JP6418899B2 - 建具 - Google Patents
建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6418899B2 JP6418899B2 JP2014221955A JP2014221955A JP6418899B2 JP 6418899 B2 JP6418899 B2 JP 6418899B2 JP 2014221955 A JP2014221955 A JP 2014221955A JP 2014221955 A JP2014221955 A JP 2014221955A JP 6418899 B2 JP6418899 B2 JP 6418899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- vertical frame
- piece
- frame
- holding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 38
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 36
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 16
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
また、方立の周壁には、他方の縦枠が連結具を介して連結されている。連結具は、縦枠の見込み幅と同幅を有するウエブと、ウエブの幅方向両端部から鋭角をもって延びてそれぞれ形成された接触片と、他方の縦枠に嵌合する突片とを一体に有して構成されている。
連結具の突片には、他方の縦枠が嵌合している。連結具は、接触片が方立の周壁に接触した状態で、ねじによって当該周壁に固定されている。
この連結装置では、連結具の方立への固定の際に、連結具の方立の周壁に対する周方向位置を調整することで、両縦枠同士の連結角度を自在に調整可能である。
前記第二縦枠は、前記第二パネルを保持する第二縦枠本体および前記第二縦枠本体を保持する第二保持枠体を有し、前記第二保持枠体は、その見込み方向で対向する一対の側面部と、前記一対の側面部を連結した連結片とを有し、前記第二保持枠体の一対の側面部間には気密材が設けられ、前記第二保持枠体の連結片には、前記方立部の周面に当接可能な突起が設けられ、前記第一縦枠本体および前記第二縦枠本体は、見込み片と、前記見込み片の見込み方向における中間部に形成された凹溝形成部とを有し、前記第一縦枠本体の見込み片は前記第一保持枠体の一対の側面部に係合し、前記第一縦枠本体における前記凹溝形成部の底片は前記第一保持枠体の連結片に当接し、前記第二縦枠本体の見込み片は前記第二保持枠体の一対の側面部に係合し、前記第二縦枠本体における前記凹溝形成部の底片は前記第二保持枠体の連結片に当接し、前記第二縦枠本体における前記凹溝形成部の底片、前記第二保持枠体の連結片および前記方立部に固定ビスがねじ込まれることによって前記第二縦枠が前記方立部に固定され、前記固定ビスがねじ込まれた状態では、前記第二保持枠体の連結片の突起と前記第二保持枠体の一対の側面部および前記気密材とは、前記方立部の周面に当接することを特徴とする。
また、縦枠部および方立部を備える第一縦枠と第二縦枠との互いの形状は異なるが、第一保持枠体の一対の側面部が方立部の両端部に一体に連続するとともに、第二保持枠体の一対の側面部が方立部の周面に沿って配置されるため、方立部の形状や寸法に制限されることなく、第一保持枠体および第二保持枠体の側面部同士の外形の設計幅を拡げることができる。例えば、第一保持枠体および第二保持枠体の左右の側面部同士の外形を、同形状、同寸法としたり、また、方立部の円弧中心を通る対称軸を基準に線対称な形状としたりすることで、シンプルな印象の内観、外観を構成できる。
さらに、第一保持枠体の一対の側面部が、方立部の両端部に一体に連続しているため、部品点数を削減できる。さらに、部材同士を連結する補強材などを増設せずに強度の向上を図れ、見込み寸法を維持したまま大開口とした大型の建具を構成できる。
加えて、第二縦枠に設けられた気密材を方立部の周面に当接することで、方立部および第二縦枠間の水密性能を向上できる。また、第一縦枠の縦枠部と方立部とは一体に連続して形成されているため、これらの間に気密材などを設ける必要はなく、気密材の使用量を削減できる。さらに、気密材は、一対の側面部間に設けられるため、内観、外観上、気密材が露呈することがない。
なお、本発明の建具では、第二縦枠は、方立部の周面に沿って位置決め可能であるので、第一パネル体に対する第二パネル体の連結角度を自在に調整して施工可能である。
