JP6052210B2 - 自動車のオーバフェンダ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のオーバフェンダ構造に関するものである。
従来より、RV(Recreational Vehicle)やSUV(Sports Utility Vehicle)等では、フェンダが枝や崖などの障害物に接触して損傷するのを防ぐために、フェンダの周縁部をオーバフェンダで覆うようにしている。また、タイヤの上下ストロークを十分に確保するために、フェンダの周縁部の上側とタイヤとの隙間を大きくしている。ここで、隙間が大きいと見栄えが悪くなるため、オーバフェンダを下方に延ばした構成とすることで、側面視でこの隙間を覆うようにしている。
特許文献1には、リアフェンダーパネルのフランジにブラケットの上端部が固定されており、オーバーフェンダーの下部固定部をブラケットの下端部に、上部固定部をリアフェンダーパネルの側面にそれぞれ固定するようにした構成が開示されている。
特許文献2には、ホイールアーチモールの下面と重ね合わされた外板パネル及び内板パネルに貫通穴を設け、ボルトとスパイヤナットを用いてホイールアーチモールを固着するようにした構成が開示されている。
実開平05−076972号公報 特開平10−264736号公報
ところで、特許文献1,2の発明では、オーバフェンダやブラケットを取り付けるためのフランジが、車幅方向の内側に向かって屈曲した形状となっている。しかしながら、車格を大きくしないために車幅を広げないようにしつつ、タイヤクリアランスを確保するためには、フランジを下方に延ばした構成とすることが好ましい。
また、ドア近傍では、インナパネルとアウタパネルとをフランジで接合させ、フランジにドアモールを嵌め込むために、フランジを下方に延ばした構成とすることが好ましい。
しかしながら、フランジを下方に延ばした場合には、フェンダの下面にブラケットを取り付けることが困難であり、フェンダの側面のみにブラケットを取り付けた構成となる。この場合には、ブラケットが片持ち支持された状態となるため、ブラケットの下端部をユーザーが指で押したり引っ張ったりすると、ブラケットが容易に変形してしまうという問題がある。
ここで、オーバフェンダが樹脂で成形されている場合には、オーバフェンダに補強リブを一体成形して剛性を確保することも考えられるが、オーバフェンダの装飾面にヒケや窪みが生じてしまうおそれがあるので好ましくない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フェンダの側面に取り付けられたブラケットの車幅方向の剛性を確保することにある。
本発明は、車体の側部に設けられたホイールハウスと、側面視で該ホイールハウスの一部に重なり合うように配設されたドアと、該ホイールハウスにおける該ドアに隣接する部分に設けられたフェンダと、該フェンダの周縁部を覆うオーバフェンダと、該オーバフェンダを該フェンダに取り付けるためのブラケットと、該ホイールハウスにおける該ドアに重なり合う部分から該フェンダにかけて略下方に突出するフランジ部と、該フランジ部を挟持することで該車体に取り付けられるドアモールとを備えた自動車のオーバフェンダ構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記ブラケットにおける前記ドア側の端部には、該ドア側に向かって突出する被挟持部が設けられ、
前記被挟持部は、前記ドアモールと前記フランジ部との間に挟持されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、ブラケットにおけるドア側の端部に設けられた被挟持部を、ドアモールとフランジ部との間に挟持させるようにしたから、ブラケットの車幅方向の剛性を確保することができる。また、ブラケットの剛性を確保するのにあたって、ドアモールとフランジ部とを利用するようにしたから、別の部品や車体への取付孔を追加する必要がない。
第2の発明は、第1の発明において、
前記ドアモールにおける該ブラケット側の端部を、前記ブラケットにおける前記ドア側の端部に対してスライド可能に係合するためのガイド手段を有することを特徴とするものである。
第2の発明では、ドアモールにおけるブラケット側の端部と、ブラケットにおけるドア側の端部とは、ガイド手段によってスライド可能に係合されているから、ドアモールとブラケットとを係合させる際に、互いの寸法公差を小さく設定することができて組み付け性が向上する。また、ドアモールとブラケットとの延長部分を最小限に抑えることができる。
第3の発明は、第2の発明において、
前記ガイド手段は、前記ブラケットの端部に設けられた突起部と、該ドアモールの端部に弾性変形可能に設けられ且つ該突起部に係合されるガイド溝が形成されたガイド溝部とで構成されていることを特徴とするものである。
