JP5277713B2 - 固定子構造、及び固定子製造方法 - Google Patents
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Description
モータを小型化する為には、モータに用いる固定子も小型化する必要がある。固定子の小型化技術については色々な文献が開示されている。
特許文献1に記載の発明は、電動機の固定子に関する技術に関して開示してある。固定子コアは分割式であり、折り返し部分を有するインシュレータを固定子コアに装着して、導線を巻回し、固定子コアを組み合わせる際にインシュレータの折り返し部分を付き合わせることで、絶縁距離を大きくとることが可能となる。
固定子コアにインシュレータを介して巻回される導線には、通常はその周囲に絶縁が施されている。しかし、占積率を高めたいと言う要求があるために、隣り合う導線同士の絶縁が確保できる程度の膜厚であることが多い。
しかしながら、インシュレータに特許文献1に記載するような折り返し部分をインシュレータに設けることで、固定子コアとコイルとの間の絶縁を確保することが可能となる。
このため、特許文献2には、インシュレータの端部に特許文献1に示すような折り返し部分や仕切り板、あるいは隣り合うインシュレータ同士が重なり会うような工夫がなされている。
固定子コアの分割面と、インシュレータに巻回された導体との絶縁を確保するためには、特許文献1及び特許文献2に示されるようなインシュレータの端部に折り返し部分を設けるような工夫が必要である。
この折り返し部分はある程度の弾性を備えており、固定子コアを組み合わせる際に折り返し部分が当接することで、隣り合うインシュレータ同士が隙間無く密着するように構成されている。これは、導体から固定子コアの分割面への短絡を防ぐ目的がある。
この結果、折り返し部分が誤って固定子コアの分割面側に折れ曲がってしまうなどの不具合が起きないように、慎重に組み付ける必要があり、固定子コアの組み付け性を悪化させる虞がある。また、このことは、生産性を悪化や歩留まりの低下に繋がる虞があると考えられる。
(1)導体を巻回して形成したコイルと、絶縁性の素材で形成されたインシュレータと、鋼板を積層して形成した分割式の固定子コアと、を備える固定子構造において、
前記インシュレータは、前記固定子コアの側面側への折り返し部を備え、前記固定子コアは、側面に前記折り返し部の厚みに対応した凹部を備え、前記インシュレータが、前記固定子コアに配設された状態で、前記折り返し部が前記固定子コアの側面と連続面を形成することを特徴とする。
前記インシュレータは、前記コイル側への折り返し部を備え、前記コイルは、外周面に前記折り返し部の厚みに対応した凹部を備え、前記インシュレータが、前記固定子コアに配設された状態で、前記折り返し部が前記コイルの外周面と連続面を形成することを特徴とする。
(3)導体を巻回して形成したコイルを、絶縁性の素材で形成されたインシュレータとともに、鋼板を積層して形成した分割式の固定子コアに挿入し、固定子を製造する固定子製造方法において、
前記固定子コアの側面側への折り返し部を備えた前記インシュレータを、前記固定子コアに挿入する際に、前記折り返し部を前記固定子コアの側面に形成された凹部に挿入し、前記固定子コアの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする。
前記コイルの側面側への折り返し部を備えた前記インシュレータを、前記固定子コアに挿入する際に、前記折り返し部を前記コイルの側面に形成された凹部に挿入し、前記コイルの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする。
前記固定子コアの側面に形成された凹部に、前記インシュレータに形成された前記固定子コアの側面側への折り返し部が配設され、前記固定子コアの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする。
前記コイルの側面に形成された凹部に、前記インシュレータに形成された前記コイルの側面側への折り返し部が配設され、前記コイルの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする。
まず、(1)に記載される発明は、導体を巻回して形成したコイルと、絶縁性の素材で形成されたインシュレータと、鋼板を積層して形成した分割式の固定子コアと、を備える固定子構造において、インシュレータは、固定子コアの側面側への折り返し部を備え、固定子コアは、側面に折り返し部の厚みに対応した凹部を備え、インシュレータが、固定子コアに配設された状態で、折り返し部が固定子コアの側面と連続面を形成するものである。
