JP6428543B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被印刷用紙に所望の印刷を行う印刷装置に関する。
互いに異なる無線通信方式によりそれぞれ通信可能な2つの無線モジュールを搭載した電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の電子機器(ノートPC)においては、第1無線モジュールが第1無線通信方式(1575.42MHz前後の通信周波数帯)を使用する一方、第2無線モジュールではそれとは異なる第2無線通信方式(2412MHz前後の通信周波数帯)を使用する。
特開2010−141538号公報
ところで、近年、上記同様の無線モジュールを搭載し、装置外部の操作端末から無線通信により取得した印字データにより印刷を行う印刷装置が提唱されている。このような印刷装置では、筐体内に、搬送手段(プラテンローラ)、印字手段(サーマルヘッド)、制御基板等の各種機器が配置される。したがって、例えば携帯用印刷装置や可搬型印刷装置等の場合には、上記従来技術のように複数の無線モジュールを搭載するスペースを筐体内に確保するためには、装置の大型化を招く。
一方、上記携帯用印刷装置や可搬型印刷装置等の場合、前述のスペース上の観点から、上記従来技術のように複数の無線モジュール(第1無線モジュール及び第2無線モジュール)を搭載せず、第1無線通信方式の第1無線モジュールを搭載する機種と、第2無線通信方式の第2無線モジュールを搭載する機種、のように複数機種に分けることも考えられる。しかしながらこの場合も、生産性や製造コスト低減の観点からは、それら互いに異なる無線通信方式の機種であっても、互いに同一の筐体や制御基板で統一することが望ましい。そうすると、各機種に共通の筐体において、2種類の無線モジュールを実装するスペースをそれぞれ設ける必要が生じ、前述のように、装置の大型化を招く、という課題が生じる。
本発明の目的は、互いに無線通信方式が異なる複数の機種において共通の筐体を用いる場合であっても、装置の小型化を図ることができる印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印刷用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印刷用紙に対し、印字データに対応した印字形成を行う印字手段と、前記搬送手段及び前記印字手段を内包し、装置外郭を構成する筐体と、前記搬送手段及び前記印字手段を制御する制御手段が設けられた制御基板と、を有する印刷装置であって、前記筐体は、第1無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第1無線モジュール、及び、第2無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第2無線モジュール、のいずれか一方を選択的に設置可能な、各無線モジュールに共通のモジュール設置領域と、前記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式に対応した無線用操作部、及び、無線通信による前記印字データの送受を行わない非無線方式に対応した通常用操作部のいずれかが選択的に配置される、各操作部に共通の操作部配置領域と、を有しており、前記制御基板は、前記第1無線モジュールからの可撓性接続回路、及び、前記第2無線モジュールからの可撓性接続回路、のいずれか一方を選択的に接続可能な、各無線モジュールに共通のモジュール用コネクタと、前記無線用操作部からの可撓性接続回路、及び、前記通常用操作部からの可撓性接続回路、のいずれかが選択的に接続される、各操作部に共通の操作部用コネクタと、を有していることを特徴とする。
本願発明においては、搬送手段によって搬送される被印刷用紙に対し、印字手段によって、印字データに対応した印字形成が行われる。このとき、本願発明の印刷装置は、上記印字データを無線通信(第1無線通信方式又は第2無線通信方式)によって装置外部を送受する仕様と、そのような無線通信を行わない(非無線方式)仕様、との2つのタイプがある。そして、製造時には、上記2つのタイプに対し、共通の筐体と、共通の1つの制御基板(CPU等の制御手段を備える)と、が用いられる。
すなわち、筐体には、上記の各無線モジュールに共通のモジュール設置領域が備えられている。このモジュール設置領域には、上記製造時に、上記第1無線通信方式(例えば、WiFI(登録商標)等の無線LAN)を用いる第1無線モジュールか、上記第2無線通信方式(例えば、Bluetooth(登録商標))を用いる第2無線モジュールか、を選択的に設置可能である。そしてこれに対応して、上記制御基板には、上記各無線モジュールに共通のモジュール用コネクタが設けられている。このモジュール用コネクタには、上記第1無線モジュールが設置されたときには当該第1無線モジュールからの可撓性接続回路(例えばFPCにより構成される)が接続され、上記第2無線モジュールが設置されたときには当該第2無線モジュールからの可撓性接続回路(例えばFPCにより構成される)が接続される。なお、前述の非無線方式の仕様の場合には、上記モジュール設置領域には無線モジュールは設けられない。
このとき、本願発明においては、上記の無線通信方式であるか若しくは非無線方式であるかに応じて、別々の操作部が用いられる。すなわち、上記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式の場合にはこれに対応した無線用操作部が用いられ、上記非無線方式の場合にはこれに対応した通常用操作部が用いられる。そして、筐体には、上記無線用操作部及び上記通常用操作部のいずれかを選択的に配置可能な、1つの共通の操作部配置領域が備えられる。この操作部配置領域には、上記製造時において、前述のモジュール設置領域に上記第1無線モジュール又は上記第2無線モジュールが設置されたときには上記無線用操作部が配置され、前述のモジュール設置領域に上記第1無線モジュールも上記第2無線モジュールも設置されないとき(すなわち非無線方式の場合)には上記通常用操作部が配置される。そしてこれに対応して、上記制御基板にはまた、上記各操作部に共通の操作部用コネクタが設けられている。この操作部用コネクタには、上記無線用操作部が設置されたときには当該無線用操作部からの可撓性接続回路(例えばFPCにより構成される)が接続され、上記通常用操作部が設置されたときには当該通常用操作部からの可撓性接続回路(例えばFPCにより構成される)が接続される。
