JP6425350B2 - 電気機械装置及び電気機械装置の停止制御方法 - Google Patents

電気機械装置及び電気機械装置の停止制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気機械装置及び電気機械装置の停止制御方法に関するものである。
モータを搭載した電気機械装置は、モータの回転軸の回転によって種々の部材を動かす。例えば、車両に搭載された、電気機械装置の一種であるシフト装置は、操作ノブの操作によってトランスミッションを切り替える。そのような電気機械装置には、イグニッションスイッチがオンになると、操作パネルと面一に収納されている操作ノブが操作パネルから突出するものがある。操作ノブの移動は、モータの回転を並進移動に変換して行われる。操作ノブは、車両の運転に必要であるから、決められた時間内に定位置へ移動させる必要がある。
特開平11−235065号公報
上述した昇降型の操作ノブは、短い移動距離において急停止させる必要があり、停止時に電気機械装置内のギアなどの部材の衝突音が発生する。人間が近くにいる環境や、閉鎖された静かな環境では、小さな衝突音も騒音に感じられる場合がある。そこで、電気機械装置の停止時のわずかな音も抑制したいという要求が存在する。
特許文献1は、停止前の振動を抑えるため、停止動作中にトルクを制限値以下に制御することを開示している。すなわち、特許文献1の方法では、モータの回転軸の回転を検出し、その検出結果に応じてフィードバック制御によりトルクを制限値以下に保つ。この方法では、安定な制御のために、停止動作を開始してから実際に停止するまで、ある程度の回転を生じさせる必要がある。ところが、昇降型の操作ノブのように短い移動距離で急停止させる場合には、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転を極力抑えることが求められる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転を抑制しつつ、停止時の音を低減できる電気機械装置及び電気機械装置の停止制御方法を提供することにある。
本発明の第1の観点に係る電気機械装置は、回転軸を含み、制御に応じた角度位置に向かうトルクを回転軸に印加するモータと、回転軸の角度位置を検知する回転センサと、回転センサで検知された角度位置に応じて回転軸が向かう角度位置を切り替えることにより、回転軸の回転を制御するモータ制御部と、を備える。モータ制御部は、回転軸を停止させる場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸に印加した後、回転センサで検知された角度位置が停止目標の角度位置を所定量越えると、停止目標の角度位置と回転センサで検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動する。
この構成によれば、回転センサの検知結果に応じて停止目標を段階的に移動させることにより、単独の角度位置を停止目標として固定する場合に比べて、停止する瞬間の音が低減する。また、フィードバック制御を行わないため、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転が抑制される。
好適に、モータ制御部は、回転軸を停止する前に、回転軸の回転速度を一定の速度に制御してよい。
これにより、回転軸を目標とした角度位置に精度よく停止させ易くなる。
好適に、モータ制御部は、回転軸を減速してから最初の停止目標を設定してよい。
これにより、停止動作の開始時における回転速度が遅くなるため、停止する瞬間の音が低減するとともに、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転が抑制される。
好適に、回転センサが、回転軸の回転方向を検知してよい。モータ制御部は、回転センサにおいて検知される回転方向が第1回転方向である場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸に印加した後、回転センサで検知された角度位置が停止目標を第1回転方向に向かって所定量越えると、停止目標と回転センサで検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動してよい。また、モータ制御部は、回転センサにおいて検知される回転方向が第1回転方向とは逆の第2回転方向である場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸に印加した後、回転センサで検知された角度位置が停止目標を第2回転方向に向かって所定量越えると、停止目標と回転センサで検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動してよい。
この構成によれば、回転方向によらず、回転センサの検知結果に応じて停止目標を段階的に移動させることが可能となる。
