JP6476454B2 - 鞍乗り型車両の疲労警告装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の疲労警告装置に関する。
従来、車両の疲労警告装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。これは、ヨーレート加速度センサにより運転者の疲労が検出された場合には、ハンドルグリップを振動させることにより、運転者に疲労状態を報知するものである。
独国特許出願公開第102013209949号明細書
ところで、上記においては、単一のデバイスのみを警告手段とするため、疲労のレベルにかかわらず同じ警告が発せられ、運転者が疲労のレベルを認知し難いという課題がある。また、ハンドルグリップを振動させても、グローブを介して振動が伝わるため、即座に運転者へ警告が伝わり難く、また路面やエンジンからの振動との区別も難しく、既存の鞍乗り型車両への適用は難しいという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、鞍乗り型車両の疲労警告装置において、運転者の疲労のレベルに応じた警告を可能にすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え、前記疲労検出手段(21)は、運転者の疲労状態を把握する作動モードを備え、前記制御手段(23)は、前記疲労検出手段(21)の疲労把握作動に対する運転者の反応に基づいて、運転者の疲労状態を推定し、判定するものであり、前記複数種の警告手段(22)による警告をキャンセルする警告キャンセル手段(36)を備え、前記制御手段(23)は、前記キャンセル直前の警告から該キャンセルまでの反応速度に応じて、運転者の疲労状態を推定し、判定することを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記複数種の警告手段(22)は、警告の強弱で順位づけされ、前記制御手段(23)は、警告強さが弱いものから強いものへ段階的に変化するように、前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記複数種の警告手段(22)は、少なくともインジケータランプ(41)を備えるとともに、運転者の触覚に対して刺激を与える触覚刺激手段(42,43,44,45,49)を備えることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記触覚刺激手段(42)は、鞍乗り型車両(1)が備えるABSモジュレータ(42)のモータを空転させて、振動による警告を運転者に与えることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記触覚刺激手段(43)は、鞍乗り型車両(1)が備える可動式シート(43)を駆動させて、座面の変位による警告を運転者に与えることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記触覚刺激手段(45)は、鞍乗り型車両(1)の走行中に加減速を生じさせて、加減速による警告を運転者に与えることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記加減速は、鞍乗り型車両(1)のエンジン(10)の点火カット、燃料噴射カット及びスロットルオフの少なくとも一つにより行われることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記触覚刺激手段(44)は、鞍乗り型車両(1)が備える可動式スクリーン(44)を駆動させて、風当りの増加による警告を運転者に与えることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)が備える加速度センサ(35)の検出結果から、車両のふらつきを検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)への操作の粗さを検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする。
請求項11に記載した発明は、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者の疲労状態の情報を所定時間だけ保持し、所定時間経過後に疲労状態の情報をリセットすることを特徴とする。
請求項12に記載した発明は、運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)が備える加速度センサ(35)の検出結果から、車両のロール状態からの急な復帰を検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする。
