JP6421820B2 - インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法に関する。
従来、インクジェットヘッドに設けられている複数の微細なノズルからインクを吐出して記録媒体に画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。
近年、インクジェット記録装置により画像形成される画像の高精度化、印刷速度の高速度化の要望に応えるため、複数のインクジェットヘッドを千鳥格子状に配置したラインヘッドを用いて記録媒体の搬送のみで描画を行う1パス描画方式が提案されている。
このようなラインヘッドに用いるインクジェットヘッドの形態としては、例えば、インクジェットヘッドに、ノズル間隔を小さくして、ノズルを二次元に高密度に配置する方法が知られている(特許文献1)。
再公表特許WO2011/068006号公報
しかしながら、インクジェットヘッドに高密度にノズルを配置すれば、配線数も増えるため、配線間隔が狭くなり、配線の信頼性が低下するという問題が生じる。また、配線が高密度になると、インクジェットヘッドの配線基板と、駆動部への接続基板としてのフレキシブルプリント基板と、を接続する接続端子の数も増える。そのため、ノズルを高密度に配置する場合、接続端子のピッチが狭くなり、更には、接続端子の位置決めが難しくなるという問題も生じる。また、配線基板とフレキシブルプリント基板との間に、例えば、異方導電性フィルム(ACF)を熱圧着によって電気的接続を行う場合のように、接続端子に圧力が加わると、配線基板とフレキシブルプリント基板とを安定して接続することが難しくなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、インクジェットヘッドにノズルを高密度に配置した場合であっても、インクジェットヘッドの配線基板を大きくすることなく配線間隔を広げ、且つ配線基板と接続基板とを加圧により接続する際に安定して接続することができるインクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法を提供することである。
上記課題の解決のために、請求項1に記載の発明は、
インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部を有し、
前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
前記接続部において、前記配線基板の表面と裏面に設けられた接続部のパターンが平面視した際に同一のパターン、且つ重なる位置となっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部を有し、
前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
前記接続部は、所定の方向に配列された接続端子の列を有し、
前記表面の接続端子と前記所定の方向において重なる位置に前記裏面の接続端子が設けられており、
前記表面の接続端子に対応するノズルと前記所定の方向において重ならない位置に前記裏面の接続端子に対応するノズルが配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部と、
前記複数のノズルが形成されたノズル基板と、
前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室が形成された圧力室基板と、
前記複数の圧力室の壁面を構成する振動板と、
前記複数の圧力室へ供給するインクを貯留する共通インク室と、
前記配線基板と前記振動板の間に設けられたスペーサー基板と、
を備え、
前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
前記ノズル基板のノズル面は前記配線基板と平行であり、
前記圧力発生手段は、圧電素子であり、
前記圧電素子は、前記複数の圧力室に対応する位置に配置され、前記振動板を変位させて、前記圧力室の内部における圧力変化を生じさせることにより、前記ノズルからインクを吐出させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続基板は、異方導電性フィルムを介して前記接続部に接続されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続部は、前記配線基板の端部に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続部は、前記配線基板の両端部に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記複数のノズルは、複数のノズル形成エリアに分割されて配置され、
前記ノズル形成エリア毎に、前記配線基板の両端部に設けられた前記接続部のうち、それぞれの前記ノズル形成エリアから近い方の端部の前記接続部に前記配線が接続されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続部において、前記配線基板の表面と裏面に設けられた接続部のパターンが平面視した際に同一のパターン、且つ重なる位置となっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続基板は、フレキシブルプリント基板であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1、3の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記接続部は、所定の方向に配列された接続端子の列を有し、
