JP6424390B2 - 鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置に関する。
従来、路面のμ(摩擦係数)の低下を二輪車の前方に取り付けたカメラによって検出し、運転者に対して路面グリップが低下していることを警告する技術がある(例えば特許文献1参照)。
また、ナビゲーション装置等の情報を運転者に伝える手段として、左右の膝で挟み込む燃料タンクの側面部分等に振動子を設置するものがある(例えば特許文献2参照)。
特開2013−079937号公報 特開2007−112316号公報
ところで、特許文献1の技術において、路面凍結状況及び外気温の低下等をメータ内のインジケータランプの点灯等で告知するものは、路面グリップの低下を車両が警告していることに実際に運転者が気づくまでに時間が掛かる場合が想定される。また、特許文献2の技術において、燃料タンク側面の特定部分の一箇所だけが振動するので、運転者の体格等によっては運転者が振動に気付き難い場合が考えられる。そこで、運転者に短時間で路面グリップの低下の虞を確実に伝えることができ、さらに運転者が即座にニーグリップを意識できるような警告を与える手法が望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置において、運転者に短時間で確実に路面グリップの低下の虞を伝えるとともに、運転者に直観的にニーグリップを意識させることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、運転者に路面グリップの低下の虞を警告する鞍乗り型車両(1)の路面グリップ警告装置(20)において、車両周辺状況を検出する周辺状況検出手段(21)と、運転者の触覚に対する警告を行う警告手段(22A)と、前記周辺状況検出手段(21)の検出結果に応じて前記警告手段(22A)を作動させる制御手段(23)と、を備え、前記警告手段(22A)は、鞍乗り型車両(1)が備える電子制御式ステアリングダンパー(43)の減衰力を低下させて警告を行うダンパー警告装置(122)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、路面状況の変化等から路面グリップが低下する虞があると判断されるとき、電子制御式ステアリングダンパーの減衰力を低下させて運転者に路面グリップが低下したかのような印象を擬似的に与えることで、前もって運転者にニーグリップを促す警告を行うことができる。
なお、本発明の鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いでニーグリップした状態で乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記警告手段(22A)は、乗車中の運転者の下半身が接する車両構成部品(13,14,14a,14b)の左右それぞれの複数個所を、複数の振動機(31)によって振動させて警告を行う振動警告装置(22)を備え、前記振動警告装置(22)は、前記複数の振動機(31)をそれぞれ左右一対のセットとして、前記セットを複数同時若しくは振動個所を順次変更して警告を行うことを特徴とする。
この構成によれば、路面状況の変化等から路面グリップが低下する虞があると判断されるとき、乗車中の運転者の下半身が接する車両構成部品を振動させることで、前もって運転者にニーグリップを促す警告を行うことができる。また、一箇所の車両構成部品のみを振動させるのに比べて、より早く運転者に警告を伝えることができる。
請求項3に記載した発明は、前記振動警告装置(22)は、前記車両構成部品として鞍乗り型車両が備えるシート(14)、ステップ(14a)、車体カバー(14b)及び燃料タンク(13)の少なくとも何れか二つ以上を振動させることを特徴とする。
この構成によれば、乗車中の運転者の下半身が接する車両構成部品としてシート、ステップ、車体カバーの少なくとも何れか一つを振動させることで、より明確に運転者に警告を与えることができる。また、ニーグリップに必要な車体構成部品を振動させることで、ニーグリップを直接的に意識させることができる。
請求項4に記載した発明は、前記振動警告装置(22)は、鞍乗り型車両(1)が備えるABSモジュレータ(42)のモータを空転させて振動を発生させることでも警告を行うことを特徴とする。
この構成によれば、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System:ABS)のABSモジュレータのモータを警告手段の振動源として利用することで、新たな振動源の一つとしてABSモジュレータのモータを共用してコストダウンを図ることができる。
請求項5に記載した発明は、前記制御手段(23)は、路面グリップが低下する虞があるとの判断が継続している期間中は、前記警告手段(22A)による運転者への警告を連続的又は間欠的に継続することを特徴とする。
