JP6428401B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、ホスト(コンピュータ)から発せられた画像形成装置に対する画像形成命令信号に含まれるシートの大きさ(以下、指定サイズという。)が小サイズであるときには、シートを低速モードにて搬送し、かつ、指定サイズが小サイズ以外のときには、低速モードより搬送速度が大きい通常速度モードにてシートを搬送する。つまり、特許文献1に記載の画像形成装置は、搬送されるシートの大きさに応じて搬送速度を切替可能な構成となっている。
特開2003−076171号公報
ところで、現実に搬送されるシートの大きさが指定サイズと異なる場合がある。これに対しては、シートセンサをシートの搬送経路に設けるとともに、当該シートセンサから出力された信号を利用してシートのサイズを検知し、その検知されたシートサイズに応じて搬送速度を切り替える構成とすればよい。
しかし、上記構成では、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまう可能性がある。切替作動が頻繁に発生すると、効率よく画像を形成することができなくなるおそれがある。なお、切替作動が頻繁に発生する場合とは、例えば、現実に搬送されるシートのサイズが検知された後、次に、搬送されるシートが、先に搬送されたシートのサイズと異なるサイズであると検知された場合等である。
本発明は、上記点に鑑み、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制することを目的とする。
本願では、筐体(3)と、給紙トレイ(17)と、筐体(3)内に設けられ、シートに画像を形成する画像形成機構(5)と、排紙トレイ(3A)と、給紙トレイ(17)から画像形成機構(5)を介して排紙トレイ(3A)に至る搬送パスを有し、当該搬送パスに沿ってシートを搬送する搬送機構(15、19)と、搬送パスに設けられ、搬送パス中の所定位置にシートが有るときと無いときとで異なるレベルの信号を出力するシートセンサ(S1)と、メモリ(M1)と、制御部(20)とを備える。
制御部(20)は、シートセンサ(S1)から出力された信号によりシートのサイズを検知するサイズ検知処理、予め設定された所定要件を満たすか否かを判断する判断処理、判断処理にて所定要件を満たすと判断された場合に、サイズ検知処理にて検知したサイズを示すサイズ情報をメモリ(M1)に記憶するサイズ記憶処理、サイズ記憶処理にてメモリ(M1)に記憶したサイズ情報が第1サイズか第1サイズより大きい第2サイズかを判定する第1サイズ判定処理、第1サイズ判定処理にて第1サイズであると判定した場合には第1速度を設定し、かつ、第1サイズ判定処理にて第2サイズであると判定した場合には第1速度とは異なる第2速度を設定する速度設定処理、並びに速度設定処理にて設定した速度で搬送機構(15、19)を作動させる作動処理を実行することを特徴とする。
そして、本願発明では、所定要件を満たすと判断された場合に、サイズ検知処理にて検知したサイズを示すサイズ情報をメモリ(M1)に記憶するので、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制でき得る。
すなわち、本願発明では、例えば、現実に搬送されるシートのサイズが検知された後、次に、搬送されるシートが、先に搬送されたシートのサイズと異なるサイズであると検知された場合であっても、所定要件を満たさないと判断された場合には、サイズ検知処理にて検知したサイズを示すサイズ情報をメモリ(M1)に記憶されない。したがって、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制でき得る。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の中央断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。 メイン制御を示すフローチャートである。 搬送速度判定制御を示すフローチャートである。 サイズ情報初期化制を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るサイズ情報更新制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るサイズ情報更新制御を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るサイズ情報更新制御を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るサイズ情報更新制御を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、モノクロ方式の画像形成装置に本発明を適用したものである。本実施形態に係る画像形成装置はコンピュータに接続されて使用される。少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.画像形成装置の機械的構成の概要
