JP6421332B2 - 透明セルロースシート、および、製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、セルロースシート、および、その製造方法に関する。
特許文献1には、木材系セルロース由来の微細繊維とマトリックス樹脂からなるフィルムが開示されている。
特開2012−177771号公報
従来の技術では、高い透過率と100%を超える吸水率を備える透明セルロースシートを得ることができない。
平均細孔直径が、50nm以下であり、細孔容積が、0.002cm/g以上であり、結晶化度が、12%以下である、透明セルロースシート。
透明セルロースシートの製造方法であって、セルロースをイオン液体に溶解して溶解液を得る工程(A)と、前記工程(A)の後に、前記溶解液を基に成膜して膜を得る工程(B)と、前記工程(B)の後に、前記膜に吸湿させる工程(C)と、前記工程(C)の後に、前記膜を洗浄し前記イオン液体を除去する工程(D)と、前記工程(D)の後に、前記膜を乾燥させて前記透明セルロースシートを得る工程(E)と、を包含し、前記工程(C)における平均吸湿量は、300mg/h以下である、製造方法。
本開示によれば、高い透過率と高い吸水性を備える透明セルロースシートを得ることができる。
実施の形態2における透明セルロースシートの製造方法を示す図。 セルロースの結晶化度と吸水率のグラフ。 セルロースの細孔容積と吸水率のグラフ。
以下、図面を参照しながら、実施の形態が説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1における透明セルロースシート100は、平均細孔直径が、50nm以下である。
さらに、実施の形態1における透明セルロースシート100は、細孔容積が、0.002cm/g以上である。
さらに、実施の形態1における透明セルロースシート100は、結晶化度が、12%以下である。
以上の構成によれば、セルロースシートに、高い透過率(例えば、70%以上の透過率)と、100%を超える吸水率を与えることができる。
セルロースは分子構造に水酸基を多く持つことから水素結合しやすく、一般的に結晶化度が高く、有機高分子でありながら強靭な特性を示す場合がある。更に、この結晶化度を変えることにより、様々な材料物性を変化させることができる。
セルロースを主材料とする紙や綿などは、水を吸いやすい特性を持つ。これは、セルロースの構造に水酸基を持つために親水性を示すことと、繊維が絡み合った構造を持つためセルロース繊維間の隙間に水が入りやすいためである。しかし、従来の和紙などの紙や綿などは、繊維間の隙間での光の散乱が原因で、光は通すものの透明でない。
従来の透明セルロースフィルムとしては、セロハンが広く知られている。セロハンは、パルプをアルカリや二硫化炭素などに溶解させてビスコースを作成し、それを酸で中和、再結晶させることで得られる。セロハンの13C NMRにより算出した結晶化度は30−50%程度である。従来の透明なセルロースシートは一般的に空隙が少なく、そのため吸水率は低く50−100%程度である。
従来の技術では、吸水率を上げるために空隙を多くすると光の散乱により透明なフィルムを得ることは困難であった。このため、従来の技術では、透明でかつ吸水率が100%を超えるセルロースシートを得ることは困難であった。
実施の形態1においては、光の散乱抑制が可能な50nm以下の平均細孔直径を持つ小さいポアの細孔容積を0.002cm/g以上とする。
さらに、結晶化度を12%以下に下げることで、吸水性能が高い非結晶部を多く存在させる。
以上により、透明でありながら、吸水率が100%を超えるセルロース材料の提供を可能とする。すなわち、高い吸水率に基づく調湿機能を持つ透明セルロースシートを実現できる。これにより、例えば、壁や道具などに、透明セルロースシートを保護シートとして貼ることで、下地の柄や風合いを生かしたまま、調湿機能を付加することが可能となる。また、透明セルロースシートを窓に張って、光を取り入れながら、結露せずに調湿させることが可能となる。また、透明セルロースシートに親水性の有効成分を多く含有させることなども可能となる。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1における透明セルロースシート100の製造方法として、以下、実施の形態2が説明される。
図1は、実施の形態2における透明セルロースシートの製造方法を示す図である。
実施の形態2の製造方法は、工程(A)と、工程(B)と、工程(C)と、工程(D)と、工程(E)と、を包含する。
工程(A)は、セルロースをイオン液体に溶解して溶解液を得る工程である。
工程(B)は、工程(A)の後に、実行される工程である。工程(B)は、溶解液を基に成膜して膜を得る工程である。
工程(C)は、工程(B)の後に、実行される工程である。工程(C)は、膜に吸湿させる工程である。
工程(D)は、工程(C)の後に、実行される工程である。工程(D)は、膜を洗浄しイオン液体を除去する工程である。
工程(E)は、工程(D)の後に、実行される工程である。工程(E)は、膜を乾燥させて透明セルロースシートを得る工程である。
ここで、工程(C)における平均吸湿量は、300mg/h以下である。なお、本開示における平均吸湿量とは、工程(A)で得た溶解液1g対して工程(C)の吸湿プロセスにおいて吸湿した水分量を、吸湿を行った時間で割った値である。
また、実施の形態2の製造方法におけるイオン液体は、下記の構造式(化1)で表される構造を有する。
Figure 0006421332
ここで、R1およびR2は、Hまたはアルキル基であり、R3およびR4は、HまたはC1〜C3のアルキル基である。
以上の構成によれば、高い透過率(例えば、70%以上の透過率)と、100%を超える吸水率を有するセルロースシートを得ることができる。
