JP6421469B2 - インクジェットプリンター - Google Patents
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Description
本発明に係るインクジェットプリンターの一態様は、
含有成分の化学変化により経時的に気体を発生させる液体を収容する液体収容室、該液体収容室に連通し該液体を流通させる液体流通口、および該液体収容室に連通し気体を流通させる気体流通口を備える液体収容体と、
前記液体流通口に連通し、該液体流通口から流出した液体を吐出する記録ヘッドと、
前記気体流通口に連通し、前記液体収容体の外部に気体を流出させる気体排出手段と、
を有する。
適用例1において、
前記含有成分の少なくとも1種は、卑金属顔料であることができる。
適用例2において、
前記卑金属顔料は、保護膜によって被覆されていてもよい。
適用例1ないし適用例3のいずれか1例において、
前記気体排出手段は、弁および吸引機構を備えていてもよい。
適用例1ないし適用例4のいずれか1例において、
前回の気体の排出動作からの経過時間を計時する計時手段、および前記液体収容室内の内圧を測定する内圧測定手段の少なくとも一方を有することができる。
適用例5において、
さらに制御手段を有することができ、
前記制御手段は、前記計時手段からの経過時間情報、および前記内圧測定手段からの内圧情報の少なくとも一方の情報に基づいて、前記気体排出手段を動作させることができる。
適用例1ないし適用例6のいずれか1例において、
前記気体排出手段は、前記液体収容室内で発生した前記気体とともに前記液体収容室内部の液体を排出することができる。
適用例1ないし適用例7のいずれか1例において、
前記液体収容体が前記インクジェットプリンターから取り外されて、別の液体収容体に交換された際に、
取り外された前記液体収容体の処分方法を通知する通知手段を有することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンターの装置構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンターの構造の理解を容易にするために、尺度を適宜変更している場合がある。
図1に示すように、液体収容体100,110,120,130は、カートリッジホルダー150に差し込まれることでプリンター1000に装着される。液体収容体100は、カートリッジホルダー150に対して着脱可能となっている。使用者は、たとえばインクが残り少なくなった場合やインクが古くなったような場合に、古い液体収容体100,110,120,130をカートリッジホルダー150から取り外して、新しい液体収容体に交換することができる。
図2(A)に示すように、本実施形態に係る液体収容体100は、液体収容室10と、該液体収容室に連通し該液体を流通させる液体流通路20と、該液体収容室に連通し気体を流通させる気体流通口42と、を備える。液体収容室10には、含有成分の化学変化により経時的に気体を発生させる液体が収容される。液体収容室10内の液体は、液体流通路20を介して後述する記録ヘッド310へ供給される。また、液体収容室10内で発生した気体は、気体流通路40を介して外部へ排出される。なお、詳細は後述するが、気体流通路40は、液体収容室10内で発生した気体を外部へ排出するための流通路である。気体流通路40は、液体収容室10を大気に対して開放するための流通路(大気導入路、大気連通路)ではない。
液体収容室10は、例えば、フィルム、成形体等により形成することができる。本実施形態では、液体収容室10が可撓性のフィルムで形成されており、液体収容室10は、比較的可撓性が低いハウジング12の内部に収容されている。液体収容室10自体を、比較的堅牢な成形体によって形成することも可能であり、この場合は、ハウジング12を省略することが可能である。図2(A)の例では、液体収容体100は、樹脂の成形体からなるハウジング12の内側に配置されており、袋状のフィルム(インクパック)11によって形成されている。
