JP6577889B2 - 電界紡糸装置 - Google Patents

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    • D01D5/0069Electro-spinning characterised by the electro-spinning apparatus characterised by the spinning section, e.g. capillary tube, protrusion or pin

Description

本発明の実施形態は、界紡糸装置に関する。
エレクトロスピニング法(電界紡糸法、電荷誘導紡糸法などとも称される)により、微細なファイバを部材の表面に堆積させる電界紡糸装置がある。
電界紡糸装置には、原料液を排出するノズルが設けられている。また、複数の針状ノズルを備えたニードル型ノズルヘッドや、複数のノズルが設けられた板状のブレード型ノズルヘッドが提案されている。
この様なノズルヘッドにおいて、原料液を連続で長時間排出させたり、原料液の排出と排出の停止とを繰り返し行ったりすると、原料液がノズルの先端に付着したり、ノズルの先端に付着した原料液が乾燥することで凝集したりする場合がある。原料液がノズルの先端に付着などすれば、ファイバの形成が不安定になるおそれがある。
この場合、作業者が、ノズルの先端に付着した原料液を拭き取るようにすることもできるが、作業者の負担が大きくなり過ぎる。また、拭き取りのために長い作業時間を要することになるので生産性が低下するおそれがある。
そこで、ノズルのクリーニングを容易に行うことができる技術の開発が望まれていた。
特開2002−201559号公報
本発明が解決しようとする課題は、ノズルのクリーニングを容易に行うことができる界紡糸装置を提供することである。
実施形態に係る電界紡糸装置は、原料液が収納される空間を内部に有する本体部と、前記本体部に設けられ、前記本体部に収納された原料液を排出する第1のノズルと、前記本体部に設けられ、前記第1のノズルの排出口の近傍に洗浄液を供給する第2のノズルと、前記本体部に前記原料液を供給する原料液供給部と、前記第1のノズルに所定の極性の電圧を印加する電源と、前記第2のノズルに前記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、前記第1のノズルから前記原料液を排出する位置と、前記第2のノズルから前記洗浄液を供給する位置と、の間において、前記本体部を移動させる移動部と、前記洗浄液を供給する位置に設けられた排出部と、を備え、前記第1のノズルは、前記第2のノズルの前記洗浄液を供給する孔の内部に設けられ、前記第1のノズルの先端が、前記第2のノズルの先端から1mm以上20mm以下突出している。
本実施の形態に係るノズルヘッド2および電界紡糸装置1を例示するための模式図である。 他の実施形態に係る洗浄ノズル23aおよび基部24aを例示するための模式図である。 他の実施形態に係るノズルヘッド2aを例示するための模式図である。 ノズルヘッド2、2aの他の取り付け方向を例示するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係るノズルヘッド2および電界紡糸装置1を例示するための模式図である。
図1に示すように、電界紡糸装置1には、ノズルヘッド2、原料液供給部3、電源4、収集部5、洗浄液供給部6、移動部7、および制御部8が設けられている。
ノズルヘッド2は、ノズル20(第1のノズルの一例に相当する)、接続部21、本体部22、洗浄ノズル23(第2のノズルの一例に相当する)、および基部24を有する。
ノズル20は、本体部22に設けられ、本体部22に収納された原料液を排出する。
ノズル20は、所定の間隔を空けて複数設けられている。ノズル20の数には特に限定がなく、収集部5の大きさなどに応じて適宜変更することができる。
ノズル20は、針状を呈している。ノズル20の内部には、原料液を排出するための孔が設けられている。原料液を排出するための孔は、ノズル20の接続部21側の端部と、ノズル20の原料液が排出される側の端部(先端)との間を貫通している。ノズル20の内部に設けられた孔の、原料液が排出される側の開口が排出口20aとなる。
