JP6430428B2 - 電界紡糸装置、および堆積体の製造方法 - Google Patents

電界紡糸装置、および堆積体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電界紡糸装置、および堆積体の製造方法に関する。
エレクトロスピニング法(電界紡糸法、電荷誘導紡糸法などとも称される)を用いて、微細なファイバを部材の上に堆積させて堆積体を形成する電界紡糸装置がある。
電界紡糸装置により形成された堆積体は、部材の表面から剥離して用いる場合がある。
そのため、堆積体は損傷なく部材から剥離する必要がある。
特開2006−169644号公報
本発明が解決しようとする課題は、堆積体の損傷を抑制することができる電界紡糸装置、および堆積体の製造方法を提供することである。
実施形態に係る電界紡糸装置は、部材の上にファイバを堆積させて堆積体を形成する電界紡糸装置である。電界紡糸装置は、前記堆積体の前記部材上にある第1のファイバ部と、前記堆積体の前記第1のファイバ部上にある第2のファイバ部と、が混在する混在部を前記堆積体に形成するとともに前記堆積体を前記部材から剥離させる加工部を備えている。
第1の実施形態に係る電界紡糸装置1を例示するための模式図である。 堆積体110の断面の顕微鏡写真である。 比較例に係る堆積体110の剥離を例示するための模式図である。 混在部110cの形成を例示するための模式図である。 他の実施形態に係る加工部6aを例示するための模式図である。 第2の実施形態に係る電界紡糸装置1aを例示するための模式図である。 (a)、(b)は、電界紡糸装置1aの作用を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、電界紡糸装置1aの作用を例示するための模式図である。 電界紡糸装置1aの作用を例示するための模式図である。 第3の実施形態に係る電界紡糸装置1bを例示するための模式図である。 電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。 電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。 電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。 電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。 電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電界紡糸装置1を例示するための模式図である。
図2は、堆積体110の断面の顕微鏡写真である。
図1に示すように、電界紡糸装置1には、ノズルヘッド2、原料液供給部3、電源4、収集部5、加工部6、および制御部7が設けられている。
なお、本実施の形態においては、収集部5が、ファイバ100を堆積させる部材となる。
ノズルヘッド2は、ノズル20、接続部21、および本体部22を有する。
ノズル20は、針状を呈している。ノズル20の内部には、原料液を排出するための孔が設けられている。原料液を排出するための孔は、ノズル20の接続部21側の端部と、ノズル20の収集部5側の端部(先端)との間を貫通している。原料液を排出するための孔の、収集部5側の開口が排出口20aとなる。
ノズル20の外径寸法(ノズル20が円筒状の場合には直径寸法)には特に限定はないが、外径寸法は小さい方が好ましい。外径寸法を小さくすれば、ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じ易くなる。ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じれば、ノズル20と収集部5の間に形成される電界の強度を高めることができる。そのため、電源5により印加される電圧を低くすることができる。すなわち、駆動電圧を低減することができる。この場合、ノズル20の外径寸法は、例えば、0.3mm〜1.3mm程度とすることができる。
排出口20aの寸法(排出口20aが円形の場合には直径寸法)には特に限定はない。排出口20aの寸法は、形成したいファイバ100の断面寸法に応じて適宜変更することができる。排出口20aの寸法(ノズル20の内径寸法)は、例えば、0.1mm〜1mm程度とすることができる。
ノズル20は、導電性材料から形成されている。ノズル20の材料は、導電性と、後述する原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。ノズル20は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
