JP6427958B2 - 注出口栓及び包装容器 - Google Patents

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本発明は、注出口栓及び包装容器に関するものである。
飲料、液体調味料、化粧品等の製品の包装容器の注出口に弾性を有する逆止弁を設けて、弾力性のある容器から収納液を押し出した後に容器内に外気が入ることを防止する技術(特許文献1)や、容器の胴体を押圧することにより混合された液体と非液体とが、弾性を有する逆止弁を押して弁室内に入り、最終的にノズル孔から注出される技術(特許文献2)が知られている。
また、包装容器の内容物を外気から遮蔽する逆止弁の構造としては、他にも、図10の(a)及び(b)に断面を示す構造が知られている。図10の(a)に示す逆止弁は中央部分が、注出口に対して開閉可能であり、図10の(b)に示す逆止弁は中央部分自体が離合可能である。
特開2001−301779号公報 実公昭62−40913号公報
特許文献1及び2に開示の逆止弁は、いずれも弾性を有する材料によって形成され、弁体の弾性力によって収納液の注出がされないときには注出口を閉塞して密封している。このように、弾性を有する材料を逆止弁に用いる場合には、逆止弁を射出成型等の方法で成形する必要があり、製造コストが高くなる。また、柔軟性、弾性、耐内容物性を満たす材料の選択肢も限られる等の課題がある。
また、弾性を有さない材料を用いた図10の(a)に示す構造の逆止弁であっても、射出成型等の方法で成形する必要があり、製造コストが高くなる。また、射出成型であるが故に寸法のばらつきが大きくなりがちである。さらに、図10の(b)に示す構造の弁体では、上述同様の射出成型によるデメリットに加え、低粘度の内容物に対しては、弁体のない容器に較べて強く容器を押圧して容器内圧を高くしないと注出ができないため、注出量の微調整ができない等の問題がある。
他に、フィルム材からなる包装容器の注出口近傍が、醤油等の内容物の液体によって濡れた状態で互いに密着することにより外気の流入を防ぐ包装容器が提案されているが、密封性が不充分であった。
本発明は上述の課題を鑑みてなされたものであり、低コストで簡便に製造が可能な逆止弁を備えた注出口栓及びこれを用いた包装容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、筒状の注出筒と、案内孔を有し、注出筒内部を部分的に閉塞し、少なくとも注出筒の一端側の一面が平滑面である弁座と、弁座の一面に接触して少なくとも案内孔とその近傍とを覆い、案内孔に対して開閉自在に形成された弁体を有するフィルム材と、注出筒を開閉自在な上蓋と、注出筒の一端側の内周面に嵌合するインナーリングを有し、注出筒の一端側に装着されるキャップとを含み、弁体の少なくとも一部は、注出筒が閉じられた状態において、上蓋から突出する弁体押さえ部と弁座とに挟まれて固定され、弁座およびフィルム材は、インナーリングの内部に嵌合して固定される、注出口栓である。
また、本発明の他の局面は、容器本体と、容器本体に取り付けられた上述の注出口栓とを含む、包装容器である。
本発明により、低コストで簡便に製造が可能な逆止弁を備えた注出口栓及びこれを用いた包装容器を提供することができる。
第1の実施形態に係る注出口栓の断面図 第1〜3の実施形態に係る逆止弁及び弁座の平面図((a)、(b))、断面図(c)及び斜視図(d) 第1の実施形態に係る注出口栓の機能を説明するための断面図 第2の実施形態に係る注出口栓の断面図(a)及びその部分拡大図(b) 第3の実施形態に係る注出口栓の断面図(a)及びその部分拡大図(b) 第1の変形例に係る逆止弁及び弁座の平面図((a)、(b))、断面図(c)及び斜視図(d) 第2の変形例に係る逆止弁及び弁座の平面図((a)、(b))、断面図(c)及び斜視図(d) 第3の変形例に係る逆止弁及び弁座の平面図((a)、(b))、断面図(c)及び斜視図(d) 第4の変形例に係る逆止弁及び弁座の平面図((a)、(b))、断面図(c)及び斜視図(d) 従来技術に係る注出口の断面図
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。各実施形態において、同一または対応する構成要素の説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る注出口栓1について説明する。注出口栓1の断面図を図1に示す。逆止弁及び弁座の平面図、断面図及び斜視図を図2に示す。注出口栓の機能を説明する断面図を図3に示す。注出口栓1は、キャップ4と、逆止弁17と、弁座20と、スパウト23とを含む。なお、図1には、注出口栓1が、容器本体27に取り付けられた状態を示すが、容器本体27全体の図示は省略する。