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、画像形成機構5が収納されている。画像形成機構5はシートに画像を形成する。当該画像形成機構5は、現像カートリッジ7、感光ドラム8、露光器9及び定着器11等を有する電子写真方式である。
現像カートリッジ7は現像ローラ7A及び貯留部7B等を有している。感光ドラム8は現像剤像を担持する。帯電器8Aは感光ドラム8を帯電させる。露光器9は帯電した感光ドラム8を露光する。これにより、感光ドラム8には静電潜像が形成される。
現像ローラ7Aは、貯留部7Bに貯留されている現像剤を感光ドラム8に供給する。これにより、感光ドラム8に現像剤像が形成される。感光ドラム8と対向する位置には、転写ローラ13が配設されている。
転写ローラ13は、感光ドラム8に担持されている現像剤像をシートに転写させる。定着器11は、シートに転写された現像剤をシートに定着させる。定着器11は、加熱ローラ11A及び押圧ローラ11B等を有している。
加熱ローラ11Aは現像剤を直接的又は間接的に加熱する。押圧ローラ11Bはシートを加熱ローラ11Aに押し付ける。定着器11は、シートを排紙トレイ3A側に向けて搬送する。排紙トレイ3Aには画像が形成されたシートが載置される。
画像形成機構5よりシート搬送方向上流側には、第1フィーダ機構15A及び第2フィーダ機構15Bが設けられている。第1フィーダ機構15Aは、第1給紙トレイ17Aに載置されているシートを1枚ずつ画像形成機構5側に向けて送出する。
第2フィーダ機構15Bは、第2給紙トレイ17Bに載置されているシートを1枚ずつ画像形成機構5側に向けて送出する。第1給紙トレイ17A及び第2給紙トレイ17Bは、装置本体のうち画像形成機構5より下方側において、筐体3等の装置本体に対して変位可能である。
以下、第1給紙トレイ17A及び第2給紙トレイ17Bを総称するときは、給紙トレイ17という。第1フィーダ機構15A及び第2フィーダ機構15Bを総称するときは、フィーダ機構15という。
なお、本実施形態に係る給紙トレイ17は装置本体に着脱自在に装着されている。このため、利用者は、給紙トレイ17にシートを補充する場合、及び給紙トレイ17内に載置されているシートを変更する場合等に、給紙トレイ17を装置本体に対して着脱できる。
給紙トレイ17に載置されているシートは、給紙トレイ17から画像形成機構5を介して排紙トレイ3Aに至る搬送パス(搬送経路)Loに沿って搬送される。そして、フィーダ機構15及び一対のレジストレーションローラ19等により、シートを搬送パスに沿って搬送する搬送機構が構成されている。
一対のレジストレーションローラ19は、画像形成機構5(感光ドラム8)よりシート搬送方向上流側に設けられて画像形成機構5に送り込まれるシートの姿勢を矯正する。画像形成機構5よりシート搬送方向上流側には、シートセンサS1が設けられている。
シートセンサS1は搬送パス中の所定位置にシートが有るか否かを検知するための信号を出力する。つまり、シートセンサS1はシートの有無に応じた信号を出力する。本実施形態に係るシートセンサS1は、シート有りを検知したときにはロー(Lo)レベルの信号を出力し、かつ、シート無しを検知したときにはハイ(Hi)レベルの信号を出力する。
2.画像形成装置の電気的構成の概要
搬送機構の作動は、図2に示すように、制御部20により制御される。なお、本実施形態では、画像形成機構5の作動も制御部20により制御される。制御部20は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータにて構成されている。搬送機構及び画像形成機構5を制御するためのプログラムは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。
制御部20(画像形成装置1)はコンピュータからの画像形成指令を受けて搬送機構及び画像形成機構5等の作動を開始及び制御する。画像形成指令は、少なくとも画像データ及び指定サイズ情報を含む情報である。
画像データはシートに形成する画像に関するデータである。指定サイズ情報は、画像を形成すべきシートサイズを示す情報である。当該指定サイズ情報は、コンピュータに組み込まれたプリンタドライバ等のソフトウェアを介して利用者により設定されたサイズ情報である。
制御部20には、シートセンサS1、第1トレイセンサS2及び第2トレイセンサS3から出力された信号が入力される。第1トレイセンサS2は第1給紙トレイ17Aが正規の位置に装着されているか否かを検知するため信号を出力する。第2トレイセンサS3は第2給紙トレイ17Bが正規の位置に装着されているか否かを検知するため信号を出力する。
正規の位置とは、給紙トレイ17(第1給紙トレイ17A及び第2給紙トレイ17B)からシートを画像形成機構5に給送可能な位置をいう。このため、給紙トレイ17が筐体3(装置本体)に対して正規の位置(以下、給送位置ともいう。)からずれた位置にある場合には、シートを画像形成機構5に向けて給送することができない。
第1トレイセンサS2及び第2トレイセンサS3は、給紙トレイ17が給送位置にあるか否かに応じた信号を出力する。本実施形態に係る第1トレイセンサS2及び第2トレイセンサS3は、給紙トレイ17が給送位置にあるときにはロー(Lo)レベルの信号を出力し、かつ、給紙トレイ17が給送位置にないときにはハイ(Hi)レベルの信号を出力する。
