JP6426526B2 - インバータの制御装置 - Google Patents

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パルス幅変調制御を実施可能なインバータの制御装置に関する。
同期永久磁石モータや、電流駆動ステッピングモータの電力源として、パルス幅変調(PWM: Pulse Width Modulation)制御を実施可能なインバータが用いられている。インバータにおいて、PWM制御を実施すると、スイッチング素子に電流を流している状態で、所定のキャリア周期でスイッチング素子がオフオンされる(特許文献1)。
特開平7−99795号公報
ここで、モータの出力トルクの指令値が略0となると、インバータからモータの巻線に出力される出力電流又は出力電圧の指令値が略0とされる。出力電流又は出力電圧の指令値が略0となると、インバータが備える複数の相において、出力電流又は出力電圧の指令値である基本波の振幅が略0となる。この場合、各相の基本波がほぼ同一の波形となるため、基本波とキャリアとの比較に基づきスイッチング素子のオフオン制御を実施すると、各相のスイッチング素子のオフオン状態がほぼ同一となる。このため、各相のスイッチング素子が同時にオン状態とされているときに、大きなコモンモード電圧が生じることが懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、PWM制御を実施するインバータにおいて、基本波の振幅が略0となる場合に生じるコモンモード電圧を低減することを主たる目的とする。
第1の発明は、複数の相を有するインバータ(10,10a)に適用され、基本波(VU*〜VZ*)とキャリア(CU〜CZ)との比較に基づいて、前記相毎に設けられたスイッチング素子(SUp〜SZn)の開閉状態を変更することで、直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調制御を行うインバータの制御装置(30,30a)であって、前記複数の相において、所定の基準相のキャリアに対し、所定の反転相のキャリアを逆位相に制御する逆位相制御部を備えることを特徴とする。
基本波の振幅が略0となる場合に、各相のキャリアの位相が同一であると、各相のスイッチング素子がほぼ同時にオンされ、ほぼ同時にオフされることになる。これにより、スイッチング素子がオン状態とされている間に、大きなコモンモード電圧が生じる。そこで、基準相のキャリアに対し、反転相のキャリアを逆位相にする構成とした。この構成にすることで、基準相の電圧波形と、反転相の電圧波形とが互いに打ち消し合う。このため、基本波の振幅が略0となる場合に生じるコモンモード電圧を低減することが可能となる。
第2の発明は、複数の相を有するインバータ(10b)に適用され、基本波とキャリアとの比較に基づいて、前記相毎に設けられたスイッチング素子(SUp〜SZn)の開閉状態を変更することで、直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調制御を行うインバータの制御装置(30b)であって、前記インバータは、互いに180度の電気角をなして複数の相を有する2つの巻線の組み合わせを備える回転電機(21b)に対して電力を出力するものであって、前記制御装置(30b)は、前記2つの巻線の組み合わせにおいて、各相の電圧を互いに反転することを特徴とする。
2つの巻線の組み合わせにおいて、各相の電圧を互いに反転することで、電圧波形が互いに打ち消し合う。このため、コモンモード電圧を低減することが可能となり、ノイズの主要な周波数成分における瞬時的な大きさを抑制することが可能となる。また、その2つの巻線が互いに180度の電気角をなすことで、インバータの出力電圧が、回転電機の出力に有効に作用する。
第1実施形態の電気的構成図。 基本波の振幅が略0となる場合に、コモンモード電圧が増加する理由を説明する図。 第1実施形態によるコモンモード電圧低減作用を説明する図。 ターンオン時間とターンオフ時間との差異によって生じる、基準相の電圧と、反転相の電圧とのずれを説明する図。 第1実施形態による基準相の電圧と、反転相の電圧とのずれを低減する作用を説明する図。 第1実施形態の効果を示す図。 第2実施形態の電気的構成図。 第3実施形態の電気的構成図。 第3実施形態の電機子巻線を表す図。
