JP6432295B2 - 排熱デバイス - Google Patents

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本発明は排熱デバイスに関し、特に発熱する電子部品に実装される排熱デバイスに関する。
電子部品の中には使用中に発熱し、排熱が必要となるものがある。例えばCCD(Charge Coupled Device)に用いられる排熱デバイスとして、アルミ等の金属製のシートを積層して熱伝導させて排熱デバイスを構成したものが知られている。しかし、排熱デバイスに可撓性を持たせたい場合に積層された金属製のシートは柔軟性が無いという課題がある。特許文献1は、MPU(Micro-processing unit)等の発熱する電子部品に用いられる、可撓性を有する放熱装置が開示されている。
この放熱装置は、発熱体に接触して集熱するコレクタと、コレクタから導出され外部に熱を伝えるフレキシブル熱伝導体と、当該フレキシブル熱伝導体に接続される放熱体を有している。このフレキシブル熱伝導体は、グラファイトシートをプラスチックフィルムで被覆している。そして、フレキシブル熱伝導体は、面方向に複数個に分割されたグラファイトシートがプラスチックフィルムで被覆されており、各グラファイトシート間は、可撓性を持たせるために銅やアルミニウム等の熱伝導体により接続されている。この放熱装置によると、フレキシブル熱伝導体が可撓性を有しているため、小型の電子機器の筐体内であっても自由に配置できる。
特開平11-87959号公報
特許文献1に記載された放熱装置のフレキシブル熱伝導体は、複数個に分割されたグラファイトシート間が銅やアルミニウム等の熱伝導体により接続されているため、排熱経路(断面積)が小さくなるという課題がある。特に、小さな発熱体にこの放熱装置を適用した場合、フレキシブル熱伝導体の厚み方向の大きさを大きく取ることが困難となるため、フレキシブル熱伝導体の排熱経路の小ささにより発熱体の発熱を十分に排熱することができない。
また、この放熱装置においては、フレキシブル熱伝導体と発熱体とを接着剤を用いて接合する場合、フレキシブル熱伝導体と発熱体との間の接触による熱伝導性が悪くなる。さらに、この放熱装置は、フレキシブル熱伝導体と発熱体を接合するために、フレキシブル熱伝導体の外部にフレキシブル熱伝導体を接合させるための機構が必要となり、装置の小型化および高密度化が難しくなるという課題がある。さらにまた、可動部分を有する電子機器の可動部分にこのフレキシブル熱伝導体を用いる場合、可撓性が十分でないという課題がある。
本発明は、発熱体の熱を放熱するための放熱特性および可撓性に優れ、さらに発熱体の小型化および高密度化に対応する排熱デバイスを提供することを目的とする。
本発明にかかる排熱デバイスは、帯状のグラファイトシートと、前記グラファイトシートを被覆するフィルムとからなる帯状体が複数積載された熱伝導体を有し、
前記帯状体の各層間は密着しないように積載され、前記帯状体の一端及び他端の接合部は各層間が密着するように発熱体及び放熱体にそれぞれ接続されている。
本発明にかかる排熱デバイスによると、発熱体の熱を放熱するための放熱特性および可撓性に優れ、さらに発熱体の小型化および高密度化に対応することができる。
第1実施形態にかかる排熱デバイスを示した斜視図である。 排熱デバイスの熱伝導体の接続部を示した正面断面図である。 排熱デバイスの熱伝導体の接続部を示した側面断面図である。 第2実施形態にかかる排熱デバイスを示した斜視図である。 排熱デバイスの熱伝導体の接続部を示した正面断面図である。 排熱デバイスの熱伝導体の接続部を示した側面断面図である。 第3実施形態にかかる排熱デバイスを示した斜視図である。 第4実施形態にかかる排熱デバイスを示した斜視図である。 排熱デバイスの熱伝導体の接続部を示した側面断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の排熱デバイスの実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に示されるように、排熱デバイス100は、CCD等の電子部品(不図示)に接触する発熱体20と、熱を放熱するための放熱体30とが発熱体20から熱を導出して排熱する帯状のフレキシブル熱伝導体10によって架橋するように接続されている。発熱体20は、方形の金属板等で形成され、電子部品(不図示)に接合されている。放熱体30も発熱体20と同様に方形の金属板等で形成され、基板等(不図示)に接合されている。発熱体20にはフレキシブル熱伝導体10の一端10aが接続されている。一端10aは、発熱体20と方形の金属板で形成された接続部材14で挟み込まれるようにネジ(締結部材)15で加圧されて接続されている。