制御部20には第1メモリM1及び第2メモリM2が接続されている。第1メモリM1にはシートのサイズを示す情報(以下、サイズ情報という。)が第1給紙トレイ17A及び第2給紙トレイ17Bそれぞれに対応させた状態で記憶される。
以下、第1給紙トレイ17Aから給紙されるシートのサイズ情報を第1サイズ情報という。第2給紙トレイ17Bから給紙されるシートのサイズ情報を第2サイズ情報という。第1サイズ情報及び第2サイズ情報を総称するときは、サイズ情報という。
第2メモリM2には、搬送機構によりシートを搬送する際の搬送速度が記憶される。つまり、制御部20は、第2メモリM2に記憶されている搬送速度(以下、設定速度という。)でシートが搬送されるように搬送機構及び画像形成機構5の作動速度を制御する。
第1メモリM1及び第2メモリM2は、書換可能な不揮発性記憶部であって、制御部20により情報の書き込み(記憶)及び読み込みがされる。なお、第1メモリM1及び第2メモリM2を制御部20に一体化された記憶装置を用いてもよい。
3.制御部による制御作動
3.1 制御の概要
図3〜図6は制御部20による制御作動を示すフローチャートである。各フローチャートで示される制御を実行するためのプログラムは、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。制御部20(CPU)は、それらプログラムを読み込んで搬送機構15、19及び画像形成機構5等の作動を制御する。
図3に示す制御(以下、メイン制御という。)は、コンピュータ等から画像形成指令が画像形成装置1にされたときに起動される。図4に示す制御は、メイン制御の中で起動さされるサブ制御(搬送速度判定制御という。)である。具体的には、当該制御は、第1メモリM1に記憶されているサイズ情報に利用して第2メモリM2に記憶させるべき設定速度(以下、書込予定設定速度という。)を決定するための制御である。
図5及び図6に示す制御は、メイン制御に対して独立して起動及び作動する制御である。具体的には、当該制御は、第1メモリM1に記憶させるべきサイズ情報に関する情報を取得後、その取得した情報を利用してサイズ情報を決定して当該サイズ情報を第1メモリM1に書き込むための制御である。
3.2 メイン制御(図3参照)
コンピュータ等から画像形成指令が画像形成装置1にされて本制御プログラムが起動されると、搬送速度判定制御が実行された後(S1)、設定速度を切り替える必要があるか否かが判定される(S3)。
具体的には、S3では、現状の設定速度、つまり、現在、第2メモリM2に書き込まれている設定速度は、S1にて決定された書込予定設定速度と同一であるか否かが判定される。
S3にて設定速度を切り替える必要があると判定された場合には(S3:YES)、画像を形成するのに必要なシートの枚数が所定枚数未満か否かが判定される(S5)。つまり、S5の枚数判定処理が実行される時点で、画像を形成する必要がある残りのシート枚数が予め設定された所定枚数未満であるか否か判定される。
残りのシート枚数が所定枚数未満でないと判定された場合には(S5:NO)、現時において画像が形成されているシート、又は既に給紙トレイ17から給送されたシートが排紙トレイ3Aに排出されたか否か、つまり排出が完了したか否かが判定される(S7)。
排出が完了していないと判定された場合には(S7:NO)、再び、S7が実行される。排出が完了したと判定された場合には(S7:YES)、搬送機構15、19が停止されてシート搬送が停止される(S9)。
次に、第2メモリM2に記憶されている設定速度がS1にて決定された書込予定設定速度に書き換えられて搬送速度が切り替えられた後(S11)、更新された設定速度にて搬送機構15、19が作動し、シートの給紙が開始される(S13)。
なお、S3にて設定速度を切り替える必要がないと判定された場合には(S3:NO)、及びS5にて残りのシート枚数が所定枚数未満であると判定された場合には(S5:YES)、S7〜S11が実行されることなく、シートの給紙・搬送が開始される(S13)。つまり、当該場合には、設定速度が更新されることなく、S3又はS5が実行された時点で第2メモリM2に記憶されている設定速度にてシートが給紙・搬送される。
シートが給紙・搬送されると(S13)、次ページの有無、つまり更にシートを給紙する必要があるか否かが判定される(S15)。次ページが有ると判定された場合には(S15:YES)、S1が実行される。次ページが無いと判定された場合には(S15:NO)、本制御が終了する。
3.3 搬送速度判定制御(図4参照)
搬送速度判定制御が起動されると、画像形成指令に含まれる指定サイズが第1サイズであるか否かが判定される(S21)。なお、第1サイズとは、普通サイズ(例えば、A4サイズ)より小さいサイズをいう。以下、第1サイズより大きいサイズ(例えば、普通サイズ)を第2サイズいう。