好適に、回転センサは、回転軸の角度位置を所定幅の角度範囲単位で検知してよい。
好適に、モータ制御部は、回転軸を停止する場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸に印加した後、停止目標を含む角度範囲の他に、Nを越える数の角度範囲が回転センサにおいて順次検知されると、回転センサで最後に検知された角度範囲からM(MはN以下の自然数を示す。)戻った角度範囲に含まれる角度位置に、停止目標を変更してよい。
好適に、本発明の第1の観点に係る電気機械装置は、操作ノブと、回転軸の回転に伴って所定の経路に沿って操作ノブを移動させる移動機構と、をさらに備え、操作ノブによりトランスミッションを切り替えてよい。
好適に、本発明の第1の観点に係る電気機械装置は、操作ノブの位置を検知する位置センサをさらに備えてよい。モータ制御部は、位置センサによって操作のノブが所定の位置に達すると回転軸の停止制御を開始してよい。
本発明の第2の観点は、回転軸を含み、制御に応じた角度位置に向かうトルクを回転軸に印加するモータ、及び、回転軸の角度位置を検知する回転センサを備え、回転センサで検知された角度位置に応じて回転軸が向かう角度位置を切り替えることにより、回転軸の回転を制御する電気機械装置の停止制御方法である。この停止制御方法は、回転軸を停止する場合に、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸に印加し、トルクの印加後、回転センサで検知された角度位置が停止目標の角度位置を所定量越えると、停止目標の角度位置と回転センサで検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動する。
この構成によれば、回転センサの検知結果に応じて停止目標を段階的に移動させることにより、単独の角度位置を停止目標として固定する場合に比べて、停止する瞬間の音が低減する。また、フィードバック制御を行わないため、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転が抑制される。
本発明によれば、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転を抑制しつつ、停止時の音を低減できる電気機械装置及び電気機械装置の停止制御方法を提供できる。
本発明の実施形態の電気機械装置の斜視図である。 図1の電気機械装置の他の斜視図である。 図1の電気機械装置の3−3線における断面図である。 図2の電気機械装置の4−4線における断面図である。 モータの一部の構成要素の配置を示す概念図である。 図1の電気機械装置の制御系統の構成図である。 図1に示す電気機械装置の停止制御方法を説明するためのフローチャートである。 図1の電気機械装置の回転軸の角度位置とトルクとの関係及び検知相と角度範囲との変化を示す図である。 参考例(a)及び実施例(b)の音の大きさを示すグラフである。 参考例(a)及び実施例(b)の音の甲高さを示すグラフである。
(構成)
以下、本発明の実施形態に係る電気機械装置について説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る電気機械装置100の異なる状態を示す斜視図である。電気機械装置100は、図示しない車両に搭載されるシフト装置である。本実施形態における上下方向は、説明の便宜のために規定されているのであって、実際の使用方向を限定するわけではない。
図3は、操作ノブ120が突出位置にある図1の電気機械装置100を、3−3線と操作ノブ120の移動方向である上下方向とを含む平面で切断して、矢印の方向に見た、概略の断面図である。図4は、操作ノブ120が収納位置にある図2の電気機械装置100を、4−4線と操作ノブ120の上下方向とを含む平面で切断して、矢印の方向に見た、概略の断面図である。
図1に示すように、電気機械装置100は、筐体110と操作ノブ120とを備える。電気機械装置100の構成要素は、操作ノブ120を除いて筐体110内に収容されている。筐体110は、なくてもよい。
操作ノブ120は、使用者による回転操作を受けて、トランスミッションを切り替える。操作ノブ120は、筐体110から上方に突出した図1の突出位置と、筐体110に収納された図2に示す収納位置との間で移動する。例えば、車両の図示しないイグニッションスイッチをオンにすると、図2の収納位置から図1の突出位置に移動し、イグニッションスイッチをオフにすることにより、図1の突出位置から図2の収納位置に移動する。
図3に示すように、電気機械装置100は、モータ130を備える。本実施形態のモータ130は、4極6スロットの三相ブラシレスモータであるが、他のブラシレスモータであってもよく、ステッピングモータなどの他のモータであってもよい。モータ130は、カバー131と、カバー131内からカバー131の外まで上方に突設された回転軸132と、カバー131内で、回転軸132の周囲に配設された固定子133とを含む。回転軸132の円筒状の外周曲面は、ウォームギアとして機能するように溝が設けられている。
