JP6422547B1 - パッチアンテナ及びアンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッチ素子を曲面又は屈曲面状とすることで、指向特性における半値角を広げて広い角度範囲で電波の送受信を可能にしたパッチアンテナ及びアンテナ装置を提供する。【解決手段】パッチ素子10と、これに対向する地導体板20とを備え、パッチ素子10は、地導体板20に対向する側の反対側に向かって凸となっている。パッチ素子10の外面11は、正面部12、正面部12に対してそれぞれ折れ曲がった第1側面部13A,13B、及び第1側面部13A,13Bからそれぞれ折れ曲がって正面部12に対し直角をなす第2側面部14A,14Bを有する。パッチ素子10を正面からみたとき、第1側面部13A及び第2側面部14Aが左側を向き、第1側面部13B及び第2側面部14Bが右側を向く。【選択図】図4

Description

本発明は、曲面又は屈曲面状のパッチ素子を有するパッチアンテナ及びそのパッチアンテナを備えるアンテナ装置に関するものである。
従来のパッチアンテナは、放射電極としてのパッチ素子が平面状であるので、パッチ素子と垂直な方向の指向性が高く、すなわち半値角(利得のピークから−3dBまでの指向角の範囲)が狭いという欠点があった。
特開2003−347838号公報
上述のように、従来のパッチアンテナは半値角が狭く、換言すればパッチ素子と平行な方向であるパッチアンテナ側方の利得が低く、広い角度範囲で電波の送受信を行いたい用途においてはそのことが問題となってくる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、パッチ素子を曲面又は屈曲面状とすることで、指向特性における半値角を広げて広い角度範囲で電波の送受信を可能にしたパッチアンテナ及びアンテナ装置を提供することにある。
本発明の第1の態様はパッチアンテナである。このパッチアンテナは、少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となり、
前記パッチ素子の前記中心線の方向の一方の端部側から給電されていることを特徴とする。
本発明の第2の態様はパッチアンテナである。このパッチアンテナは、少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となり、
前記パッチ素子の前記中心線の方向の両端部に波源が位置していることを特徴とする。
前記パッチ素子は中央部で湾曲して折れ曲がった板状であるとよい。
前記パッチ素子は、前記地導体に対向する側の反対側が外面であり、
前記外面の一方の端部が第1方向を向き、他方の端部が前記第1方向と反対側の第2方向を向いているとよい。
前記パッチ素子は、稜線を有するとよい。
前記パッチ素子と前記地導体間に誘電体が設けられているとよい。
前記パッチ素子に同軸ケーブルの内部導体が、前記地導体に前記同軸ケーブルの外部導体がそれぞれ接続されているとよい。
本発明のもう一つの態様はアンテナ装置である。このアンテナ装置は、パッチアンテナを備えることを特徴とする。
前記パッチアンテナが電波透過性部分を有するケース内に収納されているとよい。
前記パッチアンテナが垂直偏波用のパッチアンテナであるとよい。
前記パッチアンテナが垂直偏波用となるように車体に支持されているとよい。また、記パッチアンテナが車体のフロントガラスの内側に支持されているとよい。
本発明の第3の態様は車載用のアンテナ装置である。この車載用のアンテナ装置は、少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となるパッチアンテナを備え、
前記パッチアンテナが、垂直偏波用となるように車体に支持され、かつ前記車体のフロントガラスの内側に支持されていることを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、パッチアンテナが曲面又は屈曲面状のパッチ素子を有することで、指向特性における半値角を広げることができ、ひいては広い角度範囲で電波の送受信が可能となる。