以上のようにして、本願発明においては、無線通信(詳細には第1無線通信方式又は第2無線通信方式)を行う仕様と、無線通信を行わない仕様と、の両方に対し、共通の1つの筐体と、共通の1つの制御基板(共通のモジュール用コネクタ及び共通の操作部用コネクタを備える)と、を用いて製造を行うことができる。これにより、予め、2つの無線モジュールそれぞれを実装するスペースを筐体に設ける必要がなく、1つの実装スペース(=モジュール設置領域)のみを設ければ足りるので、装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、互いに無線通信方式が異なる複数の機種において共通の筐体を用いる場合であっても、装置の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態のプリンタの外観構成を表す斜視図である。 プリンタの内部構造を表す図1中II−II断面による横断面図である。 プリンタの内部構造を表す分解斜視図である。 トップカバーを裏側から見た斜視図である。 トップカバーの後方側を斜下方向から見た斜視図である。 プリンタの電気的構成を表す回路図である。 各操作部を接続したときのCPUのポートの入力値の態様を一覧して表すテーブルである。 CPUにより実行される制御手順を表すフローチャートである。 ステップS10の詳細手順を表すフローチャートである。 ステップS20の詳細手順を表すフローチャートである。 2種類の操作部のみを使用する変形例における、プリンタの電気的構成を表す回路図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、本発明を、印刷装置としての携帯型(可搬型)のプリンタに適用した場合の実施形態である。
図1及び図2を用いてプリンタ1の外観構成及び内部構造について説明する。以下では、図1中左下方向を前方、図1中の右上方向を後方、図1中の左上方向を左方、図1中の右下方向を右方、図1中の上方向を上方、図1中の下方向を下方として説明する。また、以下の説明において各部品について前後左右上下の各方向をいうときは、当該各部品がプリンタ1に取り付けられた状態での各方向に対応させて説明する。
<全体概略構成>
図1〜図3において、プリンタ1は、例えばPC端末や携帯電話等の外部機器(図示省略)より無線通信(詳細は後述)を介して受信した印字データを、種々の被印刷用紙Sに印刷する。このプリンタ1は、例えば樹脂材料で構成された、装置外郭を構成する略直方体形状のハウジング10(筐体に相当)と、シャーシ組立体60(図3参照)と、を組み付けることによって、概略組み立てられる。
ハウジング10は、装置外郭上部を構成するトップカバー11と、装置外郭下部を構成するアンダーカバー15と、トップカバー11の上面前方側に開閉可能に設けられたカバー部材13(開閉カバーに相当)とを備えている。カバー部材13の左方側上面には、複数の発光ダイオードからなるLED9が設けられている。
ハウジング10内には、搬送手段としてのプラテンローラ111と、印字手段としてのサーマルラインヘッド112とが設けられている。サーマルラインヘッド112は、後方側端部に軸部材113を備えた放熱板114上に設けられており、この放熱板114はサイドシャーシ部材130L,130R(図3参照)により軸部材113を中心に回動可能に支持されている。また、アンダーカバー15の内表面に設けられたメインシャーシ部材150には、上記サーマルラインヘッド112を支持する放熱板114をプラテンローラ111側に回動付勢する複数のコイルバネ115が設けられている。これにより、サーマルラインヘッド112は上下方向に対向しつつ上記プラテンローラ111に圧接可能となっている。
ハウジング10の後方側には、凹部105が設けられており、この凹部105に、電池(図示省略)を備えたバッテリユニットBTが着脱可能に設けられる。当該バッテリユニットBTを取り外した状態では、上記凹部105がハウジング100の背面部分に開口する。
シャーシ組立体60は、アンダーカバー102の内表面に設けられた、シャーシ組立体60の底部を構成するメインシャーシ部材150と、このメインシャーシ部材150の長手方向両側端部より立設される一対のサイドシャーシ部材130L,130Rとを備えている。サイドシャーシ部材130L,130Rは、軸孔131にプラテンローラ111の軸部材111aを挿通することにより、プラテンローラ111を回転可能に支持している。またサイドシャーシ部材130L,130Rは、サーマルラインヘッド112を備えた放熱板114を、前述した軸部材113を介して回動可能に支持している。
左側のサイドシャーシ部材130Lには、プラテンローラ111を駆動する駆動モータ53と、この駆動モータ53の駆動力をプラテンローラ111の上記軸部材111aに伝達する、複数のギアからなるギア機構132が設けられている。なお、左側が各請求項記載の左右方向の一方側に相当し、右側が左右方向の他方側に相当している。
また、サイドシャーシ部材130L,130Rの上部には、ビーム部材140が架け渡され、ネジにより固定されている。そして、挿入口104から挿入された被印刷用紙Sをプラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部Pに案内するガイド部材120が、ハウジング10を構成するトップカバー11、アンダーカバー12、及びカバー部材13とは分離された別体として構成されており、上記ビーム部材140に固定されることによって、サイドシャーシ部材130L,130Rに設けられている。なお、左右のサイドシャーシ部材130L,130Rとビーム部材140とが、各請求項記載のフレームに相当している。また、挿入口14は、ガイド部材120とカバー部材13との間の圧接部Pに導く隙間によって略スリット状に形成されており、被印刷用紙Sの最大幅サイズに対応可能な大きさとなっている。
<概略動作>
上記構成の印刷装置1において、印刷時には、カバー部材13を閉じた状態でトップカバー11とカバー部材13との間に形成された上記挿入口14に、上記被印刷用紙Sが投入される。投入された被印刷用紙Sは、挿入口14の下方に設けられたガイド部材120により、プラテンローラ111とサーマルラインヘッド112との圧接部Pに案内される。プラテンローラ111は所定の圧接力で被印刷用紙Sに接触し、被印刷用紙Sを搬送する。この搬送される被印刷用紙Sに対し、サーマルラインヘッド112が所望の印刷を行う。印刷完了後に、被印刷用紙Sは、カバー部材13とアンダーカバー15との間に形成された排出口17より排出される。このとき、被印刷用紙Sの排出口17への搬送経路の途中に、用紙検出センサSeが設けられている(図2参照)。この用紙検出センサSeの検出結果に基づきプラテンローラ111による搬送制御と、サーマルラインヘッド112による印刷制御が行われる。なお、紙詰まり等が生じた場合には、カバー部材13を開放することで、サーマルラインヘッド112からプラテンローラ111がリリースされ、容易に被印刷用紙Sを引き出すことが可能となる。
<実施形態の特徴>
以上の基本構成及び動作である本実施形態のプリンタ1において、最大の特徴は、無線モジュールの有無や種類が異なる複数の機種において、共通のハウジング10及び制御基板50(後述の図4、図6等参照)を用いることにある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<無線モジュール>
