JP6432736B2 - 車両のサイドステップ - Google Patents

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本発明は、車体に配置される車両のサイドステップに関する。
オフロード車など、客室の床面の位置が高い自動車(車両)には、車体下部である乗降口の下側にサイドステップを設けて、乗員を乗り降りしやすくしたものがある。
サイドステップには、金属製で車体側方へ張り出す板状のステップ部を有するだけでなく、ステップ部の車外側の端部に樹脂等のステップカバーを組み付けて、滑り止めなど、乗降時の安全性を確保したものがある(特許文献1などを参照)。
近時は、このステップカバーを用いて、ステップ部の端部を覆い意匠性を向上させるとともにステップ部の側端面(車幅方向外側)と乗員の足先とが直接当たるのを防いだサイドステップがある。例えば、ステップ部の車外側の端部上面とステップ部の車外側の側端面とを一体で覆うように構成されたものが用いられる。
これらのステップカバーは、例えば、当該ステップカバーの上壁部が、同上壁部と一体で設けられた係止爪やクリップ等の固定部材によってステップ部の端部上面に固定される。
ところで、こうしたステップカバーでは、乗降の際に加わる荷重によるステップ部およびステップカバーの撓みを許容するために、ステップ部の側端面に側壁部を適正に配置することが求められる。
ところが、ステップカバーの多くは、ステップ部とは別体の合成樹脂等で形成された部品が用いられるため、寸法のばらつきが生じやすい。
そのため、単純にステップ部の上面を覆った上壁部を係止爪やクリップ等で固定したのでは、ステップカバー自身の寸法のばらつきにより、ステップカバーの側壁部とステップ部の側端面とが当接して、ステップ部側とステップカバー側とで固定位置のずれが生じ、ステップカバーの固定作業を妨げるおそれがある。
そこで、ステップカバーに寸法のばらつきが生じてもステップ部に良好に組付けられるよう、こうした上壁部と側壁部を有するステップカバーの組付けの多くは、寸法ばらつきを考慮して、予めステップ部の側端面に対してステップカバーの側壁部を、所定の距離だけ車外側へ離れた位置に設定することで、ステップ部とステップカバーとの互いの固定位置が無理なく合わせられるよう構成している。つまり、ステップ部の端面と端壁部間に予め隙間を設定しておくことで、ステップカバーの寸法のばらつきを吸収していた。
実用新案登録第3003799号
ところが、このようにしてステップ部に組付けられるサイドステップは、ステップ部やステップカバーの形状によっては、ステップカバーの側壁部とステップ部の側端面間に、比較的大きな隙間が存在するため、乗員がサイドステップ端に乗り、足先から側壁部へ荷重が加わる際、ステップカバーの端部が撓み側壁部とステップ部の側端面とぶつかり、打音が生じることがある。しかも、剛性感不足により、乗降の際、違和感を生じさせやすい。
そこで、本発明の目的は、上壁部および側壁部を有するステップカバーを、過剰な隙間を必要とせずに、ステップ部の端部の形状に合わせて良好に組付けられる車両のサイドステップを提供する。
本発明の態様は、車体から車外へ張り出すように配置される板状のステップ部と、ステップ部の車外側の端部に配置されるステップカバーとを備えた車両のサイドステップであって、ステップ部は、当該ステップ部の端部上面に設けられ、底側に向かうにしたがい車幅方向内側に近付く方向へ傾斜した溝部を有し、ステップカバーは、ステップ部の車外側の端部上面を覆う上壁部と、上壁部の車幅方向外側端部から下方に延設されてステップ部の車外側の側端面を覆う側壁部と、上壁部から下方に溝部と同方向に傾斜するよう突出され、溝部への差し込みにて上壁部および側壁部をステップ部の車幅方向外側の端部上面および側端面へ導く差込み片とを有するものとした。
