JP6418268B2 - 磁場検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気検出素子を用いて磁場を検出する磁場検出装置に関する。
外部磁場を検出する磁場検出装置(磁界検出装置)として、ホール素子や磁気抵抗効果素子を利用したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
国際公開2008/146809号
ところで、近年、磁場検出の性能向上が求められている。したがって、より優れた磁場検出性能を有する磁場検出装置を提供することが望ましい。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置は、基体と、その基体の上に設けられ、第1の面に沿って広がる第1の主面、その第1の面に沿って広がる第2の主面、および第1の主面と第2の主面とを繋ぐ第1の端面、を含む第1のヨークと、基体の上に設けられ、第1の面に沿った第1の方向において第1のヨークと重なる位置に配置された磁化自由層を含む磁気抵抗効果素子と、基体の上の、第1の方向において磁気抵抗効果素子から見て第1のヨークと反対側であって第1の方向において磁化自由層と重なる位置に配置され、第1の面に沿って広がる第3の主面、第1の面に沿って広がる第4の主面、および第3の主面と第4の主面とを繋ぐ第2の端面、を含む第2のヨークと、磁気抵抗効果素子と第1のヨークとの間および磁気抵抗効果素子と第2のヨークとの間に設けられた絶縁層とを有する。第1の端面は、第1の面と直交する第2の方向において基体から離れるほど磁化自由層における中心点に近づくように延在すると共に第1の面に対して傾斜した第1の逆テーパ面を含んでいる。磁化自由層における中心点と第1の主面および第1の端面が交差する第1のエッジとの距離が、磁化自由層における中心点と第2の主面および第1の端面が交差する第2のエッジとの距離よりも近い。第2の端面は、基体から離れるほど磁化自由層における中心点に近づくように延在すると共に第1の面に対して傾斜した第2の逆テーパ面を含んでいる。磁化自由層における中心点と第3の主面および第2の端面が交差する第3のエッジとの距離が、磁化自由層における中心点と第4の主面および第2の端面が交差する第4のエッジとの距離よりも近い。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置では、上記の構成を有することにより、第1のヨークを介して磁化自由層に及ぶ検出対象磁場の強度が効果的に大きくなる。
本発明の一実施の形態としての磁場検出装置によれば、磁気抵抗効果素子における磁化自由層に対して作用する検出対象磁場の強度を向上させることができる。したがって、本発明の一実施の形態としての磁場検出装置は、優れた磁場検出性能を発揮することができる。
本発明の第1の実施の形態としての磁場検出装置の全体構成を表す断面模式図である。 図1に示した磁場検出装置に搭載される信号検出回路の一例を表す回路図である。 本発明の第2の実施の形態としての磁場検出装置の全体構成を表す断面模式図である。 第1の変形例としての磁場検出装置を表す断面模式図である。 第2の変形例としての磁場検出装置を表す断面模式図である。 第3の変形例としての磁場検出装置を表す断面模式図である。 第4の変形例としての磁場検出装置を表す断面模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
1対の軟磁性層と、その間に配置された磁気検出素子とを備えた磁場検出装置の例。
2.第2の実施の形態
積層方向において1対の軟磁性層と重なる位置に追加の軟磁性層を設けるようにした磁場検出装置の例)。
3.その他の変形例
<1.第1の実施の形態>
[磁場検出装置10の全体構成]
最初に、図1を参照して、本発明における第1の実施の形態としての磁場検出装置10の構成について説明する。図1は、磁場検出装置10の全体構成例を表す断面模式図である。
磁場検出装置10は、自らに及ぶ外部磁場の有無や方向、強度などを検出するデバイスであり、例えば電子コンパスに搭載されるものである。ここで、例えば外部磁場など、検出対象とする検出対象磁場の方向が、X軸方向と実質的に一致しているとよい。磁場検出装置10は、第1のヨークとしての軟磁性層1と、第2のヨークとしての軟磁性層2と、例えば外部磁場の方向や強度に応じて抵抗変化を示す磁気抵抗効果(MR;Magneto-Resistive effect)素子(以下、MR素子という。)3とを有している。磁場検出装置10は、さらに、MR素子3へセンス電流を供給するための下部電極層4および上部電極層5を有している。軟磁性層1とMR素子3、下部電極層4および上部電極層5との間、ならびに軟磁性層2とMR素子3、下部電極層4および上部電極層5との間には、絶縁層6が設けられている。