このような構成によれば、方立部の径寸法が縦枠部および第二縦枠の見込み寸法以下とされるため、方立部が縦枠部および第二縦枠の見付け面から突出して位置することをなくせる。これにより、例えば、縦枠部や第二縦枠の見付け面にアングルや額縁などの内外装材を取り付ける場合に、方立部を避けるための切欠きや別の造作を設ける必要をなくすことができ、簡単に内外装材を取り付けることができる。
この本発明の建具に対し、特許文献1に記載の建具では、方立の開口部に一方の縦枠が差し込まれる構成であるため、方立の径寸法を一方の縦枠の見込み寸法以下とすることはできず、例えば、内外装材を取り付ける場合には方立を避けるための切欠きや別の造作を設ける必要があり、内外装材の取り付けに手間を要する。
このような構成によれば、例えば、単板ガラスや複層ガラスを保持可能な第一、第二縦枠本体のうちのいずれか一方の係合爪を、第一保持枠体および第二保持枠体のうちのいずれか一方の係合部に係合できるので、上記単板ガラス、複層ガラスなどの各種のパネルに対応して、これらを保持した第一パネル体や第二パネル体を構成できる。これにより、各種のパネルを保持する第一、第二縦枠本体のいずれであっても第一保持枠体や第二保持枠体に装着できるので、第一、第二縦枠本体を保持するための専用の保持枠体などを設計等する必要をなくして製造コストを削減できる。
このような構成によれば、第一保持枠体および第二保持枠体のそれぞれの一対の斜片のうちの少なくとも一方は、第一パネル体に対する第二パネル体の連結角度が最小出隅角度または最小入隅角度となった状態で、互いに面接触可能に構成されるため、最小出隅角度となった際に斜片同士が面接触する場合には、第一保持枠体および第二保持枠体間に隙間が形成されることのないシンプルな内観を構成でき、また、最小入隅角度となった際に斜片同士が面接触する場合には、第一保持枠体および第二保持枠体間に隙間が形成されることのないシンプルな外観を構成できる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、本実施形態に係る建具である連窓1は、スーパーマーケットやホームセンター等の店舗において屋内外を仕切るショップフロントやストアフロントなどに用いられるものとして使用されるものであり、互いに隣り合って配置される第一パネル体2、第二パネル体3を備えて構成されている。
パネル体2の枠体4は、アルミ押出形材によって形成された上枠6、下枠7、左方の縦枠8、右方の第一縦枠20を枠組みし、縦枠8、第一縦枠20間に無目9を設けて構成されている。パネル体2では、図3に示すように、縦枠8は左側に位置し、第一縦枠20は右側に位置している。
パネル体3の枠体4は、前述同様の上枠6、下枠7、縦枠8、無目9と、縦枠8の反対側に位置する第二縦枠40とを備えて構成されている。パネル体3では、図3に示すように、縦枠8は右側に位置し、第二縦枠40は左側に位置している。
パネル体2において、単板ガラス5は無目9の上下に二枚設けられている。また、パネル体3において、単板ガラス5は無目9の上下に二枚設けられている。
縦枠部21は、単板ガラス5の側縁部を保持する縦枠本体10(第一縦枠本体)と、縦枠本体10を保持する保持枠体21A(第一保持枠体)とを備えて構成されている。
斜片23A,23Bは、縦片22A,22Bから縦枠部21の見込み方向内側に傾斜して形成されており、斜片23A,23Bの方立部31側の側縁は互いに接近して位置している。本実施形態では、縦片22Aに対する斜片23Aの傾斜角度および縦片22Bに対する斜片23Bの傾斜角度は45°である。連結片24は、斜片23A,23B間に連続して形成されて当該斜片23A,23B同士を連結している。見込み方向で対向する一対の側面部28A,28Bの外形は、方立部31の後述する円弧中心35を通って縦枠部21の見付け方向に沿って延びる対称軸を基準に線対称な形状となっている。
この保持枠体21Aには、係合部221に係合爪111が係合され、連結片24に底片123が皿ビス18によってビス止めされることで、縦枠本体10が装着されている。
第二縦枠40の縦枠本体10は、縦枠部21の縦枠本体10と左右反転されて構成されているので、図に同符号を適宜付して詳細な説明を省略する。
保持枠体41Aは、一対の縦片42A,42Bと、一対の斜片43A,43Bと、連結片44と、二つの気密材45とを有して構成されている。屋外側の縦片42Aおよび斜片43Aによって屋外側の側面部48Aが構成されており、屋内側の縦片42Bおよび斜片43Bによって屋内側の側面部48Bが構成されている。屋外側の縦片42Aは、その見付け方向外側の端部が屋外側の斜片43Aに連続しているとともに、その見付け方向内側の端部に係合部421が形成されている。屋内側の縦片42Bは、その見付け方向外側の端部が屋内側の斜片43Bに連続しているとともに、その見付け方向内側の端部に係合部421が形成されている。係合部421には係合爪111が係合する。