この構成によれば、路面グリップ低下の虞の判断が継続している間は、運転者の認識の低下を防ぎ、運転者に慎重な運転を促すことができる。
請求項6に記載した発明は、前記制御手段(23)は、路面グリップが低下する虞があるとの判断が解消したときは、前記警告手段(22A)による運転者への警告を解除することを特徴とする。
この構成によれば、路面グリップ低下の虞の判断が解消したときは、速やかに運転者に通常の運転への復帰を促し、運転者の負荷を軽減することができる。
請求項7に記載した発明は、前記周辺状況検出手段(21)は、外気温を検出する外気温検出手段(25)を備え、前記制御手段(23)は、所定の外気温を閾値として、前記外気温検出手段(25)の検出結果が前記閾値以上のときは、路面グリップが低下する虞があるか否かの判断を停止とすることを特徴とする。
この構成によれば、路面グリップが低下する虞があるか否か(特に路面が凍結しているか否か)の判断が不要な外気温(たとえば10℃以上)のときは、路面グリップ低下判断のプロセスを無くし、制御手段の簡略化を図ることができる。
請求項8に記載した発明は、前記周辺状況検出手段(21)は、車両前方を撮影する車載カメラ(24a,24b)を備え、前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24a,24b)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があるか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、路面の輝度及び色彩等から路面の摩擦係数が低下する虞があるか否かを判断することで、路面状況に応じて路面グリップの低下の虞を運転者に警告することができる。
請求項9に記載した発明は、前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24b)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、対向車のワイパー作動を検出し、対向車のワイパー作動の検出度合いに応じて、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があると判断することを特徴とする。
この構成によれば、対向車のワイパー作動の検出度合いから降雨状態を認識し、路面の摩擦係数が低下する虞があると判断することで、路面状況から摩擦抵抗の低下の虞を判断するよりも早く、路面グリップの低下の虞を運転者に警告することができる。
請求項10に記載した発明は、前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24a)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、路面のペイント標示及びマンホール蓋の少なくとも一つのパターンを認識したとき、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があると判断することを特徴とする。
この構成によれば、路面に部分的な低摩擦係数の要素があるときにも、路面グリップの低下の虞を運転者に警告することができる。
請求項11に記載した発明は、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のエンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジン(10)を始動して走行を開始したとき、所定時間が経過するまで、又は所定距離を走行するまで、運転者に警告を行うことを特徴とする。
この構成によれば、タイヤの表面温度を直接測定することなく、タイヤの温度が低い状況で路面グリップが低下する虞があると判断される状況であることを、運転者に警告することができる。
請求項12に記載した発明は、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のエンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジン(10)を始動して走行を開始したとき、エンジン温度が所定温度以上に上昇するまで、運転者に警告を行うことを特徴とする。
この構成によれば、タイヤの表面温度を直接測定することなく、タイヤの温度が低い状況で路面グリップが低下する虞があると判断される状況であることを、運転者に警告することができる。
請求項13に記載した発明は、運転者に音声による警告を行う音声警告手段(32)をさらに備え、前記制御手段(23)は、前記周辺状況検出手段(21)の検出結果に応じて前記音声警告手段(32)を作動させることを特徴とする。