図5は、モータ130の一部の構成要素を上方から見たときの配置を示す概念図である。回転軸132は、上下方向に沿った仮想的な中心線135の周りで回転する。回転軸132の下端は、NSNSの4極を回転方向に均等に並べた磁石を備えており、回転子として機能する。この回転子の周りには、6スロットの固定子133として、6つのコイル(U1,V1,W1,U2,V2,W2)が配設される。コイルU1、コイルV1、コイルW1、コイルU2、コイルV2及びコイルW2は、この順序で中心線135の周りを反時計回りに60度の間隔で配設される。
モータ130は、一般的な三相ブラシレスモータの制御方法と同様に制御される。固定子133を構成するコイルに印加する制御信号の経時的な変化によって、回転方向と回転速度が決まる。
モータ130は、後述する制御部180の制御に応じた角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加する。停止制御時には、回転軸132の一回転を12等分した角度ごとに配置される12個の角度位置のいずれかを停止目標とする。固定子133に印加される信号の違いによって停止目標が決まる。すなわち、モータ130は、外部からの信号の切り替えに応じて、設定された停止目標に向かうトルクを回転軸132に印加するように制御される。
ただし、コイルU1とコイルU2とに同じ信号が印加され、コイルV1とコイルV2とに同じ信号が印加され、コイルW1とコイルW2とに同じ信号が印加される。すなわち、固定子133には、中心線135の周りで180度ごとに対称的な信号が印加される。さらに、回転軸132の極の配置は、中心線135の周りに180度単位で同じである。従って、ある角度位置を停止目標とすることは、中心線135の周りで180度回転した角度位置を停止目標とすることでもある。例えば、一方のS極にコイルV1へ向かうトルクが印加されるのは、当該一方のS極がコイルV1を中心とする前後90度の範囲にある場合であり、コイルV1を中心とする前後90度の範囲から外れると、当該一方のS極はコイルV2に向かうトルクを受ける。本明細書では、順次設定される停止目標の前後90度の範囲を越えて回転軸132が回転しない場合について説明する。
モータ130は、さらに、中心線135の周りに60度間隔で配設された、3つの回転センサ134を含む。回転センサ134は、磁気センサであり、より具体的には、ホール効果を利用したホール素子である。回転センサ134は、回転軸132の角度位置を検出する。回転センサ134(HU)は、コイルW2とコイルU1との間に配設されている。回転センサ134(HV)は、コイルU1とコイルV1との間に配設されている。回転センサ134(HW)は、コイルV1とコイルW1との間に配設されている。
3つの回転センサ134から出力される信号のパターンに基づいて、回転軸132の回転方向と、角度位置がわかる。角度位置は、回転軸132が回転した角度に対応する。回転センサ134は、回転軸132の角度位置を、所定幅の角度範囲単位で検知する。この1単位となる角度範囲を検知範囲と呼ぶ
図8の表300は、各検知相における回転センサ134(HU〜HW)の検出信号を示す。さらに、図8の表300の下のグラフは、角度位置とトルクの関係を示す。
検知範囲R1〜R6は、180度を6等分した角度範囲に対応する。検知範囲R1〜R6のそれぞれの中心に、停止目標に設定可能な角度位置P1〜P6が存在する。検知相D1〜D6は、検知範囲R1〜R6に対応した、回転センサ134(HU〜HW)の検出信号の組み合わせを表す。
検知相D1では、「HU」がON、「HV」がOFF、「HW」がOFFである。検知相D2では、「HU」がOFF、「HV」がOFF、「HW」がOFFである。検知相D3では、「HU」がOFF、「HV」がOFF、「HW」がONである。検知相D4では、「HU」がOFF、「HV」がON、「HW」がONである。検知相D5では、「HU」ON、「HV」がON、「HW」がONである。検知相D6では、「HU」がON、「HV」がON、「HW」がOFFである。
回転センサ134(HU〜HW)の検出信号の組み合わせが検知相D1〜D6のいずれに該当するかに応じて、回転軸132の存在する検知範囲がわかる。回転軸132が第1回転方向に回転しているとき、検知相は、「D1」,「D2」,「D3」,…の順に変化する。検知相D6の次は検知相D1に戻る。回転軸132が第1回転方向とは逆の第2回転方向に回転しているとき、検知相は、「D6」,「D5」,「D4」,…の順に変化する。検知相D1の次は検知相D6に戻る。
