JP6429740B2 - マンコンベアの乗降口装置 - Google Patents

マンコンベアの乗降口装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6429740B2
JP6429740B2 JP2015131073A JP2015131073A JP6429740B2 JP 6429740 B2 JP6429740 B2 JP 6429740B2 JP 2015131073 A JP2015131073 A JP 2015131073A JP 2015131073 A JP2015131073 A JP 2015131073A JP 6429740 B2 JP6429740 B2 JP 6429740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
exit device
fixed
man conveyor
escalator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015131073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017013941A (ja
Inventor
拓之 笠原
拓之 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015131073A priority Critical patent/JP6429740B2/ja
Publication of JP2017013941A publication Critical patent/JP2017013941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6429740B2 publication Critical patent/JP6429740B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

この発明は、エスカレータ等の長手端部に設けられたマンコンベアの乗降口装置に関する。
マンコンベアの乗降口装置は、マンコンベアに揺れが発生した場合、マンコンベアの乗降口装置の周りの建築部を破損することなく乗降口装置が摺動する必要がある。
そのため、この乗降口装置は、建築コンクリート部に固定され建築部と仕切るための縁板を備え、縁板を通じて建築コンクリート部に対して摺動している。
例えば、特許文献1には、マンコンベアの乗降口装置では、縁板の一端部が主枠に固定されている。
また、特許文献2には、上記提案の主枠に縁板を固定することで生じた問題点の改善として、縁板の固定部に切欠きを設け、切欠き部の縁板を覆う座金を介してマンコンベア本体枠に締結する締結具を設けたものが記載されている。
また、この特許文献2には、設置状況によって縁板の主枠に対する装着位置を再調整することができる構成も記載されている。
特開昭50−154974号公報 特開平7−157256号公報
ところで、上記構成のマンコンベアの乗降口装置では、建築床部に隣接し、上面が開口した開口部が床板で覆われた建築穴部の底面にアンカーボルトを用いてベアリングプレートが固定されている。
そして、建築穴部の側面に沿って配置され支持体により支持された縁板の上面は、建築床部の上面と同じであり、アンカーボルトは、建築床部から突出せず、建築床部との干渉がないようにするために、マンコンベア設置に必要な建築穴部の上面の開口部の面積よりも大きな開口部面積を必要とし、そのため建築穴部の上面の開口部において追加の欠き込み作業が必要になるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することが課題とするものであって、建築穴部の上面の開口部において追加の欠き込み作業を必要としないマンコンベアの乗降口装置を得ることを目的とする。
この発明に係るマンコンベアの乗降口装置は、
主枠の長手方向の端部側に設けられたマンコンベアの乗降口装置であって、
建築床部に隣接し、上面が開口した開口部を有する建築穴部と、
前記開口部を覆う床板と、
前記建築穴部の底面にボルトを用いて固定されたベアリングプレートと、
このベアリングプレートの隅部に固定され、垂直方向に延びた片部を有する支持体と、
前記建築穴部の壁面側に面した前記片部に面接触して固定された係合部材と、
上端部が前記建築床部に固定され下端部が前記係合部材に対して上下方向に相対的に摺動可能に係合した縁板と、を備えている。
この発明に係るマンコンベアの乗降口装置によれば、上端部が建築床部に固定され下端部が係合部材に対して上下方向に相対的に摺動可能に係合した縁板を備えているので、建築穴部の上面の開口部において追加の欠き込み作業をせずに済むという効果がある。
この発明の実施の形態1のエスカレータの乗降口装置を含む、エスカレータを示す斜視図である。 図1のエスカレータの乗降口装置を示す拡大平面図である。 図1のエスカレータの乗降口装置を示す拡大平面図(但し、床板及び建築床部が除かれている。)である。 図3のエスカレータの乗降口装置を矢印IVから視たときの斜視図である。 図4のエスカレータの乗降口装置を矢印Vから視たときの図である。 図4のエスカレータの乗降口装置の一部切り欠いて矢印VIから視たときの図である。 この発明の参考例であるエスカレータの乗降口装置を示す平面図である。 図7のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。 図7のIX−IX線に沿った矢視断面図である。
以下、この発明の実施の形態のエスカレータの乗降口装置10、及び参考例のエスカレータの乗降口装置について図に基いて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のエスカレータの乗降口装置を含む、エスカレータを示す斜視図である。
マンコンベアであるエスカレータでは、傾斜して配置された主枠1の長手方向に沿う両側には、欄干2が立った状態で設けられている。主枠1には、多数が互いに連結されて移動循環する踏段3が設けられている。欄干2の外周には、移動可能に係合され踏段3の移動と同期して移動する移動手摺4が設けられている。欄干2の下部には、欄干2の下部とスカートガード(図示せず)との隙間を塞ぐ、インナーデッキボード5及びアウターデッキボード6が設けられている。インナーデッキボード5及びアウターデッキボード6の端部には、インレット7が設けられている。