前記表面の接続端子と前記所定の方向において重なる位置に前記裏面の接続端子が設けられており、
前記表面の接続端子に対応するノズルと前記所定の方向において重ならない位置に前記裏面の接続端子に対応するノズルが配置されていることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記配線基板は、前記配線を前記配線基板の反対側に通すための配線用貫通孔を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記配線基板は、インクをノズルに供給するためのインク流路用貫通孔を備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1、2、412の何れか一項に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記複数のノズルが形成されたノズル基板と、
前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室が形成された圧力室基板と、
前記複数の圧力室の壁面を構成する振動板と、
前記複数の圧力室へ供給するインクを貯留する共通インク室と、
前記配線基板と前記振動板の間に設けられたスペーサー基板と、
を備え、
前記ノズル基板のノズル面は前記配線基板と平行であり、
前記圧力発生手段は、圧電素子であり、
前記圧電素子は、前記複数の圧力室に対応する位置に配置され、前記振動板を変位させて、前記圧力室の内部における圧力変化を生じさせることにより、前記ノズルからインクを吐出させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、インクジェット記録装置において、
請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェットヘッドを備えることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェットヘッドの製造方法において、
前記接続基板を前記配線基板に対して片面ずつ前記接続部に接続することを特徴とする。
本発明によれば、インクジェットヘッドにノズルを高密度に配置した場合であっても、配線基板の両面を使用することにより、配線基板を大きくすることなく配線間隔を広げることができる。更に、配線基板の両面にそれぞれ重なる位置に接続部を設けて配線基板と接続基板を接続することにより、配線基板をより小さくすることができる。また、配線基板に接続基板を加圧により接続する際、接続部が重なることで加える圧力を均一にさせることができることとなって、配線基板と接続基板とを安定して接続することができる。
インクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 インクジェットヘッドの斜視図である。 インクジェットヘッドの要部の断面図である。 積層基板における貫通電極を備えるインク吐出部の断面図である。 積層基板における貫通電極を備えないインク吐出部の断面図である。 積層基板の構成のZ方向における位置関係を説明する模式図である。 ノズル基板の底面図である。 ノズル形成エリアの位置関係を示すインクジェットヘッドの要部の断面図である。 配線基板の接続端子の配置を示す、配線基板端部の平面図である。 配線基板の接続端子の配置を示す、配線基板端部の底面図である。 配線基板とフレキシブルプリント基板の接続について説明するための図であり、配線基板の端部付近の断面図である。 配線基板とフレキシブルプリント基板との接続方法において、異方導電性フィルムを配置した時点を説明する図である。 配線基板とフレキシブルプリント基板との接続方法において、配線基板の下面を加圧した時点を説明する図である。 配線基板とフレキシブルプリント基板との接続方法において、配線基板の上面を加圧した時点を説明する図である。
[インクジェット記録装置の概略]
インクジェット記録装置100は、図1に示す通り、記録媒体Kを支持するプラテン101を有している。プラテン101の前後には、記録媒体Kを搬送するための搬送ローラー102が設けられており、搬送ローラー102が駆動されると、記録媒体Kがプラテン2に支持された状態で後方から前方に搬送される。
プラテン101の上方には、搬送方向の上流側から下流側にかけて、搬送方向に直交する方向に延在する長尺なラインヘッド103,104,105,106が並列して設けられている。そして、ラインヘッド103,104,105,106の内部には、後述するインクジェットヘッド1を少なくとも一つ設けており、例えば、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),黒(K)のインクを記録媒体Kに向けて吐出する。
[インクジェットヘッドの構成]