停止目標が角度位置P3に設定されると、トルク波形W3のようなトルクが回転軸132に印加される。停止目標が角度位置P4に設定されると、トルク波形W4のようなトルクが回転軸132に印加される。停止目標が角度位置P5に設定されると、トルク波形W5のようなトルクが回転軸132に印加される。すなわち、角度位置P1〜P6のいずれを停止目標とするかに応じて、略同一形状のトルク波形が平行移動する。トルク波形は、180度周期の正弦波に近く、停止目標に設定された角度位置において0となる。回転軸132が停止目標より第1回転方向に進むと、停止目標付近では第2回転方向に向かうトルクが回転軸132に印加される。回転軸132が停止目標より第2回転方向に進むと、停止目標付近では第1回転方向に向かうトルクが回転軸132に印加される。
なお、別の実施形態として、停止目標の数、検知範囲の数及び幅、並びにトルク波形を、本実施形態と異なるものとしてもよい。例えば、モータ130の構成を変えることによって、停止目標を6より多くしても少なくしてもよい。
図3に示すように、電気機械装置100は、さらに、昇降軸141、昇降台142、及び従動ギア片143を備える。昇降軸141は、操作ノブ120と一体的に連結されており、中心線135の周りで操作ノブ120と一体的に回転する。昇降台142は、昇降軸141を回転可能に保持する。昇降台142は、上下方向に移動可能である一方で、中心線135の周りで回転できないように、図示しない要素で制限されている。従動ギア片143は、昇降台142に固定されており、回転軸132の周囲に配設されている。従動ギア片143は、回転軸132を臨む面に、回転軸132のウォームギアにかみ合うギア溝をもつ。
回転軸132が回転すると、従動ギア片143は回転せずに上下に移動する。回転軸132の回転にともなって、従動ギア片143、昇降台142、昇降軸141及び操作ノブ120が一体的に上下に移動する。従動ギア片143及び昇降台142は中心線135の周りで回転しないが、操作ノブ120及び昇降軸141は中心線135の周りで両方向に回転可能である。操作ノブ120及び昇降軸141は、回転軸132の回転とは無関係に回転させることができる。回転軸132のウォームギア及び従動ギア片143が、回転軸132の回転に伴って所定の経路に沿って操作ノブ120を移動させる移動機構として機能する。所定の経路は、中心線135に平行な直線である。
昇降台142は、後で詳細に説明する2つの下遮光片144a及び上遮光片144b(以下、区別せずに遮光片144と呼ぶ場合がある)をもつ。下遮光片144aは、昇降台142の一部から下向きに突設されており、上遮光片144bは、昇降台142の一部から上向きに突設されている。遮光片144の上下方向の移動量は、操作ノブ120の移動量に等しい。
電気機械装置100は、さらに、回路基板150を備える。回路基板150は、筐体110の内部の空間を上下に区画するように配設されている。回路基板150は、操作ノブ120と昇降台142との間に配設され、昇降軸141が回路基板150に触れずに貫通するように配設されている。
電気機械装置100は、さらに、下位置センサ151a及び上位置センサ151b(以下、区別せずに位置センサ151と呼ぶ場合がある)を備える。位置センサ151は、遮光片144の位置を検知することより、間接的に操作ノブ120の位置を検知するフォトセンサである。下位置センサ151aは、筐体110内部の底面に配設されており、下遮光片144aの位置を検知する。上位置センサ151bは、回路基板150の下面に配設されており、上遮光片144bの位置を検知する。
位置センサ151は、上下のいずれか一方に開口をもつ内部空間を画定している。位置センサ151は、内部空間内に物体が存在するか否かを光により検知する。位置センサ151は、内部空間内に遮光片144が存在する場合にオンとなり、内部空間内に遮光片144が存在しない場合にオフとなる。上下方向において、遮光片144の移動量と操作ノブ120の移動量とが同じである。位置センサ151は、遮光片144を通じて間接的に、操作ノブ120の位置を検知する。操作ノブ120は、遮光片144が下位置センサ151aをオンにする収納位置と、遮光片144が上位置センサ151bをオンにする突出位置との間で上下に移動する。
電気機械装置100は、さらに、回路基板150に搭載された操作検知部160を備える。操作検知部160は、回路基板150の両側に配設された2つの回転盤161と、回転盤161の操作量センサ162とを含む。昇降軸141は、回転盤161を貫くように配設されている。昇降軸141の円筒状側面には上下方向に延在する溝が設けられており、回転盤161の係合片が昇降軸141の溝に係合している。回転盤161は、図示しない構成要素により、中心線135の周りに回転可能としながら、上下に移動しないように回路基板150に拘束されている。