放熱体30にはフレキシブル熱伝導体10の他端10bが接続されている。他端10bも一端10aと同様に、放熱体30と方形の金属板で形成された接続部材14で挟み込まれるようにネジ15で加圧されて接続されている。フレキシブル熱伝導体10の一端10aと他端10bとの間は上方に湾曲した湾曲部10cが形成されている。
図2に示されるように、フレキシブル熱伝導体10は、熱を伝導する帯状体40が複数の層になるように積載されている。フレキシブル熱伝導体10の一端10aおよび他端10bの接合部Sは、複数の帯状体40の各層間が密着している。フレキシブル熱伝導体10の湾曲部10cは、複数の帯状体40の各層間に隙間Pが設けられている。
帯状体40は、帯状に切り出された熱伝導率が高いグラファイトシート11がフィルム12で被覆(ラミネート)されて形成されている。フィルム12は、例えば薄いPETフィルムである。帯状体40は、グラファイトシート11よりやや大きく切り出された2枚のフィルム12でグラファイトシート11を挟み、2枚のフィルム12の端面を溶着することで形成される。2枚のフィルム12は、接着により貼りあわせても良い。これにより、グラファイトシート11から出るグラファイトの粉塵等が外部に排出されること(コンタミネーション)が防止される。
帯状体40は、上層に載置されるほど長手方向の全長が長くなるように形成される。これにより、複数の帯状体40を積載する際に、一端10aおよび他端10bの端面を揃えると一端10aおよび他端10bとの間に上方に湾曲した湾曲部10cが形成される。湾曲部10cの各層間には各層間が接触しないように隙間Pが形成される。隙間Pにより、湾曲部10cの各層間の少なくとも一部が接触せず、発熱体20と放熱体30とが相対的に6軸方向に変位した場合でも(図1参照)、湾曲部10cが柔軟に撓み、各方向の変位に追従して変形することができる。
図3に示されるように、フレキシブル熱伝導体10の一端10aおよび他端10bは、接続部材14,16で発熱体20および放熱体30に挟み込まれるようにそれぞれ接続されている。一端10aおよび他端10bの構成は同じであるため、以下、一端10aを代表として説明する。図3は一端10aのA−A断面(図1参照)が示されている。一端10aは、発熱体20の上面に載置されている。一端10aの上面には接続部材14が載置されている。接続部材14の中央にはネジ穴14aが形成されている。一端10aの中央には帯状体40の各層を貫通するように貫通穴Hが形成されている。発熱体20には、ネジ15を螺入させるための雌ネジ20aが形成されている。
ネジ15をネジ穴14aと貫通穴Hに挿通して雌ネジ20aに締め込むことで帯状体40の一端10aは、接続部材14と発熱体20に挟み込まれて圧着して接続(締結)される。即ち、接続部材14は、加圧板として機能する。これにより、発熱体20と各帯状体40と接続部材14との各層間は接触圧が高まり、密着するように接続される。貫通穴Hと接続部材14と発熱体20とネジ15によって閉空間Rが形成される。閉空間Rでは、一端10aに形成された貫通穴Hの断面にグラファイトシート11の端面が露出している。閉空間Rは外部と遮断されているため、グラファイトシート11から出るグラファイトの粉塵等が外部に排出されることはない。
ここで、コンタミネーションを防止するために、貫通穴Hもフィルム12の間を接合させ、グラファイトシート11が外部に露出しないようにすると、フィルム12間を接合させる領域が必要となる。そして、この領域の分、グラファイトシート11と発熱体20および放熱体30との接合面積が小さくなり、排熱効率が低下する。一方、排熱デバイス100の上記構成によれば、グラファイトシート11と発熱体20および放熱体30との接合面積を大きく設けることが可能となる。
次に、発熱体20からの熱の伝わり方について説明する。発熱体20から発生した熱は、発熱体20に接触している一端10aの最下層の帯状体40に伝導される。最下層の帯状体40のフィルム12の厚さは非常に薄いため(例えば40ミクロン)、グラファイトシート11に熱が伝導される。この熱は、更に上層のフィルム12を伝導して上層の帯状体40のグラファイトシート11に伝導される。同様に上層の帯状体40に接合部Sから熱が伝導され、順次上層の帯状体40にも熱が伝導されていく。
また、発熱体20から発生した熱は、ネジ15からも伝導され接続部材14に伝導される。そして接続部材14から最上層の帯状体40に熱が伝導される。最上層の帯状体40に伝導された熱は、上記と同様に順次下層の帯状体40に伝導される。このように、フィルム12は薄いため、接合部Sで複数の帯状体40が接触して積載されると各層のグラファイトシート11に熱を伝導することができる。
