JP6433173B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、センサを利用して人の接近を検知して画像形成装置を制御する技術に関し、特に画像形成装置に取り付けたセンサ近傍のゴミを検知する制御に関する。
センサにより人の接近を検知して画像形成装置を制御する場合、センサが有効に機能する状態を保つことが重要である。例えば、センサにゴミ等が付着すると、センサが有効に機能しなくなる可能性がある。従来、センサに付着したゴミの検知は、発光タイプのセンサを用い、所定の検知方向に光を照射し、その反射光をセンサで検出してゴミ検知を行うものであった。特許文献1ではさらに、センサで取得した反射光に応じてゴミを検知し易い光の色を決定して照射する技術が提案されている。
特開2013−101003号公報
しかしながら、熱源から放射される赤外線を検出する赤外線アレイセンサの様な発光タイプではないセンサを利用して画像形成装置を制御する場合、従来のような発光タイプのセンサと同様のゴミ検知を行うことができない。そのため、赤外線アレイセンサの赤外線受光部がゴミで塞がれると熱源を検知できず、センサを利用して人の接近を検知して画像形成装置を制御することができなくなってしまう可能性があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、赤外線アレイセンサのような発光タイプではないセンサであっても、ゴミ等が付着しているか判断することができる仕組みを提供することである。
本発明は、画像形成手段を有し、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態となる画像形成装置であって、物体から放射される熱を検出するための複数の素子が線上または格子に配置された検出手段と、前記検出手段の各素子により検出される温度分布情報を用いて前記画像形成装置の電力状態を前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えるかどうかを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段の判断以外で前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えられた場合、前記検出手段から異なる時間に複数の温度分布情報を取得し、前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報の間の温度情報の変化に基づいて、前記検出手段に物体が付着しているかどうかを判断する第2の判断手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、赤外線アレイセンサのような発光タイプではないセンサであっても、ゴミ等が付着しているか判断することができる。よって、ゴミ等の除去を促してセンサが有効に機能する状態を保ち、画像形成装置を正常に制御することができる。
本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を例示する図 操作部の外観を例示する図 表示部の表示内容を例示する図 画像形成装置の外観とセンサ部を拡大した図 赤外線アレイセンサの検出エリアを例示する図 画像形成装置と人体の距離に応じた赤外線アレイセンサの検出結果を例示する図 実施例1におけるゴミ検知処理を例示するフローチャート 赤外線アレイセンサの温度分布情報を例示するイメージ図 センサ部CPUが取得した温度分布情報の様子を例示する図 節電モードに移行する場合に赤外線アレイセンサによる復帰条件を設定する処理を例示するフローチャート 通常アルゴリズム処理を例示するフローチャート 温度分布差分アルゴリズム処理を例示するフローチャート 実施例2におけるゴミ検知処理を例示するフローチャート 実施例3におけるゴミ検知処理を例示するフローチャート センサ部CPU101が取得した温度分布情報の様子を例示する図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を例示する図である。
図1において、1000は画像形成装置であり、コントローラユニット1030、スキャナ部1100、プリント部1110、操作部1090、センサ部1080、電源部1130を有する。
画像形成装置1000は、電力モード(電力状態)を少なくとも2つ有する。1つは、通常動作電力モードである。また、1つは、通常動作電力モードよりも消費電力の少ない節電モードである。通常動作電力モード時、画像形成装置1000はコピー動作などを実行する。なお、通常動作電力モード時、画像形成装置1000が一定時間経過しても使用されない場合、コントローラユニット1030の電源制御部1120は、電源部1130を制御して、画像形成装置1000を節電モードへ移行させる。節電モード時、電源部1130は、スキャナ部1100やプリント部1110の電源供給を停止する。さらに、電源部1130は、コントローラユニット1030内部の一部と操作部1090内部の不要な箇所への電源供給を停止する。詳細は後述する。
コントローラユニット1030は、画像入力デバイスであるスキャナ部1100、画像出力デバイスであるプリント部1110、ならびに、画像形成装置の設定や画像形成装置の動作を指示するための操作部1090と接続される。また、コントローラユニット1030は、センサ部1080と接続される。さらに、コントローラユニット1030は、操作部1090、スキャナ部1100、プリント部1110、コントローラユニット1030、センサ部1080に給電する電源部1130と接続される。なお、電源部1130から各部への電力供給は、コントローラユニット1030を介して行われる。
コントローラユニット1030は、CPU1040、RAM1050、ROM1060、HDD1070、電源制御部1120を有する。RAM1050は、ワーク用のメモリである。ROM1060は、CPU1040の制御用プログラムを格納している。HDD1070は、スキャナ部1100から入力される画像データを一時的に保存するハードディスクである。なお、SSD(Solid State Drive)を備えていてもよい。CPU1040は、ROM1060に格納されているプログラムに従って動作して(実行して)画像形成装置1000を制御する。電源制御部1120は、画像形成装置1000の電力モードに応じて電源部1130を制御する。