この構成によれば、運転者の触覚に対する警告に加えて、音声による聴覚に対する警告を行うことで、より確実に運転者に路面グリップの低下の虞を警告することができる。
請求項14に記載した発明は、前記音声警告手段(32)は、運転者が着用するヘルメットに内蔵されるスピーカー(32a)から音声を出力させることを特徴とする。
この構成によれば、運転者の触覚に対する警告に加えて、ヘルメット内のスピーカーから音声を出力させることでも警告を行うことで、より確実に運転者に路面グリップの低下の虞を警告することができる。
本発明によれば、運転者に短時間で確実に路面グリップの低下の虞を伝えるとともに、運転者に直観的にニーグリップを意識させて慎重な運転を促すことができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の車両前方の路面までを含む左側面図である。 上記自動二輪車の路面グリップ警告装置の構成図である。 上記路面グリップ警告装置の制御手段の処理を示すフローチャートである。 上記制御手段の処理の変形例を示すフローチャートである。 上記自動二輪車のメータ装置の表示部の正面図である。 上記路面グリップ警告装置の警告手段として運転者の脚に接するサイドカバーの内側に振動機を配置した例を示す後面図である。 上記自動二輪車が備える電子制御式ステアリングダンパーの構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示す自動二輪車(鞍乗り型車両)1において、その前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支される。左右フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部のヘッドパイプ6に操向可能に枢支される。自動二輪車1の後輪7は、車体後部下側で前後に延びるスイングアーム8の後端部に軸支される。スイングアーム8の前端部は、車体フレーム5の前後中間部のピボット部9に上下揺動可能に枢支される。
車体フレーム5には、自動二輪車1の原動機であるエンジン(内燃機関)10が搭載される。エンジン10は、その下部を形成するクランクケース11の前部上方にシリンダ12を起立させる。
エンジン10の上方には燃料タンク13が配置され、燃料タンク13の後方にはシート14が配置される。車体前部には車体フレーム5に支持されたフロントカウル15が装着される。フロントカウル15の前部上側にはスクリーン16が設けられる。フロントカウル15の内側にはメータ装置17が配置される。図中符号Jは自動二輪車1の運転者、符号14aは運転者Jの脚を載せるステップ、符号14bは車体中央側部を覆うサイドカバー(車体カバー)をそれぞれ示す。
図2を併せて参照し、自動二輪車1は、路面S及び前後輪2,7のタイヤの少なくとも一方の摩擦係数が低下する虞がある(路面グリップが低下する虞がある)と判断されるときに、運転者Jに対して警告を行う路面グリップ警告装置20を備える。
路面グリップ警告装置20は、路面グリップに係る車両周辺状況を検出する周辺状況検出手段21と、乗車中の運転者Jの触覚に対する警告を行う警告手段22Aと、周辺状況検出手段21の検出結果に応じて警告手段22Aを作動させる制御手段23と、を備える。
周辺状況検出手段21は、車両前方の状況を撮影する撮影装置24と、外気温を検出する外気温センサ25と、エンジン温度(例えば冷却水温又は油温)を検出するエンジン温度センサ26と、を備える。
撮影装置24は、例えば車体前端部(自動二輪車1ではフロントカウル15の前端部)に設けられて車両前方の撮像領域を撮像するCCDカメラ等の車載カメラ24aと、制御手段23に設けられて車載カメラ24aが撮像した画像に適宜の画像処理を行なって所望の画像データを生成する画像処理部24cと、を備える。
車載カメラ24aは、例えば車両前方に離間した路面S上に設定される撮像領域Aを撮像する。画像処理部24cは、車載カメラ24aが撮像した画像における路面Sの輝度及び色彩等から、自動二輪車1の進行方向にある路面Sの凍結、横断歩道等のペイント標示及びマンホール蓋といった滑りやすいポイントの有無を明らかにする。路面Sのペイント標示及びマンホール蓋の検出は、これらを予め画像上の特定パターンとして設定し、この特定パターンの検出により行うことができる。図中符号24bは後述する変形例の車載カメラを示す。
制御手段23は、電子制御部として構成される。制御手段23は、車載カメラ24aの撮像データを画像処理する画像処理部24cと、画像処理部24cのデータから車両進行方向の路面Sの摩擦係数が低下する虞があるか否かを判断する路面状況判断部27と、外気温センサ25及びエンジン温度センサ26の検出データ等からタイヤが冷えて摩擦係数が低下する虞があるか否かを判断するタイヤ状況判断部28と、を備える。路面状況判断部27は、路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断したときは、例えば警告手段22Aを作動させて運転者Jに警告を与える。タイヤ状況判断部28は、タイヤの摩擦係数が低下する虞があると判断したときは、例えば後述の表示警告装置33を作動させて運転者Jに警告を与える。