液体収容室10は、液体収容室10の内部と液体収容体100の外部とを連通する液体流通路20に連通している。液体流通路20は、液体収容室10から記録ヘッド310へ液体を供給するための通路である。液体流通路20は、液体供給管200と接続される。液体収容室10に収容された液体は、液体流通路20から液体供給管200(図1参照)を経て記録ヘッド310へ供給される。液体流通路20の形状は、特に限定されず、液体供給管200への接続に適した形状とすることができる。
液体収容室10は、液体収容室10の内部と液体収容体100の外部とを連通する気体流通路40に連通している。気体流通路40は、液体収容室10内で発生した気体を外部へ排出するための流通路である。本実施形態では、気体流通路40は、気体排出管410(図1参照)を介して気体排出手段400(図1参照)と接続される。
本実施形態の液体収容体100には、液体収容体100の製造に関する時間的情報を保持する情報保持部30(図3参照)が設けられていても良い。情報保持部30(図3参照)は、たとえば、液体収容体100のハウジング12に取り付けられた媒体によって構成することが可能である。このような媒体としては、ラベル、シール、スティッキー、マーク、タグ、半導体チップ、RFID(Radio Requency Identification)などを例示することができる。また、情報保持部30(図3参照)は、液体収容体100のハウジング12やインクパック11に直接刻印、印刷等した、文字、記号等であっても良い。
本実施形態の液体収容体100(液体収容室10)に収容される液体は、含有成分の化学変化により経時的に気体を発生させるものであれば、特に限定されない。ここで含有成分の化学変化とは、含有成分の1種が変性(分解、構造変化など)して他の物質(気体を含む)に変化すること、および、含有成分の2種以上が互いに反応して元の成分とは異なる1または複数の物質(気体を含む)に変化すること、の少なくとも一方を指す。本実施形態の液体収容体100に収容される液体としては、含有成分の2種以上が互いに反応して元の成分とは異なる1または複数の物質(気体を含む)に変化するものがより好ましい。
アルミニウム顔料としては、例えば、平板状の形状を有するものが挙げられる。平板状の形状とは、例えば、鱗片状、リーフ状、板状、フィルム状等の形状である。アルミニウム顔料は、無機酸化物等によって被覆されていてもよい。被覆されることにより、インク中の気泡(気体)の発生を抑制することができる場合がある。アルミニウム顔料が平板状であると、インクが記録媒体に付着した際に良好な金属光沢性が得られやすい。
水は、イオン交換水、限外ろ過水、逆浸透水、蒸留水などの純水または超純水を用いることが好ましい。特にこれらの水を紫外線照射または過酸化水素添加などにより滅菌処理した水は、長期間に亘りカビやバクテリアの発生を抑制することができるので好ましい。
液体の一例であるインク組成物は、その他の成分を含んでもよい。その他の成分としては、例えば、有機溶剤、触媒、界面活性剤、緩衝剤、アルカンジオール、ピロリドン誘導体、pH調整剤、水溶性ロジン等の定着剤、安息香酸ナトリウム等の防黴剤・防腐剤、アロハネート類等の酸化防止剤・紫外線吸収剤、キレート剤、酸素吸収剤等の添加剤等が挙げられる。
インク組成物中のアルミニウム顔料の濃度は、インク組成物の全質量に対して、固形分濃度として、好ましくは0.1〜5.0質量%、さらに好ましくは0.1〜3.0質量%、より好ましくは0.25〜2.5質量%、特に好ましくは0.5〜2.0質量%である。インク組成物の20℃における粘度は、好ましくは2mPa・s以上10mPa・s以下であり、より好ましくは3mPa・s以上5mPa・s以下である。
本実施形態に係る記録ヘッド310は、各液体収容体100,110,120,130の液体収容室と連通し、各液体収容体100,110,120,130から供給された液体を吐出する。具体的には、記録ヘッド310には、液体供給管200と接続された液体流通路20を介して、液体収容室10内部の液体が供給される。このようにして、記録ヘッドの底面側(記録媒体Pに向いた側)に設けられたノズル(図示せず)から液体を吐出可能な状態となる。
本実施形態に係る気体排出手段400は、後述する初期排出動作および第2排出動作を実行させるための手段である。気体排出手段400は、気体流通路40と連通し、液体収容体100の内部で発生した気体を外部に排出させる。