ノズル20の外径寸法(ノズル20が円筒状の場合には直径寸法)には特に限定はないが、外径寸法は小さい方が好ましい。外径寸法を小さくすれば、ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じ易くなる。ノズル20の排出口20aの近傍において電界集中が生じれば、ノズル20と収集部5の間に形成される電界の強度を高めることができる。そのため、電源4により印加される電圧を低くすることができる。すなわち、駆動電圧を低減することができる。この場合、ノズル20の外径寸法は、例えば、0.3mm〜1.3mm程度とすることができる。
排出口20aの寸法(排出口20aが円形の場合には直径寸法)には特に限定はない。排出口20aの寸法は、形成したいファイバ100の断面寸法に応じて適宜変更することができる。排出口20aの寸法(ノズル20の内径寸法)は、例えば、0.1mm以上、1mm以下とすることができる。
排出口20aの寸法が、0.1mm未満となると、圧力損失が大きくなるので、送液の負荷が大きくなる。
排出口20aの寸法が、1mmを超えると、原料液の排出状態が不安定となるので、適切な形状、寸法を有するファイバ100が形成できなくなるおそれがある。
ノズル20は、導電性材料から形成されている。ノズル20の材料は、導電性と、後述する原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。ノズル20は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
接続部21は、ノズル20と本体部22の間に設けられている。接続部21は、必ずしも必要ではなく、ノズル20が本体部22に直接設けられるようにしてもよい。接続部21の内部には、原料液を本体部22からノズル20に供給するための孔が設けられている。接続部21の内部に設けられた孔は、ノズル20の内部に設けられた孔、および、本体部22の内部に設けられた空間と繋がっている。
接続部21は、導電性材料から形成されている。接続部21の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。接続部21は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
本体部22は、板状を呈している。本体部22の内部には、原料液が収納される空間が設けられている。本体部22の一方の端部には、接続部21を介してノズル20が複数設けられている。複数のノズル20は、所定の間隔を空けて並べて設けられている。なお、複数のノズル20の配設形態は例示をしたものに限定されるわけではない。例えば、複数のノズル20は、一列に並べて設けることもできるし、円周上あるいは同心円上に並べて設けることもできるし、マトリクス状に並べて設けることもできる。
また、本体部22には、供給口22aが設けられている。原料液供給部3から供給された原料液は、供給口22aを介して本体部22の内部に導入される。供給口22aの配設位置と数には、特に限定はない。供給口22aは、例えば、本体部22の、ノズル20が設けられる側とは反対側に設けることができる。
本体部22は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。本体部22は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
図1に例示をしたものの場合には、洗浄ノズル23および基部24は、本体部22に設けられている。すなわち、洗浄ノズル23および基部24は、ノズル20および本体部22と一緒に移動するようになっている。
洗浄ノズル23は、基部24を介して本体部22に設けられている。洗浄ノズル23は、ノズル20の排出口20aの近傍に洗浄液120を供給する。
洗浄ノズル23は、例えば、針状を呈するものとすることができる。洗浄ノズル23の内部には、洗浄液120を供給するための孔が設けられている。洗浄液120を供給するための孔は、洗浄ノズル23の基部24側の端部と、洗浄ノズル23の洗浄液120が排出される側の端部(先端)との間を貫通している。
なお、洗浄ノズル23の数、配置などは例示をしたものに限定されるわけではなく、ノズルヘッド2の大きさ、ノズル20の数や配置などに応じて適宜変更することができる。
基部24は、板状を呈している。基部24の内部には、洗浄液120が収納される空間が設けられている。基部24の一方の端部には、洗浄ノズル23が設けられている。洗浄ノズル23に設けられた孔は、基部24の内部に設けられた空間と繋がっている。
なお、基部24の形態、数、配置などは例示をしたものに限定されるわけではなく、ノズルヘッド2の大きさ、ノズル20の数や配置などに応じて適宜変更することができる。