昇降軸141が上下に移動するとき、回転盤161の係合片が昇降軸141の溝の中で摺動するため、回転盤161は上下に移動しない。昇降軸141が、中心線135の周りで回転すると、回転盤161の係合片が昇降軸141の溝に押されるため、回転盤161が昇降軸141と共に回転する。回転盤161の回転量は、磁気センサで構成される操作量センサ162によって検知される。すなわち、操作ノブ120の回転操作は、昇降軸141及び回転盤161を通じて、操作量センサ162によって検知される。なお、操作ノブ120の回転操作の検出手段はこれに限るわけではない。
(制御系統)
図6は、電気機械装置100の上下の移動を制御することに関連する制御系統の構成図である。電気機械装置100は、図3に示す回路基板150に搭載された、図6に示すモータ駆動回路170、制御部180及び記憶装置190を備える。
モータ駆動回路170は、制御部180からの指示に基づいてモータ130を制御して、回転軸132(図3)を所望の方向及び所望の速度で回転させ、並びに、回転軸132(図3)を停止させる。
制御部180は、中央演算処理装置である。記憶装置190は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM;random access memory)である。記憶装置190は、情報を記憶できる他の装置であってもよい。
制御部180は、記憶装置190に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより電気機械装置100の種々の制御を行う。制御部180は、他の構成要素で構成されていてもよく、特定用途向け集積回路(ASIC;application specific integrated circuit)であってもよい。
制御部180は、モータ駆動回路170、下位置センサ151a、上位置センサ151b、回転センサ134(HU)、回転センサ134(HV)及び回転センサ134(HW)に接続されている。
制御部180は、記憶装置190に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、モータ制御部181として機能する。
モータ制御部181は、回転軸132を停止させる場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加した後、回転センサ134で検知された角度位置が停止目標の角度位置を所定量越えると、停止目標の角度位置と回転センサ134で検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動する。
モータ制御部181は、回転センサ134において検知される回転方向が第1回転方向である場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加した後、回転センサ134で検知された角度位置が停止目標を第1回転方向に向かって所定量越えると、停止目標と回転センサ134で検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動する。回転センサ134において検知される回転方向が第1回転方向とは逆の第2回転方向である場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加した後、回転センサ134で検知された角度位置が停止目標を第2回転方向に向かって所定量越えると、停止目標と回転センサ134で検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動する。
モータ制御部181は、回転軸132を停止する場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加した後、停止目標を含む角度範囲の他に、Nを越える数の角度範囲が回転センサ134において順次検知されると、回転センサ134で最後に検知された角度範囲からM(MはN以下の自然数を示す。)戻った角度範囲に含まれる角度位置に、停止目標を変更する。
モータ制御部181は、回転軸132を停止する前に、回転軸132の回転速度を一定の速度に制御する。一定速度にすることにより、回転軸132を目標とした角度位置に精度よく停止させることができる。モータ制御部181は、回転軸132を減速してから、最初の停止目標を設定する。
(第1停止制御方法)
次に、図7のフローを参照して、停止制御方法について説明する。本停止制御方法では、停止目標を段階的にずらしながらモータ130の回転軸132を停止させる。
この停止制御方法は、モータ制御部181が、図4に示す収納位置にある操作ノブ120を、図3に示す突出位置に移動させる過程において、図3の突出位置付近で操作ノブ120を停止させる場合に適用される。逆に、停止制御方法は、モータ制御部181が、図3に示す突出位置に位置する操作ノブ120を、図4に示す収納位置に移動させる過程において、図4の収納位置付近で操作ノブ120を停止させる場合に適用されてもよい。停止制御方法は、他の停止操作に適用されてもよい。