平均吸湿量が小さいほど、セルロースの結晶化度は下がる。このため、工程(C)の吸湿プロセスにおける平均吸湿量が高すぎると、急激にイオン液体と水の置換が起こる。この結果、結晶化度を下げる効果が少なくなる。したがって、工程(C)における平均吸湿量は300mg/h以下であることが好ましい。
実施の形態2における製造方法であれば、吸湿プロセスでイオン液体と水が一部置換し、セルロースが部分的に析出する。これにより、最適な構造体を保持できる。このため、結晶化度がコントロール可能となる。
セルロースの重量平均分子量は大きいほど、高い透過率と100%を超える吸水率を備える透明セルロースシートを安定化させる効果が得られる。セルロースの重量平均分子量は400000以上であることが好ましい。
なお、実施の形態2における製造方法の工程(D)においては、イオン液体の洗浄溶媒として、水が用いられてもよい。もしくは、イオン液体の洗浄溶媒として、水ではなく、イオン液体と相溶可能な溶媒を用いてもよい。
(実施例1)
実施例1として、パルプを原料とし重量平均分子量480000程度のセルロースを、構造式(化1)のR2にメチル基、R1、R3、R4にエチル基を持つイオン液体に溶解した後、キャスト法により成膜、膜への吸湿プロセスを経た後、水洗によりイオン液体を除去し、70℃で乾燥させることでセルロースシートを作成した。吸湿プロセスでは、湿度と温度と吸湿時間をコントロールすることで平均吸湿量を6mg/hとした。
(実施例2)
実施例2では、平均吸湿量を68mg/hとした以外は、実施例1と同様の方法でセルロースシートを作成した。
(実施例3)
実施例3では、平均吸湿量を95mg/hとした以外は、実施例1と同様の方法でセルロースシートを作成した。
(実施例4)
実施例4では、構造式(化1)のR3,R4をメチル基とした以外は、実施例1と同様の方法でセルロースシートを作成した。
(比較例1)
比較例1は、膜への吸湿プロセスを行わないこと以外は実施例1と同様の方法でセルロースシートを作成した。
(比較例2)
比較例2は、構造式(化1)のR1、R3、R4をブチル基とし、膜への吸湿プロセスを行わないこと以外は実施例1同様の方法でセルロースシートを作成した。
(比較例3)
比較例3は、市販のセロハンフィルムを用いた。
(比較例4)
比較例4は乾燥方法を、−45℃での真空凍結乾燥を行った以外は、実施例1と同様の方法でセルロースシートを作成した。
(特性比較)
表1に、実施例1、2、3、4および比較例1、2、3、4の、平均細孔直径、細孔容積、結晶化度、透視性、吸水率を示す。
Figure 0006421332
平均細孔直径および細孔容積は、アルゴンガス吸着法により得られた値を示した。
セルロースの結晶化度は、Parkらにより報告されている13C NMR測定によって得られる値を示した。すなわち、13C NMR測定において、87から93ppm付近のピークを結晶構造由来、および、80から87ppm付近のブロードなピークを非結晶構造由来として、各々のppm範囲のNMR強度のピーク面積を算出した。セルロースの結晶化度は、これを用いて、結晶化度(%)=結晶ピークの面積/(結晶ピークの面積+非結晶ピークの面積)×100とした場合の値を示した。
透視性は、セルロースフィルムを介して下地の模様が判別可能か否かで判断を行った。
吸水率は、セルロースフィルムをJIS K7209に記載と同様の方法で測定を行った。
実施例1−4と比較例4の比較により、平均細孔直径が大きいと透視性が損なわれることが分かる。透明セルロースシートとしては、平均細孔直径は光の波長よりも小さい50nm以下であることが好ましい。大きな平均細孔直径を持つシートは光の散乱により、透明性が損なわれる。
なお、光の透過率が70%より低くなると、フィルムを介した下地の模様が見え難くなるため、シートの光の透過率は70%以上であることが望ましい。
図2は、実施例1,2,3,4、比較例1,2,3の結晶化度に対する吸水率の関係を示す図である。
図2に示されるように、結晶化度を12%以下にすることで、吸水率を100%よりも大きくできる。
また、図3は、実施例1,2,3,4、比較例1,2,3の結晶化度が12%以下の場合と12%より高い場合の細孔容積に対する吸水率の関係を示す図である。
図3に示されるように、結晶化度が12%以下の場合において、細孔容積を0.002cm/g以上にすることで、吸水率を100%よりも大きくする効果が得られることが分かる。
本開示は、例えば、壁や道具の保護シートなどとして利用できる。
100 透明セルロースシート

Claims (5)

  1. 平均細孔直径が、50nm以下であり、
    細孔容積が、0.002cm/g以上であり、
    結晶化度が、12%以下である、
    透明セルロースシート。
  2. 透過率が、70%以上である、
    請求項1に記載の透明セルロースシート。
  3. セルロースの重量平均分子量が400000以上である、
    請求項1または2に記載の透明セルロースシート。
  4. 透明セルロースシートの製造方法であって、
    セルロースをイオン液体に溶解して溶解液を得る工程(A)と、
    前記工程(A)の後に、前記溶解液を基に成膜して膜を得る工程(B)と、
    前記工程(B)の後に、前記膜に吸湿させる工程(C)と、
    前記工程(C)の後に、前記膜を洗浄し前記イオン液体を除去する工程(D)と、
    前記工程(D)の後に、前記膜を乾燥させて前記透明セルロースシートを得る工程(E)と、
    を包含し、
    前記工程(C)における平均吸水量は、300mg/h以下である、
    製造方法。
  5. イオン液体が、構造式(化1)で表される構造を有し、
    Figure 0006421332
    ここで、R1およびR2は、Hまたはアルキル基であり、R3およびR4は、HまたはC1〜C3のアルキル基である、
    請求項4に記載の製造方法。
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