JP6421006B2 - 電磁アクチュエータ、羽根駆動装置、及び該羽根駆動装置を備えたカメラ - Google Patents

電磁アクチュエータ、羽根駆動装置、及び該羽根駆動装置を備えたカメラ Download PDF

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本発明の一態様は、電磁力により駆動力を発生する電磁アクチュエータ、該アクチュエータを用いた羽根駆動装置、及び該羽根駆動装置を備えたカメラに関する。
従来から、カメラ用羽根駆動装置等に搭載される電磁アクチュエータとして、露光用の開口部を有する基板に対して回動自在に支持されると共に外周面が周方向に二分されてN極及びS極に着磁された円柱状のロータ、ロータの外周面に対向するように配置される磁極部を有する略U字型のヨーク、及びヨークの周りに巻回された励磁用のコイル等を備えるものが知られている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。また、露光部の開口部を有する基板に対して回動自在に支持されると共に外周面が周方向に二分されてN極及びS極に着磁された円柱状のロータを設け、このロータに対して周方向に突出する突出部を一体的に回動するよう固定し、突出部を基板に形成したストッパに当接させることでロータの回動範囲を規制する電磁アクチュエータが知られている(特許文献3参照)。さらに、ロータに突出部を設けることでヨークに対向するロータの面を増加させ、電磁アクチュエータによる駆動トルクを強化する技術がある(特許文献4参照)。
特開平9−152645号公報 特開2001−327143号公報 特開平7−13215号公報 特開2004−194403号公報
上記のような構成の電磁アクチュエータ(マグネット駆動装置を含む)では、無通電状態におけるヨークに対するロータの位置を保持するためのディテントトルクを強化しつつ、ロータの回転スピードを安定的に速める技術が求められる。この点、例えば、上記特許文献4に記載の技術では、特許文献1〜特許文献3に記載の技術と比較してディテントトルクは強化されているものの、ロータを形成するマグネットの形状が複雑になり、コストアップにつながるなどの課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一手段は、
周方向に分割され異なる磁極に着磁された外周面を有し、かつ該外周面から突出して形成された駆動ピン(51d)を有するロータ(51)と、
励磁用のコイル(55)と、
前記ロータの外周面に対向する円弧面を有し、かつ前記コイルへの通電により互いに異なる磁極が発生する第1磁極部及び第2磁極部を有する少なくとも1つのヨーク(上側ヨーク54)と、を備え、
前記ヨークの前記円弧面部分は、該ヨークの他の部分よりも、前記ロータのスラスト方向の厚みが厚く形成されており、
前記ロータの回動により前記駆動ピンから駆動力を出力するよう構成された
ことを特徴とする電磁アクチュエータである。
上記構成の電磁アクチュエータによれば、ロータの外周面を覆うヨークの円弧面部分がロータと対向する面積を広くすることができる。これによって、ロータを複雑な形状にすることなく、無通電状態においてロータとヨークとの間に発生する、ヨークに対するロータの位置を保持するためのディテントトルクを強化することができる。さらに、コイルへの通電の際に発生するロータを回転させるための駆動トルクを強化することができる。
本発明の手段2は、
被写体光路用の開口部を有する地板(10)と、
前記開口部を開閉するべく前記地板に回動自在に指示された羽根(31及び32)と、
前記羽根を駆動する駆動源と、を備え、
前記駆動源は、上記の電磁アクチュエータである
ことを特徴とする羽根駆動装置である。
上記構成の羽根駆動装置によれば、比較的低コストで、安定的に動作可能な羽根駆動装置を構成することができる。
本発明の手段3は、
上記の電磁アクチュエータまたは羽根駆動装置を含むカメラである。
上記構成のカメラによれば、シャッタ開閉時に安定的に動作する比較的低コストのカメラを構成することができる。
電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置の分解斜視図。 電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置の平面図。 電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置の断面図。 上側ヨークの斜視図。 ヨーク及びロータの斜視図。 ロータの回転動作を説明する平面図。 電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置の動作を説明する平面図。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
(1)羽根駆動装置の構成例
(2)動作例
2.補足事項
3.本発明の特徴
<1.実施形態>