指定サイズが第1サイズであると判定された場合には(S21:YES)、書込予設定速度が第1速度であると判定される(S23)。なお、第1速度とは、第2サイズのシートを搬送する際の搬送速度(以下、第2速度という。)より小さい搬送速度である。具体的には、第1速度は、第2速度の約1/2である。
指定サイズが第1サイズでないと判定された場合には(S21:NO)、給紙元の給紙トレイ17は第1給紙トレイ17Aであるか否かが判定される(S25)。給紙元が第1給紙トレイ17Aであると判定された場合には(S25:YES)、第1サイズ情報が第1サイズであるか否かが判定される(S27)。
第1サイズ情報が第1サイズであると判定された場合には(S27:YES)、書込予設定速度が第1速度であると判定される(S29)。第1サイズ情報が第1サイズでない、つまり第1サイズ情報が第2サイズであると判定された場合には(S27:NO)、書込予設定速度が第2速度であると判定される(S31)。
給紙元が第1給紙トレイ17Aでない、つまり給紙元が第2給紙トレイ17Bであると判定された場合には(S25:NO)、第2サイズ情報が第1サイズであるか否かが判定される(S33)。
第2サイズ情報が第1サイズであると判定された場合には(S33:YES)、書込予設定速度が第1速度であると判定される(S35)。第2サイズ情報が第1サイズでない、つまり第2サイズ情報が第2サイズであると判定された場合には(S33:NO)、書込予設定速度が第2速度であると判定される(S37)。
3.4 サイズ情報初期化制御(図5参照)
サイズ情報初期化制御は、画像形成装置1の電源スイッチ(図示せず。)が投入されたときに起動し、電源スイッチが遮断されたときに停止する。
サイズ情報初期化制御が起動すると、第1給紙トレイ17Aが開けられたか否か、つまり第1給紙トレイ17Aが給送位置からずれたか否かが第1トレイセンサS2から出力される信号を利用して判定される(S41)。
第1給紙トレイ17Aが開けられたと判定された場合には(S41:YES)、第1サイズ情報を第2サイズとする初期化が実行される(S43)。第1給紙トレイ17Aが開けられていないと判定された場合には(S41:NO)、第2給紙トレイ17Bが開けられたか否かが、第2トレイセンサS3から出力される信号を利用して判定される(S45)。
第2給紙トレイ17Bが開けられたと判定された場合には(S45:YES)、第2サイズ情報を第2サイズとする初期化が実行される(S47)。第2給紙トレイ17Bが開けられていないと判定された場合には(S45:NO)、S41が実行される。
なお、サイズ情報初期化制御からも明らかように、サイズ情報更新制御(図6参照)によって更新されない限り、第2サイズがサイズ情報として第1メモリM1に記憶される。
3.5 サイズ情報更新制御(図6参照)
サイズ情報更新制御は、画像形成指令が画像形成装置1に対してされたときに、つまり印刷(画像形成)が開始されたときに実行される(S51)。
画像形成が開始されてシートが給紙トレイ17から給送されると(S51:YES)、シートセンサS1から出力される信号を利用してシートのサイズが検知(測定)される(S53)。つまり、シートセンサS1からローレベル信号が出力される時間に設定速度を乗算することにより、シートの外形寸法のうち搬送方向に平行な部位の寸法(サイズ)が測定される。
サイズ測定が完了すると(S53:YES)、給紙元の給紙トレイ17が第1給紙トレイ17Aであるか否かが判定される(S55)。給紙元が第1給紙トレイ17Aであると判定された場合には(S55:YES)、S53で測定されたサイズ(以下、測定サイズという。)が第1サイズであるか否かが判定される(S57)。
測定サイズが第1サイズであると判定された場合には(S57:YES)、第1サイズを第1サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S59)。測定サイズが第1サイズでない、つまり測定サイズが第2サイズであると判定された場合には(S57:NO)、第2サイズを第1サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S61)。
給紙元が第1給紙トレイ17Aでない、つまり給紙元が第2給紙トレイ17Bであると判定された場合には(S55:NO)、測定サイズが第1サイズであるか否かが判定される(S63)。
測定サイズが第1サイズであると判定された場合には(S63:YES)、第1サイズを第2サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S65)。測定サイズが第1サイズでない、つまり測定サイズが第2サイズであると判定された場合には(S63:NO)、第2サイズを第2サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S67)。
測定サイズ情報がサイズ情報として第1メモリM1に記憶されると、給紙元の給紙トレイ17が切り替えられたか否かが判定される(S69)。給紙元の給紙トレイ17が切り替えられたと判定された場合には(S69:YES)、S53が実行される。
