JP6988038B2 - 排水口部材 - Google Patents
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Description
しかしながら、多量の排水をシンクに流した場合、排水口部材の流入口を介して底部に向けて流れ落ちる排水によって流出口が塞がれてしまい、排水口部材の底部に溜まった排水が流出口に向けてスムーズに流入せず、排水口部材の流入口から排水が溢れる場合がある。
これにより、例えば、溜め流し排水をしたときのように、一度に多量の排水をシンクに流した場合であっても、排水口部材の流入口から排水が溢れ出ることを抑制することができる。
また、挿入部の下部には、下リブが設けられており、挿入部の倒れ込みを抑制することができる。
図1〜図4を用いて、本発明の第1の実施形態に係る排水口部材18について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る排水口部材18を備えた、サイフォン排水システム10の全体構成を示す概略図である。
サイフォン排水システム10は、サイフォン力を利用して水廻り器具からの排水を効率よく排出する排水システムである。本実施形態では、サイフォン排水システムを、複数階で構成された集合住宅に用いた例について説明する。なお、サイフォン排水システムは、集合住宅に好適に用いられるが、集合住宅以外の戸建て住宅や工場等にも用いることができる。
集合住宅の各階の各戸には、排水がなされる水廻り器具16が設けられている。水廻り器具16は、例えば、台所流し(シンク)で構成されている。なお、水廻り器具16としては、台所流しに限らず、洗面台、洗濯機、ユニットバス及びトイレ等のいずれかで構成されていてもよい。
図2に示すように、排水口部材18は、円筒部34と、円筒部34の下部を塞ぐ底部36と、円筒部34の上部に形成されるフランジ38と、円筒部34の底部側の側部に形成される管状の排出部40とを備えている。なお、円筒部34の上側の開口部分は、水廻り器具16の排水が流入する流入口35である。本実施形態の排水口部材18の円筒部34は、径寸法よりも高さ寸法が大きく形成されることで、一般の排水口部材よりも深さが深く、かつ容積が大きく形成されている。また、排出部40は、円筒部34よりも小径である。排水口部材18の底部36に排水が溜まらないように、排出部40の内周面の下端と、円筒部34の底部36の上面とは高さが一致していることが好ましい。図2に示す底部36は水平であるが、底部36は排出部40に向けて下がるように傾斜させてもよい。なお、本実施形態では、円筒部34と底部36が本発明の排水口本体に相当している。
円筒部34の容積は、2000〜3000cm3とすることが好ましい。
次に、本実施形態に係るサイフォン排水システム10の作用を説明する。
本実施形態に係るサイフォン排水システム10の構成によれば、水周り器具16の排水は、排水口部材18、配管20、S字トラップ22、及び配管24を介してサイフォン排水管26へ流れ込む。排水は、横引き管28内を横方向へ流れ、その後、竪管30を流下し、竪管30におけるサイフォン水頭Hsのポテンシャルエネルギーにより、サイフォン力が発生する。このサイフォン力により、排水が誘導されて排水の排出が促進される。
次に、図5を用いて本発明の第2の実施形態に係る排水口部材18の異物捕捉メッシュ48について説明する。なお、第1実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、図6を用いて本発明の第3の実施形態に係る排水口部材18の異物捕捉メッシュ48について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、図7を用いて本発明の第4の実施形態に係る排水口部材18の異物捕捉メッシュ48について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、図8を用いて本発明の第5の実施形態に係る排水口部材18の異物捕捉メッシュ48について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、図9を用いて本発明の第6の実施形態に係る排水口部材18の異物捕捉メッシュ48について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
図11に示す例では、以下のような効果も得られる。
(1)下流側の異物捕捉メッシュ72を排水口部材18と一体成形、又ははめ殺しとすることで、ユーザーが取れなくし、仮に上流側の異物捕捉メッシュ48を清掃等で取り外し、そのまま再装着を忘れても、下流側の異物捕捉メッシュ72で異物の捕捉が可能となる。
(2)下流側の異物捕捉メッシュ72と上流側の異物捕捉メッシュ48は同じ形状でも異なる形状でもよく、異なる形状の場合、重ね合わせると図3のメッシュ形状と同じ形状とすることができる。この場合、排水流出を妨げることなく、上記(1)の目的を達成することができる。
(3) 下流側の異物捕捉メッシュ72と上流側の異物捕捉メッシュ48との間の距離は近い方が好ましい。この場合、メッシュ間に異物が挟まることがなくなる。
Claims (4)
- 上部に流入口が開口した凹状の排水口本体と、
前記排水口本体の側部に開口した流出口と、
前記流出口に接続された排出部に挿入される挿入部と、
前記挿入部の上部に設けられ、前記流出口を上側から覆う様に前記排水口本体の前記側部側から前記排水口本体の内側へ向けて突出する上リブと、
前記挿入部の下部に設けられ、前記排水口本体の内側へ向けて突出する下リブと、
を有する排水口部材。 - 前記排出部には、通気管が接続されている、請求項1に記載の排水口部材。
- 前記流出口に排水中の異物を捕捉するための異物捕捉メッシュが設けられている、請求項1または請求項2に記載の排水口部材。
- 前記異物捕捉メッシュは、前記流出口に対して着脱可能に設けられている、請求項3に記載の排水口部材。
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JP2017170563A JP6988038B2 (ja) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | 排水口部材 |
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JP2019044523A JP2019044523A (ja) | 2019-03-22 |
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JP2017170563A Active JP6988038B2 (ja) | 2017-09-05 | 2017-09-05 | 排水口部材 |
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