洗浄ノズル23および基部24は、後述する洗浄液120に対する耐性を有する材料から形成することができる。洗浄ノズル23および基部24は、例えば、ステンレスなどの耐食性金属、フッ素系樹脂などの樹脂、セラミックスなどの無機材料などから形成することができる。
この場合、導電性を有する材料から洗浄ノズル23および基部24を形成すると、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け、ファイバ100の形成が不安定になるおそれがある。この場合、洗浄ノズル23および基部24と、ノズル20との間の距離を長くすれば、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け難くなる。しかしながら、洗浄ノズル23および基部24と、ノズル20との間の距離を長くすれば、ノズル20の洗浄が困難となるおそれがある。
そのため、洗浄ノズル23および基部24は、絶縁性を有する材料から形成することが好ましい。またさらに、比誘電率が高い材料から洗浄ノズル23および基部24を形成すれば、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け難くなる。
例えば、比誘電率が2以上の樹脂や無機材料などから洗浄ノズル23および基部24を形成すれば、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け難くなる。
原料液供給部3は、本体部22に原料液を供給する。
原料液供給部3は、収納部31、供給部32、原料液制御部33、および配管34を有する。
収納部31は、原料液を収納する。収納部31は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。収納部31は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
原料液は、高分子物質を溶媒に溶解したものである。
高分子物質には特に限定がなく、形成したいファイバ100の材質に応じて適宜変更することができる。高分子物質は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン、アラミドなどとすることができる。
溶媒は、高分子物質を溶解することができるものであればよい。溶媒は、溶解させる高分子物質に応じて適宜変更することができる。溶媒は、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、ベンゼン、トルエンなどとすることができる。 なお、高分子物質および溶媒は、例示をしたものに限定されるわけではない。
後述するように、原料液は、表面張力により排出口20aの近傍に留まる様にされる。そのため、原料液の粘度は、排出口20aの寸法などに応じて適宜変更することができる。原料液の粘度は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。また、原料液の粘度は、溶媒と高分子物質の混合割合により制御することができる。
供給部32は、収納部31に収納されている原料液を本体部22に供給する。供給部32は、例えば、原料液に対する耐性を有するポンプなどとすることができる。また、供給部32は、例えば、収納部31にガスを供給し、収納部31に収納されている原料液を圧送するものとすることもできる。
原料液制御部33は、本体部22に供給される原料液の流量、圧力などを制御して、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにする。なお、原料液制御部33に対する制御量は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。原料液制御部33に対する制御量は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
また、原料液制御部33は、原料液の供給の開始と、供給の停止を切り替えるものとすることもできる。
なお、供給部32および原料液制御部33は、必ずしも必要ではない。例えば、本体部22の位置より高い位置に収納部31を設けるようにすれば、重力を利用して原料液を本体部22に供給することができる。そして、収納部31の高さ位置を適宜設定することで、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにすることができる。なお、収納部31の高さ位置は、排出口20aの寸法や原料液の粘度などにより適宜変更することができる。収納部31の高さ位置は、実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