以下の説明では、検知相のうちのいずれかを駆動相として、適時設定する。検知相のうちのいずれかを駆動相として設定することは、停止目標を設定することを含む。すなわち、駆動相として設定された検知相には、図8に示すように、対応する検知範囲が存在する。各検知範囲に、停止目標として設定可能な1つの角度位置(以下、停止目標候補と呼ぶ。)が含まれる。駆動相に対応した検知範囲に含まれる停止目標候補が、停止目標として設定される。停止目標の設定は、モータ130への制御信号の切り替えによって行われる。
ステップ201において、モータ制御部181は、回転センサ134で検知された現在の検知相を、駆動相として設定し、駆動相に対応する停止目標候補を停止目標として設定する。例えば、モータ制御部181は、現在の検知相が図8のD3であれば、D3を駆動相として設定し、停止目標候補P3を停止目標に設定する。
次に、ステップ202において、モータ制御部181は、検知相の変化量ΔSを計算する。すなわち、モータ制御部181は、駆動相として設定された検知相の他に、回転軸132がいくつの検知相で検知されたかを計算する。例えば、駆動相が図8の「D3」であって、かつ、現在の検知相が「D5」であれば、変化量ΔSは「2」である。駆動相が「D5」であって、かつ、現在の検知相が「D3」であれば、変化量ΔSは「−2」である。
図8の例では、検知相が「D1」から「D6」に向かう方向に変化するとき、変化量ΔSが「1」ずつ増大し、検知相が「D6」から「D1」に向かう方向に変化するとき、変化量ΔSが「1」ずつ減少する。なお、回転軸132が第1回転方向に回転している場合、「D6」の次は「D1」に戻り、回転軸132が第2回転方向に回転している場合、「D1」の次は再び「D6」に戻る。すなわち、「D6」と「D1」との間の変化量の差は「1」である。以下、同様に、検知相は循環していると考える。
次に、ステップ203において、モータ制御部181は、検知相の変化量ΔSが所定量Nよりも大きければ、ステップ204に進み、変化量ΔSが所定量N以下であれば、ステップ205に進む。所定量Nは予め記憶装置190に記憶されている。例えば、モータ制御部181は、所定量Nが「1」であって、かつ、変化量ΔSが「2」であれば、ステップ204に進み、所定量Nが「1」であって、かつ、変化量ΔSが「0」又は「1」であれば、ステップ205に進む。
ステップ204において、モータ制御部181は、ステップ202で最後に検知された検知相から戻り量Mぶん戻った検知相を駆動相とし、駆動相に対応する停止目標候補を停止目標として設定し、ステップ208に進む。戻る方向は、回転軸132の回転方向の逆方向である。戻り量Mは予め記憶装置190に記憶されている。例えば、モータ制御部181は、ステップ202で最後に検知された検知相が図8の「D5」であって、かつ、戻り量Mが「1」であれば、「D5」から1つの検知相ぶん戻った「D4」を駆動相とし、停止目標候補P4を停止目標に設定する。
ステップ205において、モータ制御部181は、検知相の変化量ΔSが、所定量Nに「−1」をかけた値「−N」よりも小さければ、ステップ206に進み、変化量ΔSが「−N」以上であれば、ステップ207に進む。例えば、モータ制御部181は、所定量Nに「−1」をかけた値「−N」が「−1」であって、かつ、変化量ΔSが「−2」であれば、ステップ206に進み、「−N」が「−1」であって、かつ、変化量ΔSが「0」又は「−1」であれば、ステップ207に進む。
ステップ206において、モータ制御部181は、ステップ202で最後に検知された検知相から戻り量Mぶん戻った検知相を駆動相とし、駆動相に対応する停止目標候補を停止目標として設定し、ステップ208に進む。戻る方向は、回転軸132の回転方向の逆方向である。例えば、モータ制御部181は、駆動相が図8の「D5」であって、かつ、ステップ202で最後に検知された検知相が「D3」であって、かつ、戻り量Mが「1」であれば、D3から1つの検知相ぶん戻った「D4」を駆動相とし、角度位置P4を停止目標に設定する。
なお、ステップ204及びステップ206は、停止目標の角度位置に向かうトルクを回転軸132に印加した後、回転センサ134で検知された角度位置が停止目標の角度位置を所定量越えると、停止目標の角度位置と回転センサ134で検知された角度位置との間に、停止目標の角度位置を移動することを意味する。ステップ204は、回転軸132が第1回転方向に回転している場合に適用される。ステップ206は、回転軸132が第2回転方向に回転している場合に適用される。ステップ203及びステップ204の所定量N及び戻り量Mと、ステップ205及びステップ206の所定量N及び戻り量Mとが異なっていてもよい。
ステップ207において、モータ制御部181は、駆動相を維持し、停止目標の設定を維持し、ステップ208に進む。ステップ207は、回転軸132が大きく移動せずに停止目標の近くに存在する場合に対応する。