インクジェットヘッド1の構成について、図2及び図3に基づいて説明する。なお、以下の説明において、複数のノズル11が設けられた平面をX−Y平面とし、当該平面に沿う方向であって、互いに直交する方向をそれぞれX方向、Y方向とする。また、X−Y平面に直交する方向をZ方向とする。
インクジェットヘッド1には、インクを吐出する複数のノズル11がX方向及びY方向に配列された積層基板2が設けられている。積層基板2はZ方向に複数の基板が多層状に積層されて形成されており、積層基板2の最下部に位置するノズル基板10と最上部に位置する配線基板50とは平行になるように配置されている。積層基板2の上面には、複数のノズル11にインクを供給する共通インク室3が配設されており、保持板90によって積層基板2と共通インク室3が支持されている。そして、共通インク室3から積層基板2に設けられたインク吐出部7,8にインクが供給され、インク吐出部7,8に備えられた圧力発生手段としての圧電素子42が変位することでインクが加圧され、ノズル11からインク滴が吐出される。
また、積層基板2の最上部には、圧電素子42に給電するための配線基板50が設けられており、各ノズル11に対応して、配線基板50の上面に貫通電極55を介した第一配線57又は配線基板50の下面に第二配線58が設けられている。第一配線57及び第二配線58は、配線基板50の両端部に設けられた接続部としての接続端子501(図9参照)において、接続基板としてのフレキシブルプリント基板4と接続している。そして、フレキシブルプリント基板4に接続された駆動部5から、フレキシブルプリント基板4と、第一配線57又は第二配線58とを通じて、圧電素子42に電気が供給されている。ここで、配線基板50の下面に接続されたフレキシブルプリント基板4は、配線基板50のX方向端部付近にあけられた保持板90の貫通孔から保持板90の上面に引き回されている。
[インク吐出部の構成]
インク吐出部7,8は、図4及び図5に示す通り、配線基板50に貫通電極55を備えるインク吐出部7と、配線基板50に貫通電極55を備えていないインク吐出部8の二つの形態を有している。
なお、以下の説明では、まずインク吐出部7について詳細に説明し、インク吐出部8については、インク吐出部8との相違点のみを後述する。
また、インク吐出部7のZ方向における位置関係を説明する都合上、図6には、後述の圧力室311やインレット512等を実線で示して説明する。
インク吐出部7は、図4に示す通り、Z方向の下側から順にノズル基板10,接着用基板20,圧力室基板30,スペーサー基板40,配線基板50及び接着層60の6層構造で構成されている。
ノズル基板10は、シリコン製の基板であり、インク吐出部7の最下層に位置している。このノズル基板10には、複数のノズル11が形成され、ノズル基板10の下面がノズル面になっている。
接着用基板20は、ガラス製の基板であり、ノズル基板10の上面に積層され、接合されている。接着用基板20には、ノズル基板10のノズル11と連通して積層方向であるZ方向に貫通する貫通孔201が形成されている。
圧力室基板30は、圧力室層31と振動板32とから構成されている。
圧力室層31は、シリコン製の基板であり、接着用基板20の上面に積層され、接合されている。圧力室層31には、ノズル11から吐出されるインクに吐出圧力を付与する圧力室311が、当該圧力室層31をZ方向に貫通するように形成されている。圧力室311は、貫通孔201及びノズル11の上方に設けられ、これら貫通孔201及びノズル11と連通している。また、圧力室層31には、圧力室311と連通する連通孔312が、当該圧力室層31をZ方向に貫通しつつ水平方向に延在するように形成されている(図6参照)。
振動板32は、圧力室311の開口を覆うように圧力室層31の上面に積層され、接合されている。すなわち、振動板32は、圧力室311の上壁部を構成している。振動板32の表面には、酸化膜が形成されている。また、振動板32には、連通孔312と連通してZ方向に貫通する貫通孔321が形成されている。
スペーサー基板40は、42アロイにより構成された基板であり、振動板32の上面に積層され、振動板32と配線基板50との間に空間41を形成する隔壁層となっている。空間41は、スペーサー基板40をZ方向に貫通するように圧力室311の上方に形成され、内部に圧電素子42を収容している。
圧電素子42は、圧力室311と略同一の平面視形状に形成され、振動板32を挟んで圧力室311と対向する位置に設けられている(図6参照)。この圧電素子42は、振動板32を変形させるためのPZT(lead zirconium titanate)からなるアクチュエーター
である。また、圧電素子42には、上面及び下面に2つの電極421,422が設けられており、このうち下面側の電極422が振動板32に接続されている。
また、スペーサー基板40には、振動板32の貫通孔321と連通してZ方向に貫通する貫通孔401が、空間41とは独立して形成されている。
配線基板50は、シリコン製の基板であるインターポーザ51を備えている。インターポーザ51の下面には、2層の酸化ケイ素の絶縁層52,53が被覆され、上面には、同じく酸化ケイ素の絶縁層54が被覆されている。そして、絶縁層52,53のうち下方に位置する絶縁層53が、スペーサー基板40の上面に積層され、接合されている。