既に述べたように、本実施形態のプリンタ1は、印字データを、外部機器より無線通信を介して受信可能である。その際、無線通信の種類として、WiFi(登録商標)等の無線LAN(第1無線通信方式に相当)と、Bluetooth(登録商標;第2無線通信方式に相当)と、のいずれかを選択的に使用可能である。すなわち、プリンタ1には、上記無線LANによる通信を行うための無線LANモジュールM1(第1無線モジュールに相当。後述の図4、図5、図6等参照)を搭載する機種(以下適宜、「無線LAN機種」という)と、上記Bluetoothによる通信を行うためのBTモジュールM2(第2無線モジュールに相当。後述の図6等参照)を搭載する機種(以下適宜、「Bluetooth機種」という)と、が存在する。図1〜図3に示したプリンタ1は、上記無線LANモジュールM1が搭載された機種であり、この無線LANモジュールM1は、ハウジング10(詳細にはトップカバー11)のモジュール設置領域MAに設けられる。
すなわち、前述の図1及び図3に示すように、上記トップカバー11の裏側の右側端部近傍の部位に、上記モジュール設置領域MAが設けられている。そして、図4及び図5に示すように、上記無線LANモジュールM1が、当該モジュール設置領域MAに設けられる。そして、上記モジュール設置領域MAに配置された無線LANモジュールM1からは、例えばフレキシブルプリント回路基板からなる可撓性の接続回路201(後述の図6も参照)が、左方へ向かって実装されている。この接続回路201の先端にはコネクタ204が設けられている。
なお、図示を省略するが、上記Bluetoothによる通信を行う機種では、上記無線LANモジュールM1に代えて、上記BluetoothモジュールM2(上記同様の接続回路201が実装される)が上記モジュール設置領域MAに設けられる。すなわち、モジュール設置領域MAは、2つのモジュールM1,M2に共通の領域であり、いずれか一方が選択的に設置される。なお、プリンタ1には、無線通信を行わない機種(以下適宜、「非無線機種」という)も存在し、この機種では、トップカバー11に上記モジュール設置領域MAは設けられているものの、このモジュール設置領域MAには2つのモジュールM1,M2のいずれも設置されない。
一方、ハウジング10のトップカバー11の表側の左端部近傍の部位には、図3〜図5に示すように操作部配置領域CAが設けられる。プリンタ1のうち上記無線LANモジュールM1が搭載された上記無線LAN機種では、図1〜図3に示すように、当該機種に対応した操作部C1(第1操作部、無線用操作部に相当。後述の図6も参照)が設けられる。この操作部C1には、後方から前方側に向かう順に、電源のオン・オフ操作を行うための電源ボタン20と、用紙送り操作を行うためのフィードボタン30と、上記無線通信を実行状態にするための無線通信ボタン40と、が備えられる。そして、図4及び図5に示すように、上記操作部配置領域CAに配置された操作部CAからは、例えばフレキシブルプリント回路基板からなる可撓性の接続回路202(後述の図6も参照)が、(トップカバー11の表側から裏側へ貫通した後に)右方へ向かって実装されている。この接続回路202の先端にはコネクタ204が設けられている。
なお、上記Bluetooth機種では、上記操作部C1に代えて当該機種用の操作部C2(第2操作部、無線用操作部に相当。上記ボタン20,30,40を備えるとともに接続回路202が実装される。後述の図6参照)が上記操作部配置領域CAに設けられる。さらに、上記非無線機種では、上記操作部C1に代えて当該機種用の操作部C3又はC3′(通常用操作部に相当。上記ボタン20,30を備えるとともに接続回路202が実装される。後述の図6参照)が上記操作部配置領域CAに設けられる。すなわち、操作部配置領域CAは、上記4つの操作部C1,C2,C3,C3′に共通の領域であり、いずれか1つが選択的に設置される。
<回路構成>
次に、本実施形態のプリンタ1の回路構成を図6により説明する。本実施形態のプリンタ1は、前述したように、ACアダプタ34を介した外部電源装置(図示せず)からの電源供給と、上記凹部105に装着される上記バッテリユニットBTからの電源供給と、のいずれもが可能である。なお、図6では、図示の煩雑防止のために、バッテリユニットBT及び当該バッテリユニットBTからの給電回路は図示を省略している。
<ACアダプタ>
図6において、外部電源装置からの電源供給を行うための上記ACアダプタ34は、電圧を供給可能な上記外部電源装置のACコンセント(図示せず)側に接続されるACプラグ34Cと、ACプラグ34Cと接続された電圧変換部34Dと、電圧変換部34Dと接続され、所定の電圧(この例では15V)が供給されるDCプラグ34Eとを有する。DCプラグ34Eは、負極側の第1端子34Aと、正極側の第2端子34Bとを有する。
<DCジャック>
上記に対応し、プリンタ1には、上記DCプラグ34Eが接続可能なDCジャック33(図1も参照)が備えられている(但し図6ではDCプラグ34EがDCジャック33から取り外された状態を示している)。DCジャック33は、DCプラグ34Eの第1端子34Aが接続されると共に負極側母線が接続された負極側の第1端子33Aと、DCプラグ34Eの第2端子34Bが接続されると共に正極側母線が接続された正極側の第2端子33Bとを有する。なお、第1端子33Aは、逆流防止ダイオード33Cを介して接地され、第2端子33Bは、後述の定電圧回路51に接続されている。
また、プリンタ1には、定電圧(この例では3.3VB)を出力可能な定電圧回路51と、例えばマイコン等から構成され所定の演算を行うために制御基板50(上記図4も参照)に実装されたCPU52(制御手段に相当)と、上記プラテンローラ111を駆動する上記駆動モータ53と、駆動モータ53に接続された駆動回路54と、複数の発熱素子(図示せず)を備えた上記サーマルラインヘッド112と、上記CPU52に接続された上記LED9と、上記CPU52に接続されデータを記憶可能なEEPROM55と、が設けられている。
<制御基板>
制御基板50は、既に述べたプリンタ1の3つの機種(前述の無線LAN機種、Bluetooth機種、非無線機種)に共通に用いられる。そして、それら3つの機種に共通の、1つのモジュール用コネクタ203、上記CPU52、及び1つの操作部用コネクタ404、が制御基板50上に実装されている。但し、後述のように、上記非無線機種においては上記モジュール用コネクタ203には何も接続されず、事実上使用されない。
CPU52には、「CMD」ポート、「D3」ポート、「D2」ポート、「D1」ポート、「D0」ポート、「CLK」ポートの6つからなる、上記無線LAN用の第1ポート群204A(第1ポートに相当)と、「TXD」ポート、「CTS」ポート、「RTS」ポート、「RXD」ポート、「RST」ポートの5つからなる、上記Bluetooth用の第2ポート群204B(第2ポートに相当)と、が備えられている。
このとき、制御基板50には、上記第1ポート群204Aと上記モジュール用コネクタ203との間を接続する第1信号線経路205A(前述の6つのポートに接続される6本の信号線を備える)と、上記第2ポート群204Bと上記モジュール用コネクタ203との間を接続する第2信号線経路205B(前述の5つのポートに接続される5本の信号線を備える)と、が備えられている。なお、これら第1信号線経路205Aと第2信号線経路205Bとは、上記モジュール用コネクタ203側で5本の信号線が合流し、当該モジュール用コネクタ203に接続されている。