プリント部1110は、コントローラユニット1030から出力された画像データに従って潜像を形成し、それを用紙に転写する。なお、インクジェット方式等の他のプリント方式であってもよい。スキャナ部1100は、用紙に印刷された画像を読み込み電子化して、コントローラユニット1030に出力する。
操作部1090は、画像形成装置1000の設定や画像形成装置1000の操作指示を入力するユーザインターフェースである。
センサ部1080は、赤外線アレイセンサ100、センサ部CPU101、RAM103、ROM102で構成される。
赤外線アレイセンサ100は、熱源(人体)の温度分布情報を取得するセンサである。赤外線アレイセンサ100は、複数の赤外線受光素子をM×Nの格子状に配列したセンサである(M,Nは自然数)。赤外線アレイセンサ100は、熱源から放射される赤外線を格子状に並べられた1つ1つの赤外線受光素子で受光し、各赤外線受光素子の検出した温度値を用いることによって、熱源の形状を温度分布情報として特定する特徴を持っている。その特徴を利用して本画像形成装置1000では、近付いてくる熱源の温度を検出して、熱源の形状や温度から人であるか否かを判断し、節電モードからの復帰を制御する。赤外線アレイセンサ100は、取得した熱源(人体)の温度分布情報をデジタル信号へ変換し、センサ部CPU101へ送信する。
センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した熱源(人体)の温度分布情報をROM102に格納したプログラムに従って解析する。RAM103は、センサ部CPU101のワーク用メモリである。センサ部CPU101は、画像形成装置1000に熱源(人体)が接近したと判断すると、CPU1040に通常動作電力モード移行要求を発行する。CPU1040は、通電要求信号を受けると、電源制御部1120を制御して、画像形成装置1000の電力モードを通常動作電力モードへ復帰させる。
センサ部1080への電源は、節電モード時においても電源部1130からコントローラユニット1030を介して供給される。赤外線アレイセンサ100へは常に電源が供給されるが、センサ部CPU101、RAM103、ROM102へは電源供給を適宜停止してもよい。その場合は、赤外線アレイセンサ100に所定の反応が検出された場合に、センサ部CPU101、RAM103、ROM102への電力供給を即座に行うものとする。
なお、ここではセンサ部1080への電源が電源部1130からコントローラユニット1030を介して供給される例を示しているが、画像形成装置1000の構成によってはセンサ部1080への電源供給を電源部1130から直接行ってもよい。また、センサ部CPU101が出力する通電要求信号が、電源部1130へ直接通知されて、画像形成装置1000の電力モードを通常動作電力モードへ復帰させる構成でもよい。
図2は、操作部1090の外観を例示する図である。
操作部1090は、表示部510、テンキー520、スタートキー530、ストップキー540、節電キー550を有する。
表示部510は、画像形成装置1000を操作するための画面を表示する。例えば、画像形成装置1000でコピー機能が選択された場合、画像形成装置1000は、表示部510にコピー操作に特化した画面を表示する。加えて、画像形成装置1000の設定も、表示部510を介して行う。
テンキー520は、数値を入力するためのキーである。スタートキー530は、画像形成装置1000で処理を実行させるキーためのキーである。例えば、画像形成装置1000でコピー機能が選択された場合、スタートキー530が押下されると、画像形成装置1000は、コピー動作を実行する。ストップキー540は、画像形成装置1000の処理を停止させるためのキーである。例えば、画像形成装置1000でコピー動作を実行中にストップキー540が押下されると、画像形成装置1000は、コピー動作を中止する。
節電キー550は、画像形成装置1000を節電モードに移行させるためのキーである。節電キー550が押下されると、画像形成装置1000は、画像形成装置1000内の不要な電源を切断し、節電モードに移行する。
図3は、表示部510の表示内容を例示する図である。
図3(A)は、画像形成装置1000が通常動作電力モードの場合の表示内容の例に対応する。コピー5100ボタンが押下されると、CPU1040は、表示部510の表示内容をコピー機能に特化した表示に切り替える。同様に、FAX5110ボタン、設定5120ボタンが押下されると、CPU1040は、表示部510の表示内容を適切な表示に切り替える。図3(B)については後述する。
図4は、画像形成装置1000の外観とセンサ部1080を拡大した図である。
図4(A)は、画像形成装置1000の外観図に対応する。
図4(B)は、センサ部1080の拡大図に対応する。
図4(C)は、センサ部1080の側面図に対応する。
図4(A)に示すように、センサ部1080は、操作部1090の左側に設置される。
図4(B)、(C)において、赤外線受光部2100は、赤外線アレイセンサ100の赤外線を受光する部分である(以下、受光部)。この受光部2100に、赤外線アレイセンサ100の赤外線受光素子が配置されている。モールド2200は、赤外線アレイセンサ100とセンサ部CPU101、RAM103、ROM102を実装した基板を覆うカバーである。2000は、モールド2200に赤外線アレイセンサ100の受光部2100を露出させるためにあけている開口部である。
図4(C)に示すように、赤外線アレイセンサ100は、モールド2200内に、受光部2100が斜め上を向くように配置される。これにより、後述する図5に示すように、人を検出する精度が向上する。なお、このように配置すると、開口部2000、もしくは、開口部2000の周囲にゴミがたまり、受光部2100(赤外線アレイセンサ100)がゴミで塞がれてしまい、受光部2100が赤外線を受光できない事態が発生し得る。
図5は、赤外線アレイセンサ100の検出エリアを例示する図である。
人の体温を検出する場合、肌の露出部を検出することにより、検出精度が上がる。そのため、本実施例の画像形成装置1000では、図5に示すように、赤外線アレイセンサ100の検出エリアを、画像形成装置1000から前面方向に斜め上方に設定し、人の顔の温度を検出できるようにする。また、このように前面方向斜め上方に向けて赤外線アレイセンサ100を向けることにより、正面に置かれた他の装置20やデスク上のPCやモニタ30や椅子に座る人などの熱は検出されないようになる。