配管34は、収納部31と供給部32との間、供給部32と原料液制御部33との間、原料液制御部33と本体部22との間に設けられている。配管34は、原料液の流路となる。配管34は、原料液に対する耐性を有する材料から形成されている。配管34は、例えば、フッ素系樹脂などから形成することができる。また、配管34は、可撓性を有するものとすることができる。可撓性を有する配管34とすれば、後述するノズルヘッド2の移動が容易となる。
電源4は、本体部22および接続部21を介してノズル20に電圧を印加する。なお、複数のノズル20と電気的に接続された図示しない端子を設けるようにしてもよい。この場合、電源4は、図示しない端子を介してノズル20に電圧を印加する。すなわち、電源4から複数のノズル20に電圧が印加できるようになっていればよい。
ノズル20に印加する電圧の極性は、プラスとすることもできるし、マイナスとすることもできる。なお、図1に例示をした電源4は、ノズル20にプラスの電圧を印加する。 ノズル20に印加する電圧は、原料液に含まれる高分子物質の種類、ノズル20と収集部5との間の距離などに応じて適宜変更することができる。
この場合、印加電圧が低すぎると原料液の帯電量が不足して、ファイバ100が形成されなくなるおそれがある。
印加電圧が高すぎると、電界紡糸装置1の内部や外部で放電が発生し、電界紡糸装置1が故障するおそれがある。
例えば、電源4は、ノズル20と収集部5との間の電位差が1kV以上となるように、ノズル20に電圧を印加するものとすることができる。
電源4は、例えば、直流高圧電源とすることができる。電源4は、例えば、1kV以上100kV以下の直流電圧を出力するものとすることができる。
収集部5は、複数のノズル20の原料液が排出される側に設けられている。収集部5は、接地されている。収集部5には、ノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加するようにしてもよい。収集部5は、導電性材料から形成することができる。収集部5の材料は、導電性と原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。収集部5の材料は、例えば、ステンレスなどとすることができる。
収集部5は、例えば、板状やシート状を呈するものとすることができる。シート状を呈する収集部5の場合には、ロール等に巻きつけられた収集部5にファイバ100を堆積させるようにしてもよい。
また、収集部5は、移動するものであってもよい。例えば、一対の回転ドラムと、回転ドラムを回転させる駆動部を設け、ベルトコンベアのように一対の回転ドラムの間をシート状の収集部5が移動するようにしてもよい。この様にすれば、ファイバ100を堆積させる領域を移動させることができるので、連続的な堆積作業が可能となる。そのため、ファイバ100からなる堆積体110の生産効率を向上させることができる。
収集部5の上に形成された堆積体110は、収集部5から取り外される。堆積体110は、例えば、不織布やフィルタなどに用いられる。なお、堆積体110の用途は例示をしたものに限定されるわけではない。
また、収集部5は、省くこともできる。例えば、導電性を有する部材の表面に、ファイバ100からなる堆積体110を直接形成することもできる。この様な場合には、導電性を有する部材を接地したり、導電性を有する部材にノズル20に印加する電圧と逆極性の電圧を印加したりすればよい。
ここで、原料液を連続で長時間排出させたり、原料液の排出と排出の停止とを繰り返し行ったりすると、原料液がノズル20の先端に付着する場合がある。付着した原料液が乾燥することで凝集したり、固化したりすると、排出される原料液の量が少なくなったり、原料液が排出されなくなったりするおそれがある。そのため、必要に応じて、あるいは定期的に、ノズル20の端部近傍をクリーニングしている。一般的に、ノズル20の端部近傍に付着した原料液は、固化する前に拭き取るようにしている。
ところが、ノズル20は針状を呈しているため、強度が低い。そのため、複数のノズル20を一本ずつクリーニングする必要がある。しかしながら、この様にすると、作業者の負担が大きくなり過ぎる。また、クリーニングに要する時間が長くなり、生産性が低下するおそれもある。さらに、複数のノズル20の端部近傍に付着した原料液を直接拭き取るようにすると、ノズル20が曲がったり、ノズル20が破損したりするおそれがある。この場合、ノズル20が曲がると、意図した領域に堆積体110が形成されなくなるおそれがある。