請求項13に記載した発明は、運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え、前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者の疲労状態の情報を保持するとともに、前記スイッチオフ時のエンジン温度を記憶し、メインスイッチの再オン時には、エンジン温度の記憶値からの低下が閾値未満であれば、疲労状態の情報をそのまま保持し、エンジン温度の記憶値からの低下が前記閾値以上であれば、疲労状態の情報をリセットすることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、疲労検出手段の検出結果に応じて、複数種の警告手段の中から運転者の疲労レベルに適した警告を与えることができる。このため、運転者を効果的に覚醒させるとともに、運転者に自身の疲労レベルを効果的に認知させることができる。
また、運転者の疲労レベルに応じてより的確に警告を与えることができるとともに、運転者の疲労レベルをより的確に検出して警告を与えることができる。
請求項2に記載した発明によれば、運転者の疲労状態に応じて警告レベルを段階的に強くすることが可能となり、運転者に疲労レベルが高まっていることを効果的に認知させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、警告レベルが低いとき(運転者の疲労レベルが低いとき)にはインジケータランプにより運転者の視覚に対する警告を行い、警告レベルが高いとき(運転者の疲労レベルが高いとき)には触覚刺激手段により運転者の触覚に対する警告を行うことができる。このため、運転者がインジケータランプを常時見ていなくても、運転者に効果的に警告を認知させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、振動によって運転者に警告を与えるにあたり、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System:ABS)のABSモジュレータのモータを警告手段の振動源として利用することが可能となり、新たな振動源を不要にしてコストダウンを図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、シートに着座した運転者に対して走行中でも気付き易い警告を与えることができる。
請求項6に記載した発明によれば、運転者に対して走行中でも気付き易い警告を与えることができる。
請求項7に記載した発明によれば、エンジンの運転に係る既存の構成部品の制御により加減速を生じさせて、運転者に警告を与えることができる。
請求項8に記載した発明によれば、可動式スクリーンを下げて運転者に当たる走行風を増加させることで、運転者に警告を与えることができる。
請求項9に記載した発明によれば、ブレーキ制御等に使用される加速度センサの検出結果から、定速かつ直進走行時に車両のふらつきを検出したときには、その程度によって運転者の疲労状態を推定することが可能となる。このため、新たな検出装置を不要とした上で、運転者の疲労状態を推定することができる。
請求項10に記載した発明によれば、スロットルセンサ、舵角センサ及びブレーキ圧センサ等の既存の検出子によって、運転者の操作の粗さを検出し、その程度によって運転者の疲労状態を推定することが可能となる。このため、新たな検出装置を不要とした上で、運転者の疲労状態を推定することができる。
請求項11に記載した発明によれば、短時間の休憩及び給油等でのメインスイッチのオフ時には、運転継続の扱いとして疲労状態の情報を保持し、長時間の休憩及び就寝等でのメインスイッチのオフ時には、疲労が解消したものとして疲労状態の情報をリセットする。これにより、メインスイッチのオンオフを経た際にも運転者の疲労状態に応じた警告を与えることができる。
請求項12に記載した発明によれば、疲労検出手段の検出結果に応じて、複数種の警告手段の中から運転者の疲労レベルに適した警告を与えることができる。このため、運転者を効果的に覚醒させるとともに、運転者に自身の疲労レベルを効果的に認知させることができる。
また、ブレーキ制御等に使用される加速度センサの検出結果から、車両のロール状態から急な復帰を検出し、その程度によって運転者の疲労状態を推定することが可能となる。このため、新たな検出装置を不要とした上で、運転者の疲労状態を推定することができる。
請求項13に記載した発明によれば、疲労検出手段の検出結果に応じて、複数種の警告手段の中から運転者の疲労レベルに適した警告を与えることができる。このため、運転者を効果的に覚醒させるとともに、運転者に自身の疲労レベルを効果的に認知させることができる。
また、エンジン温度の低下が小さい短時間の休憩及び給油等でのメインスイッチのオフ時には、運転継続の扱いとして疲労状態の情報を保持し、エンジン温度の低下が大きい長時間の休憩及び就寝等でのメインスイッチのオフ時には、疲労が解消したものとして疲労状態の情報をリセットする。これにより、メインスイッチのオンオフを経た際にも運転者の疲労状態に応じた警告を与えることができる。

