタイン型両性界面活性剤、アミンオキシド型両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  4. 前記(A)成分が、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタインから選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  5. 前記(B)成分が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  6. 前記(C)成分が、アラニン誘導体型、グルタミン酸誘導体型、サルコシン誘導体型から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  7. 前記(C)成分がラウロイルメチル−β−アラニン塩、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アラニン塩から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  8. 更に、(F)無機塩を含有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の透明でジェル状の毛髪洗浄料組成物がチューブ容器またはジャー容器に充填されていることを特徴とする毛髪洗浄料組成物用品。
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