図6は、画像形成装置1000と人体の距離に応じた赤外線アレイセンサの検出結果を例示する図である。
上段に画像形成装置1000と人体の距離を示し、下段にその距離での赤外線アレイセンサの検出結果を示している。本実施例で用いる赤外線アレイセンサは、赤外線受光素子が1〜8の8行とa〜hの8列の合計64個で配列されたセンサとするが、これに限定されるものではなく、複数の素子が線上または格子に配置されたものであればよい。以降の説明では赤外線アレイセンサの各赤外線受光素子の位置を指定する際に、赤外線受光素子1a〜8hの表記で示す。
図6(A)は、熱源(人体)が人感センサの検出可能な距離に侵入した際を示し、赤外線アレイセンサの検出結果は赤外線受光素子1c、1d、1e、2dなど下部に熱源を数カ所検出している。さらに、図6(B)のように、熱源(人体)が画像形成装置1000へ近付くと、赤外線アレイセンサ100の検出結果は1行目から上の2行目と3行目と4行目と5行目へと上方向へ拡大し、d列からc列とe列、b列とf列へと左右にも拡大した領域に温度検出が広がる。
図6(A)の位置から図6(B)の位置に人が移動する間に、センサ部CPU101は、判断エリア6011における検出結果に基づき、人が装置に近づいているか否かの判断を行う。熱源(人体)の検出エリアが予め設定した閾値6013を超え復帰エリア6012へ侵入すると、センサ部CPU101は、熱源(人体)が画像形成装置1000の所定距離(節電復帰距離)以内に近づいたと判断する。画像形成装置1000が節電モードである場合、センサ部CPU101は、熱源(人体)が画像形成装置1000の所定距離(節電復帰距離)以内に近づいたと判断すると、CPU1040へ通常動作電力モード移行要求を発行する。CPU1040は、通常電力動作モード移行要求を受信すると、電源制御部1120を制御して画像形成装置1000を通常動作電力モードに復帰させる。
以下、図7を参照して、赤外線アレイセンサ100に付着したゴミを検知する処理について説明する。
図7は、実施例1におけるゴミ検知処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
センサ部CPU101は、画像形成装置1000の電力モードが節電モードから通常動作電力モードへ移行したことを、CPU1040が出力する復帰信号によって検知すると、本フローチャートの処理を開始する。
まず、S101において、センサ部CPU101は、画像形成装置1000の電力モードが節電モードから通常動作電力モードへ移行したときのモード移行要因を確認する処理を行う。センサ部CPU101は、CPU1040とバス1150を介して通信することで、モード移行要因を確認することができる。
次に、S102において、センサ部CPU101は、モード移行要因が赤外線アレイセンサ100による熱源(人体)の検知か否かを判断する処理を行う。そして、モード移行要因が赤外線アレイセンサ100による熱源(人体)の検知でないと判断した場合(S102でNoの場合)、センサ部CPU101は、S103に処理を移行する。
S103において、センサ部CPU101は、モード移行要因がPDLジョブ受信か否かを判断する処理を行う。そして、モード移行要因がPDLジョブ受信であると判断した場合(S103でYesの場合)、センサ部CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、モード移行要因がPDLジョブ受信でないと判断した場合(S103でNoの場合)、センサ部CPU101は、S104に処理を移行する。なお、この場合、モード移行要因は、例えば、節電キー550の押下、スキャナ部1100の図示しない自動原稿給送装置(ADF)への原稿のセット、スキャナ部1100の図示しない圧板の開閉、又は、プリント部1110の図示しない手差し給紙トレイへの用紙セット等である。この場合、ユーザが画像形成装置1000の前に居るにもかかわらず、赤外線アレイセンサ100による高熱源検知に基づく判断により節電モードから通常動作電力モードに復帰せず、該判断以外の要因で復帰した状態である。
S104において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した熱源(人体)の温度分布情報の解析を行うモードが温度分布差分モード設定か否かを判断する処理を行う。
ここで、温度分布差分モードについて説明する。
通常、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100を構成する赤外線受光素子(本実施例では、8×8=64個の赤外線受光素子)から温度情報を取得する。温度分布差分モードは、センサ部CPU101が、赤外線アレイセンサ100を構成する赤外線受光素子の中で、温度変化を検出できる赤外線受光素子の温度情報を利用して熱源(人体)の接近を判断するモードである。
センサ部CPU101は、温度分布情報に温度変化がない箇所(例えば図8(A)の破線内のエリア211、図8(B)の破線内のエリア213)を検出すると、温度分布情報で温度変化を検出できる赤外線受光素子を抽出し、温度分布差分モードに移行する。図8の例では、赤外線受光素子8a、8b、7a、7b等が、温度分布情報で温度変化を検出できる赤外線受光素子になる。もしくは、赤外線アレイセンサ100が熱源(人体)を検出した状態(例えば図8の赤外線受光素子8aのように高温が検出された状態等)において、センサ部CPU101は温度分布情報に不動な低熱源の物体(後述する)を検出すると、温度分布情報で温度変化を検出できる赤外線受光素子を抽出し、温度分布差分モードに移行する。温度分布差分モードでは、センサ部CPU101は、上述のように抽出した赤外線受光素子(例えば図8の8a、8b、7a、7b等)で検出される温度情報に基づいて熱源(人体)の接近を判断する。
図8は、赤外線アレイセンサ100の温度分布情報を例示するイメージ図である。
図8では、一例をあげると、赤外線受光素子8a、8b、7a、7b等が、温度分布情報で温度変化を検出できる赤外線受光素子として抽出される。温度分布差分モードでは、センサ部CPU101は、抽出した赤外線受光素子(図9では、8a、8b、7a、7b等)が出力する温度情報に基づいて熱源(人体)の接近を判断する。