警告手段22Aは、運転者Jの下半身が接する車両構成部品を振動させることで運転者Jの触覚に対する警告を行う振動警告装置22と、電子制御式ステアリングダンパー43の減衰力を低下させて警告を行うダンパー警告装置122と、を備える。
振動警告装置22は、乗車中の運転者Jの下半身が接する車両構成部品に近接又は支持される振動機31を備える。
図1を参照し、振動機31は、シート14又はその近傍に配置されてシート14の座面上の運手者に振動を伝える第一振動機35a、ステップ14a又はその近傍に配置されてステップ14a上の運転者Jの脚Rに振動を伝える第二振動機35b、ニーグリップ位置にある車体カバー又はその近傍に配置されて車体カバーに接する運転者Jの脚Rに振動を与える第三振動機35c、ニーグリップ位置にある燃料タンク13(タンクカバー及びダミータンクを含む)又はその近傍に配置されて燃料タンク13に接する運転者Jの脚Rに振動を与える第四振動機35d、の少なくとも一つを備える。
振動警告装置22は、乗車中の運転者Jの下半身が接する車両構成部品(燃料タンク13、シート14、ステップ14a、サイドカバー14b等)の左右それぞれの複数個所を、複数の振動機31によって振動させて警告を行う。具体的に、振動警告装置22は、複数の振動機31をそれぞれ左右一対のセットとして、前記セットを複数同時若しくは振動個所を順次変更して警告を行う。
図6は、運転者Jのニーグリップ状態の脚Rに接するサイドカバー14bの内側に振動機31を配置した例を示す。振動機31は、例えばモータ31aで偏心ウェイト31bを回転させる振動モータであり、後述するABSモジュレータ42の空駆動よりも大きな振動を明確に得られる。この振動機31により、車両運転中の運転者Jの触覚に対する警告を確実に与えることができる。
ここで、自動二輪車1は、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System:ABS)を備えている。自動二輪車1のABSモジュレータ42は、例えばシート14の運転者J用座面の真下に配置される。ABSモジュレータ42は、液圧制御用のモータを一体に有し、このモータをブレーキ系統とは分離した状態で空駆動させることで、振動を発生させることが可能である。このような既存の車両構成部品としてのABSモジュレータ42を振動機として用いることで、上記のような専用の振動機31を設けることなく、運転者Jの触覚に対する警告を与えることができる。ABSモジュレータ42は、車輪のスリップを検知した際はABS作動を優先する。ABSモジュレータ42を振動機として用いる構成と別途振動機31を設ける構成とは、一方又は両方を用いることができる。
図2を参照し、路面グリップ警告装置20は、乗車中の運転者Jの触覚に対する警告を行う警告手段22Aに加え、乗車中の運転者Jに音声による警告を与える音声警告装置32と、乗車中の運転者Jに表示による警告を与える表示警告装置33と、をさらに備える。
音声警告装置32は、運転者Jが着用するヘルメットHに内蔵されるスピーカー32aと、制御手段23に設けられる音声信号出力部32bと、音声信号出力部32bからスピーカー32aの音声信号入力部へ音声信号を伝達する通信手段32cと、を備える。通信手段32cは、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の短距離無線通信が好適であるが、有線通信であってもよい。
表示警告装置33は、メータ装置17内の表示手段33aを備える。表示手段33aは、例えば後述するインジケータランプ57,58であるが、液晶表示等により所望の表示を行うものであってもよい。
図5は、メータ装置17におけるアナログ式の車速メータ51及びタコメータ52を備える表示部18に、表示警告装置33の表示手段33aとしてのインジケータランプ57,58を配置した例を示す。
表示部18には、車速メータ51及びタコメータ52が左右に並び、その左右外側に燃料計53及び水温計54が配置される。これらは指針を回動させて目盛を指し示すアナログ式とされる。車速メータ51及びタコメータ52の間にはインジケータランプ群55が配置され、インジケータランプ群55の上方には情報表示部56が配置される。
路面グリップ警告用のインジケータランプ57,58は、例えば車速メータ51及びタコメータ52の上方にそれぞれ配置される。図5の例において、図中左側のインジケータランプ57は、外気温の低下時に点灯又は点滅する第一インジケータランプ57であり、図中右側のインジケータランプ58は、制御手段23が路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断したときに点灯又は点滅する第二インジケータランプ58である。