ステップ208において、モータ制御部181は、回転軸132が停止したか判定し、回転軸132が停止した場合、停止制御処理を終了し、回転軸132が停止していない場合、ステップ209に進む。例えば、モータ制御部181は、ある期間にわたって検知相が維持され続けば、回転軸132が停止したと判定する。
ステップ209において、モータ制御部181は、所定の条件に照らして、回転軸132を強制停止させるか判定する。モータ制御部181は、強制停止させると判定すると、回転軸132を強制停止させて、処理を終了し、強制停止させないと判定すると、ステップ202に戻る。回転軸132を強制停止させることは、停止目標を固定したまま停止制御方法を終了することであってもよい。
(実施例)
例えば図8のトルク波形301は、戻り量Mを1とした場合に回転軸132に印加される例示的なトルクの変化を示す。本例では、当初、回転軸132は「D1」から「D6」に向かう方向である第1回転方向に回転している。
ステップ201において、検知相D3が駆動相として設定され、停止目標が「P3」に設定される。回転軸132は、トルク波形W3に沿ってP3に向かうトルクを受けて減速しながら、検知範囲R5に達する。ステップ202において最後に検知された検知相がD5となり、変化量ΔSが「2」となる。ステップ203において、変化量ΔSが所定量Nより大きいと判定され、ステップ204に進む。ステップ204において、D5から「1」ぶん戻ったD4が駆動相として設定され、停止目標が「P4」に設定される。
回転軸132は、トルク波形W4に沿って「P4」に向かうトルクを受けて減速しながら、検知範囲R6に達する。ステップ202において最後に検知された検知相が「D6」となり、変化量ΔSが「2」となる。ステップ203において、変化量ΔSが所定量Nより大きいと判定され、ステップ204に進む。ステップ204において、「D6」から「1」ぶん戻った「D5」が駆動相として設定され、停止目標が「P5」に設定される。
回転軸132は、トルク波形W5に沿って「P5」に向かうトルクを受けて減速しながら、検知範囲R6で回転するが、「R1」に達する前に逆の第2回転方向に回転を始める。駆動相と検知される検知相との差が小さいのでステップ207で、連続して駆動相が維持される。所定の期間が経過すると、ステップ208で回転軸132が停止したと判定され、停止制御方法が終了する。回転軸132は、停止目標である「P5」で停止する。
図9は、電気機械装置の回転軸を停止させる際に発生する音の大きさを示すグラフである。図9Aは、本実施形態の停止制御方法を使用せずに停止目標を固定した参考例である。図9Bは、本実施形態の停止制御方法を使用した実施例である。図10は、電気機械装置の回転軸を停止させる際に発生する音の甲高さを示すグラフである。図10Aは、本実施形態の停止制御方法を使用せずに停止目標を固定した参考例である。図10Bは、本実施形態の停止制御方法を使用した実施例である。
参考例のように、停止目標を1つの角度位置で固定すると、回転軸132が停止目標から離れた位置まで回転した後、停止目標に勢いよく戻る。図9Aの領域311及び図10Aの領域313で囲まれた波形に示されるように、参考例では、停止時に大きなピークが発生した。このピークは、人に騒音として知覚される。騒音は、回転軸の停止に伴って、電気機械装置の中又は外の部材によって発生する。
本実施形態の停止制御方法を使用した実施例のように、停止目標を回転方向に向けて段階的にずらした場合、回転軸132が停止目標から大きく離れると、停止目標が現在の角度位置に近づくため、回転軸132に印加されるトルクが小さくなる。本実施形態では、このようなトルクの軽減が段階的に行われるため、回転軸132が勢いよく停止位置に戻ることがない。図9Bの領域312及び図10Bの領域314で囲まれた波形に示されるように、実施例では、停止時に大きなピークが発生しないため、参考例に比べて騒音が抑制される。
本実施形態に係る電気機械装置100によれば、回転センサ134の検知結果に応じて停止目標を段階的に移動させることにより、単独の角度位置を停止目標として固定する場合に比べて、停止する瞬間の音を効果的に低減できる。また、従来の方法のようにフィードバック制御を行わないため、停止動作を開始してから実際に停止するまでの回転を抑制できる。
本実施形態に係る電気機械装置100によれば、回転軸を停止する前に、回転軸の回転速度を一定の速度に制御することにより、回転軸を目標とした角度位置に精度よく停止させることができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本発明は、モータの回転軸の回転によって種々の部材を動かす種々の電気機械装置に適用できる。例えば、車両、航空機、船舶など種々の乗り物に搭載されるシフト装置に適用可能である。
