JP6428543B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
図1〜図3において、プリンタ1は、例えばPC端末や携帯電話等の外部機器(図示省略)より無線通信(詳細は後述)を介して受信した印字データを、種々の被印刷用紙Sに印刷する。このプリンタ1は、例えば樹脂材料で構成された、装置外郭を構成する略直方体形状のハウジング10(筐体に相当)と、シャーシ組立体60(図3参照)と、を組み付けることによって、概略組み立てられる。
上記構成の印刷装置1において、印刷時には、カバー部材13を閉じた状態でトップカバー11とカバー部材13との間に形成された上記挿入口14に、上記被印刷用紙Sが投入される。投入された被印刷用紙Sは、挿入口14の下方に設けられたガイド部材120により、プラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部Pに案内される。プラテンローラ111は所定の圧接力で被印刷用紙Sに接触し、被印刷用紙Sを搬送する。この搬送される被印刷用紙Sに対し、サーマルラインヘッド112が所望の印刷を行う。印刷完了後に、被印刷用紙Sは、カバー部材13とアンダーカバー15との間に形成された排出口17より排出される。このとき、被印刷用紙Sの排出口17への搬送経路の途中に、用紙検出センサSeが設けられている(図2参照)。この用紙検出センサSeの検出結果に基づきプラテンローラ111による搬送制御と、サーマルラインヘッド112による印刷制御が行われる。なお、紙詰まり等が生じた場合には、カバー部材13を開放することで、サーマルラインヘッド112からプラテンローラ111がリリースされ、容易に被印刷用紙Sを引き出すことが可能となる。
以上の基本構成及び動作である本実施形態のプリンタ1において、最大の特徴は、無線モジュールの有無や種類が異なる複数の機種において、共通のハウジング10及び制御基板50(後述の図4、図6等参照)を用いることにある。以下、その詳細を順を追って説明する。
既に述べたように、本実施形態のプリンタ1は、印字データを、外部機器より無線通信を介して受信可能である。その際、無線通信の種類として、WiFi(登録商標)等の無線LAN(第1無線通信方式に相当)と、Bluetooth(登録商標;第2無線通信方式に相当)と、のいずれかを選択的に使用可能である。すなわち、プリンタ1には、上記無線LANによる通信を行うための無線LANモジュールM1(第1無線モジュールに相当。後述の図4、図5、図6等参照)を搭載する機種(以下適宜、「無線LAN機種」という)と、上記Bluetoothによる通信を行うためのBTモジュールM2(第2無線モジュールに相当。後述の図6等参照)を搭載する機種(以下適宜、「Bluetooth機種」という)と、が存在する。図1〜図3に示したプリンタ1は、上記無線LANモジュールM1が搭載された機種であり、この無線LANモジュールM1は、ハウジング10(詳細にはトップカバー11)のモジュール設置領域MAに設けられる。
次に、本実施形態のプリンタ1の回路構成を図6により説明する。本実施形態のプリンタ1は、前述したように、ACアダプタ34を介した外部電源装置(図示せず)からの電源供給と、上記凹部105に装着される上記バッテリユニットBTからの電源供給と、のいずれもが可能である。なお、図6では、図示の煩雑防止のために、バッテリユニットBT及び当該バッテリユニットBTからの給電回路は図示を省略している。
図6において、外部電源装置からの電源供給を行うための上記ACアダプタ34は、電圧を供給可能な上記外部電源装置のACコンセント(図示せず)側に接続されるACプラグ34Cと、ACプラグ34Cと接続された電圧変換部34Dと、電圧変換部34Dと接続され、所定の電圧(この例では15V)が供給されるDCプラグ34Eとを有する。DCプラグ34Eは、負極側の第1端子34Aと、正極側の第2端子34Bとを有する。
上記に対応し、プリンタ1には、上記DCプラグ34Eが接続可能なDCジャック33(図1も参照)が備えられている(但し図6ではDCプラグ34EがDCジャック33から取り外された状態を示している)。DCジャック33は、DCプラグ34Eの第1端子34Aが接続されると共に負極側母線が接続された負極側の第1端子33Aと、DCプラグ34Eの第2端子34Bが接続されると共に正極側母線が接続された正極側の第2端子33Bとを有する。なお、第1端子33Aは、逆流防止ダイオード33Cを介して接地され、第2端子33Bは、後述の定電圧回路51に接続されている。
制御基板50は、既に述べたプリンタ1の3つの機種(前述の無線LAN機種、Bluetooth機種、非無線機種)に共通に用いられる。そして、それら3つの機種に共通の、1つのモジュール用コネクタ203、上記CPU52、及び1つの操作部用コネクタ404、が制御基板50上に実装されている。但し、後述のように、上記非無線機種においては上記モジュール用コネクタ203には何も接続されず、事実上使用されない。
上述したように、モジュール用コネクタ203は、非無線機種を除く2つの機種(上記無線LAN機種及びBluetooth機種)において共通に用いられる。言い替えれば、モジュール用コネクタ203は、上記無線LANモジュールM1とBTモジュールM2とに共通に使用され、いずれか一方のモジュールが選択的に接続される。すなわち、上記無線LANモジュールM1が使用される上記無線LAN機種の製造時においては、無線LANモジュールM1からの上記接続回路201のコネクタ204がモジュール用コネクタ203に接続される(図4も参照)。上記BTモジュールM2が使用される上記Bluetooth機種の製造時においては、BTモジュールM2からの上記接続回路201のコネクタ204がモジュール用コネクタ203に接続される。なお、上記非無線機種の製造時においては、モジュール用コネクタ203には何も接続されない。