上記第1信号線経路205Aには、上記6本の信号線にそれぞれ接続可能な6つの抵抗R1がアレイ配線された第1ジャンパ線206Aが着脱可能に構成されている。すなわち、第1ジャンパ線206Aの装着時における第1信号線経路205Aの形成による信号導通状態と、第1ジャンパ線206Aの取り外し時における第1信号線経路205Aの切断による信号遮断状態と、を切り替え可能となっている(第1信号切替手段としての機能)。同様に、上記第2信号線経路205Bには、上記5本の信号線にそれぞれ接続可能な5つの抵抗R2がアレイ配線された第2ジャンパ線206Bが着脱可能に構成されている。すなわち、第2ジャンパ線206Bの装着時における第2信号線経路205Bの形成による信号導通状態と、第2ジャンパ線206Bの取り外し時における第2信号線経路205Bの切断による信号遮断状態と、を切り替え可能となっている(第2信号切替手段としての機能)。
なお、図6においては、構成の明確化のために、上記第1ジャンパ線206A及び第2ジャンパ線206Bの両方が装着された状態を示しているが、実際には、いずれか一方のみが装着されて他方は取り外されるか、若しくは両方が取り外された状態で使用される。すなわち、上記無線LAN機種(後述のように上記モジュール用コネクタ203に上記無線LANモジュールM1が接続される)においては、製造時に、第1ジャンパ線206Aが装着されることで第1信号線経路205Aが導通状態となるとともに、第2ジャンパ線206Bは装着されない(若しくは取り外される)ことで、第2信号線経路205Bは遮断状態となる。また、上記Bluetooth機種(後述のように上記モジュール用コネクタ203に上記BTモジュールM2が接続される)においては、製造時に、第2ジャンパ線206Bが装着されることで第2信号線経路205Bが導通状態となるとともに、第1ジャンパ線206Aは装着されない(若しくは取り外される)ことで、第1信号線経路205Aは遮断状態となる。さらに、上記非無線機種(後述のように上記モジュール用コネクタ203に上記無線LANモジュールM1もBTモジュールM2も接続されない)においては、製造時に、第1ジャンパ線206Aも第2ジャンパ線206Bも装着されない(若しくは取り外される)ことで第1信号線経路205Aも第2信号線経路205Bも遮断状態となる。
なお、CPU52にはまた、操作部用コネクタ404と導通される、「a」ポート、「b」ポート、「c」ポート、「d」ポートの4つが備えられている(詳細は後述)。
<モジュール用コネクタ>
上述したように、モジュール用コネクタ203は、非無線機種を除く2つの機種(上記無線LAN機種及びBluetooth機種)において共通に用いられる。言い替えれば、モジュール用コネクタ203は、上記無線LANモジュールM1とBTモジュールM2とに共通に使用され、いずれか一方のモジュールが選択的に接続される。すなわち、上記無線LANモジュールM1が使用される上記無線LAN機種の製造時においては、無線LANモジュールM1からの上記接続回路201のコネクタ204がモジュール用コネクタ203に接続される(図4も参照)。上記BTモジュールM2が使用される上記Bluetooth機種の製造時においては、BTモジュールM2からの上記接続回路201のコネクタ204がモジュール用コネクタ203に接続される。なお、上記非無線機種の製造時においては、モジュール用コネクタ203には何も接続されない。
このとき、モジュール用コネクタ203は、第1端子〜第8端子の8つの接続端子が設けられている(図6中では、番号「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」で略示している)。第1端子(図中「1」で図示。以下同様)には、所定電圧(Vcc)が入力され、第2端子は接地されている。
<無線LAN機種での接続態様>
第3端子〜第8端子は、上記無線LAN機種の製造時において、第1ジャンパ線206Aが装着された状態(=第1信号線経路205Aの導通状態)では、第3端子が上記「D1」ポートに接続され、第4端子が上記「CLK」ポートに接続され、第5端子が上記「CMD」ポートに接続され、第6端子が上記「D2」ポートに接続され、第7端子が上記「D3」ポートに接続され、第8端子は、上記「D0」ポートに接続される。これにより、無線LANモジュールM1からの上記接続回路201が、CPU52の上記第1ポート群204Aに導通する。
<Bluetooth機種での接続態様>
一方、上記Bluetooth機種の製造時において、第2ジャンパ線206Bが装着された状態(=第2信号線経路205Bの導通状態)では、第3端子はどこにも接続されず、第4端子は上記「TXD」ポートに接続され、第5端子は上記「CTS」ポートに接続され、第6端子は上記「RTS」ポートに接続され、第7端子は上記「RXD」ポートに接続され、第8端子は、上記「RST」ポートに接続される。これにより、BTモジュールM2からの上記接続回路201が、CPU52の上記第2ポート群204Bに導通する。
<操作部用コネクタ>
上述したように、操作部用コネクタ404は、3つの機種(上記無線LAN機種、Bluetooth機種、及び非無線機種)において共通に用いられる。言い替えれば、操作部用コネクタ404は、上記無線LAN機種用の操作部C1、Bluetooth機種用の操作部C2、非無線機種用の操作部C3、非無線機種用の操作部C3′のいずれかが選択的に接続される。すなわち、上記操作部C1が使用される上記無線LAN機種の製造時においては、当該操作部C1からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される(図4も参照)。上記操作部C2が使用される上記Bluetooth機種の製造時においては、当該操作部C2からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される。上記操作部C3(又はC3′)が使用される上記非無線機種の製造時においては、当該操作部C3(又はC3′)からの上記接続回路202のコネクタ403が操作部用コネクタ404に接続される。
このとき、操作部用コネクタ404には、第1端子〜第5端子の5つの接続端子が設けられている(図6中では、番号「1」「2」「3」「4」「5」で略示している)。第1端子はCPU52の上記「a」ポートに接続され、第2端子はCPU52の上記「b」ポートに接続され、第3端子はCPU52の上記「c」ポートに接続され、第4端子はCPU52の上記「d」ポートに接続され、第5端子は接地されている。また、それら第1〜第4端子と上記「a」「b」「c」「d」ポートとの間の各信号線には、プルアップ抵抗R3を介し、電源電圧「Vcc」が印加されている。
<無線LAN機種での接続態様>
操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記無線LAN機種の製造時には、上記操作部C1に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子(図6中では、番号「1」「2」「3」「4」「5」で略示している)にそれぞれ接続される。このとき、操作部C1においては、図6に示すように、第5端子からの信号線に対して、第1端子〜第4端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、第1端子からの信号線には、上記電源ボタン20に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「20」で略示。以下、適宜単に「スイッチ20」と称する)が設けられる。同様に、第2端子からの信号線には、上記フィードボタン30に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「30」で略示。以下、適宜単に「スイッチ30」と称する)が設けられる。また、第3端子からの信号線には、上記無線通信ボタン40に対応した開閉スイッチ(図6では便宜的に符号「40」で略示。以下、適宜単に「スイッチ40」と称する)が設けられる。