キャップ4は、上蓋5と、台座10とから構成され、両者はヒンジ9により連結される。上蓋5は、天板6と、側壁7と、天板6から容器本体27の方向に向かって突出する円筒状の第1の第1のインナーリング8とを有する。上蓋5の第1のインナーリング8は、先端が、蓋を閉じた状態で、逆止弁17に接する高さに形成される。台座10は、スパウト23の注出筒24と締結される雌ネジ部12が内周に形成された円筒状の側壁11と、側壁11の一端に形成され、円盤状の肩部13と、肩部13の内周から上蓋5側へ突出する注出口14と、注出口14の内部の注出孔15とを有する。台座の雌ネジ部12が、スパウト23の雄ネジ部25と締結されることにより、キャップ4は、スパウト23の一端側に装着され固定される。この結果、上蓋5は、ヒンジ9を介してスパウト23に対して開閉自在となる。また、上蓋5を閉じた状態では、図1に示すように、上蓋5の第1のインナーリング8の外周と台座10の注出口14の内周とが密着し、台座の注出孔15から内容物28が漏れ出ることを防止する。なお、キャップ4には、注出口14を閉塞する剥き中栓を設け、剥き中栓の開封まで包装容器のバージン性を高めるようにしてもよい。
弁座20は、図2の(a)に示すように、案内孔21を有し、注出筒24内部を部分的に閉塞し、少なくとも注出筒24の一端側の一面が平滑面である部材である。図2の(b)に示すように、弁座20には、案内孔21が形成されている。
逆止弁17は、樹脂を材料とした円盤状の薄いフィルム材であり、図1及び図2の(c)に示すように、弁座20の平滑面に接触して少なくとも案内孔21とその近傍とを覆い、案内孔21に対して開閉自在に形成された弁体19を有する。弁体19は、フィルム材を打ち抜いて切り込み18を設けることにより形成される。フィルム材が薄いため、切り込み18の内側および外側の部分が互いに引っかかることがなく、弁体19は、スムーズに開閉可能である。フィルム材の厚さは、例えば50μm以下であることが好ましい。また、その材料には、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどを用いることができる。なお、弁体19は、切り込み18ではなく切り抜きによって形成してもよいが、切り抜きの場合、製造過程において廃棄物が発生するため、切り込み18のほうが好ましい。図1に示すように、逆止弁17および弁座20は、外周が台座10と注出筒24とに挟まれて固定される。弁座20は、固定を確実にし内容物28の漏れを防ぐパッキンの機能を付与するため押圧に対する反発性を有することが好ましい。弁座20の材料には、基材として紙、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンなどを用いることができる。また、平滑面を得るためにポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどを基材にラミネートしてもよい。
スパウト23は、外周に雄ネジ部25が形成された円筒状の注出筒24と、注出筒24の一端に形成された基部26とを有する。基部26は、溶着等によって、図1に示すように容器本体27に固定される。
容器本体27は、内容物28の注出にともなって容易に容積を減少できるフレキシブル包装袋が好適である。フレキシブル包装袋の形状としては例えば、パウチ形状が挙げられるが、これに限らない。
内容物28が液体であれば、後述する弁体19の閉動作や密封性の維持をとくに好適に行うことができる。
以下に、注出口栓1の機能について説明する。
図1に示すようなキャップ4の上蓋5が閉じられた状態では、弁体19は、上蓋5の第1のインナーリング8と弁座20の平滑面とに挟まれて固定される。この結果、弁座20の案内孔21は、弁体19により閉塞され、内容物28が外気から遮断された状態が維持される。
キャップ4の上蓋5が開けられた状態の注出口栓1を図3の(a)に示す。内容物28が液体であれば、弁体19は、内容物28が付着して濡れた状態で、弁座20の案内孔21の周囲の平滑面に密着し、案内孔21を密封することができる。したがって、上蓋5が開けられた状態であっても、弁座20の案内孔21は、弁体19により閉塞されて、内容物28は、外気から遮断される。
内容物28を注出口栓1から注出する様子を図3の(b)に示す。使用者が、包装容器を傾け、あるいはさらに容器本体27を押圧することによって内容物28が案内孔21を通過しようして弁体19を押す。これにより、弁体19が、案内孔21に対して開くため、内容物28は、弁体19により邪魔されることなく、包装容器の外へ注出される。この時の、逆止弁17及び弁座20の断面図は図2の(c)の右側のようになる。またこの時の逆止弁17及び弁座20の斜視図を図2の(d)に示す。