給紙元の給紙トレイ17が切り替えられていないと判定された場合には(S69:NO)、画像形成が終了したか否かが判定され(S71)、画像形成が終了したときに(S71:YES)、本制御が終了する。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、所定要件を満たすと判断された場合に、計測サイズをサイズ情報として第1メモリM1に記憶するので、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制でき得る。
上記「所定要件を満たす」とは、本実施形態では、(a)シートの給紙が開始されたとき(図6参照)、(b)第1給紙トレイ17Aから給紙された後、続いて第2給紙トレイ17Bから給紙されたとき(図6参照)、又は第2給紙トレイ17Bから給紙された後、続いて第1給紙トレイ17Aから給紙されたとき(図6参照)、(c)第1トレイセンサS2又は第2トレイセンサS3を利用して給紙トレイ17にシート無しからシート有りが検知されたとき(図5参照)等である。
したがって、本実施形態では、例えば、現実に搬送されるシートのサイズが測定された後、次に、搬送されるシートが、先に搬送されたシートのサイズと異なるサイズであると検知された場合であっても、所定要件を満たさないと判断された場合には、サイズ情報が更新されない。したがって、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制でき得る。
本実施形態では、定着器11(加熱ローラ11A)の非通紙部において過度に温度が上昇してしまうことを抑制できる。すなわち、第1速度は搬送速度が小さいので、定着器11とシートとが接触している時間を長くできる。このため、定着器11の温度を大きく上昇させて定着器11とシートとの温度差を大きくすることなく、シート及び現像剤を十分に加熱できる。
定着器11の非通紙部とは、定着器11(加熱ローラ11A)のうちシートに接触しない部分をいう。すなわち、定着器11の大きさ、つまり加熱ローラ11A及び押圧ローラ11Bの軸線方向の寸法は、搬送可能な最大サイズシートの寸法に適合されている。
このため、最大サイズ(本実施形態では、第2サイズ)のシートより小さいサイズ(本実施形態では、第1サイズ)のシートが搬送されると、定着器11(加熱ローラ11A)には、当該シートに接触しない部分が発生する。
さらに、第1速度は搬送速度が小さいので、定着器11の非通紙部の熱を定着器11の通紙部に拡散できるので、非通紙部において過度に温度が上昇してしまうことを抑制できる。つまり、非通紙部はシートに接触しない部分であるので、シートに接触することによる冷却効果が少ない。
しかし、上記したように、本実施形態では、定着器11の温度を大きく上昇させる必要が小さいので、定着器11の非通紙部の熱を定着器11の通紙部に拡散できる。なお、第2速度は搬送速度が大きいが、通紙部の範囲が大きいので、非通紙部において過度に温度が上昇してしまうことはない。
本実施形態では、指定サイズが第1速度である場合には設定速度を第1速度とし、かつ、指定サイズが第1速度でない場合には測定サイズが設定速度として設定されるので、搬送不良の発生を抑制できる。
すなわち、搬送速度が大きくなるほど、短時間で多くのシートに画像を形成することが可能となる。しかし、搬送速度が大きくなるほど、搬送不良が発生する可能性が高くなる。これに対して、本実施形態では、指定サイズが第1サイズである場合には設定速度を第1速度とするので、搬送不良の発生を抑制できる。
そして、指定サイズが第1サイズでない場合には測定サイズが設定速度として設定されるので、適切な搬送速度を設定速度として設定でき得る。したがって、搬送不良の発生を抑制できる。
本実施形態では、サイズ情報が第1給紙トレイ17A及び第2給紙トレイ17Bそれぞれに対応させた状態で記憶される。これにより、シートが供給される給紙トレイ17が変更された場合であっても、当該給紙トレイ17に載置されているシートのシートサイズに応じたサイズ情報を得ることが可能となる。
(第2実施形態)
本実施形態は、図7に示すように、サイズ情報更新制御(図6)の変形例である。なお、図7においては、図6と同じ処理については図6の同じ符号が付されている。以下、図6(第1実施形態に係るサイズ情報更新制御)と異なる処理のみを説明する。
S71にて画像形成が終了していないと判定された場合には(S71:NO)、現在、給紙中の給紙トレイ17のサイズ情報が第1サイズであるか否か判定される(S73)。そして、サイズ情報が第1サイズであると判定された場合には(S73:YES)、S69が実行される。サイズ情報が第1サイズでない、つまりサイズ情報が第2サイズであると判定された場合には(S73:NO)、S53が実行される。
これにより、本実施形態では、「シートを第1速度で搬送する」ことが優先されるので、搬送不良の発生を抑制できる。
(第3実施形態)
本実施形態は、図8に示すように、サイズ情報更新制御(図6)の変形例である。なお、図8においては、図6と同じ処理については図6の同じ符号が付されている。以下、図6(第1実施形態に係るサイズ情報更新制御)と異なる処理のみを説明する。