ノズル20の数には特に限定がなく、収集部5の大きさなどに応じて適宜変更することができる。ノズル20は、少なくとも1つ設けられていればよい。
複数のノズル20を設ける場合には、複数のノズル20は、所定の間隔を空けて並べて設けられる。なお、複数のノズル20の配設形態には特に限定はない。例えば、本実施形態においては、複数のノズル20は、一列に並べて設けることもできるし、円周上あるいは同心円上に並べて設けることもできるし、千鳥状、あるいはマトリクス状に並べて設けることもできる。
接続部21は、ノズル20と本体部22の間に設けられている。接続部21は、必ずしも必要ではなく、ノズル20が本体部22に直接設けられるようにしてもよい。接続部21の内部には、原料液を本体部22からノズル20に供給するための孔が設けられている。接続部21の内部に設けられた孔は、ノズル20の内部に設けられた孔、および、本体部22の内部に設けられた空間と繋がっている。
接続部21は、導電性材料から形成されている。接続部21の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。接続部21は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
本体部22は、板状を呈している。本体部22の内部には、原料液が収納される空間が設けられている。
また、本体部22には、供給口22aが設けられている。原料液供給部3から供給された原料液は、供給口22aを介して本体部22の内部に導入される。供給口22aの配設位置と数には、特に限定はない。供給口22aは、例えば、本体部22の、ノズル20が設けられる側とは反対側に設けることができる。
本体部22の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。本体部22は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
なお、図1に例示をしたノズルヘッド2は、いわゆるニードル型ノズルヘッドであるが、ノズルヘッドの形式はこれに限定されるわけではない。ノズルヘッドは、例えば、いわゆるブレード型ノズルヘッドなどであってもよい。
原料液供給部3は、収納部31、供給部32、原料液制御部33、および配管34を有する。
収納部31は、原料液を収納する。収納部31は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。収納部31は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
原料液は、高分子物質を溶媒に溶解したものである。
高分子物質には特に限定がなく、形成したいファイバ100の材質に応じて適宜変更することができる。
溶媒は、高分子物質を溶解することができるものであればよい。溶媒は、溶解させる高分子物質に応じて適宜変更することができる。
後述するように、原料液は、表面張力により排出口20aの近傍に留まる様にされる。そのため、原料液の粘度は、排出口20aの寸法などに応じて適宜変更することができる。原料液の粘度は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。また、原料液の粘度は、溶媒と高分子物質の混合割合により制御することができる。
供給部32は、収納部31に収納されている原料液を本体部22に供給する。供給部32は、例えば、原料液に対する耐性を有するポンプなどとすることができる。また、供給部32は、例えば、収納部31にガスを供給し、収納部31に収納されている原料液を圧送するものとすることもできる。
原料液制御部33は、本体部22に供給される原料液の流量、圧力などを制御して、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにする。なお、原料液制御部33に対する制御量は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。原料液制御部33に対する制御量は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
また、原料液制御部33は、原料液の供給の開始と、供給の停止を切り替えるものとすることもできる。