なお、メータ装置17は、アナログ式の車速メータ51及びタコメータ52等を備えるものに限らず、数値を文字表示したり複数のセグメントを配列したバー表示の長さを増減させたりするデジタル式の車速メータ51及びタコメータ52等を備えるものであってもよい。
制御手段23は、路面Sの摩擦係数が低下する虞があるとの判断が継続しているとき、及びタイヤの摩擦係数が低下する虞があるとの判断が継続しているときは、警告手段22A、音声警告装置32及び表示警告装置33による警告を連続的又は間欠的に継続する。一方、制御手段23は、路面Sの摩擦係数が低下する虞があるとの判断が解消したとき、及びタイヤの摩擦係数が低下する虞があるとの判断が解消したときは、警告手段22A、音声警告装置32及び表示警告装置33による警告を解除する。
タイヤ状況判断部28は、エンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジンを始動して走行を開始したときに、エンジン温度センサ26の検出値が所定の閾値以上になるまでは、タイヤの摩擦係数が低下する虞があると判断して、例えば第二インジケータランプ58による警告を行う。エンジン温度が閾値以上になれば、自動二輪車1の走行によりタイヤが温まって路面グリップの低下の虞が解消していると判断して警告を解除する。
なお、タイヤ状況判断部28は、エンジン温度に基づく警告作動の他、例えばエンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジンを始動して走行を開始したときに、エンジン始動後から所定時間が経過するまで、あるいはエンジン始動後から所定距離を走行するまでは、タイヤの摩擦係数が低下する虞があると判断して、例えば第二インジケータランプ58による警告を行うという構成でもよい。
次に、制御手段23でなされる処理の一例について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、自動二輪車1のメインスイッチのオン操作に伴い、路面グリップ警告(μ(摩擦係数)低下警告)の処理を開始する。次いで、ステップS11では、自動二輪車1が走行中か否かの判定を行う。ステップS11でYESになると、ステップS12で路面グリップの検出を行う。路面グリップの検出は、車載カメラ24aで車両前方の撮像領域を撮影するとともに、撮影した画像を画像処理することで行う。
次いで、ステップS13で路面グリップが低下する虞があるか否かを判定する。この判定において、車載カメラ24aが撮影した画像を画像処理した結果、車両進行方向に前述した滑りやすいポイントが検出されない場合は、路面グリップの低下の虞がないものとし(ステップS13でNO)、ステップS12に戻って路面グリップの検出を繰り返す。一方、車両進行方向に滑りやすいポイントが検出される場合は、路面グリップの低下の虞があるものとして(ステップS13でYES)、ステップS14に移行して路面グリップ低下の虞の警告を行う。
路面グリップ低下の虞の警告は、電子制御式ステアリングダンパー43の減衰力を、ダンパー警告装置122により低下させること、及び運転者Jの下半身に接する車両構成部品を、振動機31及びABSモジュレータ42の少なくとも一方で振動させること、の組み合わせにより運転者Jの触覚に対して行う。このとき、第二インジケータランプ58を点灯又は点滅させることで、運転者Jの視覚に対する警告を併せて行ってもよい。また、ヘルメットH内のスピーカー32aから音声を出力することで、運転者Jの聴覚に対する警告を併せて行ってもよい。
運転者Jの触覚に対する警告により、運転者Jに短時間で確実に路面グリップの低下の虞を伝えることができる。すなわち、警告手段22Aは、運転者Jの身体に与える刺激により運転者Jに警告を与えることから、運転者Jの警告の不認知を無くし、運転者Jに短時間で確実に警告を認知させることができる。また、運転者Jの下半身に振動を与える警告により、運転者Jに直観的にニーグリップを意識させることができる。さらに、複数の警告を併せて行うことで、運転者Jに路面グリップの低下の虞をより確実に認識させることができる。
次に、制御手段23でなされる処理の変形例について、図4のフローチャートを参照して説明する。この変形例は、図3のフローチャートの処理に対して、路面状況に基づく路面グリップの低下判断の前に、外気温に基づく前記低下判断の要否の判断を行う点で特に異なる。
まず、自動二輪車1のメインスイッチのオン操作に伴い、路面グリップ警告の処理を開始し、ステップS21で自動二輪車1が走行中か否かの判定を行い、自動二輪車1が走行中であれば(ステップS21でYES)、ステップS22で外気温の検出を行う。すなわち、外気温センサ25から現在の検出データを取得する。