S71にて画像形成が終了していないと判定された場合には(S71:NO)、現在、給紙中の給紙トレイ17のサイズ情報が第2サイズであるか否か判定される(S75)。そして、サイズ情報が第2サイズであると判定された場合には(S75:YES)、S69が実行される。サイズ情報が第2サイズでない、つまりサイズ情報が第1サイズであると判定された場合には(S75:NO)、S53が実行される。
これにより、本実施形態では、「短時間で多くのシートに画像を形成する高速印刷」と「搬送不良発生の特性」とを両立することが可能となる。
(第4実施形態)
本実施形態は、図9に示すように、サイズ情報更新制御の変形例である。
画像形成が開始されてシートが給紙トレイ17から給送されると(S81:YES)、シートセンサS1から出力される信号を利用してシートのサイズが測定される(S83)。サイズ測定が完了すると(S83:YES)、給紙元の給紙トレイ17が第1給紙トレイ17Aであるか否かが判定される(S85)。
給紙元が第1給紙トレイ17Aであると判定された場合には(S85:YES)、第1給紙トレイ17Aから給紙されたシートに対してサイズ測定処理(S83)の実行された回数(以下、「T1シートサイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S87)。
T1シートサイズ計測回数は、書き換え可能な不揮発性記憶装置(図示せず。)に記憶される。なお、本実施形態では、T1シートサイズ計測回数は第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
次に、測定サイズが第1サイズであるか否かが判定される(S89)。測定サイズが第1サイズであると判定された場合には(S89:YES)、第1給紙トレイ17Aから第1サイズのシートが給紙された回数(以下、「T1第1サイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S91)。なお、本実施形態では、T1第1サイズ計測回数も第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
測定サイズが第1サイズでない、つまり測定サイズが第2サイズであると判定された場合には(S89:NO)、第1給紙トレイ17Aから第2サイズのシートが給紙された回数(以下、「T1第2サイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S93)。なお、本実施形態では、T1第2サイズ計測回数も第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
次に、T1シートサイズ計測回数が予め設定された所定回数(例えば、5回)以上であるか否か判定される(S95)。T1シートサイズ計測回数が所定回数以上であると判定された場合には(S95:YES)、T1第1サイズ計測回数がT1第2サイズ計測回数より大きいか否かが判定される(S97)。
T1第1サイズ計測回数がT1第2サイズ計測回数より大きいと判定された場合(S97:YES)、第1サイズを第1サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S99)。T1第1サイズ計測回数がT1第2サイズ計測回数以下であると判定された場合(S97:NO)、第2サイズを第1サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S101)。
次に、画像形成が終了したか否かが判定され(S119)、画像形成が終了したときに(S119:YES)、本制御が終了する。なお、T1シートサイズ計測回数が所定回数以上でないと判定された場合には(S95:NO)、S119が実行される。
S85にて給紙元が第1給紙トレイ17Aでない、つまり給紙元が第2給紙トレイ17Bであると判定された場合には(S85:NO)、第2給紙トレイ17Bから給紙されたシートに対してサイズ測定処理(S83)の実行された回数(以下、「T2シートサイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S103)。
T2シートサイズ計測回数は、書き換え可能な不揮発性記憶装置(図示せず。)に記憶される。なお、本実施形態では、T2シートサイズ計測回数は第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
次に、測定サイズが第1サイズであるか否かが判定される(S105)。測定サイズが第1サイズであると判定された場合には(S105:YES)、第2給紙トレイ17Bから第1サイズのシートが給紙された回数(以下、「T2第1サイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S107)。なお、本実施形態では、T2第1サイズ計測回数も第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
測定サイズが第1サイズでない、つまり測定サイズが第2サイズであると判定された場合には(S105:NO)、第2給紙トレイ17Bから第2サイズのシートが給紙された回数(以下、「T2第2サイズ計測回数」という。)が1つ増加される(S109)。なお、本実施形態では、T2第2サイズ計測回数も第1メモリM1に設けられた領域に書き込まれる。