本発明に係るパッチアンテナ及びアンテナ装置の実施の形態1であって、パッチアンテナ部分を示す正面図。 同側面図。 同背面図。 同平面図。 パッチアンテナを備える車載用アンテナ装置の全体構成を示す側断面図。 実施の形態1のパッチアンテナの水平面利得を、比較例(図9)の水平面利得と対比して示すシミュレーションによる指向特性図。 パッチアンテナのシミュレーションによるVSWR特性図。 パッチ素子の前後方向の長さとパッチアンテナの半値角との関係を示すシミュレーションによる説明図。 パッチ素子の前後方向の長さが0mmであるときの、比較例のパッチアンテナ(通常のパッチアンテナ)の水平面の断面図。 本発明の実施の形態2のパッチアンテナであって、パッチ素子の前後方向の長さが9.7mmであるときの水平面の断面図。 本発明の実施の形態3のパッチアンテナであって、パッチ素子の前後方向の長さが12mmであるときの水平面の断面図。 実施の形態3(パッチ素子の前後方向の長さ=12mm)と、後述の実施の形態4(パッチ素子の前後方向の長さ=14.5mm)のシミュレーションによるVSWR特性図。 本発明の実施の形態4のパッチアンテナであって、パッチ素子の前後方向の長さが14.5mmであるときの水平面の断面図。 本発明の実施の形態5であって、同軸ケーブルに適合する構造を有するパッチアンテナを上方から見た平面図。 実施の形態5のパッチアンテナの水平面利得を、比較例(図9)の水平面利得と対比して示すシミュレーションによる指向特性図。 実施の形態5のパッチアンテナのシミュレーションによるVSWR特性図。 本発明の実施の形態6であって、車体のフロントガラス内側にパッチアンテナを備えるアンテナ装置を示す側断面図。 同拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1から図4は本発明に係るパッチアンテナ及びアンテナ装置の実施の形態1であって、パッチアンテナ部分を示す正面図、図2は同側面図、図3は同背面図、図4は同平面図であり、図5はパッチアンテナを備えるアンテナ装置の全体構成を示す側断面図である。
まず、図1から図4でパッチアンテナ1について説明する。ここでは、パッチアンテナ1は、例えばV2X(Vehicle to Everything:車車間・路車間)通信用に用いられるものであって、水平面(重力の方向と直角を成す面)に対し垂直(つまり鉛直方向)に配置され、垂直偏波用であるものとする。パッチアンテナ1は、放射電極であるパッチ素子10と、パッチ素子10に対向する地導体板20と、パッチ素子10と地導体板20との間に介在する誘電体30と、給電線としての同軸ケーブル40とを備える。
パッチ素子10は、平面状の板金導体を、地導体板20に対向する側の反対側に向かって凸となる屈曲面状(ここでは、平面を1つ又は複数の稜線が形成されるように折り曲げた形状を含むものとする)に折り曲げたものである。具体的に言えば、パッチ素子10は板金導体を4つの稜線を有するように折り曲げ形成したもので、地導体板20に非対向の外面11が上下方向の4つの稜線で区画された5つの矩形平面を有する。すなわち、パッチ素子10の外面11は、正面部12、正面部12に対してそれぞれ折れ曲がった第1側面部13A,13B、及び第1側面部13A,13Bからそれぞれ折れ曲がって正面部12に対し直角をなす第2側面部14A,14Bを有する。パッチ素子10を正面からみたとき、第1側面部13A及び第2側面部14Aが左側を向き、第1側面部13B及び第2側面部14Bが右側を向く。この結果、パッチ素子10は所定の前後方向(正面部に直交する方向)の長さLを有する(図2)。
地導体板20は、パッチ素子10と同様に平面状の板金導体を4つの稜線を有するように折り曲げ形成したものであり、正面部12、第1側面部13A,13B、及び第2側面部14A,14Bと平行な部分をそれぞれ有している。さらに、地導体板20にはパッチ素子10の正面部12の上辺中央に対向する位置及びその周辺を含む領域に孔21が設けられている。
誘電体30は、例えばABS樹脂であり、パッチ素子10と地導体板20との間に挟まれている。誘電体30は、パッチ素子10の折り曲げた形状に合わせて予め成型されている。パッチ素子10と地導体板20は両者間に介在する誘電体30で一体化され、パッチ素子10は誘電体30を介して地導体板20で保持される。
薄板の帯状導体(ピン状であってもよい)である給電導体19は、孔21を非接触で貫通して同軸ケーブル40の内部導体41とパッチ素子10とを接続している。給電導体19は例えばパッチ素子10と一体の帯状導体部を折曲げ形成したものであってもよい。同軸ケーブル40の外部導体42は地導体板20に設けられた一対の挟持片22によって挟持され、地導体板20に接続される。
パッチアンテナ1では、同軸ケーブル40の特性インピーダンスとのインピーダンス整合のために給電導体19はパッチ素子10の端面でパッチ素子10と接続している(給電点45がパッチ素子10の端面の高さ位置となっている)。同軸ケーブル40の特性インピーダンスとのインピーダンス整合を行うことができれば、給電導体19はパッチ素子10の端面以外(例えば、端面から下方の位置)でパッチ素子10と接続していてもよい。また、パッチアンテナ1では、給電導体19はパッチ素子10を水平面で見たときにパッチ素子10の中央となる位置でパッチ素子10と接続している(給電点45はパッチ素子10を水平面で見たときにパッチ素子10の中央となる位置になっている)。パッチ素子10を水平面で見たときに、給電点45がパッチ素子10の中央となる位置からずれた位置になっていると、給電点45からパッチ素子10の左右方向の端までの距離が左右で異なるようになって、パッチアンテナ1に不要な共振が発生することがあるからである。