(第1実施形態)
本発明にかかるインバータの制御装置を、車載主機として多相回転機(3相回転電機)を備える車両(例えば、電気自動車やハイブリッド車)に適用した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に第1実施形態の電力システムを表す電気的構成図を示す。電力システムは、直流電力を交流電力に変換するインバータ10、インバータ10から電力供給されるモータジェネレータ21、及び、インバータ10を制御する制御装置30を備えている。本実施形態において、モータジェネレータ21は、車載主機であり、駆動軸(図示略)に連結されている。モータジェネレータ21は、例えば、埋込永久磁石同期モータ(IPMSM: Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)である。モータジェネレータ21は、インバータ10を介して、直流電源としてのバッテリ20に接続されている。バッテリ20の出力電圧は、例えば100V以上である。
インバータ10は、上アームスイッチSUp,SVp,SWpと下アームスイッチSUn,SVn,SWnとの直列接続体を備えている。U相上下アームスイッチSUp,SUnの接続点には、モータジェネレータ21のU相が接続され、V相上下アームスイッチSVp,SVnの接続点には、モータジェネレータ21のV相が接続され、W相上下アームスイッチSWp,SWnの接続点には、モータジェネレータ21のW相が接続されている。
本実施形態では、各スイッチSUp〜SWnとして、電圧制御形の半導体スイッチング素子を用い、より具体的には、IGBTを用いている。そして、各スイッチSUp〜SWnには、各フリーホイールダイオードDUp〜DWnが逆並列に接続されている。また、インバータ10は、バッテリ20側に平滑コンデンサ11を備えている。
電力システムは、相電流検出手段として、モータジェネレータ21のU相に流れる電流を検出するU相電流センサ12Uと、V相に流れる電流を検出するV相電流センサ12Vと、W相に流れる電流を検出するW相電流センサ12Wとを備えている。また、電力システムは、回転角検出手段として、モータジェネレータ21の回転角(電気角θe)を検出する回転角センサ13(例えばレゾルバ)を備えている。
制御装置30は、モータジェネレータ21の制御量(本実施形態ではトルク)をその目標値(以下、目標トルクTrq*)にフィードバック制御すべく、インバータ10を制御する。詳しくは、制御装置30は、上記各種センサの検出値に基づき、インバータ10を構成するスイッチSUp〜SWnのオフオン状態(開閉状態)を操作する操作信号gUp〜gWnを生成し、各操作信号gUp〜gWnを各スイッチSUp〜SWnに対して出力することで、PWM制御を実施する。なお、目標トルクTrq*は、例えば、制御装置30の外部に設けられた制御装置であって、制御装置30よりも上位の制御装置から出力される。
制御装置30の動作について、以下に詳述する。電流指令生成部31は、目標トルクTrq*及び電気角θeに基づいて、相電流IU,IV,IWの目標値である目標電流IU*,IV*,IW*を生成する。
具体的には、電流指令生成部31は、電気角θeに基づき算出されるモータジェネレータ21の回転角速度ω、及び、目標トルクTrq*に基づいて、d軸電流目標値id*、及び、q軸電流目標値iq*を算出する。さらに、電流指令生成部31は、電気角θeに基づいて、d軸電流目標値id*、及び、q軸電流目標値iq*を座標変換して、目標電流IU*,IV*,IW*を生成する。
偏差算出部32U,32V,32Wは、相電流IU,IV,IWの検出値と、目標電流IU*,IV*,IW*との偏差ΔIU,ΔIV,ΔIWを算出する。PID演算部33U,33V,33Wは、偏差ΔIU,ΔIV,ΔIWに基づき、PID(Proportional Integral Derivative)演算を実施し、相電圧VU,VV,VWの目標電圧である目標正弦波VU*,VV*,VW*を算出する。相電圧VU,VV,VWの目標電圧である目標正弦波VU*,VV*,VW*は、それぞれ120度の位相差が設けられているため、相電圧VU,VV,VWにも、それぞれ120度の位相差が設けられる。