また、拭き取り機構をノズルヘッドの近傍に設けると、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け、ファイバ100の形成が不安定になるおそれがある。
そこで、本実施の形態に係る電界紡糸装置1においては、洗浄ノズル23および洗浄液供給部6を設け、ノズル20の排出口20aの近傍(ノズル20の先端)に洗浄液120を供給するようにしている。
洗浄液供給部6は、ノズル23に洗浄液120を供給する。
図1に示すように、洗浄液供給部6は、収納部61、供給部62、洗浄液制御部63、配管64、および排出部65を有する。
収納部61は、洗浄液120を収納する。収納部61は、洗浄液120に対する耐性を有する材料から形成されている。収納部61は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
洗浄液120は、原料液を除去できるものであれば特に限定はない。この場合、洗浄液120は、原料液に含まれる高分子物質を溶解可能なものとすることが好ましい。洗浄液120は、例えば、原料液に含まれる溶媒とすることができる。
供給部62は、収納部61に収納されている洗浄液120を、基部24を介して洗浄ノズル23に供給する。供給部62は、例えば、洗浄液120に対する耐性を有するポンプなどとすることができる。また、供給部62は、収納部61にガスを供給し、収納部61に収納されている洗浄液120を圧送するものとすることもできる。
洗浄液制御部63は、基部24に供給される洗浄液120の流量、圧力などを制御する。また、洗浄液制御部63は、洗浄液120の供給の開始と、供給の停止を切り替えるものとすることもできる。
配管64は、収納部61供給部62との間、供給部62と洗浄液制御部63との間、洗浄液制御部63と基部24との間に設けられている。配管64は、洗浄液の流路となる。配管64は、洗浄液に対する耐性を有する材料から形成されている。配管64は、例えば、フッ素系樹脂などから形成することができる。また、配管64は、可撓性を有するものとすることができる。可撓性を有する配管64とすれば、後述する洗浄ノズル23および基部24の移動が容易となる。
排出部65は、収集部5から離隔した位置に設けられている。排出部65は、洗浄ノズル23から洗浄液120を供給する位置に設けられている。洗浄ノズル23は、例えば、排出部65の上方において、ノズル20の排出口20aの近傍に向けて洗浄液120を供給する。排出部65は、供給された洗浄液120と、洗浄液120により除去された原料液を受け止め、電界紡糸装置1の外部に排出する。排出部65は、原料液と洗浄液120に対する耐性を有する材料から形成されている。排出部65は、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
移動部7は、排出部65と収集部5との間において、ノズルヘッド2およびノズル洗浄装置6の位置を移動させる。すなわち、移動部7は、ノズル20から原料液を排出する位置と、洗浄ノズル23から洗浄液120を供給する位置と、の間において、本体部22を移動させる。例えば、ファイバ100を堆積させる際には、移動部7は、ノズルヘッド2を収集部5が設けられた位置に移動させる。ノズル20のクリーニングを行う際には、移動部7は、ノズルヘッド2を排出部65が設けられた位置に移動させる。
移動部7は、例えば、直動軸受けなどの案内装置、ボールネジなどの伝導装置、サーボモータなどの駆動装置を備えたものとすることができる。
制御部8は、供給部32、原料液制御部33、電源4、供給部62、洗浄液制御部63、および移動部7の動作を制御する。
制御部8は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどを備えたコンピュータとすることができる。
次に、電界紡糸装置1の作用について説明する。
原料液は、表面張力によりノズル20の排出口20aの近傍に留まっている。
原料液制御部33は、本体部22に供給される原料液の流量、圧力などを制御して、新しい原料液が本体部22の内部に供給された際に、本体部22の内部にある原料液が排出口20aから押し出されないようにする。
電源4は、ノズル20に電圧を印加する。すると、排出口20aの近傍にある原料液が所定の極性に帯電する。図1に例示をしたものの場合には、排出口20aの近傍にある原料液がプラスに帯電する。