なお、パッチアンテナ1には逆F型アンテナのような短絡導体は存在しない。
図5は、パッチアンテナ1を備える車載用アンテナ装置60であって、車体ルーフ上に取り付けられるアンテナベース71上に、前から衛星デジタルラジオ放送受信用のSXMアンテナ81、GNSS(Global Navigation Satellite System;全世界的航法衛星システム)アンテナ82、AM/FM放送受信用アンテナ83、V2X通信用パッチアンテナ1の順に搭載し、これらを覆うように電波透過性のアンテナケース72をアンテナベース71上に被せたものである。なお、図5において、車載用アンテナ装置60の上下、前後方向を定義する。紙面の上方向が上、下方向が下、紙面の左方向が前、紙面の右方向が後である。
SXMアンテナ81及びGNSSアンテナ82は、平面アンテナを構成するパッチアンテナで、上方に指向性を有する。AM/FM放送受信用アンテナ83は導体板の容量装荷素子84とコイル85との直列接続を有する。容量装荷素子84は例えばミアンダ状である。また、コイル85は車載用アンテナ装置60の略中心にあっても良いし、オフセットしていても良い。V2X通信用パッチアンテナ1は、地導体板20をアンテナベース71に固定することで、アンテナベース71上に垂直に立設され、パッチ素子10の正面部12が後方を向く配置である。また、車載用アンテナ装置60が車体ルーフ上に取り付けられた状態では、パッチアンテナ1のパッチ素子10は略鉛直面を成して車体に支持されることになり、パッチアンテナ1は垂直偏波用となる。
図6は実施の形態1のパッチアンテナ1の水平面利得(実線)を、比較例(図9で後述)の水平面利得(点線)と対比して示すシミュレーションによる指向特性図であり、周波数:5887.5MHz、メインローブ利得:4.62dB、メインローブ方位:0°、半値角(利得ピーク値から−3dBの角度範囲):181.4°である。図5の場合、図6の方位角0°が後方であり、図9の比較例では半値角が狭いのに比べ、実施の形態1のパッチアンテナ1の半値角は180°以上確保できている。半値角が大きくなる理由は、パッチ素子10が折曲げられて、その外面に向かって凸となる曲面を成し、パッチ素子10が所定の前後方向の長さLを有するからである。なお、図6はパッチアンテナ1が単独に存在する場合のシミュレーション結果であるが、図5のように容量装荷素子84がパッチアンテナ1の上方に延びていても、水平面指向特性に及ぼす影響は無視できると考えられる。
図7はパッチアンテナ1のシミュレーションによるVSWR特性図である。図7に示すように周波数5.9GHz以外にVSWRが低くなっておらず、5.9GHz近傍ではパッチアンテナ1に不要共振は発生していない。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) パッチ素子10と、パッチ素子10に対向する地導体板20とを備えるパッチアンテナ1において、パッチ素子10が、板金導体を4つの稜線を有するように折り曲げ形成した屈曲面状であって、地導体板20に対向する側の反対側に向かって凸面となるため、平面状のパッチ素子を用いる一般的なパッチアンテナよりも半値角を広くすることができる。
(2) パッチ素子10は、地導体板20に対向する側の反対側が外面11であり、外面11の中央部である正面部12に対しそれぞれ折り曲げられた第1側面部13A及び第2側面部14Aが左側を向き、第1側面部13B及び第2側面部14Bが右側を向く形状であるため、半値角を180°以上にまで広げることができる。
(3) 左側を向いた第1側面部13A及び第2側面部14A、及び右側を向いた第1側面部13B及び第2側面部14Bを適切な長さとすることで、半値角を180°以上に維持しつつ、不要共振(セカンドモードによる共振)の発生の抑制を図ることができる。この点の説明は後述する。
(4) パッチ素子10の外面11は、正面部12に対して稜線を有するように第1側面部13A,13B、及び第2側面部14A,14Bを形成した多角面であり、同軸ケーブル40を接続するのに適した構造である。つまり、正面部12の横幅をある程度確保することで、同軸ケーブル40の接続作業を容易に行うことができる。
図8から図15を用いてパッチアンテナのパッチ素子が曲面又は屈曲面状となっている理由を以下に説明する。
a.半値角の拡大