使用者が、容器本体27の押圧をやめ、あるいは包装容器の傾きを元に戻すと、弁体19は、容器本体27に戻ろうとする内容物28との界面張力によって案内孔21に対して閉じる向きに引っ張り力を受けて案内孔21を閉塞し、外気の流入を阻止する。このように、液体である内容物28によって、弁体19は弾性変形しなくても開閉動作を行い、容器本体27内部の内容物28が外気と接触することを抑止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る注出口栓2について説明する。注出口栓2の断面図とその部分拡大図を図4の(a)、(b)に示す。注出口栓1と注出口栓2とでは、主に、逆止弁17及び弁座20の固定方法とが異なる。
図4の(a)に示すように、台座10には、注出筒24の一端側の内周面に密着して嵌合する第2のインナーリング16が形成されている。第2のインナーリング16には、内方に突き出た突起部が設けられている。
逆止弁17及び弁座20は、第2のインナーリング16の内周において、肩部13及び突起部にその外周を挟まれて嵌合されることによって固定される。また、上蓋5には、第1のインナーリング8の内側に弁体押えインナーリング22が形成されており、キャップ4の上蓋5が閉じられた状態では、弁体19は、上蓋5の弁体押えインナーリング22と弁座20の平滑面とに挟まれて固定される。この結果、弁座20の案内孔21は、弁体19により閉塞され、内容物28が外気から遮断された状態が維持される。
第2の実施形態においても、逆止弁17の弁体19は、第1の実施形態と同様の機能を有する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る注出口栓3について説明する。注出口栓3の断面図とその部分拡大図を図5の(a)、(b)に示す。注出口栓1と注出口栓3とでは、主に、逆止弁17及び弁座20の固定方法が異なる。
図5の(a)に示すように、台座10には、注出筒24の一端側の内周面に密着して嵌合する第2のインナーリング16が形成されている。
弁座20は、注出筒24の内周面に注出筒24と一体形成される。逆止弁17は、第2のインナーリング16と弁座20とによって、その外周が挟まれることによって固定される。また、上蓋5には、第1のインナーリング8の内側に弁体押えインナーリング22が形成されており、キャップ4の上蓋5が閉じられた状態では、弁体19は、上蓋5の弁体押えインナーリング22と弁座20の平滑面とに挟まれて固定される。この結果、弁座20の案内孔21は、弁体19により閉塞され、内容物28が外気から遮断された状態が維持される。
第3の実施形態においても、逆止弁17の弁体19は、第1の実施形態と同様の機能を有する。
(変形例)
以上の実施形態では、円弧状の切り込み18を有する逆止弁17と、1つの案内孔21を有する弁座20を開示したが、逆止弁17及び弁座20の形状は、これに限定されない。以下では、逆止弁17及び弁座20の変形例を説明する。
図6に、逆止弁17及び弁座20の第1の変形例を示す。図7に、逆止弁17及び弁座20の第2の変形例を示す。図6の(a)及び図7の(a)に示すように、第1及び第2の変形例に係る逆止弁17は、いずれも円盤状のフィルム材に、複数の同心円の一部と、半径方向に延びる線分とによって、複数の円弧とこれらの端部間を結ぶ形状に構成された切り込み18により形成される弁体19を有している。弁座20は、第1の実施形態と同様に、円盤状部材であり、図6の(b)及び図7の(b)に示すように、逆止弁17と重ねて平面視した場合に弁体19によって覆われる、案内孔21が形成されている。内容物28を注出する際の弁体の動きを示す断面図を図6の(c)及び図7の(c)に、斜視図を図6の(d)及び図7の(d)に示す。これらの図に示すように、弁体19は、内容物28により、内容物28の注出される方向に持ち上げられる。注出が終わった際には、弁体19は、第1の実施形態と同様に、内容物28との界面張力によって、案内孔21を閉塞する。
図8には、逆止弁17及び弁座20の第3の変形例を示す。図8の(a)に示すように、第3の変形例に係る逆止弁17は、円盤状のフィルム材に互いに直交する2つの直線状の切り込み18により形成される弁体19を有している。弁座20は、円盤状部材であり、図8の(b)に示すように、逆止弁17と重ねて平面視した場合に、逆止弁17の切り込み18が形成されていない箇所には、扇型の案内孔21が円周等分に4つ形成されている。内容物28を注出する際の弁体19の動きを示す断面図を図8の(c)に、斜視図を図8の(d)に示す。図に示すように、内容物28を注出する際には、逆止弁17の弁体19が、外周方向に向かって広がる。注出が終わった際には、弁体19は、第1の実施形態と同様に、内容物28との界面張力によって、案内孔21を閉塞する。