インターポーザ51には、Z方向に貫通するスルーホール511が形成されており、このスルーホール511には、貫通電極55が挿通されている。貫通電極55の下端には、水平方向に延在する銅製の第三配線56の一端が接続されており、この第三配線56の他端には、圧電素子42上面の電極421に設けられたスタッドバンプ423が、空間41内に露出した半田561を介して接続されている。貫通電極55の上端には、第一配線57が接続されており、第一配線57は水平方向に延在し、フレキシブルプリント基板4に接続されている(図3参照)。また、第三配線56は、インターポーザ51下面の2層の絶縁層52,53によって挟まれて保護されている。
なお、第三配線56は銅製であるとしたが、導体であれば素材は適宜変更可能であり、例えば、アルミニウムを使用することとしても良い。
また、インターポーザ51には、スペーサー基板40の貫通孔401と連通してZ方向に貫通するインレット512が形成されている。このインレット512は、当該インレット512と連通する連通孔312、貫通孔321,401、及び後述する接着層60の貫通孔601の何れよりも小さい断面積に形成されている。なお、絶縁層52〜54のうちインレット512近傍を被覆する各部分は、インレット512よりも大きい開口径に形成されている。
接着層60は、配線基板50の上面に配設された第一配線57を覆いつつ、インターポーザ51の絶縁層54の上面に積層され、接合されている。この接着層60は、上方の共通インク室3をインク吐出部7と接着する感光性樹脂層であるとともに、第一配線57を保護する保護層となっている。
また、接着層60には、インレット512と連通してZ方向に貫通する貫通孔601が形成されている。
ここで、連通孔312、貫通孔321,401,601及びインレット512は、共通インク室3と圧力室311とを連通する個別流路70を構成している。
次に、インク吐出部8の構成について、図5を用いて説明する。なお、インク吐出部7とは、配線基板50の構成のみ異なるため、配線基板50についてのみ説明することとし、他の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
配線基板50は、シリコン製の基板であるインターポーザ51を備えている。インターポーザ51の下面には、2層の酸化ケイ素の絶縁層52,53が被覆され、上面には、同じく酸化ケイ素の絶縁層54が被覆されている。そして、絶縁層52,53のうち下方に位置する絶縁層53が、スペーサー基板40の上面に積層され、接合されている。
インターポーザ51の下面には、第三配線56が水平方向に延在しており、インターポーザ51下面の2層の絶縁層52,53によって挟まれて保護されている。第三配線56の一端には、圧電素子42上面の電極421に設けられたスタッドバンプ423が、空間41内に露出した半田561を介して接続されている。また、第三配線56の他端には、第二配線が接続されており、第二配線58は水平方向に延在し、フレキシブルプリント基板4に接続されている(図3参照)。
以上の構成を具備するインク吐出部7,8は、共通インク室3内のインクが個別流路70を通じて圧力室311に供給される。そして、駆動部5からの駆動信号に応じて、フレキシブルプリント基板4に接続された第一配線57又は第二配線58によって、第三配線56を通じて電極421,422間に電圧が印加され、電極421,422に挟まれた圧電素子42が振動板32とともに変形し、圧力室311内のインクが押し出されてノズル11から吐出される。
[ノズルの配置]
ノズル11は、図7に示すように、ノズル基板10上に平行四辺形状の四つのノズル形成エリアN1〜N4を形成し、各ノズル形成エリア内に平行四辺形の各辺の方向に沿ってマトリクス状に並んで配置されている。なお、平行四辺形のうち二辺はY方向に平行であり、この方向を第一の方向とし、残りの二辺はY方向に非平行であってX方向に対して幾分傾斜しており、この方向を第二の方向として以下説明する。
ノズル形成エリアN1〜N4は、Y方向に沿って長尺な平行四辺形であり、向きとサイズが同一であり、各エリア内にそれぞれ同数のノズル11が設けられている。また、ノズル形成エリアN1〜N4は、ノズル基板10上において、X方向の上流側から順にN1,N4,N2,N3の順番で並んで形成されており、Y方向の下流側に向かってN1,N2,N3,N4の順にわずかずつずれて配置されている。そして、ノズル基板10上に設けられた全てのノズル11が第一の方向(Y方向)に対して、わずかずつずれるように配置されている。
ノズル11の数は、第一の方向にn個(例えば、n=32)、第二の方向にm個(例えば、m=8)設けられており、ノズル形成エリアN1〜N4内において、第一の方向と第二の方向に沿って所定の順番で配列されている。
[ノズル形成エリアの配線]
インクジェットヘッド1におけるノズル形成エリアN1〜N4の配置は、図8に示す通り、X方向の上流側からN1、N4、N2、N3となるように配置されている。また、各ノズル形成エリアN1〜N4は、それぞれのノズル形成エリアから近い方の配線基板50の端部に配線されており、具体的には、N1とN4はX方向の上流側、N2とN3はX方向の下流側に配線されてフレキシブルプリント基板4に接続され、最終的に駆動部5に接続される。