100…電気機械装置、120…操作ノブ、130…モータ、132…回転軸、133…固定子、134…回転センサ、144…遮光片、144a…下遮光片、144b…上遮光片、145…先端、151…位置センサ、151a…下位置センサ、151b…上位置センサ、170…モータ駆動回路、180…制御部、181…モータ制御部、182…記憶制御部、190…記憶装置

Claims (9)

  1. 回転軸を含み、制御に応じた角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加するモータと、
    前記回転軸の角度位置を検知する回転センサと、
    前記回転センサで検知された角度位置に応じて前記回転軸が向かう角度位置を切り替えることにより、前記回転軸の回転を制御するモータ制御部と、
    を備え、
    前記モータ制御部は、前記回転軸を停止させる場合、停止目標の角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加した後、前記回転センサで検知された角度位置が前記停止目標の角度位置を所定量越えると、前記停止目標の角度位置と前記回転センサで検知された角度位置との間に、前記停止目標の角度位置を移動する、
    電気機械装置。
  2. 前記モータ制御部は、前記回転軸を停止する前に、前記回転軸の回転速度を一定の速度に制御する、
    請求項1に記載の電気機械装置。
  3. 前記モータ制御部は、前記回転軸を減速してから、最初の前記停止目標を設定する、
    請求項1又は請求項2に記載の電気機械装置。
  4. 前記回転センサが、前記回転軸の回転方向を検知し、
    前記モータ制御部は、
    前記回転センサにおいて検知される回転方向が第1回転方向である場合、前記停止目標の角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加した後、前記回転センサで検知された角度位置が前記停止目標を前記第1回転方向に向かって所定量越えると、前記停止目標と前記回転センサで検知された角度位置との間に、前記停止目標の角度位置を移動し、
    前記回転センサにおいて検知される回転方向が前記第1回転方向とは逆の第2回転方向である場合、前記停止目標の角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加した後、前記回転センサで検知された角度位置が前記停止目標を前記第2回転方向に向かって所定量越えると、前記停止目標と前記回転センサで検知された角度位置との間に、前記停止目標の角度位置を移動する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電気機械装置。
  5. 前記回転センサは、前記回転軸の前記角度位置を所定幅の角度範囲単位で検知する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電気機械装置。
  6. 前記モータ制御部は、前記回転軸を停止する場合、前記停止目標の角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加した後、前記停止目標を含む前記角度範囲の他に、Nを越える数の前記角度範囲が前記回転センサにおいて順次検知されると、前記回転センサで最後に検知された前記角度範囲から前記M(MはN以下の自然数を示す。)戻った前記角度範囲に含まれる前記角度位置に、前記停止目標を変更する、
    請求項5に記載の電気機械装置。
  7. 操作ノブと、
    前記回転軸の回転に伴って所定の経路に沿って前記操作ノブを移動させる移動機構と、
    をさらに備え、前記操作ノブによりトランスミッションを切り替える、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電気機械装置。
  8. 前記操作ノブの位置を検知する位置センサをさらに備え、
    前記モータ制御部は、前記位置センサによって前記操作のノブが所定の位置に達すると前記回転軸の停止制御を開始する、
    請求項7に記載の電気機械装置。
  9. 回転軸を含み、制御に応じた角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加するモータ、及び、前記回転軸の角度位置を検知する回転センサを備え、前記回転センサで検知された角度位置に応じて前記回転軸が向かう角度位置を切り替えることにより、前記回転軸の回転を制御する電気機械装置の停止制御方法であって、
    前記回転軸を停止する場合に、停止目標の角度位置に向かうトルクを前記回転軸に印加し、
    前記トルクの印加後、前記回転センサで検知された角度位置が前記停止目標の角度位置を所定量越えると、前記停止目標の角度位置と前記回転センサで検知された角度位置との間に、前記停止目標の角度位置を移動する、
    電気機械装置の停止制御方法。
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