第3端子〜第8端子は、上記無線LAN機種の製造時において、第1ジャンパ線206Aが装着された状態(=第1信号線経路205Aの導通状態)では、第3端子が上記「D1」ポートに接続され、第4端子が上記「CLK」ポートに接続され、第5端子が上記「CMD」ポートに接続され、第6端子が上記「D2」ポートに接続され、第7端子が上記「D3」ポートに接続され、第8端子は、上記「D0」ポートに接続される。これにより、無線LANモジュールM1からの上記接続回路201が、CPU52の上記第1ポート群204Aに導通する。
一方、上記Bluetooth機種の製造時において、第2ジャンパ線206Bが装着された状態(=第2信号線経路205Bの導通状態)では、第3端子はどこにも接続されず、第4端子は上記「TXD」ポートに接続され、第5端子は上記「CTS」ポートに接続され、第6端子は上記「RTS」ポートに接続され、第7端子は上記「RXD」ポートに接続され、第8端子は、上記「RST」ポートに接続される。これにより、BTモジュールM2からの上記接続回路201が、CPU52の上記第2ポート群204Bに導通する。
上述したように、操作部用コネクタ404は、3つの機種(上記無線LAN機種、Bluetooth機種、及び非無線機種)において共通に用いられる。言い替えれば、操作部用コネクタ404は、上記無線LAN機種用の操作部C1、Bluetooth機種用の操作部C2、非無線機種用の操作部C3、非無線機種用の操作部C3′のいずれかが選択的に接続される。すなわち、上記操作部C1が使用される上記無線LAN機種の製造時においては、当該操作部C1からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される(図4も参照)。上記操作部C2が使用される上記Bluetooth機種の製造時においては、当該操作部C2からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される。上記操作部C3(又はC3′)が使用される上記非無線機種の製造時においては、当該操作部C3(又はC3′)からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される。
操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記無線LAN機種の製造時には、上記操作部C1に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子(図6中では、番号「1」「2」「3」「4」「5」で略示している)にそれぞれ接続される。このとき、操作部C1においては、図6に示すように、第5端子からの信号線に対して、第1端子〜第4端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、第1端子からの信号線には、上記電源ボタン20に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「20」で略示。以下、適宜単に「スイッチ20」と称する)が設けられる。同様に、第2端子からの信号線には、上記フィードボタン30に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「30」で略示。以下、適宜単に「スイッチ30」と称する)が設けられる。また、第3端子からの信号線には、上記無線通信ボタン40に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「40」で略示。以下、適宜単に「スイッチ40」と称する)が設けられる。
一方、上記Bluetooth機種の製造時には、操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記操作部C2に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C2においては、図6に示すように、第5端子からの接地線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続され、第4端子からの信号線はどこにも接続されない(図6中では「NC」と略示)。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられ、第3端子からの信号線には上記スイッチ40が設けられる。
前述したように、上記非無線機種の製造時には、操作部C3又は操作部C3′が選択的に用いられる。
図7に、上述したような、上記操作部C1,C2,C3,C3′が接続されたときの、各ボタンの非操作状態におけるCPU52の各ポートの入力値の態様を一覧にして示す。前述したように、操作部C1の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「H」、「d」ポートが「L」となる。操作部C2の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「H」、「d」ポートが「H」となる。操作部C3の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「L」、「d」ポートが「L」となる。操作部C3′の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「L」、「d」ポートが「H」となる。なお、このテーブルの内容は、例えば、上記EEPROM55に記憶されている。
ところで、上述したように、本実施形態においては、プリンタ1の製造時に無線LAN機種、Bluetooth機種、非無線機種のいずれであるかに応じて、共通の1つのモジュール用コネクタ203に対し無線LANモジュールM1若しくはBTモジュールM2が選択的に接続され、さらに操作部用コネクタ404に対して上記操作部C1,C2,C3,C3′のいずれかが(例えば製造現場の作業員の手作業によって)選択的に接続される。したがって、例えば上記のような組立後でかつ出荷前に、製造しようとする機種に合致したモジュール及び操作部が確実に接続されているか、を確認する必要がある。そこで、本実施形態では、まず、CPU52により、モジュール設置領域MAに無線LANモジュールM1が設置されているのか、BTモジュールM2が設置されているのか、あるいは、無線LANモジュールM1もBTモジュールM2も設置されていないのか、が検出される(後述のモジュール検出処理を参照)。
