JP6431736B2 - セルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維 - Google Patents
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本発明のセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる繊維は、柔軟性、吸放湿性、発色性などの風合いの観点からは、少なくとも一部がアシル基炭素数が3〜18のセルロースエステルからなることが好ましく採用できる。少なくとも一部のアシル基炭素数を3〜18とすることにより、セルロースエステルを含む繊維の柔軟性が高く、風合いに優れた人工毛髪や織編物などの繊維構造物を得ることができるため好ましい。また、セルロースエステルは屈折率が低く、それを繊維にした場合には発色性に優れるため好適に用いることができる。
セルロースエステルの濃度が8重量%となるように重ジメチルスルホキシドに完全に溶解させ、NMR測定用試料とした。この試料を用い、以下の条件にてBruker社製DRX−500で13C−NMR測定を行い、55〜110ppmに検出されたピークから2位、3位、6位におけるエステル置換度、すなわちDS(2)、DS(3)、DS(6)を算出した。算出には、Polym.J.17,1065(1985)を参考にした。
共鳴周波数 :125.8MHz
内部標準 :テトラメチルシラン(0ppm)
積算回数 :19896回
測定温度 :100℃(373K)
そして、全置換度は以下の式より求めた。
全置換度=DS(2)+DS(3)+DS(6)
なお、ひとつの水酸基が100%エステル化されている場合を1.0とした。よって、2位、3位、6位の全ての水酸基がエステル化されている場合、全置換度はDS(2)+DS(3)+DS(6)=1.0+1.0+1.0=3.0となる。
試料を分析装置の燃焼管内で燃焼させ、発生したガスを溶液に吸収後、吸収液の一部をイオンクロマトグラフィーにより分析した。試料は秤量からn=2で測定し、測定値の平均値を求めた。燃焼・吸収条件およびイオンクロマトグラフィー・アニオン分析条件は以下の通り実施した。
<燃焼・吸収条件>
システム :AQF−2100H,GA−210(三菱化学製)
電気炉温度:Inlet 900℃ Outlet 1000℃
ガス :Ar/O2 200mL/min
O2 400mL/min
吸収液 :H2O2 90μg/mL,内標P 2μg/mL
吸収液量 :5mL
<イオンクロマトグラフィー・アニオン分析条件>
システム :ICS1600(DIONEX製)
移動相 :2.7mmol/L Na2CO3/0.3mmol/L NaHCO3
流速 :1.50mL/min
検出器 :電気伝導度検出器
注入量 :100μL 。
波長分散型蛍光X線分析装置(リガク製ZSX)を用いて、ピーク位置の回折角で元素同定、回折X線強度で定量した。分析には付属の半定量分析ソフト(SQX)を用いた。
温度20℃、湿度65%RHの環境下において、INTEC社製の電動検尺機を用いて、繊維100mをかせ取りした。得られたかせの重量を測定し、下記式を用いて算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を単糸繊度とした。
単糸繊度(dtex)=100m長の重量(g)×100 。
初期引張抵抗度は、JIS L1013:1999(化学繊維フィラメント糸試験方法)8.10に基づいて算出した。
難燃性繊維のサンプルとして約2g用い、110℃で2時間乾燥した後の重量(W0)を測定した。このサンプルを温度20℃、湿度65%RHの状態に調湿された恒温恒湿槽(ナガノ科学機械製LH−20−11M)中に24時間放置し、平衡状態となったサンプルの重量(W20)を測定した。その後、温度30℃、湿度90%RHの状態に変更して恒温恒湿槽中に24時間放置し、平衡状態となったかせサンプルの重量(W30)を測定した。下記式を用いて、測定結果より吸湿率差を算出した。
吸湿率差(ΔMR)(%)={(W30−W20)/W0}×100 。
モノフィラメントの束を作製し、10人の被験者が触手により感じた柔軟性を官能評価した。官能評価により、「極めて優れた柔軟性があるもの」を◎、「優れた柔軟性があるもの」を○、「やや柔軟性があるもの」を△、「柔軟性がないもの」を×とし、「やや柔軟性があるもの」の△以上を合格とした。