X軸方向は本発明の「第1の方向」に対応する一具体例であり、Z軸方向は本発明の「第2の方向」に対応する一具体例であり、XY面は本発明の「第1の面」に対応する一具体例である。また、本明細書では、Z軸方向を厚さ方向ともいう場合がある。さらに、下部電極層4は、本発明の「基体」に対応する一具体例である。
(軟磁性層1)
軟磁性層1は、XY面に沿って広がる主面11、XY面に沿って広がる主面12、および主面11と主面12とを繋ぎXY面に対して傾斜した傾斜面13、を含んでいる。軟磁性層1はオーバーハング形状を有しており、傾斜面13は、基体としての下部電極層4から上部電極層5へ向かうにしたがいMR素子3の磁化自由層34(後出)の中心点341(後出)に近づくように延在する逆テーパ面となっている。特に、本実施の形態では、傾斜面13はMR素子3へ覆いかぶさるように延在しており、軟磁性層1の一部がMR素子3の一部(後出の磁化自由層34の一部)と厚さ方向において重なり合っている。主面11と傾斜面13とはエッジEG11において交差しており、主面12と傾斜面13とはエッジEG12において交差している。軟磁性層1は、例えばニッケル鉄合金(NiFe)などの高飽和磁束密度を有する軟磁性金属材料により構成されている。軟磁性層1は、X軸方向において磁化自由層34(後出)と重なる位置に配置されている。ここで、主面11が本発明の「第1の主面」に対応する一具体例であり、主面12が本発明の「第2の主面」に対応する一具体例であり、傾斜面13が本発明の「第1の端面」に対応する一具体例である。また、エッジEG11が本発明の「第1のエッジ」に対応する一具体例であり、エッジEG12が本発明の「第2のエッジ」に対応する一具体例である。
(軟磁性層2)
軟磁性層2は、XY面に沿って広がる主面21、XY面に沿って広がる主面22、および主面21と主面22とを繋ぎXY面に対して傾斜した傾斜面23、を含んでいる。軟磁性層2は軟磁性層1と同様にオーバーハング形状を有しており、傾斜面23は、基体としての下部電極層4から上部電極層5へ向かうにしたがいMR素子3の磁化自由層34(後出)の中心点341(後出)に近づくように延在する逆テーパ面となっている。特に、本実施の形態では、傾斜面23はMR素子3へ覆いかぶさるように延在しており、軟磁性層2の一部がMR素子3の一部(後出の磁化自由層34の一部)と厚さ方向において重なり合っている。主面21と傾斜面23とは、エッジEG21において交差している。主面22と傾斜面23とは、エッジEG22において交差している。軟磁性層2は、軟磁性層1と同様に、例えばニッケル鉄合金(NiFe)などの高飽和磁束密度を有する軟磁性金属材料により構成されている。なお、軟磁性層1の構成材料と軟磁性層2の構成材料とは実質的に同一であってもよいし、異なっていてもよい。軟磁性層2は、X軸方向においてMR素子3から見て軟磁性層1と反対側に配置されている。また、軟磁性層2は、X軸方向において磁化自由層34(後出)と重なる位置に配置されている。ここで、主面21が本発明の「第3の主面」に対応する一具体例であり、主面22が本発明の「第4の主面」に対応する一具体例であり、傾斜面23が本発明の「第2の端面」に対応する一具体例である。また、エッジEG21が本発明の「第3のエッジ」に対応する一具体例であり、エッジEG22が本発明の「第4のエッジ」に対応する一具体例である。
(MR素子3)
MR素子3は、例えば磁性層を含む複数の機能膜が積層されたスピンバルブ構造を有するCPP(Current Perpendicular to Plane)型のMR素子であり、センス電流が自らの内部を積層方向に流れるものである。具体的には、MR素子3は、図1に示したように、反強磁性層31と、一定方向に固着された磁化を有する磁化固着層32と、特定の磁化方向を発現しない中間層33と、外部磁場に応じて変化する磁化を有する磁化自由層34と、保護層35とが順に積層された積層体を含むものである。なお、反強磁性層31、磁化固着層32,中間層33、磁化自由層34および保護層35は、いずれも単層構造であってもよいし、複数層からなる多層構造であってもよい。このようなMR素子においては、その積層方向(例えばZ軸方向)と直交する膜面内(XY面内)に沿った磁束の変化に応じて抵抗変化が生じる。