以下、フローチャートの説明に戻る。
上記S104において、赤外線アレイセンサ100から受信した熱源(人体)の温度分布情報の解析を行うモードが温度分布差分モードであると判断した場合(S104でYesの場合)、センサ部CPU101は、S112に処理を移行する。
S112では、センサ部CPU101は、操作部1090の表示部510に、図3(B)のような、ユーザに赤外線アレイセンサ100の表面の埃の除去を促すメッセージ表示を指示する処理を行い、本フローチャートの処理を終了する。
図3(B)は、赤外線アレイセンサ100がゴミで覆われているとセンサ部CPU101が判断した場合の表示内容を例示する図である。図7のS112の処理で、センサ部CPU101がCPU1040に表示指示を行うと、CPU1040は、表示部510の表示内容をゴミの除去を促す表示内容に切り替える。CPU1040が、表示部510の表示内容をゴミの除去を促す表示内容に切り替えると同時に、不図示のスピーカを使って、警告音や5140と同様のメッセージを出力しても構わない。図3(B)のスキップ5150ボタンが押下されると、CPU1040は、表示部510の表示内容を図3(A)等の表示内容に切り替え、その旨をセンサ部CPU101に通知する。なお、CPU1040は、ステータス5130に画像形成装置1000の装置状態を表示する。この際、温度分布サブモード設定であることをステータス5130に表示してもよい。
一方、上記S104において、赤外線アレイセンサ100から受信した熱源(人体)の温度分布情報の解析を行うモードが温度分布差分モードでないと判断した場合(S104でNoの場合)、センサ部CPU101は、S105に処理を移行する。
S105では、センサ部CPU101は、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信したか否かを判断する処理を行う。そして、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信していないと判断した場合(S105でNoの場合)、センサ部CPU101は、S107に処理を移行する。
S107では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した温度分布情報をRAM103へ記録する。RAM103へ記録する温度分布情報の数を予め決めておき、センサ部CPU101は、決められた数の温度分布情報をRAM103へ記録する。もしくは、予め決定した周期で、温度分布情報をRAM103へ記録してもよい。温度分布情報の記録が終了すると、センサ部CPU101は、S105に処理を戻す。これにより、ジョブ実行中の異なる時間の温度分布情報を取得可能となる。
そして、上記S105において、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信したと判断した場合(S105でYesの場合)、センサ部CPU101は、S106に処理を移行する。
S106では、センサ部CPU101は、上記S107でRAM103へ記録した複数の温度分布情報を読み出し解析する処理を行う。次に、S108において、センサ部CPU101は、上記S106で解析した複数の温度分布情報に、不動な低熱源の物体を検出したか否かを判断する処理を行う。
ここで、不動な低熱源の物体について説明する。
不動な低熱源の物体とは、受光部2100を塞ぐゴミを意味している。赤外線アレイセンサ100は、受光部2100に最も近い物体(熱源)を検知する。受光部2100がゴミで塞がれると、ゴミよりも高熱源な熱源(人体)が赤外線アレイセンサ100に近づいても、ゴミに覆われた部分は高熱源を検知できない。
図9は、図7のS107でセンサ部CPU101が取得した温度分布情報の様子を例示する図である。
図9(A)、図9(B)、図9(C)は、異なる時間の温度分布情報である。図9(A)、図9(B)、図9(C)を比較すると、例えば、破線内のエリア801、破線内のエリア802、ならびに、破線内のエリア803は、変化がなく、高温の熱源(例えば摂氏30度)を検知している赤外線受光素子8a、7b等よりも低温を検知している。即ち、画像形成装置1000の近くに高温の熱源(人体)があるにも関わらず、赤外線受光素子5c、5d、3f等は異なる時間で変化がなく所定温度(例えば摂氏30度)よりも低温の温度情報を出力しているので、不動な低熱源の物体(ゴミ、埃等)が、赤外線アレイセンサ100の表面に存在(付着)していると判断できる。なお、図8においても、破線内のエリア211、破線内のエリア213に、不動な低熱源の物体が存在していると判断できる。
以下、フローチャートの説明に戻る。
上記S108において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100の受光部2100に不動な低熱源の物体を検出していないと判断した場合(S108でNoの場合)、本フローチャートの処理を終了する。
一方、例えば図9に示したように、赤外線アレイセンサ100の受光部2100に不動な低熱源の物体を検出したと判断した場合(S108でYesの場合)、センサ部CPU101は、S110へ処理を移行する。
S110では、センサ部CPU101は、上記S108で不動な低熱源を検出した赤外線受光素子以外の赤外線受光素子番号を抽出してRAM103に記録する。
図9を用いて説明すると、赤外線受光素子8aは、破線内のエリア801に配置されている赤外線受光素子より高温を検出している(本実施例では摂氏30度を検知している)。よって、センサ部CPU101は、赤外線受光素子8aに該当する番号(本実施例では「8a」)を温度分布情報で熱源(人体)を確認する素子の一つとして抽出してRAM103に記録する。同様に、センサ部CPU101は、破線内のエリア801に配置されている赤外線受光素子より高温を検出している他の赤外線受光素子に該当する番号を抽出してRAM103に記録する。
次に、S111において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した熱源(人体)の温度分布情報の解析を温度分布差分モードで実行する設定を行う。具体的には、センサ部CPU101が、RAM103に温度分布情報の解析を温度分布差分モードで実行する設定フラグを記録する(例えば設定フラグとして「1」をセットする)。温度分布差分モードの設定が終わると、センサ部CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。なお、上記S108でYesの場合にも、上記S112のような表示(ユーザへの通知)を行ってもよい。