斜片43A,43Bは、縦片42A,42Bから第二縦枠40の見込み方向内側に傾斜して形成されており、斜片43A,43Bの方立部31側の側縁は互いに接近して位置している。本実施形態では、縦片42Aに対する斜片43Aの傾斜角度および縦片42Bに対する斜片43Bの傾斜角度は45°である。連結片44は、斜片43A,43B間に連続して形成されて当該斜片43A,43B同士を連結しており、その両端部440が斜片43A,43Bに向かって折曲されて係合部441が形成されている。両端部440が斜片43A,43Bに交わる角度は90°に設定されている。連結片44の中間部には、方立部31の周面36(外周面)に当接可能な二つの突起442が設けられている。二つの気密材45は、連結片44の係合部441にそれぞれ係合されており、縦片42A,42B間に位置している。見込み方向で対向する一対の側面部48A,48Bの外形は、方立部31の円弧中心35を通って第二縦枠40の見付け方向に沿って延びる対称軸を基準に線対称な形状となっている。
この保持枠体41Aには、係合部421に係合爪111が係合され、連結片44に底片123が皿ビス18によってビス止めされることで、縦枠本体10が装着されている。
また、第二縦枠40の見込み寸法C(縦片42Aの外面から縦片42Bの外面までの見込み寸法)は、縦枠部21の見込み寸法Bと同じ寸法とされている。さらに、縦片42A,42Bの各先端によって形成される開口部から連結片44までの見付け方向における距離は、縦片22A,22Bの各先端によって形成される開口部から連結片24までの見付け方向における距離と等しい。
第二縦枠40が方立部31に固定された状態では、斜片43A,43Bの先端および気密材45は、方立部31の周面36にそれぞれ当接している。また、第二縦枠40は、斜片43A,43Bの延長線上に方立部31の円弧中心35が位置するように配置されている。
なお、第二縦枠40の縦枠本体10の凹溝には、単板ガラス5の吊り込み時における固定ビス47の頭部との接触を防止するために軟質ブロック15(図3参照)が設けられている。
また、屋外側の斜片43Aの下部が切り欠かれ、かつ樹脂製のシールブロック491が連結片44に沿って設置されることによって屋外側に排水口を有した排水構造49(図4参照)が第二縦枠40の下部に形成されている。
以下、本実施形態に係る連窓1の施工について説明する。
先ず、図6に示すように、上枠6、下枠7、無目9、縦枠8および第一縦枠20の縦枠本体10を枠組みし、当該縦枠本体10に保持枠体21Aを装着してパネル体2の枠体4を構成する。他方、上枠6、下枠7、無目9、縦枠8および第二縦枠40の縦枠本体10を枠組みし、当該縦枠本体10に保持枠体41Aを装着してパネル体3の枠体4を構成する。
ここで、方立部31の周面36に沿って第二縦枠40を位置決めする。この第二縦枠40の位置決めにより、例えば、図3〜5に示すように、円弧中心35を中心とするパネル体2に対するパネル体3の連結角度を180°とすることで、パネル体2,3同士を平行に配置できる。図7に示すように、パネル体2に対するパネル体3の連結角度を120°とすることで、出隅120°にでき、図8に示すように、パネル体2に対するパネル体3の連結角度を90°とすることで、最小出隅角度である出隅90°にできる。
また、第二縦枠40の位置決めにより、例えば、パネル体2に対するパネル体3の連結角度を210°とすることで、入隅120°にでき、パネル体2に対するパネル体3の連結角度を270°とすることで、最小入隅角度である入隅90°にできる。
出隅90°とした場合、屋内側の斜片23B,43B同士は互いに面接触する。また、入隅90°とした場合、屋外側の斜片23A,43A同士は互いに面接触する。
なお、例えば図5に示すように、屋内側に内装材16を装着する場合や、屋外側に外装材17を装着する場合、パネル体2に対するパネル体3の連結角度が90°〜270°のいずれの角度であっても、縦枠部21および第二縦枠40の見込み寸法B,Cよりも小さい径寸法Aの方立部31に対して内装材16や外装材17が干渉することがない。これにより、内装材16や外装材17に方立部31との干渉を回避するための切欠きや別の造作を設ける必要がない。
このようにして、パネル体2に対するパネル体3の連結角度を自在に調整した連窓1を施工する。
(1)パネル体2の一対の側面部28A,28Bが、方立部31の両端部33,34に一体に連続しているため、縦枠部21と方立部31とが一体に形成された一つの部材である第一縦枠20を構成できる。これにより、第一縦枠20と第二縦枠40とを連結する施工を簡単に行うことができる。すなわち、先ず第一縦枠20を設置し、次に第二縦枠40の連結片44を方立部31の周面36に固定する2工程によって第一縦枠20と第二縦枠40とを簡単に連結でき、施工性の向上を図れる。
