JP6425979B2 - オーバーフロー管の管構造 - Google Patents
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Description
図1〜図4に示すように、本実施形態の洗面化粧台1は、下部キャビネット2と、洗面器3と、ミラーキャビネット11と、を備える。
上部L字管63は、フランジ管60の他端部からボウル部31に対して離れる方向に所定長さ略水平方向に延び、下方に屈曲して、下方に所定長さ延びる。上部L字管63の他端部は、上下管64の上端部に接続される。
下部L字管65の曲がり部分において、下部L字管65における洗面器3のボウル部31側の内面から突出する壁部67が形成される。
本実施形態においては、縦管部610と、壁部67と、横管部620とは、一体に成形される。
まず、オーバーフロー管6へ流入する水の流れの作用を説明するための構成として、オーバーフロー管6が接続される排水管5及び排水配管54の構成について説明する。図7は、本発明の実施形態に係るオーバーフロー管6へ流入する水の流れの作用を説明する図である。
図7に示すように、排水口41が排水栓9により閉じられた状態で、水栓部7の吐水管71から洗面器3のボウル部31に水が吐水され続けると、洗面器3のボウル部31に水が溜まって、オーバーフロー孔42の位置まで水位が上昇する。
これに対し、本発明は、壁部67を設けることにより、水幕100を形成して、水幕100から水を流出させている。そして、壁部67の下方の空間Kが徐々に小さくなり、水が壁部67まで満たされた場合に、サイフォン現象を発生させる。そのため、壁部67を設ける本発明は、従来のように壁部67を設けずにオーバーフロー管6の上部まで水を満たした場合にサイフォン現象が発生されるのに対して、壁部67まで水を満たせばサイフォン現象が発生される。よって、本発明は、オーバーフロー管6の内部を水で満たすまでの時間を短縮させて、サイフォン現象の発生を促進させることができる。従って、本発明は、サイフォン現象を早期に発生させることができる。
本実施形態のオーバーフロー管6の管構造においては、オーバーフロー管6は、上下方向に水が流通するように上下方向に延びる縦管部610と、縦管部610の内部に設けられると共に縦管部610の一部を塞ぐ壁部67と、を有する。
そのため、壁部67を設け且つ壁部67を設けることで水幕100を形成することにより、オーバーフロー管6の内部を水で満たすまでの時間を短縮させて、サイフォン現象の発生を促進させることができる。これにより、サイフォン現象を早期に発生させることができる。
例えば、前記実施形態では、壁部67を、縦管部610における洗面器3のボウル部31側の内面から突出させ、壁部67の形状を半円形形状としたが、これに限られない。例えば、壁部67の構成を、図8(a)〜(c)に示すような、次の第1変形形態〜第3変形形態のような壁部の構成としてもよい。
第1変形形態の壁部67Aは、図8(a)に示すように、縦管部610における洗面器3のボウル部31側の内面から突出して形成されており、上方側から視た形状が、半円形形状における直線側が円弧状に窪んだ形状である。
第2変形形態の壁部67Bは、図8(b)に示すように、縦管部610における洗面器3のボウル部31側の内面から突出して形成されており、上方側から視た形状が、半円形形状における直線側が円弧状に突出した形状である。
第3変形形態の壁部67Cは、図8(c)に示すように、縦管部610における洗面器3のボウル部31側と反対側の内面から突出しており、上方側から視た形状が、半円形形状である。
例えば、下部L字管65と上下管64とを一体で構成してもよいし、下部L字管65と上下管64と上部L字管63とを一体で構成してもよいし、下部L字管65と上下管64と上部L字管63とフランジ管60とを一体で構成してもよい。
5 排水管
6 オーバーフロー管
9 排水栓
15 玉鎖部材(鎖部材)
31 ボウル部(洗面ボウル)
41 排水口
42 オーバーフロー孔
67 壁部
610 縦管部(第1管部)
615 曲がり部分
620 横管部(第2管部)
Claims (6)
- 一端が洗面ボウルの排水口から下方に延びる排水管に接続されると共に他端がオーバーフロー孔において前記洗面ボウルに接続されるオーバーフロー管の管構造であって、
前記オーバーフロー管は、上下方向に水が流通するように上下方向に延びる第1管部と、前記第1管部に連続して形成され前記第1管部に交差する方向に延びる第2管部と、前記第1管部の内部に設けられると共に前記第1管部の一部を塞ぐ壁部と、を有し、
前記壁部は、前記第1管部と前記第2管部との境界近傍に設けられている、
オーバーフロー管の管構造。 - 前記壁部は、板状に形成され、前記第1管部の内面から、水平方向又は水平方向よりも下向きに傾斜する方向に延びる請求項1に記載のオーバーフロー管の管構造。
- 前記壁部は、前記第1管部の前記洗面ボウル側の内面から突出する請求項1又は2に記載のオーバーフロー管の管構造。
- 前記壁部は、前記第1管部と前記第2管部との境界近傍において、前記第1管部の前記洗面ボウル側の内面から突出する請求項3に記載のオーバーフロー管の管構造。
- 前記壁部は、前記第1管部の断面積のほぼ半分を塞ぐように形成される請求項1〜4のいずれかに記載のオーバーフロー管の管構造。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のオーバーフロー管の管構造を備える洗面器。
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JP2014236769A JP6425979B2 (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | オーバーフロー管の管構造 |
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JP2014236769A JP6425979B2 (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | オーバーフロー管の管構造 |
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