比較器34U,34V,34Wは、目標正弦波(基本波)VU*,VV*,VW*と、キャリア(搬送波)とを比較することで、上アームスイッチSUp,SVp,SWpの操作信号である上アーム操作信号gUp,gVp,gWpを出力する。また、NOT回路35U,35V,35Wは、上アーム操作信号gUp,gVp,gWpを反転し、下アームスイッチSUn,SVn,SWnの操作信号である下アーム操作信号gUn,gVn,gWnを出力する。
上アーム操作信号gUp,gVp,gWpと、対応する下アーム操作信号gUn,gVn,gWnとは、互いに相補的な信号(論理が反転した信号)となっている。すなわち、上アームスイッチSUp,SVp,SWpと、対応する下アームスイッチSUn,SVn,SWnとは、交互にオン状態とされる。また、上アームスイッチSUp,SVp,SWpと、対応する下アームスイッチSUn,SVn,SWnとは、同時にオン状態となることがないように、デッドタイムが設けられている。
ここで、PWM制御を実施すると、キャリア周波数に応じて、スイッチSUp〜SWnがオフオンされることになる。このスイッチSUp〜SWnのオフオンによって、コモンモード電圧が発生する。特に、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が0Vに近づくと、コモンモード電圧が大きくなる。コモンモード電圧が大きくなることで、コモンモード電圧に起因する電磁ノイズが増加し、コモンモード電圧に起因するモータジェネレータ21の軸受けの電食が悪化する。
図2を用いて、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が0Vに近づいた場合に、コモンモード電圧が増加する原因を説明する。
目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が0Vとなると、目標正弦波VU*,VV*,VW*の波形が同一となる。このため、U相のスイッチSUp,SUnと、V相のスイッチSVp,SVnと、W相のスイッチSWp、SWnと、が同期してオンオフされることになる。
このため、各相電圧VU,VV,VWが0Vから電源電圧Vdcまで同時に増加し、その後、電源電圧Vdcから0Vまで同時に減少する。このため、コモンモード電圧VCの振幅が最大値であるVdcとなる。ここで、コモンモード電圧VCは、各相電圧VU,VV,VWの検出値の和を相数である3で除算して得られた値である。
そこで、本実施形態の制御装置30(逆位相制御部)は、U相を基準相、V相を反転相とし、U相のキャリアCUに対し、V相のキャリアCVを逆位相にする制御を実施する。図3を用いて、本実施形態におけるキャリアCU,CV,CWの波形、及び、コモンモード電圧VCの波形を説明する。
目標正弦波VU*,VV*がキャリアCU,CVの平均値である0Vとなっている状況で、U相のキャリアCUに対し、V相のキャリアCVが逆位相とされている。このため、U相電圧VUの波形と、V相電圧VVの波形とが反転する。つまり、U相電圧VUの変化と、V相電圧VVの変化とが打ち消し合うように、相電圧VU,VVが変化する。これにより、コモンモード電圧VCは、Vdc/3と、2Vdc/3との間で交互に変化する。つまり、各相キャリアCU,CV,CWを同一にした場合と比較して、コモンモード電圧VCのピーク値が2/3となり、振幅が1/3となる。
ここで、スイッチSUp〜SWnにおいて、ターンオン時間Tonとターンオフ時間Toffとの間で差異が存在すると、操作信号gVp,gVnを、操作信号gUp,gUnに対して反転させたとしても、U相電圧VUとV相電圧VVとの間にずれが生じる懸念がある。ここで、ターンオンとは、下アームスイッチSUn,SVn,SWnをオン状態とすることを言い、ターンオフとは、下アームスイッチSUn,SVn,SWnをオフ状態とすることを言う。
図4を用いて、スイッチSUp〜SWnのターンオン時間Tonとターンオフ時間Toffとの差異によって生じるU相電圧VUとV相電圧VVとの間のずれを説明する。ターンオン時間Tonは、ターンオン遅延時間T1と、立ち下がり時間T2との和で表される。また、ターンオフ時間Toffは、ターンオフ遅延時間T3と、立ち上がり時間T4との和で表される。