また、第一縦枠20、第二縦枠40の互いの形状は異なるが、縦枠部21の側面部28A,28Bが方立部31の両端部33,34に一体に連続するとともに、第二縦枠40の側面部48A,48Bが方立部31の周面36に当接するため、方立部31の形状や寸法に制限されることなく、側面部28A,28Bおよび側面部48A,48B同士の外形の設計幅を拡げることができ、本実施形態のように、左右の側面部28A,28Bおよび側面部48A,48B同士の外形を、同形状、同寸法であって、方立部31の円弧中心35を通って第一縦枠20および第二縦枠40のそれぞれの見付け方向に交差する方向に延びる対称軸を基準に線対称な形状として、シンプルな印象の内観、外観を構成できる。
さらに、パネル体2の側面部28A,28Bが、方立部31の両端部33,34に一体に連続しているため、部品点数を削減できる。さらに、前述したように一体に連続して形成された縦枠部21と方立部31との連続部分を補強材などによって補強しなくても十分な強度を確保でき、見込み寸法を維持したまま大開口とした大型の建具を構成できる。
(2)方立部31の径寸法Aが縦枠部21および第二縦枠40の見込み寸法B,C以下とされるため、方立部31が縦枠部21および第二縦枠40の見付け面から突出して位置することがない。このため、縦枠部21や第二縦枠40の見付け面にアングルや額縁などの内装材16、外装材17を取り付ける場合に、方立部31を避けるための切欠きや別の造作を設ける必要をなくすことができ、内装材16や外装材17の取り付けを簡単に行うことができる。
(3)パネル体2に対するパネル体3の連結角度が出隅90°(最小出隅角度)となった状態では、屋内側の斜片23B,43B同士が面接触するため、屋内側の側面部28B,48B間に隙間が形成されることのない、より一層シンプルな内観を構成できる。
また、パネル体2に対するパネル体3の連結角度が入隅90°(最小入隅角度)となった状態では、屋外側の斜片23A,43A同士が面接触するため、屋外側の側面部28A,48A間に隙間が形成されることのない、より一層シンプルな外観を構成できる。
(4)第二縦枠40に設けられた気密材45を方立部31の周面36に当接することで、方立部31および第二縦枠40間の水密性能を向上できる。また、縦枠部21と方立部31とは一体に連続して形成されているため、これらの間に気密材45などを設ける必要はなく、気密材45の使用量を削減できる。さらに、縦枠部21と方立部31とが一体に形成されることで、これらが別体として形成される場合と比べて気密性能を高めることができる。
加えて、気密材45は、側面部48A,48B間に設けられるため、内観、外観上、気密材45が露呈することがない。
以下、本発明の第2実施形態を主に図9に基づいて説明する。
第2実施形態に係る連窓1は、単板ガラス5を保持可能な幅寸法の凹溝を有した縦枠本体10に代えて、単板ガラス5と厚さ寸法が異なる複層ガラス5Aを保持可能な幅寸法の凹溝(a)を有した縦枠本体10Aが保持枠体21A,41Aに装着されて構成されている。第2実施形態に係る連窓1は、前述した複層ガラス5Aおよび縦枠本体10Aの構成を除き、第1実施形態に係る連窓1と同様に構成されているので、詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る連窓1によれば、第1実施形態に係る連窓1と同様の作用効果を発揮できる。
以下、本発明の第3実施形態を主に図10に基づいて説明する。
第3実施形態に係る連窓1Aは、パネル体51,52,53によって構成されている。
連窓1Aにおいて、パネル体51は前述したパネル体2と同様に形成され、パネル体53は前述したパネル体3と同様に形成されている。そして、パネル体51,53間にはパネル体52が配置されている。
パネル体52は、第一縦枠20と同様に形成された右側の第一縦枠20Aと、第二縦枠40と同様に形成された第二縦枠40Aとを備えており、残余の構成はパネル体51,53と同様である。
パネル体51の方立部31には、パネル体52の第二縦枠40Aが固定ビス47によって固定されている。また、パネル体52の方立部31には、パネル体53の第二縦枠40が固定ビス47によって固定されている。
この連窓1Aでは、パネル体51に対するパネル体52の連結角度を自在に調整可能であるとともに、パネル体52に対するパネル体53の連結角度をも自在に調整可能に構成されている。
なお、パネル体51,52の関係では、パネル体51が第一パネル体であり、パネル体52が第二パネル体である。また、パネル体52,53の関係では、パネル体52が第一パネル体であり、パネル体53が第二パネル体である。
第3実施形態に係る連窓1によれば、第1実施形態に係る連窓1と同様の作用効果を発揮できる。
以下、本発明の第4実施形態を主に図11に基づいて説明する。
第4実施形態に係る連窓1Bは、第3実施形態に係る連窓1Aと基本構成は同じであるが、連窓1Aの第一縦枠20,20A、第二縦枠40,40Aに代えて、第一縦枠20B,20C、第二縦枠40B,40Cを備える点で相違する。
縦枠部61は、前述した縦枠本体10と、縦枠本体10を保持する保持枠体61Aとを備えて構成されている。