更に詳しく説明すると、ノズル形成エリアN1,N3は、ノズル基板10の両端部側に設けられたノズル形成エリアであり、配線基板50の下面の第二配線58から配線され、N1は右側、N3は左側に配線されて接続される。また、ノズル形成エリアN2,N4は、ノズル基板10の中央部側に設けられたノズル形成エリアであり、貫通電極55を介して配線基板50の上面の第一配線57から配線され、N4は右側、N2は左側に配線されて接続される。
なお、説明の都合上、図8では、ノズル形成エリアN2、N4において、上部の一箇所のみ貫通している図を示しているが、実際には、各ノズル11に対応して、それぞれ一つずつ貫通電極55を備え、各ノズル11に対応して一つずつ配線基板50を貫通して配線されている。
[接続端子の配置]
配線基板50の両端部における接続端子501の配置について説明する。配線基板50は、接続端子501によって、フレキシブルプリント基板4に接続し、駆動部5に接続される。
接続端子501は、配線基板50のX方向上流側の端部の上面において、図9Aに示すように、接続端子501,・・・がX方向に平行となる向きにY方向に沿って設けられている。また、配線基板50の右端部の下面に対しても同様に、図9Bに示すように、接続端子501,・・・が設けられており、上面に設けられた接続端子501,・・・に対して平面視した際に同一のパターン、且つ重なる位置に設けられている。
各接続端子501,・・・は、第一配線57又は第二配線58の配線に各々接続され、ノズル形成エリアN4内の圧電素子42に対して各々接続されている。具体的には、配線基板50のX方向上流側の上面に設けられた接続端子501,・・・は、第一配線57を通じて、ノズル形成エリアN4の圧電素子42に各々接続されている。また、配線基板50のX方向上流側の下面に設けられた接続端子501,・・・は、第二配線58を通じて、ノズル形成エリアN1の圧電素子42に各々接続されている。
ここで、ノズル基板10上に設けられたノズル11はY方向に対してそれぞれわずかずつずれて配置されているため、配線基板50のX方向上流側の上面に設けられた一の接続端子501と、これと重なる位置に設けられた下面の接続端子501は、それぞれY方向にわずかにずれたノズル11に対応する圧電素子42に接続されている。そして、それぞれの圧電素子42,42から第一配線57、第二配線58によって、配線基板50の上面及び下面におけるY方向に重なる位置に配置された接続端子501,501に配線されている。
また、上記では、配線基板50におけるX方向の上流側について説明したが、X方向の下流側も同様の構成となっている。具体的には、X方向の下流側において、配線基板50の上面に設けられた端子501,・・・は、第一配線57を通じてノズル形成エリアN2の圧電素子42に各々接続され、また、配線基板50の下面に設けられた端子501,・・・は第二配線58を通じてノズル形成エリアN3の圧電素子42に各々接続される。
また、配線基板50の両端部の各接続端子501,・・・の数は、単位当たりのノズル形成エリアの圧電素子42の数と同数設けられている。具体的には、例えば、図7の例で述べた通り、ノズル11を各ノズル形成エリアにm×n個設けた場合には、接続端子501,・・・の数はm×n個となる。
配線基板50とフレキシブルプリント基板4は、図10に示す通り、配線基板50との両面に設けられた各接続端子501と、配線基板50の上面及び下面に設けられ、フレキシブルプリント基板4の表面に設けられた接続端子401と、を異方導電性フィルム(ACF)によって熱圧着することによって接続されている。
なお、上記の通り、配線基板50の接続端子501は、それぞれが同間隔となるように設けられており、また、配線基板50の接続端子501の配置パターンと、フレキシブルプリント基板4の接続端子401の配置パターンは同一である。
[配線基板とフレキシブルプリント基板の接続方法]
配線基板50とフレキシブルプリント基板4の接続方法について、図11に基づいて説明する。最初に、配線基板50の接続端子501とフレキシブルプリント基板4の接続端子401との間に異方導電性フィルム80を配置する(図11A)。次に、配線基板50の下面側において、配線基板50の上側からとフレキシブルプリント基板4の下側からとでそれぞれ加圧して熱圧着を行い、配線基板50の下面の接続端子501と、フレキシブルプリント基板4の上面の接続端子401とを接続する(図11B)。次に、配線基板50の上面において、上側のフレキシブルプリント基板4の上側からと配線基板50の下側のフレキシブルプリント基板4の下側からとでそれぞれ加圧して熱圧着を行い、配線基板50の上面の接続端子501と、フレキシブルプリント基板4の下面の接続端子401とを接続する(図11C)。このような一連の工程によって、配線基板50の両面にフレキシブルプリント基板4を接続する。
[本実施形態における技術的効果]
以上、説明した通り、インクジェットヘッド1にノズル11を高密度に配置した場合であっても、配線基板50の両面を使用することにより、配線基板50を大きくすることなく配線間隔を広げることができる。更に、配線基板50の両面にそれぞれ重なる位置に接続端子501を設けて配線基板50とフレキシブルプリント基板4を接続することにより、配線基板50をより小さくすることができる。
また、配線基板50の表面と裏面には、平面視した際に重なる位置に接続端子501,・・・が設けられており、配線基板50にフレキシブルプリント基板4を加圧して接続する際、接続端子501の位置が重なることで加える圧力を均一にさせることができ、配線基板50とフレキシブルプリント基板4とを安定して接続することができる。