次いで、ステップS23で外気温が低下する虞があるか否かを判定する。この判定は、外気温センサ25が検出した外気温が予め設定した閾値(例えば10℃)以上か否かで行う。ステップS23でYESの場合(外気温が閾値未満)、ステップS24で低温警告を行う。これは、例えば第一インジケータランプ57を点灯又は点滅させることで行う。
外気温が低い状況では、タイヤが冷えて路面グリップの低下の虞が生じ易いので、その間は第一インジケータランプ57による警告を運転者Jに与え続けることで、運転者Jに慎重な運転を促すことができる。第一インジケータランプ57による警告は、振動等による触覚に対する警告と比べて煩わしさが少なく、かつ電力消費も抑えられるため、継続的な警告に向いている。
ステップS23でNOの場合(外気温が閾値以上)、低温警告を行うことなくステップS25に移行する。ステップS25,S26,S27は、図3のステップS12,S13,S14と同一であり、前述の如く路面グリップの低下判断を行う。
ここで、ステップS23でNOの場合(外気温が閾値以上)、特に路面Sが凍結しているか否かの判断は不要といえるので、路面グリップの低下判断プロセスであるステップS25〜S27を行わずに処理を終了する構成としてもよい。
上記実施形態における鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置20によれば、路面状況の変化や外気温等から路面グリップが低下する虞があると判断されるとき、振動警告装置22が、乗車中の運転者Jの下半身が接する車両構成部品として鞍乗り型車両が備えるシート14、ステップ14a、車体カバー及び燃料タンク13の少なくとも何れか一つを振動させて警告を行うことが可能であり、運転者Jに短時間で確実に路面グリップの低下の虞を伝えるとともに、運転者Jに直観的にニーグリップを意識させて慎重な運転を促すことができる。
また、振動警告装置22は、鞍乗り型車両が備えるABSモジュレータ42のモータを空転させて振動を発生させることも可能であり、新たな振動源の一つとしてABSモジュレータ42のモータを共用することでコストダウンを図ることができる。
また、制御手段23が、所定の外気温を閾値として、外気温センサ25の検出値が閾値以上のときは、路面グリップが低下する虞があるか否かの判断を停止すれば、路面グリップが低下する虞があるか否か(特に路面Sが凍結しているか否か)の判断が不要な外気温(たとえば10℃以上)のときは、路面グリップ低下判断のプロセスを無くすことができ、制御手段23の簡略化を図ることができる。
また、制御手段23が、車載カメラ24aで撮影された車両前方の画像を画像処理することによって、路面Sの輝度及び色彩等の変化から、進行方向の路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断することができ、路面状況に応じて路面グリップの低下の虞を運転者Jに警告することができる。
このとき、車載カメラ24aで撮影された車両前方の画像を画像処理することによって、路面Sのペイント標示及びマンホール蓋の少なくとも一つのパターンを認識したとき、進行方向の路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断することもでき、路面Sに部分的な低摩擦係数の要素があるときにも路面グリップの低下の虞を運転者Jに警告することができる。
ここで、本実施形態の変形例として、車載カメラ24bが、自動二輪車1から見た対向車線側に設定される撮像領域を撮像し、画像処理部24cが、車載カメラ24bが撮像した画像から対向車のワイパー作動の有無を明らかにし、路面状況判断部27が、検出された対向車のワイパー作動をカウントすることで、その検出度合いに応じて降雨状態であると認識し、路面グリップが低下する虞があると判断することもできる。「ワイパー作動の検出度合い」とは、例えば対向車のワイパー作動が所定時間内に検出された回数、あるいは連続して検出された回数に相当する。
このように、制御手段23が、車載カメラ24bで撮影された車両前方の画像を画像処理することによって、対向車のワイパー作動を検出し、対向車のワイパー作動の検出度合いに応じて、進行方向の路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断することで、路面状況から摩擦抵抗の低下の虞を判断するよりも早く、路面グリップの低下の虞を運転者Jに警告することができる。なお、車両間の通信手段を用いて、対向車から温度、天候の情報、あるいはABS、TCS(Traction Control System:トラクションコントロールシステム)の作動情報等を入手する構成としてもよい。制御手段23は、車載カメラ24a,24bの少なくとも一方で撮影された車両前方の画像から、進行方向の路面Sの摩擦係数が低下する虞があると判断する構成でもよい。