ターンオン遅延時間T1は、スイッチSUp〜SWnの入力容量を充電し、スイッチSUp〜SWnのゲート電圧が閾値電圧まで上昇するまでに要する時間である。また、立ち下がり時間T2は、出力電圧が立ち下がるまでに要する時間である。ターンオフ遅延時間T3は、スイッチSUp〜SWnの入力容量を放電し、スイッチSUp〜SWnのゲート電圧が下降するまでに要する時間である。また、立ち上がり時間T4は、出力電圧が立ち上がるまでに要する時間である。以下の説明では、ターンオン遅延時間T1が、ターンオフ遅延時間T3より長く、立ち下がり時間T2が、立ち上がり時間T4より長いとする。
時刻TAにおいて、U相キャリアCUが目標正弦波VU*(0V)を上回る。これにより、操作信号gUnがハイとされ、スイッチSUnがオンされる。また、V相キャリアCVが目標正弦波VV*(0V)を下回る。これにより、操作信号gVnがハイとされ、スイッチSVnがオンされる。操作信号の変化に伴い、相電圧VUが立ち下がり、相電圧VVが立ち上がる。ここで、相電圧VVは、相電圧VUより早く立ち上がる。これにより、相電圧VUの変化を相電圧VVの変化で打ち消せず、コモンモード電圧VCのピーク値が大きくなる懸念が生じる。
時刻TBにおいて、U相キャリアCUが目標正弦波VU*(0V)を下回る。これにより、操作信号gUnがロウとされ、スイッチSUnがオフされる。また、V相キャリアCVが目標正弦波VV*(0V)を下回る。これにより、操作信号gVnがハイとされ、スイッチSVnがオンされる。操作信号の変化に伴い、相電圧VUが立ち上がり、相電圧VVが立ち下がる。ここで、相電圧VVは、相電圧VUより遅れて立ち上がる。これにより、相電圧VUの変化を相電圧VVの変化で打ち消せず、コモンモード電圧VCのピーク値が大きくなる懸念が生じる。
基準相の電圧であるU相電圧VUの立ち下がりにおいて、U相電圧VUが電源電圧Vdcの1/2に達するのは、時刻TAから時間「T1+T2/2」経過後である。また、V相電圧VVが電源電圧Vdcの1/2に達するのは、時刻TAから時間「T3+T4/2」経過後である。つまり、V相電圧VVは、U相電圧VUに比べて、偏差ΔT(=(T1+T2/2)−(T3+T4/2))だけ早く、電源電圧Vdcの1/2に達する。
同様に、基準相の電圧であるU相電圧VUの立ち上がりにおいて、U相電圧VUが電源電圧Vdcの1/2に達するのは、時刻TAから時間「T3+T4/2」経過後である。また、V相電圧VVが電源電圧Vdcの1/2に達するのは、時刻TAから時間「T1+T2/2」経過後である。つまり、V相電圧VVは、U相電圧VUに比べて、偏差ΔT(=(T1+T2/2)−(T3+T4/2))だけ遅れて、電源電圧Vdcの1/2に達する。
そこで、本実施形態の制御装置30は、反転相のキャリアであるV相キャリアCVに対してオフセット電圧ΔVを設けることで、上述したターンオン時間Ton及びターンオフ時間Toffの差異に起因したU相電圧VUとV相電圧VVとのずれを補正する。この補正について、図5を用いて説明を行う。
図5に示すように、偏差ΔTに相当するオフセット電圧ΔVだけV相キャリアCVを増加、つまりオフセットさせる。オフセット電圧ΔVは、偏差ΔTに対し、三角波であるキャリアCVの傾きを積算することで算出する。V相キャリアCVのオフセットによって、V相キャリアCVが目標正弦波VV*を下回る時刻が偏差ΔTだけ遅れるとともに、V相キャリアCVが目標正弦波VV*を上回る時刻が偏差ΔTだけ早くなる。
これにより、U相電圧VUの立ち下がりにおいて、U相電圧VUが電源電圧Vdcの1/2に達する時刻と、V相電圧VVが電源電圧Vdcの1/2に達する時刻とが同一となる。また、U相電圧VUの立ち上がりにおいて、U相電圧VUが電源電圧Vdcの1/2に達する時刻と、V相電圧VVが電源電圧Vdcの1/2に達する時刻とが同一となる。つまり、ターンオン時間Tonとターンオフ時間Toffとの差異に起因するU相電圧VUの変化と、V相電圧VVの変化のずれを低減させることができる。
つまり、反転相のキャリアCVが三角波であるため、ターンオン時間Tonとターンオフ時間Toffとの差異に基づいて、反転相のキャリアCVに所定量のオフセット電圧ΔVを設ける構成によれば、ΔV>0となると、反転相の相電圧VVの立ち上がりが遅くなり、かつ、反転相の立ち下がりが早くなる。また、ΔV<0となると、反転相の相電圧VVの立ち上がり時間が早くなり、かつ、反転相の立ち下がる時間が遅くなる。このように、キャリアが三角波の場合、スイッチのターンオン時間Tonと、ターンオフ時間Toffとの間の差異によって生じる基準相の相電圧VUと反転相の相電圧VVとのずれを簡易な構成で解消することができる。