また、インシュレータに設けた折り返し部によって沿面距離を確保できることで、インシュレータによってコイルと固定子コアとの絶縁を確保することが可能となる。したがって、コイル間に設ける絶縁紙を必要とせず、固定子コアにインシュレータやコイルを組み付ける際の組み付け性を向上させることが可能となる。
コイル側には凹部が設けられており、インシュレータの折り返し部が嵌る構造となっている。インシュレータに折り返し部を設けることで、固定子コアとコイルとの沿面距離を稼ぐことが可能となり、コイル間に設けられる絶縁紙を必要とせずに絶縁性を確保できるために、(1)と同様に組み付け性の向上を図ることが可能である。
まず、(3)に記載される発明は、導体を巻回して形成したコイルを、絶縁性の素材で形成されたインシュレータとともに、鋼板を積層して形成した分割式の固定子コアに挿入し、固定子を製造する固定子製造方法において、固定子コアの側面側への折り返し部を備えたインシュレータを、固定子コアに挿入する際に、折り返し部を固定子コアの側面に形成された凹部に挿入し、固定子コアの側面とインシュレータの折り返し部とが連続面を形成するものである。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1に、第1実施形態の固定子19の斜視図を示す。
図2(a)に、積層鋼板10の斜視図を示す。図2(b)に、積層鋼板10にインシュレータ12が装着された斜視図を示す。図2(c)に、積層鋼板10に平角導体コイル13が装着された斜視図を示す。
固定子19は、分割式の分割固定子18を円環状に配置し、分割固定子18の外周に外筒15が嵌め込まれて形成されている。
積層鋼板10はプレス等で打ち抜かれた電磁鋼板を複数枚重ねて形成されている。積層鋼板10を構成する電磁鋼板は、円筒部材を18等分した形状の内周側にティース部11が形成されている。このティース部11にインシュレータ12及び平角導体コイル13が挿入される。また、積層鋼板10の分割面10aには凹部10bが形成されている。分割面10aは、分割固定子18を円筒状に並べる際に、隣り合う分割固定子18と当接する部分である。なお分割数は固定子19の設計思想によって適宜変更可能である。
インシュレータ12は、ティース部11を覆う筒部12b、積層鋼板10のティース部11が突き出した以外の内面部分を覆い、上下方向に延設されたカバー部12a、筒部12bの上下に突き出した2箇所の突起部12c、カバー部12aの端部に形成される折り返し部12dを備えている。
平角導体コイル13は、絶縁被覆された平角導体をティース部11の外周形状に合わせてエッジワイズ曲げ加工して形成されている。平角導体コイル13には第1リード端13aと第2リード端13bを備えている。なお、第1実施形態ではコイルは平角導体コイル13としているが、導線を巻回して形成するタイプの巻線コイルを用いても良い。この場合は、インシュレータ12をボビン形状とする必要がある。
積層鋼板10のティース部11にインシュレータ12が挿入される際には、積層鋼板10に形成される凹部10bに、インシュレータ12に形成される折り返し部12dが挿入されることになる。凹部10bはインシュレータ12の厚みに対応して形成されているため、折り返し部12dが凹部10bに挿入されることで、折り返し部12dの表面は、分割面10aと同一面を形成する。また、カバー部12aは積層鋼板10に密着し、筒部12bはティース部11の外周面に密着する。
インシュレータ12は、樹脂成形するため可動型50A1と固定型50B1が形成するボイド51に樹脂材料を注入して形成する。
図4に、積層鋼板10にインシュレータ12及び平角導体コイル13を組み付ける際の断面図を示す。
インシュレータ12の折り返し部12dは、所定量Xの高さが確保できるように形成されている。この所定量Xは固定子19の大きさ等にもよるが、第1実施形態では2mm以上とする。所定量Xは、積層鋼板10と平角導体コイル13の沿面距離を確保できる程度の長さが必要となる。また、積層鋼板10のティース部11側には返し部12eが形成されている。
インシュレータ12が積層鋼板10に挿入され、平角導体コイル13が挿入されると、積層鋼板10と平角導体コイル13の沿面距離は折り返し部12d及び返し部12eによって確保される。
外筒15は、金属製の部材であり、分割固定子18の外周を保持するために焼きバメされる。外筒15を一定温度以上に加熱することで外筒15を膨張させて内径を大きくし、環状に並べた分割固定子18の外周側に嵌め込まれる。その後、外筒15が冷却されることで、収縮して並べた分割固定子18を締まりバメすることになる。
こうして、分割固定子18は図1に示されるように配置されて外筒15に保持される。そして、バスバーホルダ16に備えるバスバ17に接続される。