本実施形態の電磁アクチュエータの特徴のひとつは、上側ヨーク54の端部に円弧状に形成された磁極部(第1磁極部及び第2磁極部)が、スラスト方向に厚く(長く)形成されている点であり、これによってロータとヨークとの間に発生するディテントトルク及び駆動トルクを強化することなどが可能となる。以下、具体的に説明する。
図1は、電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置の分解斜視図である。
図2は、電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置を押え板側から見た平面図である。
図3は、電磁アクチュエータを含む羽根駆動装置を、図2のB−Bの位置で見た断面図である。
図4は、張出部54d及び54eを備える上側ヨーク54の斜視図である。
図5は、組み立てられた状態のヨーク(下側ヨーク52、中ヨーク53、及び上側ヨーク54)、及びロータ51の斜視図である。
図6は、回動するときのロータ51及びヨークを示す平面図である。
図7は、シャッタ羽根31及び32が動作するときの羽根駆動装置の平面図である。
<(1)羽根駆動装置の構成例>
図1に示されるように、本実施形態の羽根駆動装置(シャッタ装置とも呼ばれる)は、地板10、口径板20、シャッタ羽根31及び32、羽根押え板40、ロータ51、下側ヨーク52、中ヨーク53、上側ヨーク54、コイル55、並びに押え板56を含んで構成される。本実施形態では、ロータ51、下側ヨーク52、中ヨーク53、上側ヨーク54、及びコイル55を含む構成を電磁アクチュエータと呼ぶ。また、地板10は基板と呼ばれることもある。
<地板10>
地板10は、図1〜図3に示されるように、円形をなす被写体光路用の開口部10a、ロータ51を回動自在に支持する支軸11などを備える。また、後述するように、地板10の支軸11を備える面と反対の面には、シャッタ羽根31及び32を回動自在に支持する支軸12a及び12bなどを備える(図7参照)。
<口径板20>
口径板20は、図1及び図3に示されるように、開口部20aにより、羽根駆動装置における開口を所定の口径にするため、地板10とシャッタ羽根31及び32との間に配置される。
<シャッタ羽根31及び32>
シャッタ羽根31及び32は、組み合わされることによって一対のシャッタ羽根対を構成する。図1及び図7に示されるように、シャッタ羽根31及び32は、それぞれ支軸12a及び12bが挿入される円孔31a及び32a、並びに駆動ピン51dが挿入される長孔31b及び32bを備える。シャッタ羽根31及び32は、駆動ピン51dの移動によって、互いに近づいて開口部20aを閉鎖し、または互いに遠ざかり開口部20aを開放するような開閉動作を行う(図7参照)。この動作については後述する。
<羽根押え板40>
羽根押え板40は、図1及び図3に示されるように、開口部40aを備えており、地板10と共に、口径板20、並びにシャッタ羽根31及び32を挟むように配置される。羽根押え板40は、所定の間隔をおいてネジ等により地板10と連結され、シャッタ羽根31及び32を回動自在に収容する羽根室を画定する。
<電磁アクチュエータ>
上記のとおり、本実施形態の電磁アクチュエータは、ロータ51、下側ヨーク52、中ヨーク53、上側ヨーク54、及びコイル55を含む。
<ロータ51>
ロータ51は、図1、図3、図5、及び図6に示されるように、円筒状に形成され、支軸11が通される貫通孔51a、外周面51b、及び該外周面51bから径方向外側に突出してさらに地板側に伸長されて形成された駆動ピン51dを備える。また、ロータ51は、ヨーク52〜54の第1腕部と第2腕部とにそれぞれ対向する箇所が互いに異なる極性になるよう、所定の境界面を境に二分されて着磁される。本実施形態では、ロータ51は、ヨーク52〜54の第1腕部52a〜54aに対向する第1磁極部52a´〜54a´がN極に、ヨーク52〜54の第2腕部52b〜54bに対向する第2磁極部52b´〜54b´がS極に、それぞれ着磁される。駆動ピン51dは合成樹脂により形成され、接着剤により外周面51bに取り付けられる。なお、駆動ピン51dは必ずしも合成樹脂である必要はなく、他の材料により形成されてもよい。
<駆動ピン51d>
駆動ピン51dは、ロータ51の回転駆動力を外部に伝達すると共に、ヨーク52〜54との間で磁気的吸引力及び磁気的反発力を生じるよう作用する。本実施形態では、駆動ピン51dは、回転駆動力をシャッタ羽根31及び32に対して伝達するよう構成される。
<ヨーク52〜54>
本実施形態の電磁アクチュエータは、下側ヨーク52、中ヨーク53、及び上側ヨーク54からなる複数のヨークを含んで構成される。このヨークは必ずしも3つで構成される必要はなく、少なくとも上側ヨーク54を含んで構成されうる。
下側ヨーク52は、図1、図3、及び図5に示されるように、湾曲して形成されその端部に円弧面52a´´をなす第1磁極部52a´をもつ第1腕部52a、直線状に形成されその端部に円弧面52b´´をなす第2磁極部52b´をもつ第2腕部52bを画定するように、略U字状に屈曲した板状に形成される。