次に、T2シートサイズ計測回数が予め設定された所定回数(例えば、5回)以上であるか否か判定される(S111)。T2シートサイズ計測回数が所定回数以上であると判定された場合には(S111:YES)、T2第1サイズ計測回数がT2第2サイズ計測回数より大きいか否かが判定される(S113)。
T2第1サイズ計測回数がT2第2サイズ計測回数より大きいと判定された場合(S113:YES)、第1サイズを第2サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S115)。T2第1サイズ計測回数がT2第2サイズ計測回数以下であると判定された場合(S113:NO)、第2サイズを第2サイズ情報として第1メモリM1に記憶される(S117)。
次に、画像形成が終了したか否かが判定され(S119)、画像形成が終了したときに(S119:YES)、本制御が終了する。なお、T2シートサイズ計測回数が所定回数以上でないと判定された場合には(S111:NO)、S119が実行される。
なお、本実施形態に係るサイズ情報初期化制御においては、初期化処理(図5のS43及びS47)が実行される際に、サイズ情報を第1サイズとする初期化処理に加えて、T1シートサイズ計測回数、T1第1サイズ計測回数、T1第2サイズ計測回数、T2シートサイズ計測回数、T2第1サイズ計測回数及びT2第2サイズ計測回数を0とする初期化処理も実行される。
これにより、本実施形態では、「第1サイズを検知した回数の割合が所定割合より大きいか否か」を所定要件として、計測サイズをサイズ情報として第1メモリM1に記憶するので、必要以上に頻繁に搬送速度の切替作動が発生してしまうことを抑制でき得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、「給紙トレイ17がシートを画像形成機構5に給送可能な位置にある場合において当該給紙トレイ17にシートが有るときと無いときとで異なる信号を出力する交換センサ」として、第1トレイセンサS2及び第2トレイセンサS3を用いたが、本発明はこれに限定されるものでない。
具体的には、例えば、給紙トレイ17にシートが有るか否かを検知する「エンプティセンサ」を利用して交換センサとしてもよい。つまり、給紙トレイ17が給送位置にない場合には、給紙トレイ17にシートが載置されていても、「エンプティセンサ」は「シートが無い」とする信号を出力するからである。
上述の実施形態に係る画像形成装置1は、モノクロの電子写真方式であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラーの電子写真方式又はインクジェット方式の画像形成装置にも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像形成装置 3A… 排紙トレイ 3… 筐体 5… 画像形成機構
7… 現像カートリッジ 7A… 現像ローラ 7B… 貯留部 8… 感光ドラム
8A… 帯電器 9… 露光器 11… 定着器 11A… 加熱ローラ
11B… 押圧ローラ 13… 転写ローラ 15A… 第1フィーダ機構
15B… 第2フィーダ機構 17A… 第1給紙トレイ
17B… 第2給紙トレイ 19… レジストレーションローラ
20… 制御部 S1… シートセンサ S2… 第1トレイセンサ
S3… 第2トレイセンサ M1… 第1メモリ M2… 第2メモリ

Claims (10)

  1. シートに画像を形成する画像形成機構と、
    前記画像形成機構を収納する筐体と、
    前記画像形成機構側に搬送されるシートが載置される給紙トレイと、
    画像が形成されたシートが載置される排紙トレイと、
    前記給紙トレイから前記画像形成機構を介して前記排紙トレイに至る搬送パスの少なくとも一部を有し、当該搬送パスに沿ってシートを搬送する搬送機構と、
    前記搬送パス中の所定位置にシートが有るか否かを検知するためのシートセンサであって、シートの有無に応じた信号を出力するシートセンサと、
    情報を記憶可能なメモリと、
    少なくとも前記搬送機構を制御可能な制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成機構を作動させて画像データに基づく画像を形成する画像形成処理、
    前記画像形成処理にて画像が形成されるシートに対して、前記シートセンサから出力された信号によりシートのサイズを検知するサイズ検知処理、
    予め設定された所定要件を満たすか否かを判断する判断処理、
    記サイズ検知処理にて検知したサイズを示すサイズ情報を前記メモリに記憶するサイズ記憶処理、
    前記サイズ記憶処理にて前記メモリに記憶されたサイズ情報が第1サイズか前記第1サイズより大きい第2サイズかを判定する第1サイズ判定処理、
    前記第1サイズ判定処理にて前記第1サイズであると判定した場合には、前記判断処理にて前記所定要件を満たすと判断されるまで、前記サイズ情報の前記メモリへの記憶を停止する記憶停止処理、