次に、ダンパー警告装置122について説明する。
図7を参照し、左右フロントフォーク3の上端部間に渡るトップブリッジ4aの後方には、運転者Jが把持するハンドル4bを含めた前輪操舵系に減衰力を付与するステアリングダンパー43が配置される。
ステアリングダンパー43は、平面視扇状の油室44内に揺動可能なベーン45を配置し、ベーン45の揺動時に生じる油室44内の作動油の流動抵抗を減衰力として用いる油圧ロータリ式とされる。ベーン45の基部にはリンク機構46を介してトップブリッジ4aが連結される。
ステアリングダンパー43は、その減衰力を変化させる電子制御式の油圧制御回路47を備えている。油圧制御回路47は、ECU等の制御部48aによりソレノイドバルブ48を駆動して開閉させる。図中符号49aは作動油の流動方向を一方向に規制する複数のチェックバルブ、符号49bは過大な油圧を逃がすリリーフバルブ、符号49cは回路内の油圧を安定させるアキュムレータをそれぞれ示す。
自動二輪車1の停車又は低車速時には、ソレノイドバルブ48が開状態となる。このとき、操舵系の左転舵時(図中矢印TL)には、図中実線矢印で示す如くソレノイドバルブ48を経由して作動油が流通し、操舵系の右転舵時(図中矢印TR)には、図中破線矢印で示す如くソレノイドバルブ48を経由して作動油が流通する。これにより、ベーン45の揺動時に生じる減衰力ひいては操舵系に付与される減衰力が減少する。
これに対し、自動二輪車1の中車速以上時には、ソレノイドバルブ48が閉状態となる。このとき、油圧制御回路47では作動油が流通せず、ベーン45の揺動時に生じる減衰力ひいては操舵系に付与される減衰力が増加する。
ステアリングダンパー43の制御部48aは路面グリップ警告装置20の制御手段23と連係する。そして、路面状況の変化等から路面グリップが低下する虞があると判断されるとき、制御手段23は、車速によらずソレノイドバルブ48を開いて電子制御式ステアリングダンパー43の減衰力を低下させ、運転者Jに路面グリップが低下したかのような印象を擬似的に与える。これにより、運転者Jに感覚的に路面グリップの低下の虞を前もって伝えるとともに、運転者Jに直観的にニーグリップを意識させて慎重な運転を促すことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、運転者Jに振動による警告を与える振動警告装置22は、ABSモジュレータ42及び振動機31の他、種々の振動機を用いてもよい。
また、上記実施形態の振動警告装置22、ダンパー警告装置122、音声警告装置32及び表示警告装置33は、択一的に作動させるのみならず、複数種を同時に作動させてもよい。また、路面の状況(雨、未舗装路、ペイント、鉄板、凍結等)に応じて段階的にステアリングダンパーの減衰力を低下させる構成でもよい。
本発明の鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いでニーグリップした状態で乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 エンジン
13 燃料タンク(車両構成部品)
14 シート(車両構成部品)
14a ステップ(車両構成部品)
14b サイドカバー(車両構成部品)
20 路面グリップ警告装置
21 周辺状況検出手段
22A 警告手段
22 振動警告装置
23 制御手段
24a,24b 車載カメラ
25 外気温センサ(外気温検出手段)
31 振動機
32 音声警告装置(音声警告手段)
32a スピーカー
42 ABSモジュレータ
43 電子制御式ステアリングダンパー
122 ダンパー警告装置

Claims (14)

  1. 運転者に路面グリップの低下の虞を警告する鞍乗り型車両(1)の路面グリップ警告装置(20)において、
    車両周辺状況を検出する周辺状況検出手段(21)と、
    運転者の触覚に対する警告を行う警告手段(22A)と、
    前記周辺状況検出手段(21)の検出結果に応じて前記警告手段(22A)を作動させる制御手段(23)と、を備え、
    前記警告手段(22A)は、鞍乗り型車両(1)が備える電子制御式ステアリングダンパー(43)の減衰力を低下させて警告を行うダンパー警告装置(122)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  2. 前記警告手段(22A)は、乗車中の運転者の下半身が接する車両構成部品(13,14,14a,14b)の左右それぞれの複数個所を、複数の振動機(31)によって振動させて警告を行う振動警告装置(22)を備え、