中ヨーク53は、下側ヨーク52と同じ構成である。中ヨーク53は、図1、図3、及び図5に示されるように、湾曲して形成されその端部に円弧面53a´´をなす第1磁極部53a´をもつ第1腕部53a、直線状に形成されその端部に円弧面53b´´をなす第2磁極部53b´をもつ第2腕部53bを画定するように、略U字状に屈曲した板状に形成される。
上側ヨーク54は、下側ヨーク52及び中ヨーク53と類似した構成であるが、円弧面54a´´及び円弧面54b´´の部分(第1磁極部54a´及び第2磁極部54b´の部分)がスラスト方向(図4及び図5の上側であって、上側ヨーク54が中ヨーク53と接する面とは反対の面の側)に厚く、形成されている点で異なる。上側ヨーク54は、図1、図3、図5、及び図6に示されるように、湾曲して形成されその端部に円弧面54a´´をなす第1磁極部54a´をもつ第1腕部54a、直線状に形成されその端部に円弧面54b´´をなす第2磁極部54b´をもつ第2腕部54bを画定するように、略U字状に屈曲した板状に形成される。また、上記のように、上側ヨーク54の第1磁極部54a´及び第2磁極部54b´は、中ヨーク53及び下側ヨーク52と比較して厚みを有するよう形成される。例えば、この上側ヨーク54は、第1磁極部54a´及び第2磁極部54b´を除く部分の厚みが薄くなるように鍛造される。これらの第1磁極部54a´及び第2磁極部54b´は、図5に示されるように、ロータ51との間で磁気的吸引力を発生する。この磁気的吸引力は、コイル55に電力が供給されない無通電状態において、コイル55とロータ51との位置関係を保持するよう作用する。さらに、ロータ51は、後述する押え板56の凸部56dと接触することで、ロータ51がスラスト方向(ロータ51の軸に沿った上側ヨーク54の方向)に動くことを抑制される。
<コイル55>
コイル55は、押え板56の切欠き56aに巻回され、図2及び図6に示されるように、下側ヨーク52、中ヨーク53、及び上側ヨーク54が重ね合わされた状態で、第2腕部52a〜54aを覆うよう配置される。コイル55は、該コイル55に外部から所定の電力が供給されることで励磁され、これによってヨーク52〜54を電磁的に着磁可能に構成される。なお、図6では押え板56の図示が省略されている。
<押え板56>
押え板56は、図1に示されるように、コイル55の収容スペースを画定する切欠き56a、端子56b及び56c、並びに凸部56dを備える。
<(2)動作例>
次に、上記構成の羽根駆動装置における電磁アクチュエータの動作について、図6及び図7を参照しながら具体的に説明する。
コイル55に対して電力が供給されない無通電状態では、ロータ51の外周部と、ヨークの第1磁極部52a´〜54a´及び第2磁極部52b´〜54b´との磁気的吸引力により図6(a)の状態が保持される。次に、コイル55に電力が供給されない無通電状態から、コイル55に電力が供給される通電状態へと変化すると、第1磁極部52a´〜54a´はS極に、第2磁極部52b´〜54b´はN極に、それぞれ着磁される。これによって、第1磁極部52a´〜54a´はロータ51のN極に着磁された部分との間で、第2磁極部52b´〜54b´はロータ51のS極に着磁された部分との間でそれぞれ磁気的吸引力を発生し、図6(a)から図6(b)を経て図6(c)の状態へと遷移する。その後、コイル55への電力供給が停止され無通電状態になると、この図6(c)の状態が保持される。なお、ロータ51は、ストッパ10bによって、羽根31及び32を介し、その停止位置が決定される。このように、コイル55への通電によってロータ51が反時計回りに回転する。このロータ51の回転に伴い、ロータ51と一体的に形成された駆動ピン51dが回転することで、磁気的吸引力により発生された駆動力が電磁アクチュエータの外部(本実施形態では羽根駆動装置のシャッタ羽根31及び32)に伝達される。
一方で、コイル55に逆向きの通電が行われると、第1磁極部52a´〜54a´はN極に、第2磁極部52b´〜54b´はS極にそれぞれ着磁される。これによって、第1磁極部52a´〜54a´はロータ51のN極に着磁された部分との間で、第2磁極部52b´〜54b´はロータ51のS極に着磁された部分との間でそれぞれ磁気的反発力を発生し、図6(c)から図6(b)を経て図6(a)の状態へと遷移する。その後、コイル55への電力供給が停止され無通電状態になると、この図6(a)の状態が保持される。なお、ロータ51は、ストッパ10cによって、羽根31及び32を介し、その停止位置が決定される。このように、コイル55への逆向きの通電によってロータ51が時計回りに回転する。このロータ51の回転に伴い、ロータ51と一体的に形成された駆動ピン51dが回転することで、磁気的反発力により発生された駆動力が電磁アクチュエータの外部(本実施形態では羽根駆動装置のシャッタ羽根31及び32)に伝達される。