本発明の一実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の疲労警告装置の構成図である。 上記疲労警告装置の制御手段の処理を示すフローチャートである。 上記制御手段のサブルーチンを示すフローチャートである。 上記自動二輪車のメータ装置の表示部の正面図である。 上記自動二輪車の可動式スクリーンの作用を示す左側面図であり、(a)はスクリーンが標準高さにある状態、(b)は運転者への疲労警告のためにスクリーンが下降した状態をそれぞれ示す。 上記自動二輪車の可動式シートの作用を示す左側面図であり、(a)はシートが前上がりに傾斜した状態、(b)はシートが前下がりに傾斜した状態をそれぞれ示す。 上記自動二輪車の可動式シートの作用を示す後面図であり、(a)はシートが右上がりに傾斜した状態、(b)はシートが左上がりに傾斜した状態をそれぞれ示す。 上記自動二輪車の警告手段として運転者の脚に接するサイドカバーの内側に発振器を配置した変形例を示す後面図である。 上記自動二輪車のエンジン温度を縦軸、時間を横軸としてこれらの関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示す自動二輪車(鞍乗り型車両)1において、その前輪2は左右一対のフロントフォーク3の下端部に軸支される。左右フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して車体フレーム5の前端部のヘッドパイプ6に操向可能に枢支される。自動二輪車1の後輪7は、車体後部下側で前後に延びるスイングアーム8の後端部に軸支される。スイングアーム8の前端部は、車体フレーム5の前後中間部のピボット部9に上下揺動可能に枢支される。
車体フレーム5には、自動二輪車1の原動機であるエンジン(内燃機関)10が搭載される。エンジン10は、その下部を形成するクランクケース11の前部上方にシリンダ12を起立させる。
エンジン10の上方には燃料タンク13が配置され、燃料タンク13の後方にはシート14が配置される。車体前部には車体フレーム5に支持されたフロントカウル15が装着される。フロントカウル15の前部上側にはスクリーン16が設けられる。フロントカウル15の内側にはメータ装置17が配置される。図中符号Jは自動二輪車1の乗員(運転者)、符号19は車体中央側部を覆うサイドカバーをそれぞれ示す。
図2は本実施形態における鞍乗り型車両の疲労警告装置20の構成図である。
疲労警告装置20は、自動二輪車1の運転者Jの疲労を検出する疲労検出手段21と、運転者Jに疲労していることを警告する複数種の警告手段22と、疲労検出手段21の検出結果に応じて複数種の警告手段22の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段23と、を備える。
制御手段23は電子制御部として構成される。制御手段23は、エンジン10の運転を制御する手段としての燃料噴射制御部、点火制御部及びスロットル制御部を含む。本実施形態の自動二輪車1は、スロットルバルブとスロットルグリップ等のスロットル操作子とを電気的に連係するバイワイヤ式のスロットル装置を採用する。
疲労検出手段21は、スロットルセンサ31、車速センサ32、舵角センサ33、ブレーキ圧センサ34、加速度センサ35及びキャンセルスイッチ36等の複数の検出子を含んで構成される。疲労検出手段21は、運転者Jによる各操作子への操作入力を検出するとともに、自動二輪車1の走行状態を検出する。各検出子から検出情報は制御手段23に入力される。
警告手段22は、メータ装置17内のインジケータランプ41と、自動二輪車1のアンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System:ABS)のABSモジュレータ42と、シート14を前後方向、上下方向及び左右方向の少なくとも一方向に変位駆動させる可動式シート43と、スクリーン16を昇降させる等の駆動により運転者Jに当たる走行風の量を増減可能な可動式スクリーン44と、を備える。
また、警告手段22は、インジェクタ46、点火装置47及びスロットル装置48を含むエンジン駆動手段45を制御して自動二輪車1に微弱な加減速を生じさせる構成も備える。
インジケータランプ41は、運転者Jの視覚に対する警告を与える。なお、インジケータランプ41に代わる液晶表示等の表示手段を用いることも可能である。
図5は、メータ装置17における車速メータ51及びタコメータ52等を配置する表示部18に、警告手段22としてのインジケータランプ41を配置した一例を示す。表示部18には、車速メータ51及びタコメータ52が左右に並び、その左右外側に燃料計53及び水温計54が配置される。これらは指針を回動させて目盛を指し示すアナログ式とされる。車速メータ51及びタコメータ52の間にはインジケータランプ群55が配置され、インジケータランプ群55の上方には情報表示部56が配置される。警告手段としてのインジケータランプ41は、インジケータランプ群55の下方に配置される。