以上の結果、接地されることとなる「d」ポートの入力は常に「L」となる。また、各ボタンが操作されずスイッチ20,30,40が開き状態の場合は、上記プルアップ抵抗R3によりCPU52の「a」「b」「c」ポートの入力はすべて「H」となる(後述の図7も参照)。そして、各ボタンが操作されてスイッチ20,30,40が閉じ状態になると当該「a」「b」「c」ポートの入力は「L」となる。これによりCPU52は、操作部C1のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
<Bluetooth機種での接続態様>
一方、上記Bluetooth機種の製造時には、操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記操作部C2に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C2においては、図6に示すように、第5端子からの接地線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続され、第4端子からの信号線はどこにも接続されない(図6中では「NC」と略示)。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられ、第3端子からの信号線には上記スイッチ40が設けられる。
以上により、上記プルアップ抵抗R3により「d」ポートの入力は常に「H」となり、スイッチ20,30,40が開き状態の場合は「a」「b」「c」ポートの入力はすべて「H」となる(後述の図7も参照)。そして、各ボタンが操作されて対応するスイッチ20,30,40が開き状態になると当該「a」「b」「c」ポートの入力は「L」となることで、CPU52は、操作部C2のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
<非無線機種での接続態様>
前述したように、上記非無線機種の製造時には、操作部C3又は操作部C3′が選択的に用いられる。
操作部C3が用いられる場合、操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記操作部C3に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C3においては、図6に示すように、第5端子からの接地線に対して、第1端子〜第4端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられる。
以上により、接地されることとなる「c」「d」ポートの入力は常に「L」となり、スイッチ20,30が開き状態の場合は「a」「b」ポートの入力はすべて「H」となる(後述の図7も参照)。そして、各ボタンが操作されて対応するスイッチ20,30が閉じ状態になると当該「a」「b」ポートの入力は「L」となることで、CPU52は、操作部C3のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
操作部C3′が用いられる場合、操作部用コネクタ404の第1端子〜第5端子は、上記操作部C3′に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第5端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C3′においては、図6に示すように、第5端子からの接地線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続され、第4端子からの信号線はどこにも接続されない(図6中では「NC」と略示)。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられる。
以上により、接地されることとなる「c」ポートの入力は常に「L」となり、上記プルアップ抵抗R3により「d」ポートの入力は常に「H」となる。そして、スイッチ20,30が開き状態の場合は「a」「b」ポートの入力はすべて「H」となる(後述の図7も参照)。そして、各ボタンが操作されて対応するスイッチ20,30が閉じ状態になると当該「a」「b」ポートの入力は「L」となることで、CPU52は、操作部C3′のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
<各操作部ごとのポート入力一覧>
図7に、上述したような、上記操作部C1,C2,C3,C3′が接続されたときの、各ボタンの非操作状態におけるCPU52の各ポートの入力値の態様を一覧にして示す。前述したように、操作部C1の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「H」、「d」ポートが「L」となる。操作部C2の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「H」、「d」ポートが「H」となる。操作部C3の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「L」、「d」ポートが「L」となる。操作部C3′の接続時には、「a」ポートが「H」、「b」ポートが「H」、「c」ポートが「L」、「d」ポートが「H」となる。なお、このテーブルの内容は、例えば、上記EEPROM55に記憶されている。
<CPUによる判定の必要性>
ところで、上述したように、本実施形態においては、プリンタ1の製造時に無線LAN機種、Bluetooth機種、非無線機種のいずれであるかに応じて、共通の1つのモジュール用コネクタ203に対し無線LANモジュールM1若しくはBTモジュールM2が選択的に接続され、さらに操作部用コネクタ404に対して上記操作部C1,C2,C3,C3′のいずれかが(例えば製造現場の作業員の手作業によって)選択的に接続される。したがって、例えば上記のような組立後でかつ出荷前に、製造しようとする機種に合致したモジュール及び操作部が確実に接続されているか、を確認する必要がある。そこで、本実施形態では、まず、CPU52により、モジュール設置領域MAに無線LANモジュールM1が設置されているのか、BTモジュールM2が設置されているのか、あるいは、無線LANモジュールM1もBTモジュールM2も設置されていないのか、が検出される(後述のモジュール検出処理を参照)。
そして、上記の後、CPU52により、操作部配置領域CAに操作部C1,C2,C3,C3′のうちいずれが配置されており、かつその配置された操作部が上記モジュール検出処理で検出した状態に合致しているのか、が判定される(後述の操作部判定処理を参照)。