なお、センサ部CPU101は、画像形成装置1000が節電モードへ移行したとき、上記S111にてRAM103に記憶した温度分布差分モードで実行する設定フラグを読み込む処理を行う。そして、設定フラグが記録されていた場合、センサ部CPU101は、上記S110で記憶したエリアデータ部分の温度分布情報で熱源(人体)があることを判断する処理を行う。
なお、上記S110において抽出した不動な低熱源を検出した赤外線受光素子以外の赤外線受光素子が所定数以下(例えば0個)の場合、又は、復帰エリア6012(図6)に存在しない場合、センサ部CPU101は、操作部1090の表示部510に、図3(B)のような、ユーザに赤外線アレイセンサ100の表面の埃の除去を促すメッセージ表示を指示する処理を行ってもよい。また、この場合、温度分布差分モードを設定しないようにしてもよい。
また、上記S102において、モード移行要因が赤外線アレイセンサ100による熱源(人体)の検知であると判断した場合(S102でYesの場合)、センサ部CPU101は、S113に処理を移行する。S113では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から取得した温度分布情報から熱源(人体)の接近を解析するモードが、温度分布差分モードか否かを判断する処理を行う。
そして、熱源(人体)の接近を解析するモードが温度分布差分モードでないと判定した場合(S113でNoの場合)、センサ部CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、熱源(人体)の接近を解析するモードが温度分布差分モードであると判定した場合(S113でYesの場合)、センサ部CPU101は、S114に処理を移行する。
S114では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した温度分布情報をRAM103へ記録する。次に、S115において、センサ部CPU101は、上記S110でRAM103に記憶した赤外線受光素子番号をRAM103から読み出す処理を行う。
さらに、S116において、センサ部CPU101は、上記S114で記録した温度分布情報をRAM103から読み出し、上記S115でRAM103から読み出した赤外線受光素子番号に該当する赤外線受光素子が出力した温度情報(温度情報1)を抽出する。さらに、センサ部CPU101は、上記S115でRAMから読み出した赤外線受光素子番号に該当しない赤外線受光素子番号の赤外線受光素子が出力した温度情報(温度情報2)を抽出する。そして、センサ部CPU101は、それぞれ抽出した温度情報を比較し(温度情報1と2を比較し)、温度情報に差分が有るか否かを判断する処理を行う。
そして、温度情報に差分があると判定した場合(S116でYesの場合)、センサ部CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。なお、この場合(温度情報1と2に差分がある場合)、センサ部CPU101は、操作部1090の表示部510に、図3(B)のような、ユーザに赤外線アレイセンサ100の表面の埃の除去を促すメッセージ表示を指示する処理を行ってもよい。
一方、温度情報に差分がないと判断しなかった場合(S116でNoの場合)、センサ部CPU101は、S117へ処理を移行する。この場合、上記S115でRAM103から読み出した赤外線受光素子番号の該当する素子と、該当しない素子のいずれもが高温(例えば摂氏30度)を検出している場合に対応し、埃等の不動な低熱源の物体が無くなっていると判断できる。
S117では、センサ部CPU101は、温度分布差分モード設定をクリアする処理を行う。センサ部CPU101は、センサ部CPU101が上記S111でRAM103に記録した温度分布情報の解析を温度分布差分モードで実行する設定フラグを削除し、本フローチャートの処理を終了する。
図10は、画像形成装置1000が節電モードに移行する場合に赤外線アレイセンサ100による復帰条件を設定する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
画像形成装置1000が節電モードに移行する場合に、センサ部CPU101は本フローチャートの処理を開始する。
まず、S201において、センサ部CPU101は、RAM103から温度分布情報の解析を温度分布差分モードで実行する設定フラグ情報を読み出す処理を行う。
次に、S202において、センサ部CPU101は、上記S201でRAM103から読み出した温度分布情報の解析を温度分布差分モードで実行する設定フラグ情報として「1」が記録されているか否かにより、起動時熱分布差分モードが設定されているか否かを判断する処理を行う。
そして、設定フラグ情報として「1」が記録されている場合、センサ部CPU101は、起動時熱分布差分モードが設定されていると判断し(S202でYesと判断し)、S203に処理を移行する。
S203では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100による熱源(人体)検出を温度分布差分アルゴリズム設定にする処理を行い、S204に処理を移行する。
一方、上記S202において、設定フラグ情報として「1」が記録されていない場合、センサ部CPU101は、起動時熱分布差分モードが設定されていないと判断し(S202でNoと判断し)、センサ部CPU101は、S205に処理を移行する。
S205では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100による熱源(人体)検出を通常アルゴリズム設定にする処理を行い、S204に処理を移行する。
S204では、センサ部CPU101は、CPU1040に節電モード移行要求を発行する処理を行う。CPU1040は、節電モード移行要求を受信すると、電源制御部1120を制御して画像形成装置1000を節電モードに移行させる。
図11は、通常アルゴリズム処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S301において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から温度分布情報を取得する処理を行う。