図7には、上記のようにコイル55への通電がなされたときのシャッタ羽根31及び32の動作が示されている。すなわち、図7(a)に示されるように、開口部10aがシャッタ羽根31及び32によって覆われず開放された状態でコイル55への通電がなされると、駆動ピン51dの移動に伴い、シャッタ羽根31及び32開口部10aを閉鎖するよう移動する。同様に、コイル55への逆向きの通電がなされると、シャッタ羽根31及び32が開口部10aを閉鎖した状態(図7(b))から、開口部10aを開放する状態(図7(a))へと遷移する。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態では、3つのヨーク52〜54を含む構成について説明しているが、このヨークの数は任意に決定可能である。
また、上記実施形態では、駆動される羽根がシャッタ羽根である例について説明したが、この羽根は絞り羽根またはフィルタ羽根としても適用可能である。
また、上記実施形態では、上側ヨーク54が鍛造により形成される例について説明したが、必ずしも鍛造されることが要求されるものではなく、別の方法で形成されてもよい。
<3.本発明の特徴>
以上、説明したような構成の電磁アクチュエータ及び羽根駆動装置は、以下のような特徴を備える。
本発明の電磁アクチュエータは、周方向に分割され異なる磁極に着磁された外周面を有し、かつ該外周面から突出して形成された駆動ピン51dを有するロータ51と、励磁用のコイル55と、ロータ51の外周面に対向する円弧面を有し、かつコイル55への通電により互いに異なる磁極が発生する第1磁極部及び第2磁極部を有する少なくとも1つのヨーク(上側ヨーク54)と、を備え、ヨーク(上側ヨーク54)の円弧面部分は、該ヨークの他の部分よりも、ロータ51のスラスト方向の厚みが厚く形成されており、ロータ51の回動により駆動ピン51dから駆動力を出力するよう構成されたこ
上記構成の電磁アクチュエータによれば、ロータ51の外周面を覆うよう対向して配置されるヨーク(上側ヨーク54)の円弧面部分の面積を広くすることができる。これによって、ロータ51を複雑な形状にすることなく、無通電状態においてロータ51とヨーク52〜54との間に発生する、ヨーク52〜54に対するロータ51の位置を保持するためのディテントトルクを強化することができる。さらに、コイル55への通電の際に発生するロータ51を回転させるための駆動トルクを強化することができる。
また、本発明の羽根駆動装置は、被写体光路用の開口部を有する地板10と、開口部を開閉するべく地板に回動自在に指示されたシャッタ羽根31及び32と、シャッタ羽根31及び32を駆動する上記電磁アクチュエータを備えることを特徴とする。
上記構成の羽根駆動装置によれば、比較的低コストで、安定的に動作可能な羽根駆動装置を構成することができる。
また、本発明のカメラは、上記の電磁アクチュエータまたは羽根駆動装置を含む。
上記構成のカメラによれば、シャッタ開閉時に安定的に動作する比較的低コストのカメラを構成することができる。
本発明はカメラ用の羽根駆動装置などとして好適に適用される。
10…地板
10a…開口部
10b、10c…羽根ストッパ
20…口径板
20a…開口部
31、32…シャッタ羽根
40…羽根押え板
51…ロータ
51a…貫通孔
51b…外周面
51d…駆動ピン
52…下側ヨーク
53…中ヨーク
54…上側ヨーク
52a、53a、54a…第1腕部
52a´、53a´、54a´…第1磁極部
52a´´、53a´´、54a´´…円弧面
52b、53b、54b…第2腕部
52b´、54b´、54b´…第2磁極部
52b´´、53b´´、54b´´…円弧面
55…コイル
56…押え板

Claims (3)

  1. 周方向に分割され異なる磁極に着磁された外周面を有し、かつ該外周面から突出して形成された駆動ピンを有するロータと、
    励磁用のコイルと、
    前記ロータの外周面に対向する円弧面を有し、かつ前記コイルへの通電により互いに異なる磁極が発生する第1磁極部及び第2磁極部を有する、重ねて配置された複数のヨークと、を備え、
    複数の前記ヨークのうち、最も外側に配置された前記ヨークの前記円弧面部分は、他の前記ヨークと対向する側とは逆側のみが、該ヨークの他の部分に対して前記ロータのスラスト方向に突出して形成されており、
    複数の前記ヨークの前記円弧面部分は、最も外側に配置された前記ヨークの前記円弧面部分が突出する方向と逆方向には突出しないよう形成されており、
    前記ロータの回動により前記駆動ピンから駆動力を出力するよう構成された
    ことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 被写体光路用の開口部を有する地板と、
    前記開口部を開閉するべく前記地板に回動自在に支持された羽根と、
    前記羽根を駆動する駆動源と、を備え、
    前記駆動源は、請求項1に記載の電磁アクチュエータである
    ことを特徴とする羽根駆動装置。
  3. 請求項1に記載の電磁アクチュエータを備えたカメラ。
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