<制御手順>
上記の手法を実現するために、CPU52によって実行される制御手順を図8〜図10により説明する。
図8に示すフローにおいて、まず、ステップS10において、CPU52は、モジュール検出処理を実行する。このモジュール検出処理の詳細を図9により説明する。
<モジュール検出処理>
このとき、本実施形態においては、CPU52は、自らの処理モード(制御モード)として、上記無線LAN機種に対応した無線LANモードと、上記Bluetooth機種に対応したBluetoothモードと、上記非無線機種に対応した非無線モードと、の3つを備えている。なお無線LANモード及びBluetoothモードが各請求項記載の無線方式用制御モードに相当し、非無線モードが非無線方式用制御モードに相当している。
図9において、CPU52は、まず、ステップS11で、処理モードを、上記Bluetoothモード(図中では「BTモード」と略記。以下同様)に切り替える。その後、ステップS12に移る。
ステップS12では、CPU52は、上記第2ポート群204Bから、モジュール用コネクタ203を介し無線モジュールへの公知の手法による試行通信を行い、通信プロトコルであるHCIのバージョンを取得できたか否か、を判定する。HCIのバージョンを取得できなければ、ステップS12の判定が満たされず(S12:NO)、上記BTモジュールM2は接続されていないとみなされて、後述のステップS15に移行する。HCIのバージョンを取得できた場合にはステップS12の判定が満たされ(S12:YES)、ステップS13に移行する。
ステップS13では、CPU52は、さらに上記同様の公知の手法による試行通信を行い、Bluetoothデバイスアドレスを取得できたか否か、を判定する。Bluetoothデバイスアドレスが取得できなければ、ステップS13の判定が満たされず(S13:NO)、後述のステップS15に移行する。BTデバイスアドレスが取得できた場合にはステップS13の判定が満たされ(S13:YES)、ステップS14に移行する。
ステップS14では、CPU52は、自らが選択すべき処理モードをBluetoothモードに仮決定してこのルーチンを終了する。
一方、ステップS12又はステップS13から移行したステップS15では、CPU52は、処理モードを、上記無線LANモードに切り替える。その後、ステップS16に移る。
ステップS16では、CPU52は、上記第1ポート群204Aから、モジュール用コネクタ203を介し無線モジュールへの公知の手法による試行通信を行い、MACアドレスを取得できたか否かを判定する。MACアドレスを取得できなければ、ステップS16の判定が満たされず(S16:NO)、上記無線LANモジュールM1もBTモジュールM2も接続されていないとみなされて、後述のステップS18に移行する。MACアドレスが取得できた場合にはステップS16の判定が満たされ(S16:YES)、ステップS17に移行する。
ステップS17では、CPU52は、自らが選択すべき処理モードを無線LANモードに仮決定してこのルーチンを終了する。
一方、ステップS16から移行したステップS18では、CPU52は、自らが選択すべき処理モードを非無線モードに仮決定して、このルーチンを終了する。
図8に戻り、CPU52は、上記のようにしてステップS10が終了したら、ステップS20の操作部判定処理を実行する。この操作部判定処理の詳細を図10により説明する。
<操作部判定処理>
図10において、CPU52は、まず、ステップS21で、操作部用コネクタ404に接続されている各ポート(上記「a」ポート、「b」ポート、「c」ポート、「d」ポート)の入力値を検出する。
その後、ステップS22で、CPU52は、上記ステップS21での検出結果に対し、上記EEPROMに記憶された上記図7のテーブルを参照して、操作部用コネクタ404に接続された操作部の種類を検出する。すなわち、図7に示したように、「a」「b」「c」「d」ポートそれぞれの入力が「H」「H」「H」「L」であれば上記操作部C1の接続が検出され、「a」「b」「c」「d」ポートそれぞれの入力が「H」「H」「H」「H」であれば上記操作部C2の接続が検出され、「a」「b」「c」「d」ポートそれぞれの入力が「H」「H」「L」「L」であれば上記操作部C3の接続が検出され、「a」「b」「c」「d」ポートそれぞれの入力が「H」「H」「L」「H」であれば上記操作部C3′の接続が検出される。その後、ステップS23に移る。
ステップS23では、CPU52は、上記ステップS22で検出された操作部の種類(無線LAN機種用の操作部C1、若しくはBluetooth機種用の操作部C2、若しくは非無線機種用の操作部C3,C3′)が、上記ステップS14、ステップS17、ステップS18のいずれかで仮決定されたBluetoothモード、無線LANモード、非無線モードに合致するか否か、を判定する。操作部の種類が上記仮決定モードと合致しなければ、ステップS23の判定が満たされず(S23:NO)、ステップS25に移行し、無線モジュールと操作部との組合せが間違っている旨を作業員に認識させるための適宜のエラー処理(例えば上記LED9に所定の警報表示を実行する)を行い、このルーチンを終了する。操作部の種類が上記仮決定モードと合致していれば、ステップS23の判定が満たされ(S23:YES)、ステップS24に移行してCPUが選択すべき処理モードを上記仮決定したモードに確定した後、このルーチンを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、無線通信を行う仕様(詳細には上記無線LAN機種及びBluetooth機種)と、無線通信を行わない仕様(上記非無線機種)と、の両方に対し、共通の1つのハウジング10と、共通の1つの制御基板50(共通の1つのモジュール用コネクタ203及び共通の1つの操作部用コネクタ404を備える)と、を用いて製造を行うことができる。そして、このように互いに無線通信方式が異なる複数の機種において共通のハウジング10を用いる場合であっても、予め、2つの無線モジュール(無線LANモジュールM1及びBTモジュールM2)それぞれを実装するスペースをハウジング10に設ける必要がなく、1つの実装スペース(=モジュール設置領域MA)のみを設ければ足りるので、装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では特に、CPU52によって、上記モジュール検出処理(ステップS10)及び上記操作部判定処理(ステップS20)が実行される。これにより、上記モジュールM1,M2の有無に対する操作部C1,C2,C3,C3′の組合せが間違っている場合にはその旨を例えば製造者(作業員)に認識させる。したがって、操作部C1,C2,C3,C3′とモジュールM1,M2との組合せ間違いによる製造ミスの発生を未然に防止することができる。
また、本実施形態では特に、CPU52がモジュール検出処理の後、操作部判定処理を実行することで、操作部配置領域CAに操作部C1,C2,C3,C3′のうちのいずれが配置されており、かつその配置された操作部C1,C2,C3,C3′が、上記モジュール検出処理で検出結果(無線LANモジュールM1の設置状態若しくはBTモジュールM2の設置状態)に適合しているか否かが判定される。これにより、無線モジュールM1,M2と操作部C1,C2,C3,C3′との組合せが間違っている場合にはその旨を例えば上記製造者に認識させることができ、操作部の種類とモジュールの種類との組合せミスを確実に防止することができる。