図1の説明に戻り、U相キャリア波形生成部37Uは、キャリア周波数生成部36から入力される周波数に基づいて、U相キャリアCUを生成する。U相キャリア波形生成部37Uは、U相キャリアCUを比較器34Uに出力するとともに、U相キャリアCUをW相キャリアCWとして比較器34Wに出力する。
位相生成部38は、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅に基づき、位相θVを算出する。具体的には、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が略0であることを条件として、位相θVを180度に設定する。また、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が略0でない場合には、位相θVを0度に設定する。
オフセット生成部39は、U相電圧VU,V相電圧VV,W相電圧VWの検出値を取得する電圧取得部(図示略)からU相電圧VU,V相電圧VVの検出値をそれぞれ取得する。オフセット生成部39は、U相電圧VU,V相電圧VVの検出値に基づいて、ターンオン遅延時間T1、立ち下がり時間T2、ターンオフ遅延時間T3、及び、立ち上がり時間T4をそれぞれ取得する。そして、オフセット生成部39は、ターンオン遅延時間T1、立ち下がり時間T2、ターンオフ遅延時間T3、及び、立ち上がり時間T4に基づいて、偏差ΔTを算出し、その算出結果に基づいて、オフセット電圧ΔVを算出する。なお、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が略0でない場合、オフセット生成部39は、オフセット電圧ΔVを0Vに設定する。
V相キャリア波形生成部37Vには、U相キャリア波形生成部37UからU相キャリアCUが入力され、位相生成部38から位相θVが入力され、オフセット生成部39からオフセット電圧ΔVが入力される。V相キャリア波形生成部37Vは、U相キャリアCU、位相θV及びオフセット電圧ΔVに基づいて、V相キャリアCVを生成し、比較器34Vに出力する。
ここで、位相生成部38により生成される位相θVにより、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が略0であることを条件として、V相キャリア波形生成部37Vによって生成されるV相キャリアCVは、U相キャリアCUに対して逆位相とされる。キャリアを逆位相にすることによるノイズ低減効果は、相電圧の指令値VU*,VV*,VW*(基本波)の振幅が略0となる場合に、有効に作用する。そこで、基本波の振幅が略0となる場合に、反転相のキャリアを逆位相にする構成とした。
図6に、本実施形態に係るキャリアの反転を実施した場合のノイズ周波数特性(淡色)と、キャリアの反転を実施しない場合のノイズ周波数特性(濃色)とを示す。ノイズ周波数特性は、コモンモード電圧VCを、フーリエ変換を用いて時間領域から周波数領域に変換したものである。キャリアの反転を実施した場合のノイズ周波数特性と、キャリアの反転を実施しない場合のノイズ周波数特性とを比較すると、1MHz以下の周波数帯域において、コモンモード電圧VCが3〜6dB程度減少している。
(第2実施形態)
図7に第2実施形態の電力システムを表す電気的構成図を示す。ここで、図1に示す第1実施形態の構成と同一の構成については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図7に示すモータジェネレータ21aは6相回転電機である。モータジェネレータ21aは、図1に示すモータジェネレータ21と比較して、U,V,W相に加え、X,Y,Z相を有している。インバータ10aは、6相を有するインバータであり、モータジェネレータ21aと同様に、U,V,W相に加え、X,Y,Z相を有している。本実施形態の電力システムは、相電流検出手段として、モータジェネレータ21aのX相に流れる電流を検出するX相電流センサ12Xと、Y相に流れる電流を検出するY相電流センサ12Yと、Z相に流れる電流を検出するZ相電流センサ12Zとを備えている。