なお、メータ装置17は、上記アナログ式の車速メータ51及びタコメータ52等を備えるものに限らず、数値を文字表示したり複数のセグメントを配列したバー表示の長さを増減させたりするデジタル式の車速メータ及びタコメータ等を備えるものであってもよい。
ABSモジュレータ42は、液圧制御用のモータを一体に有し、このモータをブレーキ系統とは分離した状態で空駆動させて振動を発生させることで、運転者Jの触覚に対する警告を与える。ABSモジュレータ42は、車輪のスリップを検知した際はABS作動を優先する。ABSモジュレータ42は、例えばシート14の運転者J用座面の真下で車体フレーム5等に取り付けられる。
可動式シート43は、座面変位の駆動源であるモータ等を駆動させ、運転者J用座面の揺れ又は振動等を発生させることで、運転者Jの触覚に対する警告を与える。
図7に示すように、可動式シート43は、側面視でシート14の前後端を昇降させるように傾動可能である。このとき、シート14の傾動に応じて運転者Jの重心Gを移動可能である。また、可動式シート43は、シート14を左右方向にスライド可能でもある。なお、図8の後面視に示すように、可動式シート43は、シート14の左右端を昇降させるように傾動可能であってもよい。シート14の左右方向のスライド移動又は傾動により、運転者Jの重心Gを移動可能である。
可動式スクリーン44は、駆動源であるモータ等を駆動させ、スクリーン16の下降又は傾斜、あるいは通風路の開放等を行うことで、運転者Jに当たる走行風量を増加させ、運転者Jの触覚に対する警告を与える。
図6に示すように、可動式スクリーン44は、スクリーン16を規定の標準高さとして運転者Jに至る走行風Sを低減する状態(図6(a))から、スクリーン16を下降させることで運転者Jに至る走行風Sを増加させる状態(図6(b))に変化することで、運転者の触覚に対する警告を与える。
エンジン駆動手段45は、自動二輪車1の意図せぬ微弱な加減速を発生させることで、運転者Jの触覚に対する警告を与える。前記加減速は、点火カット、燃料噴射カット、バイワイヤ式であればスロットルOFF、の内の少なくとも一つにより行われる。
各警告手段22は、運転者Jに対する警告強さに応じて順位付けがなされる。例えば、インジケータランプ41による警告は最も警告強さが弱く、次いでABSモジュレータ42の振動、可動式シート43の駆動、可動式スクリーン44の駆動、エンジン駆動手段45による加減速の発生、の順に警告強さが強くなるものとして設定される。
ここで、可動式シート43は、左右方向にも変位駆動可能とされる。この可動式シート43は、運転者Jの疲労状態を把握するべく作動可能である。
具体的に、可動式シート43が左右何れかに変位すると、運転者Jの重心が変位し、自動二輪車1に僅かなロールが生じる。このロールを解消するべく、運転者Jが重心位置(着座位置)を修正する。この一連の車体の動きを、5軸又は6軸の加速度センサ35により検出する。制御手段23は、シート変位から重心修正までの時間の長短に基づき、運転者Jの疲労状態を判定する。制御手段23は、運転者Jの重心修正の反応速度に応じて疲労度をレベリングし、運転者Jの重心移動により推定した疲労レベルに合わせて、複数種の警告手段22の中から作動させるものを選択する。
運転者Jの疲労状態を推定する手法として、例えば警告手段22の何れかによる警告を実施し、この警告をキャンセルする操作がなされるまでの時間の長短に基づき、運転者Jの疲労状態を推定することも可能である。前記警告をキャンセルする操作としては、自動二輪車1の走行及び車両周囲に影響しないものとして、例えばプッシュキャンセル式ウインカスイッチのプッシュキャンセル操作等が挙げられる。この場合のウインカスイッチはキャンセルスイッチ36となる。
また、運転者Jの疲労状態を推定する手法として、運転者Jが疲労していると認められる挙動が時間当たりに所定量確認された場合に、運転者Jが疲労状態にあると推定することも可能である。例えば、自動二輪車1のふらつきと認められる挙動を加速度センサ35で検知し、自動二輪車1が概ね直立、直進及び定速の走行状態にあるときに前記挙動が生じたときに、この挙動が所定以上の場合、あるいは、この挙動が単位時間当たりに所定回数以上確認された場合に、運転者Jが疲労状態にあると推定することができる。
自動二輪車1がロール状態から直立状態へ復帰する際、ワイディングロード等を走行しているような状態と疲労状態とでは、疲労状態での復帰動作は急になると認められる。このため、ロール状態からの急な復帰を検出したときに、この復帰が所定以上急な場合、あるいは、この復帰が時間当たりに所定回数以上確認された場合に、運転者Jが疲労状態にあると推定することができる。
また、自動二輪車1のスロットル、ブレーキ及びハンドル等の操作入力部に対する操作の粗さ、並びにローリング、ピッチング及び加減速といった車体挙動の粗さが、時間当たりに所定量確認された場合に、運転者Jが疲労状態にあると推定することもできる。