次に、S302において、センサ部CPU101は、検出エリア内の復帰エリア6012(図6)に熱源(人体)を検出したか否かの判断を行う。そして、センサ部CPU101が、検出エリア内の復帰エリア6012に熱源(人体)を検出していないと判断した場合(S302でNoの場合)、センサ部CPU101は、S301に処理を移行する。
一方、上記S302において、検出エリア内の復帰エリア6012に熱源(人体)を検出したと判断した場合(S302でYesの場合)、センサ部CPU101は、S303に処理を移行する。
S303では、センサ部CPU101は、CPU1040に通常動作電力モード移行要求を発行する処理を行う。CPU1040は、通常動作電力モード移行要求を受信すると、電源制御部1120を制御して画像形成装置1000を通常動作電力モードに移行させる。
図12は、温度分布差分アルゴリズム処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S401において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から取得した温度分布情報で熱源(人体)を確認する赤外線受光素子情報をRAM103から読み出す処理を行う。以後、センサ部CPU101は、ここで読みだした赤外線受光素子番号に該当する赤外線受光素子が出力する温度情報を、熱源(人体)が画像形成装置1000に近接したか否かの判断に使用する。
次に、S402において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から温度分布情報を取得する処理を行う。
次に、S403において、センサ部CPU101は、上記S402で取得した温度分布情報において、上記S401で読みだした熱源(人体)を確認する赤外線受光素子番号に該当する赤外線受光素子が熱源(人体)を検知したか否かを判断する処理を行う。そして、上記S401で設定した熱源(人体)を確認する赤外線受光素子で熱源を検知していないと判断した場合(S403でNoの場合)、センサ部CPU101は、上記S402に処理を移行する。
一方、上記S403において、上記S401で設定した熱源(人体)を確認する赤外線受光素子で熱源を検知したと判断した場合(S403でYesの場合)、センサ部CPU101は、S404に処理を移行する。
S404では、センサ部CPU101は、上記S403で検出した熱源(温度)を確認する赤外線受光素子で復帰エリア内に配置された赤外線受光素子で熱源を検知したか否かを判断する処理を行う。そして、上記S401で設定した熱源(人体)を確認する赤外線受光素子で復帰エリア内に配置された赤外線受光素子で熱源を検知していないと判断した場合(S404での場合)、上記S402に処理を戻す。
一方、上記S404において、上記S401で設定した熱源(人体)を確認する赤外線受光素子で復帰エリア内に配置された赤外線受光素子で熱源を検知したと判断した場合(S404でYesの場合)、センサ部CPU101は、S405に処理を移行する。
S405では、センサ部CPU101は、CPU1040に通常動作電力モード移行要求を発行する処理を行う。CPU1040は、通常動作電力モード移行要求を受信すると、電源制御部1120を制御して画像形成装置1000を通常動作電力モードに移行させる。
以上示したように、実施例1では、実行ジョブが終了するまでの間(即ち、ユーザが装置の近傍に居る間)、予め決めた周期で温度分布情報を記録し、記録した複数の温度分布情報を解析して、不動な低熱源の物体を検出する構成を示した。しかし、本発明では、節電キー550の押下タイミング、スキャナ部1100の圧板を開けたタイミング、スキャナ部1100の自動原稿給送装置(ADF)への原稿がセットされたタイミング、又は、プリント部1110の手差し給紙トレイへの用紙がセットされたタイミング等のユーザ操作を検知したタイミング(即ち、ユーザが画像形成装置1000の近傍に存在しているタイミング)から複数回において取得した温度分布情報で、不動な低熱源の物体を検出するように構成してもよい。
以上示したように、実施例1によれば、赤外線アレイセンサ100から取得した温度分布情報において温度変化が不変な状態(不動な低熱源の物体)を検出することにより、発光タイプではない赤外線アレイセンサ100がゴミで塞がれていることを判断できる(ゴミ検知できる)。さらに、このような場合には、不動な低熱源の物体を検出していない受光素子に基づいて熱源(人体)の温度分布情報の解析を行う(モードが温度分布差分モード)。これにより、赤外線アレイセンサ100に埃等が付着した場合でも、精度よく熱源(人体)を検知して画像形成装置1000を復帰させることが可能となる。また、赤外線アレイセンサ100がゴミで塞がれていることをユーザに通知し、ゴミの除去を促すこともできる。
上述した実施例1では、画像形成装置1000がコピー等のジョブ実行中に温度分布情報を取得して、赤外線アレイセンサ100の受光部2100がゴミで塞がれていることを検知する構成を示した。本実施例2では、節電モードから通常動作電力モードへ移行したときの温度分布情報と画像形成装置1000でのジョブ処理が終了した後の温度分布情報を比較して、赤外線アレイセンサ100がゴミで塞がれていることを検出する処理を、図13を用いて説明する。
図13は、実施例2におけるゴミ検知処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図7と同一のステップには同一のステップ番号を付してある。
S501において、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した画像形成装置1000の起動時(即ち、節電モードから通常電力モードに切り替えられた直後)の温度分布情報をRAM103へ記録する。即ち、ユーザが画像形成装置1000の前に居る状態の温度分布情報を記録する。
次に、S502において、センサ部CPU101は、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信したか否かを判断する処理を行う。そして、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信していないと判断した場合(S502でNoの場合)、センサ部CPU101は、S502の判断処理を繰り返す。