図2は、図1のエスカレータの乗降口装置10を示す拡大平面図、図3は、図1のエスカレータの乗降口装置10を示す拡大平面図(但し、床板21及び建築床部22が除かれている。)、図4は、図3のエスカレータの乗降口装置10を矢印IVから視たときの斜視図、図5は、図4のエスカレータの乗降口装置を矢印Vから視たときの断面図、図6は、図4のエスカレータの乗降口装置を一部切り欠いて矢印VIから視たときの図である。
長手方向に延びた主枠1の両側には、エスカレータの乗降口装置10が設けられている。このエスカレータの乗降口装置10では、エスカレータに揺れが発生した場合、エスカレータの乗降口装置10が摺動しエスカレータの乗降口装置10の周りの建築部が破損するのを防止する機能を有している。
エスカレータの乗降口装置10では、建築床部22に隣接して上面が開口した開口部Aを有する建築穴部12が設けられている。この開口部Aは、床板21で覆われている。
建築穴部12の各側壁面12aには、第1の縁板13a、第2の縁板13b及び第3の縁板13cが設けられている。第1の縁板13aは、踏段3に対面して側に配置されており、第2の縁板13b及び第3の縁板13cは、それぞれ第1の縁板13aの両端部から移動手摺4と同方向に延びて側に配置されている。第1の縁板13a、第2の縁板13b及び第3の縁板13cのそれぞれの上端部は、建築穴部12に隣接した建築床部22に固定されている。
建築穴部12の底面には、平板状のベアリングプレート14がアンカーボルト15により固定されている。このベアリングプレート14の踏段3と離れた側の両側の隅部には、断面U字状の支持体16が、アンカーボルト15の先端部を覆ってそれぞれ配置されている。支持体16の両側端面はベアリングプレート14の表面と当接し、溶接により固定されている。
支持体16のうち、建築コンクリート部12側の片部16aには断面L字形状の第1の係合部材17が面接触してボルト18により固定されている。この第1の係合部材17には第2の縁板13bが面接触して設けられている。
第2の縁板13bには、下端面から延びた溝部40が形成されてり、この溝部40を貫通した締結部材であるボルト19により、第2の縁板13bは第1の係合部材16に係合している。
なお、第3の縁板13cも、第2の縁板13bと同様に構成により、第1の係合部材17、支持体16、ベアリングプレート14を介して建築コンクリート部12に固定されている。
第1の縁板13aについても、図6に示すように、ボルト24、第2の係合部材20、支持体16、ベアリングプレート14を介して建築穴部12に固定されている。
第1の係合部材17及び第2の係合部材20上には、床板21が固定されている。
床板21の踏段3側を除く3方向には、建築穴部12の側壁面12aと縁板13a,13b,13cとの間には、仕上げ材23が介在している。
次に、エスカレータの乗降口装置の参考例について説明する。
図7は、この発明の参考例であるエスカレータの乗降口装置を示す平面図、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った矢視断面図、図9は、図7のIX−IX線に沿った矢視断面図である。
この参考例では、建築穴部12に隣接した建築床部22には、それぞれ第1の縁板13a、第2の縁板13b及び第3の縁板13cの上端部が固定されている。
第2の縁板13b及び第3の縁板13cは、下端部に、断面L字形状の支持体33がボルト34を用いて設けられている。支持体33の端部は、アンカーボルト37を用いて建築床部22の下面に対向した建築穴部12の上面に固定されている。
また、第1の縁体13aは、第1の係合部材35、第2の係合部材36を介して断面L字形状の支持体33に接続されている。この支持体33の端部は、アンカーボルト37を用いて建築床部22の下面に対向した建築穴部12の上面に固定されている。
なお、図8の符号30は補強体、符号31は床板21の支持体、符号32はトラス支持部である。
この実施の形態によるエスカレータの乗降口装置10によれば、上端部が建築床部22に固定され下端部が係合部材17,20に対して上下方向に相対的に摺動可能に係合した縁板13a,13b,13cを備えている。
従って、この実施の形態1の開口部Aと、参考例である図7に示す、建築穴部12の側壁面12aで区画された開口部Bとを比較して明らかのように、この実施の形態1のものは、図7において網目模様で示した追加の欠き込み作業を必要としないで済む効果がある。
また、縁板13a,13b,13cには、下端面から上方向に延びた溝部40が形成されており、縁板40と係合部材17,20とは、溝部40を貫通した締結部材であるボルト19に係合しているので、縁板40と係合部材17,20とは、溝部40に沿って移動するボルト19とともに確実に上下方向に摺動移動が可能となる。
また、支持体16は、アンカーボルト15の端部を覆い、両側端面がベアリングプレート14に固定された断面U字形状であるので、支持体16の両側は開口しており、支持体16は、アンカーボルト15に干渉されることなくベアリングプレート14に溶接作業により容易に固定される。
なお、上記実施の形態では、マンコンベアとしてエスカレータの場合について説明したが、勿論このものに限定されるのではなく、例えば動く歩道であってもよい。
また、アンカーボルトの15の代りに、例えばスタットボルトを用いてもよい。
さらに、上記実施の形態では、縁板13a,13b,13cに溝部40を形成したが、溝部を係合部材に形成し、この溝部を貫通した締結部材を用いて係合部材と縁板とを相対的に摺動移動可能に取り付けてもよい。
1 主枠、2 欄干、3 踏段、4 移動手摺、5 インナーデッキボード、6 アウターデッキボード、7 インレット、10 エスカレータの乗降口装置、12 建築穴部、12a 側壁面、13a 第1の縁板、13b 第2の縁板、13c 第3の縁板、14 ベアリングプレート、15,37 アンカーボルト、16 支持体、16a 片部、17 第1の係合部材、18,19,24,34 ボルト、20 第2の係合部材、21 床板、22 建築床部、23 建築仕上げ材、30 補強体、31 床板支持体、32 トラス支持部、33 支持体、35 第1の係合部材、36 第2の係合部材、40 溝部、A,B 開口部。