本発明によれば、ステップカバーの傾斜した差込み片を、ステップ部の斜めに傾斜した溝部内へ差し込むと、ステップカバーは、ステップカバーの傾斜した差込み片と側壁部間の開口空間が、斜め方向から、溝部とステップ部の側端面とで挟まれる端部分に嵌挿され、さらに側壁部が同斜めからの嵌挿によりステップ部の側端面へ寄せられる方向に変位しながら、上壁部がステップ部の上面を覆うよう導かれ、側壁部がステップ部の側端面を面方向から覆うように導かれる。このステップカバーの斜め方向からの差込みにより、ステップカバーの側壁部は、常にステップ部の側端面に対して面方向から合わせられるから、ステップカバーのばらつきは、溝部で規定される片側を基準とした合わせにより吸収され、ステップカバーのばらつきの影響は最小限ですむ。これにより、ステップカバーの端壁部は、常にステップ部の側端面に対し適正に位置決められ、ステップ部の側端面とステップカバーの側壁部との間には過剰な隙間は不要となる。
それ故、上壁部および側壁部を有するステップカバーは、ステップカバーの寸法にばらつきがあっても、ステップ部の端部の形状に合わせて良好に組付けることができ、ステップ部の側端面とステップカバーの側壁部との間に生じる隙間を要因とした打音の発生や剛性感不足を防ぐことができる。
本発明の一実施形態のサイドステップが付いた車両を示す斜視図。 同サイドステップの全体を、サイドステップガーニッシュと共に示す斜視図。 同サイドステップの各部を分解した斜視図。 図3中のA部におけるステップ部とステップカバーの組付構造を拡大した斜視図。 ステップ部の端部にステップカバーを組付けたときを示す斜視図。 図5中の矢視Bから見た各部を、組付け前のステップカバーと共に示す断面図。
以下、本発明を図1から図6に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、例えばオフロード車など高床の自動車(車両)の一部、具体的には自動車の側部外観を示していて、図中1は車体、5は同車体1の側部に有るフロント乗降口(図示しない)を開閉するフロントドア、7は車体1の側部に有るリヤ乗降口(図示しない)を開閉するリヤドア、9はフロントフェンダを示している。フロントフェンダ9には前輪(図示しない)が配置され、リヤドア7のリヤ側には後輪(図示しない)が配置される。
車体1のうち、フロント乗降口およびリヤ乗降口の下側には、サイドステップアッセンブリ11が、サイドステップガーニッシュ13と共に設けられている。
サイドステップアッセンブリ11にはサイドステップ15が含まれている。図2の斜視図にはサイドステップアッセンブリ11の全体が示され、図3の斜視図にはサイドステップ15を分解したものが示されている。
例えばサイドステップアッセンブリ11には、例えば図2,3に示されるようにサイドステップ15、サイドステップカバー17(本願のステップカバーに相当)、サイドステップステー(支持部材:図示しない)を組合わせた構造が用いられている。
具体的には、図3に示されるようにサイドステップ15は、乗員の脚が乗る車両前後方向に延びる帯板状のステップ部21と、ステップ部21の車体側(車幅方向内側)の端部から上方へ延びる縦壁部23とを有したL形をなしている。廉価な構造とするためサイドステップ15は、剛性を重視するステップ部21と、剛性を重視しない縦壁部23とを別体にしている。剛性を重視するステップ部21は、例えばアルミ部材の押し出し成形で成形された金属製部品が用いられる。また剛性を重視しない縦壁部23は、廉価ですむよう、合成樹脂部材の射出成形で成形された合成樹脂製の長尺な部品が用いられる。これら金属製のステップと合成樹脂製の壁部とが連結部24を介して連結される。
サイドステップアッセンブリ11は、このステップ部21の先端部である車外側(車幅方向外側)の端部に、図4〜図6に示されるように例えば合成樹脂製のサイドステップカバー17が組付き、ステップ部21の下部にサイドステップステー(図示しない)が組付いて構成される。そして、サイドステップステー(図示しない)が、車体下部に配置された車体骨格部材、例えばフロント乗降口の下部に配置されたサイドシル部材(図示しない)に固定され、図1に示されるようにステップ部21を車体下部から車体側方へ張り出した姿勢に取り付けている。サイドステップガーニッシュ13は、このステップ部21と車体1下部との間に介装され、縦壁部23と車体1下部との隙間や、サイドステップカバー17と車体1下部との隙間を遮っている。