運転者Jの疲労状態と認められる前記種々の挙動は、スロットルセンサ31、車速センサ32、舵角センサ33、ブレーキ圧センサ34及び加速度センサ35等の検出子を用いて検出できる。このとき、既存の検出子を用いることで、新たな検出装置を不要とした上で、運転者Jの疲労状態を推定することができる。
前記種々の挙動は個人差もあるので、メインスイッチのオン操作後は予め設定した初期値に基づいて疲労状態を判定し、徐々に運転者J特有の挙動を学習して初期値を補正しつつ疲労状態を判定するようにしてもよい。
制御手段23は、自動二輪車1のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者Jの疲労状態の情報を所定時間だけ保持し、所定時間経過後に疲労状態の情報をリセットする。例えば、短時間の休憩及び給油等でのメインスイッチのオフ時には、運転継続の扱いとして疲労状態の情報を保持し、長時間の休憩及び就寝等でのメインスイッチのオフ時には、疲労が解消したものとして疲労状態の情報をリセットする。これにより、メインスイッチのオンオフを経た際にも運転者Jの疲労状態に応じた警告を与えることができる。
制御手段23は、自動二輪車1のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者Jの疲労状態の情報を保持するとともに、前記スイッチオフ時のエンジン温度(油温又は水温等)を記憶し、メインスイッチの再オン時には、エンジン温度の記憶値からの低下が予め設定した閾値未満であれば、疲労状態の情報をそのまま保持し、エンジン温度の記憶値からの低下が前記閾値以上であれば、疲労状態の情報をリセットする。例えば、エンジン温度の低下が小さい短時間の休憩及び給油等でのメインスイッチのオフ時には、運転継続の扱いとして疲労状態の情報を保持し、エンジン温度の低下が大きい長時間の休憩及び就寝等でのメインスイッチのオフ時には、疲労が解消したものとして疲労状態の情報をリセットする。これにより、メインスイッチのオンオフを経た際にも運転者Jの疲労状態に応じた警告を与えることができる。なお、エンジン温度の低下速度から季節を推定し、閾値に補正を加えてもよい。
図10を参照し、自動二輪車1のエンジン温度は、冷間始動時から適宜上昇し、暖機状態で概ね安定する。その後、エンジンを停止した停車状態になると、エンジン温度が下降し始める。エンジン温度が温度Te1まで低下すると、長時間の停車(長時間の休憩及び就寝等)であると判断する。温度Te1を下回る温度Te1’をリセット基準値として、疲労状態の情報をリセットする。エンジン温度が温度Te1よりも高い温度Te2にあるときは、短時間の停車(短時間の休憩及び給油等)であると判断して疲労状態の情報を保持する。
エンジン停止直後のエンジン温度の時間当たりの低下量は、エンジン停止から時間が経った後のエンジン温度の時間当たりの低下量よりも大きい。このため、エンジン温度の値に代わり、エンジン温度の低下量△Te(dTe/dt)を情報リセットの基準に用いてもよい。また、冷却水温度のインジケータ(低温警告)の点灯温度もしくは点灯信号の検出を情報リセットの基準としてもよい。
次に、制御手段23でなされる処理の一例について説明する。
図3のフローチャートを参照し、まず、自動二輪車1のメインスイッチのオン操作に伴い疲労警告の処理を開始する。このとき、タイマによる計時もスタートする。ステップS1では、疲労検知条件が満たされたか否かの判定を行う。疲労検知条件は、例えばタイマの計時が30分、1時間等の予め設定した時間となり、かつ自動二輪車1が概ね直立、直進及び定速の走行状態であることを含む。ステップS1でYESになると、ステップS2で疲労検知を開始する。
図4のフローチャートを参照し、疲労検知では、まず、疲労把握作動として、例えば、可動式シート43のシート14を左右何れかに移動させる(ステップS21)。これにより、運転者Jの重心が左右何れかに変位するので、これを戻すべく運転者Jが重心位置を修正したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22でYESになると、ステップS23で運転者Jが疲労状態にあるか否かを判定する。この判定は、ステップS21でシート14を移動してから、ステップS22で運転者Jが重心を修正するまでの時間が、第一の閾値以上であるか否かで行う。ステップS23でYESの場合、ステップS1に戻り、ステップS23でNOの場合、ステップS3に移行する。ステップS23の後にはシート14の左右移動をリセットする。
図3のフローチャートに戻り、ステップS3では、運転者Jの疲労が大きいか否かを判定する。この判定は、ステップS23の判定で用いた重心修正までの時間が、第一の閾値よりも大きい第二の閾値以上であるか否かで行う。ステップS3でNOの場合、ステップS4に移行し、ステップS3でYESの場合、ステップS7に移行する。