縦片22Aの見付け方向外側の端部は、見込み片63Aの屋外側の端部に連続しており、縦片22Bの見付け方向外側の端部は、斜片63Bに連続している。見込み片63Aには縦枠本体10がビス止めされる固定片部64が形成されている。斜片63Bは、縦片22Bから縦枠部61の見込み方向内側に傾斜して形成されている。
保持枠体81は、前述した縦片42A,42Bと、縦片42Aに連続している見込み片83Aと、縦片42Bに連続している斜片83Bとを有して構成されている。屋外側の縦片42Aおよび見込み片83Aによって側面部88Aが構成されており、屋内側の縦片42Bおよび斜片83Bによって側面部88Bが構成されている。
縦片42Aの見付け方向外側の端部は、見込み片83Aの屋外側の端部に連続しており、縦片42Bの見付け方向外側の端部は、斜片83Bに連続している。斜片83Bは、縦片42Bから第二縦枠40Bの見込み方向内側に傾斜して形成されているとともに、見込み片83Aの屋内側の端部に連続している。
この第一縦枠20B、第二縦枠40Bは、方立部71が屋内側に位置するため、出隅を形成可能な構成とされている。
この第一縦枠20C、第二縦枠40Cは、方立部71が屋内側に位置するため、入隅を形成可能な構成とされている。
なお、見込み片63A,83Aには、ビス、アングルを介して化粧材19が装着される。
第4実施形態に係る連窓1Bによれば、第1実施形態に係る連窓1と同様の作用効果を発揮できる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記第1、第2実施形態では、単板ガラス5を保持可能な縦枠本体10、複層ガラス5Aを保持可能な縦枠本体10Aを保持枠体21A,41Aに装着可能であるが、他の厚さ寸法を有したパネルを保持可能な縦枠本体を装着可能であってもよい。これにより、各種のパネルに対して保持枠体21A,41Aを共用でき、また、枠体4の見込み寸法が大きくなることがない。
Claims (4)
- 互いに隣り合って配置される第一パネル体および第二パネル体を備え、
前記第一パネル体は、第一パネルと、第一縦枠とを備え、
前記第一縦枠は、前記第一パネルを保持する第一縦枠本体および前記第一縦枠本体を保持する第一保持枠体を有する縦枠部と、断面円弧状に形成された方立部とを有し、
前記第一保持枠体は、その見込み方向で対向すると共に前記方立部に一体に連続した一対の側面部と、前記一対の側面部を連結した連結片とを有し、
前記第二パネル体は、第二パネルと、第二縦枠とを備え、
前記第二縦枠は、前記第二パネルを保持する第二縦枠本体および前記第二縦枠本体を保持する第二保持枠体を有し、
前記第二保持枠体は、その見込み方向で対向する一対の側面部と、前記一対の側面部を連結した連結片とを有し、
前記第二保持枠体の一対の側面部間には気密材が設けられ、
前記第二保持枠体の連結片には、前記方立部の周面に当接可能な突起が設けられ、
前記第一縦枠本体および前記第二縦枠本体は、見込み片と、前記見込み片の見込み方向における中間部に形成された凹溝形成部とを有し、
前記第一縦枠本体の見込み片は前記第一保持枠体の一対の側面部に係合し、前記第一縦枠本体における前記凹溝形成部の底片は前記第一保持枠体の連結片に当接し、
前記第二縦枠本体の見込み片は前記第二保持枠体の一対の側面部に係合し、前記第二縦枠本体における前記凹溝形成部の底片は前記第二保持枠体の連結片に当接し、
前記第二縦枠本体における前記凹溝形成部の底片、前記第二保持枠体の連結片および前記方立部に固定ビスがねじ込まれることによって前記第二縦枠が前記方立部に固定され、
前記固定ビスがねじ込まれた状態では、前記第二保持枠体の連結片の突起と前記第二保持枠体の一対の側面部および前記気密材とは、前記方立部の周面に当接する
ことを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具において、
前記第一縦枠の縦枠部および前記第二縦枠の見込み寸法は互いに同じ寸法とされ、
前記方立部の径寸法は、前記縦枠部および前記第二縦枠の見込み寸法以下とされる
ことを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具において、
前記第一保持枠体および前記第二保持枠体の一対の側面部には係合部がそれぞれ形成され、
前記第一縦枠本体および前記第二縦枠本体の見込み片の両端部には、前記第一保持枠体および前記第二保持枠体のいずれの前記一対の係合部にも係合可能な係合爪がそれぞれ形成される
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
前記第一保持枠体および前記第二保持枠体の一対の側面部は、縦片と、前記縦片に連続する斜片とをそれぞれ有して構成され、
前記第一保持枠体の一対の斜片は、前記方立部の端部に連続して形成され、
前記第二保持枠体の一対の斜片は、前記方立部の周面に当接可能に形成され、