図9には、逆止弁17及び弁座20の第4の変形例を示す。図9の(a)に示すように、第4の変形例に係る逆止弁17は、これまで説明した逆止弁17とは異なり、切り込みを有さない円盤状のフィルム材である。弁座20は、円盤状の部材であり、扇型の案内孔21が円周等分に4つ形成されている。逆止弁17と弁座20とは、図9の(b)に示すように、重ねて平面視した場合に、逆止弁17の中央であって、弁座20の案内孔21の形成されていない箇所を溶着することにより、弁座20に固定される。そのため、逆止弁17の半径は弁座20の半径より小さく、キャップ4、スパウト23等に接触せずこれらに固定されなくてもよい。逆止弁17内容物28を注出する際の弁体19の動きを示す断面図を図9の(c)に、斜視図を図9の(d)に示す。図に示すように、内容物28を注出する際には、逆止弁17の溶着固定されていない箇所が、内容物28の注出される方向に持ち上げられる。注出が終わった際には、弁体19は、第1の実施形態と同様に、内容物28との界面張力によって、案内孔21を閉塞する。
逆止弁17及び弁座20の形状やスパウト23等への固定方法は以上説明したものに限られない。例えば逆止弁17の切り込み18の形状や弁座20の案内孔21の個数等は、多様に設計可能である。また、上述の実施形態では、上蓋5を備えるキャップ4により、より確実な封止を可能としているが、キャップの構造は上述したものに限定されず、あるいはキャップはなくてもよい。
本発明に係る注出口栓は、フィルム材により逆止弁を形成するため、従来の射出成型等により製造された弁体を用いた注出口栓と比べて、低コストで簡便に製造が可能である。また、フィルム材で弁体を形成するほうが、弾性体で弁体を形成する場合に比べて、材料の制約も少ない。また、逆止弁として、薄いフィルムを用いるため、既存の注出口栓に使用する場合であっても、設計に大きな変更を加える必要が無い。また、弁体を開くのに大きな力が不要であるため、注出時に包装容器を強く押圧する必要がない。また、弁座の案内孔の大きさを変更することにより、注出量を容易に調整することができる。
本発明は、各種包装容器の注出口栓に用いることができる。とくに外気との接触を防ぐことが好ましい化粧品、食品等の液体を内容物とするフレキシブル包装容器の注出口栓に好適に用いることができる。
1、2、3 注出口栓
4 キャップ
5 蓋
6 天板
7 側壁
8 第1のインナーリング
9 ヒンジ
10 台座
11 側壁
12 雌ネジ部
13 肩部
14 注出口
15 注出孔
16 第2のインナーリング
17 逆止弁
18 切り込み
19 弁体
20 弁座
21 案内孔
22 弁体押えインナーリング
23 スパウト
24 注出筒
25 雄ネジ部
26 基部
27 容器本体
28 内容物

Claims (7)

  1. 筒状の注出筒と、
    案内孔を有し、前記注出筒内部を部分的に閉塞し、少なくとも前記注出筒の一端側の一面が平滑面である弁座と、
    前記弁座の前記一面に接触して少なくとも前記案内孔とその近傍とを覆い、前記案内孔に対して開閉自在に形成された弁体を有するフィルム材と、
    前記注出筒を開閉自在な上蓋と
    前記注出筒の前記一端側の内周面に嵌合するインナーリングを有し、前記注出筒の前記一端側に装着されるキャップとを含み、
    前記弁体の少なくとも一部は、前記注出筒が閉じられた状態において、前記上蓋から突出する弁体押さえ部と前記弁座とに挟まれて固定され
    前記弁座および前記フィルム材は、前記インナーリングの内部に嵌合して固定される、
    注出口栓。
  2. 前記弁体は、前記フィルム材に切り込みを形成することにより設けられる、請求項1に記載の注出口栓。
  3. 前記弁体は、内容物としての液体が前記案内孔を通過する際、前記液体に押されて前記案内孔に対して開き、前記液体の通過終了の際に、前記弁体と前記液体との界面張力によって前記案内孔に対して閉じる向きに引っ張り力を受けて前記案内孔を閉塞する、請求項1または2に記載の注出口栓。
  4. 前記弁体は、前記液体が付着した状態で、前記弁座の前記案内孔の周囲の平滑面に密着することにより、前記案内孔を密封する、請求項1〜3のいずれかに記載の注出口栓。
  5. 前記フィルム材の膜厚は、50μm以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の注出口栓。
  6. 前記フィルム材の一部は、前記弁座に溶着されて固定される、請求項1〜5のいずれかに記載の注出口栓。
  7. 容器本体と、前記容器本体に取り付けられた請求項1〜のいずれかに記載の注出口栓とを含む、包装容器。
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