反強磁性層31は、白金マンガン合金(PtMn)やイリジウムマンガン合金(IrMn)などの反強磁性材料により構成されるものである。反強磁性層31は、例えば隣接する磁化固着層32の磁化の向きと実質的に同じ方向のスピン磁気モーメントと、それと正反対の方向のスピン磁気モーメントとが完全に打ち消し合った状態にあり、磁化固着層32の磁化の向きを、一定方向へ固定するように作用する。
磁化固着層32は、例えばコバルト(Co)やコバルト鉄合金(CoFe)、コバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などの強磁性材料からなる。本実施の形態では、磁化固着層32の磁化方向はX軸方向と一致していることが望ましい。
中間層33は、MR素子3が磁気トンネル接合(MTJ:magnetic tunneling junction)素子である場合、例えば酸化マグネシウム(MgO)からなる非磁性のトンネルバリア層であり、量子力学に基づくトンネル電流が通過可能な程度に厚みの薄いものである。MgOからなるトンネルバリア層は、例えば、MgOからなるターゲットを用いたスパッタリング処理のほか、マグネシウム(Mg)の薄膜の酸化処理、あるいは酸素雰囲気中でマグネシウムのスパッタリングを行う反応性スパッタリング処理などによって得られる。また、MgOのほか、アルミニウム(Al),タンタル(Ta),ハフニウム(Hf)の各酸化物もしくは窒化物を用いて中間層33を構成することも可能である。また、MR素子3が例えばGMR(Giant Magnetoresistive)素子である場合、中間層33は銅(Cu)、ルテニウム(Ru)または金(Au)などの非磁性高導電性材料により構成される。
磁化自由層34は、X軸方向において軟磁性層1および軟磁性層2の双方と重なる位置に配置されている。磁化自由層34は軟質強磁性層であり、例えば磁化固着層32の磁化の向きと実質的に直交する磁化容易軸を有するものである。磁化自由層34は、例えばコバルト鉄合金(CoFe)、ニッケル鉄合金(NiFe)あるいはコバルト鉄ボロン合金(CoFeB)などによって構成される。本実施の形態では、磁化自由層34の磁化容易軸の方向はY軸方向と一致していることが望ましい。
保護層35は、例えばタンタル(Ta)などの非磁性導電性材料により形成されている。
(下部電極層4および上部電極層5)
下部電極層4はMR素子3の一部(例えば反強磁性層31の下面)と接するようにXY平面において延在しており、上部電極層5はMR素子3の他の一部(例えば磁化自由層34の上面)と接するようにXY平面において延在している。下部電極層4および上部電極層5は、例えば銅やアルミニウム(Al)などの、高導電性非磁性材料により形成されている。
(信号検出回路)
磁場検出装置10は、例えば図2に示した信号検出回路を有している。この信号検出回路は、例えば電圧印加部101と、MR素子3と、抵抗変化検出部102と、信号処理部103とを含んでいる。MR素子3には、電圧印加部101と、抵抗変化検出部102とが接続されている。信号処理部103は抵抗変化検出部102と接続されている。
[磁場検出装置10の詳細構成]
次に、軟磁性層1および軟磁性層2と、MR素子3との位置関係の詳細について説明する。ここで、磁化自由層34におけるX軸方向の中心点341の位置XP1と、エッジEG11のX軸方向の位置XP2との距離を距離X11とする。中心点341の位置XP1と、エッジEG12のX軸方向の位置XP3との距離を距離X12とする。本実施の形態では、距離X11が距離X12よりも小さいことが望ましい。また、磁化自由層34におけるZ軸方向の中心点341の位置ZP1と、エッジEG11のZ軸方向の位置ZP2との距離を距離Z11とする。中心点341の位置ZP1と、エッジEG12のZ軸方向の位置との距離を距離Z12とする。本実施の形態では、距離Z11は距離Z12よりも小さいことが望ましい。