図8はパッチ素子の前後方向の長さとパッチアンテナの半値角との関係を示すシミュレーションによる説明図である。図9は、図8のシミュレーションで用いたパッチ素子の前後方向の長さが0mmであるときの、比較例のパッチアンテナ7(通常のパッチアンテナ)の水平面の断面図であり、図10は、図8のシミュレーションで用いた本発明の実施の形態2のパッチアンテナ2であって、パッチ素子の前後方向の長さLが9.7mmであるときの水平面の断面図であり、図11は、図8のシミュレーションで用いた本発明の実施の形態3のパッチアンテナ3であって、パッチ素子の前後方向の長さLが12mmであるときの水平面の断面図である。図8のシミュレーションでは、図9から図11のパッチアンテナの動作周波数が5887.5MHzであるとして半値角を得ている。
図9の比較例のパッチアンテナ7は、パッチ素子107及び地導体板207が共に平板で、平行配置されている。パッチ素子107の前後方向の長さは0mmで、図8から半値角は最も小さいことがわかる。
図10の実施の形態2のパッチアンテナ2は、パッチ素子102が中央部で湾曲して折れ曲がった板状で、地導体板202が中央部で折れ曲がってパッチ素子102に平行配置されている。パッチ素子102の前後方向の長さL=9.7mmである。パッチ素子102が前後方向の長さ成分を有することで、図8からわかるように図9の比較例よりは半値角が広くなっている。
図11の実施の形態3のパッチアンテナ3は、パッチ素子103が中央部で略半円弧状に湾曲して折れ曲がった板状で、パッチ素子103の外面の一方の端部が左方向を向き、他方の端部が右方向を向いている。パッチ素子103の前後方向の長さL=12mmである。地導体板203は平板でパッチ素子103の主要部と平行に配置されている。この場合、図8に示すように、さらに半値角が広がり180°となる。前述の実施の形態1は、実施の形態3に示したパッチ素子の前後方向の長さL=12mmに相当する構造を有する。なお、図8のシミュレーションでは、図9から図11に示したパッチ素子の水平面の断面における長さ(沿面距離)は全て等しいものとした。また、図9から図11では、同軸ケーブルが存在しないものとして図8のシミュレーションを行った。
図8に示すように、パッチ素子を曲面状にして前後方向の長さLを長くすると半値角が大きくなっていき、図11のパッチアンテナ3のように、パッチ素子103の一方の端部が左方を向き他方の端部が右方を向くようになると、半値角が180°となる。つまり、半値角を大きくするには、パッチ素子を曲面状にして前後方向の長さLを長くする、すなわちパッチ素子が正面(図5のアンテナ装置60の配置では車両後方向き)だけでなく左方や右方にも向いているようにすることが有効であり、パッチ素子の前後方向の長さLを適切値に設定することで半値角180°を実現可能である。
また、パッチ素子が正面と左方のみ或いは正面と右方のみに向いている(パッチ素子の水平面の断面がL字形状となる)ようにしてもよい。パッチアンテナはパッチ素子と垂直な方向の指向性が高いので、この場合には、通常のパッチアンテナの平面状のパッチ素子に比べて半値角は大きくなる。しかし、パッチ素子が正面だけでなく左方及び右方にも向いているようにした実施の形態1,3のパッチアンテナ1,3に比べて半値角は小さくなる。
b.不要共振(セカンドモードによる共振)の発生の抑制
V2X通信用に設計したパッチアンテナの場合、パッチアンテナの共振モードには、V2X通信用の周波数5.9GHzで共振するドミナントモードと、周波数5.9GHz以外の周波数で共振するセカンドモードと、がある。
図12はパッチ素子の前後方向の長さLが12mmであるときと14.5mmであるときのパッチアンテナのシミュレーションによるVSWR特性図である。図12のパッチ素子の前後方向の長さL=12mmであるときのシミュレーションでは、図11の実施の形態3のパッチアンテナ3を用いた。また、図12のパッチ素子の前後方向の長さL=14.5mmであるときのシミュレーションでは、後述の図13の実施の形態4のパッチアンテナ4を用いた。
図13は実施の形態4であり、図12のパッチ素子の前後方向の長さLが14.5mmであるときのシミュレーションで用いたパッチアンテナ4の水平面の断面図である。図13の実施の形態4のパッチアンテナ4は、パッチ素子104が中央部で略半円弧状に湾曲して折れ曲がった板状で、パッチ素子104の外面の一方の端部が左方向を向き、他方の端部が右方向を向いている。パッチ素子104の前後方向の長さL=14.5mmである。地導体板204は平板でパッチ素子104の主要部と平行に配置されている。
この実施の形態4の場合、パッチ素子104の曲率半径は図11の実施の形態3におけるパッチ素子103と同じであるが、パッチ素子104の前後方向の長さLを図11のパッチ素子103よりも大きくするために、水平面の断面におけるパッチアンテナ4の長さ(換言すれば、パッチ素子104の沿面距離)は、図11のパッチアンテナ3の長さ(パッチ素子103の沿面距離)に比べて長い。このため、図12に示すように、パッチ素子の前後方向の長さLが12mmであるとき(実線のとき)には周波数5.9GHz以外にVSWRが低くなっておらずドミナントモードが支配的で不要共振(セカンドモードによる共振)がドミナントモードの近傍に発生していないが、パッチ素子の前後方向の長さLが14.5mmであるとき(点線のとき)にはセカンドモードの影響が強くなりドミナントモードの特性が悪化して不要共振が確認できる。