なお、供給部32および原料液制御部33は、必ずしも必要ではない。例えば、本体部22の位置より高い位置に収納部31を設けるようにすれば、重力を利用して原料液を本体部22に供給することができる。そして、収納部31の高さ位置を適宜設定することで、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにすることができる。この場合、収納部31の高さ位置は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。収納部31の高さ位置は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
配管34は、収納部31と供給部32との間、供給部32と原料液制御部33との間、原料液制御部33と本体部22との間に設けられている。配管34は、原料液の流路となる。配管34は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。
電源4は、本体部22および接続部21を介してノズル20に電圧を印加する。なお、ノズル20と電気的に接続された図示しない端子を設けるようにしてもよい。この場合、電源4は、図示しない端子を介してノズル20に電圧を印加する。すなわち、電源4からノズル20に電圧が印加できるようになっていればよい。
ノズル20に印加する電圧の極性は、プラスとすることもできるし、マイナスとすることもできる。なお、図1に例示をした電源4は、ノズル20にプラスの電圧を印加する。 ノズル20に印加する電圧は、原料液に含まれる高分子物質の種類、ノズル20と収集部5との間の距離などに応じて適宜変更することができる。例えば、電源4は、ノズル20と収集部5との間の電位差が10kV以上となるように、ノズル20に電圧を印加するものとすることができる。
電源4は、例えば、直流高圧電源とすることができる。電源4は、例えば、10kV以上100kV以下の直流電圧を出力するものとすることができる。
収集部5は、ノズル20の原料液が排出される側に設けられている。収集部5は、接地されている。収集部5には、ノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加するようにしてもよい。収集部5は、導電性材料から形成することができる。収集部5の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。収集部5の材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
収集部5は、例えば、板状やシート状を呈するものとすることができる。シート状を呈する収集部5の場合には、ロール等に巻きつけられた収集部5にファイバ100を堆積させるようにしてもよい。
収集部5の上に形成された堆積体110は、収集部5から剥離される。堆積体110は、例えば、不織布やフィルタなどに用いられる。なお、堆積体110の用途は例示をしたものに限定されるわけではない。
ここで、収集部5の上に帯電したファイバ100を堆積させると、堆積体110の厚みが厚くなるにつれ、堆積体110の表面の電位が高くなる。そのため、堆積体110の厚みが厚くなるにつれ、堆積体110の表面において、ファイバ100同士が反発するようになる。その結果、図2に示すように、堆積体110の厚み方向において、収集部5側にファイバ100の密度が高い領域110aが生じ、収集部5側とは反対側(堆積体110の表面側)にファイバ100の密度が低い領域110bが生じる。
図3は、比較例に係る堆積体110の剥離を例示するための模式図である。
収集部5から堆積体110を剥離する際には、堆積体110の表面側を上方に引っ張る様にする。
ところが、ファイバ100の密度が高い領域110aと、ファイバ100の密度が低い領域110bとの間の接合力は、ファイバ100の密度が高い領域110aと、収集部5との間の接合力よりも弱い。
そのため、図3に示すように、ファイバ100の密度が高い領域110aと収集部5との間が剥離せず、ファイバ100の密度が低い領域110bとファイバ100の密度が高い領域110aとの間が剥離するおそれがある。すなわち、堆積体100を収集部5から剥離する際に、堆積体100が破損するおそれがある。
以上のように、エレクトロスピニング法により堆積体を形成すると、堆積体の厚み方向において、部材に近い方の部分にファイバの密度が高い領域が生じ、このファイバ密度の高い領域上には、それよりもファイバの密度が低い領域が生じる。この場合、堆積体を部材から剥離する際に、ファイバの密度が高い領域と部材との間が剥離せず、ファイバの密度が低い領域とファイバの密度が高い領域との間が剥離し易くなる。