また、中心点341の位置XP1と、エッジEG21のX軸方向の位置XP4との距離X21は、中心点341の位置XP1と、エッジEG22のX軸方向の位置XP5との距離X22よりも小さい。中心点341の位置ZP1と、エッジEG21のZ軸方向の位置ZP4との距離Z21は、中心点341の位置ZP1と、エッジEG22のZ軸方向の位置ZP5との距離Z22よりも小さい。さらに、エッジEG11のX軸方向の位置XP2とエッジEG21のX軸方向の位置XP4との間隔D1は、エッジEG12のX軸方向の位置XP3とエッジEG22のX軸方向の位置XP5との間隔D2よりも狭い。
また、本実施の形態では、軟磁性層1の厚さT1と、軟磁性層2の厚さT2とが実質的に等しいことが望ましい。例えば、主面11のZ軸方向の位置と主面21のZ軸方向の位置とは実質的に一致しており、主面12のZ軸方向の位置と主面22のZ軸方向の位置とは実質的に一致しているとよい。
[磁場検出装置10の作用効果]
磁場検出装置10では、図2に示した信号検出回路により、磁場検出装置10に及ぶ外部磁場に応じた出力が得られる。具体的には、上記の信号検出回路において、電圧印加部101により、下部電極層4と上部電極層5との間に所定の電圧を印加することで、そのときのMR素子3の電気抵抗に対応したセンス電流が流れる。MR素子3の電気抵抗は、MR素子3の磁化状態、すなわち、磁化固着層32の磁化の向きに対する磁化自由層34の磁化の向きによって変化する。MR素子3を流れるセンス電流は抵抗変化検出部102において検出され、抵抗変化検出部102により信号処理部103へ信号が出力される。さらに、信号処理部103において抵抗変化検出部102からの出力に基づいた信号が生成されて外部へ出力される。これにより、磁場検出装置10に及ぶ外部磁場に応じた出力が信号検出回路から得られる。
本実施の形態の磁場検出装置10では、MR素子3がX軸方向において軟磁性層1と重なる位置に配置された磁化自由層34を含んでいる。ここで、磁化自由層34における中心点341と軟磁性層1におけるエッジEG11との距離が、中心点341と軟磁性層1におけるエッジEG12との距離よりも近くなるようにした。具体的には、X軸方向の中心点341の位置XP1とX軸方向のエッジEG11の位置XP2との距離X11が、X軸方向の中心点341の位置XP1とX軸方向のエッジEG12の位置XP3との距離X12よりも小さくなるようにした。さらに、Z軸方向の中心点341の位置ZP1とZ軸方向のエッジEG11の位置ZP2との距離Z11は、Z軸方向の中心点341の位置ZP1とエッジEG12のZ軸方向の位置ZP3との距離Z12よりも小さくなるようにした。このような構造を有することにより、磁場検出装置10では、軟磁性層1および軟磁性層2を介して磁化自由層34に対し、磁束を効率的に集中させることができる。その結果、例えばX軸方向に沿った外部磁場を磁場検出装置10に対して印加すると、磁化自由層34に対し、磁束を効率的に集中させることができる。したがって、この磁場検出装置10は高い磁場検出性能を発揮することができる。
また、軟磁性層1および軟磁性層2はオーバーハング形状を有しており、傾斜面13および傾斜面23は、基体としての下部電極層4から上部電極層5へ向かうにしたがい、MR素子3へ覆いかぶさるように延在する逆テーパ面となっている。したがって、磁場検出装置10の製造の際には、MR素子3を基体としての下部電極層4の上に積層したのち、MR素子3のX軸方向の両隣に軟磁性層1および軟磁性層2を形成することができる。このため、例えば軟磁性層1および軟磁性層2の形成ののちに、それらの間にMR素子3を形成する場合と比較して、MR素子3の製造が容易であるうえ、MR素子3を構成する各層の膜質や厚さなどの均質性を高めるのに有利である。特に、軟磁性層1の一部がMR素子3の一部(後出の磁化自由層34の一部)と厚さ方向において重なり合うようにしたので、磁化自由層34と軟磁性層1のエッジEG11との距離、および軟磁性層2のエッジEG21との距離をより近づけることができる。このため、より高い密度の磁束が磁化自由層34に及ぶようになり、この磁場検出装置10は、より高い磁場検出性能を発揮することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、図3を参照して、本発明における第2の実施の形態としての磁場検出装置10Aの構成について説明する。図3は、磁場検出装置10Aの全体構成例を表す断面模式図である。
本実施の形態の磁場検出装置10Aでは、軟磁性層51および軟磁性層52をさらに有するようにしたことを除き、他は上記第1の実施の形態における磁場検出装置10と実質的に同様の構成を有する。したがって、以下の記載では、上記の相違点について主に説明し、上記第1の実施の形態における磁場検出装置10と実質的に同じ構成要素については適宜その説明を省略する。