図12及び図13の結果からわかるように、不要共振の発生を抑制するには、パッチ素子の前後方向の長さLを短くする(必要以上に長くせず)、すなわち水平面の断面におけるパッチアンテナの長さを短く(必要以上に長くしないように)すればよい。
c.同軸ケーブルの存在
図9の比較例、図10の実施の形態2、及び図11の実施の形態3では、同軸ケーブルが存在しないものとして図8のシミュレーションを行ったが、パッチアンテナには給電のための同軸ケーブルが電気的に接続されている必要がある。図14は実施の形態5であって、同軸ケーブル40で給電するのに適合した構造のパッチアンテナ5を上方から見た平面図である。この場合、パッチアンテナ5は、パッチ素子105と、パッチ素子105に対向する地導体板205と、パッチ素子105と地導体板205との間に介在する誘電体305と、給電線としての同軸ケーブル40とを備える。
実施の形態5のパッチ素子105は、平面状の板金導体を2つの稜線を有するように折り曲げ形成した屈曲面状であり、外面115が上下方向の2つの稜線で区画された3つの矩形平面を有する。すなわち、パッチ素子105の外面115は、正面部125、正面部125に対してそれぞれ垂直に折れ曲がった側面部135A,135Bを有する。パッチ素子105を正面からみたとき、側面部135Aが左側を向き、側面部135Bが右側を向く。地導体板205は、パッチ素子105と同様に平面状の板金導体を2つの稜線を有するように折り曲げ形成したものであり、正面部125、側面部135A,135Bと平行な部分をそれぞれ有している。パッチ素子105の前後方向の長さLは、前述の実施の形態1と同じ長さに設定している。なお、その他の構成は実施の形態1と同様である。
図15は実施の形態5のパッチアンテナ5の水平面利得(実線)を、比較例(図9)の水平面利得(点線)と対比して示すシミュレーションによる指向特性図であり、周波数:5887.5MHzにおいて、半値角(利得ピーク値から−3dBの角度範囲)は180°以上確保できている。
図16は実施の形態5の同軸ケーブルに適合するパッチアンテナ5のシミュレーションによるVSWR特性図である。図14の実施の形態5のパッチアンテナ5では、パッチ素子105を2つの稜線を有する曲面状として、パッチ素子105の一方の端部が左方を向き他方の端部が右方を向くようになっているので、半値角は180°以上となっている。しかし、図16に示すように、図14のパッチアンテナ5では不要共振が確認できる。これは、パッチ素子105の前後方向の長さLを前述の実施の形態1と同じ値にすると、パッチ素子105の沿面距離が実施の形態1のパッチ素子10の沿面距離よりも長くなるからであると考えられる。
つまり、パッチ素子が正面だけでなく左方や右方にも向き、半値角が180°となっていることを維持しつつ、水平面の断面におけるパッチアンテナの長さを短くするために、実施の形態1ではパッチアンテナ1のパッチ素子10は4つの稜線を有する屈曲面状とし、正面部12とこれと直交する第2側面部14A,14Bとの間に第1側面部13A,13Bを設けている(円弧状の湾曲面に近づけている)。
図17及び図18は本発明に係るパッチアンテナ及びアンテナ装置の実施の形態6であって、フロントガラス65、ルーフ66、ボンネット67等を有する車体の、フロントガラス65内側にアンテナ装置61を配置した場合を示す。アンテナ装置61は、前側ケース部(電波透過性のレドーム)76と後側ケース部77との組み合わせ構造であるアンテナケース75内に前述の実施の形態1と同様のパッチアンテナ1を収納したものである。この場合、パッチアンテナ1は、パッチ素子10の正面部12が車体前方を向く配置であり、パッチ素子10が取付部材79を介して前側ケース部76で保持され、所定間隔で地導体板20がパッチ素子10と平行に保持される(地導体板20はアンテナケース75に取り付けられていなくともよい)。さらに、この場合、パッチアンテナ1のパッチ素子10は略鉛直面を成して車体に支持されることになり、パッチアンテナ1は垂直偏波用となる。パッチアンテナ1に給電する同軸ケーブル40はフロントガラス65及びルーフ66の内側に沿ってアンテナケース75から引き出される。
実施の形態6の場合、車体前方を含む180°以上の半値角を確保できる。その他の作用効果は前述の実施の形態1と同様である。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
各実施の形態において、パッチ素子と地導体板とを所定間隔で保持可能であれば、誘電体を省略した空間としてもよい。