また、本実施形態では特に、制御基板50に、第1信号線経路205A(第1ジャンパ線206Aを装着可能である)と第2信号線経路205B(第2ジャンパ線206Bを装着可能である)との両方が設けられている。そして、無線LANモジュールM1が用いられる場合には、第1ジャンパ線206Aが装着されることで第1信号線経路205Aが導通されるとともに、第2ジャンパ線206Bが装着されない(あるいは取り外される)ことで第2信号線経路205Bが遮断される。またBTモジュールM2が用いられる場合には、第2ジャンパ線206Bが装着されることで第2信号線経路205Bが導通されるとともに、第1ジャンパ線206Aが装着されない(あるいは取り外される)ことで第1信号線経路205Aが遮断される。このような製造態様とすることで、制御基板50上の信号線経路の回路部分を共通化することができるので、使用する無線モジュールに種類に応じて別々の回路を備えた別の基板を用いる場合に比べ、モジュールと基板との組合せ間違いによる製造ミスの発生を回避することができる。また上記共通化により、製造コストの低減を図れる。
また、本実施形態では特に、上記CPU52は、上述した無線LANモード、Bluetoothモード、及び、非無線モードの3つのモードを備え、操作部判定処理において、モジュール検出処理で検出された状態に合致した操作部が配置されている、と判定した場合には、当該モジュール検出処理で検出された状態に対応したモードを実行する。これにより、上記のように種々の構造共通化を図りつつ、無線LAN、Bluetooth、非無線方式のいずれの仕様(機種)においても、確実にCPU52による制御を行うことができる。
また、本実施形態では特に、駆動モータ53がハウジング10内の左側に設けられる一方、モジュール設置領域MAはハウジング10内の右側に設けられる。これにより、無線モジュール(無線LANモジュールM1又はBTモジュールM2)を駆動モータ53から遠く離れた部位に配置することができるので、駆動モータ53の駆動に伴うスイッチングノイズや発熱による無線モジュールへの影響を抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について説明する。なお、上記実施形態と同等の部分については同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)2種類の操作部のみを使用する場合
すなわち、本変形例においては、図11に示すように、操作部用コネクタ404には、第1端子〜第4端子の4つの接続端子のみが設けられている(図11中では、番号「1」「2」「3」「4」で略示している)。上記実施形態と同様、第1端子はCPU52の上記「a」ポートに接続され、第2端子はCPU52の上記「b」ポートに接続され、第3端子はCPU52の上記「c」ポートに接続される。そして、第4端子が接地されている。また、第1〜第3端子と上記「a」「b」「c」ポートとの間の各信号線には、プルアップ抵抗R3を介し、電源電圧「Vcc」が印加されている。
<無線LAN機種及びBluetooth機種での接続態様>
本変形例においては、無線LAN機種とBluetooth機種とで、共通の操作部C12が用いられる。すなわち、操作部用コネクタ404の第1端子〜第4端子は、上記操作部C12に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第4端子(図11中で番号「1」「2」「3」「4」と略示)にそれぞれ接続される。このとき、操作部C12においては、第4端子からの信号線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、第1端子からの信号線には上記スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられ、第3端子からの信号線には上記スイッチ40が設けられる。
以上の結果、各ボタンが操作されずスイッチ20,30,40が開き状態の場合は、上記プルアップ抵抗R3によりCPU52の「a」「b」「c」ポートの入力はすべて「H」となる。そして、各ボタンが操作されてスイッチ20,30,40が開き状態になると当該「a」「b」「c」ポートの入力は「L」となる。これによりCPU52は、操作部C12のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
<非無線機種での接続態様>
本変形例においては、上記非無線機種の製造時には、1種類の操作部C30が用いられる。すなわち、操作部用コネクタ404の第1端子〜第4端子は、上記操作部C30に接続された上記コネクタ403の第1端子〜第4端子にそれぞれ接続される。このとき、操作部C30においては、第4端子からの信号線に対して、第1端子〜第3端子それぞれからの信号線が互いに並列に接続されている。そして、上記同様、第1端子からの信号線には、上記開閉スイッチ20が設けられ、第2端子からの信号線には上記スイッチ30が設けられる。
以上により、接地されることとなる「c」ポートの入力は常に「L」となり、スイッチ20,30が開き状態の場合は「a」「b」ポートの入力はすべて「H」となる。そして、各ボタンが操作されて対応するスイッチ20,30が開き状態になると当該「a」「b」ポートの入力は「L」となることで、CPU52は、操作部C30のうちどのボタンが操作されたかを識別することができる。
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得る。すなわち、無線通信を行う仕様(詳細には上記無線LAN機種及びBluetooth機種)と、無線通信を行わない仕様(上記非無線機種)と、の両方に対し、共通の1つのハウジング10と、共通の1つの制御基板50と、を用いて製造を行うことができる。そして、このように互いに無線通信方式が異なる複数の機種において共通のハウジング10を用いる場合であっても、1つの実装スペース(=モジュール設置領域MA)のみを設ければ足りるので、装置の小型化を図ることができる。
(2)その他
なお、以上において、図6、図11の図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図8、図9、図10に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 プリンタ(印刷装置)
10 ハウジング(筐体)
11 トップカバー
13 開閉部材(開閉カバー)
15 アンダーカバー
50 制御基板
52 CPU(制御手段)
53 駆動モータ
111 プラテンローラ(搬送手段)
112 サーマルラインヘッド(印字手段)
130L,R サイドシャーシ部材(フレーム)
140 ビーム部材(フレーム)
201 可撓性接続回路
203 モジュール用コネクタ
204A 第1ポート群(第1ポート)
204B 第2ポート群(第2ポート)
205A 第1信号線経路
205B 第2信号線経路
206A 第1ジャンパ線(第1信号切替手段)