具体的には図3に示したように、磁場検出装置10Aでは、軟磁性層51が、MR素子3とZ軸方向において重なり合う位置以外の位置であって軟磁性層1とZ軸方向において重なり合う位置に配置されている。軟磁性層51は、絶縁層7を介して上部電極層5の上に積層されている。磁場検出装置10Aではさらに、軟磁性層52が、MR素子3とZ軸方向において重なり合う位置以外の位置であって軟磁性層2とZ軸方向において重なり合う位置に配置されている。軟磁性層51と軟磁性層52とは、Z軸方向においてMR素子3を挟んで互いに反対側に位置している。軟磁性層52は、絶縁層8を介して下部電極層4の下方に設けられており、例えば基板9に埋設されている。なお、MR素子3と軟磁性層51とはX軸方向において離間しており、MR素子3と軟磁性層52とはX軸方向において離間しているとよい。また、図3に示したように、隣り合う2つのMR素子3に対し、共通の軟磁性層51を設けてもよいし、MR素子3ごとに1つの軟磁性層51を設けてもよい。軟磁性層52についても同様である。
このように、本実施の形態の磁場検出装置10Aでは、MR素子3の斜め上方に軟磁性層51を設け、MR素子3の斜め下方に軟磁性層52を設けるようにしたので、磁化自由層34が高い感度を示すX軸方向以外の方向からの外部磁場を集束させ、より高い密度の磁束を磁化自由層34に対し導くことができる。したがって、磁場検出装置10Aは、磁場検出装置10よりも高い磁場検出性能を発揮することができる。
<3.その他の変形例>
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、図1および図3では、軟磁性層1の形状および寸法と軟磁性層2の形状および寸法とが実質的に同じである場合を示したが、両者が互いに異なるようにしてもよい。また、上記実施の形態ではZ軸方向における主面11の位置とZ軸方向における主面21の位置とが一致するようにしたが、本発明ではそれらが互いに異なっていてもよい。同様に、上記実施の形態ではZ軸方向における主面12の位置とZ軸方向における主面22の位置とが一致するようにしたが、本発明ではそれらが互いに異なっていてもよい。さらに、本発明の磁場検出装置は、軟磁性層1および軟磁性層2のうちのいずれか一方のみが設けられたものであってもよい。
また、図1および図3では、MR素子3の厚さと軟磁性層1の厚さおよび軟磁性層2の厚さとが実質的にほぼ同一としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図4に示した磁場検出装置10Bのように、MR素子3の厚さを、軟磁性層1の厚さT1および軟磁性層2の厚さT2よりも薄くしてもよい。あるいは、例えば図5に示した磁場検出装置10Cのように、MR素子3の厚さを、軟磁性層1の厚さおよび軟磁性層2の厚さよりも厚くしてもよい。また、上記実施の形態では、軟磁性層1が実質的に一定の厚さT1を有し、軟磁性層2が実質的に一定の厚さT2を有するようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えば図6に示した磁場検出装置10Dのように、軟磁性層1の厚さT1および軟磁性層2の厚さT2がそれぞれX軸方向において変化するようにしてもよい。いずれにせよ、磁化自由層34がX軸方向において軟磁性層1および軟磁性層2の少なくとも一方と重なる位置に配置されていればよい。
また、上記第1の実施の形態では、磁場検出装置10が軟磁性層1、軟磁性層2およびMR素子3を1つずつ有する場合を例示したが、本発明はそれらを複数ずつ有するようにしてもよい。また、上記第2の実施の形態では、磁場検出装置10Aが軟磁性層1、軟磁性層2およびMR素子3を2つずつ有する場合を例示したが、本発明はそれらを1つずつ有するものであってもよい。
また、上記実施の形態等では、本発明の「第1の端面」の一具体例および本発明の「第2の端面」の一具体例として、エッジEG11からエッジEG12へ至るまで連続的に傾斜した傾斜面13、およびエッジEG21からエッジEG22へ至るまで連続的に傾斜した傾斜面23を例示して説明した。しかしながら、本発明の「第1の端面」は、これに限定されず、例えばその一部のみが第1の面に対して傾斜した逆テーパ面であるものであってもよい。本発明の「第2の端面」についても同様である。具体的には、本発明は、例えば図7に示した磁場検出装置10Eのように、エッジEG11からエッジEG12へ至る「第1の端面」の一部に逆テーパ面である傾斜面13Aを含み、エッジEG21からエッジEG22へ至る「第2の端面」の一部に逆テーパ面である傾斜面23Aを含むものであってもよい。