    前記第1サイズ判定処理にて前記第2サイズであると判定した場合には、前記第1サイズ判定処理にて前記第1サイズであると判定されるまで、後続のシートの前記サイズ検知処理及び前記サイズ記憶処理を繰り返し実行する繰り返し処理、
    設定速度で前記搬送機構を作動させる作動処理、
    前記メモリに記憶された前記サイズ情報が前記第1サイズである場合には第1速度を前記設定速度として設定し、かつ、前記メモリに記憶された前記サイズ情報が前記第2サイズである場合には前記第1速度よりも大きい速度である第2速度を前記設定速度として設定する速度設定処理
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記作動処理では、前記給紙トレイに載置されているシートが前記設定速度にて給紙されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙トレイを複数備え、
    前記サイズ記憶処理では、前記サイズ検知処理の対象となったシートが給紙された給紙トレイと、当該給紙トレイから給紙されたシートの前記サイズ情報とが対応付けられて前記メモリに記憶されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の給紙トレイのうちいずれかの給紙トレイを第1給紙トレイとし、当該第1給紙トレイと異なる給紙トレイを第2給紙トレイとしたとき、
    前記判断処理では、「前記第1給紙トレイからシートが給紙された後、前記第2給紙トレイからシートが給紙されたか」を第1の前記所定要件として判断可能であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙トレイは、前記筐体に対して変位可能であり、
    前記給紙トレイがシートを前記画像形成機構に給送可能な位置にある場合において当該
    給紙トレイにシートが有るときと無いときとで異なる信号を出力する交換センサを備え、
    前記制御部は、前記交換センサから出力された信号により前記給送可能な位置でのシートの有無を検知する交換検知処理を実行し、
    前記判断処理では、「前記交換検知処理にてシート無しからシート有りが検知されたか」を第2の前記所定要件として判断可能であることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 記画像形成機構は、シートに転写された現像剤像を加熱定着させる定着器を有する電子写真方式であり、
    前記制御部は、
    記画像データ及びシートのサイズを示す指定サイズ情報を含み、前記画像形成処理を要求する画像形成要求情報を取得する取得処理、
    前記指定サイズ情報が前記第1サイズか前記第2サイズかを判定する第2サイズ判定処
    理、並びに
    前記第2サイズ判定処理にて前記第1サイズであると判定された場合には、前記メモリに記憶されたサイズ情報に関わらず、前記設定速度を前記第1速度に設定するとともに、当該第1速度にて前記定着器を作動させる第2の作動処理
    を実行することを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙トレイは、前記筐体に対して変位可能であり、
    前記給紙トレイがシートを前記画像形成機構に給送可能な位置にある場合において当該給紙トレイにシートが有るときと無いときとで異なる信号を出力する交換センサを備え、
    前記制御部は、
    前記交換センサから出力された信号により前記給送可能な位置でのシートの有無を検知する交換検知処理、並びに
    前記交換検知処理にてシート無しが検知された場合、前記メモリに記憶されているサイズ情報を前記第2サイズとする初期化処理
    を実行することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記設定速度を再設定する必要があるか否かを判定する速度判定処理、並びに
    前記速度判定処理にて前記設定速度を再設定する必要があると判定された場合、前記搬送機構の作動を停止する搬送停止処理を実行し、
    前記搬送停止処理により前記搬送機構の作動が停止された後、前記設定速度が再設定された後に前記作動処理又は前記第2の作動処理が実行されることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記画像形成処理にて画像を形成するのに必要なシートの枚数が所定枚数未満か否かを判定する枚数判定処理を実行し、
    前記作動処理又は前記第2の作動処理では、前記枚数判定処理にて前記所定枚数未満であると判定した場合には、前記設定速度が再設定されることなく、現行の前記設定速度にて前記搬送機構が作動することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記シートセンサは、前記画像形成機構よりもシートの搬送方向上流側に設けられてシートの有無を検知することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
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