Claims (3)

  1. 主枠の長手方向の端部側に設けられたマンコンベアの乗降口装置であって、
    建築床部に隣接し、上面が開口した開口部を有する建築穴部と、
    前記開口部を覆う床板と、
    前記建築穴部の底面にボルトを用いて固定されたベアリングプレートと、
    このベアリングプレートの隅部に固定され、垂直方向に延びた片部を有する支持体と、
    前記建築穴部の壁面側に面した前記片部に面接触して固定された係合部材と、
    上端部が前記建築床部に固定され下端部が前記係合部材に対して上下方向に相対的に摺動可能に係合した縁板と、を備えたマンコンベアの乗降口装置。
  2. 前記縁板には、下端面から上方向に延びた溝部が形成されており、
    前記縁板と前記係合部材とは、前記溝部を貫通した締結部材で係合している請求項1に記載のマンコンベアの乗降口装置。
  3. 前記支持体は、前記ボルトの端部を覆い、両側端面が前記ベアリングプレートに固定された断面U字形状である請求項1または2に記載のマンコンベアの乗降口装置。
JP2015131073A 2015-06-30 2015-06-30 マンコンベアの乗降口装置 Active JP6429740B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131073A JP6429740B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 マンコンベアの乗降口装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015131073A JP6429740B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 マンコンベアの乗降口装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017013941A JP2017013941A (ja) 2017-01-19
JP6429740B2 true JP6429740B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=57829745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015131073A Active JP6429740B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 マンコンベアの乗降口装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6429740B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0699102B2 (ja) * 1986-07-09 1994-12-07 三菱電機株式会社 乗客コンベアの乗降場装置
JP2783137B2 (ja) * 1993-12-03 1998-08-06 三菱電機株式会社 乗客コンベヤの乗降口装置
JP2014051372A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベヤのトラス支持装置、及び乗客コンベヤのトラス支持装置の設置方法
JP2014094792A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Taisei Corp エスカレータ支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017013941A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6389788B2 (ja) 乗客コンベア
JP5449467B2 (ja) 乗客コンベア
JP6087305B2 (ja) 乗客コンベア
JP6429740B2 (ja) マンコンベアの乗降口装置
JP6533483B2 (ja) 乗客コンベア
JP6258075B2 (ja) 乗客コンベア
JP6024605B2 (ja) エレベーターの据付作業床装置
JP6353819B2 (ja) 乗客コンベア
JP6134670B2 (ja) 乗客コンベア装置
JP6329877B2 (ja) 乗客コンベア
JP6273995B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
US8113333B2 (en) Step band guard for a passenger conveyor
JP6489002B2 (ja) 乗客コンベアの防振装置
WO2021210036A1 (ja) 乗客コンベア及びそのスカートガードスイッチ装置
JP6768630B2 (ja) エレベーター装置
JP6958207B2 (ja) エスカレーターの作業用足場装置
JP2011084385A (ja) エレベータ用ドア装置
JP5455410B2 (ja) 乗客コンベヤの欄干
JP5923541B2 (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベアの乗降床
JP6169425B2 (ja) 乗客コンベア
JP7089465B2 (ja) 乗客コンベア
JP6218975B2 (ja) 乗客コンベアの欄干装置
JP6746537B2 (ja) エスカレーターの天井作業床装置および天井作業方法
JP4398715B2 (ja) 乗客コンベア
JP4614720B2 (ja) エレベータ乗場

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6429740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250