また、上記第2の実施の形態における磁場検出装置10Aでは、MR素子3の斜め上方に軟磁性層51を設けると共にMR素子3の斜め下方に軟磁性層52を設けるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば軟磁性層51を設けずにMR素子3の斜め下方に軟磁性層52を設けるようにしてもよいし、軟磁性層52を設けずにMR素子3の斜め上方に軟磁性層51を設けるようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態における磁場検出装置10Aでは、軟磁性層51が、MR素子3とZ軸方向において重なり合う位置以外の位置であって軟磁性層1とZ軸方向において重なり合う位置に配置されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば軟磁性層51はMR素子3の磁化自由層34の中心点341(図1など)とZ軸方向において重なり合う位置以外の位置に設けられていればよい。したがって、Z軸方向において、磁化自由層34の一部と軟磁性層51とが重なり合っていてもよい。また、軟磁性層51は、軟磁性層1とZ軸方向において重なり合う位置以外の位置に配置されていてもよい。軟磁性層52とMR素子3との位置関係、および軟磁性層52と軟磁性層2との位置関係についても同様である。
また上記実施の形態等では、磁気検出素子としてスピンバルブ構造を有するCPP型MR素子を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。磁気検出素子として例えばCIP(Current in Plane)型MR素子や磁気トンネル接合(MTJ素子)素子を用いてもよいし、MR素子以外の、感磁方向がX軸方向である磁気検出素子(例えばホール素子)などのセンサを用いてもよい。
1,2,51,52…軟磁性層、11,12,21,22…主面、13,23…傾斜面、3…磁気抵抗効果素子、31…反強磁性層、32…磁化固着層、33…中間層、34…磁化自由層、35…保護層、4…下部電極層、5…上部電極層、6,7,8…絶縁層、9…基板、10…磁場検出装置。

Claims (14)

  1. 基体と、
    前記基体の上に設けられ、第1の面に沿って広がる第1の主面、前記第1の面に沿って広がる第2の主面、および前記第1の主面と前記第2の主面とを繋ぐ第1の端面、を含む第1のヨークと、
    前記基体の上に設けられ、前記第1の面に沿った第1の方向において前記第1のヨークと重なる位置に配置された磁化自由層を含む磁気抵抗効果素子と、
    前記基体の上の、前記第1の方向において前記磁気抵抗効果素子から見て前記第1のヨークと反対側であって前記第1の方向において前記磁化自由層と重なる位置に配置され、前記第1の面に沿って広がる第3の主面、前記第1の面に沿って広がる第4の主面、および前記第3の主面と前記第4の主面とを繋ぐ第2の端面、を含む第2のヨークと、
    前記磁気抵抗効果素子と前記第1のヨークとの間および前記磁気抵抗効果素子と前記第2のヨークとの間に設けられた絶縁層と
    を有し、
    前記第1の端面は、前記第1の面と直交する第2の方向において前記基体から離れるほど前記磁化自由層における中心点に近づくように延在すると共に前記第1の面に対して傾斜した第1の逆テーパ面を含み、
    前記磁化自由層における前記中心点と前記第1の主面および前記第1の端面が交差する第1のエッジとの距離が、前記磁化自由層における前記中心点と前記第2の主面および前記第1の端面が交差する第2のエッジとの距離よりも近く、
    前記第2の端面は、前記基体から離れるほど前記磁化自由層における前記中心点に近づくように延在すると共に前記第1の面に対して傾斜した第2の逆テーパ面を含み、
    前記磁化自由層における前記中心点と前記第3の主面および前記第2の端面が交差する第3のエッジとの距離が、前記磁化自由層における前記中心点と前記第4の主面および前記第2の端面が交差する第4のエッジとの距離よりも近い
    磁場検出装置。