第3の発明では、ブラケットの端部に設けられた突起部と、ドアモールの端部に設けられ且つ突起部に係合されるガイド溝が形成されたガイド溝部とでガイド手段が構成されている。ここで、ドアモールとブラケットとを係合させる際に、ドアモールの端部が車体に干渉したとしても、ガイド溝部が弾性変形するため、ドアモールの端部のスライド移動を阻害することはない。そのため、ドアモールの端部のガイド溝部をスライド方向に長く形成することでガイド溝の長さを十分に確保して、位置決め精度を向上させることができる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記フランジ部の端縁部には、前記車体の一部を構成する第1のパネルの端縁に対して第2のパネルの端縁の位置をずらして互いに接合させることで段差部が形成され、
前記被挟持部は、前記段差部に収納されていることを特徴とするものである。
第4の発明では、フランジ部の周縁部には、シール材を施すための段差部が形成される。被挟持部は、段差部に収納されることでフランジ部の厚み方向に突出しなくなるので、ドアモールとフランジ部とで被挟持部をスリムに挟持することができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のうち何れか1つにおいて、
前記ブラケットは、周方向に間隔をあけて配設された複数のブラケット連結部によって前記フェンダの側面に連結され、
前記オーバフェンダは、周方向に間隔をあけて配設された複数のオーバフェンダ連結部によって前記フェンダの側面に連結され、
前記複数のオーバフェンダ連結部のうち最も前記ドア側の該オーバフェンダ連結部は、前記複数のブラケット連結部のうち最も該ドア側の該ブラケット連結部よりも該ドア側に位置していることを特徴とするものである。
第5の発明では、最もドア側のオーバフェンダ連結部が、最もドア側のブラケット連結部よりもドア側に位置しているから、オーバフェンダの車体支持剛性及び車幅方向の引っ張り剛性を向上させることができる。また、意匠面を構成するオーバフェンダによって、ブラケットの被挟持部が覆われることとなるので、見栄えが悪化することはない。
本発明によれば、ブラケットにおけるドア側の端部に設けられた被挟持部を、ドアモールとフランジ部との間に挟持させるようにしたから、ブラケットの車幅方向の剛性を確保することができる。
本実施形態に係る自動車の構成を示す側面図である。 ドアモール周辺の構成を示す断面図である。 ブラケット周辺の構成を示す側面図である。 ブラケットの被挟持部をドアモールで挟持する前の状態を示す側面図である。 突起部にガイド溝を嵌め込んだ状態を示す側面図である。 ブラケットの被挟持部をドアモールで挟持した状態を示す側面図である。 リアオーバフェンダをリアフェンダパネルに連結させた状態を示す断面図である。 リアオーバフェンダをブラケットに係合させた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、自動車10の車体11には、前席乗員用のヒンジ式のフロントドア12と、後席乗員用のヒンジ式のリアドア18とが設けられている。フロントドア12及びリアドア18は、車体11の一部を構成している。
自動車10のフロントタイヤ13は、フロントホイールハウス14で覆われている。フロントホイールハウス14は、フロントフェンダパネル15で形成されている。フロントフェンダパネル15の周縁部は、フロントタイヤ13に沿って延びる樹脂製のフロントオーバフェンダ16で覆われている。
自動車10のリアタイヤ17は、リアホイールハウス20で覆われている。図2に示すように、リアホイールハウス20は、ボデーサイドセンタパネル21(第1のパネル)、ボデーサイドアウタパネル22(第2のパネル)、及びボデーサイドインナパネル(図示省略)とをスポット溶接することで形成されている。
リアホイールハウス20の一部は、側面視でリアドア18に重なり合っている。リアホイールハウス20におけるリアドア18に隣接する部分には、リアフェンダパネル23が設けられている。なお、本実施形態では、ボデーサイドアウタパネル22とリアフェンダパネル23とが前後方向に連続して一体に形成されている。
リアホイールハウス20には、ボデーサイドセンタパネル21とボデーサイドアウタパネル22との重ね合わせ面によって形成されたフランジ部25が設けられている。フランジ部25は、リアドア18に重なり合う部分からリアフェンダパネル23にかけて略下方に突出している。
フランジ部25の下端縁部には、シール材を施すための段差部25aが形成されている。段差部25aは、ボデーサイドセンタパネル21の下端縁に対してボデーサイドアウタパネル22の下端縁の位置を上方にずらして互いに接合させることで形成されている。
リアホイールハウス20の周縁部におけるリアドア18と重なり合う部分には、ドアモール28が取り付けられている。ドアモール28は、フランジ部25を狭持するように取り付けられている。ドアモール28は、リアドア18を閉じたときに、リアドア18とボデーサイドアウタパネル22との間に挟み込まれることで、車外から車内に泥水等が侵入するのを防止している。ドアモール28には、金属製の補強板28aが埋め込まれている。
リアフェンダパネル23の周縁部は、リアタイヤ17に沿って延びる樹脂製のリアオーバフェンダ40で覆われている。リアドア18の下縁部には、リアオーバフェンダ40に連続するデザインで形成された樹脂製のサイドガーニッシュ19が取り付けられている。
以下、本実施形態に係る自動車10のオーバフェンダ構造について説明する。リアフェンダを構成するリアフェンダパネル23の下側周縁部は、側面視でリアタイヤ17の外周面に沿って略円弧状となるように形成されている。ここで、図3に示すように、リアフェンダパネル23の下縁上部は、リアタイヤ17の上下ストロークを十分に確保するために、側面視で上方に窪んだ形状に形成されている。これにより、リアフェンダパネル23の周縁部の上側とリアタイヤ17との隙間が大きくなっている。
ここで、隙間が大きいと見栄えが悪くなるので、側面視でこの隙間を覆うために、ブラケット30がリアフェンダパネル23の周縁部の上部寄りの位置に取り付けられている。リアオーバフェンダ40は、リアフェンダパネル23の周縁部に沿って延びる円弧状に形成されており、側面視でリアフェンダパネル23の周縁部及びブラケット30を覆っている。
ブラケット30は、ブラケット本体部31と、側面取付部32とを有する。ブラケット本体部31は、リアフェンダパネル23に沿って周方向に延びている。ブラケット本体部31には、リアオーバフェンダ40の係合片43(図8参照)が嵌め込まれる係合孔31aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、ブラケット本体部31には、係合孔31aを横切るように延びて係合具45(図8参照)を係合させるための係合部31bが設けられている。
側面取付部32は、ブラケット本体部31から上方に延び、ファスナ等の係止具35を挿通させる挿通孔32aが形成されている。本実施形態では、側面取付部32は、ブラケット本体部31の周方向に間隔をあけて3つ設けられている。
リアフェンダパネル23の車両後側には、バンパフェイシャ24が設けられている。リアフェンダパネル23及びバンパフェイシャ24の側面には、複数の側面取付部32に対応して複数の係止孔26が形成されており、ブラケット連結部としての係止具35を係止孔26に係止させることで、側面取付部32がリアフェンダパネル23及びバンパフェイシャ24の側面に取り付けられる。
図4にも示すように、ブラケット本体部31の車両前側の端部(リアドア18側の端部)には、リアドア18側に向かって突出する被挟持部33が設けられている。被挟持部33は、リアホイールハウス20のフランジ部25に設けられた段差部25aに収納されている。そして、ドアモール28をフランジ部25に挟持させると、被挟持部33がドアモール28とフランジ部25との間に狭持される(図2参照)。
このように、ブラケット30の車両前側の端部がドアモール28とフランジ部25とで保持される一方、ブラケット30の車両後側の端部が係止具35によってバンパフェイシャ24に係止されることで、ブラケット30の車幅方向の剛性を確保することができる。また、部品点数を増加させることなくブラケット30の両端部を支持できるとともに、ブラケット30を縮小することができるので、コストを削減することができる。
また、被挟持部33は、段差部25aに収納されることでフランジ部25の厚み方向に突出しなくなるとともにフランジ部25と直列に並ぶこととなる。このような構成とすれば、ドアモール28によってフランジ部25を挟み込む幅が変化しないので、ドアモール28の成形や嵌め込み作業を容易に行うことができ、ドアモール28とフランジ部25とで被挟持部33をスリムに挟持することができる。
図5に示すように、ブラケット本体部31の車両前側の端部には、車幅方向の外方に突出する突起部34が設けられている。また、ドアモール28におけるブラケット30側の端部には、突起部34に係合されるガイド溝29aが形成されたガイド溝部29が設けられている。
ガイド溝部29は、弾性変形可能に形成されており、ガイド溝29aを突起部34に嵌め込んだ状態で、ドアモール28をブラケット30の端部に対してスライド可能となっている。つまり、ブラケット30の突起部34と、ドアモール28のガイド溝部29とが、互いの端部同士をスライド可能に係合するためのガイド手段を構成している。
これにより、ドアモール28とブラケット30とを係合させて位置決めするのにあたって、互いの寸法公差を小さく設定することができて組み付け性が向上する。また、ドアモール28とブラケット30との延長部分を最小限に抑えることができる。
そして、ガイド溝29aを突起部34に嵌め込んだ状態でドアモール28を上方にスライドさせることで、リアホイールハウス20のフランジ部25にドアモール28を嵌め込む作業を容易に行うことができる(図6参照)。
また、ドアモール28をフランジ部25に挟持させると、ガイド溝部29の上端部がボデーサイドアウタパネル22に干渉して弾性変形するようになっている(図2参照)。これにより、ドアモール28とブラケット30とを係合させる際に、ガイド溝29aの長さを十分に確保して、位置決め精度を向上させることができる。
図7に示すように、リアオーバフェンダ40の内側面には、周方向に間隔をあけて複数の連結座41が一体形成されている。連結座41には、ファスナ等の連結具42(オーバフェンダ連結部)が取り付けられている。リアフェンダパネル23の側面には、複数の連結具42を嵌め込んで連結するための複数の連結孔27が、周方向に間隔をあけて形成されている。リアオーバフェンダ40は、連結具42を連結孔27に嵌め込むことで、リアフェンダパネル23の側面に連結されている。
ここで、図3に示すように、複数の連結孔27のうち最もリアドア18側の連結孔27は、ブラケット30を係止させるための複数の係止孔26のうち最もリアドア18側の係止孔26よりもリアドア18側に形成されている。つまり、最もリアドア18側の連結具42が、最もリアドア18側の係止具35よりもリアドア18側に位置している。
これにより、リアオーバフェンダ40の車体支持剛性及び車幅方向の引っ張り剛性を向上させることができる。また、意匠面を構成するリアオーバフェンダ40によって、ブラケット30の被挟持部33が覆われることとなるので、見栄えが悪化することはない。
図8に示すように、リアオーバフェンダ40の内側面には、車幅方向の内方に張り出した係合片43が一体形成されている。係合片43には、上下方向に貫通して係合具45を挿通させる挿通孔43aが形成されている。係合片43は、ブラケット30の係合孔31aに嵌め込まれている。
リアオーバフェンダ40は、下方から差し込まれた係合具45が挿通孔43aに挿通され、係合具45の先端部がブラケット30の係合部31bに係合されることでブラケット30に係合されている。
なお、本実施形態では、リアホイールハウス20側に設けられるブラケット30の構成について説明したが、フロントホイールハウス14側に設けられるブラケット30に対しても本実施形態の構成を適用することができる。
以上説明したように、本発明は、フェンダの側面に取り付けられたブラケットの車幅方向の剛性を確保することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 自動車
11 車体
18 リアドア
20 リアホイールハウス
21 ボデーサイドセンタパネル(第1のパネル)
22 ボデーサイドアウタパネル(第2のパネル)
23 リアフェンダパネル(フェンダ)
25 フランジ部
25a 段差部
28 ドアモール
29 ガイド溝部(ガイド手段)
30 ブラケット
33 被挟持部
34 突起部(ガイド手段)
35 係止具(ブラケット連結部)
40 リアオーバフェンダ
42 連結具(オーバフェンダ連結部)

Claims (5)

  1. 車体の側部に設けられたホイールハウスと、側面視で該ホイールハウスの一部に重なり合うように配設されたドアと、該ホイールハウスにおける該ドアに隣接する部分に設けられたフェンダと、該フェンダの周縁部を覆うオーバフェンダと、該オーバフェンダを該フェンダに取り付けるためのブラケットと、該ホイールハウスにおける該ドアに重なり合う部分から該フェンダにかけて略下方に突出するフランジ部と、該フランジ部を挟持することで該車体に取り付けられるドアモールとを備えた自動車のオーバフェンダ構造であって、
    前記ブラケットにおける前記ドア側の端部には、該ドア側に向かって突出する被挟持部が設けられ、
    前記被挟持部は、前記ドアモールと前記フランジ部との間に挟持されていることを特徴とする自動車のオーバフェンダ構造。
  2. 請求項1において、
    前記ドアモールにおける該ブラケット側の端部を、前記ブラケットにおける前記ドア側の端部に対してスライド可能に係合するためのガイド手段を有することを特徴とする自動車のオーバフェンダ構造。
  3. 請求項2において、
    前記ガイド手段は、前記ブラケットの端部に設けられた突起部と、該ドアモールの端部に弾性変形可能に設けられ且つ該突起部に係合されるガイド溝が形成されたガイド溝部とで構成されていることを特徴とする自動車のオーバフェンダ構造。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記フランジ部の端縁部には、前記車体の一部を構成する第1のパネルの端縁に対して第2のパネルの端縁の位置をずらして互いに接合させることで段差部が形成され、
    前記被挟持部は、前記段差部に収納されていることを特徴とする自動車のオーバフェンダ構造。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
    前記ブラケットは、周方向に間隔をあけて配設された複数のブラケット連結部によって前記フェンダの側面に連結され、
    前記オーバフェンダは、周方向に間隔をあけて配設された複数のオーバフェンダ連結部によって前記フェンダの側面に連結され、
    前記複数のオーバフェンダ連結部のうち最も前記ドア側の該オーバフェンダ連結部は、前記複数のブラケット連結部のうち最も該ドア側の該ブラケット連結部よりも該ドア側に位置していることを特徴とする自動車のオーバフェンダ構造。
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