インバータ10aは、上アームスイッチSUp,SVp,SWpと下アームスイッチSUn,SVn,SWnとの直列接続体に加え、上アームスイッチSXp,SYp,SZpと下アームスイッチSXn,SYn,SZnとの直列接続体を備えている。そして、各スイッチSXp〜SZnには、各フリーホイールダイオードDXp〜DZnが逆並列に接続されている。
制御装置30aは、各スイッチSUp〜SZnのオフオン状態を操作する操作信号gUp〜gZnを生成し、各操作信号gUp〜gZnを各スイッチSUp〜SZnに出力する。制御装置30aの電流指令部31aは、U,V,W相の目標電流IU*,IV*,IW*に加え、X,Y,Z相の目標電流IX*,IY*,IZ*を生成する。制御装置30aは、偏差算出部32U,32V,32Wに加え、偏差算出部32X,32Y,32Zを有する。また、制御装置30aは、PID演算部33U,33V,33Wに加え、PID演算部33X,33Y,33Zを有する。また、制御装置30aは、比較器34U,34V,34Wに加え、比較器34X,34Y,34Zを有する。また、NOT回路35U,35V,35Wに加え、NOT回路35X,35Y,35Zを有する。
制御装置30aは、電流指令部31a、偏差算出部32X,32Y,32Z、PID演算部33X,33Y,33Z、比較器34X,34Y,34Z、及び、NOT回路35X,35Y,35Zによって、操作信号gUp〜gWuと同様に、操作信号gXp〜gZuを生成する。
ここで、制御装置30aは、第1キャリア波形生成部37a1と、第2キャリア波形生成部37a2とを有する。第1キャリア波形生成部37a1は、キャリア周波数生成部36から入力される周波数に基づいて、U相キャリアCUを生成する。第1キャリア波形生成部37a1は、U相キャリアCUを比較器34Uに出力し、U相キャリアCUをV相キャリアCVとして比較器34Vに出力し、U相キャリアCUをW相キャリアCWとして比較器34Wに出力する。
第2キャリア波形生成部37a2には、第1キャリア波形生成部37a1からU相キャリアCUが入力され、位相生成部38から位相θXが入力され、オフセット生成部39からオフセット電圧ΔXが入力される。これら、U相キャリアCU、位相θX及びオフセット電圧ΔVに基づいて、X相キャリアCXを生成する。目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅が略0であることを条件として、第2キャリア波形生成部37a2によって生成されるX相キャリアCXは、U相キャリアCUに対し、逆位相とされる。第2キャリア波形生成部37a2は、X相キャリアCXを比較器34Xに出力し、X相キャリアCXをY相キャリアCYとして比較器34Yに出力し、X相キャリアCXをZ相キャリアCZとして比較器34Zに出力する。
本実施形態では、インバータ10aが偶数相であり、全ての相のうち、半分が基準相として設定され、残りの半分(基準相として設定されなかった相)が反転相として設定される。具体的には6相のうち、U,V,Wが基準相として設定され、X,Y,Zが反転相として設定される。このように設定することで、全ての相の変化が打ち消されることになり、コモンモード電圧VCをより効果的に抑制することが可能になる。
(第3実施形態)
図8に第3実施形態の電力システムを表す電気的構成図を示す。ここで、図1に示す第1実施形態、及び、図7に示す第2実施形態の構成と同一の構成については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態のモータジェネレータ21bは、3相2重巻線を有する3相回転電機である。モータジェネレータ21bは、図1に示すモータジェネレータ21と比較して、U,V,W相に加え、X,Y,Z相を有している。また、図7に示すモータジェネレータ21aと比較して、U,V,W相と、X,Y,Z相とに独立して電圧が印加される。
図9にモータジェネレータ21bの電機子巻線を示す。モータジェネレータ21bは、巻線22U,22V,22W,22X,22Y,22Zを有する。巻線22U,22V,22Wは中性点で互いに接続されており、巻線22X,22Y,22Zは中性点で互いに接続されている。巻線22U,22V,22Wの中性点と、巻線22X,22Y,22Zの中性点とは、接続されておらず、絶縁されている。