また、ノズル11を、ノズル形成エリアN1〜N4に分割して配置しており、ノズル形成エリア毎に、配線基板50の両端部に設けられた接続端子501のうち、それぞれのノズル形成エリアから近い方の端部の接続端子501に配線が接続されているため、配線基板50の両面を効率的に使用することができ、配線をより単純化して配線間隔を広げることが可能である。
また、接続基板にフレキシブルプリント基板4を使用しているため、配線基板50を折り曲げて、配線基板50に対して垂直方向にも配線を引き出すことができる。
[その他]
なお、ノズル11の配置を、ノズル基板10上に対して、平行四辺形状の四つのノズル形成エリアに分割して配置することとしたが、ノズル形成エリアの形状や数は適宜変更可能であり、例えば、8つのノズル形成エリアを設けて、配線基板50の両端かつ両面に、それぞれ2つずつ繋げるように構成しても良い。
また、ノズル11の配置に関しても適宜変更可能であり、例えば、第一の方向と第二の方向とが直交するように配置させても良い。
また、配線基板50に設ける接続端子501の数と各ノズルエリアに設けるノズル11の数を同数設けることとしたが、配線基板50に設ける接続端子501の数の方が多ければ、接続端子501の数は適宜変更可能である。ここで接続端子501の数を多くすることにより、不良な接続端子501があった場合の予備として使用することができる。但し、接続端子501の数が増えれば、接続端子501間の間隔が狭くなり、上記の通り、安定して接続することが難しくなるため、接続端子501の数と、対応するノズル基板10上のノズル11の数を大きく相違させないことが望ましい。
また、第一配線57、第二配線58は、各圧電素子42を各接続端子501に接続できるように構成されていれば、配線方法に特に限られることはなく、適宜設計可能である。但し、配線基板50には、インク流路としての個別流路70が設けられているため、個別流路70を避けるようにして配線する必要がある。
また、駆動部5への接続基板としてフレキシブルプリント基板4を使用することとしたが、リジット基板を使用しても良い。リジット基板を使用すれば、より安定して接続基板を熱圧着することができる。
また、圧力発生手段として圧電素子42を使用することとしたが、インクを吐出できる機構を備えていれば特に限られることはなく、例えば、サーマル(電気熱変換素子)を使用することとしても良い。
また、配線基板50とフレキシブルプリント基板4を接続する際に、異方導電性フィルムを使用することとしたが、圧力を加えて接続することができれば、方法は適宜変更可能であり、例えば、異方導電性接着剤を使用しても良い。
また、配線基板50とフレキシブルプリント基板4の接続方法において、配線基板50の下面と上面の2回に分けて熱圧着しているが、両面を同時に行うことも可能である。但し、両方同時に熱圧着する場合、フレキシブルプリント基板4の位置決めが難しくなり、もし位置がずれた場合には接続不良が生じるため、より安定して接続させるためには、片面ずつ接続させることが望ましい。
更に、本発明の範囲は上記に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
本発明は、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの製造方法に利用することができる。
1 インクジェットヘッド
3 共通インク室
4 フレキシブルプリント基板(接続基板)
10 ノズル基板
11 ノズル
30 圧力室基板
32 振動板
40 スペーサー基板
42 圧電素子(圧力発生手段)
50 配線基板
80 異方導電性フィルム
100 インクジェット記録装置
501 接続端子(接続部)
511 スルーホール(配線用貫通孔)
601 貫通孔(インク流路用貫通孔)
N1〜N4 ノズル形成エリア

Claims (15)

  1. インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
    前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部を有し、
    前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
    前記接続部において、前記配線基板の表面と裏面に設けられた接続部のパターンが平面視した際に同一のパターン、且つ重なる位置となっていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
    前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部を有し、
    前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
    前記接続部は、所定の方向に配列された接続端子の列を有し、
    前記表面の接続端子と前記所定の方向において重なる位置に前記裏面の接続端子が設けられており、