また、パッチ素子の外面は外側に向かって凸となる曲面状であれば、稜線の個数は任意であり、さらに稜線を有しない湾曲面と平面の組み合わせであってもよい。
1,2,3,4,5,7 パッチアンテナ
10,102,103,104,105,107 パッチ素子
12,125 正面部
13A,13B,14A,14B,135A,135B 側面部
19 給電導体
20,202,203,204,205,207 地導体板
21 孔
30,305 誘電体
40 同軸ケーブル
45 給電点
60,61 アンテナ装置
71 アンテナベース
72,75 アンテナケース

Claims (13)

  1. 少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、
    前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
    前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
    前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
    前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となり、
    前記パッチ素子の前記中心線の方向の一方の端部側から給電されていることを特徴とするパッチアンテナ。
  2. 少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、
    前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
    前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
    前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
    前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となり、
    前記パッチ素子の前記中心線の方向の両端部に波源が位置していることを特徴とするパッチアンテナ。
  3. 前記パッチ素子は中央部で湾曲して折れ曲がった板状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパッチアンテナ。
  4. 前記パッチ素子は、前記地導体に対向する側の反対側が外面であり、
    前記外面の一方の端部が第1方向を向き、他方の端部が前記第1方向と反対側の第2方向を向いていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のパッチアンテナ。
  5. 前記パッチ素子は、稜線を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のパッチアンテナ。
  6. 前記パッチ素子と前記地導体間に誘電体が設けられている請求項1からのいずれか一項に記載のパッチアンテナ。
  7. 前記パッチ素子に同軸ケーブルの内部導体が、前記地導体に前記同軸ケーブルの外部導体がそれぞれ接続されている請求項1からのいずれか一項に記載のパッチアンテナ。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のパッチアンテナを備えるアンテナ装置。
  9. 前記パッチアンテナが電波透過性部分を有するケース内に収納されている請求項に記載のアンテナ装置。
  10. 前記パッチアンテナが垂直偏波用のパッチアンテナである請求項又はに記載のアンテナ装置。
  11. 請求項から10のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、前記パッチアンテナが垂直偏波用となるように車体に支持されていることを特徴とする車載用のアンテナ装置。
  12. 前記パッチアンテナが車体のフロントガラスの内側に支持されていることを特徴とする請求項11に記載の車載用のアンテナ装置。
  13. 少なくとも1本の中心線を中心として凸となったパッチ素子と、
    前記パッチ素子に対向する地導体と、を備え、
    前記パッチ素子は前記地導体に対向する側の反対側に向かって凸となり、
    前記パッチ素子の両側の端部は、前記中心線を挟んで位置し、
    前記両側の端部の各々からの前記地導体に最短距離で向かう方向に平行な面が、交差する或いは同一面となるパッチアンテナを備え、
    前記パッチアンテナが、垂直偏波用となるように車体に支持され、かつ前記車体のフロントガラスの内側に支持されていることを特徴とする車載用のアンテナ装置。
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