そこで、本実施の形態に係る電界紡糸装置1には、加工部6が設けられている。
加工部6は、堆積体110を加工して、ファイバ100の密度が高い領域110aにあるファイバ100と、ファイバ100の密度が低い領域110bにあるファイバ100とが混在する混在部110cを堆積体110に形成する。
すなわち、加工部6は、堆積体100の収集部5側にあるファイバ100と、堆積体110の収集部5側とは反対側にあるファイバ100と、が混在する混在部110cを堆積体110に形成する。
図1に示すように、加工部6は、接触部60、移動部61、および案内部62を有する。
接触部60は、堆積体110に接触する。接触部60は、堆積体110を掻き上げることで混在部110cを堆積体110に形成する。
接触部60は、例えば、ローラやブラシなどの回転体とすることができる。この場合、接触部60の表面の摩擦係数は大きい方が好ましい。また、接触部60は弾性を有するものとすることが好ましい。接触部60は、例えば、金属の軸にゴムなどの樹脂をライニングしたローラとすることができる。樹脂の種類には特に限定はないが、樹脂は、例えば、ウレタンゴムなどとすることができる。
移動部61は、接触部60を回転自在に保持するとともに、堆積体110の端部に移動させる。そして、接触部60を堆積体110の端部に押し付けて接触させ、その状態で、接触部60を所定の方向に回転させる。具体的には、移動部61は、接触部60を堆積体110の端部に押し付けて接触させ、堆積体110において、ファイバ100の密度が高い領域110aからファイバ100の密度が低い領域110bに向け、両者が混在するよう、掻き上げる方向に接触部60を回転させる。
移動部61は、堆積体110に近接させる方向、および、堆積体110から離れる方向に接触部60を移動させるように構成されている。
また、移動部61は、接触部60を堆積体110に押し付ける際の力(押し付け力)を制御する。
移動部61は、例えば、サーボモータなどの制御モータやエアシリンダなどを備えたものとすることができる。
案内部62は、移動部61の移動方向を規定する。案内部62は、例えば、直線運動軸受などとすることができる。
制御部7は、供給部32、原料液制御部33、電源4、および移動部61の動作を制御する。
制御部7は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備えたコンピュータとすることができる。
次に、電界紡糸装置1の作用について説明する。
原料液は、表面張力によりノズル20の排出口20aの近傍に留まっている。
電源4は、ノズル20に電圧を印加する。すると、排出口20aの近傍にある原料液が所定の極性に帯電する。図1に例示をしたものの場合には、排出口20aの近傍にある原料液がプラスに帯電する。
収集部5は、接地されているので、ノズル20と収集部5の間に電界が形成される。そして、電気力線に沿って作用する静電力が表面張力より大きくなると、排出口20aの近傍にある原料液が静電力により収集部5に向けて引き出される。引き出された原料液は、引き伸ばされ、原料液に含まれる溶媒が揮発することでファイバ100が形成される。形成されたファイバ100が収集部5の上に堆積することで、堆積体110が形成される。
次に、堆積体110に混在部110cを形成する。
図4は、混在部110cの形成を例示するための模式図である。
図4に示すように、移動部61は、接触部60を回転させるとともに、接触部60を堆積体110に押し付ける。すると、堆積体110が掻き上げられて、ファイバ100の密度が高い領域110aにあるファイバ100と、ファイバ100の密度が低い領域110bにあるファイバ100とが混ざり合い、混在する混在部110cが形成される。
混在部110cにおいては、ファイバ100の密度が高い領域110aにあるファイバ100と、ファイバ100の密度が低い領域110bにあるファイバ100とが絡み合っているので、ファイバ100の密度が高い領域110aと、ファイバ100の密度が低い領域110bとが強固に接合されている。また、混在部110cには、収集部5と接触しているファイバ100が含まれ得る。
そのため、混在部110cを上方に引っ張れば、ファイバ100の密度が低い領域110bとファイバ100の密度が高い領域110aとの間が剥離することなく、収集部5から堆積体110を剥離することができる。
すなわち、本実施の形態に係る電界紡糸装置1によれば、堆積体110の損傷を抑制することができる。
図5は、他の実施形態に係る加工部6aを例示するための模式図である。
図5に示すように、加工部6aは、接触部60a、移動部61a、および案内部62を有する。