上記サイドステップカバー17は、ステップ部21の滑り止めやステップ部21端への足先の当たりを防ぐために、図1〜図3に示されるように、ステップ部21の先端上面となる車外側(車幅方向外側)の端部上面を覆うよう車幅方向に延びる上壁部25と、同じく先端側面となる車外側の側端面を覆うよう上記上壁部25と連続して上下方向に延びる側壁部27とを有した逆L形の本体部29と、上壁部25の車体側(車幅方向内側)の端部から下方に向けて延びる差込み片39、そして、側壁部27の下端に設けられ、ステップ部21の裏面に固定される固定座53とから形成されている。上壁部25、側壁部27は、いずれもステップ部21の長さ方向に渡る長さをもつ。そして、本体部29の長さ方向両端部には、例えばサイドステップガーニッシュ13の両端部と組み付く台座部31が,本体部29と連続して一体に設けられている。ちなみにサイドステップカバー17は、廉価なコストですむよう、射出成形で成形された合成樹脂製部品が用いられている。
こうした本体部29(サイドステップカバー17)が、例えば図4〜図6に示されるようにステップ部21の先端部(車外側の端部)に組付けられている。図4は、図3中のA部における組付け構造を拡大した図、図5は組付けた図、図6は図5中の矢視Bから見た図をそれぞれ示している。
本実施形態では、図4〜図6に示されるように本体部29に設けられた差し込み片39を、ステップ部21に形成された溝部37(本願の溝部に相当)に差し込んで組付ける構造が用いられている。
具体的には溝部37は、例えばステップ部21の上面のうち、本体部29の車体側(車幅方向内側)の端部である上壁部25の端部が配置される上面21aの地点に、ステップ部21の長手方向に渡り形成されている。同溝部37は、底側(下方側)に向かうにしたがい車体側(車幅方向内側)へ近付く方向に傾斜した溝(後傾溝)で形成される。もちろん、溝部37は所定幅を有する。
差込み片39は、例えば上壁部25の端部(車体側の端部)の全体から一体に下方に突き出たフランジ壁から形成されている。この差込み片39は、傾斜した溝部37と同方向に傾斜し、溝部37内へ差し込める形状(厚み)で形成されている。これにより、傾斜した差込み片39をステップ部21の上方から傾斜した溝部37内へ差し込むと、傾斜した差込み片39と側壁部27間の開口空間28が、斜め方向から、溝部37とステップ部21の側端面21xとで挟まれる端部分27aに嵌挿され、さらに同斜めからの嵌挿により側壁部27がステップ部21の側端面21xへ寄せられる方向に変位される。つまり、この挙動により、上壁部25は、上方からステップ部21の上面21aへ向かい、側壁部27は、面方向からステップ部21の側端面21xへ向かう。そして、ステップ部21の上面が、導かれる上壁部25で覆わられ、ステップ部21の側端面21xが、面方向から導かれる側壁部27で覆われる。むろん、差し込みを終えると、上壁部25はステップ部21の上面21aに重なって配置され、側壁部27はステップ部21の側端面21xに重なって配置される。
ここでは、本体部29の側壁部27とステップ部21の端面21xとが、互いに面方向から沿いやすくなるよう、図6にも示されるように側壁部27は、差込み片39と同方向で、かつ差込み片39との間が、上壁部25から離れるにしたがい次第に拡がる鋭角、具体的には、側壁部27は、差込み片39との間隔が下方に行くに従って次第に開くように車体側(車幅方向内側)へ傾斜され、それに合わせてステップ部21の側端面21x(車外側の端面)は、傾斜した側壁部27と同方向に傾斜させた傾斜面から形成されている。
ステップ部21を覆った逆L形の本体部29(サイドステップカバー17)は、固定部41によりステップ部21に固定される。固定部41は、上下から強固に固定が行えるよう、本体部29の上壁部25をステップ部21に固定する上部固定部42aと、本体部29の側壁部27をステップ部21に固定する下部固定部42bとが用いられている。