第1リード端13a及び第2リード端13bは、図3に示すようにバスバーホルダ16の内部に備えられている。バスバ17と第1リード端13a及び第2リード端13bはそれぞれ溶接等によって電気的に接続される。16A、16B、16C、及び、17A、17B、17CはそれぞれU、V、W相の回路を形成するために3重の環状に形成されている。
第1リード端13a及び第2リード端13bとバスバ17が接続された後に、コイルエンドを樹脂モールドし、固定子19は形成される。
まず、第1の効果として、分割固定子18の組み付け性が向上する点が挙げられる。
第1実施形態の固定子19の構造は、導体を巻回して形成した平角導体コイル13と、絶縁性の素材で形成されたインシュレータ12と、電磁鋼板を積層して形成した分割式の積層鋼板10と、を備える固定子構造において、インシュレータ12は、積層鋼板10の分割面10a側への折り返し部12dを備え、積層鋼板10は、側面に折り返し部12dの厚みに対応した凹部10bを備え、インシュレータ12が、積層鋼板10に配設された状態で、折り返し部12dが積層鋼板10の分割面10aと連続面を形成するものである。
ここで言う沿面距離とは、平角導体コイル13の端部から積層鋼板10表面までの距離のことを示す。平角導体コイル13は基本的に絶縁被覆されているが、この絶縁被覆は平角導体間で絶縁を確保できる最低限の厚みに設定されている。このため、積層鋼板10のティース部11と平角導体コイル13の間には絶縁を確保するためにインシュレータ12が設けられている。しかしながら、インシュレータ12の厚みは薄いため、インシュレータ12の端部で積層鋼板10と平角導体コイル13が短絡する虞がある。このような短絡を防ぐために沿面距離を稼ぐ必要がある。
したがって、絶縁紙を挿入する方法や、特許文献1又は特許文献2に示す方法よりも組み付け性を向上させることが可能となる。
前述した通り、絶縁紙を必要としなくなるため、絶縁紙そのもののコストや組み付けコスト、及び組み付け工程を省略することが可能となり、コストダウンに貢献することが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同じ構成であるが、インシュレータ12の製造方法等が異なるので、以下に説明する。
図6に、第2実施形態のインシュレータ12の製造方法についての断面図を示す。
図7に、積層鋼板10に平角導体コイル13を組み付ける状態の断面図を示す。
インシュレータ12の形状は、第1実施形態と同じであるが、インシュレータ12を成形する際に積層鋼板10をインサート成形する点で第1実施形態とは異なる。
可動型50A2は、可動型50A1と同様の形状をしているが、固定型50B2は固定型50B1と異なり、積層鋼板10を保持できる形状となっている。図6に示すように、可動型50A2、固定型50B2及び積層鋼板10で形成するボイド51に樹脂を流し込むことで、積層鋼板10の表面にインシュレータ12を形成する。
そして、図7に示されるように、インシュレータ12をインサート成形した積層鋼板10のティース部11に平角導体コイル13を挿入することで、分割固定子18を形成する。
第2実施形態の固定子19は第1実施形態の固定子19に比べて、インシュレータ12がインサート成形によって形成される点で異なる。インシュレータ12が積層鋼板10にインサート成形されているので、インシュレータ12を積層鋼板10に組み付ける工程を省略することが可能となる。
このため、固定子19の組み付け性を向上させることが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態とほぼ同じ構成であるが、インシュレータ12の形状及び平角導体コイル13の形状が異なるので以下に説明する。
図8に、第3実施形態のインシュレータ12の製造方法についての断面図を示す。
図9に、積層鋼板10に平角導体コイル13を組み付ける状態の断面図を示す。
インシュレータ12に設けられる折り返し部12dは、第1実施形態とは異なり、分割面10a側ではなく平角導体コイル13側に延長して設けられている。インシュレータ12は可動型50A3及び固定型50B3によって形成されるボイド51に樹脂を流し込むことで形成される。
一方、平角導体コイル13には、平角導体コイル13の長辺側外側面13dに凹部13cが設けられている。その代わりに、積層鋼板10の分割面10aには凹部10bは形成されていない。
まず、第1の効果として、第1実施形態と同様に分割固定子18の組み付け性が向上する点が挙げられる。