接触部60aは、堆積体110に接触する。接触部60aは、堆積体110を掻き寄せることで混在部110cを堆積体110に形成する。
接触部60aは、例えば、板状体とすることができる。この場合、接触部60aの硬度は、収集部5の硬度より低くなるようにすることが好ましい。接触部60aの硬度が収集部5の硬度より低ければ、接触部60aと収集部5とを接触させても収集部5に損傷が発生するのを抑制することができる。接触部60aは、例えば、樹脂などから形成することができる。
移動部61aは、接触部60aを保持するとともに、収集部5の、ファイバ100が堆積する面に接触部60aの先端を接触させる。また、移動部61aは、収集部5の、ファイバ100が堆積する面と平行な方向に接触部60aを往復移動させる。
移動部61aは、例えば、サーボモータなどの制御モータやエアシリンダなどを備えたものとすることができる。
前述した加工部6は、堆積体110を掻き上げることで混在部110cを形成したが、本実施の形態に係る加工部6aは、堆積体110を掻き寄せることで混在部110cを形成する。そのため、混在部110cを上方に引っ張れば、ファイバ100の密度が低い領域110bとファイバ100の密度が高い領域110aとの間が剥離することなく、収集部5から堆積体110を剥離することができる。
すなわち、本実施の形態に係る電界紡糸装置1によれば、堆積体110の損傷を抑制することができる。
この様に、加工部は、ファイバ100の密度が高い領域110aにあるファイバ100と、ファイバ100の密度が低い領域110bにあるファイバ100とが混在する混在部110cを堆積体110に形成することができれば、その構成に限定はない。
ただし、接触部60がローラとなっていれば、収集部5または後述する基材120に損傷が発生するのを抑制することができる。
また、堆積体110の端部の近傍に混在部110cを形成する場合を例示したが、混在部110cの形成位置には特に限定はない。例えば、堆積体110を分断するとともに混在部110cを形成することもできる。ただし、後工程において、混在部110cは除去されるので、堆積体110の端部の近傍に混在部110cを形成すれば、製品となる部分の面積を大きくすることができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る電界紡糸装置1aを例示するための模式図である。
なお、図6においては、原料液供給部3、電源4、および制御部7を省略して描いている。
図6に示すように、収集部5aは、ノズル20の原料液が排出される側に設けられている。
なお、本実施の形態においては、収集部5aが、ファイバ100を堆積させる部材となる。
収集部5aは、接地されている。収集部5aには、ノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加するようにしてもよい。収集部5aは、導電性材料から形成することができる。収集部5aの材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。収集部5aの材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
収集部5aは、回転可能なローラである。収集部5aは、図示しない駆動部により回転するようになっている。
張力部8は、収集部5aと巻き取りローラ9との間に設けられている。
張力部8は、一対の支持ローラ80と、ダンサローラ81を有する。
一対の支持ローラ80は、後述するローラ5a上の帯状の堆積体を支持する。
ダンサローラ81は、支持ローラ80と支持ローラ80の間に設けられ、後述する帯状の堆積体に張力を付与する。ダンサローラ81により、後述する帯状の堆積体に張力を付与することで、収集部5aからその堆積体が剥離される。また、収集部5aと巻き取りローラ9との間において、後述する帯状の堆積体が弛むのが抑制される。
ダンサローラ81は、重量により、後述する堆積体に張力を付与するものであってもよいし、バネなどにより、その堆積体に張力を付与するものであってもよい。
巻き取りローラ9は、図示しない駆動装置により回転するようになっている。
剥離部10は、混在部110cを保持し、所定の方向に移動して混在部110cを収集部5aから離隔させる。すなわち、剥離部10は、収集部5aから所定の長さの堆積体110を剥離する。
剥離部10は、粘着テープや機械的なチャックを備えたものとすることができる。また、加工部6と同様に、粘着テープや機械的なチャックを移動させる移動部と、移動部の移動方向を規定する案内部などを備えたものとすることができる。