そして、上記S502において、CPU1040から画像形成装置1000の実行ジョブ終了通知を受信したと判断した場合(S502でYesの場合)、センサ部CPU101は、S503に処理を移行する。
S503では、センサ部CPU101は、赤外線アレイセンサ100から受信した画像形成装置1000の実行ジョブ終了後の温度分布情報をRAM103へ記録する。この処理は、ジョブ終了後、ユーザが画像形成装置1000の前からいなくなった状態の温度分布情報を記録することを目的とする処理のため、実行ジョブ終了時から所定時間(例えば管理者等が設定可能)経過する等してから赤外線アレイセンサ100から受信するようにしてもよい。
S504では、センサ部CPU101は、上記S501で記録した温度分布情報と、上記S503で記録した温度分布情報とを比較する処理を行う。次に、S505において、センサ部CPU101は、上記S501で記録した温度分布情報と、上記S503で記録した温度分布情報とに閾値以上の差分があるか否かを判断する処理を行う。なお、上記閾値は例えば「摂氏5度」とするが、これに限定されるものではない。
上記S505において、上記取得した温度分布情報に予め設定した閾値以上の差分があると判断した場合(S505でYesの場合)、センサ部CPU101は、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S505において、上記取得した温度分布情報に予め設定した閾値以上の差分がないと判断した場合(S505でNoの場合)、センサ部CPU101は、S112に処理を移行する。この場合、センサ部CPU101は、不動な低熱源の物体が赤外線アレイセンサ100の表面に存在(付着)していると判断し、ユーザに赤外線アレイセンサ100の表面の埃の除去を促すメッセージを通知する。詳細は割愛する。また、他の処理の説明も割愛する。
以上示した実施例2では、画像形成装置1000の電力モードが節電モードから通常動作電力モードへ移行したとき及びジョブが終了した後に温度分布情報を取得してゴミを検出する構成を説明したが、以下の構成でもよい。例えば、画像形成装置1000の電力モードが通常動作電力モード時の温度分布情報を記憶しておき、更に、画像形成装置1000が節電モードに移行した後の温度分布情報を記憶しておく。そして、画像形成装置1000の電力モードが節電モードから通常動作電力モードへ移行したときに、上記予め記憶しておいた温度分布情報を比較して(S504〜S505と同様)、ゴミを検出を行うように構成してもよい。加えて、実施例2でも、実施例1にならって、温度分布差分モードに移行する構成を追加してもよい。
以上示したように、実施例2によれば、発光タイプではない赤外線アレイセンサ100がゴミで塞がれていることを判断でき(ゴミ検知でき)、ユーザに通知し、ゴミの除去を促すことができる。
実施例3では、熱源(人体)が画像形成装置1000の近傍にないときに、温度分布情報を取得して、赤外線アレイセンサ100の受光部2100がゴミで塞がれていることを検知する構成を説明する。以下、図14を用いて詳細に説明する。
図14は、実施例3におけるゴミ検知処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、センサ部CPU101がROM102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図7、図13と同一のステップには同一のステップ番号を付してある。
S601において、センサ部CPU101は、画像形成装置1000のジョブ終了後、赤外線アレイセンサ100から予め決められた回数の温度分布情報を予め決められた周期で取得する処理を行う。センサ部CPU101は、取得した温度分布情報をRAM103に記録する。なお、この処理は、ユーザが画像形成装置1000の前からいなくなった状態の温度分布情報を記録することを目的とする処理のため、実行ジョブ終了時から所定時間(例えば管理者等が設定可能)経過する等してから取得処理を開始するようにしてもよい。
なお、赤外線アレイセンサ100は、受光部2100に最も近い物体の熱源を受光する。すなわち、受光部2100がゴミで塞がれると、ゴミよりも画像形成装置1000の周囲温度が低いと、ゴミに覆われた部分は高熱源となりえる。
図15は、図14のS601でセンサ部CPU101が取得した温度分布情報の様子を例示する図である。
図15(A)、図15(B)、図15(C)は、異なる時間の温度分布情報である。
図15(A)、図15(B)、図15(C)を比較すると、破線内のエリア901、エリア902、ならびに、エリア903に、不動な低熱源の物体が存在することが分かる。
ただし、エリア901にある不動な低熱源の物体は熱源(人体)より低いので、センサ部CPU101が、画像形成装置1000に熱源が接近したとは判断しない。
なお、他の処理の説明は割愛する。
実施例3では、画像形成装置1000のジョブ終了後に、温度分布情報を取得してゴミを検出する説明をした。しかし、画像形成装置1000が節電モード時に、温度分布情報を取得して記録しておき、ゴミを検出するように構成してよい。この構成の場合、次に通常動作電力モードに復帰したときに、図14のS601をスキップし、S106の分析、及びS108の判断を行うように構成する。
また、加えて、実施例3でも、実施例1にならって、温度分布差分モードに移行する構成を追加してもよい。
以上示したように、実施例3によれば、発光タイプではない赤外線アレイセンサ100がゴミで塞がれていることを判断でき(ゴミ検知でき)、ユーザに通知し、ゴミの除去を促すことができる。
本発明では、節電キー550押下のように、センサによる検知判断以外で画像形成装置の電力モードが節電モードから通常動作電力モードへ移行した場合(この時、熱源は画像形成装置近傍にいることになる)、赤外線アレイセンサ100から取得した異なる時間の温度分布情報を解析し、不動な低熱源を検出すると赤外線アレイセンサのゴミ除去を通知する。このような構成により、赤外線アレイセンサのような発光タイプではないセンサであっても、センサにゴミ等が付着しているか判断することができ、ゴミ等を除去し、センサが有効に機能する状態を保つようにユーザに促すことが可能となる。また、ゴミ等の影響がない部分のみでセンサを使用し、画像形成装置を制御することができる。従って、センサを利用して人の接近を検知して画像形成装置を正常に制御することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1000 画像形成装置