ここで、U相巻線22Uと、X相巻線22Xとは、互いに180度の電気角をなしている。また、V相巻線22Vと、Y相巻線22Yとは、互いに180度の電気角をなしている。W相巻線22Wと、Z相巻線22Zとは、互いに180度の電気角をなしている。つまり、モータジェネレータ21bは、互いに180度の電気角をなして複数の相を有する2つの巻線の組み合わせを備えている。
図8の説明に戻り、制御装置30bの比較器34Uは、目標正弦波VU*と、キャリアCUとを比較することで、操作信号gUp,gXnを生成し、スイッチSUp,SXnにそれぞれ出力する。また、操作信号gUp,gXnは、NOT回路35Uによって反転され、操作信号gUn,gXpとしてスイッチSUn,SXpにそれぞれ出力する。
また、制御装置30bの比較器34Vは、目標正弦波VV*と、キャリアCVとを比較することで、操作信号gVp,gYnを生成し、スイッチSVp,SYnにそれぞれ出力する。また、操作信号gVp,gYnは、NOT回路35Vによって反転され、操作信号gVn,gYpとしてスイッチSVn,SYpにそれぞれ出力する。
また、制御装置30bの比較器34Wは、目標正弦波VW*と、キャリアCWとを比較することで、操作信号gWp,gZnを生成し、スイッチSWp,SZnにそれぞれ出力する。また、操作信号gWp,gZnは、NOT回路35Wによって反転され、操作信号gWn,gZpとしてスイッチSWn,SZpにそれぞれ出力する。
これにより、U相電圧VUと、X相電圧VXとは、互いの変化を打ち消すように変化する。V相電圧VVと、Y相電圧VYとは、互いの変化を打ち消すように変化する。W相電圧VWと、Z相電圧VZとは、互いの変化を打ち消すように変化する。また、U相巻線22UとX相巻線22Xとの組み合わせ、V相巻線22VとY相巻線22Yとの組み合わせ、及び、W相巻線22WとZ相巻線22Zとの組み合わせは、互いに180度の電気角をなしている。このため、U相電圧VUとX相電圧VXとの組み合わせ、V相電圧VVとY相電圧VYとの組み合わせ、及び、W相電圧VWとZ相電圧VZとの組み合わせにおいて、相電圧が互いに反転している場合に、インバータ10bの出力電圧が、モータジェネレータ21bの出力に有効に作用する。
(他の実施形態)
・上記実施形態における制御装置30は、3相インバータや6相インバータ以外に適用されるものであってもよい。例えば、単相インバータに適用されるものであってもよい。
・モータジェネレータ21は、埋込永久磁石同期モータに代えて、例えば、界磁巻線型同期モータであってもよい。
・スイッチSUp〜SUnは、IGBTに代えて、例えば、MOS−FETであってもよい。
・第1実施形態において、W相キャリアCWの位相が、U相キャリアCUの位相と同一となるような構成としたが、これを変更してもよい。例えば、W相キャリアCWの位相を、V相キャリアCVの位相と同一となるような構成としてもよい。また、W相キャリアCWの位相を、U相キャリアの位相及びV相キャリアの位相のいずれとも異なるような構成としてもよい。
・第2実施形態において、U,V,W相のキャリアCU,CV,CWの位相は互いに異なるものであってもよい。
・相電流IU,IV,IWの検出値をdq軸座標系に変換したd軸電流Id、及び、q軸電流Iqと、d軸電流目標値id*、及び、q軸電流目標値iq*との偏差ΔIq,ΔIdを算出する構成としてもよい。さらに、その偏差ΔIq,ΔIdにPID演算を実施することで、q軸目標電圧Vq*及びd軸目標電圧Vd*を算出する。そして、その目標電圧Vq,VdをVUW座標系に変換することで、目標正弦波VU*,VV*,VW*を算出する構成とするとよい。
・第1実施形態の位相生成部38は、目標正弦波VU*,VV*,VW*の振幅に基づき、位相θVを算出する。これを変更し、位相生成部は、目標電流IU*,IV*,IW*の振幅(出力電流の目標値)に基づき、位相θVを算出する構成としてもよい。具体的には、目標電流IU*,IV*,IW*の振幅が略0であることを条件として、位相θVを180度に設定する。また、目標電流IU*,IV*,IW*の振幅が略0でない場合には、位相θVを0度に設定する。同様に、位相生成部は、相電流IU,IV,IW(出力電流)に基づいて、位相θVを算出する構成としてもよい。