収集部5は、接地されているので、ノズル20と収集部5の間に電界が形成される。そして、電気力線に沿って作用する静電力が表面張力より大きくなると、排出口20aの近傍にある原料液が静電力により収集部5に向けて引き出される。引き出された原料液は、引き伸ばされ、原料液に含まれる溶媒が揮発することでファイバ100が形成される。形成されたファイバ100が収集部5の上に堆積することで、堆積体110が形成される。
ノズル20のクリーニングを行う際には、移動部7は、ノズルヘッド2を排出部65が設けられた位置に移動させる。供給部62は、収納部61に収納されている洗浄液120を基部24を介して洗浄ノズル23に供給する。洗浄液120は、洗浄ノズル23からノズル20の排出口20aの近傍に供給される。排出部65は、吐出された洗浄液120と、洗浄液120により除去された原料液を受け止め、電界紡糸装置1の外部に排出する。
ファイバ100を堆積させる際には、移動部7は、ノズルヘッド2を収集部5が設けられた位置に移動させる。そして、前述したファイバ100の堆積が行われる。
図1に例示をしたものの場合には、洗浄ノズル23および基部24が、ノズルヘッド2に設けられている。しかしながら、洗浄ノズル23および基部24の配設位置はこれに限定されるわけではない。
洗浄ノズル23および基部24は、本体部22から離隔して設けることができる。
洗浄ノズル23が本体部22から離隔して設けられる場合には、洗浄ノズル23は、排出部65および排出部65の近傍の少なくともいずれかに設けることができる。洗浄ノズル23が排出部65の近傍などに設けられていれば、ノズルヘッド2の移動に伴い配管64が動くことがないので、配管64の外れや破損を抑制することができる。
図2(a)は、他の実施形態に係る洗浄ノズル23a(第2のノズルの一例に相当する)および基部24aを例示するための模式断面図である。
図2(b)は、図2(a)におけるA部の模式斜視図である。
図2(a)、(b)に示すように、洗浄ノズル23aの内部には、洗浄液120を供給するための孔が設けられている。洗浄液120を供給するための孔は、洗浄ノズル23aの基部24a側の端部と、洗浄ノズル23aの洗浄液120が排出される側の端部(先端)との間を貫通している。
ノズル20は、洗浄ノズル23aの、洗浄液120を供給するための孔の内部に設けられている。洗浄ノズル23aの内壁面とノズル20の外壁面との間には隙間が設けられ、この隙間が洗浄液の流路となっている。洗浄ノズル23aの内径寸法は、0.5mm〜2mm程度とすることができる。洗浄ノズル23aの外径寸法は、0.7mm〜2.3mm程度とすることができる。
なお、洗浄ノズル23aの内径寸法は、ノズル20の外径寸法よりも大きくなっている。
この場合、洗浄ノズル23aの内径寸法と、ノズル20の外径寸法との差が大きくなり過ぎると、洗浄液の流れを制御するのが困難となるおそれがある。また、洗浄効率も低下するおそれがある。
そのため、洗浄ノズル23aの内径寸法と、ノズル20の外径寸法との差が小さくなる様にすることが好ましい。この様にすれば、洗浄ノズル23aとノズル20との間の隙間を洗浄液で満たした状態で洗浄を行うことが容易となる。
基部24aは、板状を呈している。基部24aの内部には、洗浄液120が収納される空間が設けられている。基部24aの一方の端部には、洗浄ノズル23aが設けられている。洗浄ノズル23aに設けられた孔は、基部24aの内部に設けられた空間と繋がっている。
ノズル20は、洗浄ノズル23aの、洗浄液120を吐出するための孔の内部に設けられている。そのため、洗浄液120は、ノズル20の外壁に沿うように吐出されるので、ノズル20の先端に付着した原料液を効果的に除去することができる。
また、ノズル20が、洗浄ノズル23aの孔の内部に設けられていれば、洗浄ノズル23aが、金属などの導電性材料から形成されていたとしても、ノズル20と収集部5との間に形成される電界が影響を受け難くなる。
そのため、洗浄ノズル23aの材料は、ステンレスなどの導電性材料であってもよいし、樹脂やセラミックスなどの絶縁性材料であってもよい。
また、図2(a)、(b)に示すように、ノズル20の先端が、洗浄ノズル23aの先端から突出していれば、ノズル20の先端における電界集中が弱まるのを抑制することができる。この場合、ノズル20の先端の突出量Lを0mm(ノズル20の先端が突出していない)とすると、ノズル20の先端において電界集中が生じにくくなる。一方、突出量Lが大きくなりすぎると、洗浄液の流れが乱れて、ノズル20の周囲を効率よく洗浄できなくなるおそれがある。
本発明者の得た知見によれば、ノズル20の先端の突出量Lは、1mm以上20mm以下とすることが好ましい。