ステップS3では、比較的疲労の小さい運転者Jに対して、メータ装置17内のインジケータランプ41の点灯又は点滅による一次警告を行う。一次警告はリセット可能であり、ステップS5では、一次警告がリセットされたか否かを判定する。ステップS5でYESになると、次にステップS6でリセットまでの時間が早いか否か(閾値以上か否か)を判定する。一次警告のリセット手段としては、例えばプッシュキャンセル式ウインカスイッチのプッシュキャンセル操作が挙げられる。ステップS6でYESの場合、ステップS1に戻り、ステップS6でNOの場合、ステップS7に移行する。
ステップS7では、例えばABSモジュレータ42のモータを空駆動させた振動による二次警告を行う。ABSモジュレータ42の振動は、シート14上の運転者Jに直接的に伝えられる。すなわち、二次警告では、視覚によらず、身体に与える刺激により運転者Jに警告を与える。これにより、運転者Jの見過ごしによる警告の不認知を無くし、運転者Jに確実に警告を認知させる。ABSモジュレータ42の振動による二次警告は、インジケータランプ41による一次警告よりも警告強さが強く、制御手段23は、警告強さが弱いものから強いものへ段階的に変化するように、警告手段22を選択して作動させるといえる。
二次警告も一次警告と同様の操作でリセット可能であり、ステップS8では、二次警告がリセットされたか否かを判定する。ステップS8でYESになると、次にステップS9でリセットまでの時間が早いか否か(閾値以上か否か)を判定する。ステップS9でYESの場合、ステップS1に戻り、ステップS9でNOの場合、ステップS10で二次警告のレベルを上げた後、ステップS7に戻って新たに二次警告を行う。
以上説明したように、上記実施形態における鞍乗り型車両の疲労警告装置20によれば、運転者Jの疲労を検出する疲労検出手段21と、運転者Jに疲労していることを警告する複数種の警告手段22と、疲労検出手段21の検出結果に応じて複数種の警告手段22の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段23と、を備えることで、疲労検出手段21の検出結果に応じて、複数種の警告手段22の中から運転者Jの疲労レベルに適した警告を与えることができる。このため、運転者Jを効果的に覚醒させるとともに、運転者Jに自身の疲労レベルを効果的に認知させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、運転者Jに振動による警告を与える手段は、ABSモジュレータ42の他、種々の発振器を用いてもよい。
図9は、警告手段22として運転者Jのニーグリップ状態の脚Rに接するサイドカバー19の内側に発振器49を配置、支持した変形例を示す。発振器49は、例えばモータ49aで偏心ウェイト49bを回転させるもので、ABSモジュレータ42の空駆動よりも大きな振動を明確に得られる。この発振器49により、車両運転中の運転者Jの触覚に対する警告を確実に与えることが可能である。
また、複数種の警告手段22は、択一的に作動させるのみならず、複数種を同時に作動させてもよい。警告キャンセル手段は、ウインカスイッチをキャンセルスイッチとして用いることに限らず、専用の操作子用いたり他のキャンセル操作を設定する等してもよい。
自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)への適用のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の鞍乗り型車両に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 エンジン
20 疲労警告装置
21 疲労検出手段
22 警告手段
23 制御手段
35 加速度センサ
36 キャンセルスイッチ(警告キャンセル手段)
41 インジケータランプ
42 ABSモジュレータ(触覚刺激手段)
43 可動式シート(触覚刺激手段)
44 可動式スクリーン(触覚刺激手段)
45 エンジン駆動手段(触覚刺激手段)
49 発振器(触覚刺激手段)

Claims (13)

  1. 運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、
    運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、
    運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、
    前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え
    前記疲労検出手段(21)は、運転者の疲労状態を把握する作動モードを備え、
    前記制御手段(23)は、前記疲労検出手段(21)の疲労把握作動に対する運転者の反応に基づいて、運転者の疲労状態を推定し、判定するものであり、
    前記複数種の警告手段(22)による警告をキャンセルする警告キャンセル手段(36)を備え、