1080 センサ部
100 赤外線アレイセンサ
101 センサ部CPU
102 ROM
103 RAM

Claims (14)

  1. 画像形成手段を有し、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態となる画像形成装置であって、
    物体から放射される熱を検出するための複数の素子が線上または格子に配置された検出手段と、
    前記検出手段の各素子により検出される温度分布情報を用いて前記画像形成装置の電力状態を前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えるかどうかを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段の判断以外で前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えられた場合、前記検出手段から異なる時間に複数の温度分布情報を取得し、前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報の間の温度情報の変化に基づいて、前記検出手段に物体が付着しているかどうかを判断する第2の判断手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の判断手段は、前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報において、変化がなく所定温度より低温を示す温度情報が存在する場合、前記検出手段に物体が付着していると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の判断手段は、前記検出手段に物体が付着していると判断した場合に、前記変化がなく所定温度より低温を示す温度情報を検知した素子を特定し、
    前記第1の判断手段は、前記第2の判断手段により前記検出手段に物体が付着していると判断された場合、前記特定された素子以外の素子により検出される温度情報を用いて判断を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、ジョブ実行中の異なる時間に前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、ジョブ終了後の異なる時間に前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  6. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態である場合の異なる時間に前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  7. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、前記第1の判断手段の判断以外で前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えられた直後の複数のタイミングにおいて、前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の判断手段は、前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報に所定の閾値以上の差分がない場合、前記検出手段に物体が付着していると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、前記第1の判断手段の判断以外で前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えられたタイミング、及び、ジョブ終了後に、前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報は、前記画像形成装置の電力状態が前記第1電力状態である場合、及び、前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態である場合に、前記検出手段から取得される温度分布情報であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の判断手段により前記検出手段に物体が付着していると判断された場合に通知を行う通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記検出手段は、複数の赤外線受光素子を有する赤外線アレイセンサであり、物体から放射される赤外線を前記各赤外線受光素子で受光する、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 画像形成手段を有し、第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態となる画像形成装置の制御方法であって、
    物体から放射される熱を検出するための複数の素子が線上または格子に配置された検出手段の各素子により検出される温度分布情報を用いて前記画像形成装置の電力状態を前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えるかどうかを判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップの判断以外で前記画像形成装置の電力状態が前記第2電力状態から前記第1電力状態に切り替えられた場合、前記検出手段から異なる時間に複数の温度分布情報を取得し、前記異なる時間に取得された複数の温度分布情報の間の温度情報の変化に基づいて、前記検出手段に物体が付着しているかどうかを判断する第2の判断ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載された第1の判断手段及び第2の判断手段として機能させるためのプログラム。
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