次に、電界紡糸装置1aの作用について説明する。
図7(a)〜図9は、電界紡糸装置1aの作用を例示するための模式図である。
まず、図7(a)に示すように、ノズル20から原料液を引き出してファイバ100を形成し、形成したファイバ100を収集部5aの上に堆積させて堆積体110を形成する。この際、収集部5aを回転させることで帯状の堆積体110を形成する。
次に、図7(b)に示すように、移動部61は、接触部60を回転させるとともに、接触部60を堆積体110に押し付ける。すると、堆積体110が掻き上げられて、混在部110cが形成される。
次に、図8(a)に示すように、剥離部10を混在部110cの位置に移動させて、剥離部10に混在部110cを保持させる。
次に、図8(b)に示すように、収集部5aから離れる方向に剥離部10を移動させる。すると、所定の長さの堆積体110が収集部5aから剥離される。
次に、図9に示すように、作業者が、張力部8を介して混在部110cを巻き取りローラ9に固定する。
その後、電界紡糸装置1と同様にして、収集部5aの上に堆積体110を形成する。また、収集部5aと巻き取りローラ9を回転させることで、帯状の堆積体110を連続的に形成する。この際、ダンサローラ81により帯状の堆積体110に張力を付与することで、収集部5aから堆積体110が剥離される。また、収集部5aと巻き取りローラ9との間において帯状の堆積体110が弛むのが抑制される。
(第3の実施形態)
図10は、第3の実施形態に係る電界紡糸装置1bを例示するための模式図である。
なお、図10においては、原料液供給部3、電源4、および制御部7を省略して描いている。
また、本実施の形態においては、基材120が、ファイバ100を堆積させる部材となる。
図10に示すように、元巻きローラ11aには、堆積体110が形成される前の基材120が巻き付けられている。基材120は、帯状を呈している。基材120の材料には特に限定はなく、例えば、紙やアルミニウムなどから形成することができる。
巻き取りローラ11bは、堆積体110が剥離された基材120を巻き取る。
元巻きローラ11aと巻き取りローラ11bは、図示しない駆動装置により回転するようになっている。
支持ローラ12は、元巻きローラ11aと巻き取りローラ11bとの間の基材120の搬送経路に設けられている。支持ローラ12の数と配置は、基材120の搬送経路に応じて適宜変更することができる。
除電器13は、基材120から堆積体110が剥離される位置の近傍に設けることができる。堆積体110は帯電している。そのため、堆積体110が基材120から剥離し難くなったり、剥離した堆積体110がダンサローラ81や支持ローラ80に吸着したりするおそれがある。そのため、除電器13を設け、堆積体110の帯電量を低減させるようにしている。
受け台63は、接触部60と対峙する位置に設けられている。受け台63の、接触部60側を基材120が通過するようになっている。
次に、電界紡糸装置1bの作用について説明する。
図11〜図15は、電界紡糸装置1bの作用を例示するための模式図である。
まず、図11に示すように、ノズル20から原料液を引き出してファイバ100を形成し、形成したファイバ100を基材120の上に堆積させて堆積体110を形成する。この際、元巻きローラ11aと巻き取りローラ11bを回転させることで帯状の堆積体110を形成する。
次に、図12に示すように、移動部61は、接触部60を回転させるとともに、接触部60を堆積体110に押し付ける。すると、受け台63と接触部60との間に挟まれた堆積体110が掻き上げられて、混在部110cが形成される。
次に、図13に示すように、剥離部10を混在部110cの位置に移動させて、剥離部10に混在部110cを保持させる。
次に、図14に示すように、受け台63から離れる方向に剥離部10を所定の方向に移動させる。すると、所定の長さの堆積体110が基材120から剥離される。
次に、図15に示すように、作業者が、張力部8を介して混在部110cを巻き取りローラ9に固定する。
その後、電界紡糸装置1と同様にして、基材120の上に堆積体110を形成する。また、元巻きローラ11aと巻き取りローラ11bを回転させることで、帯状の堆積体110を連続的に形成する。この際、ダンサローラ81により帯状の堆積体110に張力を付与することで、基材120から堆積体110が剥離される。また、帯状の堆積体110が弛むのが抑制される。
以上に説明したように、本実施の形態に係る堆積体110の製造方法は、以下の工程を備えることができる。
エレクトロスピニング法を用いて、部材の上にファイバ100を堆積させて堆積体110を形成する工程。