    前記制御手段(23)は、前記キャンセル直前の警告から該キャンセルまでの反応速度に応じて、運転者の疲労状態を推定し、判定することを特徴とする鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  2. 前記複数種の警告手段(22)は、警告の強弱で順位づけされ、
    前記制御手段(23)は、警告強さが弱いものから強いものへ段階的に変化するように、前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  3. 前記複数種の警告手段(22)は、少なくともインジケータランプ(41)を備えるとともに、運転者の触覚に対して刺激を与える触覚刺激手段(42,43,44,45,49)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  4. 前記触覚刺激手段(42)は、鞍乗り型車両(1)が備えるABSモジュレータ(42)のモータを空転させて、振動による警告を運転者に与えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  5. 前記触覚刺激手段(43)は、鞍乗り型車両(1)が備える可動式シート(43)を駆動させて、座面の変位による警告を運転者に与えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  6. 前記触覚刺激手段(45)は、鞍乗り型車両(1)の走行中に加減速を生じさせて、加減速による警告を運転者に与えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  7. 前記加減速は、鞍乗り型車両(1)のエンジン(10)の点火カット、燃料噴射カット及びスロットルオフの少なくとも一つにより行われることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  8. 前記触覚刺激手段(44)は、鞍乗り型車両(1)が備える可動式スクリーン(44)を駆動させて、風当りの増加による警告を運転者に与えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  9. 前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)が備える加速度センサ(35)の検出結果から、車両のふらつきを検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  10. 前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)への操作の粗さを検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  11. 前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者の疲労状態の情報を所定時間だけ保持し、所定時間経過後に疲労状態の情報をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  12. 運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、
    運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、
    運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、
    前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え、
    前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)が備える加速度センサ(35)の検出結果から、車両のロール状態からの急な復帰を検出し、運転者の疲労状態を推定することを特徴とする鞍乗り型車両の疲労警告装置。
  13. 運転者の疲労を検出し、運転者に疲労していることを警告する鞍乗り型車両(1)の疲労警告装置(20)において、
    運転者の疲労を検出する疲労検出手段(21)と、
    運転者に疲労していることを警告する複数種の警告手段(22)と、
    前記疲労検出手段(21)の検出結果に応じて前記複数種の警告手段(22)の中から少なくとも一つを選択して作動させる制御手段(23)と、を備え、
    前記制御手段(23)は、鞍乗り型車両(1)のメインスイッチのオフ時には、該スイッチオフ直前までの運転者の疲労状態の情報を保持するとともに、前記スイッチオフ時のエンジン温度を記憶し、メインスイッチの再オン時には、エンジン温度の記憶値からの低下が閾値未満であれば、疲労状態の情報をそのまま保持し、エンジン温度の記憶値からの低下が前記閾値以上であれば、疲労状態の情報をリセットすることを特徴とする鞍乗り型車両の疲労警告装置。
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