具体的には上部固定部42aは、図4〜図6に示されるように例えば溝部37の車体側の壁面37aに突出形成された凸部、具体的にはステップ部21の長さ方向に沿って延びた突条部45と、差込み片39に形成された爪部47とで構成されている。例えば爪部47は、差込み片39の先端に、段差部49に続いて三角爪51を形成した構造でなる。三角爪51は、突条部45側へ突き出ていて、差込み片39の差込みを終えるにしたがい、三角爪51が突条部45を乗り越えて同突条部45端と係合し、上壁部25が固定される構造となっている。
ちなみに、溝部37および突条部45は、ステップ部21と共に押出成形で一体に成形されている。
下部固定部42bは、図4〜図6に示されるように側壁部27の下端部に設けられた固定座53で構成されている。具体的には固定座53は、例えば側壁部27の複数個所から、折曲げ可能な部分をなす薄肉部55を介してステップ部21の下面側へ延びる帯形片を形成し、帯形片の先端部に固定孔56(図4)を形成した構造が用いられる。そして、この帯形片の先端部が、ステップ部21の下面に形成した受座22と取付く。すなわち、本体部29をステップ部21端に組み付けた後、固定座53の先端部である帯形片の先端部を、ステップ部21下面の受座22に重ね合わせ、固定孔56から受座22に形成されているねじ孔22aへ固定具、例えばボルト部材57を螺合することにより、本体部29の下部が固定座53を介してステップ部21下面に固定される構造となっている。
このように構成されたサイドステップカバー17をステップ部21端に組み付けるときは、図4および図6に示されるようにステップカバー17の差込み片39の位置を溝部37の開口に合わせ、側壁部27の位置を傾斜している側端面21xに合わせて、ステップ部21の上方から、差込み片39を溝部37内へ差込む。
すると、傾斜した差込み片39と上壁部25と側壁部27とで囲まれる開口空間28が、斜め前方向から溝部37とステップ部21の側端面21xとで挟まれる端部分27aへ嵌挿される。さらに嵌挿にしたがい、側壁部27がステップ部21の側端面21xへ寄せられる方向に変位しながら、上壁部25がステップ部21の上面21aへ導かれ、側壁部27が面方向からステップ部21の側端面21xへ導かれる。
差込みを終えると、図4および図5に示されるように上壁部25は、ステップ部21の端部上面と重なり、同上面を覆う。側壁部27は、面方向からステップ部21の側端面21xと重なり、同側端面21xを覆う。これと共に差込み片39に有る爪部47は、溝部37の壁面に有る突条部45と係合され、本体部29の上壁部25側がステップ部21に固定される。
その後、図4〜図6に示されるように薄肉部55で屈曲させて固定座53の先端部を、ステップ部21の下面の受座22に重ね合わせ、同固定座53をボルト部材57で受座22に固定することにより、本体部29の側壁部27側がステップ部21に固定される。
このようにサイドステップカバー17は、差込み片39により、差込み片39と側壁部27間の開口空間28が、斜め方向から溝部37とステップ部21の端面21x間の端部分27aへ嵌挿され、さらには側壁部27が面方向からステップ部21へ寄せられる挙動をもたらして、ステップ部21の端部上面を上壁部25で覆い、ステップ部21の側端面21xを側壁部27で覆うので、サイドステップカバー17の側壁部27は、常にステップ部21の側端面21xに対して面方向から合わせられる。
これにより、サイドステップカバー17のばらつきは、傾斜した溝部37で規定される片側を基準とした位置合わせにより吸収されるから、サイドステップカバー17のばらつきの影響は最小限ですむ。
それ故、サイドステップカバー17の側壁部27は、常にステップ部21の側端面21xに対し適正に位置決められるから、ステップ部21の側端面21xと本体部29の側壁部27との隙間を詰めて組み付けることができる。