堆積体110の部材側にあるファイバ100と、堆積体110の部材側とは反対側にあるファイバ100と、が混在する混在部110cを堆積体110に形成する工程。
この場合、堆積体110の部材側にあるファイバ100は、堆積体110と接触しているものとすることができる。
また、混在部110cを形成する工程において、堆積体110を掻き上げることで混在部110cを形成するようにすることができる。
あるいは、混在部110cを形成する工程において、堆積体110を掻き寄せることで混在部110cを形成するようにすることができる。
また、混在部110cを保持し、所定の方向に移動して、混在部110cを部材から離隔させる工程をさらに備えることができる。
なお、各工程の内容は、前述したものと同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 電界紡糸装置、1a 電界紡糸装置、1b 電界紡糸装置、2 ノズルヘッド、3 原料液供給部、4 電源、5 収集部、5a 収集部、6 加工部、6a 加工部、8 張力部、9 巻き取りローラ、10 剥離部、11a 元巻きローラ、11b 巻き取りローラ、13 除電器、20 ノズル、60 接触部、60a 接触部、61 移動部、62 案内部、63 受け台、81 ダンサローラ、100 ファイバ、110 堆積体、110a 密度が高い領域、110b 密度が低い領域、110c 混在部、120 基材

Claims (14)

  1. 部材の上にファイバを堆積させて堆積体を形成する電界紡糸装置であって、
    前記堆積体の前記部材上にある第1のファイバ部と、前記堆積体の前記第1のファイバ部上にある第2のファイバ部と、が混在する混在部を前記堆積体に形成するとともに前記堆積体を前記部材から剥離させる加工部を備えた電界紡糸装置。
  2. 前記第1のファイバ部は、第1の密度の領域を有し、前記第2のファイバ部は、前記第1のファイバ密度よりも密度が低い第2のファイバ密度の領域を有する請求項1記載の電界紡糸装置。
  3. 前記堆積体の前記第1のファイバ部は、前記部材と接触している請求項1または2に記載の電界紡糸装置。
  4. 前記加工部は、前記堆積体に接触する接触部を有し、
    前記接触部は、前記堆積体を掻き上げることで前記混在部を形成するように構成される請求項1〜3のいずれれか1つに記載の電界紡糸装置。
  5. 前記加工部は回転体を有し、前記回転体は、前記堆積体と接触した状態で回転して、前記混在部を形成するように構成される請求項4に記載の電界紡糸装置。
  6. 前記加工部は、前記堆積体に接触するように移動可能な接触部を有し、
    前記接触部が、前記部材上を移動し、前記堆積体を掻き寄せて前記混在部を形成するように構成された請求項1〜3のいずれれか1つに記載の電界紡糸装置。
  7. 前記混在部を保持し、前記混在部を保持した状態で所定の方向に移動して、前記部材から前記堆積部を離隔させるように構成された剥離部をさらに備えた請求項1〜6のいずれか1つに記載の電界紡糸装置。
  8. エレクトロスピニング法を用いて、部材の上にファイバを堆積させて堆積体を形成する工程と、
    前記堆積体の前記部材上にある第1のファイバ部と、前記堆積体の前記第1のファイバ部上にある第2のファイバ部と、が混在する混在部を前記堆積体に形成するとともに前記堆積体を前記部材から剥離させる工程と、
    を備えた堆積体の製造方法。
  9. 前記堆積体の前記第1のファイバ部は、前記部材と接触している請求項8記載の堆積体の製造方法。
  10. 前記第1のファイバ部は、第1の密度の領域を有し、前記第2のファイバ部は、前記第1のファイバ密度よりも密度が低い第2のファイバ密度の領域を有する請求項8または9に記載の堆積体の製造方法。
  11. 前記混在部は、前記堆積体の端部に形成する請求項8〜10のいずれか1つに記載の堆積体の製造方法。
  12. 前記混在部を形成する工程において、前記堆積体を掻き上げることで前記混在部を形成する請求項8〜11のいずれか1つに記載の堆積体の製造方法。
  13. 前記混在部を形成する工程において、前記堆積体を所定の方向に掻き寄せることで前記混在部を形成する請求項8〜12のいずれか1つに記載の堆積体の製造方法。
  14. 前記混在部を保持した状態で、所定の方向に移動させ、前記混在部を前記部材から離隔させる工程をさらに備えた請求項8〜13のいずれか1つに記載の堆積体の製造方法。
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