    前記振動警告装置(22)は、前記複数の振動機(31)をそれぞれ左右一対のセットとして、前記セットを複数同時若しくは振動個所を順次変更して警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  3. 前記振動警告装置(22)は、前記車両構成部品として鞍乗り型車両が備えるシート(14)、ステップ(14a)、車体カバー(14b)及び燃料タンク(13)の少なくとも何れか二つ以上を振動させて警告を行うことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  4. 前記振動警告装置(22)は、鞍乗り型車両(1)が備えるABSモジュレータ(42)のモータを空転させて振動を発生させることでも警告を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  5. 前記制御手段(23)は、路面グリップが低下する虞があるとの判断が継続している期間中は、前記警告手段(22A)による運転者への警告を連続的又は間欠的に継続することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  6. 前記制御手段(23)は、路面グリップが低下する虞があるとの判断が解消したときは、前記警告手段(22A)による運転者への警告を解除することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  7. 前記周辺状況検出手段(21)は、外気温を検出する外気温検出手段(25)を備え、
    前記制御手段(23)は、所定の外気温を閾値として、前記外気温検出手段(25)の検出結果が前記閾値以上のときは、路面グリップが低下する虞があるか否かの判断を停止とすることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  8. 前記周辺状況検出手段(21)は、車両前方を撮影する車載カメラ(24a,24b)を備え、
    前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24a,24b)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  9. 前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24b)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、対向車のワイパー作動を検出し、対向車のワイパー作動の検出度合いに応じて、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があると判断することを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  10. 前記制御手段(23)は、前記車載カメラ(24a)で撮影された車両前方の画像を画像処理することで、路面のペイント標示及びマンホール蓋の少なくとも一つのパターンを認識したとき、進行方向の路面の摩擦係数が低下する虞があると判断することを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  11. 前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のエンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジン(10)を始動して走行を開始したとき、所定時間が経過するまで、又は所定距離を走行するまで、運転者に警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  12. 前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のエンジン停止を伴う停車から所定時間の経過後、あらためてエンジン(10)を始動して走行を開始したとき、エンジン温度が所定温度以上に上昇するまで、運転者に警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  13. 運転者に音声による警告を行う音声警告手段(32)をさらに備え、
    前記制御手段(23)は、前記周辺状況検出手段(21)の検出結果に応じて前記音声警告手段(32)を作動させることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
  14. 前記音声警告手段(32)は、運転者が着用するヘルメットに内蔵されるスピーカー(32a)から音声を出力させることを特徴とする請求項13に記載の鞍乗り型車両の路面グリップ警告装置。
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