したがって、ステップ部21の端部の形状に合わせて良好にサイドステップカバー17を組付けることができるので、サイドステップカバー17の側壁部27を要因とした、サイドステップ15の打音の発生や剛性感不足を防ぐことができる(いずれも乗降の際)。特にサイドステップカバー17の側壁部27を、差込み片39との間でテーパ形をなすよう傾斜し、同傾斜にならいステップ部21の端面21xを傾斜させたことで、側壁部27とステップ部21の端面21xは、互いに面方向から沿いやすく、ステップ部21の側端面21xに側壁部27が合わせやすくなるから、サイドステップカバー17のばらつきを許容しやすくできる。よって、サイドステップカバー17の差込み片39と側壁部27との隙間を過剰に設ける必要が無くなり、結果、ステップ部21の側端面21xとサイドステップカバー17の側壁部27との隙間をより詰めた設定とすることができる。
しかも、サイドステップカバー17の固定は、突条部45(凸部)と爪部47とを用いて、差込み片39が所定に差し込まれるにしたがい係合する構造としたので、簡単な構造ですみ、本体部29の上壁部25の表面側にクリップ等の固定部材を用いることなく固定することができる。したがって、高い意匠性を確保することができる。
特にばらつきの要因となりやすい溝部37や突条部45は、ステップ部21と共に押出成形で成形されているので、サイドステップカバー17は、同溝部37や突条部45のばらつきの影響を受けずにすむ。
そのうえ、サイドステップカバー17は、本体部29の上壁部25が差込み片39でステップ部21に固定されるだけでなく、側壁部27の下端が固定座53によってステップ部21の裏面に固定されるので、サイドステップカバー17をステップ部21により一層強固に固定することができる。
なお、上述した一実施形態における各構成および組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であることはいうまでもない。また本発明は、一実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば一実施形態では、溝部や差込み片は、ステップ部の長さ方向に渡り連続して形成したが、これに限らず、複数の溝部や差込み片をステップ部の長さ方向に点在させる構造でも構わない。
1 車体
15 サイドステップ
17 サイドステップカバー(ステップカバー)
21 ステップ部
21x ステップ部の側端面
25 上壁部
27 側壁部
37 溝部
39 差込み片
41 固定部
45 突条部(凸部)
47 爪部
53 固定座

Claims (4)

  1. 車体から車外へ張り出すように配置される板状のステップ部と、
    前記ステップ部の車外側の端部に配置されるステップカバーと、
    を備えた車両のサイドステップであって、
    前記ステップ部は、当該ステップ部の端部上面に設けられ、底側に向かうにしたがい車幅方向内側に近付く方向へ傾斜した溝部を有し、
    前記ステップカバーは、前記ステップ部の車外側の端部上面を覆う上壁部と、前記上壁部の車幅方向外側端部から下方に延設されて前記ステップ部の車外側の側端面を覆う側壁部と、前記上壁部から下方に前記溝部と同方向に傾斜するよう突出され、前記溝部への差し込みにて前記上壁部および前記側壁部を前記ステップ部の車幅方向外側の端部上面および側端面へ導く差込み片とを有する
    ことを特徴とする車両のサイドステップ。
  2. 前記ステップカバーの側壁部は、前記差込み片との間隔が前記上壁部から次第に拡がるように車幅方向内側に傾斜され、
    前記ステップ部の車外側の側端面は、前記傾斜した側壁部と同方向に傾斜した傾斜面でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のサイドステップ。
  3. 前記溝部は、その壁面に突出形成された凸部を有し、
    前記差込み片は、前記溝部に前記差込み片が所定に差し込まれるしたがい前記凸部と係合する爪部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のサイドステップ。
  4. 前記側壁部の下端に折曲げ可能な薄肉部を介して設けられ、前記ステップ部の下面に取り付く固定座を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両のサイドステップ。
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