図3は、他の実施形態に係るノズルヘッド2aを例示するための模式図である。
前述したノズルヘッド2は、いわゆるニードル型ノズルヘッドであるが、図3に例示をするノズルヘッド2aは、いわゆるブレード型ノズルヘッドである。
ノズルヘッド2aは、ノズル20b(第1のノズルの一例に相当する)、本体部22b、洗浄ノズル23、および基部24を有する。
ノズル20bは、本体部22bの端部22baに設けられた孔である。ノズル20bは、複数設けられている。ノズル20bの配置や大きさなどは、前述したノズル20の配置やノズル20の内径などと同様とすることができる。この場合、ノズル20bの開口が、原料液が排出される排出口20baとなる。
本体部22bは、板状を呈している。本体部22bの内部には、原料液が収納される空間が設けられている。本体部22bの一方の端部22ba側は、断面積が小さくなっている。すなわち、本体部22bの先端は尖っている。本体部22bの先端が尖っていれば、電界集中が生じ易くなるので、本体部22bの先端と収集部5との間に形成される電界の強度を高めることができる。
本体部22bは、導電性材料から形成されている。本体部22bの材料は、導電性と、原料液に対する耐性を有するものとすることが好ましい。本体部22bは、例えば、ステンレスなどから形成することができる。
ノズルヘッド2aにも前述した洗浄ノズル23および基部24を設けることができる。この場合、洗浄ノズル23はL字状を呈するものとすることができる。L字状を呈する洗浄ノズル23とすれば、本体部22bの端部22baに洗浄液120を供給するのが容易となる。そのため、本体部22bの端部22baに付着した原料液を除去するのが容易となる。また、基部24は、本体部22bの側面に設けることができる。
なお、洗浄ノズル23および基部24の形状、配設位置、数などは例示をしたものに限定されるわけではなく、ノズルヘッド2aの形状や大きさなどに応じて適宜変更することができる。
図4(a)、(b)は、ノズルヘッド2、2aの他の取り付け方向を例示するための模式図である。
下方に向けて原料液を排出する場合には、ノズルヘッド2、2aの取り付け方向は、図1や図3に例示をしたもののようにすることができる。
これに対して、側方に向けて原料液を排出する場合には、ノズルヘッド2、2aの取り付け方向は、図4(a)、(b)に例示をしたもののようにすることができる。
この様な場合には、洗浄ノズル23は上側にのみ設けるようにすることができる。洗浄ノズル23から供給された洗浄液120は重力により下方に向けて流れる。そのため、洗浄ノズル23が上側にのみ設けられていたとしても、複数のノズル20、20bに洗浄液を供給することができる。この様にすれば、ノズルヘッド2、2aの構成の簡易化や製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 電界紡糸装置、2 ノズルヘッド、3 原料液供給部、4 電源、5 収集部、6 洗浄液供給部、7 移動部、20 ノズル、20a 排出口、23 洗浄ノズル、24 基部、61 収納部、62 供給部、63 洗浄液制御部、65 排出部、100 ファイバ、110 堆積体、120 洗浄液、

Claims (2)

  1. 原料液が収納される空間を内部に有する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記本体部に収納された原料液を排出する第1のノズルと、
    前記本体部に設けられ、前記第1のノズルの排出口の近傍に洗浄液を供給する第2のノズルと、
    前記本体部に前記原料液を供給する原料液供給部と、
    前記第1のノズルに所定の極性の電圧を印加する電源と、
    前記第2のノズルに前記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    前記第1のノズルから前記原料液を排出する位置と、前記第2のノズルから前記洗浄液を供給する位置と、の間において、前記本体部を移動させる移動部と、
    前記洗浄液を供給する位置に設けられた排出部と、
    を備え、
    前記第1のノズルは、前記第2のノズルの前記洗浄液を供給する孔の内部に設けられ、
    前記第1のノズルの先端が、前記第2のノズルの先端から1mm以上20mm以下突出している電界紡糸装置。
  2. 前記洗浄液は、前記原料液に含まれる溶媒を含む請求項記載の電界紡糸装置。
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