前記第一保持枠体および前記第二保持枠体のそれぞれの一対の斜片のうちの少なくとも一方は、前記第一パネル体に対する前記第二パネル体の連結角度が最小出隅角度または最小入隅角度となった状態で、互いに面接触可能に構成される
ことを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014221955A JP6418899B2 (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014221955A JP6418899B2 (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016089390A JP2016089390A (ja) | 2016-05-23 |
JP6418899B2 true JP6418899B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=56019035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014221955A Active JP6418899B2 (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6418899B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE541979A (ja) * | 1954-10-11 | |||
JPS5124771Y2 (ja) * | 1971-05-31 | 1976-06-24 | ||
JPS5431764Y2 (ja) * | 1975-11-19 | 1979-10-04 | ||
JPH083539Y2 (ja) * | 1989-03-09 | 1996-01-31 | 株式会社乃村工藝社ピーオーピー広告事業部 | 簡易間仕切 |
US8646231B2 (en) * | 2010-07-28 | 2014-02-11 | Dynamic Hive, Inc. | Aluminum profiles for office wall system (partitions) and method of assembly |
-
2014
- 2014-10-30 JP JP2014221955A patent/JP6418899B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016089390A (ja) | 2016-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018184730A (ja) | 連窓 | |
JP6418899B2 (ja) | 建具 | |
JP2016121522A (ja) | 外壁の出隅部の構造、及び、外壁材構造物 | |
JP2006029024A (ja) | ユニットルームのコーナー支柱及びこのコーナー支柱を用いた壁パネル接続構造 | |
JP2017160767A (ja) | コーナー方立 | |
JP2020029747A (ja) | 壁パネルの接続構造 | |
JP7063673B2 (ja) | 連窓構造の目地巾調整機構、及び目地巾調整方法 | |
JP5978498B1 (ja) | カーテンウォールユニット、カーテンウォール設置構造及びカーテンウォールの施工方法 | |
JP2015105507A (ja) | 樹脂製窓枠 | |
JP7132170B2 (ja) | 窓部連結構造 | |
JP6427032B2 (ja) | 出隅方立構造 | |
JP2004250964A (ja) | 方立 | |
JP6951238B2 (ja) | 方立 | |
JP2018123601A (ja) | 間仕切り用パネル | |
JP6371636B2 (ja) | 建具 | |
JP6482924B2 (ja) | カーテンウォール及び建物 | |
JP7039283B2 (ja) | 方立 | |
JP4808576B2 (ja) | サッシ | |
JP2020016074A (ja) | 連窓 | |
JP4220437B2 (ja) | 間仕切り用パネル | |
JP2019015060A (ja) | ドア | |
JP7408375B2 (ja) | 建具構造および建具の施工方法 | |
JP7057185B2 (ja) | 室内建具 | |
JP6915849B2 (ja) | 建築物と建築方法 | |
KR20160055478A (ko) | 커튼 월의 코너 바 프레임 조립체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6418899 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |