JP6432436B2 - 回転電機のステータ - Google Patents
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Description
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の回転電機のステータにおいて、前記ステータコアの前記凹部に前記ボビンの前記突起が嵌合しているとよい。
図1に示すように、回転電機10のステータ20は、ステータコア30と、筒状のボビン(インシュレータボビン)40と、コイル50を備える。
詳しくは、図2に示すように、スロット31の底部32は、中央が、円弧をなす第1のスロット底面部32aであり、中央の円弧の第1のスロット底面部32aの両側は平面よりなる第2のスロット底面部32bとなっている。この平面よりなる第2のスロット底面部32bにボビン40が面接触する。スロット31の底部32の角部において仮想円33の中心側に凹部34が形成されている。即ち、スロット底面が円弧の場合の仮想線(33)よりも中心側が余肉となり、この余肉部分に凹部34が形成されている。
このように仮想円33の中心側に凹部34が形成されていても磁気特性上邪魔にならず凹部34は磁気特性上の劣化を招くことがない範囲で作製している。
回転電機のステータの組み立ては、以下のように行う。
まず、ステータコア30と、筒状のボビン40と、コイル50を用意する。ステータコア30はストレートティース35を有する。ステータコア30には、スロット31の底部32に凹部34が設けられている。また、ボビン40には突起45が形成されている。
その後、図4に示すように、コイル50を巻装したボビン40を、ステータコア30の内径側からストレートティース35に対して挿入する。このとき、図2,3に示すように、ステータコア30の凹部34にボビン40の突起45を嵌め入れて嵌合させる。これにより、ボビン40がステータコア30の内周面において周方向に位置決めされ、位置ずれが防止される。
(1)回転電機のステータの構成として、ロータ60の外周側において内周側がギャップGを介して対向するように配置され、内周面に開口し周方向に並設されたスロット31、および、スロット31の間に形成されバックヨーク36側から内径側に向かって延びるストレートティース35を有するステータコア30を備える。さらに、ストレートティース35に挿入される筒状のボビン40と、ボビン40に巻装されるコイル50を備える。ステータコア30におけるスロット31の底部32は、バックヨーク36の最小幅となる第1のスロット底面部32aと、第1のスロット底面部32aを基準とした仮想円33の中心側に位置する第2のスロット底面部32bを有し、第2のスロット底面部32bに、基準とした仮想円33の中心側に凹部34が設けられている。一方、ボビン40におけるステータコア30のバックヨーク36側において凹部34に対応する突起45が形成されている。ステータコア30の凹部34にボビン40の突起45が嵌められてボビン40がステータコア30の内周面において少なくとも周方向に位置決めされている。これにより、磁気性能を低下させることなくボビン40を少なくとも周方向に位置決めすることができる。
・図3に示した凹部34の形状、突起45の形状に代えて、図6に示すように、ステータコア30の凹部70において周方向に延びる窪み71を形成するとともにボビン40の突起80に周方向に延びる突出部81を形成することにより抜け止め構造をなすようにしてもよい。
このように、ステータコア30の凹部70とボビン40の突起80とは、抜け止め構造をなすものとすることにより、固定性能を向上させることができる。
・図8に示すように、凹部および突起の数は限定しない。つまり、図4の場合は1つのスロット31に対し1つの凹部34を設けるとともにボビン40に凹部34に対応する突起45を設けたが、図8においては、1つのスロット31に対し2つの凹部90,91を設けるとともにボビン40に凹部90,91に対応する突起92,93を設けている。なお、図8は例示であり、1つのスロットに対し3つ以上の凹部を設けるとともにボビンに凹部に対応する突起を設けてもよい。
・ボビンの突起45は凹部34に圧入されていなくてもよく、少なくとも周方向への移動が規制できればよい(少なくとも周方向に位置決めできればよい)。
Claims (5)
- ロータの外周側において内周側がギャップを介して対向するように配置され、内周面に開口し周方向に並設されたスロット、および、前記スロットの間に形成されバックヨーク側から内径側に向かって一定幅で延びるストレートティースを有するステータコアと、
前記ストレートティースに挿入される筒状のボビンと、
前記ボビンに巻装されるコイルと、
を備え、
前記ステータコアは一体に形成されており、
前記ステータコアにおける前記スロットの底部は、前記バックヨークの最小幅となる第1のスロット底面部と、前記第1のスロット底面部において前記バックヨークが最小幅になる部分を基準とした仮想円の中心側に位置する第2のスロット底面部を有し、前記第2のスロット底面部に、前記仮想円の中心側に凹部が設けられ、
前記ボビンにおける前記ステータコアのバックヨーク側において前記凹部に対応する突起が形成され、
前記ステータコアの前記凹部に前記ボビンの前記突起が圧入によって差し込まれた状態で嵌合して前記ボビンが前記ステータコアの内周面において少なくとも周方向に位置決めされていることを特徴とする回転電機のステータ。 - 前記凹部は、前記ステータコアのスロットの底部における角部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ。
- 前記ステータコアの前記凹部と前記ボビンの前記突起とは、抜け止め構造をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機のステータ。
- 前記ボビンの前記突起は、軸方向において分割されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機のステータ。
- ロータの外周側において内周側がギャップを介して対向するように配置され、内周面に開口し周方向に並設されたスロット、および、前記スロットの間に形成されバックヨーク側から内径側に向かって延びるストレートティースを有するステータコアと、
前記ストレートティースに挿入される筒状のボビンと、
前記ボビンに巻装されるコイルと、
を備え、
前記ステータコアにおける前記スロットの底部は、前記バックヨークの最小幅となる第1のスロット底面部と、前記第1のスロット底面部において前記バックヨークが最小幅になる部分を基準とした仮想円の中心側に位置する第2のスロット底面部を有し、前記第2のスロット底面部に、前記仮想円の中心側に凹部が設けられ、
前記ボビンにおける前記ステータコアのバックヨーク側において前記凹部に対応する突起が形成され、
前記ステータコアの前記凹部に前記ボビンの前記突起が嵌められて前記ボビンが前記ステータコアの内周面において少なくとも周方向に位置決めされており、
前記ステータコアの前記凹部と前記ボビンの前記突起とは、抜け止め構造をなすことを特徴とする回転電機のステータ。
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JP2015089439A JP6432436B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 回転電機のステータ |
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