複数のグラファイトシート11に伝導された熱は、湾曲部10cを伝導して他端10bに伝導される。他端10bに伝導された熱は上記の熱伝導経路と反対に伝わるようにして帯状体40の各層間を移動して放熱体30に伝導される。即ち、放熱体30に最上層の帯状体40を通じて熱が伝導される経路と最上層の帯状体40から接続部材14およびネジ15を通じて放熱体30に熱が伝導される経路によって放熱体30に熱が伝導される。上述した排熱パスの他、湾曲部10c(図1参照)で外部空間に放射される放射熱も存在する。
上述したように排熱デバイス100によると、複数のグラファイトシート11が積層されているため、フレキシブル熱伝導体10の排熱パスとなる断面積を増加させると共に、可撓性を向上することができる。これにより、排熱デバイス100の小型化を容易にすることができる。そして、排熱デバイス100は、グラファイトシート11をフィルム12で被覆することでコンタミネーションを防止することができる。さらに、排熱デバイス100は、接続部材14と発熱体20および放熱体30とをネジ15で接続することでフレキシブル熱伝導体10と発熱体20および放熱体30との間の接触による熱伝導を高くすることができ排熱性能を向上することができる。
排熱デバイス100は、以下の各実施形態で説明するような変形をすることができる。以下、第1実施形態と同一の部分は同一の符号を用い、重複する説明は適宜省略する。
[第2実施形態]
図4に示されるように、排熱デバイス101は、第1実施形態にかかる排熱デバイス100と基本的な構成は同様である。排熱デバイス101は第1実施形態にかかる排熱デバイス100と異なる一端50および他端51を有している。図5に示されるように、一端50および他端51は、帯状体40の各層間の接合部Tの部分がフィルム12で被覆されていない。一端50および他端51における帯状体40の各層間の分岐部Qではフィルム12が接着剤等で接着されている。
図6に示されるように、排熱デバイス101は、接合部Tでグラファイトシート11同士が直接接触しているため、接合部Tでのグラファイトシート11間の接触による熱伝導性が向上し、排熱性能が高くなる。また、排熱デバイス101は、接合部Tの外周はフィルム12で被覆されているので、コンタミネーションを防止することができる。
上述したように、排熱デバイス101は、可撓性を有しかつ、コンタミネーションを防止しながら、更に排熱性能をも向上させることができる。
[第3実施形態]
グラファイトシート11を構成するグラファイトは、炭素の原子配列を広範囲に渡り規則正しく、単結晶に近い規則性を有している。これにより、グラファイトシートの面方向に関しては共有結合となり、純銅以上の優れた熱伝導率を示す。その一方、グラファイトシート11は、厚み方向に伝導される熱の熱伝導率は劣るという、熱伝導率の異方性を有している。フレキシブル熱伝導体10の排熱性能を上げるために、グラファイトシート11の積層枚数を大きく増加させても、この熱伝導率の異方性の影響により、排熱性能の向上が得られなくなる傾向がある。
図7に示されるように、排熱デバイス102が有する発熱体21および放熱体31は、フレキシブル熱伝導体10を挟み込むためのコの字形の切欠き部22,32をそれぞれ有している。これにより、フレキシブル熱伝導体10の一端10aおよび他端10bの端面と切欠き部22,32の壁面22a,32aとを接触させて、グラファイトシート11の側面からグラファイトシート11の面方向に通じる排熱パスを形成することができる。即ち、排熱デバイス102は、発熱体21および放熱体31をフレキシブル熱伝導体10の一端10aおよび他端10bを両側面から熱的および機械的に接合できるように構成されている。
上記の排熱デバイス102によると、フレキシブル熱伝導体10の長手方向の端縁に発熱体21および放熱体31が接合されているため、積層されたグラファイトシート11の面方向に熱が伝わり易くなり、排熱性能を向上させることができる。
[第4実施形態]
図8に示されるように、排熱デバイス103は、第1実施形態にかかる排熱デバイス100と同様の構成を有している。図9に示されるように、排熱デバイス103では、閉空間Rに熱伝導率が高い高熱伝導剤17が充填されている。第3実施形態でも記載したように、グラファイトシート11の熱伝導率は異方性があり、グラファイトシート11の面方向の熱伝導率は高いが、厚み方向の熱伝導率は低い性能がある。閉空間Rに高熱伝導剤17を充填すると、発熱体20および放熱体30に高熱伝導剤17を介してグラファイトシート11の面方向の排熱パスCを形成することができる。