  2. 前記磁化自由層における前記中心点の前記第1の方向の位置と、前記第1のエッジの前記第1の方向の位置との第1の距離は、前記磁化自由層における前記中心点の前記第1の方向の位置と、前記第2のエッジの前記第1の方向の位置との第2の距離よりも小さく、
    前記磁化自由層における前記中心点の前記第2の方向の位置と、前記第1のエッジの前記第2の方向の位置との第3の距離は、前記磁化自由層における前記中心点の前記第2の方向の位置と、前記第2のエッジの前記第2の方向の位置との第4の距離よりも小さい
    請求項1記載の磁場検出装置。
  3. 前記磁化自由層における前記中心点の前記第1の方向の位置と、前記第3のエッジの前記第1の方向の位置との第5の距離は、前記磁化自由層における前記中心点の前記第1の方向の位置と、前記第4のエッジの前記第1の方向の位置との第6の距離よりも小さく、
    前記磁化自由層における前記中心点の前記第2の方向の位置と、前記第3のエッジの前記第2の方向の位置との第7の距離は、前記磁化自由層における前記中心点の前記第2の方向の位置と、前記第4のエッジの前記第2の方向の位置との第8の距離よりも小さく、
    前記第1のエッジの前記第1の方向の位置と前記第3のエッジの前記第1の方向の位置との第1の間隔は、前記第2のエッジの前記第1の方向の位置と前記第4のエッジの前記第1の方向の位置との第2の間隔よりも狭い
    請求項1または請求項2記載の磁場検出装置。
  4. 前記磁気抵抗効果素子の厚さと前記第1のヨークの厚さと前記第2のヨークの厚さとが、実質的に等しい
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  5. 前記第1の主面における前記第2の方向の位置と前記第3の主面における前記第2の方向の位置とは実質的に一致しており、
    前記第2の主面における前記第2の方向の位置と前記第4の主面における前記第2の方向の位置とは実質的に一致している
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  6. 前記磁化自由層は、前記第1のヨークの一部および前記第2のヨークの双方と前記第2の方向において重なり合う位置に配置されている
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  7. 前記第2の方向において前記磁化自由層における前記中心点と重なり合う位置以外の位置に配置された第3のヨークをさらに有する
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  8. 前記第3のヨークは、前記第1のヨークと前記第2の方向において重なり合う位置に配置されている
    請求項に記載の磁場検出装置。
  9. 前記磁気抵抗効果素子と前記第3のヨークとは、前記第1の方向において離間している
    請求項に記載の磁場検出装置。
  10. 前記第2の方向において前記磁化自由層における前記中心点と重なり合う位置以外の位置に配置された第3のヨークおよび第4のヨークをさらに有する
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  11. 前記第3のヨークは、前記第1のヨークと前記第2の方向において重なり合う位置に配置されており、
    前記第4のヨークは、前記第2のヨークと前記第2の方向において重なり合う位置に配置されている
    請求項10に記載の磁場検出装置。
  12. 前記第3のヨークと前記第4のヨークとは、前記第2の方向において前記磁気抵抗効果素子を挟んで互いに反対側に位置する
    請求項10または請求項11に記載の磁場検出装置。
  13. 前記磁気抵抗効果素子と前記第3のヨークとは前記第1の方向において離間しており、
    前記磁気抵抗効果素子と前記第4のヨークとは前記第1の方向において離間している
    請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
  14. 前記磁化自由層は、前記第1の面に沿って広がっている
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の磁場検出装置。
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