上記の手法を実現するために、CPU52によって実行される制御手順を図8〜図10により説明する。
このとき、本実施形態においては、CPU52は、自らの処理モード(制御モード)として、上記無線LAN機種に対応した無線LANモードと、上記Bluetooth機種に対応したBluetoothモードと、上記非無線機種に対応した非無線モードと、の3つを備えている。なお無線LANモード及びBluetoothモードが各請求項記載の無線方式用制御モードに相当し、非無線モードが非無線方式用制御モードに相当している。
図10において、CPU52は、まず、ステップS21で、操作部用コネクタ404に接続されている各ポート(上記「a」ポート、「b」ポート、「c」ポート、「d」ポート)の入力値を検出する。
以上説明したように、本実施形態においては、無線通信を行う仕様(詳細には上記無線LAN機種及びBluetooth機種)と、無線通信を行わない仕様(上記非無線機種)と、の両方に対し、共通の1つのハウジング10と、共通の1つの制御基板50(共通の1つのモジュール用コネクタ203及び共通の1つの操作部用コネクタ404を備える)と、を用いて製造を行うことができる。そして、このように互いに無線通信方式が異なる複数の機種において共通のハウジング10を用いる場合であっても、予め、2つの無線モジュール(無線LANモジュールM1及びBTモジュールM2)それぞれを実装するスペースをハウジング10に設ける必要がなく、1つの実装スペース(=モジュール設置領域MA)のみを設ければ足りるので、装置の小型化を図ることができる。
すなわち、本変形例においては、図11に示すように、操作部用コネクタ404には、第1端子〜第4端子の4つの接続端子のみが設けられている(図11中では、番号「1」「2」「3」「4」で略示している)。上記実施形態と同様、第1端子はCPU52の上記「a」ポートに接続され、第2端子はCPU52の上記「b」ポートに接続され、第3端子はCPU52の上記「c」ポートに接続される。そして、第4端子が接地されている。また、第1〜第3端子と上記「a」「b」「c」ポートとの間の各信号線には、プルアップ抵抗R3を介し、電源電圧「Vcc」が印加されている。
本変形例においては、無線LAN機種とBluetooth機種とで、共通の操作部C12が用いられる。すなわち、操作部用コネクタ404の第1端子〜第4端子は、上記操作部C12に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第4端子(図11中で番号「1」「2」「3」「4」と略示)にそれぞれ接続される。このとき、操作部C12においては、第4端子からの信号線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、第1端子からの信号線には上記スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられ、第3端子からの信号線には上記スイッチ40が設けられる。
本変形例においては、上記非無線機種の製造時には、1種類の操作部C30が用いられる。すなわち、操作部用コネクタ404の第1端子〜第4端子は、上記操作部C30に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第4端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C30においては、第4端子からの信号線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられる。
なお、以上において、図6、図11の図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
10 ハウジング(筐体)
11 トップカバー
13 開閉部材(開閉カバー)
15 アンダーカバー
50 制御基板
52 CPU(制御手段)
53 駆動モータ
111 プラテンローラ(搬送手段)
112 サーマルラインヘッド(印字手段)
130L,R サイドシャーシ部材(フレーム)
140 ビーム部材(フレーム)
201 可撓性接続回路
203 モジュール用コネクタ
204A 第1ポート群(第1ポート)
204B 第2ポート群(第2ポート)
205A 第1信号線経路
205B 第2信号線経路
206A 第1ジャンパ線(第1信号切替手段)
206B 第2ジャンパ線(第2信号切替手段)
404 操作部用コネクタ
C1 操作部(第1操作部、無線用操作部)
C2 操作部(第2操作部、無線用操作部)
C3,C3′ 操作部(通常用操作部)
CA 操作部配置領域
M1 無線LANモジュール(第1無線モジュール)
M2 BTモジュール(第2無線モジュール)
MA モジュール設置領域
S 被印刷用紙
Claims (9)
- 被印刷用紙を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記被印刷用紙に対し、印字データに対応した印字形成を行う印字手段と、
前記搬送手段及び前記印字手段を内包し、装置外郭を構成する筐体と、
前記搬送手段及び前記印字手段を制御する制御手段が設けられた制御基板と、
を有する印刷装置であって、
前記筐体は、
第1無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第1無線モジュール、及び、第2無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第2無線モジュール、のいずれか一方を選択的に設置可能な、各無線モジュールに共通のモジュール設置領域と、