    前記表面の接続端子に対応するノズルと前記所定の方向において重ならない位置に前記裏面の接続端子に対応するノズルが配置されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. インクを吐出する複数のノズルと、前記ノズルからインクを吐出するための駆動源となる複数の圧力発生手段と、前記複数の圧力発生手段に対して給電するための配線を有する配線基板と、を備えるインクジェットヘッドにおいて、
    前記配線基板の両面に設けられ、接続基板を加圧により接続する接続部と、
    前記複数のノズルが形成されたノズル基板と、
    前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室が形成された圧力室基板と、
    前記複数の圧力室の壁面を構成する振動板と、
    前記複数の圧力室へ供給するインクを貯留する共通インク室と、
    前記配線基板と前記振動板の間に設けられたスペーサー基板と、
    を備え、
    前記接続部は、前記配線基板の表面と裏面とで重なる位置に設けられており、
    前記ノズル基板のノズル面は前記配線基板と平行であり、
    前記圧力発生手段は、圧電素子であり、
    前記圧電素子は、前記複数の圧力室に対応する位置に配置され、前記振動板を変位させて、前記圧力室の内部における圧力変化を生じさせることにより、前記ノズルからインクを吐出させることを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 前記接続基板は、異方導電性フィルムを介して前記接続部に接続されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記接続部は、前記配線基板の端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  6. 前記接続部は、前記配線基板の両端部に設けられていることを特徴とする請求項に記載のインクジェットヘッド。
  7. 前記複数のノズルは、複数のノズル形成エリアに分割されて配置され、
    前記ノズル形成エリア毎に、前記配線基板の両端部に設けられた前記接続部のうち、それぞれの前記ノズル形成エリアから近い方の端部の前記接続部に前記配線が接続されていることを特徴とする請求項に記載のインクジェットヘッド。
  8. 前記接続部において、前記配線基板の表面と裏面に設けられた接続部のパターンが平面視した際に同一のパターン、且つ重なる位置となっていることを特徴とする請求項の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  9. 前記接続基板は、フレキシブルプリント基板であることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  10. 前記接続部は、所定の方向に配列された接続端子の列を有し、
    前記表面の接続端子と前記所定の方向において重なる位置に前記裏面の接続端子が設けられており、
    前記表面の接続端子に対応するノズルと前記所定の方向において重ならない位置に前記裏面の接続端子に対応するノズルが配置されていることを特徴とする請求項1、3の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  11. 前記配線基板は、前記配線を前記配線基板の反対側に通すための配線用貫通孔を備えることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  12. 前記配線基板は、インクをノズルに供給するためのインク流路用貫通孔を備えることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  13. 前記複数のノズルが形成されたノズル基板と、
    前記複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室が形成された圧力室基板と、
    前記複数の圧力室の壁面を構成する振動板と、
    前記複数の圧力室へ供給するインクを貯留する共通インク室と、
    前記配線基板と前記振動板の間に設けられたスペーサー基板と、
    を備え、
    前記ノズル基板のノズル面は前記配線基板と平行であり、
    前記圧力発生手段は、圧電素子であり、
    前記圧電素子は、前記複数の圧力室に対応する位置に配置され、前記振動板を変位させて、前記圧力室の内部における圧力変化を生じさせることにより、前記ノズルからインクを吐出させることを特徴とする請求項1、2、412の何れか一項に記載のインクジェットヘッド。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェットヘッドを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  15. 請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェットヘッドの製造方法において、
    前記接続基板を前記配線基板に対して片面ずつ前記接続部に接続することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
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