上述したように排熱デバイス103によると、発熱体20および放熱体30に高熱伝導剤17を介してグラファイトシート11の面方向の排熱パスCを形成し、排熱性能を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、第2実施形態にかかる排熱デバイス101の閉空間Uに第4実施形態にかかる高熱伝導剤17を充填してもよい。また、第3実施形態にかかる排熱デバイス102の一端10aおよび他端10bの側面をグラファイトシート11の端面が露出するように形成し、切欠き部22,32の壁面22a,32aに接触させるようにしてもよい。そして、この場合においてグラファイトシート11の端面と切欠き部22,32の壁面22a,32aに高熱伝導剤17を充填してもよい。さらにまた、発熱体20および放熱体30は、相対的に角度を持って配置されていてもよい。
10 フレキシブル熱伝導体
10a 一端
10b 他端
10c 湾曲部
11 グラファイトシート
12 フィルム
14 接続部材
14a ネジ穴
15 ネジ
17 高熱伝導剤
20 発熱体
20a 雌ネジ
21 発熱体
22 切欠き部
22a 壁面
30 放熱体
31 放熱体
32 切欠き部
32a 壁面
40 帯状体
50 一端
51 他端
100 排熱デバイス
101 排熱デバイス
102 排熱デバイス
103 排熱デバイス
C 排熱パス
H 貫通穴
P 隙間
Q 分岐部
R 閉空間
S 接合部
T 接合部
U 閉空間

Claims (5)

  1. 帯状のグラファイトシートと、前記グラファイトシートを被覆するフィルムとからなる帯状体が複数積載された熱伝導体を有し、
    前記帯状体の一端及び他端は各層間が密着するように積載されて発熱体及び放熱体にそれぞれ接続され、前記帯状体の前記一端及び前記他端以外の少なくとも一部の各層間は密着しないように積載されており、
    前記一端および前記他端を貫通する貫通穴が設けられており、前記一端および前記他端のそれぞれは、前記貫通穴を塞ぐように載置される接続部材と、前記発熱体および前記放熱体のそれぞれとに挟まれて、前記接続部材を介して前記貫通穴に挿通される締結部材によって前記発熱体および前記放熱体のそれぞれに接続され、
    前記接続部材と、前記締結部材と、前記発熱体によって形成される第1の閉空間と、前記接続部材と、前記締結部材と、前記放熱体によって形成される第2の閉空間のそれぞれに面する前記貫通穴の端面は前記グラファイトシートの端面が露出しており、
    前記第1の閉空間と前記第2の閉空間のうち少なくとも1つの閉空間は熱伝導剤で充填されている、
    排熱デバイス。
  2. 前記帯状体の前記一端と前記他端のうち少なくとも一方の各層間は前記フィルムによって被覆されていない、
    請求項1に記載の排熱デバイス。
  3. 前記接続部材は、前記熱伝導体の長手方向の端縁に接触するように形成され、前記グラファイトシートの前記端縁が前記接続部材に接触している、
    請求項または請求項に記載の排熱デバイス。
  4. 帯状のグラファイトシートと、前記グラファイトシートを被覆するフィルムとからなる帯状体が複数積載された熱伝導体を有し、
    前記帯状体の一端及び他端は各層間が密着するように積載されて発熱体及び放熱体にそれぞれ接続され、前記帯状体の前記一端及び前記他端以外の少なくとも一部の各層間は密着しないように積載されており、
    前記帯状体の前記一端と前記他端のうち少なくとも一方の各層間は前記フィルムによって被覆されていない、
    排熱デバイス。
  5. 帯状のグラファイトシートと、前記グラファイトシートを被覆するフィルムとからなる帯状体が複数積載された熱伝導体を有し、
    前記帯状体の一端及び他端は各層間が密着するように積載されて発熱体及び放熱体にそれぞれ接続され、前記帯状体の前記一端及び前記他端以外の少なくとも一部の各層間は密着しないように積載されており、
    前記一端および前記他端を貫通する貫通穴が設けられており、前記一端および前記他端のそれぞれは、前記貫通穴を塞ぐように載置される接続部材と、前記発熱体および前記放熱体のそれぞれとに挟まれて、前記接続部材を介して前記貫通穴に挿通される締結部材によって前記発熱体および前記放熱体のそれぞれに接続され、
    前記接続部材と、前記締結部材と、前記発熱体によって形成される第1の閉空間と、前記接続部材と、前記締結部材と、前記放熱体によって形成される第2の閉空間のそれぞれに面する前記貫通穴の端面は前記グラファイトシートの端面が露出し、
    その一方で、前記接続部材と、前記発熱体および前記放熱体の間にある前記グラファイトシートの外側端面では、2枚のフィルムの端面が接合されることにより前記グラファイトシートが外部に露出しない、
    排熱デバイス。
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