・キャリアCU,CV,CW,CZ,CY,CZの波形として、三角波に代えて、ノコギリ波を用いてもよい。
・オフセット生成部39によるオフセット電圧ΔVの生成に代えて、スイッチのターンオン遅延時間T1、立ち下がり時間T2、ターンオフ遅延時間T3、及び、立ち上がり時間T4を取得し、それらの値に基づいて、オフセット電圧ΔVを定め、制御装置30にオフセット電圧ΔVを予め記憶させておく構成としてもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、反転相のキャリアをオフセットさせる構成に代えて、オフセット電圧ΔVだけ基準相のキャリアを減少、つまりオフセットさせる構成としてもよい。
・オフセット生成部39は、ターンオン時間Tonとターンオフ時間Toffとを取得し、ターンオン時間Ton及びターンオフ時間Toffに基づいて、オフセット電圧ΔVを生成する構成としてもよい。
・第1実施形態及び第2実施形態において、常に位相θV,θXを180度に設定するものであってもよい。
10…インバータ、30…制御装置(逆位相制御部)、SUp〜SWn…スイッチング素子。

Claims (6)

  1. 複数の相を有するインバータ(10,10a)に適用され、基本波(VU*〜VZ*)とキャリア(CU〜CZ)との比較に基づいて、前記相毎に設けられたスイッチング素子(SUp〜SZn)の開閉状態を変更することで、直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調制御を行うインバータの制御装置(30,30a)であって、
    前記複数の相において、所定の基準相のキャリアに対し、所定の反転相のキャリアを逆位相に制御する逆位相制御部を備え
    前記逆位相制御部(38)は、前記インバータの出力電流又は出力電圧が略0となることを条件として、前記基準相のキャリアに対し、前記反転相のキャリアを逆位相に制御し、前記インバータの出力電流又は出力電圧が略0とならない場合に、前記基準相のキャリアに対し、前記反転相のキャリアを同位相に制御することを特徴とする制御装置。
  2. 前記逆位相制御部(39)は、前記スイッチング素子のターンオン時間と、ターンオフ時間との差異に基づいて、前記基準相及び前記反転相の一方のキャリアに所定量のオフセットを設けることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  3. 複数の相を有するインバータ(10,10a)に適用され、基本波(VU*〜VZ*)とキャリア(CU〜CZ)との比較に基づいて、前記相毎に設けられたスイッチング素子(SUp〜SZn)の開閉状態を変更することで、直流電力を交流電力に変換するパルス幅変調制御を行うインバータの制御装置(30,30a)であって、
    前記複数の相において、所定の基準相のキャリアに対し、所定の反転相のキャリアを逆位相に制御する逆位相制御部を備え、
    前記逆位相制御部(39)は、前記スイッチング素子のターンオン時間と、ターンオフ時間との差異に基づいて、前記基準相及び前記反転相の一方のキャリアに所定量のオフセットを設けることを特徴とする制御装置。
  4. 前記基準相及び前記反転相の前記基本波の電圧を取得する電圧取得部を備え、
    前記逆位相制御部は、その取得した前記基準相及び前記反転相の前記基本波の電圧に基づいて、前記スイッチング素子のターンオン時間、及び、ターンオフ時間を取得することを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記キャリアは三角波であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記インバータ(20a)は、偶数の相を有し、
    前記逆位相制御部(30a)は、前記偶数の相において、半分の相を前記基準相として設定し、前記偶数の相において、前記基準相として設定されなかった相を前記反転相として設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
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