第3実施形態の固定子19は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工して形成した平角導体コイル13と、絶縁性の素材で形成されたインシュレータ12と、鋼板を積層して形成した積層鋼板10と、を備える固定子構造において、インシュレータ12は、平角導体コイル13側への折り返し部12dを備え、平角導体コイル13は、外周面に折り返し部12dの厚みに対応した凹部13cを備え、インシュレータ12が、積層鋼板10に配設された状態で、折り返し部12dが平角導体コイル13の長辺側外側面13dと連続面を形成するものである。
このため、絶縁紙を設ける工程を省略することが可能で、組み付け性の向上を図ることができる。
また、コストダウンにも貢献することが可能である。
なお、第3実施形態ではインシュレータ12の折り返し部12dが平角導体コイル13側に延長されるために、固定子が分割式でなくても対応可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第3実施形態とほぼ同じ構成であるが、インシュレータ12の製造方法等が異なるので、以下に説明する。
図10に、第4実施形態のインシュレータ12の製造方法についての断面図を示す。
図11に、積層鋼板10に平角導体コイル13を組み付ける状態の断面図を示す。
第4実施形態のインシュレータ12は、第2実施形態のインシュレータ12と同様に積層鋼板10と一体なるようにインサート成形することで形成される。図10に示される、可動型50A4、固定型50B4、及び積層鋼板10が形成するボイド51に樹脂を注入することで、インシュレータ12を積層鋼板10の表面に形成する。
平角導体コイル13の凹部13cに嵌め込まれた折り返し部12dの外表面は、長辺側外側面13dと連続面を形成する。
第4実施形態の固定子19は第3実施形態の固定子19に比べて、インシュレータ12がインサート成形によって形成されている点で異なる。インシュレータ12が積層鋼板10にインサート成形されているので、インシュレータ12を積層鋼板10に組み付ける工程を省略することが可能になる。
このため、固定子19の組み付け性を向上させることが可能となる。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態においては、平角導体コイル13を用いて固定子19を形成しているが、巻き線コイルを用いた固定子19にも適用が可能である。
また、第3実施形態及び第4実施形態においては、積層鋼板10は分割固固定子を用いた説明をしているが、一体型の固定子にも適用が可能である。
また、第1実施形態乃至第4実施形態に示した素材等についても適宜変更して良い。
10a 分割面
10b 凹部
11 ティース部
12 インシュレータ
12a カバー部
12b 筒部
12c 突起部
12d 折り返し部
12e 返し部
13 平角導体コイル
13a 第1リード端
13b 第2リード端
13c 凹部
13d 長辺側外側面
15 外筒
16 バスバーホルダ
17 バスバ
18 分割固定子
19 固定子
50A 可動型
50B 固定型
51 ボイド
X 所定量
Claims (3)
- 平角導体をエッジワイズ曲げ加工して形成したコイルと、絶縁性の素材で形成されたインシュレータと、鋼板を積層して形成した固定子コアと、を備える固定子構造において、
前記インシュレータは、前記コイル側への折り返し部を備え、
前記コイルは、外周面に前記折り返し部の厚みに対応した凹部を備え、
前記インシュレータが、前記固定子コアに配設された状態で、前記折り返し部が前記コイルの外周面と連続面を形成することを特徴とする固定子構造。 - 平角導体をエッジワイズ曲げ加工して形成したコイルを、絶縁性の素材で形成されたインシュレータとともに、鋼板を積層して形成した固定子コアに挿入し、固定子を製造する固定子製造方法において、
前記コイルの側面側への折り返し部を備えた前記インシュレータを、前記固定子コアに挿入する際に、前記折り返し部を前記コイルの側面に形成された凹部に挿入し、
前記コイルの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする固定子製造方法。 - 鋼板を積層して形成した固定子コアの外面に、絶縁性の素材で形成されたインシュレータを一体成形し、平角導体をエッジワイズ曲げ加工して形成したコイルを、前記固定子コアに挿入し、固定子を製造する固定子製造方法において、
前記コイルの側面に形成された凹部に、前記インシュレータに形成された前記コイルの側面側への折り返し部が配設され、
前記コイルの側面と前記インシュレータの前記折り返し部とが連続面を形成することを特徴とする固定子製造方法。
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