フィラメント束(15cm、0.7g)を一方の端をクリップで挟み垂直に吊るし、有効長12cmの固定したフィラメントに下方より20mmの炎を3秒間接炎させ、12cmを燃焼しきるために必要な接炎回数と、その間のドリップ回数をカウントした。
セルロース(日本製紙(株)製溶解パルプ)100重量部に、酢酸240重量部とプロピオン酸67重量部を加え、50℃で30分間混合した。混合物を室温まで冷却した後、氷浴中で冷却した無水酢酸172重量部と無水プロピオン酸168重量部をエステル化剤として、硫酸4重量部をエステル化触媒として加えて、150分間撹拌を行い、エステル化反応を行った。エステル化反応において、40℃を越える時は、水浴で冷却した。反応後、反応停止剤として酢酸100重量部と水33重量部の混合溶液を20分間かけて添加して、過剰の無水物を加水分解した。その後、酢酸333重量部と水100重量部を加えて、80℃で1時間加熱撹拌した。反応終了後、炭酸ナトリウム6重量部を含む水溶液を加えて、析出したセルロースアセテートプロピオネートを濾別し、続いて水で洗浄した後、60℃で4時間乾燥した。得られたセルロースアセテートプロピオネートのアセチル置換度は2.0、プロピオニル置換度は0.7(セルロースエステル全置換度2.7)であり、重量平均分子量(Mw)は17.8万であった。
合成例1において、無水酢酸を193重量部、無水プロピオン酸を111重量部に変更した以外は、同様の手法でセルロースアセテートプロピオネートを合成した。得られたセルロースアセテートプロピオネートのアセチル置換度は2.4、プロピオニル置換度は0.5(セルロースエステル全置換度2.9)であり、重量平均分子量(Mw)は17.5万であった。
合成例1で製造したセルロースアセテートプロピオネート(セルロースエステル全置換度:2.7)64.6重量%、平均分子量600のポリエチレングリコール(PEG600)17.1重量%およびリン系着色防止剤としてビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト0.1重量%、臭素化合物としてSR−T20000(阪本薬品工業社製)15.8重量%、アンチモン化合物としてPATOX−U(日本精鉱社製:平均粒径0.02μm)2.4重量%を二軸エクストルーダーを用いて245℃で混練し、5mm程度にカッティングしてセルロースエステル組成物ペレットを得た。
セルロースエステルの添加重量%、可塑剤の添加重量%、臭素化合物の種類と添加重量%、アンチモン化合物の種類と添加重量%を表1に記載の通り変更した以外は、製造例1と同様にしてセルロースエステル組成物ペレットを得た。
セルロースエステルとして、アセチル置換度が1.0、ブチリル置換度が1.7(セルロースエステル全置換度2.7)であるイーストマンケミカル社製セルロースアセテートブチレート(CAB381−20)を用いた以外は製造例1と同様にしてセルロースエステル組成物ペレットを得た。
セルロースエステルとして、合成例2で製造したセルロースアセテートプロピオネート(全置換度:2.9)を用いた以外は製造例1と同様にしてセルロースエステル組成物ペレットを得た。
製造例1により得られたセルロースエステル組成物ペレットを、80℃、10時間真空乾燥し(含水率:200ppm)、紡糸温度260℃とした溶融紡糸パックへ導入して、吐出量30g/分の条件で、口金孔(直径0.80mm、孔長2.4mm)を20ホール有した紡糸口金より紡出した後、20℃の水で満たした冷却浴中で冷却し、回転数120m/分の第1ゴデットローラーにて引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して、巻取機にて巻き取り、セルロースエステルモノフィラメントの未延伸糸を得た。得られたモノフィラメントを用いて片末端を束ねたフィラメント束(40cm、10.0g)を作成し、50℃の水で120分処理してポリエチレングリコールを除き、未ケン化品を得た。
表2に示すように、それぞれ製造例2〜12で得られたセルロースエステル組成物ペレットを用いた以外は実施例1と同様にして、モノフィラメントの未ケン化品を得た。
実施例1〜12で得られたモノフィラメントの未ケン化品から(フィラメント束:30cm、5.0g)のサンプルを採取し、以下の条件Aでケン化処理した。
条件A:炭酸ナトリウム(0.1wt%)水溶液
温度: 80℃
処理時間: 20分
浴比: 1:30
結果を表3に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性、吸湿性、柔軟性と難燃性を有していた。
実施例1〜12で得られたモノフィラメントの未ケン化品から(フィラメント束:30cm、5.0g)のサンプルを採取し、以下の条件Bでケン化処理した。