本実施形態に係るインクジェットプリンターは、計時手段、内圧測定手段、残量検出手段、メンテナンス手段および制御手段等を有している。図3は、プリンター1000を含む機能ブロックの一例を示す図である。
計時手段700は、時間を記憶することができるものであれば特に限定されず、タイマー等を用いることができる。計時手段700は、プリンター1000のいずれの位置に設けられていてもよく、後述する制御手段600に組み込まれていてもよい。また、計時手段700は、上述したように液体収容体100に付属していてもよい。
内圧測定手段730は、液体収容室10の内圧を測定する手段であり、制御手段600に内圧情報を提供するために用いられる。内圧測定手段730は、液体収容体100の内圧を測定できるものであれば特に限定されず、例えば、公知の圧力計などを用いることができる。内圧測定手段730は、液体収容体100の内圧を測定できるのであれば、プリンター1000のいずれの位置に設けられてもよい。
残量検出手段50は、液体収容室10内の液体の有無や、液体収容室10内の液体が残り少なくなったことなどを検出するための手段である。残量検出手段50による液体の検出は、液体収容室10から送出される液体の有無、流量、圧力などに基づいて実施される。残量検出手段50としては、たとえば、流量計、圧力計、液体の有無によって応答が変化する圧電センサーなどを利用することが可能である。残量検出手段50が液体が無くなったことや、残り少なくなったことを検出した場合に、記録ヘッド310による記録を停止させることによって、液体が存在しない状態で記録ヘッド310が動作するのを防ぐことができ、記録ヘッド310の損傷を低減することが可能となる。
メンテナンス手段800は、後述する制御手段600からの命令にしたがって、記録ヘッド310の保守を行うメンテナンス動作を実行するための手段である。具体的には、メンテナンス動作は、記録ヘッド310に供給された液体に混入した気泡(気体)をノズルから排出したり、記録ヘッド310を保湿したりする動作である。
制御手段600は、インクジェットプリンター1000の各機構を制御する。たとえば、計時手段700や内圧測定手段等から取得した情報、あるいは液体収容体100の情報保持部30から取得した情報に基づいて、気体排出手段400を制御する。制御手段600は、気体排出手段400の制御の他に、記録動作、ガス導入動作およびメンテナンス動作などの各種動作の実行・停止に関する信号を発してもよい。なお、制御手段500は、ホスト装置900に配置されてもよい。
本実施形態に係る液体収容体100は、液体収容室10に収容される液体が十分に消費されないままプリンター1000から取り外される場合がある。また、液体収容室10に収容される液体は、水素等の安全性に問題のある気体を発生させる場合がある。したがって、液体収容体100がプリンター1000から取り外されて廃棄される際には、液体収容体100を適切に処分することが要求されることがある。
次に、図5〜図7のフローチャートを参照しながら本実施形態に係るプリンター1000における気体排出手段の制御処理の一例を説明する。以下のフローでは、制御手段600が情報取得および判定処理を行って各フローを実行する場合を示したが、液体収容体100に付属した半導体チップやホスト装置900が情報取得や判定処理を行うことで、各フローが実行されてもよい。なお、気体排出手段として、図2(B)に示した気体流通路40中に設けた自己開閉弁400Aを使用する場合には、以下に説明するような制御処理を行う必要がない。
初期排出動作を含む本フローは、液体収容体100が初めてプリンター1000に装着された際に実行される。以下、初期動作を含む本フローについて、図5のフローチャートを用いて説明する。
<具体例1>
制御手段600は、液体収容体100が挿入された後、内圧測定手段730に液体収容体100の内圧を測定させる。そして、液体収容体100の内圧に関する情報を取得する(ステップS10)。次に、制御手段600は、液体収容体100の内圧が閾値以上であるかどうかを判定する(ステップS20)。液体収容体100の内圧が閾値より小さく、初期排出動作は不要(ステップS20でNO)と判断した場合には、制御手段600は、ホスト装置900からの記録等の命令を待機して、本フローを終了する。液体収容体100の内圧が閾値以上であり初期排出動作が必要(ステップS20でYES)と判断した場合は、制御手段600は、気体排出手段400を動作させて気体排出動作(初期排出動作)を実行させる(ステップS30)。その後、制御手段600は、ホスト装置900からの記録等の命令を待機して、本フローを終了する。具体例1において、ステップS40は省略される。