206B 第2ジャンパ線(第2信号切替手段)
404 操作部用コネクタ
C1 操作部(第1操作部、無線用操作部)
C2 操作部(第2操作部、無線用操作部)
C3,C3′ 操作部(通常用操作部)
CA 操作部配置領域
M1 無線LANモジュール(第1無線モジュール)
M2 BTモジュール(第2無線モジュール)
MA モジュール設置領域
S 被印刷用紙

Claims (9)

  1. 被印刷用紙を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印刷用紙に対し、印字データに対応した印字形成を行う印字手段と、
    前記搬送手段及び前記印字手段を内包し、装置外郭を構成する筐体と、
    前記搬送手段及び前記印字手段を制御する制御手段が設けられた制御基板と、
    を有する印刷装置であって、
    前記筐体は、
    第1無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第1無線モジュール、及び、第2無線通信方式により前記印字データを装置外部と送受する第2無線モジュール、のいずれか一方を選択的に設置可能な、各無線モジュールに共通のモジュール設置領域と、
    前記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式に対応した無線用操作部、及び、無線通信による前記印字データの送受を行わない非無線方式に対応した通常用操作部のいずれかが選択的に配置される、各操作部に共通の操作部配置領域と、
    を有しており、
    前記制御基板は、
    前記第1無線モジュールからの接続回路、及び、前記第2無線モジュールからの接続回路、のいずれか一方を選択的に接続可能な、各無線モジュールに共通のモジュール用コネクタと、
    前記無線用操作部からの接続回路、及び、前記通常用操作部からの接続回路、のいずれかが選択的に接続される、各操作部に共通の操作部用コネクタと、
    を有していることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記モジュール設置領域に、前記第1無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第2無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第1無線モジュールも前記第2無線モジュールも設置されていない、のいずれの状態であるか、を検出するモジュール検出処理と、
    前記操作部配置領域に、前記無線用操作部及び前記通常用操作部のうち、前記モジュール検出処理で検出された状態に合致した操作部が配置されているか否か、を判定する操作部判定処理と、
    を実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2記載の印刷装置において、
    前記無線用操作部は、
    前記第1無線通信方式に対応した第1操作部と、
    前記第2無線通信方式に対応した第2操作部と、
    を含み、
    前記操作部用コネクタは、
    前記第1操作部からの接続回路、及び、前記第2操作部からの接続回路、のいずれかが選択的に接続され、
    前記制御手段は、
    前記モジュール検出処理で、前記モジュール設置領域に、前記第1無線モジュールが設置されている、若しくは、前記第2無線モジュールが設置されている、のいずれの状態であるか、を検出し、
    かつ、
    前記操作部判定処理で、
    前記操作部配置領域に、前記第1操作部及び前記第2操作部のうち、前記モジュール検出処理で検出された状態に適合した操作部が配置されているか否か、を判定する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載の印刷装置において、
    前記制御基板は、
    前記制御手段の前記第1無線通信方式用の第1ポートと前記モジュール用コネクタとの間を接続する、第1信号線経路と、
    前記制御手段の前記第2無線通信方式用の第2ポートと前記モジュール用コネクタとの間を接続する、第2信号線経路と、
    を有し、
    前記第1信号線経路は、
    第1ジャンパ線の脱着により信号遮断・導通を切り替え可能な第1信号切替手段を備え、
    前記第2信号線経路は、
    第2ジャンパ線の脱着により信号遮断・導通を切り替え可能な第2信号切替手段を備えている
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記制御手段は、
    前記第1無線通信方式又は前記第2無線通信方式に対応した無線方式用制御モード、及び、前記非無線方式に対応した非無線方式用制御モード、の2つのモードを備え、
    前記操作部判定処理において、前記モジュール検出処理で検出された状態に合致した操作部が配置されている、と判定した場合には、前記2つのモードのうち、当該モジュール検出処理で検出された状態に対応したモードを実行する
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記第1無線モジュールは、
    前記第1無線通信方式としての無線LANにより前記印字データを送受する無線LANモジュールであり、
    前記第2無線モジュールは、
    前記第2無線通信方式としてのBluetooth(登録商標)により前記印字データを送受するBluetoothモジュールである
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷装置において、
    前記筐体は、
    長手方向を左右方向とし短手方向を上下方向及び前後方向として配置可能な略直方体形状を備えており、
    前記搬送手段は、
    前記筐体の内部において前記左右方向の両端部を回転可能に支持されたプラテンローラであり、
    前記印字手段は、
    前記筐体の内部において前記左右方向に沿って前記プラテンローラと上下方向に対向するように設けられたサーマルラインヘッドである
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項7記載の印刷装置において、
    前記筐体は、
    装置外郭上部を構成するトップカバーと、
    装置外郭下部を構成するアンダーカバーと、
    前記トップカバーの上面の前方側に開閉可能に設けられた開閉カバーと、
    を備えており、
    前記モジュール設置領域は、
    前記トップカバーに設けられている
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項8記載の印刷装置において、
    前記アンダーカバーに固定されたフレームのうち前記左右方向の一方側に設けられ、前記プラテンローラを駆動するモータをさらに有し、
    前記モジュール設置領域は、
    前記トップカバーのうち、前記左右方向の他方側に設けられている
    ことを特徴とする印刷装置。
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