条件B:水酸化ナトリウム(1.5%)水溶液
温度: 60℃
処理時間: 30分
浴比: 1:30
結果を表4に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性、吸湿性、柔軟性と難燃性を有しており、未ケン化品対比、吸湿性が向上し、ドリップ回数が顕著に抑制できることが分かった。
実施例1〜12で得られたモノフィラメントの未ケン化品から(フィラメント束:30cm、5.0g)のサンプルを採取し、を以下の条件Cでケン化処理した。
条件C:水酸化ナトリウム(3.0%)水溶液
温度: 90℃
処理時間: 120分
浴比: 1:30
結果を表5に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性、吸湿性、柔軟性と難燃性を有しており、未ケン化品対比、吸湿性が大きく向上する一方、柔軟性はやや失われたが、ノンドリップ難燃繊維となることが分かった。
セルロースエステルの添加重量%、可塑剤の添加重量%、臭素化合物の種類と添加重量%、アンチモン化合物の種類と添加重量%を表6に記載の通り変更した以外は、製造例1と同様にしてセルロースエステル組成物ペレットを得た。
表7に示すように、それぞれ製造例13〜18で得られたセルロースエステル組成物ペレットを用いた以外は実施例1と同様にして、モノフィラメントの未ケン化品を得ることを試みた。しかしながら、製造例15の組成物を原料とした場合には、糸切れが多発して紡糸できなかった。製造例15の組成物では、用いたアンチモン化合物の平均粒径が0.8μmと大きく分散不良であったためと推測される。さらに製造例17の組成物を用いた場合は、紡糸時の五月雨がひどく紡糸できなかった。製造例17の組成物には臭素化合物の含有量が多すぎたためと推測される。
比較例1、2、4、6で得られたモノフィラメントの未ケン化品(フィラメント束:30cm、5.0g)を以下の条件Aでケン化処理した。
条件A:炭酸ナトリウム(0.1wt%)水溶液
温度: 80℃
処理時間: 20分
浴比: 1:30
結果を表8に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性、吸湿性、柔軟性は有するものの、難燃性は認められなかった。
比較例1、2、4、6で得られたモノフィラメントの未ケン化品(フィラメント束:30cm、5.0g)を以下の条件Bでケン化処理した。
条件B:水酸化ナトリウム(1.5%)水溶液
温度: 60℃
処理時間: 30分
浴比: 1:30
結果を表9に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性、柔軟性を有し、吸湿性は未ケン化品対比向上していたが、難燃性についてはドリップ回数は減るものの効果は認められなかった。
比較例1、2、4、6で得られたモノフィラメントの未ケン化品(フィラメント束:30cm、5.0g)を以下の条件Cでケン化処理した。
条件C:水酸化ナトリウム(3.0%)水溶液
温度: 90℃
処理時間: 120分
浴比: 1:30
結果を表10に示す。得られたモノフィラメントは、いずれも優れた繊維特性を有しており、吸湿性は未ケン化品対比向上していたが、柔軟性はやや失われ、難燃性についてはノンドリップにはなるものの、難燃性は認められなかった。
Claims (5)
- 臭素化エポキシ系オリゴマー難燃剤または臭素化ポリカーボネート系難燃剤を臭素原子換算で5〜15重量%含むセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維。
- アンチモン化合物をアンチモン原子換算で1.0〜3.0重量%含む請求項1に記載のセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維。
- アンチモン化合物が三酸化アンチモンまたはアンチモン酸ナトリウムであることを特徴とする請求項2に記載のセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維。
- 繊維がモノフィラメントである請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のセルロースおよび/またはセルロースエステルからなる難燃性繊維を少なくとも一部に用いてなることを特徴とする人工毛髪。
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