制御手段600は、液体収容体100が挿入された後、液体収容体100の情報保持部にアクセスして、液体収容体100の製造に関する時間的情報、たとえば液体収容体100の製造年月日の情報を取得する(ステップS10)。また、液体収容体100の情報保持部30から、液体収容体100に収容されたインクの種類に関する情報を取得する。次に、制御手段600は、図示しない計算手段に、液体収容体100から得られた製造に関する時間(年月日や時刻)の情報と、記憶部620に保持された現在の時間(年月日や時刻)の情報に基づいて、液体収容体100の製造時から現在までの経過時間を算出させる。さらに、この経過時間と、液体収容体100に収容されたインクの種類に関する情報を、図4(B)に示した物性テーブルに照らし合せて、気体発生量の情報を取得する。さらに、こうして得られた気体発生量の値を、図4(C)に示した物性テーブルに照らし合せることによって、液体収容体100の内圧が閾値以上であるかどうかを判定する(ステップS20)。液体収容体100の内圧が閾値より小さく、初期排出動作は不要(ステップS20でNO)と判断した場合には、制御手段600は、ホスト装置900からの記録等の命令を待機して、本フローを終了する。一方、液体収容体100の内圧が閾値以上であり、初期排出動作が必要(ステップS20でYES)と判断した場合は、制御手段600は、気体排出手段400を動作させて初期排出動作を実行させる(ステップS30)。さらに、制御手段600は、初期排出動作が完了した時点で、計時手段700をリセットする(ステップS40)。その後、制御手段600は、ホスト装置900からの記録等の命令を待機して、本フローを終了する。
具体例2のステップS40において、制御手段600は、初期排出動作が完了した時点で、計時手段700をリセットする代わりに、初期排出動作が完了した時間(年月日や時刻)の情報を記憶部620へ記憶させても良い。
上記の初期排出動作を含むフローが実行された後にも、所定のタイミングで気体排出手段400による気体の排出を行うことが好ましい。上記の初期排出動作を含むフローが実行された後に実施される気体の排出動作を、「第2排出動作」と呼ぶ。第2排出動作は、上記のフローにおいて初期排出動作が実施された場合は2回目以降の気体の排出動作であり、初期排出動作が実施されなかった場合は1回目以降の気体の排出動作である。第2排出動作は、ユーザーからの第2排出動作の実行命令が入力された場合や、制御手段600の判断に基づいて実施される。以下、図6及び図7に基づいて、制御手段600の判断に基づいて行われる第2排出動作のフローを説明する。図6のフローと図7のフローは、どちらか一方のみを実施しても良いし、2つを連続して実行しても良い。また、これらのフローを複数回実施しても良い。フローを複数回実施する場合、図6のフローと図7のフローのどちらか一方のみを複数回実施しても良いし、一方を複数回実施するごとに他方を1回または複数回実施しても良いし、2つのフローを1回ずつ交互に実施しても良い。
本フローは、上記の初期排出動作を含むフローが実行された後に行われるフローであり、ユーザーからの記録動作の実行命令や電源ON、OFF等の信号の入力に関わらず、実行されることが好ましいフローである。すなわち、インクジェットプリンターが電源OFFの状態や待機状態であっても、液体収容室10内部の液体から気体が発生し続ける場合がある。このような場合、気体排出動作が実施されないと、液体収容室10内部の液体から発生した気体により、液体収容体100が破損してしまうことがある。したがって、本フローは、安全のために、制御手段600の判断に基づいて所定のタイミングで実行されることが好ましい。
<具体例1>
まず、制御手段600は、定期的に内圧測定手段730に液体収容体100の内圧を測定させる。そして、液体収容体100の内圧に関する情報を取得する(ステップS50)。
まず、制御手段600は、定期的に計時手段700にアクセスして、経過時間の情報を取得する(ステップS50)。この経過時間は、前回計時手段700がリセットされた時点からの経過時間である。