前記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式に対応した無線用操作部、及び、無線通信による前記印字データの送受を行わない非無線方式に対応した通常用操作部のいずれかが選択的に配置される、各操作部に共通の操作部配置領域と、
を有しており、
前記制御基板は、
前記第1無線モジュールからの接続回路、及び、前記第2無線モジュールからの接続回路、のいずれか一方を選択的に接続可能な、各無線モジュールに共通のモジュール用コネクタと、
前記無線用操作部からの接続回路、及び、前記通常用操作部からの接続回路、のいずれかが選択的に接続される、各操作部に共通の操作部用コネクタと、
を有していることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1記載の印刷装置において、
前記制御手段は、
前記モジュール設置領域に、前記第1無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第2無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第1無線モジュールも前記第2無線モジュールも設置されていない、のいずれの状態であるか、を検出するモジュール検出処理と、
前記操作部配置領域に、前記無線用操作部及び前記通常用操作部のうち、前記モジュール検出処理で検出された状態に合致した操作部が配置されているか否か、を判定する操作部判定処理と、
を実行する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項2記載の印刷装置において、
前記無線用操作部は、
前記第1無線通信方式に対応した第1操作部と、
前記第2無線通信方式に対応した第2操作部と、
を含み、
前記操作部用コネクタは、
前記第1操作部からの接続回路、及び、前記第2操作部からの接続回路、のいずれかが選択的に接続され、
前記制御手段は、
前記モジュール検出処理で、前記モジュール設置領域に、前記第1無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第2無線モジュールが設置されている、のいずれの状態であるか、を検出し、
かつ、
前記操作部判定処理で、
前記操作部配置領域に、前記第1操作部及び前記第2操作部のうち、前記モジュール検出処理で検出された状態に適合した操作部が配置されているか否か、を判定する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項2又は請求項3記載の印刷装置において、
前記制御基板は、
前記制御手段の前記第1無線通信方式用の第1ポートと前記モジュール用コネクタとの間を接続する、第1信号線経路と、
前記制御手段の前記第2無線通信方式用の第2ポートと前記モジュール用コネクタとの間を接続する、第2信号線経路と、
を有し、
前記第1信号線経路は、
第1ジャンパ線の脱着により信号遮断・導通を切り替え可能な第1信号切替手段を備え、
前記第2信号線経路は、
第2ジャンパ線の脱着により信号遮断・導通を切り替え可能な第2信号切替手段を備えている
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷装置において、
前記制御手段は、
前記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式に対応した無線方式用制御モード、及び、前記非無線方式に対応した非無線方式用制御モード、の2つのモードを備え、
前記操作部判定処理において、前記モジュール検出処理で検出された状態に合致した操作部が配置されている、と判定した場合には、前記2つのモードのうち、当該モジュール検出処理で検出された状態に対応したモードを実行する
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
前記第1無線モジュールは、
前記第1無線通信方式としての無線LANにより前記印字データを送受する無線LANモジュールであり、
前記第2無線モジュールは、
前記第2無線通信方式としてのBluetooth(登録商標)により前記印字データを送受するBluetoothモジュールである
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷装置において、
前記筐体は、
長手方向を左右方向とし短手方向を上下方向及び前後方向として配置可能な略直方体形状を備えており、
前記搬送手段は、
前記筐体の内部において前記左右方向の両端部を回転可能に支持されたプラテンローラであり、
前記印字手段は、
前記筐体の内部において前記左右方向に沿って前記プラテンローラと上下方向に対向するように設けられたサーマルラインヘッドである
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項7記載の印刷装置において、
前記筐体は、
装置外郭上部を構成するトップカバーと、
装置外郭下部を構成するアンダーカバーと、
前記トップカバーの上面の前方側に開閉可能に設けられた開閉カバーと、
を備えており、
前記モジュール設置領域は、
前記トップカバーに設けられている
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項8記載の印刷装置において、
前記アンダーカバーに固定されたフレームのうち前記左右方向の一方側に設けられ、前記プラテンローラを駆動するモータをさらに有し、
前記モジュール設置領域は、
前記トップカバーのうち、前記左右方向の他方側に設けられている
ことを特徴とする印刷装置。
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