具体例2のステップS50において、制御手段600は、計時手段700にアクセスして経過時間の情報を取得する代わりに、記憶部620にアクセスして記憶部620が保持している時間の情報を取得する(ステップS50)ようにしても良い。この時間の情報は、たとえば、前回の排出動作(初期排出動作または第2排出動作)が完了した時間(年月日や時刻)の情報である。この場合、第2排出動作の要否の判定(ステップS60)は、ステップS50で取得した時間の情報と、自らが保持している現在の時間の情報とを比較して、経過時間を算出し、この経過時間が閾値以上であるか否かによって、実施すれば良い。さらに、ステップS90では、計時手段700をリセットする代わりに、第2排出動作が完了した時間(年月日や時刻)の情報を記憶部620に記憶させればよい。
本フローは、上記の初期排出動作を含むフローが実行された後に行われるフローであり、初期排出動作が実行された後、プリンター1000の電源ON、電源OFF、記録動作命令、待機命令などを制御手段600が受信した場合に実行されることが好ましいフローである。
本実施形態に係るプリンター1000は、上記の各種動作に加えて、上述したガス導入動作やメンテナンス動作を実行することができる。これらの動作は、ユーザーからの実行命令に応じて実行されてもよいし、予め制御手段600の記憶部620などに記憶された情報に基づいて実行されてもよい。
Claims (8)
- 含有成分の化学変化により経時的に気体を発生させる液体を収容する液体収容室と、該液体収容室に連通し該液体を流通させる液体流通口と、および該液体収容室に連通し気体を流通させる気体流通口と、を備える液体収容体と、
前記液体流通口に連通し、該液体流通口から流出した液体を吐出する記録ヘッドと、
前記気体流通口に連通し、前記液体収容体の外部に気体を流出させる気体排出手段と、
前記液体収容室内の内圧を測定する内圧測定手段と、
前記液体の前記液体収容室内における残量を測定する残量検出手段と、
前記液体の種類に応じた内圧の閾値を設定した物性テーブルと、
制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記内圧測定手段を動作させて前記液体収容室内の内圧を測定し、
前記内圧が前記物性テーブルにより設定された閾値以上の場合、前記気体排出手段により前記液体収容室の外部に気体を流出させ、
前記内圧が前記物性テーブルにより設定された閾値以下の場合、前記残量検出手段により前記液体収容室内の液体残量を検出し、
前記液体残量が所定値以下である場合、再度前記内圧測定手段を動作させずにフローを終了させることを特徴とするインクジェットプリンター。 - 請求項1において、
前記含有成分の少なくとも1種は、卑金属顔料である、インクジェットプリンター。 - 請求項2において、
前記卑金属顔料は、保護膜によって被覆されている、インクジェットプリンター。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記気体排出手段は、弁および吸引機構を備える、インクジェットプリンター。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
前回の気体の排出動作からの経過時間を計時する計時手段を有する、インクジェットプリンター。 - 請求項5において、
前記制御手段は、前記計時手段からの経過時間情報に基づいて、前記気体排出手段を動作させる、インクジェットプリンター。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記気体排出手段は、前記液体収容室内で発生した前記気体とともに前記液体収容室内部の液体を排出する、インクジェットプリンター。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
前記液体収容体が前記インクジェットプリンターから取り外されて、別の液体収容体に交換された際に、
取り外された前記液体収容体の処分方法を通知する通知手段を有する、インクジェットプリンター。
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